JP2005314543A - 樹脂成形品 - Google Patents

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Abstract

【課題】 着色メタリック粒子と着色樹脂の調和のとれた深みのある優雅な色調を有し、且つ着色メタリック粒子と無着色メタリック粒子との金属光沢感の調和によりギラギラ感を抑えた樹脂成形品を提供する。
【解決手段】 (A)着色された熱可塑性樹脂成分(A成分)100重量部に対して、(B)(B−1)表面が着色された着色メタリック粒子成分(B−1成分)および(B−2)表面が着色されていない無着色メタリック粒子成分(B−2成分)よりなるメタリック粒子成分(B成分)0.01〜10重量部を含有する樹脂成形品であって、B−1成分とB−2成分との割合{B−1成分:B−2成分(個数)}が20:80〜80:20の範囲であり、且つA成分およびB−1成分は同一の着色成分により着色されていることを特徴とする樹脂成形品。
【選択図】 なし

Description

本発明は熱可塑性樹脂成形品に関する。詳しくは、ギラギラ感を抑えつつ深みのある着色された金属光沢と着色された樹脂との調和の取れた成形品に関する。
従来、熱可塑性樹脂にメタリック外観を付与するために、金属光沢を有するアルミ粉、ステンレス、銅、銀等の金属粉を使用することが知られている。あるいは、パールマイカ、雲母、オキシ塩化ビスマス等の無機フレークやガラスフレークに金属メッキを施した材料などを使用してメタリック外観を達成することも知られている。しかしながら近年、各分野の製品におけるデザイン重視の傾向は著しいものがあり、特に機能的に飽和した各種の電気・電子機器製品や車両および雑貨などの分野では、特異的なデザインを有するものが求められているのが現状であり、単なるメタリック外観以上の意匠を製品に付与できるものが樹脂製品の分野でも求められている。
特許文献1には、熱可塑性樹脂、光学的に変化し得るメタリック顔料および着色剤からなる樹脂組成物が示されている。この樹脂組成物は、見る角度によって色調が変化するメタリック外観を有する樹脂組成物である。しかしながら、この樹脂組成物から形成された成形品は、樹脂の色とメタリック顔料の色調が異なるため調和の取れた成形品を得ることはできない。
また、特許文献2には、熱可塑性樹脂及び扁平状アルミニウム粒子の表面が着色された着色アルミニウム粒子からなる着色アルミニウム顔料を含む熱可塑性樹脂組成物が示され、この樹脂組成物は高級感・深みのある色調を有し、良好な外観を呈することが記載されている。しかしながら、この樹脂組成物を溶融成形して得られた成形品は、着色メタリック粒子による金属光沢感はあるけれども樹脂への着色はない。さらに、樹脂に色調を付加するために、染料、有機顔料もしくは無機顔料等の着色剤を加えることも可能であるが操作が煩雑となり、また着色された樹脂と着色アルミニウム粒子の色調を合せ難く色調が異なるため、深みを持つ優雅な着色された金属光沢と着色樹脂の調和のとれた成形品を得ることは困難である。
特開2001−261978号公報 特開2002−256151号公報
本発明の第1の目的は、従来にない着色メタリック粒子と着色樹脂の調和のとれた深みのある優雅な色調を有する樹脂成形品を提供することにある。
本発明の第2の目的は、さらに着色メタリック粒子と無着色メタリック粒子との金属光沢感の調和によりギラギラ感を抑えた樹脂成形品を提供することにある。
本発明者は、上記目的を達成せんとして鋭意検討した結果、着色成分をコーティングした特定の着色メタリック粒子と熱可塑性樹脂とを高温で溶融成形することにより得られた、着色した樹脂成分、着色メタリック粒子成分および無着色メタリック粒子成分からなる成形品が、深みのある優雅な色調を有し且つギラギラ感を抑えた樹脂成形品であることを見出し、本発明に到達した。
すなわち、本発明によれば、
1.(A)着色された熱可塑性樹脂成分(A成分)100重量部に対して、(B)(B−1)表面が着色された着色メタリック粒子成分(B−1成分)および(B−2)表面が着色されていない無着色メタリック粒子成分(B−2成分)よりなるメタリック粒子成分(B成分)0.01〜10重量部を含有する樹脂成形品であって、B−1成分とB−2成分との割合{B−1成分:B−2成分(個数)}が20:80〜80:20の範囲であり、且つA成分およびB−1成分は同一の着色成分により着色されていることを特徴とする樹脂成形品。
