JP6199349B2 - 営業支援用コンピュータプログラム、営業支援用アプリケーションプログラム、営業支援システム及びその制御方法 - Google Patents

営業支援用コンピュータプログラム、営業支援用アプリケーションプログラム、営業支援システム及びその制御方法 Download PDF

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Description

本発明は、営業支援用コンピュータプログラム、営業支援用アプリケーションプログラム、営業支援システム及びその制御方法に関する。
いわゆるルート営業(「ルートセールス」とも呼ばれる)は、自社の取引先を定期的又は非定期的に訪問し、既存顧客の維持を図るとともに、新たな商談機会を得るための営業形態のひとつである。かかるルート営業は、新規開拓営業や個別案件型営業とは異なり、既存顧客に対するフォローやサポート等(以下単に「フォロー」という)を行い、顧客あたりの売上単価を向上させる活動と言える。
このルート営業として、例えば、特許文献1には,営業担当者が、マニュアル等に従って、訪問対象を定期的(例えば月に等間隔で数回等)かつ形式的に巡回訪問するといった手法が記載されている。
特開2003−99092号公報(例えば段落0024等)
ところで、顧客へ納入又は貸与した商品、商材、装置、システム等の販売実績や稼働状況によっては、フォローが殆ど必要のない顧客と、逆に頻繁かつ丁寧なフォローが必要な顧客が存在し得る。したがって、両者を区別することなく例えば同じ頻度で定期的かつ形式的に訪問営業することは、営業効率、営業効果、及び顧客満足度の低下を招くおそれがある。
かかる不都合を解消するには、例えば、顧客が店舗で使用している装置やシステム等(以下「顧客装置」という)の操作履歴を分析することにより、フォローが必要な顧客又はその店舗(以下まとめて「顧客」という)を抽出又は選別し、その結果を営業担当者が識別できるように地図上に表示した言わば「営業支援地図」を作成して活用することが有用と考えられる。営業担当者は、かかる「営業支援地図」がアップロードされているウェブサイトに外出先や営業所からアクセスし、自分の担当地域や現在地の近傍にフォローの必要性が高い顧客が存在するか否かを確認することができる。
しかし、顧客のなかには、顧客装置の操作方法を十分に理解しておらず、或いは、顧客装置の取り扱いに不慣れであって、今まさに顧客装置の操作に困惑しており今すぐにヘルプ(支援や救援)が必要な顧客が存在することも想定される。これに対し、上述した「営業支援地図」を作成するには、ある一定期間における顧客装置の操作履歴の分析が必要となるため、顧客装置の操作に窮して困っている顧客をリアルタイムで抽出又は選別することは難しい。したがって、「営業支援地図」のような有用な営業ツールを用いたとしても、緊急的なヘルプを必要としている顧客に対する迅速かつ十分なフォローを行うことは極めて困難である。
そこで、本発明は、かかる事情に鑑みてなされたものであり、顧客が顧客装置の操作に困っているか否かをリアルタイムで検知することができ、これにより、緊急的なヘルプを必要としている顧客に対する迅速かつ十分なフォロー行動を可能ならしめる営業支援用コンピュータプログラム、営業支援用アプリケーションプログラム、営業支援システム及びその制御方法を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明の一態様による営業支援用コンピュータプログラムは、コンピュータ(単数又は単一種に限られず、複数又は複数種でもよい;以下同様)を、ネットワークを介して顧客による顧客装置の操作履歴に関する情報を収集する情報収集部、その操作履歴に基づいて顧客による顧客装置の操作状況を適時に分析する状況分析部、及び、その操作状況に基づいて顧客に対する緊急的なフォローの要否を適時に判定するフォロー要否判定部として機能させるものである。
また、フォロー要否判定部が、顧客装置の操作に対する顧客の困惑度を算定してもよい。この場合、フォロー要否判定部は、その顧客の困惑度に基づいて顧客に対する緊急的なフォローの要否を判定するようにしてもよい。
また、フォロー要否判定部が、上記操作履歴から顧客による実際の操作処理結果を抽出し、その実際の操作処理結果に基づいて、及び/又は、その実際の操作処理結果と、顧客装置において想定される正常な(適正な)操作処理とを比較することにより、顧客に対する緊急的なフォローの要否を判定し、及び/又は、顧客の困惑度を算定するように構成してもよい。
さらに、コンピュータを、緊急的なフォローが必要と判定された顧客に対するフォローの指令を営業担当者に通知する、又は、緊急的なフォローが必要と判定された顧客に対して直接的に又は間接的にフォローの内容を通知する、通知部として機能させてもよい。この場合、通知部は、顧客の位置情報及び複数の営業担当者の位置情報に基づいて、上記指令を通知する営業担当者を決定するようにしてもよい。
また、本発明の一態様による営業支援用アプリケーションプログラムは、営業担当者が使用するコンピュータを、本発明の一態様による営業支援用コンピュータプログラムによって実現される上記通知部から通知されるフォローの指令を営業担当者に認識させるフォロー指令認識部として機能させるものである。
