JP6187521B2 - 光書込み装置及び画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、光書込み装置及び画像形成装置に関し、特に、光書込み装置に用いられる発光素子の設定光量の変更に起因する画像品質の劣化を防止する技術に関する。
近年、低コスト化可能なライン光学型光書込み装置として、発光部に有機LED(以下、「OLED」という。)を用いたOLED−PH(Organic Light Emitting Diode - Print Head)が提案されている。OLEDは、積算発光時間(以下、単に「発光時間」という。)が長くなると同じ駆動電流量での発光量が低下することが知られている。このような発光効率の低下に起因して、画素間で発光量の差が数%を超えると、印刷画像に発生するスジムラが無視できなくなり、十分な画像品質を得ることができない。このようなOLEDの経時劣化は、発光量が多いほど進み易く、環境温度の影響によっても変化する。
このため、例えば、OLED毎に発光時間と環境温度を監視して発光量が所望の設定光量に維持されるように駆動電流量を補正する技術が提案されている(例えば、特許文献1を参照)。また、OLEDの発光時間を監視して一定時間を超えたところで駆動電圧を昇圧する技術も知られている(例えば、特許文献2を参照)。これらの従来技術によれば、OLEDの駆動電流量を補正することによってOLEDの経時劣化による発光量のバラツキを抑制することができるので、画像品質の劣化を防止することができる。
特開2003−029710号公報
特開2005−329634号公報
通常、OLEDの駆動電流量は、DAC(Digital-to-Analog Converter)を用いてデジタル制御され、OLEDの経時劣化が進むにつれて段階的に増加される。例えば、OLEDの発光時間が所定時間増加する毎に1 LSB(Least Significant Bit)分だけ駆動電流量が増加されることによって、所望の光量で発光させるための駆動電流量と実際に通電される駆動電流量とが一致するが、その後、次の増加タイミングまでの間は、所望の光量で発光させるための駆動電流量(以下、「理想の電流量」という。)は漸増する一方、実際に通電される駆動電流量(以下、「実際の電流量」という。)は変化しないので、両者の間に誤差が生じる。
また、画像形成装置においては、例えば、記録シートが普通紙であるか厚紙であるかによってシート搬送速度を全速か半速に切り替える場合があり、これに合せて感光体ドラムの回転速度も切り替られる。すると、画素毎の露光時間を全速時と半速時とで揃えるために、光書込み装置による露光量(発光量)、即ち駆動電流量を切り替える必要がある。
しかしながら、上述のように、実際の電流量と理想の電流量の間には誤差が生じ得るので、全速から半速に移行する際に、移行前の実際の電流量は理想の電流量からの誤差を含んでいる可能性があり、全速時の実際の電流量を正確に半減しても半速時の理想の電流量からの誤差を生じ得る。
また、OLEDの駆動電流はデジタル制御されるので、全速時の実際の電流量を正確に半減することは必ずしも可能ではない。従って、全速時の実際の電流量が理想の電流量からの誤差を含んでいなくても、半速に切り替えると誤差を生じる可能性がある。
シート搬送速度の切替え以外であっても、OLEDの発光量を切り替える際には上記のような誤差が生じる可能性がある。
本発明は、上述のような問題に鑑みて為されたものであって、OLEDの経時劣化による発光効率の低下を補正する際のOLEDの発光量の切替えによる駆動電流量の誤差を抑制する光書込み装置及び画像形成装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明に係る光書込み装置は、発光時間の進行に応じて発光効率が低下する発光素子を用い、当該発光素子を複数の設定光量の何れかに切り替えて発光させることにより光書込みを行う光書込み装置であって、当該切替え後の設定光量で前記発光素子を発光させるために、前記切替え直後における理想の駆動電流量である切り替え後理想値を推算する切替え後理想値推算手段と、前記切替え後理想値を量子化したデジタル値に相当する駆動電流量を前記切替え直後から供給して前記発光素子を発光させる第1の発光制御手段と、前記切替え後の設定光量で発光させるための理想の駆動電流量が、前記発光時間の進行と共に増加し、その増加分が、前記切替え後理想値から、前記デジタル値を1ステップ増加させた値に相当する駆動電流量までの増加分に等しくなるまでの発光時間を計時する計時手段と、前記切替え後、前記計時手段が計時する発光時間が経過した時点で、前記デジタル値を1ステップ増加させた値に相当する駆動電流量を供給して前記発光素子を発光させる第2の発光制御手段と、を備えることを特徴とする。
