JP6197151B1 - 内視鏡用持針器、縫合セット、ならびに縫合システム - Google Patents

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Abstract

本発明の持針器(20)は、軟性内視鏡(2)の処置具チャンネル(9)に挿通可能な可撓性を有する長尺の可撓管部(21)と、可撓管部(21)の先端部に回動可能に連結された第一把持部材(23)と、可撓管部(21)の先端部に設けられた第二把持部材(26)と、を備え、第一把持部材(23)の第一把持面(25)と第二把持部材(26)の第二把持面(27)により曲針を把持した状態において第一把持面(25)と第二把持面(27)により把持される前記曲針の被把持領域が、第二把持部材(26)の中心軸方向において、第二把持部材(26)の先端と前記曲針の針先との間に位置するように、第二把持部材(26)が傾斜している。

Description

本発明は、内視鏡用持針器、縫合セット、ならびに縫合システムに関する。
従来、体内の組織を縫合するために利用される持針器が知られている(例えば特許文献1参照)。また、腹腔鏡を用いた手術において腹腔鏡視下で体内の組織を縫合するための縫合器具が知られている(例えば特許文献2,3参照)。
また、軟性内視鏡の処置具チャンネルに挿通可能な可撓性を有する挿入部を備えた持針器が知られている(例えば特許文献4参照)。
特開2012−228311号公報 特表2014−500756号公報 特表2013−529981号公報 特開2009−183690号公報
軟性内視鏡の処置具チャンネルに挿入されて使用される持針器は、曲針を把持する一対のジョーを内視鏡の遠位端から突出および回転させることによって、内視鏡視下で曲針を移動させることができる。
一般的に、内視鏡の撮像部の光学特性として、光軸から離れた領域では対象物との相対距離が判断しにくい。内視鏡視下において曲針が持針器に把持されている場合には、内視鏡の光軸と曲針の針先との距離は、内視鏡の光軸と曲針の被把持部位との距離と異なっている。このため、曲針がこの持針器によって把持されている状態における針先と撮像部との距離が内視鏡視下でわかりにくくなってしまう場合がある。
本発明は、把持された曲針の針先と撮像部との距離が内視鏡視下でわかりやすくなる持針器を提供することを目的とする。
本発明の第一の態様は、軟性内視鏡の処置具チャンネルに挿通可能な可撓性を有する長尺の可撓管部と、第一把持面を有し、前記可撓管部の先端部に回動可能に連結された第一把持部材と、第二把持面を有し、前記可撓管部の先端部に設けられた第二把持部材と、を備え、前記第二把持面は、前記第二把持面の遠位端側が前記第一把持部材に近づくように、前記第二把持面の近位端側から前記遠位端側に向かって傾斜しており、前記第一把持面と前記第二把持面により曲針の被把持領域を把持した状態では、前記曲針の前記被把持領域よりも前記可撓管部の基端側に前記曲針の針先が位置する持針器である。
前記第二把持面は、前記可撓管部の中心軸に対して5°以上20°以下の範囲で傾斜していることがより好ましい。
前記第二把持部材は、前記第二把持面の先端から前記第一把持部材側へ突出する突起部を有していてもよい。
前記第二把持部材は、前記第二把持面の先端から基端へ向かって延びる溝部を有していてもよく、前記溝部は前記可撓管部の中心軸に対して直交する方向において前記第一把持面よりも幅が広くてもよい。
本発明の第二の態様は、上記態様の持針器と、前記持針器により把持される曲針と、を備えた縫合セットであって、前記曲針は、前記曲針の弧に沿って延びる中心線に対して直交する断面において前記曲針の外周の少なくとも一部が平坦に形成された平坦部を有し、前記第一把持面と前記第二把持面により前記曲針の前記被把持領域を把持した状態において、前記平坦部は、前記第一把持面と前記第二把持面の少なくとも一方に当接することにより、前記針先が前記平坦部よりも近位側に位置するように前記曲針の姿勢を拘束する縫合セットである。