また、本発明の一態様による営業支援システムは、ネットワークを介して顧客による顧客装置の操作履歴に関する情報を収集する情報収集部と、操作履歴に基づいて顧客による顧客装置の操作状況を適時に分析する状況分析部と、操作状況に基づいて顧客に対する緊急的なフォローの要否を適時に判定するフォロー要否判定部とを備える。
また、本発明の一態様による情報収集部、状況分析部、及びフォロー要否判定部を備える営業支援システムの制御方法は、情報収集部により、ネットワークを介して顧客による顧客装置の操作履歴に関する情報を収集し、状況分析部により、操作履歴に基づいて顧客による顧客装置の操作状況を適時に分析し、フォロー要否判定部により、操作状況に基づいて顧客に対する緊急的なフォローの要否を適時に判定する。
本発明によれば、顧客装置の操作履歴から顧客による顧客装置の操作状況を適時に分析し、それに基づいて、顧客に対する緊急的なフォローの要否を適時にかつリアルタイムで判定することができるので、かかる顧客に対する迅速かつ十分なフォローを行うことが可能となる。換言すれば、顧客が顧客装置の操作に困っているか否かをリアルタイムで検知することができ、これにより、緊急的なヘルプを必要としている顧客に対する迅速かつ十分なフォロー行動が可能となる。また、これらにより、営業効率、顧客満足度、及び営業効果を高めることができ、既存顧客の維持のみならず新規の取引獲得の機会をも増大させることができる。
本発明による営業支援システムに係るネットワーク構成等の好適な一実施形態を概略的に示すシステムブロック図である。 本発明による営業支援システムにおけるサーバ装置の構成の一例を概略的に示すシステムブロック図である。 本発明による営業支援システムにおける顧客装置(レジスタ装置)の構成の一例を概略的に示すシステムブロック図である。 本発明による営業支援システムにおけるユーザ装置(ユーザ端末)の構成の一例を概略的に示すシステムブロック図である。 本発明による営業支援システムにおける処理の流れ(一部)の一例を示すフローチャートである。
以下、本発明の実施の形態について詳細に説明する。なお、以下の実施の形態は、本発明を説明するための例示であり、本発明をその実施の形態のみに限定する趣旨ではない。また、本発明は、その要旨を逸脱しない限り、さまざまな変形が可能である。さらに、当業者であれば、以下に述べる各要素を均等なものに置換した実施の形態を採用することが可能であり、かかる実施の形態も本発明の範囲に含まれる。またさらに、必要に応じて示す上下左右等の位置関係は、特に断らない限り、図示の表示に基づくものとする。さらにまた、図面における各種の寸法比率は、その図示の比率に限定されるものではない。
図1は、本発明による営業支援システムに係るネットワーク構成等の好適な一実施形態を概略的に示すシステムブロック図である。営業支援システム100は、複数の顧客Sのそれぞれに配備された単数又は複数のレジスタ装置20(顧客装置)と、それらのレジスタ装置20にネットワークNを介して接続されたサーバ装置10を備える。
サーバ装置10は、営業支援システム100の機能の一部を有するネットワークノードであり、例えば、演算処理能力の高いホストコンピュータによって構成され、そのホストコンピュータにおいて所定のサーバ用プログラムが動作することにより、サーバ機能を発現するものである。
本実施形態では、サーバ装置10は、複数の顧客Sに配備されたレジスタ装置20から送信されるレジスタ担当者による操作履歴に関する情報(ログイン、ログアウト、各種設定、エラー通知、会計処理等)を記憶し、かつ、その操作履歴に関する情報に基づいてレジスタ装置20の操作状況を適時に分析し、さらに、その分析結果に基づいて顧客Sに対する緊急的なフォローの要否を適時に判定し、かつ、必要に応じてレジスタ装置20の操作におけるレジスタ担当者の困惑度を適時に算定する装置である。また、サーバ装置10は、その顧客Sに対するフォローを喚起する指令を、営業担当者が所持するユーザ端末30(情報端末装置)へネットワークNを介して通知し、或いは、顧客Sに対して電子メールや電子メッセージ等を使用して直接的に又はコールセンター40等からの電話等を介して間接的にフォローの内容(レジスタ装置20の各種操作方法のチュートリアル等)を通知する。
また、ネットワークNは、例えば、有線ネットワーク(近距離通信網(LAN)、広域通信網(WAN)、又は付加価値通信網(VAN)等)と無線ネットワーク(移動通信網、衛星通信網、ブルートゥース(Bluetooth:登録商標)、WiFi(Wireless Fidelity)、HSDPA(High Speed Downlink Packet Access)等)が混在して構成される通信網である。
