JP6188189B2 - 車輪装置 - Google Patents

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Description

本発明は、車輪装置に関する。
従来、動力源から駆動輪へ駆動力を伝える伝動装置内に、駆動力伝動用の部材として弾性部材を介在させることで、動力源が発生する駆動力の振動等を駆動輪に伝えないようにする手法が一般的である。
例えば特許文献1に示す電動車両では、ベルト式無断変速機(ベルコン)のベルトによってダンパー効果が期待できるものである。
特開平5−254480号公報
ところで、ベルコンを備えない車両やベルコンを備えてもさらに追加のダンパー機構を設置するような場合、ダンパー機構をコンパクトかつ合理的に配置できる構成が望まれる。
そこで本発明は、駆動する車軸から駆動輪のハブに駆動力を伝達する車輪装置において、ダンパー機構をコンパクトかつ合理的に配置することを目的とする。
上記課題の解決手段として、請求項1に記載した発明は、駆動輪(WR)のハブ(32)と、前記ハブ(32)を支持すると共に前記ハブ(32)に駆動力を伝達する車軸(25)と、前記車軸(25)に一体回転可能に設けられて駆動源(23)からの駆動力が伝達される被動部(55)と、を備える車輪装置において、前記車軸(25)とハブ(32)との間に設けられて前記車軸(25)及びハブ(32)間の動力伝達を緩衝する弾性部材(64)を備え、前記被動部(55)は、前記ハブ(32)の軸方向一側に配置され、前記弾性部材(64)は、前記ハブ(32)の軸方向他側に配置され、前記駆動源(23)は、前記車軸(25)の軸方向一側に同軸配置されたロータ(37)及びステータ(38)を含む電動機であり、前記ハブ(32)および駆動源(23)の軸方向一側に前記被動部(55)が配置され、前記ハブ(32)および駆動源(23)の軸方向他側に前記弾性部材(64)が配置されることを特徴とする。
請求項2に記載した発明は、前記車軸(25)の軸方向他側に一体回転可能に設けられて前記ハブ(32)の軸方向他側の他側壁部(71)と対向するフランジ部(62)を備え、前記他側壁部(71)は、前記フランジ部(62)側に起立するハブ側立壁(73)を有すると共に、前記フランジ部(62)は、前記他側壁部(71)側に起立する車軸側立壁(68)を有し、前記他側壁部(71)及びフランジ部(62)の間に、前記ハブ側立壁(73)及び車軸側立壁(68)で仕切られて前記弾性部材(64)を収容する収容部(63)が形成されることを特徴とする。
請求項3に記載した発明は、前記ハブ(32)の軸方向他側で前記収容部(63)の径方向外側に、ブレーキディスク(18)を取り付けるディスク支持部(75)が一体に設けられることを特徴とする。
請求項4に記載した発明は、前記ハブ(32)は、前記他側壁部(71)から軸方向他側に起立して前記収容部(63)の外周を覆う外周壁(72)を有し、前記ディスク支持部(75)は、前記外周壁(72)に外周面(75a)が連結するように形成されることを特徴とする。
請求項5に記載した発明は、前記車軸(25)の軸方向他側に一体回転可能に設けられて前記ハブ(32)の軸方向他側の他側壁部(71)と対向するフランジ部(62)を備え、前記フランジ部(62)は、前記車軸(25)の軸方向他側に一体回転不能に外嵌する筒状部(67)を有し、前記ハブ(32)は、前記筒状部(67)及びこれに外嵌するベアリング(74)を介して前記車軸(25)に支持されることを特徴とする。
請求項6に記載した発明は、当該車輪装置は、路面に対して前記車軸(25)を左右方向に揺動可能な揺動車両(1)に用いられることを特徴とする。
