JP6196961B2 - コネクタ - Google Patents

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    • H01R13/4365Insertion of locking piece from the front comprising a temporary and a final locking position

Description

本発明は、コネクタに関する。
コネクタの一般的な構造は、例えば、雌コネクタハウジングに設けられた端子収容室内に雌端子を挿入して、片持ちタイプのランスにより抜け止め状態に収容する。さらに、雄コネクタハウジングに設けられた端子収容室内に雄端子を挿入して同様にランスにより抜け止め状態に収容する。そして、雌雄コネクタハウジングを嵌合することで、対応する雌雄端子同士が接続される。
ここで、例えば、接続端子の挿入抵抗を増大させることなく当該接続端子のがたつきを防止して、振動が作用する場合にも接続端子における電気的接続の信頼性を維持することができるコネクタが提案されている(例えば、特許文献1参照。)。具体的には、雌コネクタはフロントフォルダを備える構造になっている。このフロントフォルダは、端子の挿入方向に沿って前後移動可能に支持されて端子収容室の前端部に仮係止される。そして、相手コネクタである雄コネクタとの嵌合移動に伴って、フロントフォルダが雄コネクタにより押圧されると、フロントフォルダが雌端子に当接してランスとの間で雌端子を狭持するとともに、雌コネクタに対して本係止状態となる。
特開2006−196348号公報
ところで、雌端子が横長に複数並んで配列される構造の場合、フロントフォルダを雌ハウジングに装着するとき、嵌合状態は上述の様に仮係止状態におかれる。このとき、図13の雌コネクタA’に示す様に、フロントフォルダ2の係止姿勢が適切でなく、雌ハウジング1’に対してフロントフォルダ2’ががたついた状態になることがあった。この場合、図14や図15に示すように、フロントフォルダ2’の一部構造(検知板12’)が適正な仮係止状態より奥に位置してしまうことがあった。図13では、図示右側の検知板12’が本来より奥に位置している。そのとき、図15に示す様に、雌端子4が未挿入状態にもかかわらず、検知板12’がハウジングランス8の上方の空間(撓み空間28)まで達してしまっている。その結果、ハウジングランス8が撓むことができず障害となって、雌端子4’の挿入が出来なくなってしまうという課題があった。例えば、コネクタを用いた製品製造プロセスにおいては、相手コネクタと嵌合する工程にフロントフォルダが仮係止状態のコネクタを輸送・搬送する場合がある。その様な場合に、振動や他部品との接触等によって、係止状態が不本意に本係止状態になってしまうことを避ける必要があり、製造現場からのその様な要請が強かった。特許文献1に開示の技術では、このような課題に対して対策が検討されておらず、対策の技術が求められていた。
本発明の目的は、このような状況に鑑みてなされたものであり、上記課題を解決する技術を提供することにある。
本発明は、接続端子と、前記接続端子が挿入される端子収容室および前記端子収容室への前記接続端子の挿入を許容するように弾性変形し且つ弾性変形から復帰して当該端子収容室に収容された前記接続端子の挿入方向と逆方向への抜脱を規制するように前記接続端子に係合するランスが設けられたコネクタハウジングと、前記挿入方向に沿って前後移動可能に支持されて前記端子収容室の前端部に係止されたフロントフォルダと、を備え、前記フロントフォルダが仮係止状態から押圧されることにより前記挿入方向と逆方向に移動され、前記フロントフォルダが本係止状態となったときに前記接続端子に当接して前記ランスとの間で当該接続端子を挟持するコネクタであって、相手コネクタが嵌合される前の状態で、前記フロントフォルダと前記コネクタハウジングとの係止状態を前記仮係止状態及び前記本係止状態のそれぞれに確立させる係止構造と、前記仮係止状態において、前記フロントフォルダと前記コネクタハウジングとの相対姿勢を適正に維