本発明の第三の態様は、上記態様の持針器と、前記可撓管部が挿入される処置具チャンネルを有するとともに前記処置具チャンネルの先端から突出する前記持針器のうち少なくとも前記第一把持部材及び前記第二把持部材を撮像可能な撮像部を有する内視鏡と、を備えた縫合システムであって、前記把持面は、前記第一把持部材と前記第二把持部材との間に曲針が把持された状態において、前記撮像部から前記曲針の中央部までの第一直線距離と前記撮像部から前記曲針の針先部までの第二直線距離とが互いに等しくなるように前記曲針の姿勢を拘束可能となる角度を有して傾斜している縫合システムである。
本発明によれば、把持された曲針の針先と撮像部との距離が内視鏡視下でわかりやすい。
本発明の第1実施形態の縫合システムを示す全体図である。 同縫合システムにおける持針器を示す全体図である。 同持針器の処置部を示す側面図である。 同持針器により把持される曲針の側面図である。 図4のA−A線における断面図である。 同持針器によって曲針が安定して把持された状態を示す図である。 同持針器によって曲針が安定して把持された状態を図6のB方向から示す図である。 同持針器が軟性内視鏡に挿通された状態を示す図である。 同実施形態の変形例の持針器における処置部を示す側面図である。 同実施形態の他の変形例の持針器における処置部を示す側面図である。 同変形例の持針器における処置部を図10のC方向から示す図である。 同実施形態のさらに他の変形例の持針器が軟性内視鏡に挿通された状態を示す側面図である。 同変形例の持針器を用いて曲針を把持して縫合をする動作を説明するための図である。 本発明の第2実施形態の持針器の第二把持面を示す平面図である。 同実施形態の処置部を示す正面図である。 本発明の持針器の一構成例を示す斜視図である。 本発明の内視鏡用持針器の操作部の変形例を示す側面図である。 本発明の内視鏡用持針器の処置部の変形例を示す断面図である。
(第1実施形態)
本発明の一実施形態について説明する。図1は、本実施形態の縫合システム1を示す全体図である。図2は、縫合システム1における持針器20を示す側面図である。図3は、持針器20の処置部22を示す側面図である。図4は、持針器20により把持される曲針40の側面図である。図5は、図4のA−A線における断面図である。図6は、持針器20によって曲針40が安定して把持された状態を示す側面図である。図7は、持針器20によって曲針40が安定して把持された状態を図6のB方向から示す図である。
図1から図4までに示すように、本実施形態の縫合システム1は、軟性内視鏡2と、持針器20と、曲針40とを備えている。
軟性内視鏡2は、挿入部3と、操作部8とを備えている。
挿入部3は、先端から、撮像部4、能動湾曲部5、及び軟性部6をこの順に有している。また、挿入部3の内部には、本実施形態の持針器20を挿通するための処置具チャンネル7が配されている。挿入部3の先端には、処置具チャンネル7の先端開口部7aが配されている。
撮像部4は、処置対象となる部位を撮像可能である。撮像部4は、挿入部3の長手軸方向に光軸X1が延びるように挿入部3の先端部分に配されている。撮像部4は、処置具チャンネル7に挿通された持針器20が処置具チャンネル7の先端開口部7aから突出している状態において、持針器20における第一把持部材23及び第二把持部材26(後述)を撮像することができる。
能動湾曲部5は、軟性内視鏡2の操作者が操作部8に対して行う操作に従って能動的に湾曲動作可能である。
操作部8は、軟性部6に接続されている。操作部8は、操作者によって把持されるグリップ9と、能動湾曲部5を動作させるための操作を受け付ける入力部10と、処置具チャンネル7の基端開口部7bと、撮像部4が撮像した画像を外部へ出力するためのユニバーサルコード11とを有する。操作部8に設けられたユニバーサルコード11は、画像処理装置(不図示)を介して表示装置(不図示)に接続可能である。
本実施形態における軟性内視鏡2の構成は、上記の構成に限定されない。たとえば、持針器20とともに使用可能な軟性内視鏡として、1つ以上のチャンネルを有する公知の軟性内視鏡が適宜選択されてよい。また、本実施形態の持針器20を挿入することができるチャンネルを外付けチャンネルとして取り付け可能な軟性内視鏡であれば、軟性内視鏡自体にチャンネルが設けられていなくてもよい。
