JP5063244B2 - 発光素子収納用パッケージおよび発光装置 - Google Patents

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Description


本発明は、発光素子収納用パッケージに関し、更に詳しくはキャビティ内に封入剤を充填された時にキャビティ内に気泡が発生しない発光素子収納用パッケージ及び該発光素子収納用パッケージに発光素子を搭載した発光装置に関する。

近年、発光ダイオードをはじめとした発光素子を利用した発光装置は、低消費電力、長寿命、小型であるため、携帯電話、液晶テレビ、電球の代わりとした懐中電灯や信号機、自動車のウィンカーやブレーキランプ、各種の照明に使用され、急激に利用が拡大してきた。
これらの発光素子は、通常発光素子収納用パッケージ(以下、単にパッケージと記載することがある。)に搭載されて使用されている。

従来のセラミックを基体としたパッケージは、図1の発光装置の模式図に示すように、基体1と枠体2とからなっており、該枠体2は接合層3を介して基体1と接合されており、該基体1には発光素子4を搭載して通電するための配線導体5が配設されている。
上記パッケージに発光素子4を搭載し、配電導体5と発光素子4をボンディングワイヤー6を介して外部から通電して、発光素子4を発光可能とすることにより発光装置が得られている。
通常、発光装置のキャビティの部分には封止剤が充填されて封止層7を設け、全体を強固にして外部の応力、衝撃に対して耐え得るようにするとともに、湿気等の浸入を防止して、発光素子4、配電導体5、ボンディングワイヤー6等を酸価劣化から守るようにされている。配電導体5、ボンディングワイヤー6を介して外部から通電された発光素子4は発光し、発生した光は直接放出されるか、枠体2の貫通孔内周面7に反射して外部に放出されるが、放出される光の配光を特定の状態にするためのレンズ効果を得るために封止層7を設ける場合も多い。

上記発光装置を製造する場合には、概略以下の工程がとられる。
(1)基体1の製造工程
基体1を準備すると共に、基体1上に導電ペーストを印刷する等により配線導体5を基板上に形成する。
(2)基体1と枠体2との接合工程
基体1と枠体2とのいずれか、若しくは両方に接着剤を塗布し、両者を積層、乾燥、焼成して接合する。
(3)発光素子4の搭載と配線接続工程
発光素子4を基板上、若しくは基体1の上に形成された配線導体5上に設置し、配線を施し外部と通電可能とする。
(4)封止剤の充填工程
樹脂又はガラスをキャビティー部分に充填する。

上記の工程は、効率を上げるため通常一枚のセラミック板に縦横の多数の区画を形成し、その一区画を1単位の基体1とし、該一枚のセラミック板上で上記の工程を終了した後に各区画ごとに分割して多数の発光装置が製造されている。

上記(2)基板と枠体2との接合工程においては、通常は基体1上にスクリーン印刷等により
接着剤を塗布し、枠体2を重ね合わして基体1と枠体2とを接合するが、印刷のズレ、枠体2の配置のズレにより、図2(a)に示した如く、枠体2の底面の内周部分に空隙部Aを生ずる場合があり、空隙部Aが形成されると上記(4)封止剤の充填工程で封止剤が充填される際に空隙部Aの空気が完全に抜け切らずに残存し、結果として図2(b)の如く、泡8が形成される。上記泡8が形成されると、発光素子4が発光した際に泡8に当たった光が異常反射し、所定の配光が乱れてしまう。
上記トラブルを避けるために、広めに接着剤を印刷した場合には、接着剤がキャビティー内部にまではみ出すためにワイヤボンディング等に必要な有効面積が小さくなったり底部の反射率が低下する。

特開2006−332262号公報
本発明は、上記従来の問題点に鑑みて完成されたものであり、その目的はキャビティ内部に封止剤で封止する際に、キャビティ内に気泡の発生がなく、接着剤のはみ出しがなく、発光装置としたときに良好な光の配光と反射率が得られる発光素子収納用パッケージおよび該発光素子収納用パッケージを使用した発光装置を提供することである。
本発明の発光素子収納用パッケージは、枠体を特定の形状とすることにより、発光装置としたときに良好な光の配光と反射率が得られる。
即ち、本発明は以下の構成からなるものである。
1.少なくとも、接着剤層により接合された基体と枠体とから成る発光素子収納用パッケージであって、
該枠体の底面の内周部分に、巾 0.01〜0.5mm、高さ 0.01〜0.2mmの凹部が存在することを特徴とする発光素子収納用パッケージ。
2.少なくとも、接着剤層により接合された基体と、枠体とから成る発光素子収納用パッケージであって、
該枠体の底面の内周部分に、巾 0.01〜0.5mm、高さ 0.01〜0.2mmの凹部が存在する発光素子収納用パッケージに発光素子が搭載され、キャビティ内に封止剤が充填されていることを特徴とする発光装置。
本発明の発光素子4収納用パッケージは、キャビティ内部に封止剤で封止する際に、キャビティ内に気泡の発生がなく、接着剤のはみ出しがなく、発光装置としたときに良好な光の配光と反射率を得ることができる。