このようにすれば、設定光量の切替え後、発光効率の低下によって、当該設定光量で発光させるための駆動電流量を量子化したデジタル値が1だけ増加するまでの発光時間が経過した時点で、前記1だけ増加させたデジタル値に相当する駆動電流量で前記発光素子を発光させるので、常に同じ時間だけ経過してから前記デジタル値1つ分だけ駆動電流量を増加させる場合と比較して、設定光量と実際の発光量との差異を小さくすることができる。従って、発光素子間の光量ムラを抑制することができるので、スジムラの発生を防止して、高い画像品質を実現することができる。
本発明の実施の形態に係る画像形成装置の主要な構成を示す図である。 光書込み装置100による光書込み動作を説明する断面図である。 OLEDパネル部200の概略平面図であり、併せてA−A´線における断面図とC−C´線における断面図も示されている。 TFT基板300の主要な構成を示すブロック図である。 選択回路401と発光ブロック402の主要な構成を示す回路図である。 ASIC410の主要な構成を示すブロック図である。 ASIC410の駆動電流補正部600が記憶するLUT(Look Up Table)を例示する図であって、(a)はドットカウンター611の閾値TH、(b)は1発光当たりの電流上昇量α、及び(c)は電流補正係数γを記憶するLUTである。 OLED201の経時劣化による発光効率の低下を補正するASIC410の動作を表すフローチャートである。 OLED201の初期の発光効率に対する経時劣化後の発光効率の比を発光時間毎に示したグラフであって、(a)は、環境温度の違いによる影響を示し、(b)は設定光量の違いによる影響を示している。 全速時と半速時のそれぞれについて理想の電流値と実際の電流値(DAC値)とを例示するグラフである。 発光量切替え時のASIC410の動作を表すフローチャートである。 従来技術に係る発光量切替え動作を説明するグラフである。 本実施の形態に係る発光量切替え動作を説明するグラフである。 本発明の変形例に係る発光量切替え動作を説明するグラフである。
以下、本発明に係る光書込み装置及び画像形成装置の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
[1]画像形成装置の構成
図1は、本実施の形態に係る画像形成装置の主要な構成を示す図である。図1に示されるように、画像形成装置1は、所謂タンデム型のカラープリンターである。画像形成装置1が備える作像部101Y〜101Kは、制御部102の制御の下、Y(イエロー)、M(マゼンタ)、C(シアン)、K(ブラック)各色のトナー像を形成する。
例えば、作像部101Yにおいて、帯電装置111は感光体ドラム110の外周面を一様に帯電させる。光書込み装置100は、後述のように、主走査方向にライン状に配列された発光素子(OLED)を備えており、制御部102が生成したデジタル輝度信号に従って各OLEDを発光させる。これによって、感光体ドラム110の外周面に光書込みが行われ、静電潜像が形成される。
現像装置112は、感光体ドラム110の外周面にトナーを供給して、静電潜像を現像(顕像化)する。1次転写ローラー113は、感光体ドラム110から中間転写ベルト103へトナー像を静電転写(1次転写)する。
この様にして、作像部101Y〜101Kが形成したYMCK各色のトナー像が互いに重なり合うように中間転写ベルト103上に1次転写されカラートナー像となる。中間転写ベルト103がカラートナー像を2次転写ローラー対104まで搬送するのに合わせて、給紙カセット105から供給された記録シートSも2次転写ローラー対104まで搬送される。
2次転写ローラー対104は、中間転写ベルト103上のトナー像を記録シートS上に静電転写(2次転写)する。トナー像を転写された記録シートSは、定着装置106でトナー像を熱定着された後、機外に排出される。
[2]光書込み装置100の構成
次に、光書込み装置100の構成について説明する。
図2に示されるように、光書込み装置100は、OLEDパネル200とロッドレンズアレイ(SLA: Selfoc Lens Array)202をホルダー203に収容したものであって、OLEDパネル200にはOLED201が実装されている。OLED201が出射した光ビームLは、ロッドレンズアレイ202によって感光体ドラム110の外周面上に集光される。なお、SLAに代えてMLA(Micro Lens Array)を用いてもよい。また、画像形成装置1の必要箇所と接続するためのケーブル等は図示を省略した。
