JP6196111B2 - 台車走行制御ユニット - Google Patents

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Description

本発明は、台車に取り付ける車輪構造であって、台車の停止状態と走行状態との切り替えを制御可能とした台車走行制御ユニットに関する。
従来、例えば自動車の組立工場の搬送コンベアでは、複数の組立途中の自動車を所定の間隔で直列に載置し、所定の速度で一方向へ流しながら搬送コンベア上にて組立作業を行う。この場合、作業者は、搬送コンベア上を移動しながら組立に必要な部品や工具を収納した台車を伴って組立をする自動車に近づく。また、台車の車輪は、搬送コンベア上に乗って作業者と共に移動し、ある作業地点では一旦停止するように操作される。
そして、自動車の組立が終了した後は、作業者は、後続の自動車を組立てるために搬送コンベアの進行方向とは逆向きに移動する。すなわち、作業者は、移動する搬送コンベアに対して、固定床から見て常に一定の範囲内で前後に移動して組立作業を行っている。このような流れ作業を行うために、複数の作業者が、台車と共に搬送コンベア上を頻繁に前後移動することになる。
しかしながら、搬送コンベアは、少なくとも自動車を載置するための広さと台車を移動・停止させるためのスペースであり、そのため幅員が広がり、搬送コンベア全体が大型化していた。これは、工場の床面積の効率的な使用と相反するため生産効率は低下する。
そこで搬送コンベアの広さを有効に使用するため、搬送コンベアの側縁に沿って形成した固定通路を搬送コンベアの側縁に沿って並べて形成し、その間に台車用の左右車輪を跨って跨持して走行させる方法や、搬送コンベア上に台車を乗せないで、固定通路上でのみ台車を移動させる方法が考えられる。
ところが、前者においては、搬送コンベア上で可能な限り台車の移動スペースを少なくするようにすると、固定通路にかかるスペースが大となり、必然的に台車の重心は固定通路側が大となり、固定通路上に載置された一側方の台車用車輪と固定通路表面との摩擦力が、搬送コンベア表面との摩擦力に比して大きくなってしまう。従って、台車は搬送コンベアに追従することができないため直進走行ができず停止してしまう。このような理由によって、固定通路と搬送コンベアとに跨って台車を跨持走行する方法は採用しにくい。
しかし、後者の固定通路移動方法においては、搬送コンベアと共に台車を並走させる為の技術として、例えば、台車に可倒式の連結部材を取り付けて、搬送コンベア表面と一体に連結することで搬送コンベアの移動と並走させる技術が、特許文献1に開示されている。また、特許文献2には、台車と搬送コンベアを別途の作業台の下で略係合させることで搬送コンベアに台車を並走させる技術が開示されている。
特開2012−35354号公報 特開平8−258765号公報
確かに、特許文献1,2に記載の技術は、搬送コンベアに対して台車を同期して並走させることができるため、一定の作業性を確保する点で有効な技術である。
しかしながら、特許文献1に記載の技術においては、台車のテーブル上から部品箱を取出しにより離反させることで連結部材が搬送コンベアと係合し、部品箱をテーブル上に戻すことで連結部材と搬送コンベアとの係合が解除されるようにしたものであるため、部品箱の取出しと戻し作業について充分に慣れていなければ、走行状態と停止状態をスムーズに制御させることができなかった。
また、連結部材は板状のゴム磁石で構成されているため、係合する搬送コンベアの表面の材質が鉄等の磁性材である必要があり、使用できる搬送コンベアの種類が限定されていた。
更に、台車には上述したような複雑な機構を備える必要があるため、専用台車として別途製作が必要となり、コスト面で不利であった。
また、特許文献2に記載の技術においては、台車と搬送コンベアとを作業台の下において略連結するため、連結軸やその他複数の部材を用いる必要があり、工事が必要な非常に大掛かりで複雑な機構となるため、コスト面で不利であった。
本発明は、以上のような事情に鑑みてなされたものであり、搬送コンベアの側縁に沿って形成された固定通路と搬送コンベアとの間に跨って左右側の台車用車輪を跨持して同期走行させることができる車輪構造であり、更には、台車の停止状態と走行状態との切り替えを簡単な操作で制御可能とした台車走行制御ユニットを提供することにある。
以上のような目的を達成するために、本発明は以下のような台車走行制御ユニットを提供する。
