JP6199228B2 - 遮光シート - Google Patents

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本発明は、例えば、被覆茶用茶葉等を栽培するために用いられる遮光シートに関る。
玉露・抹茶等の高級茶の品質(香味)は、摘採前の一定期間、茶園を被覆遮光することによって、旨味成分である遊離アミノ酸(茶固有のアミノ酸であるテアニンを含む)を増加させることによって得ることができる。
高級茶用茶葉を栽培するためには、従来から、茶園を一定期間葭簀(よしず)や藁(わら)で覆う方法が用いられてきた。本ず被覆と呼ばれる伝統的な手法では、4月中旬から下旬にかけて茶園をシート状に結束した葭簀を並べて覆い、約10日後にさらに藁振りと呼ばれる藁を均等に振り広げる作業を数度行い、5月下旬又は6月上旬にすべての覆いを外すという作業が行われる。いずれの作業においても、一定の熟練が必要であり、特に藁振りは棚のパイプの上に乗って行う危険で熟練を要する作業である。この間、葭簀のみで約10日間、葭簀と藁で約20日間被覆遮光を行う。茶園を被覆遮光することにより、遊離アミノ酸からカテキン(ポリフェノール)等他の成分への変換が抑制され、その結果遊離アミノ酸が蓄積されて旨味が増すことになる。
この伝統的な手法では、2段階にわたって2層の被覆を行う作業と取り外し作業が茶生産者の多大な労力負担となることから、近年、遮光性に優れた寒冷紗(ポリエチレン、ポリプロピレン等を素材とした黒色のもの。以下、「黒色化繊」という。)を長尺のネット状にして広い範囲の覆いと取り外しを省力的に行う、いわゆる慣行手法が普及している。黒色化繊による慣行手法では、2層の黒色化繊により本ず被覆と同様に2段階の被覆が行われる。
伝統手法の中には、上記被覆とは別個に薦(こも)を用いて1層のみの被覆を行うものもあった。この方法は2層による被覆に比べて品質的にはやや劣るものの簡易的に玉露・抹茶等の高級茶用の茶葉を栽培できるという利点がある。この伝統的な1層による被覆は、棚を用いた1層の黒色化繊による被覆にほぼ置き換わっている。
しかしながら、黒色化繊を用いた慣行手法では、2層、1層いずれの場合も伝統手法による場合と比べて玉露・抹茶の品質が劣り、加えて、近年の気候変動により品質の変動が大きくなるという問題が生じ、茶生産者から品質を改善するための新たな手法が求められてきた。
遮光ネットを改善する方法として、不織布をスリットしたテープ状糸条を用いた遮光ネットがある(特許文献1)。光吸収が少ない不織布により蓄熱を防止するものである。また、半透明カバーと不透明カバーを用いて被覆する方法が提案されている(特許文献2)。半透明ネットや不透明ネットの色彩により紫外線を抑制したり赤外線を反射したりすることにより被覆内温度を下げるというものである。
これらの提案は黒色化繊の改善又は別技術であるが、調整方法や加工方法等の課題を有しているため、黒色化繊を代替する技術には至っていない。
また、椰子の繊維を成型加工した椰子シートを用いて、90%以上の遮光率、吸水性と水分徐放性を有する被覆茶用遮光資材も提案されている(特許文献3)。この遮光資材によると、被覆内環境を本ず被覆等と同等の環境に整え、かつ、本ず被覆等より省力化した方法で茶葉を栽培することが可能とされている。しかしながら、椰子シートは自重がかなりあることから、巻き取り装置と組み合わせて使用することが必要であり、作業効率的にも不便である。
特開平9−172883号公報 特開2000−201529号公報 特開2013−188138号公報
本発明は、葭簀や藁の光透過特性に類似した光透過特性を有し、簡易に展張することが可能な遮光シートを提供することを目的とする。
本発明者らは、鋭意検討したところ、特定の顔料を含有させたポリオレフィン系樹脂組成物からなるフラットヤーンおよび/またはモノフィラメントを用いて形成される遮光シートが葭簀や藁の光透過特性に類似した光透過特性を有することを見出し、本発明を完成させるに至った。
即ち、本発明は、
[1]酸化チタン及び/又はカーボンブラック、及びTi−Sb(III)−Crを主成分とする構成元素からなる複合酸化物系顔料を含む、遮光シート。