請求項1に記載した発明によれば、弾性部材を含むダンパー機構が車軸とハブとの間に介在することで、動力源の駆動力の脈動等による振動の発生を軽減すると共に、弾性部材の撓みによって駆動力のピーク値の抑制を図ることができる。被動部を含む伝動機構とダンパー機構とを、駆動輪のハブを挟んで軸方向両側に振り分けて配置することで、伝動機構とダンパー機構との干渉を無くし、伝動機構の設計自由度の向上によるコンパクト化を図ると共に、ダンパー機構の容量拡大を図ることができる。
また、ダンパー機構を軸方向他側に配置することと相まって、軸方向及び径方向で比較的寸法の大きい電動機の軸方向一側への配置を容易にすることができる。
請求項2に記載した発明によれば、車軸に設けたフランジ部とハブに設けた他側壁部との間に、弾性部材を収容して緩衝材として機能させる収容部を簡単に形成することができる。
請求項3に記載した発明によれば、ブレーキディスクをハブに直接取り付けることが可能となり、ブレーキの剛性感を向上させることができる。ブレーキディスクをハブに支持するにあたり、ダンパー機構との干渉を避けると共に、大径のブレーキディスクを容易に取り付けることができる。
請求項4に記載した発明によれば、外周壁によって収容部への異物の侵入を抑制すると共に、ディスク支持部を外周壁に一体形成してディスク支持部を補強し、ディスク支持部の小型化を図ることができる。
請求項5に記載した発明によれば、フランジ部の車軸に対する嵌合長を確保してこれらをしっかり結合すると共に、ベアリングの内外径を拡大して耐荷重の増加を図ることができる。筒状部を含むフランジ部、ハブ、弾性部材及びベアリングを小組体として車軸に着脱可能となり、組み立てラインの簡略化及び小組体の組み付け精度管理の容易化を図ることができる。
請求項6に記載した発明によれば、被動部を含む伝動機構及び弾性部材を含むダンパー機構の駆動輪を挟んだ左右への振り分け配置により、揺動車両の左右バンク角を確保し易くすることができる。

本発明の実施形態における電動二輪車の左側面図である。 図1の要部拡大図である。 上記電動二輪車の後輪周辺の右側面図である。 図2のIV−IV断面図である。 上記自動二輪車の後輪右側のダンパー機構の右側面図である。 上記ダンパー機構のダンパーフランジを取り外した右側面図である。 図4に示すディスク支持部の変形例を示す断面図である。 上記ディスク支持部の他の変形例を示す断面図である。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。なお、以下の説明における前後左右等の向きは、特に記載が無ければ以下に説明する車両における向きと同一とする。また以下の説明に用いる図中適所には、車両前方を示す矢印FR、車両左方を示す矢印LH、車両上方を示す矢印UPが示されている。
図1は、バッテリユニット16から供給された電力によって、後輪WRの左側に配設された駆動ユニット21の電気モーター23を駆動させて走行する、電動二輪車1の左側面図である。電動二輪車1の車体フレーム2は、複数種の鋼材を溶接等により一体に結合してなり、前輪懸架系11を操向可能に支持するヘッドパイプ3と、ヘッドパイプ3の上部から下後方に延びるトップチューブ4と、ヘッドパイプ3の下部からトップチューブ4よりも傾斜を急にして下後方に延びるダウンチューブ5と、トップチューブ4及びダウンチューブ5の後端部間に渡って上下に延びるシートチューブ6と、トップチューブ4の後端部から左右に分岐しかつやや傾斜を急にして下後方に延びる左右シートステー7と、ダウンチューブ5の後端部から左右に分岐しかつ略水平に後方へ延びる左右リヤステー8と、ダウンチューブ5の後端部、シートチューブ6の下端部及び左右リヤステー8の前端部を結合するロアブラケット9と、を有する。
図中符号WFは前輪、符号12は前輪WFのドラムブレーキ、符号13は前輪懸架系11の操向ハンドル、符号14はシートチューブ6にシートポスト14aを介して支持されるシート、符号15はロアブラケット9の左右にステー15aを介して支持される左右ステップをそれぞれ示す。
