JP6187138B2 - プロジェクター、及びプロジェクターの制御方法 - Google Patents

プロジェクター、及びプロジェクターの制御方法 Download PDF

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Description

この発明は、プロジェクター、及びプロジェクターの制御方法に関する。
プロジェクターをスタンバイモードへ移行する時、プロジェクターの輝度、カラーモード等の設定項目に対して行われた設定変更を表示する技術が知られている(特許文献1参照)。
特開2012−134911号公報
しかしながら、特許文献1に記載された技術では、設定変更されていない設定項目を表示することが考慮されていなかった。このため、ユーザーは、使い慣れていないプロジェクターをスタンバイモードへ移行する際、プロジェクターのすべての設定項目と、その設定内容を把握し切れない場合がある。
そこで本発明は、上記従来技術の問題に鑑みてなされたものであり、スタンバイモードへの移行時に、有用な設定内容をユーザーに把握させることができるプロジェクター、及びプロジェクターの制御方法を提供する。
[1]本発明は、上記の課題を解決するためになされたものであり、入力操作を受け付ける入力操作部と、自装置に電力供給する電源部と、画像を投射する投射部と、自装置の状態を設定する設定項目及びその設定内容を設定情報として記憶する記憶部と、前記入力操作部により、スタンバイモードに移行するための操作が受け付けられた場合、前記設定情報を表す画像を投射するように前記投射部を制御し、前記設定情報を表す画像を投射した後、前記スタンバイモードへ移行するように前記電源部を制御する制御部と、を備えるプロジェクターである。
この構成により、プロジェクターは、入力操作部により、スタンバイモードに移行するための操作が受け付けられた場合、設定情報を表す画像を投射するように投射部を制御し、設定情報を表す画像を投射した後、スタンバイモードへ移行するように電源部を制御するため、スタンバイモードへの移行時に、有用な設定内容をユーザーに把握させることができる。
[2]また、本発明は、[1]に記載のプロジェクターであって、前記設定情報に含まれる前記設定項目のそれぞれには、前記設定情報を表す画像により表示させるか否かを示す表示可否情報が対応付けられており、前記制御部は、前記設定情報を表す画像により表示させることを示す表示可否情報に対応付けられた前記設定項目及びその設定内容について表示する設定情報を表す画像を投射するように前記投射部を制御する、プロジェクターである。
この構成により、プロジェクターは、設定情報を表す画像により表示させることを示す表示可否情報に対応付けられた前記設定項目及びその設定内容について表示する設定情報を表す画像を投射するように前記投射部を制御するため、ユーザーが所望する設定項目及びその設定内容を、スタンバイモードに移行する前に表示することができる。
[3]また、本発明は、[1]又は[2]に記載のプロジェクターであって、前記制御部は、前記設定情報を表す画像を投射した後、前記入力操作部により前記スタンバイモードへの移行を確定する操作が受け付けられた場合、前記スタンバイモードへ移行するように前記電源部を制御する、プロジェクターである。
この構成により、プロジェクターは、設定情報を表す画像を投射した後、入力操作部によりスタンバイモードへの移行を確定する操作が受け付けられた場合、スタンバイモードへ移行するように電源部を制御するため、設定情報を表す画像を表示させた後、表示された内容をユーザーが把握する前に、スタンバイモードへ移行してしまうことを防止することができる。
[4]また、本発明は、[1]から[3]のうちいずれか一項に記載のプロジェクターであって、前記制御部は、前記スタンバイモードへ移行する前に、前記プロジェクターの使用状況に関する警告を表す警告画像を投射するように前記投射部を制御する、プロジェクターである。
この構成により、プロジェクターは、スタンバイモードへ移行する前に、プロジェクターの使用状況に関する警告を表す警告画像を投射するように投射部を制御するため、プロジェクターの使用状況に関する警告を、ユーザーが把握しないままプロジェクターの使用を継続してしまうことを防止することができる。