請求項1に係る発明では、台車の外底部に、台車用の左右車輪と、同期作動するように配設した台車走行制御ユニットであって、前記台車走行制御ユニットは、車軸を介して制御車輪と連結した筒状のアウターケースと、前記アウターケース外周壁に形成したボール孔から落下自在に構成した係合ボールと当接する前記アウターケース内のインナーロータリと、付勢力によって一体に同期回動するように前記アウターケースと前記インナーロータリと前記車軸とを結合した線状バネ体と、よりなることを特徴とする台車走行制御ユニット。
請求項2に係る発明では、前記インナーロータリは、前記係合ボールと係合可能な平担部又は凹状部周面を形成したことを特徴とする請求項1に記載の台車走行制御ユニット。
請求項3に係る発明では、前記アウターケース外周壁に形成した前記ボール孔の上方には係合ボール収納筒体を立設すると共に、前記該筒体の天井部には前記係合ボールの昇降に対応した空気圧の変化に応じて開閉自在の弁機構を設けたことを特徴とする請求項1又は請求項2のいずれかに記載の台車走行制御ユニット。
請求項4に係る発明では、一定以上の外力により前記車軸を強制回転させると前記係合ボールが前記インナーロータリの前記外周面との係合を解除し、一定未満の外力により前記アウターケースを強制回転させようとしても前記係合ボールは前記インナーロータリの前記外周面と係合して前記車軸と前記インナーロータリと係合した前記アウターケースは回転不能となるように構成したことを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項に記載の台車走行制御ユニット。
請求項5に係る発明では、請求項1〜4に記載の前記台車走行制御ユニットは、搬送コンベアの側縁に沿って固定通路を形成し、前記搬送コンベアと前記固定通路に跨って前記台車用の左右車輪を跨持して台車走行を行うための前記台車に装着したことを特徴とする台車走行制御ユニット。
本発明に係る台車走行制御ユニットによれば、専用の台車を製作することなく台車の外底部に配設するのみで台車の停止状態と走行状態を制御することができるため非常に安価で、しかも作業性が良好なので台車を自在に操作することができる。
本発明の実施形態に係る台車走行制御ユニットを備えた台車の斜視図である。 本発明の実施形態に係る台車走行制御ユニットの斜視図である。 本発明の実施形態に係る台車走行制御ユニットの斜視簡易分解図である。 本発明の実施形態に係る台車走行制御ユニットを備えた台車の使用例を示す図である。 本発明の実施形態に係る台車走行制御ユニットを備えた台車の側面図である。 本発明の実施形態に係る台車走行制御ユニットを備えた台車の正面図である。 本発明の実施形態に係る台車走行制御ユニットの簡易正面透視図である。 本発明の実施形態に係る台車走行制御ユニットのインナーロータリの他の実施形態を示す簡易正面透視図である。 本発明の実施形態に係る台車走行制御ユニットの動きを示す簡易図である。 本発明の実施形態に係る台車走行制御ユニットを備えた台車の斜視図である。 本発明の実施形態に係る台車走行制御ユニットに揺動機構を付加した斜視図である。 本発明の実施形態に係る台車走行制御ユニット、及びバネストッパの斜視図である。 本発明の実施形態に係る台車走行制御ユニットの簡易正面透視図である。
本発明は、台車の停止状態と走行状態との切り替えを制御可能とした台車走行制御ユニットであり、自動車の組立ラインにおいて自動車を組立のため搬送する搬送コンベアの側縁に沿って固定通路を形成し、搬送コンベアとの間に跨って左右側の台車用車輪を跨持して走行可能に構成し、しかも、左右側の台車用車輪が固定通路上と搬送コンベア上とで左右同期して走行・停止するように構成することにより、専用の台車を製作することなく台車の外底部に配設するのみで台車の走行・停止状態を搬送コンベアの動きと同期して制御することができるようにして、非常に安価で、しかも搬送コンベアに容易に、かつ正確に並走させることができる。
以下、本発明の一実施形態に係る台車走行制御ユニット1について図面を参照しながら説明する。
なお、本説明中の台車走行制御ユニット1及び該ユニット1を配設した台車101における上下・左右の関係は、本説明中で特に明示しない限り、図5に示す通り、上下方向はそのまま上下として説明し、左右方向はそのまま左右として説明する。
また、台車101の前後関係については、図5における紙面と直交する方向の奥側を前方、手前側を後方とする。すなわち、図6における右側を前方、左側を後方とする。
また、本説明中において、左右同一又は左右対称等の構造や部品については、原則として同一の符号を付し、左右何れか一方のみを説明して、他方については説明を適宜省略する。
