JP6188355B2 - 放射線撮影装置、補正方法及びプログラム - Google Patents

放射線撮影装置、補正方法及びプログラム Download PDF

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Description

本発明は、放射線撮影装置、放射線撮影装置の制御方法及びプログラムに関し、特に、放射線画像をA/D変換によってデジタルデータとして取得し、該デジタルデータを外部の記録表示装置等に出力する放射線撮影装置、放射線撮影装置の制御方法及びプログラムに関する。
放射線撮影システム、その一例としてのX線撮影システムは、X線を発生するX線発生装置と、X線を受けてX線画像を生成するX線撮影装置からなる。X線撮影装置は従来のX線フィルムやイメージングプレートに代わり、近年はフラットパネルディテクタ(FPD)を使用した製品が普及している。FPDはディテクタ面上に検出素子(画素)がマトリクス状に配置されており、X線の検出量に応じ画素ごとに発生した信号電荷を蓄積し、その後にA/D変換してデジタルデータの信号値を生成する。このデジタルデータに画像処理を施した画像は診断等に使用される。
このようなFPDを用いたX線撮影装置はスタンドやテーブルに固定して使用するのが一般的であったが、撮影手法によってはX線撮影装置を固定せずにフリーポジションでの撮影が必要な場合があった。そのような要求に対しFPDの収まる筐体を薄型かつ軽量にし、取扱いを容易にした装置も実用化されている。このような装置ではスタンドやテーブルに取り付けて従来の手法で使用する他に、ベッド上に置いて使用したり、整形外科での撮影でよく行われるように患者に持たせて使用したり、固定設置では不可能だった撮影もできるようになった。また、事故・災害時に病院外に持ち出して使用したり、自宅療養患者の往診時に自宅で撮影したり、持ち運びの容易さを生かした使用方法に対応することができる。
しかし、従来のX線撮影装置においてはX線照射をFPDがX線による信号電荷を蓄積するタイミングに合わせねばならず、このためにX線発生装置とX線撮影装置との同期信号を電気的に接続するためのインタフェースや信号ケーブルが必要とされた。
特許文献1では、この問題を解決するため、X線撮影装置自身がX線照射を検出しFPDを通常モードからX線による信号電荷の蓄積モードや、それに続く読出しモードに移行させることを可能とし、X線発生装置との同期信号の接続を不要とした技術が提案されている。これはX線入射によって変動するFPDのバイアス電流を監視することでX線照射を検出する方式である。
一方で、一般に電気部品は外乱の影響が避けられず、X線撮影装置も受けた衝撃・振動でノイズが発生し、内部電気信号は少なからずノイズの影響を受ける。FPDのバイアス電流は微弱な信号を扱うためノイズの影響を受けやすい。ノイズによる誤動作は結果としてX線誤検出に繋がり実際にはX線未検出にもかかわらず撮影が実施されてしまう。この場合、画像を破棄する作業(写損)や再撮影の作業が必要となり放射線技師のワークフローを乱してしまう。
これに対して、特許文献2では、読出し状態でFPDから出力される電気信号が所定の閾値を超えたときにX線照射開始と判定してFPDを蓄積状態にし、その後のFPD出力の微分値によって先のX線照射開始判定の正誤判定を行い、誤りと判定した場合は蓄積状態を中断して、読出し状態でのFPD出力によるX線照射開始判定状態を再開する技術が開示されている。
特許文献2は、画素で発生した電荷を変換した電気信号と閾値との比較からX線照射判定を行い、X線照射判定した後の電気信号の時間的変化に基づいて、該電気信号が真にX線照射によるものかノイズによるものかを再判定し、ノイズによるものと判定した場合は開始した蓄積動作を中断するものである。
同様の技術として、特許文献3では、振動を検知する加速度センサの検出結果が検出閾値以上になった場合、FPDの動作切替部とX線照射検出部との接続を切断し、一定期間X線照射検出を無効化するものが開示されている。
特表2002−543684号公報 特開2012−110565号公報 特開2012−100807号公報
しかしながら、特許文献2においては一度X線照射判定した結果を事後的に再評価することよって誤判定を検出し、一旦開始した蓄積動作を中断して再度X線照射待ち状態に復帰するものであるため、少なくとも復帰動作の期間はX線照射判定が不可能な期間となり、少なからず放射線技師のワークフローに影響を与えてしまう。また、X線照射と略同時に外乱を受けた場合、実際にX線が照射されたにもかかわらず、X線照射判定した結果が再評価によって誤判定とされてしまう可能性があり、その場合患者に余分な被曝を与える結果となる
