JP6194208B2 - U型ダンパー製造方法 - Google Patents

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本発明は、基礎と基礎上の建造物との間に介装される免震ダンパー、特に水平方向の振動吸収に用いられるU型ダンパーの製造方法に関する。
地震国である我が国では、地震による建造物の崩壊、破損を防止するために、基礎とその上の建造物との間に介装する免震装置の開発が進んでいる。その免震装置の一つとして、垂直方向の荷重を受けながら同方向の振動を吸収する免震アイソレータと組み合わせて使用されるU型ダンパーがある。
この免震U型ダンパーは、特許文献1〜特許文献3などに記載されており、具体的には図8(a)及び(b)に示すように、鋼材等の金属からなる長尺厚板10を中央部で半円状に湾曲させたU字形をしている。そして、図8(c)に示すように、U字形の湾曲部13を挟む一対の平行平板部14,14が上下2段となる横に立てた姿勢で、複数個が基礎とその上の建造物との間に分散配置されると共に、個々の下段側の平行平板部14の先端部分が基礎の側に、上段側の平行平板部14の先端部分が建造物の側にそれぞれ連結固定されることにより、基礎上の建造物の主に水平方向の免震が行われる。
すなわち、地震発生には、個々のU型ダンパーにおいて上下2段の一対の平行平板部14,14が長手方向の相反する方向へ弾性変位を繰り返すことにより、基礎上の建造物の水平方向の振動が抑制されるのである。
このような免震U型ダンパーの製造方法としては、長尺厚板を冷間で曲げ加工するのが簡易で経済的とされており、具体的には長尺厚板を、内形がU字状の凹型内へ、外形がU字状の凸型により、冷間で押し込む、成形曲げ加工が実用化されている。しかしながら、凹型と凸型を用いた成形曲げでは、ズレや捩じれのために加工精度が低くなることが懸念される。
ズレとは、図8(c)にAで示すように、湾曲部13が長尺板厚10の中央部からズレることによる上下2段の平行平板部14,14の長手方向の不揃いである。また、捩じれとは、図8(c)にBで示すように、上下2段の平行平板部14,14が横に捩じれて水平にならなくなる状態である。これらの何れもが加工精度の低下要因である。
また、U字状の凹型と凸型とが、製品であるU型ダンパーに対応する規模となるため、加工装置が大掛かりとなり、このことが加工コストを高くする原因になっている。しかも、素材である長尺厚板の材質として最近は建築構造用圧延鋼材のような硬い鋼が多用されているため、加工後のスプリングバックによる平行平板部の開きが不可避的に発生する。凹型と凸型とを用いた成形曲げでは、曲げ加工を終えた材料を型から取り出さないと、平行平板部の開きを修正することが不可能であるため、必然的に別工程での修正加工が必要になり、この2段階加工も加工コストを高くする原因になる。
したがって、U字状の凹型と凸型とによる成形曲げ法では、加工コストが嵩むことにより、製品価格の引き下げが難しいとされている。
特開平02−194233号公報 特開2004−011273号公報 特開2006−152739号公報
本発明の目的は、免震U型ダンパーの素材である長尺厚板を簡単な装置で精度よく曲げ加工できる高精度で経済的なU型ダンパー製造方法を提供することにある。また、本発明の別の目的は、曲げ加工後のスプリングバックによる変形を簡単に修正できる経済性に更に優れたU型ダンパー製造方法を提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明のU型ダンパー製造方法は、免震U型ダンパーの素材である長尺厚板を加工面上に板厚方向が当該加工面に平行になるようにセットする第1セッティング工程と、前記加工面上にセットされた長尺厚板の中央部を挟む2点を加工面上の支持体により支持しつつ前記中央部を先端面が湾曲した加工ヘッドにより加工面に沿って押圧するに当たり、前記中央部を加工ヘッドの湾曲面中央部に固定する第2セッティング工程と、長尺厚板の中央部を加工ヘッドの湾曲面中央部に固定した状態で、前記長尺厚板の中央部を加工面上で加工ヘッドにより加工面に沿って押圧する3点曲げ工程とを包含している。