図3は、OLEDパネル200の概略平面図であり、併せてB−B´線における断面図とC−C´線における断面図も示されている。また、概略平面図部分は後述する封止板301を取り外した状態を示している。
図3に示されるように、OLEDパネル200は、TFT(Thin Film Transistor)基板300、封止板301及びドライバーIC(Integrated Circuit)302等を備えている。TFT基板300には、多数のOLED201が主走査方向に沿ってライン状に配列されている。これらのOLED201は、一列に配列されていても良いし、千鳥配置にされていても良い。
また、TFT基板300のOLED201が配設された基板面は封止領域となっており、スペーサー枠体303を挟んで封止板301が取着されている。これによって、封止領域が、外気に触れないように乾燥窒素等を封入した状態で、封止される。なお、吸湿のため、封止領域内に吸湿剤を併せて封入しても良い。また、封止板301は、例えば、封止ガラスであっても良いし、ガラス以外の材料からなっていても良い。
TFT基板300の封止領域外にはドライバーIC302が実装されている。制御部102はフレキシブルワイヤー310を介してドライバーIC302にデジタル輝度信号を入力する。制御部102は、デジタル輝度信号を生成するために専用のASIC(Application Specific Integrated Circuit)を内蔵している。
ドライバーIC302はデジタル輝度信号をアナログ輝度信号(以下、単に「輝度信号」という。)に変換してOLED201毎の駆動回路に入力する。駆動回路は輝度信号に応じてOLED201の駆動電流を生成する。輝度信号は、電流信号であってもよいし電圧信号であってもよい。また、ドライバーIC302には、OLED201の環境温度を検出する温度センサー320が内蔵されている。
図4に示されるように、TFT基板300においては、15,000個のOLED201が100個ずつ、150個の発光ブロック402に組分けされている。OLED201は主走査方向に21.2μmピッチで一列に並んでいてもよいし、千鳥配置になっていてもよい。また、ドライバーIC302には150個のDAC400が内蔵されており、それぞれ発光ブロック402と1対1に対応している。DAC400はデジタル制御可能な可変電圧源である。
ドライバーIC302は、制御部102が内蔵するASIC410からデジタル輝度信号(画像データ)を入力されると、当該入力は100画素分ずつ1走査期間毎に各DAC400に分配される。また、ASIC410は、温度センサー320で検出した環境温度をドライバーIC302から取得する。
DAC400から発光ブロックに向かう回路上には何れも選択回路401が配設されている。各DAC400は、配下の100個のOLED201に対して、所謂ローリング駆動によって順次、輝度信号を出力する。
図5は、1対の選択回路401と発光ブロック402とを示す回路図である。図5に示されるように、発光ブロック402は100個の発光画素回路からなっており、各発光画素回路は、キャパシター521、駆動TFT522及びOLED201を1つずつ有している。また、選択回路401はシフトレジスター511と100個の選択TFT512とを備えている。
シフトレジスター511は、100個の選択TFT512それぞれのゲート端子に接続されており、選択TFT512を順次オンする。選択TFT512のソース端子は、書き込み配線530を介して、電流DAC400に接続されており、ドレイン端子はキャパシター521の第1の端子並びにOLED駆動TFT522のゲート端子に接続されている。
シフトレジスター511が選択TFT512をオンすると、DAC400の出力電圧がキャパシター521の第1の端子に印加され、保持される。キャパシター521の第1の端子は、駆動TFT522のゲート端子にも接続されており、キャパシター521の第2の端子は駆動TFT522のソース端子並びに電源配線531に接続されている。
駆動TFT522のドレイン端子にはOLED201のアノード端子が接続されており、OLED201のカソード端子は接地配線532に接続されている。また、電源配線531は定電圧源Vpwrに接続されており、接地配線532は接地端子に接続されている。