2.前記着色された熱可塑性樹脂成分(A成分)は、表面が着色された着色メタリック粒子成分(B−1成分)の着色成分が剥離及び/又は溶出して樹脂成分を着色したものである前項1記載の樹脂成形品。
3.前記A成分は、透明性を有する熱可塑性樹脂である前項1記載の樹脂成形品。
4.前記透明性を有する熱可塑性樹脂は、その少なくとも50重量%がポリカーボネート樹脂である前項3記載の樹脂成形品。
5.前記無着色メタリック粒子成分(B−2成分)は、表面が着色された着色メタリック粒子成分(B−1成分)の着色成分が剥離及び/又は溶出したものである前項1記載の樹脂成形品。
6.前記着色メタリック粒子成分(B−1成分)および前記無着色メタリック粒子成分(B−2成分)は、その基材がAlである前項1記載の樹脂成形品。
7.前記着色メタリック粒子成分(B−1成分)の着色成分は、染料、有機顔料または無機顔料である前項1記載の樹脂成形品。
以下、本発明の樹脂成形品についてさらに詳細に説明する。
[A成分]
本発明のA成分として使用する熱可塑性樹脂としては、種々の熱可塑性樹脂が使用でき、好ましくは透明性を有する熱可塑性樹脂が使用される。透明性を有する熱可塑性樹脂としては例えばアクリル系樹脂、ポリスチレン樹脂、水添ポリスチレン樹脂、AS樹脂、塩化ビニル樹脂、MS樹脂、ポリカーボネート樹脂、透明ポリプロピレン樹脂、透明ABS樹脂、非晶性ポリアリレート樹脂、ポリサルフォン、ポリエーテルサルフォン、ポリ−4−メチルペンテン−1、透明フッ素樹脂、透明フェノキシ樹脂、非晶性ポリオレフィン樹脂、透明ナイロン樹脂、ポリエチレンテレフタレート樹脂、非晶性ポリエステルなどを挙げることができる。また、熱可塑性樹脂は1種または2種以上を併用して使用することができる。
透明性を有する熱可塑性樹脂のなかでもその少なくとも50重量%、好ましくは60重量%、より好ましくは80重量%がポリカーボネート樹脂である樹脂が望ましい。特に熱可塑性樹脂として実質的にポリカーボネート樹脂を使用することが好ましい。ポリカーボネート樹脂は、耐熱性および耐衝撃性に優れるものであり、極めて幅広い分野への展開が可能である。
本発明のA成分として好適なポリカーボネート樹脂の詳細について説明する。ポリカーボネート樹脂は通常二価フェノールとカーボネート前駆体とを界面重縮合法、溶融エステル交換法で反応させて得られたものの他、カーボネートプレポリマーを固相エステル交換法により重合させたもの、または環状カーボネート化合物の開環重合法により重合させて得られるものである。
ここで使用される二価フェノールの代表的な例としては、ハイドロキノン、レゾルシノール、4,4’−ジヒドロキシジフェニル、ビス(4−ヒドロキシフェニル)メタン、ビス{(4−ヒドロキシ−3,5−ジメチル)フェニル}メタン、1,1−ビス(4−ヒドロキシフェニル)エタン、1,1−ビス(4−ヒドロキシフェニル)−1−フェニルエタン、2,2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)プロパン(通称ビスフェノールA)、2,2−ビス{(4−ヒドロキシ−3−メチル)フェニル}プロパン、2,2−ビス{(4−ヒドロキシ−3,5−ジメチル)フェニル}プロパン、2,2−ビス{(3−イソプロピル−4−ヒドロキシ)フェニル}プロパン、2,2−ビス{(4−ヒドロキシ−3−フェニル)フェニル}プロパン、2,2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)ブタン、2,2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)−3−メチルブタン、2,2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)−3,3−ジメチルブタン、2,4−ビス(4−ヒドロキシフェニル)−2−メチルブタン、2,2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)ペンタン、2,2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