一方、レジスタ装置20は、キャッシュレジスタ機能を有する装置(デバイス、機器、端末、システムを含む)であり、その形態に特に制限はない。より具体的な例としては、POSレジスタ(POS機能が一体化されたレジスタのみならず、POS機能を有するデバイスとキャッシュレジスタ装置を備えるレジスタシステム等も含む)、POS機能を実現するためのアプリケーションソフトがインストールされた装置、クラウドに保存されたPOS機能を実現するためのアプリケーションソフトやウェブ上で提供されるPOS機能を有するシステムを実行する装置等が挙げられる。更なる具体例として、本実施形態においては、タッチパネル等のユーザインターフェイス及び視認性が高いディスプレイを採用し,かつ、ネットワークNとの通信機能を有する(この点においてネットワークノードのひとつと言える)タブレット型端末(スマートフォンに代表される携帯電話を含む)に、POSアプリケーションソフトがインストールされた可搬型の情報端末装置を、レジスタ装置20として想定する。
他方、ユーザ端末30は、上述の如く、サーバ装置10から送信される通知を受信するためのネットワークノードのひとつであり、例えばユーザである営業担当者が使用する汎用の通信端末装置によって構成される。より具体的には、ユーザ端末30も、レジスタ装置20と同様のタブレット型端末であり、サーバ装置10から受信した通知を視聴するためのアプリケーションソフトの他、必要に応じて、レジスタ装置20と同じPOSアプリケーションソフト、レジスタ操作のチュートリアルソフト等がインストールされていてもよい。
また、コールセンター40は、それ自体が本実施形態の営業支援システム100に必須の構成ではないが、上述の如く、顧客Sに対してフォローの電話等をかける際に有用であり、顧客に電話によってフォロー内容を伝えるオペレータ等の人的資源を備えている。
図2は、サーバ装置10の構成の一例を概略的に示すシステムブロック図である。同図に示す如く、サーバ装置10は、プロセッサ11、通信インターフェイス12、及び記憶資源13を備える。
プロセッサ11は、算術演算、論理演算、ビット演算等を処理する算術論理演算ユニット及び各種レジスタ(プログラムカウンタ、データレジスタ、命令レジスタ、汎用レジスタ等;レジスタ装置20とは異なる)から構成され、記憶資源13に格納されているプログラムP10を解釈及び実行し、所定の演算処理結果を出力する。
通信インターフェイス12は、ネットワークNを介してレジスタ装置20及び/又はユーザ端末30に接続するためのハードウェアモジュールであり、例えば、ISDNモデム、ADSLモデム、ケーブルモデム、光モデム、ソフトモデム等の変調復調装置である。
記憶資源13は、例えば、物理デバイス(ディスクドライブ又は半導体メモリ等のコンピュータ読み取り可能な記録媒体等)の記憶領域が提供する論理デバイスである。この場合、複数の物理デバイスが1つの論理デバイスにマッピングされていてもよく、或いは1つの物理デバイスが複数の論理デバイスにマッピングされていてもよい。さらに、この記憶資源13には、各レジスタ装置20からの情報送信履歴やユーザ端末30のアクセス履歴に関するログ等が保存されてもよい。
プログラムP10は、複数のレジスタ装置20から送信されてくる操作履歴に関する情報を用いた一連の情報処理(情報の分類、加工、分析、解析等)を行うためのプログラムであり、サーバ装置10のメインプログラム(上述したサーバ用プログラム等)の動作中に適宜呼び出されて実行される複数のソフトウェアモジュールを備える。かかるソフトウェアモジュールは、それぞれ特定の処理を実行するためにモジュール化されたサブプログラムであり、例えば、プロシージャ、サブルーチン、メソッド、関数、及びデータ構造等を用いて作成されたものである。なお、「モジュール」とは、その部分だけでコンパイル可能な単位を示す(但しこれに制限されない)。
より具体的には、プログラムP10は、レジスタ装置20から取得した情報について種々の制御演算処理を行う制御モジュール14、及び、制御モジュール14による処理結果に基づいて、ユーザ端末30、コールセンター40、顧客S等に通知するテキスト、画像、音声データ等の生成やそれらの表示又は再生処理を行うモジュール(以下まとめて「画像モジュール15」という)、及び、通信インターフェイス12を通してネットワークNとの通信処理等を行う通信モジュール16を備える。なお、記憶資源13には、制御モジュール14が種々の制御演算処理を行う際に必要なパラメータ、画像モジュール15が各種データ生成やその表示再生処理を行うのに必要なパラメータといった演算パラメータが記憶されていてもよい。
図3は、レジスタ装置20の構成の一例を概略的に示すシステムブロック図である。前述のとおり、本実施形態におけるレジスタ装置20は、タブレット型端末にPOSアプリケーションソフトがインストールされた可搬型の情報端末装置であり、プロセッサ21、記憶資源22、音声出力デバイス23、通信インターフェイス24、入力デバイス25、表示デバイス26、カメラ27を備える。
プロセッサ21は、算術論理演算ユニット及び各種レジスタ(プログラムカウンタ、データレジスタ、命令レジスタ、汎用レジスタ等;レジスタ装置20とは異なる)から構成される。また、プロセッサ21は、記憶資源22に格納されているプログラムP20であるPOSアプリケーションソフトを解釈及び実行し、入力デバイス25に入力された操作情報に従って顧客Sによる会計処理等を行うとともに、その操作履歴全般に関する情報をネットワークN経由でサーバ装置10へ送信する。また、プロセッサ21は、サーバ装置10から顧客Sの専用アカウントへ送信された通知(電子メールや電子メッセージ等)のテキストデータや画像データを表示デバイス26へ表示させ、又は、音声データを音声出力デバイス23で再生する。