[5]また、本発明は、[4]に記載のプロジェクターであって、前記記憶部は、前記プロジェクターに関する使用状況を表す値を記憶し、前記制御部は、前記記憶部により記憶された前記使用状況を表す値が所定の閾値を超えた場合、前記スタンバイモードへ移行する前に、前記警告画像を投射するように前記投射部を制御し、前記警告画像は、前記使用状況を表す値が前記閾値を超えたことを知らせる画像である、プロジェクターである。
この構成により、プロジェクターは、記憶部により記憶された使用状況を表す値が所定の閾値を超えた場合、スタンバイモードへ移行する前に、使用状況を表す値が閾値を超えたことを知らせる警告画像を投射するように投射部を制御するため、使用状況を表す値が閾値を超えたことによって起こり得る事象を、その事象が起こる前にユーザーに把握させることができる。
[6]また、本発明は、[5]に記載のプロジェクターであって、前記使用状況を表す値は、前記投射を行うための光源の累計点灯時間である、プロジェクターである。
この構成により、プロジェクターは、投射を行うための光源の累計点灯時間が所定の閾値を超えた場合、スタンバイモードへ移行する前に、投射を行うための光源の累計点灯時間が所定の閾値を超えたことを知らせる警告画像を投射するように投射部を制御するため、光源の累計点灯時間が、光源の平均寿命に到達する前に、ユーザーに対して交換用の光源の準備を促すことができる。
[7]また、本発明は、入力操作を受け付ける入力操作部と、自装置に電力供給する電源部と、画像を投射する投射部と、自装置の状態を設定する設定項目及びその設定内容を設定情報として記憶する記憶部と、を備えるプロジェクターの制御部が、前記入力操作部により、スタンバイモードにする操作が受け付けられた場合、前記設定情報を表す画像を投射するように前記投射部を制御し、前記設定情報を表す画像を投射した後、前記スタンバイモードへ移行するように前記電源部を制御する、プロジェクターの制御方法である。
この構成により、プロジェクターは、入力操作により、スタンバイモードにする操作が受け付けられた場合、設定情報を表す画像を投射するように投射部を制御し、設定情報を表す画像を投射した後、スタンバイモードへ移行するように電源部を制御するため、プロジェクターは、スタンバイモードへの移行時に、有用な設定内容をユーザーに把握させることができる。
以上により、プロジェクターは、入力操作部により、スタンバイモードに移行するための操作が受け付けられた場合、設定情報を表す画像を投射するように投射部を制御し、設定情報を表す画像を投射した後、スタンバイモードへ移行するように電源部を制御するため、スタンバイモードへの移行時に、有用な設定内容をユーザーに把握させることができる。
本実施形態に係るプロジェクター1の構成例を示す図である。 表示設定選択画像の一例である。 設定内容表示画像の一例である。 警告表示画像の一例である。 制御部50により実行される、設定内容表示画像及び警告表示画像を表示する処理の流れの一例を示すフローチャートである。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照して詳細に説明する。図1は、本実施形態に係るプロジェクター1の構成例を示す図である。プロジェクター1は、例えば、投射部10と、電源端子20と、電源部22と、入力操作部30と、記憶部40と、制御部50と、画像入力端子60と、画像信号入力部70と、画像信号処理部80と、OSD(On Screen Display)処理部90とを備える。
投射部10は、例えば、光源12と、液晶ライトバルブ14と、投射レンズ16と、液晶駆動部18とを備える。光源12は、例えば、超高圧水銀ランプやメタルハライドランプ等からなる放電型の光源ランプである。光源12は、さらに、光源ランプが放射した光を液晶ライトバルブ14側に反射するリフレクターを含んでいる。なお、光源12は、光源ランプに限られず、LED(Light Emitting Diode)光源やレーザー光源等を用いてもよい。液晶ライトバルブ14は、例えば、一対の透明基板間に液晶が封入された、光の三原色であるRGB(Red、Green、Blue)それぞれに対応した透過型の液晶パネルである。なお、液晶ライトバルブ14は、透過型の液晶パネルに限らず、反射型の液晶パネルでもよく、又は、液晶に限らず、DMD(Digital Mirror Device)等であってもよい。投射レンズ16は、液晶ライトバルブ14から入射した画像を映し出す光を、スクリーンSC等に拡大投射するための投射光学系としてのレンズである。液晶駆動部18は、後述するOSD処理部90から入力される画像情報に応じた駆動電圧を、液晶ライトバルブ14の各画素に印加(駆動)する。この印加によって、液晶駆動部18は、光源12から液晶ライトバルブ14へ入射した光を、画像情報に応じた画像を映し出す光として、液晶ライトバルブ14に形成させる。