図1、図2、図3に示すように、本実施形態に係る台車走行制御ユニット1は、台車用の左右車輪102R,102Lと同期作動するように台車101の外底部に配設される。そして、台車走行制御ユニット1は、車軸8を介して制御車輪3と連結した筒状のアウターケース16と、アウターケース16外周壁17に形成したボール孔18から落下自在内に構成した係合ボール25と当接するアウターケース16内のインナーロータリ10と、付勢力によって一体に同期回動するようにアウターケース16とインナーロータリ10と車軸8とを結合した線状バネ体19と、より構成している。
ここで、搬送コンベア201、及び本実施形態に係る台車走行制御ユニット1を配設した台車101について、図を用いて説明する。
まず、図4に示すように、自動車の組立ラインで使用される搬送コンベア201は、搬送コンベア201上において、組立途中の自動車301を架台(図示せず)上に載置固定させた状態で、搬送コンベア201を一定速度で一方向へ移動できるように構成されている。また、搬送コンベア201の表面の材質は、金属材料や樹脂材料等で形成され、その外形は、搬送コンベア201の始端部(図示せず)と終端部(図示せず)とで折り返して回転可能となるように環状となっている。
また、搬送コンベア201上は略平担に形成され、作業者Mの歩行や台車101等の移動が可能である。搬送コンベア201の側縁には、歩行や台車101等の走行が可能な固定通路202が形成されている。固定通路202とは、搬送コンベア201に沿って形成された通路で、工場床面に固定して設けられており、固定通路202と搬送コンベア201との境界部は、可能な限り隙間や段差が排除され、一体の床のように構成されている。
本実施形態に係る台車走行制御ユニット1を配設した台車101は、このような移動する搬送コンベア201と固定通路202とに跨るようにして使用される。
次に、図1、図5、図6、図10は、台車走行制御ユニット1を配設した台車101の一実施形態を示すものである。台車101は外観視で略矩形状に形成され、上部に略長方形状の天板103を配設すると共に、天板103の下方四隅には角柱状の脚柱104を垂設している。隣接する各脚柱104の下端面の間には角柱状の短枠材105,105と長枠材106,106を連結し、対向する短枠材105,105の上面において3枚の帯状の第一・第二・第三横桟107,108,109を間隔を空けて介設している。また、短枠材105,105と長枠材106,106とで構成した台車101の外底部となる矩形状の底部枠体110の四隅には、キャスターを備えた4つの台車用左右車輪102R,102Lを配設している。また、天板103の上方の一箇所の角部には角柱状の把持部111を立設している。
このように構成された台車101は、天板103上に部品(図示せず)を収納した部品箱112や工具(図示せず)を載置できると共に、横桟107,108,109上においても同様に載置できる。また、短辺側を進行方向として使用され、把持部111を把持して台車101を任意の場所へ移動させることができる。
本実施形態に係る台車走行制御ユニット1は、例えば、このような構造の台車101に対して配設することができる。具体的には、図1に示すように、把持部111に最も近い第一横桟107以外の第二・第三横桟108,109の長手方向略中央の下面において、第二・第三横桟108,109に跨って台車走行制御ユニット1の上部にあたる矩形枠体2の上端面を跨持させた状態で連結している。
この場合、図5に示すように、台車101に配設された台車走行制御ユニット1の制御車輪3は、制御車輪3近傍の台車用左車輪102Lよりも搬送コンベア201上に確実に接地されるように、台車用左車輪102Lを搬送コンベア201と非接触か、軽い接触状態となるように配設している。
また、台車走行制御ユニット1の他の配設方法として、図10、図11に示すように、台車走行制御ユニット1の矩形枠体2の上端面を台車101aに枢支した揺動アーム50に連設し、揺動アーム50の上下揺動を介して台車走行制御ユニット1の制御車輪3が搬送コンベア201上に確実に当接するように構成することもできる。
この場合、把持部111側の短枠材105近傍に介設された第二・第三横桟108,109の下面に跨るようにして円柱状の枢支軸113を連結し、枢支軸113に挿通した枢支パイプ51を枢支軸113周りに回動自在としている。また、枢支パイプ51の周面の一部を矩形板状の揺動アーム50の一側端部下面と連結すると共に、他側端部下面をボルト孔44を介して矩形枠体2の上端面と連結する。このように揺動機構を構成することで、台車走行制御ユニット1は枢支軸113周りに揺動自在となる。
また、揺動機構には、台車走行制御ユニット1が枢支軸113の軸線方向に対して自由に移動しないように、枢支パイプ51の両端部近傍の枢支軸113に枢支パイプ51の開口よりも大きな外径のストッパ(図示せず)を一体に設けている。