本発明のU型ダンパー製造方法においては、免震U型ダンパーの素材である長尺厚板が基本的に加工面上で当該加工面に沿って、いわゆる3点曲げ加工を受けるので、凹型と凸型とを用いた成形加工と比べて装置が簡単となり、加工コストが安価となる。しかも、その3点曲げの際に、長尺厚板の中央部が加工ヘッドの湾曲面中央部に固定されているので、前述したズレが発生しないばかりか、3点曲げで問題となる長尺厚板の加工ヘッドからの浮き上りが生じず、長尺厚板の中央部が加工ヘッドの湾曲面に密着する。また、長尺厚板の中央部が加工ヘッドの湾曲面中央部に固定されていることに加え、長尺厚板が加工面上で当該加工面に沿って曲げ加工されるので、捩じれも発生し難い。したがって加工精度が高く、しかも加工装置が簡単で経済性が高い。
これに加え、曲げ加工中も曲げ加工後も材料が露出しているので、曲げ加工の後に材料を加工面上にセットした状態のまま、材料の平行平板部を両側から加工面に沿って内側へ押し込むことができる。これにより、スプリングバックによる曲げ加工の不足を曲げ工程に続いて簡単に且つ経済的に修正することができる。
長尺厚板の中央部を加工ヘッドの湾曲面中央部に固定する手法としては、加工ヘッドに装着されて加工ヘッドと共に加工面上を移動するクランプによりその固定を行うのが、装置構成、経済性の観点から好ましい。
また、3点曲げの際に長尺厚板の中央部を挟む2点を支持する支持体は、加工面に直角な軸により加工面上に回転自在に支持された垂直ローラが加工性の点から好ましい。
加工面については水平面が加工面上での材料のハンドリング性、加工性などの点から好ましい。
本発明のU型ダンパー製造方法は又、前述したとおり、曲げ加工中も曲げ加工後も材料が露出する開放方式であるので、凹型と凸型とを用いた成形加工と比べて材料の長さに対する自由度が大きくなる。このため、免震U型ダンパーの素材である長尺厚板に関し、長さが異なる長尺厚板を同一装置で曲げ加工できることが、本発明のU型ダンパー製造方法の特徴点の一つとなる。
本発明のU型ダンパー製造方法は、免震U型ダンパーの素材である長尺厚板を、凹型と凸型の組み合わせを用いることなく加工面上に露出した状態で、しかも、その中央部が加工ヘッドの湾曲面中央部に固定された状態で3点曲げ加工することにより、簡単な装置で精度よく加工を行うことができるので、加工精度、経済性ともに優れる。
曲げ加工中も曲げ加工後も材料が露出している開放方式であるため、曲げ加工の後に材料を加工面上にセットした状態のまま、材料の平行平板部を両側から加工面に沿って内側へ押し込むならば、スプリングバックによる曲げ加工の不足を簡単に且つ経済的に補うことができる。また、凹型と凸型とを用いた成形加工と比べて材料の長さに対する自由度が大きくなるので、広範囲にわたって長さが異なる長尺厚板を同一装置で曲げ加工でき、この点からも経済性に優れる。
本発明のU型ダンパー製造方法に好適に使用される曲げ加工装置の平面図である。 同曲げ加工装置の正面図で、図1中のX−X矢示図である。 同曲げ加工装置の側面図である。 同曲げ加工装置を用いたU型ダンパー製造方法の説明図で、長尺厚板を加工ヘッドの先端に固定するプロセスを段階的に示すヘッド部近傍の側面図である。 同曲げ加工装置を用いたU型ダンパー製造方法の説明図で、曲げ加工プロセスを段階的に示す平面図で、図1に対応している。 同曲げ加工プロセスを段階的に示す平面図である。 同曲げ加工プロセスを段階的に示す平面図である。 同曲げ加工装置を用いた別のU型ダンパー製造方法の説明図で、図7に対応する平面図である。 同曲げ加工装置を用いた更に別のU型ダンパー製造方法の説明図で、図7に対応する平面図である。 本発明のU型ダンパー製造方法における曲げ加工のプロセス及び使用状態を示す模式図である。