なお、POSアプリケーションソフトは、例えばサーバ装置10からネットワークNを通じて配信可能なものであり、レジスタ装置20が顧客Sに納品又は貸与される前にレジスタ装置20にインストールされていてもよいし、納品又は貸与された後に顧客Sの管理者や従業員等によって、或いは、自動的にインストール及びアップデートされてもよい。
記憶資源22は、物理デバイス(例えば、ディスクドライブ又は半導体メモリ等のコンピュータ読み取り可能な記録媒体)の記憶領域が提供する論理デバイスであり、レジスタ装置20の処理に用いられるオペレーティングシステムプログラム、ドライバプログラム、各種データ等を格納する。ドライバプログラムとしては、例えば、入力デバイス25を制御するための入力デバイスドライバプログラムや、音声出力デバイス23及び表示デバイス26を制御するための出力デバイスドライバプログラム等が挙げられる。
音声出力デバイス23は、例えば、一般的なサウンドデータを再生可能なサウンドプレイヤである。
通信インターフェイス24は、サーバ装置10との接続インターフェイスを提供するものであり、無線通信インターフェイス及び/又は有線通信インターフェイスから構成される。
入力デバイス25は、レジスタ入力操作を受け付けるインターフェイスを提供するものであり、タッチパネル、キーボード、マウス、情報コードリーダー等を例示することができる。
表示デバイス26は、レジスタ操作用の画像表示インターフェイス、及び、レジスタ装置20に記憶された情報を閲覧するための画像表示インターフェイスを顧客Sの管理者やレジスタ担当の従業員等に提供するものであり、例えば、有機ELディスプレイ、液晶ディスプレイ、CRTディスプレイ等が挙げられる。
カメラ27は、例えば会計処理において商品等に付された情報コードや商品等自体の静止画像を撮像するためのものである。
図4は、ユーザ端末30の構成の一例を概略的に示すシステムブロック図である。前述のとおり、本実施形態では、ユーザ端末30は、レジスタ装置20と同様のタブレット型端末であり、レジスタ装置20と同等のシステム構成(物理構成)を有している。すなわち、ユーザ端末30は、プロセッサ31、記憶資源32、音声出力デバイス33、通信インターフェイス34、入力デバイス35、表示デバイス36、及びカメラ37を備える。
プロセッサ31は、プロセッサ21と同様に構成されており、サーバ装置10から送信される通知を受信し、記憶資源32に格納されているプログラムP30であるアプリケーションソフトを解釈及び実行して、各種のテキストデータや画像データを表示デバイス36へ表示させ、又は、各種の音声データを音声出力デバイス23で再生する。
記憶資源32は、記憶資源22と同様に構成されており、ユーザ端末30の処理に用いられるオペレーティングシステムプログラム、ドライバプログラム、各種データ等を格納する。ドライバプログラムとしては、例えば、入力デバイス35を制御するための入力デバイスドライバプログラムや、音声出力デバイス33及び表示デバイス36を制御するための出力デバイスドライバプログラム等が挙げられる。
音声出力デバイス33は、音声出力デバイス23と同様に、例えば、一般的なサウンドデータを再生可能なサウンドプレイヤである。
通信インターフェイス34は、通信インターフェイス24と同様に、サーバ装置10との接続インターフェイスを提供するものであり、無線通信インターフェイス又は有線通信インターフェイスから構成される。
入力デバイス35は、ユーザ端末30に記憶された情報にアクセスするための入力操作を受け付けるインターフェイスを提供するものであり、タッチパネル、キーボード、マウス等を例示することができる。
表示デバイス36は、ユーザ端末30に記憶された情報を閲覧するための画像表示インターフェイスをユーザ(営業担当者)に提供するものであり、例えば、有機ELディスプレイ、液晶ディスプレイ、CRTディスプレイ等が挙げられる。カメラ37は、カメラ27と同様に、必要に応じて例えば商品等に付された情報コードや商品等自体の静止画像を撮像するためのものである。
以上のとおり構成された営業支援システム100における動作手順の一例について、図5を用いて更に説明する。図5は、営業支援システム100における処理の流れ(一部)の一例を示すフローチャートである。
<ステップS1:レジスタ装置20の操作履歴に関する情報の収集>
まず、顧客Sのレジスタ担当者がレジスタ装置20を作動させ(処理開始)、レジスタ装置20のプロセッサ21においてプログラムP20を(POSアプリケーションソフト)を起動する。レジスタ装置20の表示デバイス26には、例えばPOSシステムへのログイン(サインイン)画面が表示され、レジスタ担当者は、ログインに必要な情報を入力する。
また、ログインに先立って、或いは、ログイン完了後、各種の設定メニュー(例えば、POSシステム設定、機器設定、画面設定、アカウント設定、セキュリティ設定、商品リスト設定、会計処理設定等)を選択するためのアイコンやボタン等が表示デバイス26に表示される。レジスタ担当者は、必要に応じて、それらの設定メニューの中から目的のものを選択し、各種の設定を行うことができる。それらの必要な設定が完了してから、或いは、それらの設定が既に完了している場合、レジスタ担当者は、表示デバイス26の画面を商品等の会計処理メニューに切り替え、レジスタ装置20の入力デバイス25を操作して商品等の会計処理を行うことができる。