電源端子20は、交流電圧100[V]等の電力を外部から供給するための端子である。電源部22は、電源端子20から交流電力を受給し、受給した交流電力を所定の直流電力へ変換し、変換した直流電力をプロジェクター1の各部に供給する。また、電源部22は、制御部50からの要求に従い、プロジェクター1の各部が画像を投射するために必要な電力を、各部に供給する状態と、各部への電力供給の一部又は全部を停止し、電源をオンにするための操作を受け付けるまで待機する状態(以下、スタンバイモードと称する)とを切り替える。
なお、スタンバイモードの種類は、ユーザーがプロジェクター1に対して設定する1つ以上の設定項目の内容で決まるものであり、複数種類のスタンバイモードが存在する。設定項目とは、例えば、複数の輝度設定のうちいずれを選択するか、複数のカラーモードのうちいずれを選択するか、スリープモードを有効にするか無効にするかの選択、入力端子の種類の選択、スタンバイモード時における通信の可否の選択等である。複数種類のスタンバイモードとは、例えば、スタンバイモード時に通信が可能又は不可能である状態や、スタンバイモード時に接続している機器から映像信号が入力された場合に外部モニターに表示することで内容を確認可能な状態や、映像ソースを切り替えることが可能な状態等、又はこれらの組み合わせをいう。
入力操作部30は、例えば、ユーザーからの入力を受け付ける各種操作ボタンや操作キー、タッチパネル等である。なお、入力操作部30は、プロジェクター1に備えられた(内蔵された)ものに限らず、ユーザーからの入力を受け付ける各種操作ボタンや操作キー、タッチパネル等を備えてユーザーから受け付けた入力を表す情報を無線又は有線で送信するリモートコントローラー等であってもよい。その場合、プロジェクター1は、リモートコントローラーから送信された情報を受信する受信部を備えるものとする。
記憶部40は、例えば、RAM(Random Access Memory)やレジスター、あるいは、HDD(Hard Disk Drive)やSSD(Solid State Drive)等を含む。記憶部40は、設定項目表示情報42と、光源点灯累計時間44を記憶する。設定項目表示情報42とは、前述したプロジェクター1の設定項目、及びその設定内容とが対応付けられた情報である。また、設定項目表示情報42の各設定項目には、設定内容表示画像上に表示するか否かを示す情報が対応付けられている。設定内容表示画像とは、プロジェクター1によるスタンバイモードへの移行が確定する前に表示される画像であって、プロジェクター1の設定項目、及びその設定内容が表示される画像である。設定内容表示画像についての詳細は後述する。なお、設定項目表示情報42は、設定情報の一例である。また、設定内容表示画像上に表示するか否かを示す情報は、表示可否情報の一例である。本実施形態では、設定項目表示情報42は、工場出荷時において予め設定されているものとするが、これに限られず、初回起動時等に、ユーザーに設定項目表示情報42を入力させてもよい。
光源点灯累計時間44とは、光源12の光源ランプが点灯した時間の累計を示す情報である。本実施形態において、光源点灯累計時間44は、後述する制御部50によって、光源12が点灯するように制御された時間が、記憶部40に蓄積されたものである。ここで、ユーザーによって光源ランプが交換された場合、例えば、ユーザーは、手動で光源点灯累計時間44を0分にリセットする。この場合、制御部50は、光源点灯累計時間44がリセットされると、リセットされた後に光源ランプが点灯した時点から光源点灯累計時間44を蓄積する。