[2]酸化チタン及び/又はカーボンブラック、及びTi−Sb(III)−Crを主成分とする構成元素からなる複合酸化物系顔料を含むポリオレフィン系フラットヤーンおよび/またはモノフィラメントを用いて形成される、[1]に記載の遮光シート。
[3]前記フラットヤーンが、酸化チタン及び/又はカーボンブラック、及びTi−Sb(III)−Crを主成分とする構成元素からなる複合酸化物系顔料を含むポリオレフィン系樹脂フィルムを裁断し、場合により延伸することにより得られる、[2]に記載の遮光シート。
[4]前記モノフィラメントが、酸化チタン及び/又はカーボンブラック、及びTi−Sb(III)−Crを主成分とする構成元素からなる複合酸化物系顔料を含むポリオレフィン系樹脂から成形して得られる、[2]に記載の遮光シート。
[5]形態が不織布、織布、フィルム、ネットのいずれか、またはこれらの複合体であることを特徴とする[1]〜[4]のいずれか1項に記載の遮光シート。
[6]被覆茶用茶葉を栽培するために用いられる[1]〜[5]のいずれか1項に記載の遮光シート。
[7]酸化チタン及び/又はカーボンブラック、及びTi−Sb(III)−Crを主成分とする構成元素からなる複合酸化物系顔料を含む、ポリオレフィン系樹脂フィルム。
[8]被覆茶用茶葉栽培用の遮光シートを製造するために用いられる、[7]に記載のポリオレフィン系樹脂フィルム。
に存するものである。
本発明により、葭簀や藁の透過特性に類似した透過特性を有し、簡易に展張することが可能な遮光シートを提供することができる。かかる遮光シートを被覆茶用茶葉の栽培に用いることで、高品質の茶を大量に生産できるため、非常に有用である。
実施例1〜3、参考例1及び参考例2の300〜800nmの全光線透過率 実施例3及び比較例1〜3の300〜700nmの全光線透過率 実施例3及び比較例4〜6の300〜700nmの全光線透過率 参考例3び4の300〜800nmの全光線透過率 各フィルムについての400〜500nmの全光線透過率の平均値及び500〜700nmの全光線透過率の平均値の比較
以下、本発明を詳細に説明する。
本発明の1つの実施態様は、酸化チタン及び/又はカーボンブラック、及びTi−Sb(III)−Crを主成分とする構成元素からなる複合酸化物系顔料を含む、ポリオレフィン系樹脂フィルムである。
本発明に用いることができるポリオレフィン系樹脂としては、α−オレフィン系の単独重合体、α−オレフィンを主成分とする異種単量体との共重合体、α−オレフィンと共役ジエンまたは非共役ジエン等の多不飽和化合物、アクリル酸、メタクリル酸、酢酸ビニル等との共重合体などがあげられ、例えば高密度、低密度または直鎖状低密度ポリエチレン、ポリプロピレン、エチレン−プロピレン共重合体、エチレン−ブテン共重合体、エチレン−4−メチル−1−ペンテン共重合体、エチレン−酢酸ビニル共重合体、エチレン−アクリル酸共重合体等が挙げられる。これらのうち、密度が0.910〜0.935の低密度ポリエチレンやエチレン−α−オレフィン共重合体および酢酸ビニル含有量が30重量%以下のエチレン−酢酸ビニル共重合体が、透明性や耐候性および価格の点から好ましい。また、本発明において、ポリオレフィン系樹脂の少なくとも一成分としてメタロセン触媒で共重合して得られるエチレン−α−オレフィン共重合体樹脂を使用することができる。
メタロセン触媒で共重合して得られるエチレン−α−オレフィン共重合体樹脂としては、通常エチレンとブテン−1、ヘキセン−1、4−メチルペンテン−1、オクテンなどのα−オレフィンとの共重合体であり、例えば下記の(A法)(特開昭58−19309号、特開昭59−95292号、特開昭60−35005号等)や(B法)(特開平6−9724号、特開平6−136195号、特開平6−136196号等)により得られる。
本発明のポリオレフィン系樹脂フィルムには、酸化チタン又はカーボンブラック、及びTi−Sb(III)−Crを主成分とする構成元素からなる複合酸化物系顔料を含む態様、及び、酸化チタン、カーボンブラック及びTi−Sb(III)−Crを主成分とする構成元素からなる複合酸化物系顔料を含む態様が含まれる。
本発明のポリオレフィン系樹脂フィルムにおける酸化チタン及び/又はカーボンブラック、及びTi−Sb(III)−Crを主成分とする構成元素からなる複合酸化物系顔料の合計含有量は、ポリオレフィン系樹脂フィルムの全重量に対し、通常1〜20重量%、好ましくは2〜15重量%、更に好ましくは3〜10重量%である。