)−4−メチルペンタン、1,1−ビス(4−ヒドロキシフェニル)シクロヘキサン、1,1−ビス(4−ヒドロキシフェニル)−4−イソプロピルシクロヘキサン、1,1−ビス(4−ヒドロキシフェニル)−3,3,5−トリメチルシクロヘキサン、9,9−ビス(4−ヒドロキシフェニル)フルオレン、9,9−ビス{(4−ヒドロキシ−3−メチル)フェニル}フルオレン、α,α’−ビス(4−ヒドロキシフェニル)−o−ジイソプロピルベンゼン、α,α’−ビス(4−ヒドロキシフェニル)−m−ジイソプロピルベンゼン、α,α’−ビス(4−ヒドロキシフェニル)−p−ジイソプロピルベンゼン、1,3−ビス(4−ヒドロキシフェニル)−5,7−ジメチルアダマンタン、4,4’−ジヒドロキシジフェニルスルホン、4,4’−ジヒドロキシジフェニルスルホキシド、4,4’−ジヒドロキシジフェニルスルフィド、4,4’−ジヒドロキシジフェニルケトン、4,4’−ジヒドロキシジフェニルエーテルおよび4,4’−ジヒドロキシジフェニルエステル等があげられ、これらは単独または2種以上を混合して使用できる。
なかでもビスフェノールA、2,2−ビス{(4−ヒドロキシ−3−メチル)フェニル}プロパン、1,1−ビス(4−ヒドロキシフェニル)シクロヘキサン、1,1−ビス(4−ヒドロキシフェニル)−3,3,5−トリメチルシクロヘキサン、9,9−ビス{(4−ヒドロキシ−3−メチル)フェニル}フルオレンおよびα,α’−ビス(4−ヒドロキシフェニル)−m−ジイソプロピルベンゼンからなる群より選ばれた少なくとも1種のビスフェノールより得られる単独重合体または共重合体が好ましく、特に、ビスフェノールAの単独重合体、9,9−ビス{(4−ヒドロキシ−3−メチル)フェニル}フルオレンとビスフェノールAとの共重合体、および1,1−ビス(4−ヒドロキシフェニル)−3,3,5−トリメチルシクロヘキサンとビスフェノールA、2,2−ビス{(4−ヒドロキシ−3−メチル)フェニル}プロパンまたはα,α’−ビス(4−ヒドロキシフェニル)−m−ジイソプロピルベンゼンとの共重合体が好ましく使用される。
カーボネート前駆体としてはカルボニルハライド、カーボネートエステルまたはハロホルメート等が使用され、具体的にはホスゲン、ジフェニルカーボネートまたは二価フェノールのジハロホルメート等が挙げられる。
上記二価フェノールとカーボネート前駆体を界面重縮合法または溶融エステル交換法によって反応させてポリカーボネート樹脂を製造するに当っては、必要に応じて触媒、末端停止剤、二価フェノールの酸化防止剤等を使用してもよい。またポリカーボネート樹脂は三官能以上の多官能性芳香族化合物を共重合した分岐ポリカーボネート樹脂であっても、芳香族または脂肪族の二官能性カルボン酸を共重合したポリエステルカーボネート樹脂であってもよく、また、得られたポリカーボネート樹脂の2種以上を混合した混合物であってもよい。
界面重縮合法による反応は、通常二価フェノールとホスゲンとの反応であり、酸結合剤および有機溶媒の存在下に反応させる。酸結合剤としては、例えば水酸化ナトリウム、水酸化カリウム等のアルカリ金属水酸化物またはピリジン等のアミン化合物が用いられる。有機溶媒としては、例えば塩化メチレン、クロロベンゼン等のハロゲン化炭化水素が用いられる。また、反応促進のために例えばトリエチルアミン、テトラ−n−ブチルアンモニウムブロマイド、テトラ−n−ブチルホスホニウムブロマイド等の第三級アミン、第四級アンモニウム化合物、第四級ホスホニウム化合物等の触媒を用いることもできる。その際、反応温度は通常0〜40℃、反応時間は10分〜5時間程度、反応中のpHは9以上に保つのが好ましい。
また、かかる重合反応において、通常末端停止剤が使用される。かかる末端停止剤として単官能フェノール類を使用することができる。単官能フェノール類は末端停止剤として分子量調節のために一般的に使用され、かかる単官能フェノール類としては、一般にはフェノールまたは低級アルキル置換フェノールであって、例えばフェノール、p−tert−ブチルフェノール、p−クミルフェノールおよびイソオクチルフェノールが挙げられる。