また、特許文献3においても振動検知した後の一定期間はX線照射検出が不可能となるため、その間にX線照射が行われた場合、蓄積動作に移行しないため撮影ミスが発生し、患者に余分な被曝を与える結果となる可能性がある。
上記の課題に鑑み、本発明は、放射線照射状態を検知して放射線検出器の動作モードを蓄積モードに自身で遷移する放射線検知機構を有した放射線検出器において、振動・衝撃等の外乱による放射線照射の誤検出を低減し、放射線技師の撮影ワークフローを乱すことなく、また、患者の無効被曝を低減する装置を提供することを目的とする。
上記の目的を達成する本発明に係る放射線撮影装置は、
放射線撮影装置であって、
放射線照射検出素子により検出された電荷に応じた信号値を生成する信号生成手段と、
前記放射線撮影装置に印加された振動を加速度データとして検出する加速度検出手段と、
前記加速度データから移動ベクトル値を算出する移動ベクトル算出手段と、
予め定められた移動ベクトル値及び振動ノイズ値の相関情報に基づいて、前記移動ベクトル値から振動ノイズ値を測定する振動量測定手段と、
前記信号値から前記振動ノイズ値を減算する減算手段と、
前記減算手段からの出力に基づいて放射線の照射を判定する放射線照射判定手段と、
を備えることを特徴とする。

本発明によれば、振動・衝撃等の外乱による放射線照射の誤検出を低減し、放射線技師の撮影ワークフローを乱すことなく、また、患者の無効被曝を低減することができる。
本発明の一実施形態に係る光検出器の等価回路を示す図。 本発明の一実施形態に係る光検出器アレーの等価回路を示す図。 本発明の一実施形態に係るバイアス電流を電圧値に変換した一例を示す図。 本発明の一実施形態に係るFPDに衝撃を与えた際にノイズが重畳したバイアス電流測定部41における電圧値を示す図。 本発明の一実施形態に係るFPDに衝撃を与えた直後にX線照射された際のバイアス電流測定部41における電圧値を示す図。 本発明の一実施形態に係る振動検知部43の内部構成の一つの例を示す図。 本発明の一実施形態に係る振動ノイズ補正に利用する各信号とA/D変換器42の補正結果を示す図。 本発明の一実施形態に係る振動検知部43の内部構成のもう一つの例を示す図。 本発明の一実施形態に係る放射線撮影装置が実施する処理の手順を示すフローチャート。
以下、添付の図面を参照しながら、本発明の実施の形態について説明する。
(第1実施形態)
本実施形態では、加速度検出部として機能する加速度センサの出力に基づき、X線照射を検出する信号に重畳した振動ノイズ値を算出し、これによってX線照射検出信号を補正する。振動ノイズ値が補正された信号を用いてX線照射検出を実施することで、振動・衝撃によるX線照射の誤検出を低減する。
一般にFPDはシンチレータ、光検出器アレー及び駆動回路から構成される。シンチレータではエネルギーの高いX線によって蛍光体の母体物質が励起され、再結合する再結合エネルギーにより可視領域の蛍光が得られる。シンチレータに隣接して光検出器アレーが配置される。光検出器アレーは光子を電気信号に変換する。
図1に光検出器の等価回路を示す。以下の例はアモルファスシリコンセンサについて説明するが、これに限定するものでなくその他の撮像素子を用いてもよい。
1つの素子は、光電変換素子21と、電荷の蓄積及び読出しを制御するスイッチングTFT22とを備えており、一般にはガラス基板上に配されたアモルファスシリコン(a−Si)で形成される。光電変換素子21中のコンデンサ21Cはフォトダイオード21Dが有する寄生コンデンサでもよいし、光検出器のダイナミックレンジを改良する目的で意図的に追加したコンデンサであってもよい。フォトダイオード21DのアノードAは共通電極であるバイアス配線Lbに接続され、カソードKはコンデンサ21Cに蓄積された電荷を読み出すためのスイッチングTFT22に接続されている。
スイッチングTFT22とリセット用スイッチング素子25を操作してコンデンサ21Cをリセットした後に、X線1を照射することによりフォトダイオード21Dで照射X線量に応じた電荷が発生しコンデンサ21Cに蓄積される。その後、再度スイッチングTFT22を操作することにより信号電荷はコンデンサ23に転送される。そして、フォトダイオード21Dに蓄積された量を電位信号として前置増幅器26によって読出し、当該電位信号がA/D変換されて入射X線量として出力される。