図2に示すように、持針器20は、可撓性を有する長尺の可撓管部21と、可撓管部21の先端21aに配された処置部22と、可撓管部21の基端21bに配された操作部31と、可撓管部21の内部に配され操作部31及び処置部22に接続された操作ワイヤ35と、を備えている。
可撓管部21は、図1に示す軟性内視鏡2の処置具チャンネル7に挿通可能である。可撓管部21が処置具チャンネル7に挿通された状態において、可撓管部21の先端21aは、処置具チャンネル7の先端開口部7aから突没可能である。可撓管部21の先端21aは、軟性内視鏡2の撮像部4の撮像視野内に進入可能であり、撮像部4に撮像される。
図2,図3,及び図6に示すように、処置部22は、曲針40を把持するための第一把持部材23及び第二把持部材26と、第一把持部材23が第二把持部材26に対して開閉動作可能となるように第一把持部材23と第二把持部材26とを連結する接続部28および連結軸29とを備えている。
第一把持部材23は、接続部28および連結軸29を介して可撓管部21の先端21aに連結されている。第一把持部材23の基端23bは、操作ワイヤ35の先端35aに接続されている。第一把持部材23は、連結軸29を介して第一把持部材23を接続部28に連結するための連結孔部23cを、第一把持部材23の先端23aと基端23bとの間に有している。第一把持部材23において第二把持部材26に向けられた面は、曲針40に接触可能な第一把持面25を有している。第一把持面25は、第一把持部材23と第二把持部材26とによって曲針40が把持された状態で第二把持部材26の第二把持面27(後述)と略平行となる面である。
第二把持部材26は、可撓管部21の中心線(中心軸)Y1方向に延びるように、接続部28を介して可撓管部21の先端21aに連結されている。本実施形態では、第二把持部材26と接続部28とは一体成型されている。第二把持部材26は、可撓管部21の中心線Y1に対して傾斜して第二把持部材26の基端26b側に向けられた第二把持面27を有している。すなわち、図3、図6に示すように、連結軸29の延びる方向における側視において、可撓管部21の中心線Y1の延長線となる直線Y3と平行な直線に対して、第二把持面27(第二把持面27の近位端から遠位端とを結ぶ直線)が、第二把持面27の近位端側で鋭角になるように傾斜している。第一把持面25と第二把持面27により曲針40が把持された状態において、第一把持面25と第二把持面27により把持される曲針40の被把持領域(後述する被把持部P2を含む中央領域P1)が、可撓管部21の中心軸方向において、第二把持部材26の先端26aと曲針40の針先41との間に位置する。
具体的には、第二把持面27は、可撓管部21の中心線Y1に対して第二把持面27の遠位端27a側が第一把持部材23に近づくように、第二把持面27の基端27b側から遠位端27a側にむかって傾斜している。例えば、回動軸Y2の長軸方向から見たときに第二把持面27は直線的に傾斜していても良い。
第二把持面27は、処置部22における回動軸Y2が延びる方向から見たときに、可撓管部21の中心線Y1の延長線となる直線Y3に対して、5°以上20°以下の範囲の一定角度θ1をなしている。第二把持面27は、滑り止めのための凹凸とは異なり、曲針40を把持するための平面として、第二把持部材26の先端26a近傍の所定の範囲に設けられている。
接続部28は、連結軸29を連結固定するための連結孔部28aを有している。接続部28に連結された連結軸29の中心線Y2は、可撓管部21の中心線Y1の延長線となる直線Y3に対して直交する方向に延びる。第一把持部材23と第二把持部材26とが連結孔部23c、28aおよび連結軸29によって連結されているので、第一把持部材23は、可撓管部21の中心線Y1に対して直交する方向に延びる直線を回動軸Y2(連結軸29の中心線Y2)として、この回動軸Y2回りに回動可能である。これにより、第一把持部材23は、第二把持部材26に対して開閉動作することができる。すなわち、本実施形態における処置部22は、可撓管部21の先端21aに接続部28と連結軸29を介して連結された第二把持部材26に対して第一把持部材23が開閉動作する片開きの処置部である。