このとき、レジスタ装置20のプロセッサ21は、レジスタ担当者による入力デバイス25からの入力操作履歴や表示デバイス26における画面遷移履歴の情報を、リアルタイムで通信インターフェイス24を用いてサーバ装置10へ逐次送信する。すなわち、プロセッサ21は、POSシステムへの最初のログイン画面におけるレジスタ担当者の入力操作、各種設定における入力操作、商品等の会計処理における入力操作、及び、それらの各種操作における画面遷移といった操作履歴に関する情報をリアルタイムでサーバ装置10へ送信する。サーバ装置10のプロセッサ11は、通信インターフェイス12を用いてその情報を受信することにより、レジスタ装置20の操作履歴に関する情報を収集し、それを記憶資源13に記憶する(ステップS1)。このとおり、プロセッサ11が「情報収集部」として機能する。
それから、サーバ装置10のプロセッサ11が、プログラムP10の制御モジュール14を呼び出し、記憶資源13に記憶したレジスタ装置20の操作履歴に基づいて、顧客によるレジスタ装置20の操作状況を適時に分析するため、例えば以下に示す情報解析及び演算処理をリアルタイムで行う。このとおり、プロセッサ11は「状況分析部」としても機能する。
<ステップS2:操作履歴から顧客による実際の操作処理結果の抽出>
ここで、サーバ装置10のプロセッサ11は、レジスタ担当者によるレジスタ装置20の操作履歴から、予め定めておいた所定の操作について実際に行われた操作処理の結果を抽出する(ステップS2)。
具体的には、例えば「ログイン」という操作について、レジスタ担当者が行った操作処理の結果として、「ログイン成功」、「所定回数未満のエラーを伴ったログイン」、「所定回数以上のエラーを伴ったログイン」、「複数回のログイン失敗」、「ログインに要した時間が所定時間未満」、「ログインに要した時間が所定時間以上」等が操作履歴に認められた場合、それらの操作処理結果を抽出し、記憶資源13に記憶する。
また、各種の「設定」という操作について、レジスタ担当者が行った操作処理の結果として、「設定メニューにおける滞留時間が所定時間未満」、「設定メニューにおける滞留時間が所定時間以上」、「同種の設定メニューの表示回数が所定回未満」、「同種の設定メニューの表示回数が所定回以上」等が操作履歴に認められた場合、それらの操作処理結果を抽出し、記憶資源13に記憶する。
さらに、各種の「処理」(会計処理等)という操作について、レジスタ担当者が行った操作処理の結果として、「処理時間が所定時間未満」、「処理時間が所定時間以上」、「エラー表示回数が所定回未満」、「エラー表示回数が所定回以上」等が操作履歴に認められた場合、それらの操作処理結果を抽出し、記憶資源13に記憶する。
<ステップS3:顧客に対する緊急的なフォロー要否の判定>
(実際の操作処理結果自体に基づく判定)
次に、サーバ装置10のプロセッサ11は、上記抽出された実際の操作処理結果に基づいて、顧客Sに対する緊急的なフォローの要否を判定する(ステップS31)。ここでは、例えば、以下に説明する各種の「フラグ」が立てられた場合に、プロセッサ11はその顧客Sに対する緊急的なフォローが必要であると判定する。このとおり、プロセッサ11は「フォロー要否判定部」としても機能する。
具体的には、プロセッサ11は、「ログイン」という操作について、「所定回数以上のエラーを伴ったログイン」、「複数回のログイン失敗」、「ログインに要した時間が所定時間以上」といった操作処理結果が抽出された場合、その顧客Sのレジスタ担当者がログイン操作に困っていると判定し、その顧客Sに関連付けて所定のフラグ(ここでは「ログインフラグ」と呼ぶ)を立てる。
また、プロセッサ11は、各種の「設定」という操作について、「設定メニューにおける滞留時間が所定時間以上」、「同種の設定メニューの表示回数が所定回以上」といった操作処理結果が抽出された場合、その顧客Sのレジスタ担当者が設定操作に困っていると判定し、その顧客Sに関連付けて所定のフラグ(ここでは「設定フラグ」と呼ぶ)を立てる。
さらに、プロセッサ11は、各種の「処理」(会計処理等)という操作について、「処理時間が所定時間以上」、「エラー表示回数が所定回以上」といった操作処理結果が抽出された場合、その顧客Sのレジスタ担当者が会計処理等の操作に困っていると判定し、その顧客Sに関連付けて所定のフラグ(ここでは「処理フラグ」と呼ぶ)を立てる。
プロセッサ11は、上記のログインフラグ、設定フラグ、及び処理フラグが設定された顧客Sについて、レジスタ装置20の操作のうちそれらのフラグに係る操作において顧客Sが困惑していると判断し、その顧客Sに対する緊急的なフォローが必要であると判定することができる。
(実際の操作処理結果と想定される正常な操作処理との比較による判定)
或いは、サーバ装置10のプロセッサ11は、上記抽出された実際の操作処理結果に基づく判定に代えて、或いは、それに加えて、実際の操作処理結果と、レジスタ装置20において想定される正常な(適正な、或いは、許容される)操作処理との比較による判定を行う(ステップS32)。