溶融エステル交換法による反応は、通常二価フェノールとカーボネートエステルとのエステル交換反応であり、不活性ガスの存在下に二価フェノールとカーボネートエステルとを加熱しながら混合して、生成するアルコールまたはフェノールを留出させる方法により行われる。反応温度は生成するアルコールまたはフェノールの沸点等により異なるが、通常120〜350℃の範囲である。反応後期には系を1.33×10〜13.3Pa程度に減圧して生成するアルコールまたはフェノールの留出を容易にさせる。反応時間は通常1〜4時間程度である。
カーボネートエステルとしては、置換されていてもよい炭素数6〜10のアリール基、アラルキル基あるいは炭素数1〜4のアルキル基などのエステルが挙げられる。具体的にはジフェニルカーボネート、ビス(クロロフェニル)カーボネート、ジナフチルカーボネート、ビス(ジフェニル)カーボネート、ジメチルカーボネート、ジエチルカーボネート、ジブチルカーボネートなどが挙げられ、なかでもジフェニルカーボネートが好ましい。
ポリカーボネート樹脂の分子量は特定されないが、粘度平均分子量で表して10,000未満であると高温特性等が低下し、50,000を超えると成形加工性が低下するようになるので、粘度平均分子量は10,000〜50,000のものが好ましく、14,000〜30,000のものがより好ましい。また、ポリカーボネート樹脂の2種以上を混合しても差し支えない。この場合粘度平均分子量が上記範囲外であるポリカーボネート樹脂とを混合することも当然に可能である。
ポリカーボネート樹脂の粘度平均分子量は、次式にて算出される比粘度を塩化メチレン100mlにポリカーボネート樹脂0.7gを20℃で溶解した溶液からオストワルド粘度計を用いて求め、
比粘度(ηSP)=(t−t)/t
[tは塩化メチレンの落下秒数、tは試料溶液の落下秒数]
求められた比粘度を次式に挿入して粘度平均分子量Mを求める。
ηSP/c=[η]+0.45×[η]c(但し[η]は極限粘度)
[η]=1.23×10−40.83
c=0.7
本発明において、A成分は後述するB−1成分と同一の着色成分により着色されていることが必要である。着色成分が異なると着色樹脂(A成分)と着色メタリック粒子(B−1成分)との調和のとれた深みのある優雅な色調を有する樹脂成形品が得られない。着色成分を同一とするためには、後述するように着色メタリック粒子(B−1成分)の基材の表面に定着させた着色成分を剥離及び/又は溶出させて、樹脂中に分散し樹脂を着色する方法が好ましい。
[B成分]
本発明のB成分は、(B−1)表面が着色された着色メタリック粒子成分(B−1成分)および(B−2)表面が着色されていない無着色メタリック粒子成分(B−2成分)よりなるメタリック粒子成分であり、以下それぞれの成分について説明する。
[B−1成分]
本発明のB−1成分である着色メタリック粒子は、基材および基材表面に定着した着色成分からなる。基材と着色成分の間にウレタン等のバインダーを設けても構わない。
前記基材としては、例えばアルミニウム、ニッケル、銀、銅、鉄、錫、チタン等の金属およびこれらの酸化物や窒化物、並びにシリカ、マイカ、グラファイトなどの無機物に金属メッキまたは金属酸化物を被覆したものなどが使用できる。本発明においては、特に基材がAlであることが好ましい。
着色メタリック粒子の形状は特に限定されず球状、扁平状等が挙げられ、フレーク状のものも使用できる。粒子の形状は揃える方が好ましい。着色メタリック粒子の平均粒径は50〜2000μmの範囲が好ましく、100〜1000μmの範囲がより好ましい。
かかるAl基材の表面に、着色成分(染料、有機顔料または無機顔料もしくはこれらの混合物)をカップリング処理にて定着させたものが特に好ましく使用される。この着色メタリック粒子は、前記熱可塑性樹脂と加工温度が220℃以上、好ましくは250℃以上、より好ましくは270℃以上、特に好ましくは280℃以上で溶融混練した場合に、基材の表面に定着させた着色成分が剥離及び/又は溶出して、樹脂中に分散し樹脂を着色する。また、着色成分が実質的に完全に剥離及び/又は溶出した後のメタリック粒子は、本発明のB−2成分である無着色メタリック粒子成分となる。