本発明の発光素子収納用パッケージは、基体1と枠体2からなり、該基体1と該枠体2は接着剤で接合されており、該枠体2は特定の形状を有している。
本発明の発光素子収納用パッケージを構成する上記基体1は、概略
円形、長方形、正方形の板状の形状をなしている。
基体1は、例えば酸化アルミニウム質焼結体(アルミナセラミックス)や窒化アルミニウム質焼結体,ムライト質焼結体,ガラスセラミックス等のセラミックスを使用することができる。

基体1の製造方法は、特に限定されるものではないが、セラミックスを使用する場合には、上記原料粉末に適当な有機バインダー,溶剤等を添加混合して泥漿状となし、これを従来周知のドクターブレード法やカレンダーロール法等によりシート状に成形してグリーンシートを得、しかる後、高温(約1600℃)で焼成することによって製作されるグリーンシート法、原料粉体を成型機に充填して成型した後焼成する粉体成型法等を使用することができるが、板状である関係からグリーンシート法で製造することが好ましい。

上記基体1には、電子素子に通電させるための配線導体5が通常配設されている。
配線導体5は、W,Mo,Cu,Ag、Pd、Pt等の金属粉末のメタライズ層を使用することができ、配線導体5が酸化腐食するのを有効に防止することができるように、配線導体5の露出する表面にNi、Au、Ag等の耐食性に優れる金属を1〜20μm程度の厚みに被着させておくことも可能である。
本発明の発光素子収納用パッケージを構成する前記枠体2は 柱状物で内部に貫通孔を有した形状であり、さらにその底面の内周部分が特定の形状をなしている。
図3は、本発明の好適な一実施形態を示す図であり、
図3(a)は、底面の内周部分に凹部9が形成された枠体2の断面図であり、
通常の枠体2を断面が3角形の状態の凹部9を切り欠いた状態となっている。
図3(b)は、該凹部9が枠体2の底面の内周部に環状に形成されている状態を示す平面図である。
図3(c)は、該枠体2を使用してパッケージを作成し、更に発光素子4を搭載して、封止剤を充填して製造した発光装置の断面図である。接着層は凹部9に沿ってわずかに盛り上がった形状となって形成されている。
図4は、凹部9の形状を更に詳しく説明する各種好適な枠体2の断面図である。
上記図4において、(a)、(b)および(c)における各点Bは、それぞれの断面図における枠体2の内周面2cの延長線と底面2bの延長線の交点であり、点Cは内周面2cの延長線の始点であり、点Dは底面2bの延長線の始点であり、点Eは点Cから線BDに対する垂線と該線BDとの交点である。なお、枠体2の内周面2cと底面2bが直角をなす(a)、(c)においては、点Eは点Bと重なる。
また、sは点Dと点Eとの距離を表わし、
tは、点Cと点Eとの距離を表わす。
本発明において、凹部9とは、上記点C、点D、点Eが形成する空隙部を意味し、
凹部9の巾とは、上記sを意味し、凹部9の高さとは上記tを意味する。

本発明の発光素子収納用パッケージの枠体2の凹部9の巾sは、0.01〜0.5mmであり、好適には0.01〜0.2mm、更に好適には0.02〜0.07mmである。
上記凹部9の巾sが上記下限値に未満であれば、接着剤の位置と枠体2の配置のズレのため、空隙が生じやすいために、封止剤を充填する際に泡8が生じやすく、上記上限値を超えると接着剤量、接着面積が不足し接着力が低下する。

本発明の発光素子収納用パッケージの枠体2の凹部9の高さtは、0.01〜0.2mmであり、好適には0.01〜0.12mm、更に好適には0.01〜0.07mmである。
上記凹部9の高さtが上記下限値に未満であれば、本発明の効果が無く封止剤を充填する際に泡8が生じ、上記上限値を超えると、接着剤が部分的に不足し泡が発生したり、その部分に当たる発光素子4から発生した光が下向きに反射するため、光の取り出し効率が低下する。
凹部9の断面形状は、図4(a)、図4(b)の如く3角形でもよく、図4(c)の1/4円の辺を有する形状でもよい。また、図4(c)において直線CDを中心に1/4円を反転した形状のものであってもよい。