バッテリユニット16は、例えば所望形状のバッテリケース内に複数のバッテリセルを収容してなり、車体フレーム2における側面視でヘッドパイプ3、トップチューブ4、ダウンチューブ5及びシートチューブ6に囲まれた空間に整合するように配置される。
図3を併せて参照し、後輪WRの右側には、ブレーキディスク18及びキャリパ19を含むリヤブレーキ17が設けられる。右シートステー7及び右リヤステー8は、一体のサブフレームとして車体フレーム本体から着脱可能とされる。
図2、図4を参照し、駆動ユニット21は、左シートステー7及び左リヤステー8の後端部を連結すると共にこれらに支持される駆動ケース22と、駆動ケース22内に収容される電気モーター23及び減速ギヤ機構24と、駆動ケース22の出力軸としての後輪車軸25(以下、単に車軸25という。)と、を有する。図中符号C1は左右方向に沿う車軸25の中心軸線を示す。
駆動ケース22は、側面視で車軸25を中心とした円形の後円形部22aと、側面視で後円形部22aの前方に比較的小径の円弧を形成するように膨出する前膨出部22bと、を一体化し、側面視で概略長円形状に形成される。
駆動ケース22は、左方に開放する容器形状の右ケース体26と、中央側壁27aの両側で左右に開放する容器形状を形成する中央ケース体27と、右方に開放する容器形状の左ケース体28と、に分割される。各ケース体26,27,28は、それぞれ一体の例えばアルミニウム合金製の鋳造成形品とされる。
右ケース体26は、側面視で前述の概略長円形状をなし、後円形部22aの側面視形状に重なる部位とその前方の部位とで左右方向の深さを変化させる。右ケース体26における後円形部22aの側面視形状に重なる部位の右側壁29は、その前方の部位よりも右方に変位する。右側壁29は、後輪WRのホイール31の中央左側に形成された側面視円形の左凹部35内に入り込む。右側壁29は、車体左右中心線CLよりも右方に配置され、ホイール31の左凹部35内の側面に近接する。右側壁29の中央部には、車軸25の長手方向中間部が右ボールベアリング36を介して支持される。
以下、ホイール31における左凹部35を形成する部位をハブ32とする。図中符号33はスポーク、符号34はリムをそれぞれ示す。
中央ケース体27は、側面視で前述の概略長円形状をなし、その中央側壁27aの後部には、電気モーター23のロータ37を左右に貫通する駆動筒39の左側部が中央ボールベアリング41を介して支持され、中央側壁27aの前部には、減速ギヤ機構24のアイドルシャフト43の右端部が中央前ボールベアリング42を介して支持される。電気モーター23は車軸25と同軸に配置される。図中符号C2は車軸25と平行なアイドルシャフト43の中心軸線を示す。
中央ケース体27の右開放端は、右ケース体26の左開放端に対し、軸線C1,C2に直交する第一合わせ面26aで突き当たる。この状態で、両ケース体26,27がボルト締結により結合され、両ケース体26,27間に密閉されたモーター収容室44が形成される。中央ケース体27の前端部には、駆動ユニット21の前方に配置されたPDU51(Power Drive Unit)から電気モーター23に至る電力コード51aを挿通する切り欠き部45が設けられる。
左ケース体28は、側面視で前述の概略長円形状をなし、その左側壁30の後部には、車軸25の左端部が左ボールベアリング46を介して支持され、左側壁30の前部には、アイドルシャフト43の左端部が左前ボールベアリング47を介して支持される。左ケース体28の右開放端は、中央ケース体27の左開放端に対し、軸線C1,C2に直交する第二合わせ面28aで突き当たる。この状態で、両ケース体27,28がボルト締結により結合され、両ケース体27,28間に密閉されたギヤ収容室48が形成される。