なお、台車走行制御ユニット1は、台車101の外底部に配設されるが、外底部とは必ずしも台車101の底部に初期的に配設された台車用左右車輪102R,102L間で囲まれた領域のみを示すものではなく、該領域を越えた部分をも含むものである。従って、台車走行制御ユニット1が台車101から突出した部分に配設されていてもよい。また、台車走行制御ユニット1は、台車101に対して複数個配設してもよい。
次に、本実施形態に係る台車走行制御ユニット1の各部の構造について詳述する。
図2、図3、図7に示すように、台車走行制御ユニット1は、上部において、長手方向を左右方向とする矩形状の2つの長片4,4と、長片4の短辺よりも長い辺で形成された略正方形状の2つの短片5,5とが各々の側面が互いに対向するように端部で連結された上下開放の矩形枠体2を配設している。矩形枠体2は、全ての長・短片4,4,5,5の上端面が同一平面となるように構成され、更に、短片5,5の上端面には台車101の外底部と接続可能とするための雌ネジ孔6、及び台車101aと揺動アーム50を介して枢支連結可能とするための雌ネジ孔41を形成している。矩形枠体2の下端面は、短片5,5が下方に突出するように構成し、その端面にベアリング(図示せず)を内設した軸受7,7を介して車軸8を回動自在に軸架している。なお、39は軸受孔である。
車軸8は、1個の制御車輪3とインナーロータリ10とを一体に構成(図示しないタイヤのホイルとインナーロータリ10の一方の端部とが連結されている)しており、車軸8の両端部近傍には、車軸8が軸受7から脱落することを防止するための車軸ストッパ9を軸受7よりも外側となる位置に形成している。車軸ストッパ9は、軸受孔39の内径よりも大きな外径で、車軸8と同心円状に形成している。
また、後述する弁機構30を備えた筒状体26が配設される側とは反対側(左側)には、制御車輪3を、中心をずらして配設している。なお、制御車輪3は、可能な限り床面との接地を確実にするために、ソリッドタイヤ(空気なし)を用いることが望ましい。
インナーロータリ10は、後述する無底円筒状のアウターケース16内で揺動自在に収納されている。そして、インナーロータリ10の形状は、略正方形の角部11がアウターケース16の内壁に接触しない程度に面取りして八角形とし、軸線方向を略水平方向とする略八角柱状に形成している。また、車軸8は、軸線方向であるインナーロータリ10の中心部で挿通固定されている。
すなわち、インナーロータリ10の外周面15は、面取りされた4つの角部11と、それ以外の4つの平担部12とで形成されている。平担部12は、係合ボール25と当接して確実に係合可能なように、アウターケース16の内壁と平担部12との間で係合空間13を形成している。また、角部11は、後述する係合ボール25を上方へ押し上げる機能を有している。
なお、インナーロータリ10の形状は、図8に示すように、後述する係合ボール25が係合可能な凹状部14を外周面15に複数形成した歯車状であってもよく、その他、係合ボール25が係合可能であれば如何なる形状であっても本発明の要旨の範囲内である。
図2、図3、図7に示すように、内部にインナーロータリ10を収納するアウターケース16は、周面においてアウターケース16の外周壁17に略矩形状のボール孔18を穿設している。ボール孔18はアウターケース16の外周壁17側と内部のインナーロータリ10の外周面15との間で、後述する係合ボール25が行き来できる程度の大きさに形成している。
また、アウターケース16とインナーロータリ10とは、略へ字状の線状バネ体19によって結合している。線状バネ体19の中央部は車軸挿通部20として車軸8を遊挿可能なように巻回状に形成しており、両端部は略へ字状の頭部側へ若干だけ屈曲して係合部21,21を形成している。
また、アウターケース16の端面には、車軸8を挟んで対向するように断面略T字状の2つのアウター係合凸部22を、T字状の底部が基端となるように突設すると共に、インナーロータリ10の端面にも、車軸8を挟んで略対向するようにアウター係合凸部22と同形状の2つのインナー係合凸部23を同様に突設している。
そして、線状バネ体19の車軸挿通部20を車軸8に挿通し、線状バネ体19の有する付勢力に抗して係合部21をインナー係合凸部23とアウター係合凸部22に係合させる。このように構成することで、線状バネ体19の係合部21,21は、アウター係合凸部22,22とインナー係合凸部23,23に対して車軸8を中心として互いに逆方向の付勢力を与えるため、アウターケース16とインナーロータリ10とは、略一体となって同期回動することが可能となる。すなわち、制御車輪3の回動力は、車軸8を介してインナーロータリ10から線状バネ体19、更にはアウターケース16へと伝わり、こられが略一体となって回動することになる。また、線状バネ体19による付勢力は、アウター係合凸部22とインナー係合凸部23の突設する位置を変更することで調整することができる。