定電圧源Vpwrは、OLED201に供給される駆動電流の供給源となっており、駆動TFT522は、キャパシター521の第1、第2の端子間に保持される電圧に応じた駆動電流をOLED201に供給する。例えば、キャパシター521にHに相当する信号が書き込まれると、駆動TFT522がオンして、OLED201が発光する。また、キャパシター521にLに相当する信号が書き込まれると、駆動TFT522はオフして、OLED201は発光しない。
なお、本実施の形態においては、駆動TFT522がpチャンネルである場合を例にとって説明しているが、nチャンネルの駆動TFT522を用いても良いことは言うまでも無い。
[3]ASIC410の構成
まず、ASIC410の構成について説明する。
図6に示されるように、ASIC410は、駆動電流補正部600とドットカウント部610とを備えている。ドットカウント部610は、OLED201毎のドットカウンター611を備えている。ドットカウンター611は、対応するOLED201が1回発光するとカウント値が1だけ増加する。
駆動電流補正部600は、設定光量と環境温度の範囲との組み合わせ毎のドットカウンター611の閾値TH(例えば、図7(a))、設定光量と環境温度の範囲との組み合わせ毎の1発光での電流上昇量α(例えば、図7(b))、及び設定光量と環境温度の範囲との組み合わせ毎の電流補正係数γ(例えば、図7(c))とを記憶しており、ドライバーIC302に入力するデジタル輝度信号を補正する。
なお、設定光量とは、OLED201が放射すべき光量として、予め設定されている発光量であって、例えば、全速時と半速時では設定光量が異なっている。また、ドットカウンター611の閾値THとは、ドットカウンター611のカウント値が当該閾値THに達するたびにカウント値を0にリセットすると共に、デジタル輝度信号を補正するために用いられる。電流上昇量αは、OLED201を1回発光させる毎の理想の電流量の増分を示している。
電流補正係数γは、ドットカウンター611のカウント値が閾値THに達した際に、デジタル輝度信号が指標する駆動電流量を補正するための補正係数である。図7(c)では、設定光量400W/m2で記録シートを全速搬送している状態から半速搬送に切り替える際の電流補正係数γが、環境温度の温度範囲(A〜E)と切り替え後の設定光量との組み合わせ毎に指定されている。
また、図7(c)においては、電流補正係数γが、設定光量400W/m2で環境温度がCである場合の駆動電流量に対する各設定光量、各温度範囲の駆動電流量の比で示されている。このため、設定光量400W/m2で環境温度が温度範囲Cに属している場合の電流補正係数γが1になっている。
[4]ASIC410の動作
次に、ASIC410の動作について説明する。何れのOLED201についても同様の動作が実行されるので、以下においては、1つのOLED201についてのみ説明するが、どのOLED201についても動作は同様である。
(1)経時劣化による発光効率の低下の補正
まず、OLED201の経時劣化による発光効率の低下の補正について説明する。
ASIC410は、初期化処理として、図8に示されるように、ドットカウンター611のカウント値countを0に初期化する(S801)。その後、新規ジョブを受け付けたら(S802:YES)、駆動電流補正部600にて温度センサー320から環境温度を取得し(S803)、当該環境温度と設定光量とに対応する閾値THを読み出す(S804)。
その後、ジョブが終了したら(S805:YES)、ステップS802に進んで上記の処理を繰り返す。また、OLED201を発光させた場合には(S806:YES)、当該ドットカウンターのカウント値countを1だけ増加させる(S807)。
カウント値countが閾値THに達した場合には(S808:YES)、DAC値を1だけ増加する(S809)。DAC値が1だけ増加すると、OLED201に供給される駆動電流量が、DAC値を表すデジタル値の1 LSB(Least Significant Bit)分に相当する駆動電流量I(LSB)分だけ増加する。
更に、ASIC410は、温度センサー320が新たに検出した環境温度を取得して(S810)、当該環境温度に対応する閾値THを読み出すと共に(S811)、ドットカウンター611のカウント値countを0に初期化する(S812)。その後、ステップS805に進んで上記の動作を繰り返す。
図9は、OLED201の初期の発光効率に対する経時劣化後の発光効率の比を発光時間毎に示したグラフである。図9(a)に示されるように、OLED201の発光効率は、環境温度が高いほど速く低下する。また、図9(b)に示されるように、環境温度が同じであっても、発光量(駆動電流量)が多いほど発光効率は速く低下する(なお、同図では発光量A<発光量Bとなっている)。このため、環境温度が高いほど閾値THは小さく設定され、また、設定光量が多いほど閾値THは小さく設定される。