なお、制御部50は、光源ランプの着脱を検出するセンサーを用いて、光源ランプの交換とともに光源点灯累計時間44をリセットするものとしてもよい。また、光源点灯累計時間44は、光源点灯累計回数や、1日当たりの光源点灯平均頻度及び光源使用累計日数等であるものとしてもよい。また、光源点灯累計時間44は、プロジェクターに関する使用状況を表す値の一例であり、プロジェクター1の交換可能な他の機能部の累計使用時間や、累計使用回数、平均使用頻度及び累計使用日数等でもよい。また、これらの値は、プロジェクター1の交換可能な機能部が故障する可能性を推定可能な値や、プロジェクター1の交換可能な機能部が故障したことを示す値であるものとしてもよい。また、記憶部40は、制御部50が備える図示しないCPU(Central Processing Unit)が実行する各種制御プログラムを記憶する。
制御部50は、例えばCPUを備え、記憶部40に記憶されている制御プログラムに従って動作することにより、プロジェクター1の動作を統括制御する。制御部50は、プロジェクター1が表示設定選択画像を表示中に、入力操作部30によりユーザーから各種設定項目への設定内容を表示するか否かの選択入力(前述した設定内容表示画像として表示するか否かを示す情報)を受け付ける。そして、制御部50は、受け付けた入力内容を、対応する設定項目及びその設定内容とともに、設定項目表示情報42として記憶部40に記憶させる。
ここで、図2を参照することにより、表示設定選択画像について説明する。図2は、表示設定選択画像の一例である。図2に示したように、表示設定選択画像では、各種設定項目が表示される。各種設定項目とは、例えば、前述したように、複数の輝度設定のうちいずれを選択するか、複数のカラーモードのうちいずれを選択するか、スリープモードを有効にするか無効にするかの選択、入力端子の種類の選択、スタンバイモード時における通信の可否の選択、所定のタイミング(例えば、プロジェクター1の起動時)でロゴ画面を表示するか否かの選択等である。ユーザーは、図2に示した表示設定選択画像上で、これらの設定項目のそれぞれについて、設定内容表示画像上において設定内容を表示するか否かを選択できる。
図1に戻る。制御部50は、スタンバイモードへの移行を選択する入力を入力操作部30から受け付けると、スタンバイモードに移行する前に、記憶部40から設定項目表示情報42及び光源点灯累計時間44を読み込む。そして、制御部50は、読み込んだ情報をOSD処理部90の画像生成部92へ出力する。その後、制御部50は、入力操作部30からスタンバイモードへの移行を確定する入力を受け付けると、プロジェクター1の各部への電源部22からの電力供給の一部又は全部を停止するように制御する。
画像入力端子60は、各種画像再生装置から接続されるケーブルの各規格に対応した複数の画像入力端子であり、画像情報を画像信号入力部70に出力する。画像信号入力部70は、画像入力端子60から画像情報を取得すると、取得した画像情報を画像信号処理部80に入力する。画像信号処理部80は、画像信号入力部70から入力された画像情報を、RGB毎に、液晶ライトバルブ14の各画素の階調を表す画像情報に変換する。そして、画像信号処理部80は、変換した画像情報を、OSD処理部90に出力する。
OSD処理部90は、制御部50からの要求に従い、画像信号処理部80から入力される画像情報に、メニュー画像やメッセージ画像等のOSD画像を重畳して表示するための処理を行う。OSD処理部90は、図示しないOSDメモリーを備えており、OSD画像を生成するための図形やフォント等を表すOSD画像情報を記憶している。OSD処理部90は、OSD画像を重畳した画像情報を、液晶駆動部18に出力し、投射部10からスクリーンSCに投射させる。OSD処理部90は、例えば、画像生成部92を備える。画像生成部92は、制御部50から設定項目表示情報42及び光源点灯累計時間44を取得すると、取得した情報に基づいて、プロジェクター1のスタンバイモードへの移行が確定する前に表示する設定内容表示画像を生成する。なお、OSD処理部90、画像生成部92の一方又は双方は、LSI(Large Scale Integration)やASIC(Application Specific Integrated Circuit)等のハードウェア機能部であってもよい。