図2は光検出器アレーの等価回路である。光検出器アレーの画素は2000×2000〜4000×4000程度に構成され、その面積は200mm×200mm〜500mm×500mm程度である。図2に示した例では3328×4096の画素から構成され、面積は350mm×430mmとなる。従って、1画素の大きさは約105μm×105μmである。1画素は図1を参照して説明した光電変換素子21とスイッチングTFT22とをそれぞれ備えている。
光検出器アレーの各列の光電変換素子21(m,n)のK電極は対応するスイッチングTFT22(m,n)のソース・ドレイン導通路により、その列に対する共通の列信号線Lc1〜Lc3328に接続されている。各行の光電変換素子21のA電極は共通のバイアス配線Lbを通じて蓄積モード・読出し動作モード等の動作モードを操作するバイアス電源31に接続されている。
各行のスイッチングTFT22のゲート電極は行選択配線Lr1〜Lr4096に接続されている。行選択配線Lrは、ライン選択部32を通じて駆動制御部(不図示)に接続されている。ライン選択部32は例えばアドレスデコーダ34と4096個のスイッチ素子35とを有する。この構成により任意のラインLrnを読み出すことができる(nは自然数)。
一方、列信号配線Lcは駆動制御部(不図示)により制御される信号読出し部36に接続される。図1を参照して説明したように、リセット用スイッチング素子25は列信号配線Lcをリセット基準電源24の電位にリセットするためのスイッチであり、前置増幅器26は信号電位を増幅するための増幅器である。そして、38はサンプルホールド回路、39はアナログマルチプレクサ、40は信号生成部として機能するA/D変換器をそれぞれ表す。それぞれの列信号配線Lcn(nは自然数)の信号は前置増幅器26により増幅され、サンプルホールド回路38により保持される。その出力はアナログマルチプレクサ39により順次A/D変換器40へ出力され、デジタル値に変換されて出力される。
本実施形態では3328×4096個の画素を3328ラインに分け、1列あたり3328画素の出力を同時に転送し、この列信号配線Lcを通じて前置増幅器26−1〜26−3328、サンプルホールド回路38−1〜38−3328を通じてアナログマルチプレクサ39によって順次A/D変換器40に出力される。なお、図2ではあたかもA/D変換器40が1つで構成されているように表わされているが、実際にはアナログ信号帯域、A/D変換レートを低く抑えたままで画像信号の読み取り時間を短くするために複数の系統で同時にA/D変換を行う。
蓄積動作中はスイッチングTFT22が全てオフ状態にされ、この状態で光電変換素子21に信号電荷が蓄積される。蓄積した信号電荷の読出し動作では、アドレスデコーダ34によってスイッチ素子35を順にオン状態とすることにより、Lr1〜Lr4095に接続されたスイッチングTFT22を一行ずつ駆動する。コンデンサ21Cに蓄積された信号電荷はスイッチングTFT22がオン状態の際に列信号線Lc1〜Lc3328に読み出される。
光電変換素子21ではX線照射されていない期間においても暗電荷が発生する。この暗電荷は蓄積動作中と同じくコンデンサ21Cに蓄積される。この蓄積電荷はX線画像とは成りえないノイズ成分(ダークノイズ)であり、経過時間と共にコンデンサ21Cに蓄積されていきX線撮影時のダイナミックレンジを小さくする影響などがあるため、これを除去するために周期的に空読み動作が必要となる。空読み動作は通常の読出し動作と同様にコンデンサ21Cに蓄積された電荷を読み出すため、光検出器アレーの動作は読出し動作と同様である。すなわちアドレスデコーダ34によってスイッチ素子35を順にオン状態としてスイッチングTFT22を一行ずつ駆動し、コンデンサ21Cに蓄積された電荷を列信号線Lc1〜Lc3328に読み出す。空読み動作ではノイズ成分の掃き出しが目的なので読みだされた電荷はデータとしては不要である。このため、通常の読出し動作とは異なり前置増幅器26後のサンプルホールド回路38、アナログマルチプレクサ39、A/D変換器40は動作の必要はない。通常の読出し動作における動作時間は、コンデンサ21Cからの転送効率に影響するスイッチングTFT22のオン時間の他、サンプルホールド時間、マルチプレクサの応答時間、A/D変換器の動作周波数などによって律則されるが、空読み動作ではスイッチングTFT22オン時間以外の律則要因は無いため、十分な暗電荷掃き出し効率が確保できる範囲において読出し時間を通常の読出し動作よりも短くすることができる。