また、ポリオレフィン系樹脂フィルム中のTi−Sb(III)−Crを主成分とする構成元素からなる複合酸化物系顔料の含有量は、ポリオレフィン系樹脂フィルムの全重量に対し、通常0.3〜3重量%、好ましくは0.5〜2.5重量%である。
ポリオレフィン系樹脂フィルム中の酸化チタン、カーボンブラックの含有量は、酸化チタン、カーボンブラック及びTi−Sb(III)−Crを主成分とする構成元素からなる複合酸化物系顔料の合計含有量が上記の範囲内となるように適宜定めることができる。
酸化チタンとしては、市販の酸化チタンを使用することができ、また、ルチル型、アナターゼ型、ブルッカイト型のいずれであってもよい。カーボンブラックとしては、市販のカーボンブラックを使用することができる。
Ti−Sb(III)−Crを主成分とする構成元素からなる複合酸化物系顔料とは、二酸化チタン、酸化クロム(Cr)、酸化アンチモン(Sb)を配合し、1300℃で焼成することによりアンチモンはSb5+イオンとなり、ルチル型のCrSbOの形でTiOに固溶した顔料であり、例えば、Brown24(TOMATEC等)を使用することができる。
また、本発明のポリオレフィン系樹脂フィルムには、酸化チタン、カーボンブラック、Ti−Sb(III)−Crを主成分とする構成元素からなる複合酸化物系顔料以外に、隠蔽性を上げるために通常使用される顔料(例えば、酸化亜鉛、硫酸バリウム、炭酸カルシウム等)や、一般的に使用される種々の着色顔料(例えば、黄色、赤色又は黒色の酸化鉄等)を添加することができる。
本発明におけるポリオレフィン系樹脂フィルムには農業用ポリオレフィン系フィルムに通常使用される各種添加剤を配合することができる。これらの添加剤としては、例えば、防曇剤、防霧剤、耐候性向上剤(ヒンダードアミン系光安定剤、紫外線吸収剤等)、耐候剤、赤外線吸収剤、保温剤、充てん剤、金属の有機酸塩、塩基性有機酸塩および過塩基性有機酸塩、ハイドロタルサイト化合物、エポキシ化合物、β−ジケトン化合物、多価アルコール、ハロゲン酸素酸塩、硫黄系、フェノール系およびホスファイト系などの酸化防止剤、熱安定剤、滑剤、帯電防止剤、着色剤、アンチブロッキング剤、などがあげられる。
本発明のポリオレフィン系樹脂フィルムに各種添加剤を配合するには、各々必要量秤量し、リボンブレンダー、バンバリーミキサー、ヘンシェルミキサー、スーパーミキサー、単軸又は二軸押出機、ロールなどの配合機や混練機その他従来から知られている配合機、混合機を使用すればよい。このようにして得られた樹脂組成物をフィルム化するには、それ自体公知の方法、例えば、溶融押出し成形法(Tダイ法、インフレーション法を含む)、カレンダー加工、ロール加工、押出成型加工、ブロー成型、インフレーション成型、溶融流延法、加圧成型加工、ペースト加工、粉体成型等の方法を好適に使用することができる。
本発明のポリオレフィン系樹脂フィルムの厚みについては、強度やコストの点で0.01〜1mmの範囲のものが好ましく、0.05〜0.5mmのものがより好ましく、更に好ましくは0.05〜0.2mmである。厚みがこの範囲であれば強度的、成形上、展張作業性の問題のない農業用フィルムを得ることができる。
本発明のポリオレフィン系樹脂フィルムは、単層フィルムとすることもでき、また、3層から5層の多層フィルムとすることもできる。3層フィルムを構成する層比としては、成形性や透明性及び強度の点から1/0.5/1〜1/5/1の範囲が好ましく、1/2/1〜1/4/1の範囲がより好ましい。また、外層と内層の比率としては、特に規定されるものではないが、得られるフィルムのカール性から同程度の比率とするのが好ましい。
多層フィルムの場合は、酸化チタン及び/又はカーボンブラック、及びTi−Sb(III)−Crを主成分とする構成元素からなる複合酸化物系顔料は、全層に添加してもよく、また一部の層(中間層、又は中間層及び外層等)に添加することもできる。
また、上記の耐候性向上剤(ヒンダードアミン系光安定剤、紫外線吸収剤等)、耐候剤、赤外線吸収剤、保温剤等の各種添加剤についても、全層に添加してもよく、また一部の層(中間層、又は中間層及び外層等)に添加することもできる。