持する姿勢維持手段と、を備え、前記姿勢維持手段は、前記フロントフォルダ又は前記コネクタハウジングのいずれかの構成に形成された溝と、前記フロントフォルダ又は前記コネクタハウジングの前記溝が形成されていない側の構成に形成されかつ前記係止状態において前記溝に嵌まる嵌合用突部と、を備え、前記嵌合用突部は、凸状本体と、前記凸状本体の両サイドで突出する嵌合押圧部とを備え、前記嵌合押圧部は、仮係止状態において、前記溝に圧入されつぶれた状態になり、前記端子収容室へ前記フロントフォルダが収容される空間の開口は略矩形形状であって、前記溝と前記嵌合突部とは、前記略矩形形状の一辺の中央に一組形成され、前記係止構造は、前記溝と前記嵌合突部とが形成された領域と略対向する領域に形成され
また、前記姿勢維持手段は、前記フロントフォルダ又は前記コネクタハウジングのいずれかに設けられた押圧用突部を備え、前記押圧用突部は、前記仮係止状態において、前記フロントフォルダ又は前記コネクタハウジングの前記押圧用突部が形成されていない側の構成と、押圧状態になってもよい。
本発明によれば、フロントフォルダがコネクタハウジングに係止・装着される構成のコネクタにおいて、フロントフォルダとコネクタハウジングとの仮係止状態のときに係止状態を適正に維持する技術を提供することができる。
実施形態に係る、雌コネクタの概略構成を示す斜視図である。 実施形態に係る、雌コネクタの正面図である。 実施形態に係る、雌コネクタの所定位置の水平断面図である。 実施形態に係る、雌コネクタの所定位置の縦断面図である。 実施形態に係る、図3の領域Z1を拡大して示す図である。 実施形態に係る、フロントフォルダの背面図である。 実施形態に係る、図6の領域W1、W2を拡大して示す図である。 実施形態に係る、仮係止状態における雌コネクタの所定位置の横断面図である。 実施形態に係る、仮係止状態における雌コネクタの所定位置の水平断面図である。 実施形態に係る、図8の領域W3、W4を拡大して示す図である。 実施形態に係る、仮係止状態における雌コネクタの所定位置の縦断面図である。 実施形態に係る、図11の領域W5を拡大して示す図である。 背景技術に係る、がたついた仮係止状態における雌コネクタの所定位置の水平断面図である。 背景技術に係る、がたついた仮係止状態における雌コネクタの所定位置の縦断面図である。 背景技術に係る、図14の領域W6を拡大して示す図である。
以下、発明を実施するための形態(以下、「実施形態」という)を、図面を参照しつつ説明する。
図1は本実施形態に係る雌コネクタAの概略構成を示す斜視図である。図2は雌コネクタAの正面図である。図3は雌コネクタAの水平断面図であって、図2のX1−X1断面図である。図4は雌コネクタAの縦断面図であって、図2のY1ーY1断面図に雌端子4を追加して示している。図5は、図3の領域Z1を拡大して示す図であって、雌ハウジング1とフロントフォルダ2とを係止するための構造を示している。図6はフロントフォルダ2の背面図である。
図示のように、雌コネクタAは、雌ハウジング1と、フロントフォルダ2と、パッキン3と、雌端子4と、を備える。詳細は後述するが、フロントフォルダ2は雌ハウジング1の内部に収容され係止される。その係止の際に、フロントフォルダ2は一旦仮係止状態に嵌め込まれ、後に所定の作業工程において本係止状態に嵌め込まれる。雌ハウジング1に収容・固定される雌端子4は、本係止状態のときに雌ハウジング1内に固定されるが、仮係止状態のときには固定されていない。
雌ハウジング1は例えば合成樹脂により形成されており、端子収容室7と、端子収容室7の外周を覆うように形成されたフード部6とを備える。
端子収容室7は、収容室外壁20により画成されて前後に開口している。収容室外壁20は、略矩形筒状を呈しており内部に上記の端子収容室7を配置する。収容室外壁20の後方側(すなわち、コネクタ収容開口部60の奥側)の側面部分には、シリコンゴムなどの弾性材料により形成されたパッキン3が取り付けられる。そして、パッキン3より前側部分にフロントフォルダ2が嵌め込まれるように取り付けられる。