着色成分として使用される染料、有機顔料、無機顔料としては、アンスラキノン、ペリレン、ペリノン、キノリン、チオインジゴ、キナクリドン、ジオキサジン、イソインドリノン、フタロシアニン等の有機系色剤、亜鉛華、二酸化チタン、弁柄、酸化クロム、鉄黒等の単純酸化物、カドミウムイエロー、カドミウムオレンジ、カドミウムレッド等の硫化物、黄鉛、亜鉛黄、クロムバーミリオン等のクロム酸塩、紺青等のフェロシアン化物、群青等の珪酸塩、カーボンブラック、TiO−Sb―Cr系イエロー、TiO−Sb−NiO系イエロー、TiO−BaO−NiO系イエロー、Fe−ZnO系ブラウン、Fe−ZnO−Cr系ブラウン、TiO−CoO−NiO−ZnO系グリーン、CoO−Cr系グリーン、CoO−Al系ブルー、CoO−Al−Cr系ブルーグリーン、CuO−Cr系ブラック、CuO−Fe−MnO系ブラック等の複合酸化物等が挙げられる。さらに、これらは、併用して使用しても良い。
[B−2成分]
本発明のB−2成分である無着色メタリック粒子は、着色成分で表面が実質的に着色されていない金属光沢を有するメタリック粒子である。この無着色メタリック粒子は前記B−1成分とは別に本発明の樹脂成形品に配合してもよく、前記B−1成分のなかで一部の着色メタリック粒子の表面に定着していた着色成分が実質的に完全に剥離または溶出して得られた無着色メタリック粒子であってもよい。特に、前記B−1成分の着色メタリック粒子の表面に定着していた着色成分が実質的に完全に剥離または溶出して得られた無着色メタリック粒子であることが好ましい。前述のように、前記熱可塑性樹脂(A成分)と前記着色メタリック粒子(B−1成分)とを加工温度が220℃以上、好ましくは250℃以上、より好ましくは270℃以上、特に好ましくは280℃以上で溶融混練した場合に、基材の表面に定着させた着色成分が実質的に完全に剥離及び/又は溶出して無着色メタリック粒子成分となる。
無着色メタリック粒子の基材としては、例えばアルミニウム、ニッケル、銀、銅、鉄、錫、チタン等の金属およびこれらの酸化物や窒化物、並びにシリカ、マイカ、グラファイトなどの無機物に金属メッキまたは金属酸化物を被覆したものなどが使用でき、特に基材がAlであることが好ましい。また、基材は前記B−1成分と同一の基材であることが好ましい。
無着色メタリック粒子の形状は特に限定されず球状、扁平状等が挙げられ、フレーク状のものも使用できる。粒子の形状は揃える方が好ましい。無着色メタリック粒子の平均粒径は30〜1000μmの範囲が好ましく、30〜500μmの範囲がより好ましい。
また、本発明の樹脂成形品中に含有するB−1成分とB−2成分との割合{B−1成分:B−2成分(個数)}は、20:80〜80:20の範囲であり、好ましくは40:60〜60:40の範囲である。B−1成分の割合が80%を越えると樹脂が着色されず、20%未満の場合はメタリック粒子基材の表面の着色成分が残らず、ギラギラ感を抑え深みのある着色された金属光沢と着色された樹脂との調和の取れた成形品が得られない。
B−1成分およびB−2成分それぞれの個数の測定方法としては、成形品表面の任意の位置を中心にした2.5mm×2.5mm角部(正方形)を、実体顕微鏡(ニコン社製 SMZ800)で拡大してパソコンモニター上に写し、この中に存在している着色メタリック粒子と無着色メタリック粒子の個数を爽雑物測定図表による0.03mm以上(大蔵省印刷局作成)のものについてカウントして求める方法が採用される。B−1成分は基材表面の一部又は全部に着色成分が定着した着色メタリック粒子(メタリック粒子の観察可能な表面積に対して、少なくとも5%の面積は着色成分があると視認できるもの)であり、B−2成分は基材表面に実質的に着色成分が定着していない無着色メタリック粒子である。
また、前記熱可塑性樹脂成分(A成分)100重量部に対して、B−1成分とB−2成分とを合計したメタリック粒子成分(B成分)の含有量は0.01〜10重量部であり、0.05〜8重量部が好ましく、0.1〜5重量部がより好ましい。かかる範囲でメタリック粒子成分を使用することにより、ギラギラ感を抑えた深みのある優雅な色調を有する成形品を得ることができる。
[樹脂成形品]
本発明の樹脂成形品は、前記熱可塑性樹脂(A成分)、着色メタリック粒子(B−1成分)および必要であれば無着色メタリック粒子からなる樹脂組成物を溶融混練し、成形して得られた成形品である。かかる成形品は、前記樹脂組成物を溶融混練押出して得たペレットを例えば射出成形、押出成形、圧縮成形および回転成形などの方法で所望の形状の成形品に成形する方法や前記樹脂組成物を溶融混練押出した溶融樹脂を直接シート等の成形品に成形する方法により得ることができる。