また、本発明のポリオレフィン系樹脂フィルムには、防曇性塗膜及びそれ以外の塗膜を形成することが出来る。例えば、農業用フィルムとしてハウスに被覆した際に内側になる面に防曇性塗膜を、外側になる面に防塵性塗膜を形成しても良い。
防曇性塗膜としては、無機質コロイドゾル及び/又は熱可塑性樹脂等のバインダー樹脂を主成分とする組成物等が挙げられる。好ましくは無機コロイド物質と親水性有機化合物を主成分とした防曇性塗膜や無機コロイド物質とアクリル系樹脂を主成分とする防曇性塗膜を用いることができる。又、バインダー樹脂は添加しなくても良く、コロイダルシリカやコロイダルアルミナ等の無機物を積層しても良い。
無機質コロイドゾルとしては、シリカ、アルミナ、水不溶性リチウムシリケート、水酸化鉄、水酸化スズ、酸化チタン、硫酸バリウム等の無機質水性コロイド粒子を、種々の方法で、水又は親水性媒体中に分散させた、水性ゾルが挙げられる。中でも好ましく用いられるのは、シリカゾルとアルミナゾルで、これらは、単独で用いても併用しても良い。
本発明のポリオレフィン系樹脂フィルムは、葭簀や藁の透過特性に類似した光透過特性を有する。即ち、葭簀や藁は、500nm以下の波長の光は殆ど透過せず、500nmからわずかに光を透過するという光透過特性を有する。
本発明のポリオレフィン系樹脂フィルムの400〜500nmの分光光度計による全光線透過率の平均値は、5%以下であり、好ましくは3%以下である。また、本発明のポリオレフィン系樹脂フィルムの500〜700nmの分光光度計による全光線透過率の平均値は、5%以上であり、30%以下、好ましくは25%以下、より好ましくは20%以下、更に好ましくは15%以下であり、最も好ましくは10%以下である。ここで、全光線透過率の平均値とは1nmごとの透過率の平均値を表す。
本発明のポリオレフィン系樹脂フィルムは、このような光透過特性を有することにより、特に被覆茶用茶葉を栽培するにあたり、葭簀や藁と同程度の栽培効果を得ることが可能となる。
本発明のもう1つの実施態様は、酸化チタン及び/又はカーボンブラック、及びTi−Sb(III)−Crを主成分とする構成元素からなる複合酸化物系顔料を含む遮光シートであり、前記遮光シートの好ましい態様は、ポリオレフィン系フラットヤーンおよび/またはモノフィラメントを用いて形成される遮光シートである。
本発明の遮光シートに用いられるフラットヤーンは、酸化チタン及び/又はカーボンブラック、及びTi−Sb(III)−Crを主成分とする構成元素からなる複合酸化物系顔料を含むポリオレフィン系樹脂組成物をインフレーション法やTダイ法などで成形することにより製造することができる。好ましくは、酸化チタン及び/又はカーボンブラック、及びTi−Sb(III)−Crを主成分とする構成元素からなる複合酸化物系顔料を含むポリオレフィン系樹脂組成物から単層または多層のフィルムを成形し、得られたフィルムをスリット加工等により裁断し、さらに必要に応じて延伸することによりフラットヤーンを製造することができる。従って、前記した酸化チタン及び/又はカーボンブラック、及びTi−Sb(III)−Crを主成分とする構成元素からなる複合酸化物系顔料を含むポリオレフィン系樹脂フィルムは、本発明の遮光シートを製造するために好適に使用することができる。
一般に、フラットヤーンの厚みは10〜200μmであり、幅は1〜20mmである。
本発明に用いられるモノフィラメントは、酸化チタン及び/又はカーボンブラック、及びTi−Sb(III)−Crを主成分とする構成元素からなる複合酸化物系顔料を含むポリオレフィン系樹脂組成物を押出機でノズルから押出すことにより成形され、さらに必要に応じて延伸することにより製造することができる。
モノフィラメントの繊度は通常100〜3000デニールである。
本発明におけるモノフィラメントを製造するのに用いることができるポリオレフィン系樹脂としては、α−オレフィン系の単独重合体、α−オレフィンを主成分とする異種単量体との共重合体、α−オレフィンと共役ジエンまたは非共役ジエン等の多不飽和化合物、アクリル酸、メタクリル酸、酢酸ビニル等との共重合体などがあげられ、例えば高密度、低密度または直鎖状低密度ポリエチレン、ポリプロピレン、エチレン−プロピレン共重合体、エチレン−ブテン共重合体、エチレン−4−メチル−1−ペンテン共重合体、エチレン−酢酸ビニル共重合体、エチレン−アクリル酸共重合体等が挙げられる。