具体的には、プロセッサ11は、「ログイン」という操作について、失敗回数(エラー回数)が3回程度までは正常な操作処理であると想定し、実際の操作処理結果が3回以上の失敗(エラー)を伴っていた場合、その顧客Sのレジスタ担当者がログイン操作に困っていると判断し、その顧客Sに関連付けてログインフラグを立てる。
また、プロセッサ11は、各種の「設定」という操作について、設定メニューにおける滞留時間が10分程度までは正常な操作処理であると想定し、実際の操作処理結果が10分以上の滞留時間であった場合、その顧客Sのレジスタ担当者が設定操作に困っていると判断し、その顧客Sに関連付けて設定フラグを立てる。
さらに、プロセッサ11は、各種の「処理」という操作について、エラー表示回数が3回程度までは正常な操作処理であると想定し、実際の操作処理結果が3回以上のエラー表示であった場合、その顧客Sのレジスタ担当者がその処理操作に困っていると判断し、その顧客Sに関連付けて処理フラグを立てる。
この場合においても、プロセッサ11は、上記のログインフラグ、設定フラグ、及び処理フラグが設定された顧客Sについて、レジスタ装置20の操作のうちそれらのフラグに係る操作において顧客Sが困惑していると判断し、その顧客Sに対する緊急的なフォローが必要であると判定することができる。
<ステップS4:顧客の困惑度の算定>
また、サーバ装置10のプロセッサ11は、顧客Sに対する緊急的なフォロー要否の判定に代えて、或いは、それに加えて、レジスタ装置20の操作に対する顧客Sの困惑度を算定する(ステップS4)。
具体的には、プロセッサ11は、「ログイン」という操作について、許容される失敗回数(エラー回数)を予め3回と設定しておき、実際の操作処理結果における失敗回数(エラー回数)がN回であった場合、その顧客Sのレジスタ担当者のログイン操作における困惑度をN/3として算定する。例えば、N=1では困惑度=1/3=0.33と算定し、N=5では困惑度=5/3=1.7と算定する。
また、プロセッサ11は、各種の「設定」という操作について、設定メニューにおいて許容される滞留時間を予め10分と設定しておき、実際の操作処理結果における滞留時間がT分であった場合、その顧客Sのレジスタ担当者の設定操作における困惑度をT/3として算定する。例えば、T=1では困惑度=1/10=0.1と算定し、T=15では困惑度=15/10=1.5と算定する。
さらに、プロセッサ11は、各種の「処理」という操作について、許容されるエラー表示回数を予め3回と設定しておき、実際の操作処理結果におけるエラー表示回数がH回であった場合、その顧客Sのレジスタ担当者の処理操作における困惑度をH/3として算定する。例えば、H=2では困惑度=2/3=0.67となり、H=6では困惑度=6/3=2.0と算定する。
プロセッサ11は、こうして算定された困惑度を、緊急的なフォローが必要であると判定された顧客Sに対する後述するフォローの指令に含めて営業担当者のユーザ端末30へ通知してもよい。また、ここで算定された顧客Sの困惑度に基づいて、例えば、困惑度が所定の値(例えば「1」)を超える場合に、その顧客Sに対する緊急的なフォローが必要であると判定することもできる。
<ステップS5:顧客に対するフォローの指令を営業担当者へ通知>
次いで、サーバ装置10のプロセッサ11は、緊急的なフォローが必要と判定された顧客Sに対するフォローの指令を営業担当者に通知する(ステッS5;図1に模式的に示す経路K1)。この場合、フォローの指令を通知する対象の営業担当者は、その顧客を主として担当している者を選定することができる。或いは、その顧客Sの位置情報(レジスタ装置20からネットワークNを介して取得可能)及び複数の営業担当者の位置情報(営業担当者が使用するユーザ端末30からネットワークNを介して取得可能)に基づいて、その顧客Sの比較的近傍に(近隣に)いる者を選定することもできる。このとおり、プロセッサ11は「通知部」としても機能する。
ここで、フォロー指令の通知方法としては、特に制限されず、ユーザ端末30へのプッシュ通知、電子メールや電子メッセージの送信等が挙げられる。また、フォローの指令には、顧客Sの情報(所在地、連絡先、地図、経路等)、上述した顧客Sが困っている操作のフラグ、顧客Sの困惑度の算定値といった付加的な情報を含めてももちろんよい。
また、この場合、ユーザ端末30の記憶資源32に格納されているプログラムP30として、サーバ装置10から送信されてくる上記プッシュ通知、電子メール、電子メッセージ等を受信し、プロセッサ31により、その内容のテキストデータや画像データを表示デバイス36に表示し、及び/又は、音声データを音声出力デバイス33で再生するアプリケーションソフト(営業支援用コンピュータプログラム)をユーザ端末30にインストールしておいてもよい。このとおり、プロセッサ31が、「通知部から通知されるフォローの指令を営業担当者に認識させるフォロー指令認識部」として機能する。
<ステップS6及びS7:顧客に対するフォローの内容の通知>
或いは、サーバ装置10のプロセッサ11は、上記の顧客に対するフォローの指令を営業担当者(のユーザ端末30)へ通知する代わりに、或いは、それに加えて、緊急的なフォローが必要と判定された顧客Sに対して直接的に又は間接的にフォローの内容を通知してもよい。
