JP6186266B2 - 金属キャップ及び発光装置 - Google Patents

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本発明は、金属キャップ及びそれを使用する発光装置に関する。
従来、発光素子が気密封止された状態でパッケージに実装された発光装置がある。そのような発光装置では、ステムの素子実装部の側面に発光素子が実装されており、天板の中央にガラス窓を備えた金属キャップがステムに取り付けられている。
特開2006−147769号公報 特開2007−193270号公報
後述する予備的事項の欄で説明するように、発光装置において、発光素子から所望の高い光出力を得るには、発光素子の発光部と金属キャップのガラス板とを十分に接近させる必要がある。
近年では、レーザ光の高出力化によって発光素子の長さが長くなる傾向がある。このため、発光素子の長さに合わせて、高さの異なる金属キャップを別途用意する必要があり、発光装置の製造コストの上昇を招く課題がある。
長さの異なる複数の発光素子の実装に対応できる金属キャップ及びそれを用いた発光装置を提供することを目的とする。
以下の開示の一観点によれば、筒状部と、前記筒状部の上端から内側に延在して形成され、高さの異なる複数の接着面を裏面に備えた屈曲部と、前記屈曲部の内側領域に形成された開口部と、前記複数の接着面のいずれかに接着されたガラス板とを有し、前記複数の接着面は、前記筒状部の上端から内側になるにつれて高さ位置が高くなる階段状に形成されており、前記複数の接着面から選択される一つの前記接着面に前記ガラス板が接着されて、前記ガラス板の高さ位置が調整される金属キャップが提供される。
また、その開示の他の観点によれば、アイレットと、前記アイレットの上に配置された素子実装部とを含むステムと、前記素子実装部の側面に実装された発光素子と、前記ステムの上に配置され、前記発光素子を収容する金属キャップとを有し、前記金属キャップは、筒状部と、前記筒状部の上端から内側に延在して形成され、高さの異なる複数の接着面を裏面に備えた屈曲部と、前記屈曲部の内側領域に形成された開口部と、前記複数の接着面のいずれかに接着されたガラス板とを備え、前記複数の接着面は、前記筒状部の上端から内側になるにつれて高さ位置が高くなる階段状に形成されており、前記複数の接着面から選択される一つの前記接着面に前記ガラス板が接着されて、前記ガラス板の高さ位置が調整される発光装置が提供される。
以下の開示によれば、金属キャップでは、高さ位置の異なる複数の接着面を裏面に備えた屈曲部が筒状部の上端から内側に延在して形成されている。このため、レーザ光の高出力化によって発光素子の長さが長くなってステムの素子実装部の高さが変更になっても、新たに高さの高い金属キャップを作成することなく、一種類の金属キャップで容易に対応することができる。
これにより、新たな仕様の金属キャップを作成するための金型の改良又は新規に金型を導入する必要がなくなるため、金属キャップの製造コストの削減及び納期の短縮を図ることができる。
図1(a)〜(c)は予備的事項に係る発光装置を示す断面図である。 図2(a)及び(b)は実施形態の金属キャップのキャップ本体を示す断面図及び平面図である。 図3は実施形態の第1の金属キャップを示す断面図である。 図4は長さが短い方の半導体レーザ素子が実装されたステムの様子を示す側面図である。 図5は実施形態の第1の発光装置を示す断面図である。 図6は実施形態の第2の金属キャップを示す断面図である。 図7は長さが長い方の半導体レーザ素子が実装されたステムの様子を示す側面図である。 図8は実施形態の第2の発光装置を示す断面図である。 図9(a)及び(b)は従来技術の発光装置に対しての実施形態の発光装置の効果を説明するための断面図である。
以下、実施の形態について、添付の図面を参照して説明する。
実施形態を説明する前に、基礎となる予備的事項について説明する。図1(a)に示すように、予備的事項に係る発光装置では、ステム100の上に金属キャップ300が接合されている。
ステム100は、アイレット120とその上に立設する素子実装部140とから形成される。アイレット120の下側には不図示のリードが取り付けられている。そして、素子実装部140の側面に半導体レーザ素子200が実装されている。