なお、線状バネ体19の付勢力調整の他の手段として、図12(a)、(b)、図13に示すように、アウター係合凸部22の代りに、アウターケース16の外周壁17の対向する部分に左右バネストッパ60をそれぞれ変位自在に突設し、線状バネ体19の係合部21を左右バネストッパ60の端部に形成した凸片62に係合させておくこともできる。このように構成することにより、左バネストッパ60が左回転の変位をしたとき、また、右バネストッパ60が右回転の変位をしたときは、それぞれ線状バネ体19の付勢力が調整される。
バネストッパ60は、アウターケース16の回動方向と同方向に長孔61を穿設し、アウターケース16の外周壁17の所定箇所に雌ネジ孔(図示せず)がそれぞれ2箇所形成されているため、バネストッパ60を押圧しながらバネストッパ60の外側からそれぞれ2個のボルト42によって固定される。また、バネストッパ60の位置を変位させるには、ボルト42を緩めて長孔61に沿ってバネストッパ60を車軸周りに移動させ、再度ボルト42によって螺着固定する。
ここで、アウターケース16に対するインナーロータリ10の車軸8周りの位置関係について説明する。図7に示すようにインナーロータリ10の平担部12は、係合ボール25の中心から車軸8に向かう軸線Vと平担部12の面方向Sとが直交しないように構成している。すなわち、平担部12の面方向Sは、水平面方向Hに対して車軸8の径方向に対して若干の角度αを与えて傾けた状態で略一体としている。
このように構成することで、例えば、制御車輪3の時計方向への回動時においては、インナーロータリ10の左上角部11は初期的に係合ボール25に近接しているため、左上角部11によって係合ボール25を上方へ押し上げる際には、インナーロータリ10を線状バネ体19の付勢力に抗して時計回りに回動させるための移動量が少なくて済む。従って、線状バネ体19の付勢力による影響も少なく比較的容易に回動させることができる。
反対に、反時計方向への移動時には、インナーロータリ10の右上角部11は係合ボール25と離れているため、右上角部11によって係合ボール25を上昇させる際には、インナーロータリ10を線状バネ体19の付勢力に抗して反時計回りに多く回動させなければならない。従って、線状バネ体19の付勢力が大きくなるのでインナーロータリ10は回動し難くなる。
このように構成することで、制御車輪3を積極的に回動させたい方向と、できるだけ回動させたくない方向とを、インナーロータリ10を配設する角度αによって規制することが可能となる。
なお、制御車輪3の回動方向を時計・反時計回りの何れの方向においても略均等に使用したい場合には、係合ボール25の中心から車軸8に向かう軸線Vと平担部12の面方向Sとが略直交するように、平担部12を水平面方向Hとなるように構成すればよい。
また、上述した通り、線状バネ体19の付勢力の調整については、アウター係合凸部22の代りにバネストッパ60を用いることで容易に調整可能であるため、制御車輪3の回動方向の規制について、更に細かい調整が可能である。
次に、係合ボール25、及びそれを収納した筒状体26について説明する。図3、図7に示すように、台車走行制御ユニット1の矩形枠体2の一方の短辺5の内側面にステー34を介して係合ボール25を収納するための筒状体26を縦方向に垂設しており、筒状体26は、下方の開口部28がアウターケース16のボール孔18に連設するように、アウターケース16の外周壁17に近接して立設されている。また、筒状体26は、下部に係合ボール25が収納される係合ボール収納筒体27を配設し、上部に弁機構30を有する後述する弁ボール収納筒体33を配設した構成としている。なお、ステー34には雌ネジ孔40が形成され、短片5の側面に形成されたネジ孔38側からボルト(図示せず)によって螺着固定することで、筒状体26を短辺5に固定可能としている。
なお、筒状体26をアウターケース16の外周壁17に立設するに際しては、筒状体26の下方開口端面を、アウターケース16の外周円弧面と一致するように半円弧状に形成している。このように形成することで、係合ボール25の上方への移動をスムーズに行うことが可能となる。
また、係合ボール収納筒体27の内部空間は仮想円柱状に形成され、その内径は係合ボール25の外径と略同一に形成されているため、係合ボール25が内部空間内で上下自在に移動可能であると共に、アウターケース16の外周壁17、ボール孔18、及びインナーロータリ10の外周面15との間においても上下自在に移動可能である。