端子収容室7の周囲は略矩形筒状のフード部6により覆われている。フード部6の前端部は端子収容室7の前端部より前方に突出して形成されている。そして、相手コネクタである雄コネクタ(図示せず)が挿入されるコネクタ収容開口部60が形成されている。なお、本実施形態において、端子収容室7は、上下に2段、水平方向に10箇所並んで形成されている。この端子収容室7に雌端子4が挿入される。
フード部6の一側面は厚み方向に貫通してその一部を切欠かれており、この切欠きの内側には、挿入された雄コネクタを係止するための弾性係止片(ロックアーム5)が設けられている。
端子収容室7を画成している収容室外壁20の内部には、上壁面および上下2段に仕切る壁面から前方やや下側に向けて伸びる片持ち状のハウジングランス8が形成されている。このハウジングランス8は、その前端部が上側の面に接近するように弾性変形可能とされている。ハウジングランス8は、端子収容室7に挿入された雌端子4を固定する。
雌端子4は、例えば導電性金属板をプレス加工して形成されており、その前端部に略矩形筒状に形成された接続部と、後端部に電線の芯線および被覆に加締められる断面略U字形の加締め部とを有している。接続部の一側面(ここでは上側面)に、ハウジングランス8が嵌り込む所定形状の開口が設けられている。
例えば図3に示すように、収容室外壁20の前面20aの所定の位置、より具体的には、左右中央で上段側の端子収容室7より上側の領域に、フロントフォルダ2を係止するための係止構造(ハウジング側係止構造70)が形成されている。ハウジング側係止構造70に、後述のフォルダ側係止構造80が係止する。ハウジング側係止構造70とフォルダ側係止構造80の係止構造については後述する。
フロントフォルダ2は、例えば合成樹脂によって形成されており、フォルダ前壁面2aと、フォルダ前壁面2aの周縁から後方に向けて延設されて雌ハウジング1の端子収容室7の前端部に外嵌するフォルダ側壁2cとを有している。
フォルダ前壁面2aには、端子収容室7に対応して上下2段の開口2b(挿通孔)が形成されている。
フォルダ前壁面2aの裏面側、つまりフロントフォルダ2の内部側には、板状の検知板12が後方に向けて延設されている。検知板12は、端子収容室7の数に応じて設けられている。検知板12は、フロントフォルダ2が端子収容室7の前端部に本係止された際に、撓み空間28に差し込まれるようになっている。
また、フォルダ前壁面2aの裏面側の所定の領域に、フォルダ側係止構造80が形成されている。ここでは、左右中央上側部分にフォルダ側係止構造80が形成されている。
ここで、図5を参照して、ハウジング側係止構造70とフォルダ側係止構造80との係止構造について具体的に説明する。
収容室外壁20の前面20aには、後方に所定深さで凹んだ係止用穴71が形成されている。係止用穴71の底面から前方に向けて仮係止片74及び本係止片75が延出している。仮係止片74は仮係止突起9を有している。仮係止突起9は本係止片75側に向けて断面カギ形状を呈している。同様に、本係止片75は本係止突起10を有している。本係止突起10は、仮係止片74に向けて断面カギ状を呈している。ここで。仮係止突起9は本係止突起10より図示で前側に形成されている。
フロントフォルダ2の裏面側には上述の様にフォルダ側係止構造80が形成されている。フォルダ側係止構造80には、後方に延びる係止片82及び係止片82の両サイドに形成されたガイド片81、83が形成されている。
係止片82は、ハウジング側係止構造70の仮係止片74と本係止片75の間に挿入される。ここで、係止片82には、仮係止突起13と本係止突起14が形成されている。仮係止突起13は、仮係止片74側(図示左側)に突出する断面カギ状に形成されている。本係止突起14は、本係止片75側(図示右側)に突出する断面カギ状に形成されている。仮係止突起13は、本係止突起14より先端側に形成されている。
また、図示左のガイド片81は仮係止片74の外側(図示左側)を覆うように係止用穴71に挿入される。図示右のガイド片83は本係止片75の外側(図示右側)を覆うように係止用穴71に挿入される。