金属キャップ300では、キャップ本体320の天板の中央に開口部320aが設けられている。キャップ本体320の開口部320aの下側には透明のガラス板400が低融点ガラス420によって接着されている。
半導体レーザ素子200の発光部220から放出されるレーザ光Lは、金属キャップ300の開口部320a内のガラス板400を透過して外部に出射される。
近年では、半導体レーザ素子のレーザ光の高出力化のため、半導体レーザ素子の長さが長くなる傾向がある。このため、図1(b)に示すように、長さの長い半導体レーザ素子200aを実装するためには、それに対応する高さの高い金属キャップ300aを新規に作成する必要がある。
金属キャップは金型を使用するプレス加工によって製造されるため、高さの高い別の金属キャップ300aを作成するには、金型の改良又は新規に金型を導入する必要がある。
図1(c)には、図1(a)の長さの短い方の半導体レーザ素子200を図1(b)の高さの高い金属キャップ300aの中に収容した様子が示されている。この場合は、半導体レーザ素子200の発光部220とガラス板400との距離が遠くなる。
このため、ガラス板400に到達するレーザ光Lは横方向に広がっており、レーザ光Lの一部が低融点ガラス420を通って金属キャップ300の裏面に入射して反射する。
また、低融点ガラス420を透過してガラス板400を通って外部に出射するレーザ光Lは、波長が変化してしまうため、設計仕様のレーザ光としては使用できなくなる。このように、半導体レーザ素子200の発光部220とガラス板400との距離が遠くなると、光出力が低下してしまう。
以上のように、発光装置では、所望の高い光出力を得るには、半導体レーザ素子200から放出される全てのレーザ光を低融点ガラス420よりも内側領域のガラス板400を透過させて外部に出射させる必要がある。
そのためには、半導体レーザ素子200の発光部220とガラス板400とを十分に接近させる必要がある。このため、半導体レーザ素子200の長さに合わせて、高さの異なる金属キャップを複数用意しておく必要があるので、発光装置の製造コストの上昇を招く課題がある。
なお、半導体レーザ素子200とガラス板400との距離が遠くなった分だけ金属キャップ300aの開口部320aの直径を大きくする対策案が考えられる。しかし、金属キャップ300aの外径が決まっていることから、ガラス板400の接着面を確保できなくなるため現実的ではない。
以下に説明する実施形態では、前述した不具合を解消することができる。
(実施形態)
図2及び図3は実施形態の金属キャップを説明する図、図4は半導体レーザ素子が実装されたステムの様子を示す図、図5は実施形態の第1の発光装置を示す図である。
図2(a)及び(b)に示すように、実施形態の金属キャップのキャップ本体10は、円筒などの筒状部12と、筒状部12の上端から内側に延在する屈曲部14と、屈曲部14の内側領域に形成された開口部10aとを備えている。
また、筒状部12の下端には、外側に延在するリング状のフランジ部16が形成されている。キャップ本体10は、鉄、42アロイ、又はコバールなどの金属から形成され、金属板を金型でプレス加工することにより一体的に成形されて製造される。
図2の例では、屈曲部14は、2段の階段状に形成されており、裏面に所定の高さ位置に配置された第1接着面B1と、第1接着面B1の位置よりも高い高さ位置に配置された第2接着面B2とを備える。
第1接着面B1と第2接着面B2との段差Sは、例えば0.3mm〜1mm程度である。
このように、キャップ本体10の上端周縁部に階段状に屈曲部14を形成して、複数の異なる高さ位置にガラスの接着面B1,B2が配置されるようにしている。本実施形態の例では、屈曲部14を2段の階段状に形成することで、一種類の金属キャップが長さの異なる2種類の半導体レーザ素子の実装に対応するようになっている。
キャップ本体10の屈曲部14の階段数は任意の数(2以上の整数)に設定することができる。
第1接着面B1と第2接着面B2は、ガラス板を信頼よく低融点ガラスで接着するために、高さ方向と直交する水平面であることが好ましい。