このように構成することで、制御車輪3の回動によりアウターケース16が同期して回動すると、係合ボール収納筒体27内でアウターケース16の外周壁17面上にあった係合ボール25は、真下に移動してきたボール孔18へと落下し、インナーロータリ10の外周面15と当接する。従って、インナーロータリ10は、係合ボール25が障害となって、一定以上の外力が付加されない限り回動力が阻害されることとなり停止し、制御車輪3も同様に停止することになる。
なお、係合ボール25がボール孔18に落下した状態、すなわち制御車輪3の停止状態においては、制御車輪3を回動させようとするとボール孔18の中で係合ボール25が動ける限られた移動量と、線状バネ体19の付勢力に抗してアウターケース16とインナーロータリ10との位置関係が若干だけずれるずれ量の分だけ回動させることができる。
また、係合ボール収納筒体27の天井部29には、係合ボール25の昇降に対応した空気圧の変化に応じて開閉自在の弁機構30を設けている。このように弁機構30を設けることで、制御車輪3の回動時における係合ボール収納筒体27内での係合ボール25の上昇の際、係合ボール収納筒体27内の空気が圧縮されることによる上昇の阻害を防止でき、係合ボール25のスムーズな上昇を可能にする。また、係合ボール25が降下する際には、係合ボール収納筒体27内の空気が膨張され負圧になることによって、降下速度を緩和させることができる。特に、降下速度の緩和は、制御車輪3の回動時における係合ボール25とボール孔18周縁との接触による衝撃を緩和することができる。
次に、弁機構30の具体的な構造について説明する。弁機構30は、係合ボール収納筒体27の天井部29の中央に設けた調圧孔31の開閉蓋を弁ボール32の周面によって行うものである。弁ボール32は、係合ボール収納筒体27の上部において連設する弁ボール収納筒体33の内部に収納される。弁ボール収納筒体33は、一端開口の円筒状に形成され、開口側を係合ボール収納筒体27の天井部29の上面に連設して全体として筒状体26を構成する。
また、弁ボール収納筒体33の内部空間は仮想円柱状に形成しており、その内径は弁ボール32の外径と略同一に形成され、弁ボール32が上下自在に移動可能としている。また、弁ボール収納筒体33の上部の側壁には、内部空間内で生じる空気圧の変化の影響を受けずに弁ボール32が自由に昇降可能なように通気孔35を穿設すると共に、前述したステー34を突設している。
なお、弁ボール32は、下方から調圧孔31に向かって送り出される空気によって上方へ移動する必要があるため、両ボール25,32が同様の材質である場合には、その外径は係合ボール25と同径か、それよりも小さい径であることが望ましい。
次に、台車走行制御ユニット1の一連の動作の流れを図9(a)〜(f)に示しながら、各部の機能や構造について詳述する。なお、説明においては、本実施形態に係る台車走行制御ユニット1が配設された図1に示す台車101を例示して説明する。
まず、図9(a)に示すように、係合ボール25はアウターケース16のボール孔18から落下してインナーロータリ10の外周面15である平担部12と当接している。この場合、制御車輪3に一定の回動力を与えてインナーロータリ10を回動させようとしても、線状バネ体19によりアウターケース16と略連結したインナーロータリ10の動きも規制されるため回動しない。従って、制御車輪3は停止状態を維持することになるため、台車101自体も停止状態を維持する。
次に、図9(b)に示すように、台車101の移動を開始させることで停止状態の制御車輪3に上述した回動力以上の所定の回動力を付加すると、アウターケース16は停止したまま、インナーロータリ10は線状バネ体19の付勢力に抗して回動する。インナーロータリ10の回動により、係合ボール25は、当接していたインナーロータリ10の平担部12から角部11へと当接箇所が移動するため係合ボールが上昇する。
係合ボール25の上昇により、係合ボール25とボール孔18との係合が緩み、更に、インナーロータリ10を介した線状バネ体19の付勢力も加わることで、アウターケース16はインナーロータリ10に追従して回動しようとする。この場合、図9(c)に示すように、係合ボール25はボール孔18の上方に移動して、アウターケース16の外周壁17と当接した状態となる。すなわち、係合ボール25がボール孔18から脱出した状態となる。
係合ボール25の上昇時には、係合ボール収納筒体27内の空気圧が高まるため、調圧孔31を閉蓋していた弁ボール32が上昇して調圧孔31が開蓋する。従って、係合ボール25は空気圧の影響を受けることなくスムーズに上昇動作を行うことができる。