電気モーター23は、車軸25を相対回転可能に挿通する駆動筒39の右側部に一体回転可能に支持されるロータ37と、ロータ37の外周方に所定のギャップを空けて配置されて右ケース体26に固定的に支持されるステータ38と、を有する。ロータ37の左側方には、ステータ38に接続される環状のバスバーモジュール37aが配置されると共に、ロータ37の回転位置(角度)を検出するホールセンサ(不図示)が配設される。駆動筒39の左側部は、ロータ37の左方に突出し、かつ中央側壁27aを貫通して、左端部をギヤ収容室48内に突出させる。図中符号39aは車軸25の中間ストッパフランジ25aの左側に隣接するように外嵌して駆動筒39の右端部を支持する筒端ボールベアリングを示す。
電気モーター23の出力は、ロアブラケット9の下方に支持されたPDU51により制御される。PDU51は、その電子制御ユニットであるECUを含む。PDU51には、例えば操向ハンドル13に配設されたアクセル操作子の操作によるアクセル開度信号が入力される。このアクセル開度信号に基づき、PDU51の作動が制御される。バッテリユニット16の電力は、PDU51で直流から三相交流に変換された後、三相交流モーターである電気モーター23に供給される。図中符号49はPDU51の後部に支持されたスタンドを示す。
減速ギヤ機構24は、駆動筒39の左端部外周に例えば一体形成される第一小径ギヤ52と、第一小径ギヤ52の前方でアイドルシャフト43の右側部に一体回転可能に支持される第一大径ギヤ53と、アイドルシャフト43の左側部に例えば一体形成される第二小径ギヤ54と、駆動筒39の左端から左方に突出した車軸25の左側部に一体回転可能に支持される第二大径ギヤ55と、を有する。第一小径ギヤ52及び第一大径ギヤ53は互いに噛み合って第一減速ギヤ対56を構成し、第二小径ギヤ54及び第二大径ギヤ55は互いに噛み合って第二減速ギヤ対57を構成する。
第二大径ギヤ55は、車軸25に一体回転可能に設けられて電気モーター23からの駆動力を受ける被動部とされる。電気モーター23の駆動時には、その駆動力が駆動筒39、第一減速ギヤ対56、第二減速ギヤ対57及び車軸25の順に伝達される。車軸25に伝達された駆動力は、車軸25の右側部からダンパー機構61を介して後輪WRに伝達される。
車軸25の中間ストッパフランジ25aよりも右方には、中間ストッパフランジ25a側から順に、右ボールベアリング36、ダンパー機構61のダンパーフランジ62及び外ボールベアリング58、並びに車体フレーム2の右後端部の支持筒69内に保持されたニードル&ボールベアリング59及びカラー59aが外嵌される。車軸25の右端部は、支持筒69の右方に突出するネジ軸25bとされ、このネジ軸25bにナット25cが螺着し締め込まれることで、カラー59a、ニードル&ボールベアリング59のインナレース、外ボールベアリング58のインナレース、ダンパーフランジ62及び中央ボールベアリング41のインナレースが車軸25に一体回転可能に固定される。外ボールベアリング58は、ダンパー収容部63の右開放部を閉塞する蓋部材63aの中央部に内嵌して支持される。
ダンパー機構61は、車軸25に一体回転可能に固定されるダンパーフランジ62と、ホイール31のハブ32右側に形成されるダンパー収容部63と、ダンパー収容部63内に収容される複数のダンパーラバー64と、を有する。
図4〜図6を参照し、ダンパーフランジ62は、軸線C1に直交する円板状のフランジ本体65と、フランジ本体65の中央部から左方に突出する比較的厚肉かつ大径の円筒状の第一突部66と、第一突部66の左端から左方に突出する比較的薄肉かつ小径の円筒状の第二突部67と、フランジ本体65の左側面から左方に起立する複数(四つ)の車軸側立壁68と、を有する。複数の車軸側立壁68は、フランジ本体65の径方向に沿って延び、その径方向内側端を第一突部66に接続する。複数の車軸側立壁68は、フランジ本体65の周方向で90度の等間隔に並んで配置される。