次に、長さの短い方の半導体レーザ素子を実装するための第1の金属キャップを形成する方法について説明する。図3に示すように、図2(a)のキャップ本体10において、高さ位置が低い方の第1接着面B1に低融点ガラス20によって透明のガラス板30を接着する。これにより、キャップ本体10の低い方の所定の高さ位置にガラス板30の下面が配置される。
低融点ガラス20は、第1接着面B1からキャップ本体10の開口部10aの側面の位置よりも内側領域のガラス板30上に延びて形成される。
以上により、キャップ本体10と、その開口部10aの下側に低融点ガラス20で接着されたガラス板30とを備えた第1の金属キャップ5aが形成される。
さらに、図4に示すように、円板状の金属板からなるアイレット42とその上に立設するブロック状の金属部材からなる素子実装部44とを備えるステム40を用意する。ステム40は、例えば、鉄から形成されたアイレット42の上に銅から形成された素子実装部44が銀ろうによってろう付けされて製造される。
そして、ステム40の素子実装部44の側面にサブマウント(不図示)を介して長さが短い方の半導体レーザ素子50を実装する。素子実装部44の高さは、半導体レーザ素子50の長さよりも多少高く設定されている。半導体レーザ素子50はその上端にレーザ光が放出される発光部52を備えている。
本実施形態では、発光素子として半導体レーザ素子50を例示する。半導体レーザ素子50はレーザダイオード(LD)とも呼ばれる。
アイレット42には貫通孔(不図示)が設けられており、その貫通孔の中に半導体レーザ素子50用の第1リード18aがガラスによって封着された状態で挿通して固定されている。さらに、アイレット42の下面にはグランド用の第2リード18bが溶接されている。
そして、半導体レーザ素子50がワイヤ(不図示)によって第1リード18aに接続されている。また、半導体レーザ素子50はワイヤ(不図示)などによってアイレット42を介して第2リード18bに接続されている。
次いで、図5に示すように、図4のステム40の上に図3の第1の金属キャップ5aのフランジ部16を抵抗溶接によって接合する。これにより、半導体レーザ素子50は、ステム40と第1の金属キャップ5aとで形成される収容部S内に収容されて気密封止される。
以上により、実施形態の第1の発光装置1aが製造される。
実施形態の第1の発光装置1aでは、第1の金属キャップ5aのガラス板30の下面の高さ位置は、長さが短い方の半導体レーザ素子50の発光部52の高さ位置に対応するようになっている。
これにより、半導体レーザ素子50の発光部52がガラス板30の下面に当接しない程度に接近して配置される。例えば、半導体レーザ素子50の発光部52と第1の金属キャップ5aのガラス板30の下面との間隔が10μm〜100μm、好適には20μm〜30μm程度となるように両者を接近させる。
これにより、半導体素子50の発光部52から放出されるレーザ光Lは、低融点ガラス20よりも内側の領域のガラス板30を透過して外部に放出される。レーザ光Lが金属キャップ5aで反射したり、低融点ガラス20を透過して波長が変化することがないため、半導体レーザ素子50の性能を十分に引き出すことができ、高い光出力が得られる。
次に、長さの長い方の半導体レーザ素子を実装するための第2の金属キャップを形成する方法について説明する。図6に示すように、図2(a)のキャップ本体10において、高さ位置が高い方の第2接着面B2に低融点ガラス20によって透明のガラス板30を接着する。これにより、キャップ本体10内の高い方の所定の高さ位置にガラス板30の下面が配置される。
低融点ガラス20は、第2接着面B2からキャップ本体10の開口部10aの側面の位置よりも内側領域のガラス板30上に延びて形成される。
以上により、キャップ本体10と、その開口部10aの下側に低融点ガラス20で接着されたガラス板30とを備えた第2の金属キャップ5bが形成される。
さらに、図7に示すように、前述した図4と同様なステム40を用意し、ステム40の素子実装部44の側面にサブマウント(不図示)を介して長さが長い方の半導体レーザ素子50aを実装する。半導体レーザ素子50aの長さに合わせて、ステム40の素子実装部44の高さも図4よりも高くなっている。