この場合、直接的な通知としては、その顧客Sに対するフォローの内容(顧客Sが困っている操作のチュートリアル等)を電子メールや電子メッセージ等で送信する(ステップS6;図1に模式的に示す経路K2)例が挙げられる。また、間接的な通知としては、一旦、電話オペレータ等を擁するコールセンター40に、顧客Sに対するフォローの指令をプッシュ通知や電子メール及び電子メッセージ等で送信する。それから、そのフォローの指令に基づいて、その顧客Sに対するフォローの内容(顧客Sが困っている操作のチュートリアル等)をオペレータから電話等によって伝えることにより支援を行う例が挙げられる(ステップS7;図1に模式的に示す経路K3)。
サーバ装置10における以上のステップS1〜S7の処理は、レジスタ装置20の稼働中に適時継続してかつリアルタイムで行われ、POSシステムからのログオフ(サインオフ)又はレジスタ装置20の稼働休止・停止により終了する。また、かかるリアルタイム情報処理において用いられる手法は特に制限されず、例えば、オープンソースのビッグデータ処理システム、リアルタイム処理基盤、リアルタイム解析エンジン等を用いることができる。
このように構成された営業支援用コンピュータプログラム、営業支援用アプリケーションプログラム、営業支援システム100及びその制御方法によれば、顧客Sによるレジスタ装置20の操作履歴に関する情報の収集、及び、それに基づく顧客Sによるレジスタ装置20の操作状況の分析を、適時にかつリアルタイムで実施することができる。そして、顧客Sによるレジスタ装置20の実際の操作処理結果に基づいて、顧客Sに対する緊急的なフォローの要否を適時にかつリアルタイムで判定することができるので、かかる顧客Sに対する迅速かつ十分なフォローを行うことが可能となる。
また、サーバ装置10が、かかる顧客Sに対するフォローの指令を、その顧客Sを主として担当している営業担当者又はその顧客Sの比較的近傍にいる営業担当者が使用するユーザ端末30へ通知するので、レジスタ装置20の操作に困っている顧客Sに対して営業担当者による効率的かつ効果的なフォローが可能となる。さらに、顧客Sに対するフォローの指令を営業担当者へ通知する代わりに、或いは、それに加えて、顧客Sに対してフォローの内容を伝えることもできるので、顧客Sに対する多様かつ更に迅速な支援が可能となる。
また、以上のとおり、顧客に対する迅速かつ十分なフォロー行動を実現することができるので、営業効率、顧客満足度、及び営業効果を高めることができ、これにより、既存顧客の維持のみならず新規の取引獲得の機会をも増大させることが可能となる。
なお、上述したとおり、上記の各実施形態は、本発明を説明するための一例であり、本発明をその実施形態に限定する趣旨ではない。また、本発明は、その要旨を逸脱しない限り、様々な変形が可能である。例えば、当業者であれば、実施形態で述べたリソース(ハードウェア資源又はソフトウェア資源)を均等物に置換することが可能であり、そのような置換も本発明の範囲に含まれる。
また、ステップS31とステップS32は、何れかを実行しても両方を実行してもよく、ステップS4は実行しなくても構わない。さらに、ステップS5〜S7は、何れか1つを実行しても複数実行してもよく、或いは、例えば顧客の困惑度や顧客が困惑している事案の内容に応じて、適宜選択して実行するようにしてもよい。また、サーバ装置10を構成するためのコンピュータは、ホストコンピュータに制限されず、例えば、汎用の通信端末装置によって構成されてもよい。さらにまた、サーバ装置10を構成するホストコンピュータは、必ずしも1台である必要はなく、ネットワークN上に分散する複数のサブコンピュータから構成されてもよい。
さらに、サーバ装置10とレジスタ装置20、及び、サーバ装置10とユーザ端末30との間には、両者間の通信プロトコルを変換するゲートウェイサーバ等が介在してももちろんよい。また、サーバ装置10、レジスタ装置20、又はユーザ端末30は、いずれも汎用の通信端末装置であってもよく、かかる装置としては、例えば、デスクトップ型パソコン、ノート型パソコン、タブレット型パソコン、ラップトップ型パソコン、スマートフォン等を含む携帯電話機が挙げられる。より具体的には、携帯電話機としては、PDC(Personal Digital Cellular)、PCS(Personal Communication System)、GSM(登録商標)(Global System for Mobile communications)、PHS(Personal Handy phone System)、PDA(Personal Digital Assistant)等のハンドヘルド携帯端末を例示することができる。さらに、それらの携帯電話機におけるデータ通信方式として、例えば、W−CDMA(Wideband Code Division Multiple Access)、CDMA−2000(Code Division Multiple Access-2000)、IMT−2000(International Mobile Telecommunication-2000)、Wibro(Wireless Broadband Internet)等の規格を挙げることができる。