ダンパー収容部63は、ハブ32の内周側右側面32aを形成する側面視円形の右側壁部71と、右側壁部71の側面視の外周から右方に起立する円筒状(環状)の右周壁72と、内周側右側面32aから右方に起立する複数(四つ)のハブ側立壁73と、を有する。複数のハブ側立壁73は、右側壁部71の径方向に沿って延び、その径方向外側端を右周壁72に接続する。複数のハブ側立壁73は、右側壁部71の周方向で90度の等間隔に並んで配置される。複数のハブ側立壁73は、複数の車軸側立壁68と周方向で交互に並び、かつ複数の両立壁68,73が周方向で等間隔に並ぶように配置される。図中符号74は第二突部67に外嵌してハブ32を支持するハブベアリングを示す。
ダンパー収容部63内で隣り合うハブ側立壁73の間には、それぞれダンパーラバー64が収容される。各ダンパーラバー64は、軸方向視で概略扇形をなす一対のゴムブロック64aを、薄肉の連結片64bで連結してなる。一対のゴムブロック64aの間は中央溝64cとされ、この中央溝64cに対応するハブ側立壁73が差し込まれる。
ダンパー機構61は、各ダンパーラバー64の一対のゴムブロック64aを介して、車軸側立壁68(車軸25)及びハブ側立壁73(ハブ32)の間でトルク伝達を可能にし、かつ各ダンパーラバー64の撓み分だけ車軸25及びハブ32を相対回転させてトルク変動を緩衝可能とする。
図3を併せて参照し、ダンパー収容部63の右周壁72の外周には、ブレーキディスク18の複数の内周フランジ18aをボルト18bにより締結固定するための複数のディスク支持部75が突設される。各ディスク支持部75は、円筒状の外周面75aを環状の右周壁72に連結するように一体形成されることで、ブレーキディスク18の取り付け剛性を向上させる。
図5、図6を参照し、複数(本図では六つ)のディスク支持部75の内の少なくとも一部(本図では上下二つ)は、周方向で互い違いに配置される車軸側立壁68及びハブ側立壁73の内、径方向両側に配置されたハブ側立壁73の外周方に配置される。ハブ側立壁73の径方向外側端は右周壁72に接続するので、その外周方に位置するディスク支持部75の剛性を高め易い。
各ディスク支持部75は、図4ではハブ32の外周側右側面32bと離間して軽量化を図っている。なお、図7に示すように、各ディスク支持部75がハブ32の外周側右側面32bに接続する構成であれば、ブレーキディスク18の取り付け剛性がより向上すると共に、ディスク支持部75周辺の型抜きが容易になる。また、図8に示すように、各ディスク支持部75がハブ32の外周側右側面32bに接続すると共に、円筒状の外周面75aがダンパー収容部63の右周壁72から離間した構成であっても、ブレーキディスク18の取り付け剛性の向上及びディスク支持部75周辺の型抜きの容易化を図ることができる。
そして、電気モーター23及び減速ギヤ機構24は、ハブ32の左側で車体左右中心線CLよりも左方に配置される。ダンパー機構61及びリヤブレーキ17は、ハブ32の右側で車体中心線CLよりも右方に配置される。これにより、車体後部左右の重量バランスを取り易く、かつ駆動ユニット21の左方への張り出しが抑えられ、さらにダンパー機構61の容量が稼ぎ易くなる。
以上説明したように、上記実施形態における車輪装置は、後輪WRのハブ32と、ハブ32を支持すると共にハブ32に駆動力を伝達する車軸25と、車軸25に一体回転可能に設けられて電気モーター23からの駆動力が伝達される第二大径ギヤ55と、車軸25とハブ32との間に設けられて車軸25及びハブ32間の動力伝達を緩衝するダンパーラバー64と、を備え、第二大径ギヤ55を含む減速ギヤ機構24は、ハブ32の軸方向一側(左側)に配置され、ダンパーラバー64を含むダンパー機構61は、ハブ32の軸方向他側(右側)に配置されるものである。
この構成によれば、ダンパー機構61が車軸25とハブ32との間に介在することで、動力源の駆動力の脈動等による振動の発生を軽減すると共に、ダンパーラバー64の撓みによって駆動力のピーク値の抑制を図ることができる。