本発明の遮光シートには、酸化チタン又はカーボンブラック、及びTi−Sb(III)−Crを主成分とする構成元素からなる複合酸化物系顔料を含む態様、及び、酸化チタン、カーボンブラック及びTi−Sb(III)−Crを主成分とする構成元素からなる複合酸化物系顔料を含む態様が含まれる。
本発明の遮光シートは、酸化チタン及び/又はカーボンブラック、及びTi−Sb(III)−Crを主成分とする構成元素からなる複合酸化物系顔料を含むポリオレフィン系フラットヤーンおよび/またはモノフィラメントを用いて形成されるが、フラットヤーン又はモノフィラメント中の酸化チタン及び/又はカーボンブラック、及びTi−Sb(III)−Crを主成分とする構成元素からなる複合酸化物系顔料の合計含有量は、フラットヤーン又はモノフィラメントの全重量に対し、通常1〜20重量%、好ましくは2〜15重量%、更に好ましくは3〜10重量%である。
また、フラットヤーン又はモノフィラメント中のTi−Sb(III)−Crを主成分とする構成元素からなる複合酸化物系顔料の含有量は、フラットヤーン又はモノフィラメントの全重量に対し、通常0.3〜3重量%、好ましくは0.5〜2.5重量%である。
フラットヤーン又はモノフィラメント中の酸化チタン、カーボンブラックの含有量は、酸化チタン及び/又はカーボンブラック及びTi−Sb(III)−Crを主成分とする構成元素からなる複合酸化物系顔料の合計含有量が上記の範囲内となるように適宜定めることができる。
酸化チタンとしては、市販の酸化チタンを使用することができ、また、ルチル型、アナターゼ型、ブルッカイト型のいずれであってもよい。カーボンブラックとしては、市販のカーボンブラックを使用することができる。
Ti−Sb(III)−Crを主成分とする構成元素からなる複合酸化物系顔料とは、二酸化チタン、酸化クロム(Cr)、酸化アンチモン(Sb)を配合し、1300℃で焼成することによりアンチモンはSb5+イオンとなり、ルチル型のCrSbOの形でTiOに固溶した顔料であり、例えば、Brown24(TOMATEC等)を使用することができる。
また、本発明の遮光シートには、酸化チタン、カーボンブラック、Ti−Sb(III)−Crを主成分とする構成元素からなる複合酸化物系顔料以外に、隠蔽性を上げるために通常使用される顔料(例えば、酸化亜鉛、硫酸バリウム、炭酸カルシウム等)や、一般的に使用される種々の着色顔料(例えば、黄色、赤色又は黒色の酸化鉄等)を添加することができる。
本発明におけるポリオレフィン系フラットヤーンおよびモノフィラメント中には、農業用遮光シートで用いられるフラットヤーンおよびモノフィラメントに通常使用される各種添加剤を配合することができる。これらの添加剤としては、例えば、防曇剤、防霧剤、耐候性向上剤(ヒンダードアミン系光安定剤、紫外線吸収剤等)、耐候剤、赤外線吸収剤、保温剤、充てん剤、金属の有機酸塩、塩基性有機酸塩および過塩基性有機酸塩、ハイドロタルサイト化合物、エポキシ化合物、β−ジケトン化合物、多価アルコール、ハロゲン酸素酸塩、硫黄系、フェノール系およびホスファイト系などの酸化防止剤、熱安定剤、滑剤、帯電防止剤、着色剤、アンチブロッキング剤、などがあげられる。
本発明の遮光シートは、不織布、織布、フィルム、ネットのいずれか、またはこれらの複合体の形態をとることができる。
本発明の遮光シートのうちの織布はフラットヤーン、モノフィラメント、マルチフィラメント、紡績糸などを単独または組み合せて経糸および緯糸に使用して製織することにより形成され、織構造は平織り、絡み織り、ラッセル織りなどで行うことが可能である。経糸および緯糸の打ち込み本数は最終用途により適宜設定されるが通常0.1〜30本/25mmである。また、目ずれを防止するために経緯糸の交点を熱融着やホットメルト接着剤により目止め処理するのが望ましい。
この時の目の大きさは、風通しの良さと、目の隙間を通って地表あるいは作物に到達する制御すべき熱線の量によって異なる。通常 織製時における該フラットヤーンの本数は1〜20本/25mmである。 通常2〜18本/25mmのものが用いられ、好ましくは4〜16本/25mmのものが用いられる。該テープの幅も同様に、風通し、目の大きさによっても異なるが、通常1〜20mmのものが用いられ、好ましくは2〜8mmのものが用いられる。