図2に示すように、操作部31は、操作部本体32と、スライダ33と、スライダ33が操作部本体32に対して遠位端側へ移動するのを制限する固定機構(ラチェット機構等、不図示)と、固定機構の解除ボタン34とを有している。
操作部本体32の先端32aは、可撓管部21の基端21bに固定されている。スライダ33は、操作部本体32に対して操作部本体の長軸方向に進退可能に連結されている。さらに、スライダ33は、操作ワイヤ35の基端35bに連結されている。操作部本体32に沿ってスライダ33を進退動作させることによって、操作ワイヤ35を可撓管部21の中心線Y1に沿って移動させることができる。本実施形態では、スライダ33を操作部本体32に沿って基端側へ移動させることによって、操作ワイヤ35を操作部31側へと牽引することができる。スライダ33は、固定機構により所望の位置で遠位端側への移動を規制可能である。このため、スライダ33が操作ワイヤ35を牽引している状態でスライダ33をロックして、操作ワイヤ35が牽引された状態を維持できる。
図2及び図3に示すように、操作ワイヤ35は、第二把持部材26に対する第一把持部材23の開閉動作を行なうための操作力量を操作部31から第一把持部材23へと伝達するための柔軟なワイヤである。操作ワイヤ35の先端35aは、第一把持部材23の基端23bに接続されている。操作ワイヤ35の基端35bは、操作部31のスライダ33に接続されている。
操作ワイヤ35は、操作ワイヤ35の長手方向へは伸長しにくく、操作ワイヤ35の長手軸線が湾曲するような変形が可能である。操作ワイヤ35が操作部31側へ牽引されることによって、第二把持部材26に対して第一把持部材23が閉じる方向へ移動する。操作ワイヤ35が操作部31側へ牽引されることによって、第一把持部材23と第二把持部材26とによる曲針40の把持力量が生じる。
図4から図7までに示すように、曲針40は、所定の曲率を有する弧状をなしている。曲針40は、組織に刺入可能な針先41と、縫合糸と連結される針元部42と、針先41と針元部42とを繋ぐように針先41と針元部42との間に配された針本体部43とを有している。
図4及び図5に示すように、針本体部43(曲針40)は、曲針40の弧に沿って延びる中心線Z1に対して直交する断面において曲針40の外周の少なくとも一部が平坦に形成された平坦部44を有している。
これにより、第一把持面25と第二把持面27により曲針40を把持した状態において、平坦部44は、第一把持面25と第二把持面27の少なくとも一方に当接することにより、針先41が平坦部44よりも近位側に位置するように曲針40の姿勢を拘束することができる。
平坦部44は、より具体的には、第一平坦部44aと、第二平坦部44bである。
第一平坦部44aは、曲針40の弧に沿って延びる中心線Z1に対して直交する断面において、針本体部43の外周のうち曲針40の湾曲における内側(曲針40の曲率中心O1に近い側)に形成されている。
第二平坦部44bは、曲針40の弧に沿って延びる中心線Z1に対して直交する断面において、針本体部43の外周のうち曲針40の湾曲における外側(曲針40の曲率中心O1から遠い側)に形成されている。
本実施形態の縫合システム1の作用について説明する。図8は、持針器20が軟性内視鏡2に挿通された状態を示す図である。
本実施形態の縫合システム1を用いて体内の組織を縫合する場合には、縫合対象部位近傍まで導入された曲針40を、内視鏡視下で持針器20を用いて把持する。
縫合に適した姿勢で曲針40を把持するために、持針器20の操作者は、曲針40の針本体部43が第一把持部材23と第二把持部材26との間に位置するように、操作部31を用いて曲針40を把持する。たとえば、操作者は、スライダ33を操作部31の基端側へ軽く牽引して第一把持部材23を第二把持部材26側へと移動させることで曲針40の針本体部43を軽く把持する。図6及び図7に示すように第一平坦部44aが第一把持面25に接し、第二平坦部44bが第二把持面27に接した状態になると、針先41がやや基端側に傾斜した状態で曲針40の位置が安定する。この状態で操作者がスライダ33をさらに牽引すると、スライダ33の遠位端側への移動が固定機構で制限される。これにより、曲針40が回転しないように、第一把持部材23と第二把持部材26とによって曲針40を把持した状態で維持される。