次いで、図8に示すように、前述した図5と同様に、図7のステム40の上に図6の第2の金属キャップ5bのフランジ部16を抵抗溶接によって接合する。これにより、半導体レーザ素子50aは、ステム40と第2の金属キャップ5bとで形成される収容部S内に収容されて気密封止される。以上により、実施形態の第2の発光装置1bが製造される。
実施形態の第2の発光装置1bでは、第2の金属キャップ5bのガラス板30の下面の高さ位置は、長さが長い方の半導体レーザ素子50aの発光部52の高さ位置に対応するようになっている。これにより、半導体レーザ素子50aの発光部52がガラス板30の下面に当接しない程度に接近して配置される。
これにより、図5の第1の発光装置1aと同様に、レーザ光Lが金属キャップ5aで反射したり、低融点ガラス20を透過して波長が変化することがないため、半導体レーザ素子50aの性能を十分に引き出すことができ、高い光出力が得られる。
このように、本実施形態の第1、第2の金属キャップ5a,5bは高さの異なる2つのガラス接着用の接着面B1,B2を備えているので、一種類の金属キャップを長さの異なる2種類の半導体レーザ素子に対応させることができる。
また、金属キャップの屈曲部の階段数を増やすことにより、さらに多くの種類の半導体レーザ素子に対応させることができる。
さらに、本実施形態の発光装置の効果の理解を容易にするため、従来技術の発光装置と比較しながら説明する。
図9(a)は従来技術の発光装置である。図9(a)に示すように、従来技術の発光装置では、金属キャップ300の接着部340は階段状ではなく平板状となっており、その接着部340の裏面に低融点ガラス420によってガラス板400が接着されている。
そして、ステム100の素子実装部140の側面に長さが短い方の半導体レーザ素子200が実装されている。アイレット120に2本のリード500,520が取り付けられている。
図9(a)の従来技術の発光装置の金属キャップ300は、長さが長い方の半導体レーザ素子に対応するものである。このため、ガラス板400の高さ位置は長さが短い方の半導体レーザ素子200の発光部220の高さ位置に対応しておらず、半導体レーザ素子200の発光部220はガラス板400からかなり離れた位置に配置されている。
図9(b)は前述した図5と実質的に同一構造の実施形態の発光装置であり、金属キャップ5aの高さ位置が低い方の第1接着面B1に低融点ガラス20によってガラス板30が接着されている。
このため、ガラス板30の高さ位置が長さが短い方の半導体レーザ素子50の発光部52の高さ位置に対応しており、半導体レーザ素子50の発光部52がガラス板30に接近して配置されている。
図9(a)の従来技術の発光装置の金属キャップ300の高さH1は、図9(b)の実施形態の発光装置の金属キャップ10の高さH2と同一に設定されている。また、図9(a)の従来技術の発光装置の金属キャップ300の開口部320aの直径D1は、図9(b)の実施形態の発光装置の金属キャップ10の開口部10aの直径D2と同一に設定されている。
さらに、図9(a)の従来技術の発光装置の有効直径DX1は、図9(b)の実施形態の発光装置の有効直径DX2と同一に設定されている。有効直径DX1,DX2は、実際にレーザ光が所定の波長で透過できる領域の直径であり、各低融点ガラス420,20よりも内側の領域の各ガラス板400,30の直径である。
低融点ガラス20は、第1接着面B1からキャップ本体10の開口部10aの側面の位置よりも内側領域のガラス板30上に延びて形成される。このため、有効直径DX1,DX2は、金属キャップ10の開口部10aの直径D1,D2よりも小さくなる。
図9(a)の従来技術の発光装置では、半導体レーザ素子200の発光部220とガラス板400との距離が遠いため、半導体レーザ素子200からのレーザ光は低融点ガラス420が配置された領域にも入射するため、レーザ出力が制限されることになる。
このため、金属キャップ300の有効直径DX1の領域のガラス板400を透過するレーザ光が少なくなり、所望の光出力が得られなくなる。