また遮光シートのうちの不織布は、該フラットヤーンおよび/またはモノフィラメントを経緯、斜めなど任意の方向に積層して熱融着あるいはホットメルト接着剤などで目止め処理する方法などにより製造することができる。また不織布はスパンボンド法、メルトブロー法、フラッシュ防止法、湿式法などで製造することができ通常繊度は0.001〜15 デニール、目付は10〜600g/mである。
本発明におけるフラットヤーンは、酸化チタン及び/又はカーボンブラック、及びTi−Sb(III)−Crを主成分とする構成元素からなる複合酸化物系顔料を含むポリオレフィン系樹脂フィルムをスリット加工して得ることができる。
本発明の遮光シートは、同一の種類のフラットヤーンおよび/またはモノフィラメントを用いて形成することもでき、また、異なる種類のフラットヤーンおよび/またはモノフィラメントを用いて形成することもできる。従って、酸化チタン及び/又はカーボンブラック、及びTi−Sb(III)−Crを主成分とする構成元素からなる複合酸化物系顔料を含む2種類以上のフラットヤーンおよび/またはモノフィラメントを用いて形成した遮光シートも本発明の遮光シートに含まれる。また、酸化チタン及び/又はカーボンブラック、及びTi−Sb(III)−Crを主成分とする構成元素からなる複合酸化物系顔料を含むフラットヤーンおよび/またはモノフィラメントと、酸化チタン、カーボンブラック、Ti−Sb(III)−Crを主成分とする構成元素からなる複合酸化物系顔料のいずれか1以上を含むフラットヤーンおよび/またはモノフィラメント、及び/又はこれら顔料を含まないフラットヤーンおよび/またはモノフィラメントとを用いて形成した遮光シートも本発明の遮光シートに含まれる。
本発明の遮光シートは、葭簀や藁の透過特性に類似した光透過特性を有するポリオレフィン系樹脂フィルムを裁断して得られるフラットヤーン及び/又は該ポリオレフィン系樹脂フィルムと同様の組成のポリオレフィン系樹脂組成物から成形されるモノフィラメントから形成されることから、本発明の遮光シートも葭簀や藁に類似した光線透過特性、即ち、500nm以下の波長の光は殆ど透過せず、500nmからわずかに光を透過するという光透過特性を有する。
ここで、遮光シートの形態がネットや不織布等の場合は、本発明のポリオレフィン系樹脂フィルムについて前記した分光光度計による全光線透過率の測定のほかに、分光放射計を使用して全光線透過率を測定することも可能である。
本発明の遮光シートの400〜500nmの分光放射計による全光線透過率の平均値は、5%以下であり、好ましくは3%以下である。また、本発明の遮光シートの500〜700nmの分光放射計による全光線透過率の平均値は、好ましくは5%以上である。また、500〜700nmの分光放射計による全光線透過率の平均値の上限値については、重ね合わせるフラットヤーンおよび/またはモノフィラメントの枚数、編目の大きさ等を適宜調整することにより葭簀や藁と同程度のレベルにすることが可能である。
本発明の遮光シートは、このような光透過特性を有することにより、特に被覆茶用茶葉を栽培するにあたり、葭簀や藁と同程度の栽培効果を得ることが可能となる。
更に、本発明の遮光シートは、適宜定められる編目を有することから、通気性、水分徐放性を有する。従って、本発明の遮光シートは、被覆茶用茶葉の栽培に好適に使用することができる。
以下、本発明を実施例、比較例に基づいてさらに詳細に説明するが、本発明はその要旨を越えない限り、以下の例に限定されるものではない。
(1)ポリオレフィン系樹脂多層フィルムの調製
3層インフレーション成形装置として3層ダイに100mmφ((株)プラ工研製)を用い、押出機はチューブ外内層を30mmφ((株)プラ技研製)2台、中間層を40mmφ((株)プラ技研製)として、外内層押出し機温度180℃、中間層押し出し機温度170℃、ダイス温度180〜190℃、ブロー比2.0〜3.0、引取り速度3〜7m/分、厚さ0.10mmにて表1に示した成分からなる3層の積層フィルムを得た。なお、これらのフィルムは、ハウス展張時にチューブの端部を切り開いて使用するため、展開した際に製膜時のチューブ外層が展張時にはハウスの内層(内面)となる。
基材の配合を表1に示す。
