JP6187117B2 - 電気機器収納筐体 - Google Patents
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Description
この種の電気機器収納筐体においては、粉塵や水の侵入に対して制約があり、防塵性及び防水性に対する要求に応じて保護仕様が選定される。防塵性及び防水性に対する保護仕様は、例えばIEC(International Electrotechnical Commission:国際電気標準会議)規格(IEC60529)において、電気機械器具の外郭への異物、ホコリや水に対する保護を等級別に分類・規定したIP(International Protection)保護等級に準拠して選定される。IP保護等級は、IPに続く2つの数字が保護等級を表し、第一特性数字が外来固定物に対する保護等級、第二特性数字が水の侵入に対する保護等級を表している。非適用の場合は、アルファベットの“X”に置き換えて表される。
しかしながら、前述の電気機器収納筐体のように、筐体本体にヒンジを介して扉が回動可能に支持された構造においては、ヒンジが筐体本体の縁部と扉との密閉性を妨げる要因となることがあり、ヒンジが取り付けられたヒンジ取り付け部における密閉性を保つことが困難となることがある。例えば、筐体本体の外側にヒンジが取り付けられている場合には問題ないが、筐体本体の開口部を横切るようにしてヒンジが取り付けられている場合には、筐体本体の開口部に対して扉を開いた際にヒンジの固定板(羽板)を逃がすための切り欠き部を扉に設ける必要がある。この切り欠き部には、パッキンを取り付けことができないため、切り欠き部で隙間が生じてしまい、ヒンジ取り付け部における密閉性を保つことができない。また、切り欠き部と対向する部分にパッキンを配置することが可能であっても、やはり隙間が生じてしまい、ヒンジ取り付け部における密閉性を保つことができない。
なお、特許文献1に開示された盤の筐体装置では、ヒンジ部材が筐体本体の外側に取り付けられているため、ヒンジ部材が筐体本体の縁部と扉との密閉性を保つためのパッキンの配置を妨げる要因とはならない。しかしながら、ヒンジ部材を構成する円柱状のヒンジ部材とフランジ部材とが一体構造になっている。このため、防塵・水密対策を行うためのフランジ部材を筐体本体に取り付けるには、防塵・水密対策を行っていない筐体本体からヒンジ部材を取り外す必要がある。
本発明の目的は、ヒンジ取り付け部における筐体本体と扉との密閉性を保つことができる電気機器収納筐体を提供することにある。
そして、前記ヒンジは、第1の軸筒が設けられた固定板と、前記扉の内側に固定された第2の軸筒と、前記第1及び第2の軸筒の各々の貫通孔に挿通された芯棒とを有している。
そして、前記第2の方向において前記筐体本体の前記縁部から外方に向かって突出し、かつ前記第3の方向において前記固定板の前記第1の部分を挟むように板部材が前記筐体本体の前記縁部に取り付けられ、前記開口部に対して前記扉を閉じた際に、前記固定板の前記第2の部分及び前記板部材の先端と接するようにパッキンが前記扉の内側に取り付けられている。
上述した本発明の一態様に係る電気機器収納筐体によれば、筐体本体の開口部に対して扉を閉じた際に、固定板の第2の部分及び板部材の先端がパッキンと接触し、筐体本体と扉との間が、固定板、板部材及びパッキンからなる隔壁によって塞がれるので、ヒンジ取り付け部における筐体本体と扉との密閉性を保つことができる。
本実施形態では、配電盤、分電盤、制御盤などの盤で電気機器を保護するために用いられる電気機器収納筐体に本発明を適用した例について、図1乃至図5を用いて説明する。
本実施形態の電気機器収納筐体1は、図1(a),(b),(c)及び図2に示すように、外観的には直方体で形成されている。電気機器収納筐体1は、主に、筐体本体10と扉20とを備えている。
また、筐体本体10は、6面のうちY方向と直交する前面10aに縁部12で囲まれた開口部13と、6面のうち前面10aを除く他の5面に設けられた壁面板(左右2つの側面板,背面板,天面板,床面板)11と、この壁面板11で囲まれた収納部14とを有している。収納部14には、各種の電気機器類が収納される。