溶融混練に使用する装置としては、スクリュー式の溶融混練装置が好ましい。例えば単軸押出機、2軸押出機、スクリュー混練式の射出成形機など一般に使用されているものが使用可能である。ペレットの製造にはベント付きの単軸または2軸押出機が好ましく使用され、ベントから真空排気できるものがより好ましい。
また、前記樹脂組成物を溶融混練するに際して各種の方法を取ることができる。例えば(1)必要な原材料を予備混合し、その後溶融混練する方法、(2)B−1成分を高濃度に含有するマスター剤を作成しその他の原材料と予備混合し、その後溶融混練する方法、および(3)B−1成分を高濃度に含有するマスター剤とその他の原材料とを独立して押出機に供給し、その後溶融混練する方法などがある。これらの方法において着色メタリック粒子のマスター剤を作成する場合には、他の所望な添加剤なども同時に混合することも可能である。前記予備混合は、タンブラー、リボンブレンダー、ナウターミキサー、バンバリーミキサー、混練ロールなどが使用される。また、原料の供給は計量機を用いて独立に供給することができる。
前記マスター剤としては、ペレット状、粉粒体状、液状の各種の形態を使用することができる。ペレット状の場合には、マスター剤の作成に必要な着色メタリック粒子およびその他の樹脂成分等の原材料とを溶融混練しペレタイズされてマスター剤が作成される。通常溶融押出されたストランドの切断により作成されるが、シートの切断や、また粉砕による作成も可能である。粉粒体状の場合には、第1にマスター剤の作成に必要な着色メタリック粒子およびその他の原材料をヘンシェルミキサー、ナウタ−ミキサー、スーパーフローター、タンブラー等の粉体混合機を使用して混合して作成できる。混合機としては特に制約はないが、メタリック粒子の形状に影響のない条件で加工することが好ましい。この際、粉体の粉塵を抑えるために、または、粉体を効率的に分散させるために流動パラフィンなどの液体を混合しても良い。
本発明の樹脂成形品は各種用途に使用可能である。例えばパチンコ部品、ランプカバー、建材シート、農業用シート、車両用グレージング材、標識および標示灯などを挙げることができる。更に各種文具、台所用品、衛生用品、包装材料、電子・電気機器の部品、および自動車部品などの幅広い用途に使用可能である。
本発明の樹脂成形品中には、目的を損なわない範囲で有効発現量の離型剤、安定剤、紫外線吸収剤、光安定剤、帯電防止剤などを含有していてもよい。
本発明の樹脂成形品は、一般的なメタリック粒子入り成形品のギラギラ感を抑え、且つ深みのある着色された金属光沢と着色された樹脂との調和の取れた成形品が達成されたものである。本発明の樹脂成形品は各種用途、例えばパチンコ部品、ランプカバー、建材シート、農業用シート、車両用グレージング材、標識および標示灯などの各種雑用品、各種文具、包装材料、電子・電気機器の部品および自動車部品などの幅広い産業分野に使用可能である。したがって本発明の奏する工業的効果は格別なものである。
以下に、実施例をあげて本発明を具体的に説明するが、本発明はこれら実施例によって何ら限定されるものではない。実施例中の「部」は特に断りのない限り重量部を意味する。また、実施例中の評価サンプルの各種評価は、次のようにして行ったものである。
(1)色相安定性(耐熱変色)の評価方法
試験片[長さ89mm、幅49mm、厚さが1mm(長さ方向に20mm)、2mm(長さ方向に45mm)および3mm(長さ方向に24mm)である三段プレート]の2mm部分を分光光度計(マクベス社 CE7000A)を用いて、D65光源(相関色温度6504K)下での、L*(明度)、a*(赤味から緑味にかけての色度)、b*(黄味から青味にかけての色度)を測定した。シリンダー内で樹脂を滞留しないものと10分間シリンダー内で樹脂を滞留(放置)した時の試験片について測定を行い、下記式によりΔEを求め、下記基準をもとに耐熱性の判断を行った。
ΔE=[(L*−L*)+(a*−a*)+(b*−b*)1/2
(L*、a*、b*;滞留しない時の試験片の明度、色度値)
(L*、a*、b*;10分間滞留させた時の試験片の明度、色度値)
◎;ΔE≦1(耐熱性に優れる)
○;1<ΔE≦3(耐熱性良好)
△;3<ΔE≦6(耐熱性にやや劣る)
×;6<ΔE(耐熱性に劣り、熱劣化が著しい)