X線照射によりフォトダイオード21Dで発生した電荷はコンデンサ21Cに蓄積されるが、一部がバイアス配線LbにリークしX線照射量に応じた電流変動がバイアス配線Lbに発生する。このバイアス電流を観測することでX線照射状態を把握することが可能となる。すなわち本実施形態においては光電変換素子21及びその集合体である光検出器アレーが放射線照射検出素子としても機能するが、これに限定するものではなく光検出器アレーとは別に放射線照射検出素子を設けてもよい。図2におけるバイアス電流測定部41は、この電流変動を観測し、電圧値に変換する。A/D変換器42は、当該電圧値をデジタル値に変換する。
バイアス電流を電圧値に変換した際の一例を図3に示す。X線が照射されていない状態においても光電変換素子21内で発生する暗電流のリークに起因する電圧Vdが観測される。時間t1においてX線照射が開始されると光電変換素子21に入射したX線量に応じた電荷が発生し、バイアス電流もそれに応じて増加する結果、バイアス電流測定部41により測定される電圧値Vは図3のようになる。電圧値VがX線照射量に応じた電圧となるため、予め電圧値に閾値Vthを設定し、これを超えた時点でX線照射が開始されたと判定することができる。X線照射開始と判定された場合、光検出器アレーの動作モードを蓄積モードに移行させ、X線照射が終了するまで蓄積を行った後に光検出器アレーの動作モードを読み出しモードに移行させることで、X線画像データを取得することができる。この方式によればX線発生装置とのインタフェースを設けることなく、X線照射に同期してFPDの動作を制御してX線画像を取得できる。
ところで、FPD外部より振動・衝撃を受けた場合、光検出器アレー自身や周辺回路の容量が微小に変化することなどにより、リーク電流の検出結果にノイズが重畳する。X線未照射状態においてFPDに対して衝撃を与えた際のノイズが重畳したバイアス電流測定部41における電圧値Vを図4に示す。ノイズの波形は衝撃強度に応じた振幅と、主にFPD自身の固有振動数に起因する周波数をもった減衰振動波形となる。その大きさにもよるが、衝撃・振動によって発生するノイズ電圧は、ある一例においてはX線検出による出力電圧の0.1〜100倍程度と無視できないほどに大きい。図4に示した例ではX線照射がされていないが、衝撃によるノイズ電圧VnはX線閾値電圧Vthを超過している。そのため、時間t2においてX線照射開始と誤判定されてしまう。
撮影手技によっては放射線技師や患者がFPDを保持する場合があるが、その際撮影テーブルにFPDをぶつけるなど衝撃を与えてしまうケースは少なからず発生する。衝撃を与えてしまったその直後にX線照射された場合のバイアス電流測定部41における電圧値Vを図5に示す。X線照射に起因する電流変動に衝撃によるノイズが重畳した電圧波形が観測される。例えば特許文献2に開示される技術の場合、t3にてX線照射開始と判定し蓄積動作に移行した後、電圧波形の振動状態からt4にて誤検知と判定し、蓄積動作を中止し再びX線照射検出動作に戻る。この復帰動作にt4〜t5までの時間を要する場合、X線検出開始はt5以降となる。仮にt4〜t5の期間にX線照射開始t1があった場合、X線照射検出が遅れるため、本来この期間のX線照射により生じた電荷、すなわちX線画像を形成するデータはその分失われてしまい患者にとっては無駄に被曝したことになる。場合によっては非常に短時間のX線照射による撮影だった場合、t4〜t5の期間内にX線照射が完了してしまいX線検知が機能せずに蓄積動作及びその後の読出し動作に移行せず、X線画像が全く得られないケースが生じる可能性がある。
これらの誤動作は振動によるノイズ電圧VnがX線検知閾値電圧Vthを超えることにより発生しているので、ノイズ電圧を相殺すれば誤動作を回避することができる。本実施形態では、図2に示すようにX線照射検知部44の前段に振動検知部43を設ける。振動検知部43は、図6に示すように衝撃・振動検知のため加速度センサ50(加速度検出部)を有する。加速度センサ50は光検出器アレーの撮像面に平行なX、Y軸とこれらに垂直なZ軸方向の加速度を検出する。加速度センサ50より得られる3軸の加速度データからFPD本体の移動ベクトルの瞬時値(移動ベクトル値)を移動ベクトル算出部51により算出する。