以下に本発明のU型ダンパー製造方法を、実施形態について詳細に説明する。
本実施形態のU型ダンパー製造方法は、図10(a)及び(b)に示すとおり、水平な加工面上に板厚方向が水平となるようにセットされた長尺厚板10を、長手方向中央部で前記加工面に沿って半円形状に湾曲させてU型ダンパー11とするのに用いられる。長尺厚板10は、全長にわたって同じ板厚であり、幅は両端部で広く、両端部を除く部分は、中央部に向かって幅が漸減している。両端部は、加工後の製品(U型ダンパー11)で基礎及び基礎上の建造物との連結部12,12となる部分であり、その連結のために複数のネジ孔15を有している。
加工後の製品であるU型ダンパー11は、図10(c)に示すように、湾曲部13の両端から延出した一対の平行平板部14,14、及びこれに続く連結部12,12が水平な2段構造となるように横向きに立てて使用され、下側の水平な連結部12が基礎の側に、上側の水平な連結部12が基礎上の建造物の側にそれぞれボルト止めされることより、水平方向の免震ダンパーとして使用される。
このようなU型ダンパー11の曲げ加工に使用される加工装置は、図1〜図3に示すように、上面が水平な加工面とされた加工盤20と、加工盤20のセンター線上に水平に固定されたシリンダー30と、シリンダー30のロッド31の先端に取付けられて加工盤20のセンター線上を進退移動する加工ヘッド40と、加工ヘッド40と協同して長尺厚板10を3点曲げするために、加工盤20上のセンター線を挟む対称位置に設置された両側一対の支持体50,50と、前記3点曲げの際に長尺厚板10の中央部を加工ヘッド40に固定する脱着可能なクランプ60とを備えている。
加工盤20は、架台21上に水平支持された金属板からなる長方形状の本体22と、本体22の両側にウイング状に張り出した両側一対の張り出し部23,23とを有している。両側一対の張り出し部23,23を含めた加工盤20の横幅は、長尺厚板10の全長より大きく設定されている。シリンダー30はここではエアシリンダーであり、本体22のセンター線上に後部の第1固定具32と、前部両側の第2固定具33,33とにより固定されている。
シリンダー30のロッド先端に取付けられた加工ヘッド40は、先端面が平面視で円弧状に湾曲した略半円状の金属ブロックである。その湾曲面41の曲率半径は、長尺厚板10の中央部の曲げ半径に一致している。この加工ヘッド40は、加工盤20上面の加工面24のセンター線上を同線に沿って摺動する下プレート42の中央部上から後部上にかけて固定されている。下プレート42はスライダーであり、加工面24のセンター部にセンター線に沿って設けられた凹状のガイド溝25に嵌合する凸状のリブ43を下面に有している。
下プレート41は、前記クランプ60の取付けベースを兼ねている。すなわち、このクランプ60は、図4(a)〜(e)に詳示されるように、下プレート42の前部上に加工ヘッド40の先端との間に隙間をあけて固定された固定部材61と、固定部材61と加工ヘッド40との間に長尺厚板10と共に脱着自在に介装される押さえ部材62と、固定部材61の上部と加工ヘッド40の後部上との間に掛け渡されて両者を連結固定する連結固定部材としての上プレート63とを有している。