図10は、全速時と半速時のそれぞれについて理想の電流値と実際の電流値(DAC値)とを例示するグラフである。全速時においては、理想の電流値が、発光時間が長くなるにつれて、グラフ1001のように増大してゆくのに対して、DAC値は1ビット刻みでしか増大させることができないので、グラフ1002のように遷移する。すなわち、ドットカウンター611のカウント値countが閾値TH1に達するたびに、DAC値が1ビットずつ上昇する。
一方、半速時においては、全速時よりも感光体ドラム110の回転速度が遅く、露光時間が長くなるので、全速時よりも設定光量が少なくなっている。このため、理想の電流値は、全速時の理想の電流値のグラフ1001よりもなだらかなグラフ1011のように増大してゆく。また、DAC値は、全速時の閾値TH1よりも大きい閾値TH1/2にカウント値countが達するたびに1ビットずつ上昇する。
(2)発光量切替え時の動作
次に、発光量を切り替える際の動作について、シート搬送速度を全速から半速に切り替える際の動作を例にとって説明する。
ASIC410は、図11に示されるように、まず、次の式(1)を用いて現在(全速時)の理想の電流量I(a)を推算する(S1101)。
Figure 0006187521
すなわち、まず、OLED201の現在のDAC値DAC(a)に1ビット分の駆動電流量I(LSB)を掛けて、現在の駆動電流量を求める。更に、1回の発光によるOLED201の劣化を補うために必要な電流量α(400C)に現在の駆動電流量でOLED201を発光させた回数count(a)を掛けて、発光回数count(a)における理想の電流量の増加分を求めて、これらを足し合わせると現在の理想の電流量I(a)が推算される。
なお、1回の発光によるOLED201の劣化を補うために必要な電流量α(400C)は、例えば、最後に発光回数count(a)を0に初期化した際に温度センサー320にて検出した環境温度が属する温度範囲Cと、全速時の設定光量400W/m2と、を用いて図7(b)のテーブルから読み出してもよい。
次に、次の式(2)を用いて半速時の理想の電流量I(b)を推算する(S1102)。
Figure 0006187521
ここで、電流補正係数γ(200C)は、例えば、最後に発光回数count(a)を初期化した際に温度センサー320にて検出した環境温度が属する温度範囲Cと、半速時の設定光量200W/m2とを用いて図7(c)のテーブルから読み出してもよい。また、全速時の理想の電流量I(a)は上で推算したものである。
そして、次式を用いて切り替え後のDAC値DAC(b)を求める(S1103)。
Figure 0006187521
ここで、[・]は所謂ガウス記号であり、記号内の数値の整数部分を表している。従って、上の式(3)は、半速時の理想の電流量I(b)をDAC値の1ビット当たりの電流量I(LSB)で割った数の整数部分であり、半速時の理想の電流量I(b)に最も近い、かつ、I(b)以下のDAC値である。
最後に、次の式(4)を用いてカウント値count(b)を求める(S1104)。
Figure 0006187521
すなわち、ステップS1103で求めたDAC値DAC(b)に1ビット分の駆動電流量I(LSB)を掛けて算出された実際の電流量と理想の電流量の差を、1回の発光によるOLED201の劣化を補うために必要な電流量α(200C)で除算すると、次に理想の電流量と実際の電流量とが一致するまでのカウント値を閾値THから減算したカウント値に相当する値が算出される。
このようにして算出したカウント値からカウントを始めれば、次に理想の電流量と実際の電流量とが一致する際に、カウント値が閾値THに等しくなるようにカウントできる。
[5]切替え動作例
次に、全速から半速への切替え時の動作例について説明する。
(1)理想の電流値と実際の電流値が一致している場合
まず、理想の電流値I(a)と実際の電流値Irealが一致している場合について説明する。
本例では、I(LSB)を0.2μA、切替え時における、全速時のDAC値DAC(a)を15、カウント値count(a)を0とする。また、実際の電流値にはバイアス成分Ibiasとして15μAが含まれているものとする。従って、実際の電流量Irealは、1ビット当たりの電流量I(LSB)にDAC値DAC(a)を乗算した電流量にバイアス成分15μAを加算した値である18μAになる。