算出された移動ベクトルの大きさはFPDに与えられた衝撃による振動の大きさを示すため、同じ衝撃による振動起因で発生する図4に示した振動ノイズ電圧Vnと相関がある。この相関が既知である場合、移動ベクトルの大きさから振動ノイズ電圧Vnを推定することが可能である。仮に、振動ノイズ電圧Vnが加速度センサ50の出力によって算出された移動ベクトルの大きさJに対してVn=KJ+D(K、Dは定数)で示される線形性を示すことが既知ならば、図7に示すように、算出したベクトル値について線形演算を振動量測定部52で実行し、その結果をA/D変換器42の出力から減算することで振動ノイズ値を補正することができる。すなわち、移動ベクトル算出部51の出力値702を、相関に基づいて振動量測定部52の出力値703へ変換し、A/D変換器42の出力値701から当該出力値703を減算器53(減算部)により減算することにより、衝撃・振動の影響を排除した減算器53の出力値704を取得することができる。この出力値704を用いることによって、振動・衝撃等の外乱による放射線照射の誤検出を低減することができる。
以下、図9のフローチャートを参照して、本実施形態に係る放射線撮影装置が実施する処理の手順を説明する。
S901において、加速度センサ50は、衝撃・振動検知のために、光検出器アレーの撮像面に平行なX軸、Y軸とこれらに垂直なZ軸方向の加速度データを検出する。S902において、移動ベクトル算出部51は、加速度センサ50から3軸の加速度データを取得し、当該加速度データに基づいて、FPD本体の移動ベクトルの瞬時値(移動ベクトル値)を算出する。
S903において、振動量測定部52は、移動ベクトル算出部51により算出された移動ベクトル値に基づいて振動ノイズ値を算出する。S904において、振動検知部43は、A/D変換器42から出力される信号値を取得する。
S905において、減算器53は、A/D変換器42の出力値から、振動量測定部52から取得した振動ノイズ値を減算することにより補正を行う。
S906において、放射線照射判定部として機能するX線照射検知部44は、減算器53により補正された出力値に基づいて、当該出力値が閾値以上であるか否かを判定する。出力値が閾値以上であると判定された場合(S906;YES)、S907へ進む。一方、出力値が閾値未満であると判定された場合(S906;NO)、S901に戻る。
S907において、不図示の駆動制御部は、出力値が閾値以上超えた時点でX線照射が開始されたと判定し、FPDの動作モードを蓄積モードに設定して、電荷の蓄積を開始する。以上で図9のフローチャートの各処理が終了する。
このような構成によって、放射線照射状態を検知して放射線検出装置の動作モードを蓄積モードに自身で遷移する場合に、振動・衝撃等の外乱による放射線照射の誤検出を低減することが可能となる。
なお、実際の機器においては加工・組立精度や部品精度のばらつきにより、線形演算において定数K、Dが一意に定まらないことがある。こうした機器個体差を補正するため、図8に示すように振動検知部43を構成してもよい。図8においては、加速度センサ50の出力に基づき移動ベクトル算出部51によって移動ベクトルの大きさが算出される。算出された移動ベクトルの大きさは振動量測定部52と相関算出部60にそれぞれ入力される。A/D変換器42の出力は同様に相関算出部60に入力されている。相関算出部60には不図示の駆動制御部からキャリブレーションモード信号が送信され、キャリブレーションモード信号がONの時だけ相関算出部60が動作する。
以下に、定数K、Dを機器個体ごとに設定するキャリブレーション動作を説明する。キャリブレーション動作では不図示の駆動制御部からキャリブレーションモード信号がONにされる。この状態においてX線照射は行わずにFPD本体に衝撃・振動を与えると、加速度センサ50の出力に基づいて移動ベクトル算出部51で算出された移動ベクトル量が相関算出部60に入力される。同じく相関算出部60にはA/D変換器42からの出力信号値、すなわち衝撃印加時の振動ノイズ電圧が入力される。これら2つの入力に基づいて定数K、D(相関情報)を決定する。キャリブレーション動作における衝撃・振動の印加はその大きさを変えながら複数回実施し、その結果を平均するなどの処理を加えてから定数K、Dを導き出してもよい。導き出したK、Dは振動量測定部52により参照されるメモリ61に記憶される。