凹部9の平面図における形状は、枠体2の内周部の50%以上であることが好ましく、更に好ましくは80%以上であり、特に好ましくは図3の(b)に示された如く100%である。
上記枠体2の材料としては、前記基体1と同様な材料を使用することができる。
上記枠体2の製造方法は、特に制限はなく、前記グリーンシート法、粉体成型法により製造することができるが、正確な形状の枠体2が製造でき、発光装置の発光効率が高くなる観点から粉体成型法が好ましい。粉体製造法は公知の方法あるいは本出願人の既存出願(PCT/JP2006/323233)に記載の粉体製造法を用いることができる。
本発明の発光素子収納用パッケージの基体1と枠体2は、接合層3を介して、接合されている。
該接合層3は、好ましくは基体1に接着剤を塗布し、枠体2を重ね合せて接合される。
上記接着剤としては、ガラスペースト、熱硬化性のエポキシ樹脂、シリコーン樹脂等の各種樹脂接着剤、700〜900℃の融点を有する銀−銅等のロウ材等を使用することができる。
熱硬化性のエポキシ樹脂、シリコーン樹脂等の各種樹脂接着剤を使用して基体1と枠体2とを接合する場合には、接着剤を基体1若しくは枠体2に塗布後、基体1と枠体2とを重ね合せ所定の硬化条件で接着剤を硬化させる。

ガラスペーストで基体1と枠体2とを接合する場合には、ガラスペーストは、ガラス粉末、有機バインダー、溶媒、更に必要に応じて酸化ケイ素、アルミナ等の充填剤を含有したペースト状の組成物であるため、溶媒の乾燥およびガラスの焼結を行う必要がある。
接着剤を塗布する場合は、スクリーン印刷、ディスペンサー等の装置を使用して塗布することができる。
接着剤の塗布厚みは、樹脂系の接着剤の場合0.01〜 0.15mm が好ましく、0.02 〜 0.07 mm が更に好ましく、ガラス系の接着剤の場合 0.02〜 0.3 mm が好ましく、0.05 〜 0.15 が更に好ましい。接着剤の塗布厚みが上記下限値未満であると、接着剤層と枠体との間に隙間が生じ、接着不足となり、又、上記上限値を超えると接着剤層が流れてキャビティ側に流れ出て、反射効率が低下する傾向になる。

また、接着剤の基体1上の塗布位置は、基体1上において枠体2の底面および更にC点が配置されると予定される部分まで塗布されることが好ましい。
塗布された各種接着剤は、それぞれの接着剤の推奨される乾燥、及び焼成条件で乾燥、及び焼成等されて基体1と枠体2とが接合される。

本発明の発光素子収納用パッケージは、その枠体2の底面の内周部分に、前記の特定の形状の
の凹部9が存在するため、枠体2を重ね合わして基体1と枠体2とを接合する際に、印刷のズレ、枠体2の配置のズレにより、図2(a)に示した如く、枠体2の底面の内周部分に空隙部Aを生じた場合においても、封止剤の充填工程で封止剤が充填される際に空隙部Aの空気が抜け安い構造となっている。
特に、接着剤がその表面張力で、枠体2の凹部9の傾斜に沿って盛り上がるため、一層泡が抜けやすくなる。
本発明の発光素子収納用パッケージに発光素子を設置して、配線を施し、封止剤をキャビティに充填して発光装置とすることができる。
上記発光素子4としては、特に限定されるものではなく、発光ダイオード(LED)、半導体レーザー(LD)等を使用することができる。
上記封止剤としては、エポキシ樹脂、シリコン樹脂、イミド樹脂等の樹脂系の封止剤、ガラス系の封止剤を使用することができる。

実施例1
図3(c)において、基板1となるセラミック板の配線導体5の位置に導体ペーストを塗布し、乾燥した後焼成した。具体的には、北陸セラミック社製の純度96%の厚み0.3mm、 8.0mm×8.0mmのアルミナ基板を準備し、導体の貫通位置に貫通孔を穿ち、これにデュポン社のグレード名「5164」の導体ペーストを塗布して150℃の温度で10分間乾燥させた後、昇温して最高温度850℃で10分間保持することにより配線導体5を図3(c)に示した状態に形成した。

次いで、上記基板と同様の96%アルミナ原料をPVA等のバインダーを用い粉体成型して1600℃で焼成して枠体を製作した。
枠体2の厚み、即ち外周面の高さは1.5mm、外周面2aの平面図における直径は6.5mm、内周面2cの平面図における直径は3.7mm、凹部9の巾は0.05mm、凹部9の高さは0.05mmであった。