(2)分子量低下の評価方法
実施例で得られた試験片と成形機中で10分間滞留させた試験片の粘度平均分子量(M)を測定し、その差(ΔM)を求めて以下の判断基準をもとに判定を行った。
◎;ΔM≦300(分子量低下がかなり少なく良好)
○;300<ΔM≦1000(分子量低下が少なく良好)
△;1000<ΔM≦1500(分子量低下がやや大きく劣る)
×;1500<ΔM(分子量低下が著しい)
(3)メタリック剤の色の判定
目視により、色の判定を行った。
(4)樹脂への着色
試験片[長さ89mm、幅49mm、厚さが1mm(長さ方向に20mm)、2mm(長さ方向に45mm)および3mm(長さ方向に24mm)である三段プレート]を白紙上に置き、2mm部分を目視した。白紙が着色して見える(樹脂が着色している)、白紙が白く見える(樹脂が無着色である)として、樹脂が着色しているかいないかの判定を行った。
○;樹脂が着色している。
×;樹脂が無着色である。
(5)着色メタリック粒子および無着色メタリック粒子それぞれの個数の測定方法
前記試験片(三段プレート)の1mm部分のセンター位置を中心とした2.5mm×2.5mm角部分(正方形)の表面を実体顕微鏡(ニコン社製 SMZ800)で拡大してパソコンモニター上に写し、この中に存在している着色メタリック粒子(メタリック粒子の観察可能な表面積に対して、少なくとも5%の面積は着色成分があると視認できるもの)と無着色メタリック粒子の個数を爽雑物測定図表による0.03mm以上(大蔵省印刷局作成)のものについてカウントした。着色メタリック粒子の割合{(着色メタリック粒子数)/(着色メタリック粒子数+無着色メタリック粒子数)×100(%)}を求め下記基準をもとに判定した。
◎;含有割合が40%以上60%以下
○;含有割合が60%を越えて80%以下
△;含有割合が20%以上60%未満
×;含有割合が80%を越える
××;含有割合が20%未満
(6)着色された樹脂と着色メタリック粒子との調和
下記基準をもとに、目視による判定を行なった。
◎;樹脂の着色とメタリック粒子表面の着色との調和が取れており、深みのあるメタリック調となっている。
○;樹脂の着色とメタリック粒子表面の着色との調和が取れている。
△;樹脂の着色とメタリック粒子表面の着色との調和が取れていない。
×;樹脂の着色またはメタリック粒子表面の着色がほとんど見られない
××;樹脂の着色及びメタリック粒子表面の着色がほとんど見られない。
[実施例1〜5]
表1記載の各成分を表1記載の割合でタンブラーを用いて混合後、径30mmφのベント付き単軸押し出し機(ナカタニ機械株式会社VSK30型)でベントから真空排気させながらシリンダー温度280℃で溶融混錬し押し出しペレット化した。
得られたペレットを、120℃で6時間乾燥した後、射出成形機(住友重機工業S480/150)を用いて、シリンダー温度280℃、金型温度80℃で成形し、試験片[長さ89mm、幅49mm、厚さが1mm(長さ方向に20mm)、2mm(長さ方向に45mm)および3mm(長さ方向に24mm)である三段プレート]を作成した。また、10分間シリンダー内で樹脂を滞留(放置)した時の試験片も作成した。これらの試験片を用いて各種評価を行ない、その結果を表1に示した。
[実施例6]
表1記載の各成分を表1記載の割合でタンブラーを用いて混合後、実施例1と同様のベント付き単軸押し出し機によりシリンダー温度220℃で溶融混錬し押し出しペレット化した。得られたペレットを、100℃で6時間乾燥した後、射出成形機(住友重機工業S480/150)を用いて、シリンダー温度220℃、金型温度50℃で成形し、実施例1と同様の試験片を作成した。また、10分間シリンダー内で樹脂を滞留(放置)した時の試験片も作成した。これらの試験片を用いて各種評価を行ない、その結果を表1に示した。
[実施例7]
表1記載の各成分を表1記載の割合でタンブラーを用いて混合後、実施例1と同様のベント付き単軸押し出し機によりシリンダー温度240℃で溶融混錬し押し出しペレット化した。得られたペレットを、100℃で6時間乾燥した後、射出成形機(住友重機工業S480/150)を用いて、シリンダー温度240℃、金型温度65℃で成形し、実施例1と同様の試験片を作成した。また、10分間シリンダー内で樹脂を滞留(放置)した時の試験片も作成した。これらの試験片を用いて各種評価を行ない、その結果を表1に示した。