Figure 0006187521
また、カウント値count(a)が0であるので、全速時の理想の電流値I(a)は、DAC値DAC(a)に相当する実際の電流値に一致して、18μAとなる。
ここで、まず、電流補正係数γが0.8である場合を例にとって検討すると、切り替え後の理想の電流量I(b)は、
Figure 0006187521
となる。これより、切り替え後のDAC値DAC(b)は、
Figure 0006187521
となり、割り切れる。従って、切り替え後においても理想の電流値I(b)と実際の電流値とが一致するので、カウント値count(b)が0である場合に相当する。
一方、電流補正係数γが0.75である場合を例にとると、切り替え後の理想の電流量I(b)は、
Figure 0006187521
となる。これより、切り替え後のDAC値DAC(b)は、
Figure 0006187521
となり、小数点以下を切り捨てた値がDAC値DAC(b)となる。すると、図12に示されるように、切り捨てた分だけ理想の電流値I(b)と実際の電流値との間に量子化誤差が生じる。
このように、量子化誤差が存在する状態で、カウント値count(b)を0にすると、その後、理想の電流値I(b)と実際の電流値との間に量子化誤差が残り続けることになり、カウント値cout(b)が閾値THに達しても実際の電流値は理想の電流値I(b)に達することができず、OLED201を設定光量で発光させることができない。
従って、設定光量で発光するOLED201よりも発光量が少なくなるので、画素間のスジムラが表れてしまう。
一方、本実施の形態では、上述の式(4)を用いて、次に理想の電流量と実際の電流量とが一致するまでのカウント値を閾値THから減算したカウント値count(b)を算出し、当該算出したカウント値count(b)から発光回数の計数を開始する。従って、次にカウント値が閾値THに達した時点において、実際の電流量を理想の電流量I(b)に一致させることができる(図13)。
(2)理想の電流値と実際の電流値が一致していない場合
次に、理想の電流値と実際の電流値が一致していない場合について説明する。
本例では、I(LSB)を0.2μA、電流補正係数γを0.8、切替え前の、全速時のDAC値DAC(a)を14、カウント値count(a)を90、1発光当たりの電流上昇量αを0.002μAとする。この場合における理想の電流値I(a)は、上述の式(1)を用いて次のように算出される。
Figure 0006187521
これより、切り替え後の理想の電流量I(b)は、
Figure 0006187521
となるので、切り替え後のDAC値DAC(b)は、
Figure 0006187521
となる。[・]はガウス記号である。この場合にも量子化誤差が生じるので、従来技術のように、切り替え後のカウント値count(b)の値を0にすると量子化誤差が残り続けることになって、スジムラが表れてしまう。一方、本実施の形態によれば、式(4)を用いて切替え後のカウント値count(b)を算出するので、図14に示されるように、量子化誤差を解消することができる。従って、スジムラを発生させることなく高い画像品質を達成することができる。
[6]変形例
以上、本発明を実施の形態に基づいて説明してきたが、本発明が上述の実施の形態に限定されないのは勿論であり、以下のような変形例を実施することができる。
(1)上記実施の形態においては、全速から半速に切り替える場合を例にとって説明したが、本発明がこれに限定されないのは言うまでもなく、半速から全速に切り替える場合にも本発明を適用することによって、上と同様の効果を得ることができる。
具体的には、まず、式(1)と同様の式(13)を用いて切替え前(半速時)の理想の電流量Iprevを算出する。
Figure 0006187521
なお、DACprevは、切替え前のDAC値であり、I(LSB)は1ビット当たりの駆動電流量であり、αは1回の発光によるOLED201の劣化を補うために必要な電流量であり、countprevは切替え前のカウント値である。
次に、切り替え後(全速時)の理想の電流量Ipostを上述の式(2)と同様の式(14)を用いて算出する。
Figure 0006187521
ここで、γは予め記憶されている電流補正係数である。上述の式(3)と同様の次式(15)を用いて、切替え後の理想の電流量Ipostから切替え後のDAC値DACpostを求める。
Figure 0006187521
最後に、上述の式(4)と同様の式(16)を用いて、切り替え後のカウント値countpostを算出する。
Figure 0006187521