仮係止状態の場合、仮係止突起13が仮係止突起9を越えて奥に進入した状態であり、かつ、係止片82の本係止突起14は、本係止片75の本係止突起10に当接した状態にある。本係止状態になるには、本係止突起14が本係止突起10を乗り越える必要がある。なお、仮係止状態から本係止状態に移行するには、フロントフォルダ2を更に奥に押し込む必要があるが、その作業においては作業者がフロントフォルダ2自体を押し込んでもよいし、相手コネクタを装着する際にその装着作業に伴って相手コネクタがフロントフォルダ2を押し込んでもよい。
ここで図6に示す様に、フロントフォルダ2には、底面ガタツキ防止突起15および側面ガタツキ防止突起16とが形成されている。
図7に図6の領域W1及びW2の拡大図を示す。図7(a)は領域W1の拡大図であって、底面ガタツキ防止突起15を拡大して示している。図7(b)は領域W2の拡大図であって、図示左側の側面ガタツキ防止突起16を拡大して示している。図7(c)は領域W3の拡大図であって、図示右側の側面ガタツキ防止突起16を拡大して示している。また、図8は、フロントフォルダ2が仮係止状態に嵌め込まれた雌コネクタAの横断面を示している。図9は、フロントフォルダ2が仮係止状態に嵌め込まれた雌コネクタAの水平断面を示している。ここでは、フロントフォルダ2において検知板12が形成されている部分を示している。図10(a)は図8の領域W3を拡大して示しており、図10(b)は図8の領域W4を拡大して示している。
底面ガタツキ防止突起15は、フロントフォルダ2の下側内壁面2dの中央に上に向けて凸状に形成されている。底面ガタツキ防止突起15は、凸状本体15aと、その両サイドで断面三角に突出する押圧部15bとを備える。図10(a)に示す様に、底面ガタツキ防止突起15は、仮係止状態において、収容室外壁20の所定の領域に形成された溝11に嵌まる。このとき、押圧部15bは溝11に圧入され若干つぶれた状態になる。
側面ガタツキ防止突起16は、フロントフォルダ2の側方内壁面2eの所定の位置(ここでは上下略中央の位置)に対向する2箇所に形成されている。図10(b)に示す様に、側面ガタツキ防止突起16はフォルダ嵌合部22に当たり若干つぶれた状態になる。なお、図示では便宜的に、つぶれる前の状態を示している。
次に、雌コネクタAの組付けについて説明する。まず、雌ハウジング1の収容室外壁20のパッキン配置部21にパッキン3が介装される。その後、フロントフォルダ2を端子収容室22の前端部に仮係止する。
このフロントフォルダ2の仮係止は、上述したように、仮係止突起13が仮係止突起9を越えて奥に進入することで行われる。
ここで、図11はフロントフォルダ2が仮係止状態にある雌コネクタAの縦断面を示している。図12は、図11の領域W5を拡大して示している。図13はフロントフォルダ2が仮係止状態にある雌コネクタAの水平断面を示している。
図示のように、仮係止状態では、フロントフォルダ2の検知板12は、雌ハウジング1の撓み空間28内に差し込まれていない。従って、ハウジングランス8は弾性変形可能となっている。この状態において、電線が加締め固定された雌端子4が後側から端子収容室7内に挿入される。
雌端子4が端子収容室7内に挿入されるに伴い雌端子4の先端がハウジングランス8の下面に当接し、雌端子4は、ハウジングランス8を上方向に弾性変形させながら、さらに端子収容室7内に進入する。雌端子4が端子収容室7内において正規の位置に達すると弾性変形から復帰したハウジングランス8が雌端子4の上面開口に嵌り込む。
ここで、仮に、上述した底面ガタツキ防止突起15や側面ガタツキ防止突起16が無い場合、フロントフォルダ2を仮係止したときに、図13〜図15に示す様に、フロントフォルダ2ががたつくことがある。ここで、フロントフォルダ2と収容室外壁20とは、上述したハウジング側係止構造70とフォルダ側係止構造80とで仮係止状態となる。しかし、図5の係止構造において、係止片82の本係止突起14と本係止片75の本係止突起10との当接位置P1が支点となって、図示矢印で示す様に、回転するようにガタが発生することがある。このとき、図13のガタが発生している雌コネクタA’では、図示で右側程、検知板12’が奥に位置する。すると、図14や図15で示す様に、仮係止状態にも拘わらず検知板12’が撓み空間28’に進入してしまう。その結果、ハウジングランス8’が弾性変形できず、雌端子4を挿入することができなくなってしまう。