図3は、設定内容表示画像の一例である。図3に示したように、設定内容表示画像では、各種設定項目と、それらに対応する設定内容が表示されている。プロジェクター1は、設定内容表示画像を、スタンバイモードへの移行が確定する前に表示することで、複数種類のスタンバイモードのうちいずれのスタンバイモードに移行するか、あるいは、個々の設定項目の設定内容を、ユーザーに知らせることができる。図3において、設定内容表示画像は、輝度設定が高輝度設定、カラーモードが映画観賞に適したシアターモード、光源点灯累計時間が1235時間、スリープモードがオン設定であり、スリープモードへ移行するまでの時間が15分、入力端子が1番目のHDMI(High Definition Multimedia Interface、登録商標)端子、スタンバイモード時の通信の可否が通信可能設定であることを表示している。なお、設定内容表示画面上には、設定項目ではない光源点灯累計時間も表示されているが、光源点灯累計時間を表示しないものとしてもよい。また、設定内容表示画像には、「決定キーで電源オフします」と表示されており、ユーザーが決定キーに対して選択入力を行うことでプロジェクター1のスタンバイモードへの移行が確定することを知らせる文章が表示される。
図1に戻る。画像生成部92は、さらに、制御部50からの要求に従い、光源12の光源ランプの交換を促し、且つ、交換作業時の注意事項を表示する警告表示画像を、光源点灯累計時間44に基づいて生成する。プロジェクター1は、警告表示画像の表示により、光源ランプの寿命が近づいていることを認識させ、交換用の光源ランプの欠品による使用停止期間が生じることを防止することができる。また、プロジェクター1は、警告表示画像の表示により、光源ランプの交換作業時に伴う注意を、ユーザーに認識させることができる。光源ランプの交換作業時に伴う注意とは、例えば、使用直後の熱い光源ランプに触れてしまうことへの注意等である。
図4は、警告表示画像の一例である。図4に示したように、警告表示画像には、光源の寿命が近づいていることを知らせる文章とともに、光源の交換作業時に伴う注意に関する注意喚起の文章が表示される。光源の寿命が近づいていることを知らせる文章とは、例えば、「注意!光源の累計点灯時間がもうすぐ平均寿命に到達します。」である。光源の交換作業時に伴う注意に関する注意喚起の文章とは、例えば、「交換する場合は電源オフして30分以上置き、プロジェクターが冷えてから交換してください。」である。また、警告表示画像には、「確認後、決定キーを押してください」と表示されている。これに対し、ユーザーが決定キーを押下すると、例えば、プロジェクター1は、他の画面表示の状態や、スタンバイモードへの移行が確定する状態等へ移行する。次の画面が表示される。なお、図4には、光源の寿命と交換に関する警告が表示された警告表示画像例を示したが、これに限られず、プロジェクター1に関する各種警告を表示するものとしてもよい。各種警告とは、例えば、プロジェクター1の交換可能な機能部に生じた故障に関する警告や、プロジェクター1の各部の劣化状況に関する警告等である。
以下、図5を参照し、制御部50が、設定内容表示画像及び警告表示画像を表示する処理について説明する。図5は、制御部50により実行される、設定内容表示画像及び警告表示画像を表示する処理の流れの一例を示すフローチャートである。
まず、制御部50は、入力操作部30からプロジェクター1を電源オフにする操作を受け付けるまで待機する(ステップS100)。制御部50は、電源オフにする操作を受け付けると(ステップS100−Yes)、記憶部40により記憶された光源点灯累計時間44が、所定の閾値を超過したか否かを判定する(ステップS110)。ここで、所定の閾値とは、例えば、光源12に使用されている光源ランプの平均寿命の90%程度であり、平均寿命が1400時間であれば、所定の閾値は1260時間となる。制御部50は、所定の閾値を超過していないと判定した場合(ステップS110−No)、設定項目表示情報42を参照することで、図2に示した表示設定選択画像でユーザーによって「表示する」と選択された設定項目があるか否かを判定する(ステップS140)。
一方、制御部50は、所定の閾値を超過していると判定した場合(ステップS110−Yes)、OSD処理部90の画像生成部92に、図4に示した警告表示画像を生成させ、生成させた警告表示画像を投射部10に投射させる(ステップS120)。次に、制御部50は、ユーザーが入力操作部30によって決定キーを押したか否かを判定する(ステップS130)。制御部50は、ユーザーが決定キーを押していないと判定した場合(ステップS130−No)、ステップS130に戻り、決定キーが押されるまで待機する。制御部50は、ユーザーが決定キーを押した場合(ステップS130−Yes)、ステップS140に遷移し、図2に示した表示設定選択画像でユーザーによって「表示する」と選択された設定項目が存在するか否かを判定する。