キャリブレーション信号がOFFにされた通常動作において、振動量測定部52はメモリ61に記憶された定数K、Dを用いて振動ノイズ電圧Vnの補正値を決定し、その結果をA/D変換器42の出力から減算することで振動ノイズ値を補正することができる。
ここでは簡単のため相関を線形として説明したがこれに限定するものではなく、非線形であってもよいし、同様に振動量測定部52における演算も一次方程式に限定されず多次多項式、微積分、ベクトル演算等を伴うものであってもよい。
以上説明したように、本実施形態によれば、放射線照射状態を判定するための信号に重畳してしまった振動ノイズ値を、加速度センサ等の出力から算出した補正値で相殺することによって、振動・衝撃等の外乱による放射線照射の誤検出を低減することができる。
(その他の実施形態)
また、本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(プログラム)を、ネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU等)がプログラムを読み出して実行する処理である。

Claims (8)

  1. 放射線撮影装置であって、
    放射線照射検出素子により検出された電荷に応じた信号値を生成する信号生成手段と、
    前記放射線撮影装置に印加された振動を加速度データとして検出する加速度検出手段と、
    前記加速度データから移動ベクトル値を算出する移動ベクトル算出手段と、
    予め定められた移動ベクトル値及び振動ノイズ値の相関情報に基づいて、前記移動ベクトル値から振動ノイズ値を測定する振動量測定手段と、
    前記信号値から前記振動ノイズ値を減算する減算手段と、
    前記減算手段からの出力に基づいて放射線の照射を判定する放射線照射判定手段と、
    を備えることを特徴とする放射線撮影装置。
  2. 前記放射線照射判定手段により前記放射線が照射されていると判定された場合、前記放射線撮影装置の動作モードを電荷の蓄積を行う蓄積モードに制御する駆動制御手段をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載の放射線撮影装置。
  3. 前記放射線照射判定手段は、前記減算手段からの出力値が閾値以上である場合に前記放射線が照射されていると判定することを特徴とする請求項1または2に記載の放射線撮影装置。
  4. 放射線が照射されていない状態で前記放射線撮影装置に振動が印加された場合に、前記信号生成手段により生成された信号値と、前記加速度検出手段により検出された加速度データに基づく移動ベクトル値とから、前記相関情報を算出する相関算出手段と、
    前記相関算出手段により算出された前記相関情報を記憶する記憶手段と、
    をさらに備えることを特徴とする請求項に記載の放射線撮影装置。
  5. 放射線撮影装置であって、
    複数の放射線検出器に共通に接続されたバイアス配線に流れるバイアス電流を測定するバイアス電流測定手段と、
    前記放射線撮影装置に印加された振動に基づく振動ノイズ値を取得し、前記バイアス電流測定手段より出力される前記バイアス電流に基づく信号から前記振動ノイズ値を減算した減算値を得る振動検知手段と、
    減算値に基づいて放射線の照射を判定する放射線照射検知手段と、を備えることを特徴とする放射線撮影装置。
  6. 前記放射線照射検知手段により放射線が照射されていると判定された場合、前記放射線撮影装置の動作モードを電荷の蓄積を行う蓄積モードに移行する駆動制御手段をさらに有することを特徴とする請求項に記載の放射線撮影装置。
  7. 放射線検出器に加わる加速度と放射線検出器により得られるノイズとの関係を示す情報を得る振動ノイズの補正方法であって、
    放射線検出器に複数の異なる値の加速度を印加する工程と、
    前記複数の異なる値の加速度の夫々に対応するノイズ量を測定する工程と、
    前記複数の異なる値と前記測定されたノイズ量との関係を示す情報を取得する工程と、前記取得された関係を示す情報を前記放射線検出器のメモリに記憶させる工程と、前記放射線検出器により放射線の照射の開始を検知する場合に、前記放射線検出器に加わる振動ノイズを、前記メモリに記憶された情報を用いて補正する工程と
    を有することを特徴とする補正方法。
  8. 請求項に記載の補正方法の各工程をコンピュータに実行させるためのプログラム。
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