なお、本実施形態では、第二平坦部44bが第一把持面25に接し、第一平坦部44aが第二把持面27に接するように曲針40を第一把持部材23及び第二把持部材26によって把持することもできる。しかしながら、本実施形態における曲針40の好ましい把持状態は、第一平坦部44aが第一把持面25に接し、第二平坦部44bが第二把持面27に接した状態である。
第一平坦部44aが第一把持部材23に接し第二平坦部44bが第二把持部材26に接するように曲針40が持針器20に把持された状態において、スライダ33が遠位端側へ移動しないようにスライダ33の移動が規制されると、第二把持部材26は、針先41が第二平坦部44bよりも基端側に位置するように曲針40の姿勢を拘束する。
本実施形態において、軟性内視鏡2の処置具チャンネル7の先端開口部7aの中心線X2は、撮像部4の光軸X1と略平行となるように光軸X1から離間している。このため、処置具チャンネル7の先端開口部7aから突出した持針器20の先端部分は、光軸X1と略平行に先端側へ突出している。この状態で、図8に二点鎖線で示すように可撓管部21の中心線Y1の延長線となる直線Y3に対して直交する面内に曲針40の中心線Z1aが位置するように曲針40が持針器20に把持されると、軟性内視鏡2の撮像部4によって撮像された画像において、曲針40の針本体部43までの距離と曲針40の針先41までの距離とが極端に異なって見える場合がある。
軟性内視鏡2に持針器20を挿通して縫合をする場合には、内視鏡画像の下側に縫合対象組織を捉えながら処置をすることが多いので、縫合における組織への穿刺過程で、曲針40の針先41は、光軸X1に近い位置(図8参照)から、光軸X1から離れて組織Tへ向かう方向へと移動する。このとき、図8に二点鎖線で示すように中心線Y1の延長線となる直線Y3に対して直交する面内に曲針40の中心線Z1aが位置していると、内視鏡画像上では実際よりもさらに遠方側へ針先41が移動するように見える。このため、上記の直線Y3に対して直交する面内に曲針40の中心線Z1が位置するように曲針40が持針器20に把持された状態で内視鏡視下で縫合をしようとすると、撮像部4の光軸X1方向における針先41の位置を誤認することで、持針器20の操作者が意図するよりも深く針先41を組織に刺入させてしまう可能性がある。
また、可撓管部21の中心線Y1の延長線となる直線Y3に対して直交する面内に曲針40の中心線Z1aが位置するように曲針40が持針器20に把持された状態で内視鏡視下で縫合をしようとすると、針先41が組織に対して進入する角度が意図する角度よりも深くなり、針先41の刺入抵抗が意図した大きさよりも小さくなって必要以上に深く組織を穿刺してしまう可能性がある。
これに対して、本実施形態では、図6に示すように、第二平坦部44bよりも針先41が基端側に向けられているので、軟性内視鏡2の撮像部4によって撮像された画像上において、針先41と針本体部43とが略等距離に見える。これにより、本実施形態の持針器20によって把持された曲針40の針先41と撮像部4との距離がわかりやすくなっている。その結果、本実施形態の縫合システム1によれば、組織に対して意図する以上に深く曲針40を刺入してしまう可能性を減少させることができる。
また、本実施形態では、第一平坦部44a及び第二平坦部44bを有する曲針40を縫合システム1が備えていることによって、第二平坦部44bが第二把持面27に接して曲針40の姿勢が拘束されることに加えて、第一平坦部44aが第一把持面25に接することでも曲針40の姿勢を拘束可能である。このため、本実施形態の縫合システム1によれば、第二平坦部44bのみが曲針40に形成されている場合と比較して、曲針40をさらに安定して把持可能である。