ステップS140で、表示設定選択画像でユーザーによって「表示する」と選択された設定項目が存在しないと判定した場合、制御部50は、スタンバイモードへの移行を確定し、電源部22をスタンバイモードにおける電力供給状態へ遷移するように制御する(ステップS170)。一方、制御部50は、表示設定選択画像でユーザーによって「表示する」と選択された設定項目があると判定した場合、「表示する」と選択された設定項目に関する設定内容表示画像を画像生成部92に生成させる。そして、制御部50は、画像生成部92が生成させた設定内容表示画像を投射部10に投射させる(ステップS150)。
次に、制御部50は、入力操作部30が、電源オフを確定させる操作を受け付けたか否かを判定する(ステップS160)。制御部50は、電源オフを確定させる操作を受け付けていないと判定した場合(ステップS160−No)、ステップS160に戻り、電源オフを確定させる操作を受け付けるまで待機する。一方、制御部50は、電源オフを確定させる操作を受け付けたと判定した場合(ステップS160−Yes)、ステップS170に遷移して、電源部22をスタンバイモードにおける電力供給状態へ遷移するように制御する。
なお、図5に示した例では、制御部50は、ユーザーから電源オフにする操作を受け付けた場合、先に警告表示画像を表示し、その後に設定内容表示画像を表示するものとしたが、これに限られず、表示する順番が逆でもよいし、1つの画面に2つの画像を並べて表示するものとしてもよい。また、制御部50は、警告表示画像を表示するものとしたが、警告表示画像を表示しなくてもよい。また、所定の閾値は、光源12に使用されている光源ランプの平均寿命の90%程度であるとものとしたが、平均寿命以上の閾値を用いてもよい。また、プロジェクター1は、スタンバイモードへの移行が確定する前に、設定内容表示画像を表示させる際、設定内容表示画像に必要な設定項目の設定内容を表示させるばかりではなく、設定変更された設定項目の設定内容を表示させてもよいし、スタンバイモードの種類を特定するのに必要な設定項目を表示させてもよい。
このように、本実施形態におけるプロジェクター1は、入力操作部30により、スタンバイモードに移行するための操作が受け付けられた場合、設定内容表示画像を投射するように投射部10を制御し、設定内容表示画像を投射した後、スタンバイモードへ移行するように電源部22を制御するため、スタンバイモードへの移行時に、有用な設定内容をユーザーに把握させることができる。また、プロジェクター1は、一例として、スタンバイモードの種類を特定するのに必要な設定項目を表示するので、スタンバイモードへの移行が確定する前に、ユーザーにスタンバイモードの種類を知らせることができる。これにより、プロジェクター1は、スタンバイモードへの移行後に、プロジェクター1がいずれの種類のスタンバイモードで待機中であるかをユーザーに把握させることができる。
また、プロジェクター1は、プロジェクター1は、設定内容表示画像により表示することを示す情報に対応付けられた設定項目及びその設定内容について表示する設定内容表示画像を投射するように投射部10を制御するため、ユーザーが所望する設定項目及びその設定内容を、スタンバイモードに移行する前に表示することができる。
また、プロジェクター1は、設定項目表示情報42を表す設定内容表示画像を投射した後、入力操作部30によりスタンバイモードへの移行を確定する操作が受け付けられた場合、スタンバイモードへ移行するように電源部22を制御するため、設定内容表示画像を表示させた後、表示された内容をユーザーが把握する前に、スタンバイモードへ移行してしまうことを防止することができる。
また、プロジェクター1は、スタンバイモードへ移行する前に、プロジェクター1の使用状況に関する警告を表す警告表示画像を投射するように投射部10を制御するため、プロジェクター1の使用状況に関する警告を、ユーザーが把握しないままプロジェクター1の使用を継続してしまうことを防止することができる。