Figure 0006199228
〔配合〕 添加量は各表記載通りである。
HP−LDPE:高圧ラジカル法触媒で製造した分岐状ポリエチレン(MFR:0.7g/10分、密度0.924)日本ポリケム製ノバテックLD「LF240」
メタロセンPE:メタロセン触媒で製造したエチレン・αオレフィン共重合体(MFR:2.0g/10分、密度0.913)日本ポリケム製カーネル「KF270」
EVA1:エチレン・酢酸ビニル共重合体(酢酸ビニル含有量15重量%、MFR2g/10分)
キマソーブ944:チバ・スペシャルティ・ケミカルズ社製光安定剤
合成ハイドロタルサイト:協和化学(株)製「DHT4A」
エチレン・環状アミノビニル共重合体:日本ポリケム(株)製「ノバテックLD・XJ100H」MFR=3g/10分(190℃、JIS−K6760) 密度=0.931g/cm3(JIS−K6760)環状アミノビニル化合物含量=5.1重量%(0.7モル%)孤立して存在する環状アミノビニル化合物の割合=90モル% 融点=111℃
顔料マスターバッチA:PE−M 13N8702BE(酸化チタン、カーボンブラック、及びTi−Sb(III)−Crを主成分とする構成元素からなる複合酸化物系顔料)(大日精化工業(株)製)を使用
酸化チタン:LDPEベース(70%酸化チタン濃度)(東洋インキ(株)製)を使用
カーボンブラック:LDPEベース(30%カーボンブラック濃度)(東洋インキ(株)製)を使用
(2)フィルムの表面処理
得られたチューブ状フィルムの外層表面を、放電電圧120V、放電電流4.7A、ラインスピード10m/minでコロナ放電処理を行い、JIS−K6768による「濡れ指数」を測定し、その値を確認した。
(3)防曇性塗膜の形成(防曇塗膜塗布タイプ)
表1に示した主成分(シリカゾル及び/又はアルミナゾル)と熱可塑性樹脂と架橋剤及び液状分散媒とを配合して防曇剤組成物を得た。
防曇剤組成物配合は以下の配合とした。
無機質コロイドゾル(コロイダルシリカ) 4.0
熱可塑性樹脂(サンモールSW−131) 3.0
架橋剤(T.A.Z.M) 0.1
分散媒(水/エタノール=3/1) 93
(注)無機質コロイドゾルの配合量は、無機質粒子量で示し熱可塑性樹脂の配合量は重合体固形分量で示す。
コロイダルシリカ:日産化学社製スノーテックス30、平均粒子径15mμ
サンモールSW−131:三洋化成社製アクリルエマルジョン
T.A.Z.M:相互薬工社製アジリジン系化合物
(2)で表面処理した基材フィルムの表面に、上記の防曇剤組成物を#5バーコーターを用いて各々塗布した。塗布したフィルムを80℃のオーブン中に1分間保持して、液状分散媒を揮発させ防曇性塗膜を形成した。得られた各フィルムの塗膜の厚みは約1μmであった。
今回、防曇性塗膜を設けたタイプ(フィルム厚100μm)を用いて試験を行ったが、防曇剤を練り混んだタイプでも同様の効果が得られる。また、今回用いた樹脂、添加剤以外の組み合わせ、又は今回と異なるフィルム厚みでも、その要旨を変えない限り、同様の効果が得られる。
[実施例1〜3]
表1で示した多層フィルムの配合において、顔料マスターバッチAを中間層に中間層のポリオレフィン系樹脂組成物の重量に対して15重量%、20重量%、30重量%添加し、夫々、実施例1〜3の多層フィルムを調製した(表2)。
Figure 0006199228
[比較例1〜3]
表1で示した多層フィルムの配合において、酸化チタンを中間層に中間層のポリオレフィン系樹脂組成物の重量に対して1重量%、5重量%、20重量%添加し、夫々、比較例1〜3の多層フィルムを調製した(表3)。
Figure 0006199228
[比較例4〜6]
表1で示した多層フィルムの配合において、カーボンブラックを中間層に中間層のポリオレフィン系樹脂組成物の重量に対して0.1重量%、0.3重量%、0.5重量%添加し、夫々、比較例4〜6の多層フィルムを調製した(表4)。
Figure 0006199228
各々のサンプルについて次のような光学特性測定を行った。
(a)全光線透過率:参考例1、3、4以外
上記実施例及び比較例で得た多層フィルム(ハウス内層側表面に防曇性塗膜を形成(塗工)後)並びに参考例2のフィルムについて分光光度計(日立製作所製、U3500型)により全光線透過率を測定し、各波長におけるその値を示した。