また、本実施形態の持針器20と上記の第一平坦部44a及び第二平坦部44bを有する曲針40とを備えた縫合セットは、公知の軟性内視鏡と適宜組み合わせて使用されることで上記の効果を奏する。
(変形例1)
上記第1実施形態の変形例について説明する。図9は、本変形例の持針器における処置部を示す側面図である。
図9に示すように、本変形例における第一把持部材23は、上記第1実施形態に開示された第一把持面25とは構成が異なる第一把持面25Aを有している。
本変形例における第一把持面25Aは、先端23a近傍において、第一把持部材23の基端23bから先端23a側へ行くに従って漸次第二把持部材26側に近づくように湾曲している。本変形例の第一把持面25Aは、第一把持部材23と第二把持部材26とによって曲針40が把持された状態において、把持力により曲針40が処置部22の先端側に移動するのを制限する。これにより、本変形例では、操作ワイヤ35の牽引力が強くても第一把持部材23と第二把持部材26とによって確実に曲針40を把持することができる。
(変形例2)
上記第1実施形態の他の変形例について説明する。図10は、本変形例の持針器における処置部を示す側面図である。図11は、本変形例の持針器における処置部を図10のC方向から示す図である。
図10及び図11に示すように、本変形例における第二把持部材26は、第二把持面27の先端27aから第一把持面25側へ突出する突起部39を有している。
突起部39は、第一把持部材23と第二把持部材26とによって曲針40が把持された状態において、処置部22の先端側に曲針40が移動して第一把持部材23と第二把持部材26との間から曲針40が抜け落ちてしまうことがないように、曲針40を支持することができる。
また、本変形例における突起部39は、第一把持部材23の先端23aが入り込む窪み39aを有していている。窪み39aが突起部39に設けられていることにより、第二把持面27から突起部39の突出端までの距離よりも直径が小さな曲針40を第一把持部材23及び第二把持部材26によって把持することができる。
(変形例3)
上記第1実施形態のさらに他の変形例について説明する。図12は、本変形例の持針器が軟性内視鏡に挿通された状態を示す側面図である。図13は、本変形例の持針器を用いて曲針を把持して縫合をする動作を説明するための図である。
図12及び図13に示すように、本変形例における縫合システム1は、軟性内視鏡2の処置具チャンネル7及び撮像部4の構成に対応して最適化された持針器20Aを備えている。
本変形例において、第二把持部材26に形成された第二把持面27Aは、第一把持部材23と第二把持部材26との間に曲針40の針本体部43の中央領域P1のなかの任意の被把持部P2が把持された状態において、撮像部4から曲針40の被把持部P2までの第一直線距離L1と、撮像部4から曲針40の針先41までの第二直線距離L2とが互いに等しくなるように、曲針40の姿勢を拘束する。中央領域P1は、たとえば、曲針40の中心線Z1上における針先41と針元部42との中間点Mから、曲針40の曲率中心Oを中心として針元部42側へ所定の角度γまでの範囲を含んだ領域である。たとえば所定の角度γは30°である。
本変形例において、第二把持面27Aは、処置部22における回動軸Y2が延びる方向から見たときに、可撓管部21の中心線Y1の延長線となる直線Y3に対して、一定角度θ2をなしている。上記の一定角度θ2は、軟性内視鏡2の処置具チャンネル7及び撮像部4の構成に対応して設定される。
本変形例では、第二把持面27Aが、本変形例の持針器20と共に使用される軟性内視鏡2の構成に最適化された一定角度θ2を有しているので、可撓管部21の中心線Y1を中心として処置部22を回転させて針先41を組織に刺入する過程において、撮像部4によって撮像された画像上で針先41の距離の変動がさらに少なくなる。このため、本変形例では、針先41を組織に刺入する過程での針先41の遠近感の誤認がさらに起こりにくい。
(第2実施形態)
本発明の第2実施形態について説明する。図14は、本実施形態の持針器の第二把持面を示す平面図である。図15は、処置部を示す正面図である。