上記基体1の表面における枠体2が設置予定される部分に、東レダウ社製のシリコン樹脂「SE1720V」を厚み60μにスクリーン印刷で塗布した。塗布形状は、図3(b)における外周面と内周面とに挟まれた部分に相当する形状である。
次いで枠体2を基体1上に配置し、120℃の温度にて30分保持して発光素子収納用パッケージをえた。
パッケージの基体1のほぼ中央部に発光素子4を固定し、配線を施し、エポキシ系封止剤(信越化学工業社製: グレード名 LPS-L400 )をキャビティ内に充填し、150℃60分の条件で充填硬化して発光装置をえた。

上記発光装置を20個作成し、キャビティー内を肉眼で観測したところ、全ての発光装置において全く泡8の発生は見られず、発光素子4に通電して発光させたところ、配光に異常は認められなかった。

実施例2
枠体2の形状を図4(c)に示した枠体2の形状とする以外は、実施例1と全く同様にしてパッケージおよび発光装置を作成した。
枠体2の厚み、即ち外周面の高さは1.5mm、外周面2aの平面図における直径は6.5 mm、内周面2cの平面図における直径は3.7mm、凹部9の巾は0.07mm、凹部9の高さは 0.07mmであった。
実施例1と同様にして上記発光装置を20個作成し、キャビティー内を肉眼で観測したところ、全ての発光装置において全く泡8の発生は見られず、発光素子4に通電して発光させたところ、配光に異常は認められなかった。

比較例1
枠体2の形状を図1に示した枠体2の形状とする以外は、実施例1と全く同様にしてパッケージおよび発光装置を作成した。
枠体2の厚み、即ち外周面の高さは1.5mm、外周面2aの平面図における直径は6.5mm、内周面2cの平面図における直径は3.7mm、凹部9の巾は0μm、凹部9の高さは0μmであった。
実施例1と同様にして上記発光装置を20個作成し、キャビティー内を肉眼で観測したところ、20個のうち12個に泡8の発生が確認され、泡8の発生した発光素子4に通電して発光させたところ、配光に異常が認められた。
本発明のセラミックパッケージは、良好な光の配光性、反射率を有するため、発光ダイオード(LED)、半導体レーザー(LD)等の発光素子を収納する電子部品収納用パッケージに使用することができる。
)従来のパッケージに発光素子4が搭載された発光装置の構造を説明する模式図であり、(a)はその断面図、(b)はその平面図である。 (a)は従来のパッケージの製造において、基体1と枠体2とを接合する際に、印刷のズレ、枠体2の配置のズレにより、枠体2の底面の内周部分に空隙部Aを生じたパッケージの断面図であり、(b)はそのパッケージを使用して製造した発光装置の断面構造を示す模式図である。 )本発明の好適な一実施形態を示す模式図であり、(a)は、底面の内周部分に凹部9が形成された枠体2の断面図であり、 通常の枠体2を断面が3角形の状態の凹部9を切り欠いた状態となっている。(b)は、上記凹部9が枠体2の底面の内周部に環状に形成されている状態を示す平面図である。(c)は、上記枠体2を使用してパッケージを作成し、更に発光素子4を搭載して、封止剤を充填して製造した発光装置の断面図である。 枠体2の凹部9の形状を更に詳しく説明する各種好適な枠体2の断面模式図である。
符号の説明

1 基体
2 枠体
2a 枠体の外周面
2b 枠体の底面
2c 内周面
3 接合層
4 発光素子
5 配線導体
6 ボンディングワイヤー
7 封止層
8 泡
A 空隙部
B 枠体の内周面2cの延長線と底面2bの延長線の交点
C 内周面2cの延長線の始点
D 底面2bの延長線の始点
E 点Cから線BDに対する垂線と該線BDとの交点
m 凹部9の巾
n 凹部9の高さ

Claims (2)

  1. 少なくとも、接着剤により接合された基体と枠体とから成る発光素子収納用パッケージであって、
    該枠体の底面の内周部分に、巾0.01〜0.5mm、高さ0.01〜0.2mmの凹部が形成され、
    該凹部は、該枠体の内周面から外周面に向かって狭くなるように傾斜し、
    該凹部に、該接着剤が設けられる
    ことを特徴とする発光素子収納用パッケージ。
  2. 請求項1に記載の発光素子収納用パッケージに発光素子が搭載され、キャビティ内に封止材が充填されていることを特徴とする発光装置。
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