(b)透過率平均値
(a)の方法で測定した1nmごとの透過率を平均して算出した。
(a)全光線透過率:参考例1、3、4
茶研報102(別)22−23、2006記載のデータを使用した。(同文献では、マルチパーパス自記分光光度計MS−2000(島津製作所製)を使用。)
(a)のデータを使用して各波長範囲での透過率を平均して透過率平均値を算出した。
実施例1〜3、参考例1(葭簀)、参考例2(一般農業用フィルム)についての300〜800nmの全光線透過率を図1に示す。また、実施例3と比較例1〜3(酸化チタン含有積層フィルム)についての300〜700nmの全光線透過率を図2に示す。また、実施例3と比較例4〜6(カーボンブラック含有積層フィルム)についての300〜700nmの全光線透過率を図3に示す。なお、従来技術である黒色化繊(参考例3及び4)についての300〜800nmの全光線透過率を図4に示す。
表2〜5には、各フィルムの400〜500nmの全光線透過率の平均値、500〜700nmの全光線透過率の平均値を示す。また、各フィルムについてこれらの数値を比較したグラフを図5に示す。
Figure 0006199228
図1から、実施例1〜3の多層フィルムは、500nm以下の光をほとんど透過せず、500nm以上の光をわずかに透過し、葭簀の光透過特性に類似した光透過特性を有することが示される。
一方、図2及び3で示すように、酸化チタンのみを含有するフィルム(比較例1〜3)、カーボンブラックのみを含有するフィルム(比較例4〜6)では葭簀の光透過特性に類似した光透過特性が得られず、実施例3の光透過特性はこれら比較例の光透過特性とは大きく相違する。また、図4で示すように、従来技術の黒色化繊(参考3及び4)は300〜800nmの全波長において光を一定程度透過する。
図1及び図5で示すように、実施例1〜3の多層フィルムは、葭簀の光透過特性に類似した光透過特性を有する。このことから、これらフィルムを裁断して得られるフラットヤーン及び/又は該フィルムと同様の組成のポリオレフィン系樹脂組成物から成形されるモノフィラメントから形成される遮光シートにおいても葭簀に類似した光線透過特性を得ることが可能である。 このように、本発明のポリオレフィン系樹脂フィルム及びそれから得られる遮光シートは、葭簀や藁と同様の光透過特性を有しながら、葭簀や藁に比べて展張等の作業性に優れることから、農業用用途の中でも特に被覆茶用茶葉の栽培に好適に使用することが可能である。

Claims (8)

  1. 酸化チタン及び/又はカーボンブラック、及びTi−Sb(III)−Crを主成分とする構成元素からなる複合酸化物系顔料を含む、遮光シート。
  2. 酸化チタン及び/又はカーボンブラック、及びTi−Sb(III)−Crを主成分とする構成元素からなる複合酸化物系顔料を含むポリオレフィン系フラットヤーンおよび/またはモノフィラメントを用いて形成される、請求項1に記載の遮光シート。
  3. 前記フラットヤーンが、酸化チタン及び/又はカーボンブラック、及びTi−Sb(III)−Crを主成分とする構成元素からなる複合酸化物系顔料を含むポリオレフィン系樹脂フィルムを裁断し、場合により延伸することにより得られる、請求項2に記載の遮光シート。
  4. 前記モノフィラメントが、酸化チタン及び/又はカーボンブラック、及びTi−Sb(III)−Crを主成分とする構成元素からなる複合酸化物系顔料を含むポリオレフィン系樹脂から成形して得られる、請求項2に記載の遮光シート。
  5. 形態が不織布、織布、フィルム、ネットのいずれか、またはこれらの複合体であることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の遮光シート。
  6. 被覆茶用茶葉を栽培するために用いられる請求項1〜5のいずれか1項に記載の遮光シート。
  7. 酸化チタン及び/又はカーボンブラック、及びTi−Sb(III)−Crを主成分とする構成元素からなる複合酸化物系顔料を含む、ポリオレフィン系樹脂フィルム。
  8. 被覆茶用茶葉栽培用の遮光シートを製造するために用いられる、請求項7に記載のポリオレフィン系樹脂フィルム。
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