本発明によれば、顧客に対する迅速かつ十分なフォローを行うことが可能となり、その結果、営業効率、顧客満足度、及び営業効果を高めることができるので、顧客のフォローが必要なサービスを提供する分野における、プログラム、システム、及び方法の設計、製造、提供、販売等の活動に広く利用することができる
10 サーバ装置
11 プロセッサ(情報収集部,状況分析部,フォロー要否判定部,通知部)
12 通信インターフェイス
13 記憶資源
14 制御モジュール
15 画像モジュール
16 通信モジュール
20 レジスタ装置(顧客装置)
21 プロセッサ
22 記憶資源
23 音声出力デバイス
24 通信インターフェイス
25 入力デバイス
26 表示デバイス
27 カメラ
30 ユーザ端末(ユーザ装置)
31 プロセッサ(フォロー指令認識部)
32 記憶資源
33 音声出力デバイス
34 通信インターフェイス
35 入力デバイス
36 表示デバイス
37 カメラ
40 コールセンター
100 営業支援システム
K1,K2,K3 経路
N ネットワーク
P10,P20,P30 プログラム
S 顧客
S1〜S7 ステップ
S31,S32 ステップ

Claims (7)

  1. コンピュータを、
    ネットワークを介して顧客によるキャッシュレジスタ機能を有する装置の操作履歴に関する情報をリアルタイムで収集する情報収集部、
    前記操作履歴から実際の操作処理の結果を抽出する状況分析部、及び、
    前記実際の操作処理の結果における操作回数と、予め設定した所定の操作回数との比の値、又は、前記実際の操作処理の結果における操作時間と、予め設定した所定の操作時間との比の値を、前記キャッシュレジスタ機能を有する装置の操作に対する前記顧客の困惑度として算出し、該困惑度が所定の値を超えたときに、かつ、前記実際の操作処理の結果における同種のメニューの表示回数が所定回以上であったときに、前記顧客からのフォローの要求がなくとも前記顧客に対するフォローが必要であると判定するフォロー要否判定部、
    として機能させる、
    営業支援用コンピュータプログラム。
  2. 前記操作処理が、ログイン、設定、又は会計に関する操作処理である、
    請求項1記載の営業支援用コンピュータプログラム。
  3. 前記コンピュータを、
    前記フォローが必要であると判定された顧客に対するフォローの指令を営業担当者に通知する、又は、前記フォローが必要であると判定された顧客に対して直接的に又は間接的にフォローの内容を通知する、通知部として機能させる、
    請求項1又は2記載の営業支援用コンピュータプログラム。
  4. 前記通知部は、前記顧客の位置情報及び複数の前記営業担当者の位置情報に基づいて、前記指令を通知する前記営業担当者を決定する、
    請求項3記載の営業支援用コンピュータプログラム。
  5. 営業担当者が使用するコンピュータを、
    請求項3又は4記載の営業支援用コンピュータプログラムによって実現される通知部から通知されるフォローの指令の内容を、表示デバイスに表示、又は、音声出力デバイスで再生することにより、前記営業担当者に認識させるフォロー指令認識部として機能させる、
    営業支援用アプリケーションプログラム。
  6. ネットワークを介して顧客によるキャッシュレジスタ機能を有する装置の操作履歴に関する情報をリアルタイムで収集する情報収集部と、
    前記操作履歴から実際の操作処理の結果を抽出する状況分析部と、
    前記実際の操作処理の結果における操作回数と、予め設定した所定の操作回数との比の値、又は、前記実際の操作処理の結果における操作時間と、予め設定した所定の操作時間との比の値を、前記キャッシュレジスタ機能を有する装置の操作に対する前記顧客の困惑度として算出し、該困惑度が所定の値を超えたときに、かつ、前記実際の操作処理の結果における同種のメニューの表示回数が所定回以上であったときに、前記顧客からのフォローの要求がなくとも前記顧客に対するフォローが必要であると判定するフォロー要否判定部と、
    を備える営業支援システム。
  7. 情報収集部、状況分析部、及びフォロー要否判定部を備える営業支援システムの制御方法であって、
    前記情報収集部が、ネットワークを介して顧客によるキャッシュレジスタ機能を有する装置の操作履歴に関する情報をリアルタイムで収集し、
    前記状況分析部が、前記操作履歴から実際の操作処理の結果を抽出し、
    前記フォロー要否判定部が、前記実際の操作処理の結果における操作回数と、予め設定した所定の操作回数との比の値、又は、前記実際の操作処理の結果における操作時間と、予め設定した所定の操作時間との比の値を、前記キャッシュレジスタ機能を有する装置の操作に対する前記顧客の困惑度として算出し、該困惑度が所定の値を超えたときに、かつ、前記実際の操作処理の結果における同種のメニューの表示回数が所定回以上であったときに、前記顧客からのフォローの要求がなくとも前記顧客に対するフォローが必要であると判定する、
    営業支援システムの制御方法。
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