また、ダンパー機構61と減速ギヤ機構24とを、後輪WRのハブ32を挟んで軸方向両側に振り分けて配置することで、ダンパー機構61と減速ギヤ機構24との干渉を無くし、ダンパー機構61の容量拡大を図ると共に、減速ギヤ機構24の設計自由度の向上によるコンパクト化を図ることができる。
上記車輪装置は、前記車軸25の軸方向他側に一体回転可能に設けられてハブ32の軸方向他側の右側壁部71と対向するダンパーフランジ62を備え、右側壁部71は、ダンパーフランジ62側に起立するハブ側立壁73を有すると共に、ダンパーフランジ62は、右側壁部71側に起立する車軸側立壁68を有し、右側壁部71及びダンパーフランジ62の間に、ハブ側立壁73及び車軸側立壁68で仕切られてダンパーラバー64を収容するダンパー収容部63が形成されることで、車軸25に設けたダンパーフランジ62とハブ32に設けた右側壁部71との間に、ダンパーラバー64を収容して緩衝材として機能させるダンパー収容部63を簡単に形成することができる。
上記車輪装置は、ハブ32の軸方向他側でダンパー収容部63の径方向外側に、ブレーキディスク18を取り付けるディスク支持部75が設けられることで、ブレーキディスク18をハブ32に直接取り付けることが可能となり、リヤブレーキ17の剛性感を向上させることができる。また、ブレーキディスク18をハブ32に支持するにあたり、ダンパー機構61との干渉を避けると共に、大径のブレーキディスク18を容易に取り付けることができる。
上記車輪装置は、ハブ32は、右側壁部71から軸方向他側に起立してダンパー収容部63の外周を覆う右周壁72を有し、ディスク支持部75は、右周壁72に一体形成されることで、右周壁72によってダンパー収容部63への異物の侵入を抑制すると共に、ディスク支持部75を右周壁72に一体形成してディスク支持部75を補強し、ディスク支持部75の小型化を図ることができる。
上記車輪装置は、ダンパーフランジ62は、車軸25の軸方向他側に一体回転不能に外嵌する第二突部67を有し、ハブ32は、第二突部67及びこれに外嵌するハブベアリング74を介して車軸25に支持されることで、ダンパーフランジ62の車軸25に対する嵌合長を確保してこれらをしっかり結合すると共に、ハブベアリング74の内外径を拡大して耐荷重の増加を図ることができる。
また、第二突部67を含むダンパーフランジ62、ハブ32、ダンパーラバー64及びハブベアリング74を小組体として車軸25に着脱可能となり、組み立てラインの簡略化及び小組体の組み付け精度管理の容易化を図ることができる。
上記車輪装置は、電気モーター23は、車軸25の軸方向一側に同軸配置されたロータ37及びステータ38を含むことで、ダンパー機構61を軸方向他側に配置することと相まって、軸方向及び径方向で比較的寸法の大きい電気モーター23の軸方向一側への配置を容易にすることができる。
上記車輪装置は、当該車輪装置は、路面に対して車軸25を揺動可能な揺動車両に用いられることで、減速ギヤ機構24及びダンパー機構61の後輪WRを挟んだ左右への振り分け配置により、揺動車両の左右バンク角を確保し易くすることができる。
なお、本発明は上記実施形態に限られるものではなく、例えば、伝動機構を駆動輪の右側、ダンパー機構を駆動輪の左側に配置した構成としてもよい。ディスク支持部75は、いわゆるキャストホイール等、スポーク33がハブ32に一体形成される場合は、スポーク33に設けてもよい。ダンパーラバー64の中央溝64cに車軸側立壁68が差し込まれ、隣接するダンパーラバー64間にハブ側立壁73が配置される構成でもよい。電動車両に限らず内燃機関を駆動源とする車両に用いてもよい。駆動源及び車軸間の伝動機構がギヤ式ではなくチェーン式やベルト式であってもよい。二輪車への適用に限らず、前輪(操舵輪)が二輪で後輪(駆動輪)が一輪の三輪車等、駆動する車軸を路面に対して左右揺動させる種々の揺動車両に適用してよいが、車軸を路面に対して左右揺動させない車両に適用することも可能である。