押さえ部材62は、固定部材61と、加工ヘッド40の前に配置された長尺厚板10との間の上下プレート63,41間を前後方向に移動可能であり、固定部材61の中央部に螺合した水平な押さえボルト64により後方へ押圧されることにより、長尺厚板10の中央部を加工ヘッド40の湾曲面41の先端部分に押圧固定する。この押圧固定のために、上プレート63は、固定部材61の前部と押圧ヘッド40の後部とに上から係合し、且つ両者に対して脱着自在である。押圧ヘッド40の上下面には、上プレート63及び下プレート42が嵌合する凹溝44,45がそれぞれ設けられている。
加工ヘッド40と協同して長尺厚板10を3点曲げする両側一対の支持体50,50は、前述したとおり、加工盤20上のセンター線を挟む対称位置に設置されており、より具体的には、加工盤20に取付けられたブラケット51に垂直軸により回転自在に支持された垂直ローラであり、加工ヘッド40が最も後退したときの先端位置より、長尺厚板10の板厚以上、前方に配置されている。
垂直ローラからなる支持体50,50の間隔(隙間の広さ)は、加工ヘッド40の最大横幅より広く、より具体的には、その最大横幅の両側に長尺厚板10の板厚に相当する隙間を確保した大きさとされている。これにより、加工ヘッド40とその前方の支持体50,50との間に長尺厚板10を挟んだ状態で、加工ヘッド40が後退限が前進することにより、長尺厚板10は両側の支持体50,50により支持されつつ加工ヘッド40と共に両側の支持体50,50間を通過する。
次に、前記した加工装置を用いて、本実施形態のU型ダンパー製造方法を実施する手順を、図4(a)〜図4(e)及び図5〜図7に基づいて段階的に説明する。
長尺厚板10の曲げ加工の前には、図4(a)に示すように、クランプ60の固定部材61の中央部に螺合した水平な押さえボルト64を緩め、加工ヘッド40との間の押さえ部材62を取り外しておく。長尺厚板10の曲げ加工する際には先ず、図4(b)に示すように、下プレート41上の加工ヘッド40前方に長尺厚板10をセットする。具体的には、長尺厚板10を、その板厚方向が水平方向となるように横に立て、長手方向中央部が加工ヘッド40の湾曲面先端に当接するようにして加工盤20の水平な加工面24上にセットする。加工面24上にセットされた長尺厚板10は、両端部が長方形の連結部12,12であるので、横向きで垂直に立った姿勢となる。
加工ヘッド40の前方に長尺厚板10がセットされると、図4(c)に示すように、長尺厚板10の中央部とその前方の固定部材61との間に押さえ部材62をセットし、引き続いて、図5(d)に示すように、上プレート63を固定部材61から加工ヘッド40にかけて上からセットし、これらにネジ止めする。これにより固定部材61が上下プレート61,41により加工ヘッド40に強固に連結される。そして、図4(e)に示すように、固定部材61の中央部に螺合した押さえボルト64を締め付けることにより、押さえ部材62が長尺厚板10の中央部に押し付けられて、長尺厚板10の中央部が加工ヘッド40の湾曲面41の先端部分に固定される。
以上が曲げ加工に先立つクランプ工程である。クランプ工程が完了すると、図5〜図7に示すように、加工ヘッド40を前進させるべくシリンダー30を作動させる。これにより、長尺厚板10は両側の垂直ロールからなる支持体50,50に支持されながら、中央部を加工ヘッド40の湾曲面41に押圧されることにより、3点曲げ加工を受け、加工ヘッド40が前進限まで移動した段階では、中央部が加工ヘッド40の湾曲面に沿って湾曲することによりU型ダンパー11となる。
この曲げ加工においては、素材である長尺厚板10は加工盤20の水平な加工面24上に板厚方向を水平、すなわち横向きに立って横臥している。長尺厚板10の両端部に存在する長方形の連結部12,12が水平な加工面24に案内される。このため、凹型と凸型とによる形成加工に比べ、長尺厚板10は簡易な加工装置を使用するにもかかわらず、安定的に3点曲げ加工される。