ここで、αは予め記憶されている1回の発光によるOLED201の劣化を補うために必要な電流量である。言うまでもなく、電流補正係数γや電流量αとして、温度や設定光量に応じて異なった値を用いてもよい。
以上のように、記録シートの搬送速度を半速から全速に切り替える際にも、本発明を適用して同様の効果を得ることができる。また、本変形例から分かるように、記録シートの搬送速度の切替え時以外であっても設定光量を切り替える際に本発明を適用して画質の向上を図ることができる。
(2)上記実施の形態においては、式(4)を用いて算出したカウント値count(b)から発光回数を計数して、カウント値count(b)が閾値THに達したら、DAC値DAC(b)を1だけ増加させる場合を例にとって説明したが、本発明がこれに限定されないのは言うまでもなく、これに代えて次のようにしてもよい。例えば、閾値THに代えて、閾値THから式(4)で算出した値を減算した値を新たな閾値として0から当該新たな閾値までカウントしても、カウントされる発光回数は同じである。
また、上記実施の形態においては、カウント値count(b)を0から閾値THまでカウントアップしてゆく場合を例にとって説明したが、カウント値count(b)を閾値THから0までカウントダウンしたらDAC値DAC(b)を1だけ増加させてもよい。
発光回数の数え方に関わらず、設定光量の切替え時に式(4)で算出されるカウント値count(b)を閾値THから減算した値に発光回数が達したらDAC値DAC(b)を1だけ増加させれば、同様の効果を得ることができる。
(3)上記実施の形態においては、設定光量の切替え前の理想の電流量である全速時の理想の電流量I(a)を用いて、設定光量の切替え後の理想の電流量である半速時の理想の電流量I(b)を算出する場合を例にとって説明したが、本発明がこれに限定されないのは言うまでもなく、他の方法を用いて設定光量の切替え後の理想の電流量を算出してもよい。
また、上記実施の形態においては、設定光量の切替えの前後の両方で理想の電流量を算出する場合について説明したが、本発明がこれに限定されないのは言うまでもなく、何れか一方のみでもよい。
(4)上記実施の形態においては、図7に例示したようなLUTにてカウント値の閾値THや1発光での電流上昇量α、電流補正係数γを記憶しておく場合を例にとって説明したが、本発明がこれに限定されないのは言うまでもなく、これに代えて設定光量と環境温度の範囲を変数とする関数を用いてカウント値TH等を算出してもよい。
また、発光時間の長さに応じてOLED201の特性が変化する場合には、閾値TH等を記憶するLUTをOLED201の発光時間に応じて複数設けてもよい。また、このような場合には、設定光量と環境温度の範囲に加えて、発光時間の範囲も変数とする関数を用いて閾値TH等を算出してもよい。
なお、LUTに記憶される値や関数は予め実験によって定めることができる。
(5)上記実施の形態においては、画像形成装置1の制御部102に実装されたASIC410を用いて、設定光量の切替え時におけるカウント値の算出を行う場合を例にとって説明したが、本発明がこれに限定されないのは言うまでもなく、これに代えて、ドライバーIC302にて当該処理を行ってもよい。ドライバーIC302にて設定光量の切替え時におけるカウント値の算出を行う場合においても本発明を適用して同様の効果を得ることができる。
(6)上記実施の形態においては、OLED201毎の発光時間を発光回数(カウント値)として計数する場合について説明したが、本発明がこれに限定されないのは言うまでもなく、発光回数に代えて発光時間そのものを計数してもよい。また、この場合には閾値THも発光時間として記憶するのが望ましい。
(7)上記実施の形態においては、画像形成装置1としてタンデム型のカラープリンターを例にとって説明したが、本発明がこれに限定されないのは言うまでもなく、タンデム型以外のカラープリンターやモノクロプリンターに本発明を適用しても同様の効果を得ることができる。また、スキャナーを備えた複写装置や通信機能を備えたファクシミリ装置といった単機能機やこれらの機能を兼ね備えた複合機(MFP: Multi-Function Peripheral)についても本発明は有効である。
本発明に係る光書込み装置及び画像形成装置は、光書込み装置に用いられる発光素子の設定光量の変更に起因する画像品質の劣化を防止する装置として有用である。
1………画像形成装置
100…光書込み装置
102…制御部
302…ドライバーIC
201…OLED
320…温度センサー
410…ASIC
600…駆動電流補正部