このように構成された電気機器収納筐体1は、上述したように筐体本体10及び扉20を備えているが、この他に、図3乃至図5に示すように、板部材3及びパッキン4を備えている。
板部材3は、防塵性及び防水性に対する保護仕様に応じて取り付けができるように例えばボルトなどによる締結によって取り付け固定されている。板部材3としては、筐体本体10の開口部13に対して扉20を閉じた際の押圧力が加わっても容易に変形せず、かつ筐体本体の開口部の寸法に合わせて容易に加工ができる部材、例えば板金が用いられている。板金を用いる場合には、例えば表面に防錆処理を施した板金を用いることが好ましい。
なお、板部材3は、固定板32の第1の部分32aとの間に他の部材、例えばパッキンなどの緩衝材を介在させて固定板32の第1の部分32aと間接的に繋がるようにしてもよい。
本実施形態の電気機器収納筐体1は、Y方向において筐体本体10の縁部12から外方に向かって突出し、かつZ方向において固定板32の第1の部分32aを挟むように板部材3が筐体本体10の縁部12の内壁面部12bに取り付けられ、筐体本体10の開口部13に対して扉20を閉じた際に、固定板32の第2の部分32b及び板部材3の先端と接するようにパッキン4が扉20の内側に取り付けられている。
また、本実施形態の電気機器収納筐体1によれば、固定板32、板部材3及びパッキン4によってヒンジ取り付け部における筐体本体10と扉20との密閉性を保つことができるので、IP53相当の保護機能を満たすことができる。
また、本実施形態の電気機器収納筐体1によれば、ヒンジ30の固定板32を挟むようにして板部材3を取り付けているので、固定板32と第1の軸筒31とが一体構造になっていても、ヒンジ30を取り外す必要はない。
以上説明したように、本発明に係る電気機器収納筐体によれば、ヒンジ取り付け部における筐体本体と扉との密閉性を保つことができるという効果を有し、筐体本体の開口部に対して開閉するようにヒンジを介して扉が回動可能に支持された電機器収納筐体に有用である。
10…筐体本体、10a…前面、11…壁面板、12…縁部、12a…扉対向面部、12b…内壁面部、13…開口部、
20…扉、20a…正面部、20b…側面部、20c…背面部、
30…ヒンジ、31…第1の軸筒、32…固定板、32a…第1の部分、32b…第2の部分、33…第2の軸筒、34…芯棒
Claims (2)
- 第1の方向に幅を有し、前記第1の方向と同一平面内で直交する第2の方向に奥行きを有し、前記第1及び第2の方向と直交する第3の方向に高さを有し、前記第2方向と交差する前面に縁部で囲まれた開口部を有する筐体本体と、
前記開口部に対して開閉するように前記筐体にヒンジを介して回動可能に支持された扉とを備え、
前記筐体本体内に電気機器を収納する電気機器収納筐体であって、
前記ヒンジは、第1の軸筒が設けられた固定板と、前記扉の内側に固定された第2の軸筒と、前記第1及び第2の軸筒の各々の貫通孔に挿通された芯棒とを有し、
前記固定板は、前記筐体本体の前記縁部に固定され、かつ前記第2の方向において前記縁部から外方に向かって突出する第1の部分と、前記第1の方向において前記第1の部分から外方に向かって延在し、かつ先端に前記第1の軸筒が設けられた第2の部分とを有し、
前記第2の方向において前記筐体本体の前記縁部から外方に向かって突出し、かつ前記第3の方向において前記固定板の前記第1の部分を挟むように板部材が前記筐体本体の前記縁部に取り付けられ、
前記開口部に対して前記扉を閉じた際に、前記固定板の前記第2の部分及び前記板部材の先端と接するようにパッキンが前記扉の内側に取り付けられていることを特徴とする電気機器収納筐体。 - 前記板部材は、前記ヒンジの前記第1の部分と直接又は他の部材を介して間接的に繋がっていることを特徴とする請求項1に記載の電気機器収納筐体。
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