また、図9(d)に示すように、制御車輪3が回動し始めて台車101が走行状態になると、係合ボール25がボール孔18に完全に落下する前にボール孔18が係合ボール25の真下から移動することになるため、制御車輪3の回動が継続する。すなわち、制御車輪3の回動中、係合ボール25は、回動するアウターケース16の外周壁17に略当接した状態で保持され、アウターケース16とインナーロータリ10との同期回動を可能とする。
制御車輪3の回動が遅い場合、すなわち台車101の走行速度が低速の場合には、係合ボール25の真下にボール孔18が位置する時間が長くなるため、係合ボール25がボール孔18に深く落下することになる。このような状態においては、係合ボール25とボール孔18の角部周縁との接触による衝撃が大きくなるが、制御車輪3が回動可能な上述した所定の回動力以上が付加されている限り、制御車輪3を回動させることができる。
また、上述したように、係合ボール収納筒体27内の係合ボール25は、弁機構30の弁ボール32が調圧孔31を閉蓋しているため、係合ボール25が落下しようとすると係合ボール収納筒体27の内部空間が負圧となり、係合ボール25の落下速度を遅くすることができる。これにより、制御車輪3の回動が遅い場合であっても、係合ボール25がボール孔18に落下し難くなるので、係合ボール25とボール孔18の角部周縁との接触による衝撃を緩和させることができる。
台車101を走行状態から停止状態へと移行させる場合については、図9(e)、(f)に示すように、制御車輪3の回動を停止させればよい。すなわち、単に台車101を任意の位置で停止させればよい。このとき、係合ボール25がボール孔18に落下した状態で制御車輪3を停止させた場合には、それ以後に、制御車輪3が回動する所定の回動力を付加しない限り制御車輪3は停止状態を維持する。また、係合ボール25がボール孔18に落下していない状態で制御車輪3を停止させた場合でも、床が傾斜していたり、床が移動や振動等をしていない限り制御車輪3は停止状態を維持する。更に、床が傾斜していたり、床が移動や振動等をしている場合であっても、制御車輪3がゆっくりと回動した後、ボール孔18に係合ボール25が落下して制御車輪3が停止する。従って、台車101の若干の動きの後に停止することになる。
本実施形態に係る台車走行制御ユニット1は、以上説明したように構成されている。従って、台車走行制御ユニット1を配設した図1のような台車101を自動車301の組立ラインで使用する場合には、図4、図5に示すように台車走行制御ユニット1の制御車輪3を搬送コンベア201上に位置させ、台車101の台車用右車輪102Rを固定通路202上に位置させるようにして使用することができる。
具体的には、図4に示すように、作業者Mは台車101の把持部111を把持して移動させながら台車101と共に組立対象の自動車301近傍へと移動する。作業者Mは、組立対象の自動車301近傍の任意の位置に台車101を停止させ、台車101に積まれた部品や工具を取出して自動車301の組立を開始する。
台車101の移動に際しては、上述した図9(d)に示すように、係合ボール25がボール孔18に深く落下することなく台車走行制御ユニット1の制御車輪3が回動するため、スムーズに台車101を移動させることができる。
また、任意の位置に停止された台車101は、上述した図9(f)に示すように、係合ボール25がボール孔18に落下した状態であればそのまま搬送コンベア201に対して停止し、そうでなければ、搬送コンベア201の移動に伴って台車走行制御ユニット1の制御車輪3が回動するため、係合ボール25がボール孔18に落下した状態となり、その時点で台車101は搬送コンベア201に対して停止することになる。
台車走行制御ユニット1の制御車輪3は、上述したように所定の回動力が付加されない限り回動しないため、搬送コンベア201上に位置する台車走行制御ユニット1の制御車輪3に対して、搬送コンベア201の移動速度や摩擦力等によって制御車輪3に付加される力が、制御車輪3を回動させる回動力よりも低ければ、制御車輪3は回動せずに搬送コンベア201上で停止状態を維持することになる。
制御車輪3を回動させるための回動力については、例えば、係合ボール25の径やアウターケース16の厚みによって変更可能な係合ボール25の落下深さや線状バネ体19の付勢力等を調整することで、係合ボール25のボール孔18からの脱出性を調整することができるため、これらによって対応することができる。なお、線状バネ体19の付勢力の調整については、アウター係合凸部22の代りにバネストッパ60を用いることで、上述した調整方法により容易に調整可能である。
また、係合ボール25がボール孔18からインナーロータリ10に至る落下深さは、インナーロータリ10の平担部12の高さ、すなわち、アウターケース16内面とインナーロータリ10の平担部12の平担面との係合空間13の高さと、係合ボール25の外径の変更により調整することができる。