また、プロジェクター1は、記憶部40により記憶された使用状況を表す値が所定の閾値を超えた場合、スタンバイモードへ移行する前に、使用状況を表す値が閾値を超えたことを知らせる警告表示画像を投射するように投射部10を制御するため、使用状況を表す値が閾値を超えたことによって起こり得る事象を、その事象が起こる前にユーザーに把握させることができる。
また、プロジェクター1は、光源点灯累計時間44が所定の閾値を超えた場合、スタンバイモードへ移行する前に、光源点灯累計時間44が所定の閾値を超えたことを知らせる警告表示画像を投射するように投射部10を制御するため、光源点灯累計時間44が、光源の平均寿命に到達する前に、ユーザーに対して交換用の光源の準備を促すことができる。
以上、この発明の実施形態を、図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない限り、変更、置換、削除等されてもよい。
1 プロジェクター、10 投射部、12 光源、14 液晶ライトバルブ、16 投射レンズ、18 液晶駆動部、20 電源端子、22 電源部、30 入力操作部、40 記憶部、42 設定項目表示情報、44 光源点灯累計時間、50 制御部、60 画像入力端子、70 画像信号入力部、80 画像信号処理部、90 OSD処理部、92 画像生成部

Claims (7)

  1. 入力操作を受け付ける入力操作部と、
    自装置に電力供給する電源部と、
    画像を投射する投射部と、
    自装置の状態を設定する設定項目及びその設定内容を設定情報として記憶する記憶部と、
    前記入力操作部により、スタンバイモードに移行するための操作が受け付けられた場合、前記設定情報を表す画像を投射するように前記投射部を制御し、前記設定情報を表す画像を投射した後、前記スタンバイモードへ移行するように前記電源部を制御する制御部と、
    を備えるプロジェクター。
  2. 請求項1に記載のプロジェクターであって、
    前記設定情報に含まれる前記設定項目のそれぞれには、前記設定情報を表す画像により表示させるか否かを示す表示可否情報が対応付けられており、
    前記制御部は、前記設定情報を表す画像により表示させることを示す表示可否情報に対応付けられた前記設定項目及びその設定内容について表示する設定情報を表す画像を投射するように前記投射部を制御する、
    プロジェクター。
  3. 請求項1又は2に記載のプロジェクターであって、
    前記制御部は、前記設定情報を表す画像を投射した後、前記入力操作部により前記スタンバイモードへの移行を確定する操作が受け付けられた場合、前記スタンバイモードへ移行するように前記電源部を制御する、
    プロジェクター。
  4. 請求項1から3のうちいずれか一項に記載のプロジェクターであって、
    前記制御部は、前記スタンバイモードへ移行する前に、前記プロジェクターの使用状況に関する警告を表す警告画像を投射するように前記投射部を制御する、
    プロジェクター。
  5. 請求項4に記載のプロジェクターであって、
    前記記憶部は、前記プロジェクターに関する使用状況を表す値を記憶し、
    前記制御部は、前記記憶部により記憶された前記使用状況を表す値が所定の閾値を超えた場合、前記スタンバイモードへ移行する前に、前記警告画像を投射するように前記投射部を制御し、
    前記警告画像は、前記使用状況を表す値が前記閾値を超えたことを知らせる画像である、
    プロジェクター。
  6. 請求項5に記載のプロジェクターであって、
    前記使用状況を表す値は、前記投射を行うための光源の累計点灯時間である、
    プロジェクター。
  7. 入力操作を受け付ける入力操作部と、自装置に電力供給する電源部と、画像を投射する投射部と、自装置の状態を設定する設定項目及びその設定内容を設定情報として記憶する記憶部と、を備えるプロジェクターの制御部が、
    前記入力操作部により、スタンバイモードにする操作が受け付けられた場合、前記設定情報を表す画像を投射するように前記投射部を制御し、前記設定情報を表す画像を投射した後、前記スタンバイモードへ移行するように前記電源部を制御する、
    プロジェクターの制御方法。
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