加えて、曲げ加工を受ける長尺厚板10は、中央部がクランプ60により加工ヘッド40の湾曲面41の先端部分に固定されており、しかも加工ヘッド40はクランプ60と共に、加工面24のセンター部に設けられた凹状のガイド溝25に沿って直進するので、長手方向での位置ズレを生じず、また曲げ加工終了まで連結部12,12が水平な加工面24に案内され続けるので、捩じれも生じない。このため、製造されたU型ダンパー11の平行平板部14,14の不揃いや捩じれが生じない。
長尺厚板10を構成する材料によって曲げ加工後にU型ダンパー11の平行平板部14,14がスプリングバックによって開く場合は、前進限まで移動した加工ヘッド40の後方で且つ加工ヘッド40に出来るだけ近い位置(例えば図7中にC,Cで示す位置)で、平行平板部14,14を両側から加工面24に沿って別の加工ヘッドで内側へ押し込む。これにより、スプリングバックによる曲げ加工の不足が曲げ工程と同一工程内で簡単に且つ経済的に修正される。
図8及び図9は、前記した加工装置を用いた別の実施形態のU型ダンパー製造方法をそれぞれ示す。これらのU型ダンパー製造方法が前述したU型ダンパー製造方法と相違するのは、素材である長尺厚板10の長さであり、前述したU型ダンパー製造方法と比べて、図8、図9の順で長尺厚板10の長さが長くなっている。この結果、加工後のU型ダンパー11の平行平板部14,14の長さが、この順番で長くなっている。同一の曲げ加工装置でこのような多種多様な加工が可能なのは、長尺厚板10の加工が、加工盤20の水平な加工面24上で行われる開放方式の曲げ加工とされているからである。
10 長尺厚板
11 U型ダンパー
12 連結部
13 湾曲部
14 平行平板部
15 ネジ孔
20 加工盤
21 架台
22 本体
23 張り出し部
24 加工面
25 ガイド溝
30 シリンダー
31 ロッド
32 第1固定具
33 第2固定部
40 加工ヘッド
41 湾曲面
42 下プレート
43 凸状リブ
50 支持体(垂直ローラ)
51 ブラケット
60 クランプ
61 固定部材
62 押さえ部材
63 上プレート
64 押さえボルト

Claims (6)

  1. 免震U型ダンパーの素材である長尺厚板を加工面上に板厚方向が当該加工面に平行になるようにセットする第1セッティング工程と、
    前記加工面上にセットされた長尺厚板の中央部を挟む2点を加工面上の支持体により支持しつつ前記中央部を先端面が湾曲した加工ヘッドにより加工面に沿って押圧するに当たり、前記中央部を加工ヘッドの湾曲面中央部に固定する第2セッティング工程と、
    長尺厚板の中央部を加工ヘッドの湾曲面中央部に固定した状態で、前記長尺厚板の中央部を加工面上で加工ヘッドにより加工面に沿って押圧する3点曲げ工程と
    を包含するU型ダンパー製造方法。
  2. 請求項1に記載のU型ダンパー製造方法において、加工ヘッドに装着されて加工ヘッドと共に加工面上を移動するクランプにより、長尺厚板の中央部を加工ヘッドの湾曲面中央部に固定するU型ダンパー製造方法。
  3. 請求項1又は2に記載のU型ダンパー製造方法において、3点曲げ加工の後に材料を加工面上にセットした状態のまま、材料の平行平板部を両側から加工面に沿って内側へ押し込むU型ダンパー製造方法。
  4. 請求項1〜3の何れかに記載のU型ダンパー製造方法において、加工面は水平面であるU型ダンパー製造方法。
  5. 請求項1〜4の何れかに記載のU型ダンパー製造方法において、3点曲げの際に長尺厚板の中央部を挟む2点を支持する支持体は、加工面に直角な軸により加工面上に回転自在に支持された垂直ローラであるU型ダンパー製造方法。
  6. 請求項1〜5の何れかに記載のU型ダンパー製造方法において、長さが異なる複数種類の長尺厚板を同一装置で曲げ加工するU型ダンパー製造方法。

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