しかし、本実施形態では、溝11と底面ガタツキ防止突起15、及び側面ガタツキ防止突起16を設けることで、フロントフォルダ2と収容室外壁20とを仮係止状態にしたときの姿勢を適正に維持できる。その結果、ガタの発生を回避できる。また、底面ガタツキ防止突起15や側面ガタツキ防止突起16があることから、仮係止状態から本係止状態に移行するための移行力が上がる。したがって、仮係止状態の雌コネクタAを輸送する時などにおいて振動や他部品との接触等によって、不本意に本係止状態になってしまうことを防止できる。
以上、本発明を実施形態をもとに説明した。この実施形態は例示であり、それらの各構成要素及びその組合せにいろいろな変形例が可能なこと、またそうした変形例も本発明の範囲にあることは当業者に理解されるところである。
A 雌コネクタ
1 雌ハウジング
2 フロントフォルダ
2a フォルダ前壁面
2b 開口
2c フォルダ側壁
2d 下側内壁面
4 雌端子
5 ロックアーム
6 フード部
7 端子収容室
8 ハウジングランス
9 仮係止突起
10 本係止突起
11 溝
12 検知板
13 仮係止突起
14 本係止突起
15 底面ガタツキ防止突起
16 側面ガタツキ防止突起
20 収容室外壁
22 フォルダ嵌合部
60 コネクタ収容開口部
70 ハウジング側係止構造
74 仮係止片
75 本係止片
80 フォルダ側係止構造
82 係止片
81、83 ガイド片

Claims (2)

  1. 接続端子と、前記接続端子が挿入される端子収容室および前記端子収容室への前記接続端子の挿入を許容するように弾性変形し且つ弾性変形から復帰して当該端子収容室に収容された前記接続端子の挿入方向と逆方向への抜脱を規制するように前記接続端子に係合するランスが設けられたコネクタハウジングと、前記挿入方向に沿って前後移動可能に支持されて前記端子収容室の前端部に係止されたフロントフォルダと、を備え、前記フロントフォルダが仮係止状態から押圧されることにより前記挿入方向と逆方向に移動され、前記フロントフォルダが本係止状態となったときに前記接続端子に当接して前記ランスとの間で当該接続端子を挟持するコネクタであって、
    相手コネクタが嵌合される前の状態で、前記フロントフォルダと前記コネクタハウジングとの係止状態を前記仮係止状態及び前記本係止状態のそれぞれに確立させる係止構造と、
    前記仮係止状態において、前記フロントフォルダと前記コネクタハウジングとの相対姿勢を適正に維持する姿勢維持手段と、
    を備え、
    前記姿勢維持手段は、前記フロントフォルダ又は前記コネクタハウジングのいずれかの構成に形成された溝と、前記フロントフォルダ又は前記コネクタハウジングの前記溝が形成されていない側の構成に形成されかつ前記係止状態において前記溝に嵌まる嵌合用突部と、を備え、
    前記嵌合用突部は、凸状本体と、前記凸状本体の両サイドで突出する嵌合押圧部とを備え、前記嵌合押圧部は、仮係止状態において、前記溝に圧入されつぶれた状態になり
    前記端子収容室へ前記フロントフォルダが収容される空間の開口は略矩形形状であって、
    前記溝と前記嵌合突部とは、前記略矩形形状の一辺の中央に一組形成され、
    前記係止構造は、前記溝と前記嵌合突部とが形成された領域と略対向する領域に形成されていることを特徴とするコネクタ。
  2. 前記姿勢維持手段は、前記フロントフォルダ又は前記コネクタハウジングのいずれかに設けられた押圧用突部を備え、
    前記押圧用突部は、前記仮係止状態において、前記フロントフォルダ又は前記コネクタハウジングの前記押圧用突部が形成されていない側の構成と、押圧状態になることを特徴とする請求項1に記載のコネクタ。
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