図14及び図15に示すように、本実施形態の持針器20Bは、上記第1実施形態に開示された第二把持部材26に代えて、この第二把持部材26とは構成が異なる第二把持部材36を有している。
本実施形態の第二把持部材36は、第1実施形態と同様に曲針40の第二平坦部44bに接する第二把持面37を有している。第二把持部材36は、第二把持部材36の先端36aから第二把持部材36の基端36bへ向かって延びる溝部38を有している。本実施形態では、第二把持面37は、溝部38によって2つに分かれている。第二把持面37は、溝部38との境界部37a,37bを有している。本実施形態では、境界部37a,37bは、第二把持面37と溝部38とが交わる位置で溝部38の長手軸方向に延びた溝の縁であり、その縁が角部であっても良いし、角部を面取りした形状や角部に代えてラウンド形状を施していても良い。
溝部38は、第二把持部材36の先端36aから第二把持部材36の基端36bへ向かって直線状に延びている。
溝部38と第二把持面27の境界部37a,37bに曲針40の針本体部43が接することによって、曲針40の第二平坦部44bは、互いに離間する2ヶ所(図15において符号A1,A2で示される位置)において、境界部37a,37bによって支持される。
また、第二平坦部44bが境界部37a,37bによって支持されている状態で第一把持部材23が上記第1実施形態と同様に閉じられると、第一把持部材23が曲針40の第一平坦部44aに接する。曲針40の第一平坦部44aは、第二把持部材36の先端36aから第二把持部材36の基端36bへ向かって見たときに、上記の2ヶ所(A1,A2)に挟まれる位置にある2か所(図15において符号A3,A4で示される位置)において第一把持部材23の第一把持面25によって支持される。
本実施形態では、曲針40における外周のうち曲針40の湾曲における外側に形成された第二平坦部44bが互いに離間する2ヶ所(A1,A2)において境界部37a,37bによって支持されるので、第一把持部材23と第二把持部材36とによって曲針40が把持された場合における曲針40の姿勢を第1実施形態よりもさらに安定させることができる。
以上、本発明の実施形態について図面を参照して詳述したが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等も含まれる。
例えば、上記各実施形態に開示された持針器20は、上記の軟性内視鏡2とは異なる内視鏡とともに使用されるものであってもよい。たとえば、上記各実施形態の持針器20は、側視型の内視鏡とともに使用されてもよい。
また、上記各実施形態に開示された持針器20の操作部は、図17に示すようなカールライネル型でもよい。
例えば、図17に示すように、操作部51は、開閉動作可能な一対のハンドル(固定ハンドル52及び可動ハンドル53)と、可動ハンドル53を固定する固定機構(不図示)とを有している。可動ハンドル53は、固定ハンドル52に対して所定の開閉軸53aを中心として回動可能となるように固定ハンドル52に連結されている。さらに、可動ハンドル53は、操作ワイヤ35の基端35bに連結されている。固定ハンドル52に対して可動ハンドル53を開閉動作させることによって、可撓管部21の中心線Y1に沿って操作ワイヤ35を移動させることができる。
また、上記各実施形態に開示された持針器20の第一把持部材23の基端部23bは、図18に示すように連結用リンク61を介して操作ワイヤ35の先端35aに連結されていてもよい。
また、上記第2実施形態において、第一把持部材は、曲針に形成された第一平坦面の一か所に接するようになっていてもよい。
また、上記各実施形態に開示された効果は、上記各実施形態の持針器20に対して公知の曲針及び内視鏡を組み合わせて使用した場合であっても同様に奏する。
また、上記各実施形態及びその変形例に開示された事項は、適宜組み合わされてもよい。
例えば、図16に示すように、上記第1実施形態に開示された第二把持部材26は、溝部38及び突起部39をともに有していてもよい。
本発明は、軟性内視鏡視下で組織の縫合を行うための医療器具に利用可能である。