これに対して、図9(b)の実施形態の発光装置では、半導体レーザ素子50の発光部52とガラス板30とが十分に接近しているため、半導体レーザ素子50からの全てのレーザ光が、低融点ガラス20がよりも内側の有効直径DX1の領域のガラス板30を透過できるため、所望の大きな光出力を得ることができる。
このように、半導体レーザ素子から設計仕様の大きな光出力を得るには、半導体レーザ素子とガラス板とを十分に接近させて配置することが重要である。
本実施形態の発光装置では、一種類の金属キャップでガラス板の高さ位置を変更できるようにしている。このため、半導体レーザ素子の発光部の高さ位置が変更になっても、一種類の金属キャップで容易に対応することができる。
このように、外径が同じで高さの異なる金属キャップを要求される場合に、同じキャップを使用して対応することができる。
これにより、新たな仕様の金属キャップを作成するための金型の改良又は新規に金型を導入する必要がなくなるため、金属キャップの製造コストの削減及び納期の短縮を図ることができる。
また、金属キャップのガラス板の高さ位置を変更するとしても、金属キャップの高さ(H1,H2)、開口部の直径(D1,D2)及び有効直径(DX1,DX2)を従来技術と同一に設定できるため、発光装置の大幅な設計変更を行う必要もない。
1a…第1の発光装置、1b…第2の発光装置、5a…第1の金属キャップ、5b…第2の金属キャップ、10…キャップ本体、10a…開口部、12…筒状部、14…屈曲部、16…フランジ部、18a…第1リード、18b…第2リード、20…低融点ガラス、30…ガラス板、40…ステム、42…アイレット、44…素子実装部、50,50a…半導体レーザ素子、52…発光部、B1…第1接着面、B2…第2接着面、L…レーザ光。

Claims (6)

  1. 筒状部と、
    前記筒状部の上端から内側に延在して形成され、高さの異なる複数の接着面を裏面に備えた屈曲部と、
    前記屈曲部の内側領域に形成された開口部と、
    前記複数の接着面のいずれかに接着されたガラス板と
    を有し、
    前記複数の接着面は、前記筒状部の上端から内側になるにつれて高さ位置が高くなる階段状に形成されており、
    前記複数の接着面から選択される一つの前記接着面に前記ガラス板が接着されて、前記ガラス板の高さ位置が調整されることを特徴とする金属キャップ。
  2. 前記接着面は水平面で形成されていることを特徴とする請求項1に記載の金属キャップ。
  3. 前記ガラス板は低融点ガラスによって前記接着面に接着され、前記低融点ガラスは前記キャップ本体の開口部の側面の位置よりも内側領域の前記ガラス板上に延びて形成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の金属キャップ。
  4. アイレットと、前記アイレットの上に配置された素子実装部とを含むステムと、
    前記素子実装部の側面に実装された発光素子と、
    前記ステムの上に配置され、前記発光素子を収容する金属キャップとを有し、
    前記金属キャップは、
    筒状部と、
    前記筒状部の上端から内側に延在して形成され、高さの異なる複数の接着面を裏面に備えた屈曲部と、
    前記屈曲部の内側領域に形成された開口部と、
    前記複数の接着面のいずれかに接着されたガラス板とを備え、
    前記複数の接着面は、前記筒状部の上端から内側になるにつれて高さ位置が高くなる階段状に形成されており、
    前記複数の接着面から選択される一つの前記接着面に前記ガラス板が接着されて、前記ガラス板の高さ位置が調整されることを特徴とする発光装置。
  5. 前記金属キャップのガラス板は低融点ガラスによって前記接着面に接着され、前記低融点ガラスは前記キャップ本体の開口部の側面の位置よりも内側領域の前記ガラス板上に延びて形成されていることを特徴とする請求項に記載の発光装置。
  6. 前記金属キャップのガラス板の下面と前記発光素子の発光部とは、当接しない程度に接近していることを特徴とする請求項4又は5に記載の発光装置。
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