そして、上記実施形態における構成は本発明の一例であり、当該発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。
1 電動二輪車(揺動車両)
WR 後輪(駆動輪)
18 ブレーキディスク
23 電気モーター(駆動源)
24 減速ギヤ機構(伝動機構)
25 車軸
32 ハブ
37 ロータ
38 ステータ
55 第二大径ギヤ(被動部)
61 ダンパー機構
62 ダンパーフランジ(フランジ部)
63 収容部
64 ダンパーラバー(弾性部材)
67 第二突部(筒状部)
68 車軸側立壁
71 右側壁部(他側壁部)
73 ハブ側立壁
75 ディスク支持部
72 右周壁(外周壁)
74 ハブベアリング(ベアリング)

Claims (6)

  1. 駆動輪(WR)のハブ(32)と、前記ハブ(32)を支持すると共に前記ハブ(32)に駆動力を伝達する車軸(25)と、前記車軸(25)に一体回転可能に設けられて駆動源(23)からの駆動力が伝達される被動部(55)と、を備える車輪装置において、
    前記車軸(25)とハブ(32)との間に設けられて前記車軸(25)及びハブ(32)間の動力伝達を緩衝する弾性部材(64)を備え、
    前記被動部(55)は、前記ハブ(32)の軸方向一側に配置され、前記弾性部材(64)は、前記ハブ(32)の軸方向他側に配置され
    前記駆動源(23)は、前記車軸(25)の軸方向一側に同軸配置されたロータ(37)及びステータ(38)を含む電動機であり、
    前記ハブ(32)および駆動源(23)の軸方向一側に前記被動部(55)が配置され、前記ハブ(32)および駆動源(23)の軸方向他側に前記弾性部材(64)が配置されることを特徴とする車輪装置。
  2. 前記車軸(25)の軸方向他側に一体回転可能に設けられて前記ハブ(32)の軸方向他側の他側壁部(71)と対向するフランジ部(62)を備え、
    前記他側壁部(71)は、前記フランジ部(62)側に起立するハブ側立壁(73)を有すると共に、前記フランジ部(62)は、前記他側壁部(71)側に起立する車軸側立壁(68)を有し、
    前記他側壁部(71)及びフランジ部(62)の間に、前記ハブ側立壁(73)及び車軸側立壁(68)で仕切られて前記弾性部材(64)を収容する収容部(63)が形成されることを特徴とする請求項1に記載の車輪装置。
  3. 前記ハブ(32)の軸方向他側で前記収容部(63)の径方向外側に、ブレーキディスク(18)を取り付けるディスク支持部(75)が一体に設けられることを特徴とする請求項2に記載の車輪装置。
  4. 前記ハブ(32)は、前記他側壁部(71)から軸方向他側に起立して前記収容部(63)の外周を覆う外周壁(72)を有し、前記ディスク支持部(75)は、前記外周壁(72)に外周面(75a)が連結するように形成されることを特徴とする請求項3に記載の車輪装置。
  5. 前記車軸(25)の軸方向他側に一体回転可能に設けられて前記ハブ(32)の軸方向他側の他側壁部(71)と対向するフランジ部(62)を備え、
    前記フランジ部(62)は、前記車軸(25)の軸方向他側に一体回転不能に外嵌する筒状部(67)を有し、
    前記ハブ(32)は、前記筒状部(67)及びこれに外嵌するベアリング(74)を介して前記車軸(25)に支持されることを特徴とする請求項1から4の何れか一項に記載の車輪装置。
  6. 当該車輪装置は、路面に対して前記車軸(25)を左右方向に揺動可能な揺動車両(1)に用いられることを特徴とする請求項1からの何れか一項に記載の車輪装置。
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