[比較例1〜5]
表1記載の各成分を表1記載の割合でタンブラーを用いて混合後、実施例1と同様の条件でペレット化し、得られたペレットを実施例1と同様の条件で射出成形し同様の試験片を作成した。また、10分間シリンダー内で樹脂を滞留(放置)した時の試験片も作成した。これらの試験片を用いて各種評価を行ない、その結果を表1に示した。
[比較例6〜8]
表1記載の各成分を表1記載の割合でタンブラーを用いて混合後、射出成形機(住友重機工業S480/150)を用いて、シリンダー温度220℃、金型温度50℃で成形し、実施例1と同様の試験片を作成した。また、10分間シリンダー内で樹脂を滞留(放置)した時の試験片も作成した。これらの試験片を用いて各種評価を行ない、その結果を表1に示した。
Figure 2005314543
なお、表1記載の各成分を示す記号及び項目については、下記のとおりである。
A成分
PC;パンライト L−1250WP(帝人化成(株)社製;粘度平均分子量24000)
ABS;サンタック UT−61(日本A&L社製)
PS;GP−PS(電気化学工業(株)社製)
B成分
B−1;ダイヤメタライズML110 Silver(ダイヤ工業(株)社製)
B−2;ダイヤメタライズML110 Sun Gray(ダイヤ工業(株)社製)
B−3;ダイヤメタライズML110 Ocean Green(ダイヤ工業(株)社製)
B−4;ダイヤメタライズML110 Blue(ダイヤ工業(株)社製)
B−5;ダイヤメタライズML110 Deep Red(ダイヤ工業(株)社製)
B−6;メタシャインMC5090RY (日本板硝子(株)社製、金属コートガラスフレーク)
B−7;メタシャインMC5090RB (日本板硝子(株)社製、金属コートガラスフレーク)
B−8;ダイヤモンドH55 (ダイヤ工業(株)社製、アルミホイル)
C成分
C−1 YFL7G (住友化学工業(株)社製、黄色系蛍光染料)
C−2 マクロレックスBLUE RR(バイエル社製、青系染料)
表1から明らかなように、本発明の樹脂成形品は、着色メタリック粒子により樹脂の諸物性を低下させることなく、着色メタリック粒子表面の着色成分により樹脂が着色され、着色樹脂と着色メタリック粒子との調和の取れた樹脂成形品が得られることが分かる。

Claims (7)

  1. (A)着色された熱可塑性樹脂成分(A成分)100重量部に対して、(B)(B−1)表面が着色された着色メタリック粒子成分(B−1成分)および(B−2)表面が着色されていない無着色メタリック粒子成分(B−2成分)よりなるメタリック粒子成分(B成分)0.01〜10重量部を含有する樹脂成形品であって、B−1成分とB−2成分との割合{B−1成分:B−2成分(個数)}が20:80〜80:20の範囲であり、且つA成分およびB−1成分は同一の着色成分により着色されていることを特徴とする樹脂成形品。
  2. 前記着色された熱可塑性樹脂成分(A成分)は、表面が着色された着色メタリック粒子成分(B−1成分)の着色成分が剥離及び/又は溶出して着色成分を着色したものである請求項1記載の樹脂成形品。
  3. 前記A成分は、透明性を有する熱可塑性樹脂である請求項1記載の樹脂成形品。
  4. 前記透明性を有する熱可塑性樹脂は、その少なくとも50重量%がポリカーボネート樹脂である請求項3記載の樹脂成形品。
  5. 前記無着色メタリック粒子成分(B−2成分)は、表面が着色された着色メタリック粒子成分(B−1成分)の着色成分が剥離及び/又は溶出したものである請求項1記載の樹脂成形品。
  6. 前記着色メタリック粒子成分(B−1成分)および前記無着色メタリック粒子成分(B−2成分)は、その基材がAlである請求項1記載の樹脂成形品。
  7. 前記着色メタリック粒子成分(B−1成分)の着色成分は、染料、有機顔料または無機顔料である請求項1記載の樹脂成形品。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015199842A (ja) * 2014-04-08 2015-11-12 三菱樹脂アグリドリーム株式会社 遮光シート

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