搬送コンベア201上で停止状態を維持する台車101は、搬送コンベア201と同期して移動するため、固定通路202側に位置する台車101の台車用右車輪102Rのみが回動した状態となる。従って、作業者Mが組立対象の自動車301の組立を終了して、後続の自動車301の組立に向かうまでは、作業者Mの近傍に台車101が位置することになる。
組立対象の自動車301の組立が終了すると、作業者Mは搬送コンベア201の移動方向に逆らって、再び台車101の把持部111を把持して台車101と共に後続の自動車301a近傍へと移動し、上述した動作を繰り返す。
このように、自動車の組立ラインで本実施形態に係る台車走行制御ユニット1を配設した台車101を用いれば、搬送コンベア201と固定通路202に跨って台車101を載置させることができるため、搬送コンベア201上に確保する台車101の走行のための面積を抑えることができる。従って、搬送コンベア201の短手側の幅を狭くすることができるため、搬送機構等の搬送のための設備を小型化でき、工場の床面積を効率よく使用することが可能となる。
また、専用の台車を別途製造することなく後付けをすることができるため、台車の製造コストを抑えることができ、経費面で有利となる。
また、本実施形態に係る台車走行制御ユニット1は特別な操作を必要とせず、任意の位置に停止でき、任意の位置から走行可能とすることができるため、操作性が非常に良好である。
なお、本実施形態に係る台車走行制御ユニット1を配設する対象は、台車に限定されず、例えば、ベビーカーや買い物用のカート等であってもよい。このような走行体に配設すれば、傾斜を有する道路であっても任意の位置に特別な操作をすることなく容易に停止でき、また、特別な操作をせずに容易に発進させることができるため、取扱いや安全性の面でも非常に有利である。
以上、本発明の好ましい実施形態を説明したが、本発明は係る特定の実施形態に限定されるものではなく、例えば、ボール孔18を2箇所以上設けてもよく、弁ボール32を使用した弁機構30を弁ボール32以外の他の方式としてもよく、その他特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。
1 台車走行制御ユニット
3 制御車輪
8 車軸
10 インナーロータリ
12 平担部
14 凹状部
15 外周面
16 アウターケース
17 外周壁
18 ボール孔
19 線状バネ体
25 係合ボール
27 係合ボール収納筒体
29 天井部
30 弁機構
101 台車
102R 台車用右車輪
102L 台車用左車輪
201 搬送コンベア
202 固定通路

Claims (5)

  1. 台車の外底部に、台車用の左右車輪と、同期作動するように配設した台車走行制御ユニットであって、
    前記台車走行制御ユニットは、
    車軸を介して制御車輪と連結した筒状のアウターケースと、
    前記アウターケース外周壁に形成したボール孔から落下自在に構成した係合ボールと当接する前記アウターケース内のインナーロータリと、
    付勢力によって一体に同期回動するように前記アウターケースと前記インナーロータリと前記車軸とを結合した線状バネ体と、
    よりなることを特徴とする台車走行制御ユニット。
  2. 前記インナーロータリは、前記係合ボールと係合可能な平担部又は凹状部周面を形成したことを特徴とする請求項1に記載の台車走行制御ユニット。
  3. 前記アウターケース外周壁に形成した前記ボール孔の上方には係合ボール収納筒体を立設すると共に、前記該筒体の天井部には前記係合ボールの昇降に対応した空気圧の変化に応じて開閉自在の弁機構を設けたことを特徴とする請求項1又は請求項2のいずれかに記載の台車走行制御ユニット。
  4. 一定以上の外力により前記車軸を強制回転させると前記係合ボールが前記インナーロータリの前記外周面との係合を解除し、
    一定未満の外力により前記アウターケースを強制回転させようとしても前記係合ボールは前記インナーロータリの前記外周面と係合して前記車軸と前記インナーロータリと係合した前記アウターケースは回転不能となるように構成したことを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項に記載の台車走行制御ユニット。
  5. 請求項1〜4に記載の前記台車走行制御ユニットは、搬送コンベアの側縁に沿って固定通路を形成し、前記搬送コンベアと前記固定通路に跨って前記台車用の左右車輪を跨持して台車走行を行うための前記台車に装着したことを特徴とする台車走行制御ユニット。
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