1 縫合システム
2 軟性内視鏡
3 挿入部
4 撮像部
5 能動湾曲部
6 軟性部
7 処置具チャンネル
7a 処置具チャンネルの先端開口部
7b 処置具チャンネルの基端開口部
8 (内視鏡の)操作部
9 グリップ
10 入力部
11 ユニバーサルコード
20,20A,20B 持針器
21 可撓管部
22 処置部
23 第一把持部材
23c 第一把持部材の連結孔部
25,25A 第一把持面
26,36 第二把持部材
27,27A,37 第二把持面
28 接続部
28a 接続部の連結孔部
29 連結軸
31,51 (持針器の)操作部
32 操作部本体
33 スライダ
34 スライダ固定機構の解除ボタン
35 操作ワイヤ
37a,37b 第二把持面と溝部の境界部
38 溝部
39 突起部
39a 突起部の窪み
40 曲針
41 針先
42 針元部
43 針本体部
44 平坦部
44a 第一平坦部
44b 第二平坦部
52 固定ハンドル
53 可動ハンドル
61 連結用リンク
X1 光軸
X2 処置具チャンネルの中心線
Y1 可撓管部の中心線
Y2 連結軸の中心線(回動軸)
Y3 可撓管部の中心線の延長線
Z1 曲針の中心線
O1 曲針の曲率中心
P1 曲針の中央領域
P2 曲針の被把持部
A1,A2 第二把持面と溝部との境界部と第二平坦部との接触位置
A3,A4 第一把持面と第一平坦部との接触位置
w1 上記A1とA2との距離
w2 上記A3とA4との距離

Claims (6)

  1. 軟性内視鏡の処置具チャンネルに挿通可能な可撓性を有する長尺の可撓管部と、
    第一把持面を有し、前記可撓管部の先端部に回動可能に連結された第一把持部材と、
    第二把持面を有し、前記可撓管部の先端部に設けられた第二把持部材と、
    を備え、
    前記第二把持面は、前記第二把持面の遠位端側が前記第一把持部材に近づくように、前記第二把持面の近位端側から前記遠位端側に向かって傾斜しており、
    前記第一把持面と前記第二把持面により曲針の被把持領域を把持した状態では、前記曲針の前記被把持領域よりも前記可撓管部の基端側に前記曲針の針先が位置する
    持針器。
  2. 前記第二把持面は、前記可撓管部の中心軸に対して5°以上20°以下の範囲で傾斜している、請求項1に記載の持針器。
  3. 前記第二把持部材は、前記第二把持面の先端から前記第一把持部材側へ突出する突起部を有する、請求項1に記載の持針器。
  4. 前記第二把持部材は、前記第二把持面の先端から基端へ向かって延びる溝部を有し、
    前記溝部は前記可撓管部の中心軸に対して直交する方向において前記第一把持面よりも幅が広い、
    請求項1に記載の持針器。
  5. 請求項1に記載の持針器と、
    前記持針器により把持される曲針と、
    を備えた縫合セットであって、
    前記曲針は、前記曲針の弧に沿って延びる中心線に対して直交する断面において前記曲針の外周の少なくとも一部が平坦に形成された平坦部を有し、
    前記第一把持面と前記第二把持面により前記曲針の前記被把持領域を把持した状態において、前記平坦部は、前記第一把持面と前記第二把持面の少なくとも一方に当接することにより、前記針先が前記平坦部よりも近位側に位置するように、前記曲針の姿勢を拘束する
    縫合セット。
  6. 請求項1に記載の持針器と、
    前記可撓管部が挿入される処置具チャンネルを有するとともに前記処置具チャンネルの先端から突出する前記持針器のうち少なくとも前記第一把持部材及び前記第二把持部材を撮像可能な撮像部を有する内視鏡と、
    を備えた縫合システムであって、
    前記第二把持面は、前記第一把持部材と前記第二把持部材との間に曲針が把持された状態において、前記撮像部から前記曲針の中央部までの第一直線距離と前記撮像部から前記曲針の針先までの第二直線距離とが互いに等しくなるように前記曲針の姿勢を拘束可能となる角度を有して傾斜している
    縫合システム。
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