610…ドットカウント部
611…ドットカウンター

Claims (11)

  1. 発光時間の進行に応じて発光効率が低下する発光素子を用い、当該発光素子を複数の設定光量の何れかに切り替えて発光させることにより光書込みを行う光書込み装置であって、
    当該切替え後の設定光量で前記発光素子を発光させるために、前記切替え直後における理想の駆動電流量である切り替え後理想値を推算する切替え後理想値推算手段と、
    前記切替え後理想値を量子化したデジタル値に相当する駆動電流量を前記切替え直後から供給して前記発光素子を発光させる第1の発光制御手段と、
    前記切替え後の設定光量で発光させるための理想の駆動電流量が、前記発光時間の進行と共に増加し、その増加分が、前記切替え後理想値から、前記デジタル値を1ステップ増加させた値に相当する駆動電流量までの増加分に等しくなるまでの発光時間を計時する計時手段と、
    前記切替え後、前記計時手段が計時する発光時間が経過した時点で、前記デジタル値を1ステップ増加させた値に相当する駆動電流量を供給して前記発光素子を発光させる第2の発光制御手段と、を備える
    ことを特徴とする光書込み装置。
  2. 前記切替え前の設定光量で前記発光素子を発光させるための駆動電流量である切替え前理想値を前記発光時間に応じて推算する切替え前理想値推算手段を備え、
    前記切替え後理想値推算手段は、
    前記切替え前理想値と、当該切替え前後の設定光量に応じた理想値変換係数と、を用いて前記切り替え後理想値を推算する
    ことを特徴とする請求項1に記載の光書込み装置。
  3. 同一のデジタル値に相当する駆動電流量で発光素子を発光させた時間を計時する発光時間計時手段と、
    前記発光効率の低下に応じた補正係数を記憶する補正係数記憶手段と、を備え、
    前記切替え前理想値推算手段は、
    前記発光時間計時手段にて計時した発光時間に前記補正係数を乗算した値に、前記同一のデジタル値に相当する駆動電流量を加算して前記切替え前理想値を推算する
    ことを特徴とする請求項2に記載の光書込み装置。
  4. 前記切替え前理想値から前記切り替え後理想値を推算するために、当該切替え前後の設定光量に応じた理想値変換係数を記憶する係数記憶手段を備え、
    前記切替え後理想値推算手段は、
    前記切替え前理想値と、当該切替え前後の設定光量に応じた理想値変換係数と、を用いて前記切り替え後理想値を推算する
    ことを特徴とする請求項に記載の光書込み装置。
  5. 前記切替え前理想値から前記切り替え後理想値を推算するため関数を記憶する関数記憶手段を備え、
    前記切替え後理想値推算手段は、
    前記関数を用いて前記切替え前理想値から前記切り替え後理想値を推算する
    ことを特徴とする請求項に記載の光書込み装置。
  6. 前記発光素子の1回の発光による発光効率の低下を補うために必要となる駆動電流量の増加量を記憶する増加量記憶手段を備え、
    前記計時手段は、
    前記切替え後理想値と、前記デジタル値を1ステップ増加させた値に相当する駆動電流量との差分を前記増加量で除算した値を前記発光時間として計時する
    ことを特徴とする請求項1から5の何れかに記載の光書込み装置。
  7. 前記発光素子の素子温度の指標値を取得する温度取得手段を備え、
    前記増加量記憶手段は、前記指標値ごとに前記増加量を記憶しており、
    前記計時手段は、
    前記温度取得手段にて取得した指標値に応じた増加量を用いて計時する
    ことを特徴とする請求項に記載の光書込み装置。
  8. 前記計時手段は、前記発光時間として、前記切替え後の設定光量で前記発光素子を発光させるための理想の駆動電流量が、前記切替え後理想値から、前記デジタル値を1ステップ増加させた値に相当する駆動電流量まで増加するのに要する発光回数を計数する
    ことを特徴とする請求項1から7の何れかに記載の光書込み装置。
  9. 前記発光時間計時手段は、前記発光時間として、同一のデジタル値に相当する駆動電流量で発光素子を発光させた回数を計数する
    ことを特徴とする請求項3又は8に記載の光書込み装置。
  10. 前記発光素子はOLEDである
    ことを特徴とする請求項1から9の何れかに記載の光書込み装置。
  11. 請求項1から10の何れかに記載の光書込み装置を備える
    ことを特徴とする画像形成装置。
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