JP2009076516A - 照明装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明の目的は、COBタイプの半導体発光素子の接着信頼性を低下させることなく製造時間を短縮化等が可能となる照明装置を提供することにある。
【解決手段】請求項1記載の発明は、装置基板2と;装置基板の上に設けられた第1の接着層11aと;第1の接着層上に配設された半導体発光素子5と;半導体発光素子の側面の一部を覆うように配設された第2の接着層11bと;前記半導体発光素子を電気的に接続するワイヤ6,7と;前記半導体発光素子及びワイヤを埋設してなる蛍光体樹脂層10と;を具備することを特徴とする。
【選択図】図3

Description

本発明は、複数のLED(発光ダイオード)チップ等の半導体発光素子を有して、例えば照明器具やディスプレイ等に使用される照明装置に関する。
従来、LEDモジュールにおいて、LEDチップは実装基板上に接着剤を用いて接合される。接着剤は、例えばエポキシ樹脂またはシリコーン系樹脂を、Ag等の微粒子と混ぜ合わせることにより形成されたものもある。(例えば、特許文献1参照。)。
特開2007−95855号公報(段落0015、図3)
ここで、LEDチップを複数個実装したチップオンボード(COB)タイプのLEDモジュールではLEDチップの数に合わせて接着剤の塗布する部分を設ける必要があり、この塗布にはディスペンスやスタンピング等の方法が用いられ、その後、LEDチップをダイボンドするようにしている。しかしながら、上述したような方法の場合、LEDチップの数が多くなれば、接着剤の塗布に時間がかかり、結果としてダイボンディング工程全体の時間が長くなってしまうことがある。
本発明の目的は、COBタイプの半導体発光素子の接着信頼性を低下させることなく製造時間を短縮化等が可能となる照明装置を提供することにある。
請求項1記載の発明は、装置基板と;装置基板の上に設けられた第1の接着層と;第1の接着層上に配設された半導体発光素子と;半導体発光素子の側面の一部を覆うように配設された第2の接着層と;前記半導体発光素子を電気的に接続するワイヤと;前記半導体発光素子及びワイヤを埋設してなる蛍光体樹脂層と;を具備することを特徴とする。
請求項1の発明で、装置基板は、合成樹脂又はガラス或いはセラミックスの絶縁板を用いることができ、この場合、一枚であっても複数枚積層してなるものでもよく、又、装置基板は絶縁板の裏面に放熱促進用の金属板を積層してなるものであってもよい。第1の接着層は、装置基板の上に直接設けられてもよいし、別部材を介して間接的に設けられてもよい。半導体発光素子には例えばLED(発光ダイオード)チップを好適に用いることができる。ワイヤは金属細線で形成されるが、Auの細線を好適に用いることができ、その線径は20μm〜30μmとすることが好ましい。第2の接着層は、半導体発光素子の半導体発光層までには到達しない方が望ましい。当該発光層からの放射光を低下させる恐れがあるからである。蛍光体樹脂層には、好適にはシリコーン樹脂を用いることができるがその他エポキシ系の透光性樹脂も用いることが可能である。
又、列をなして配設されて列が延びる方向に隣接した半導体発光素子同士の第1の素子電極と第2の素子電極とに両端をワイヤボンディングにより直接接続してもよい。この場合、装置基板の半導体発光素子が取付けられた一面から遠ざかるように湾曲して設けられたボンディングワイヤの半導体発光素子に対する高さを50μm以上150μm以下としている。このようにボンディングワイヤのボンディング高さは最も高い場合でも150μmであることにより、ボンディングワイヤを十分に埋設するのに必要な蛍光体樹脂層の使用量が削減されて蛍光体樹脂層の厚みが薄くなる。
それに伴い、封止をする際にボンディングワイヤに作用する未硬化の蛍光体樹脂層の重さが軽減されて、装置基板側へのボンディングワイヤの変形を抑制できる。又、ボンディングワイヤのボンディング高さは最も低い場合でも50μmであることにより、ワイヤボンディングに伴って、半導体発光素子の素子電極に近いボンディングワイヤの端部が急激に曲げられることを抑制できる。
請求項2記載の発明は、請求項1に記載の照明装置において、前記第1の接着層はシート状に形成され、前記第2の接着層は液状の接着剤が固化して形成されていることを特徴とする。請求項2の発明では、半導体発光素子はシート状に形成された第1の接着層に仮固定されており、シート状の第1の接着層は弾性変形しにくいので、第1の素子電極にボンディングワイヤがボールボンディングされる場合、その際にボンディングツールにより半導体発光素子に加えられる圧力は小さくてもよい。
又、第2の素子電極に対してはボールボンディングではなく高周波溶接によるボンディングでボンディングワイヤが接続されるが、その際に予め第2の素子電極に付着されたバンプを高周波で溶かしてボンディングするので、このボンディングにおいて半導体発光素子に加えられる圧力は小さい。したがって、製造する際、ワイヤボンディングに伴う半導体発光素子の損傷を抑制できる。
請求項1及び2の発明の照明装置によれば、半導体発光素子の接着性能を低下させることなく、製造時間の短縮化等を可能とすることができる。
図1及び図2中符号1はLEDモジュールを含む照明装置を示している。この照明装置1は、装置基板2、複数の給電端子3,4、複数の半導体発光素子例えばLEDチップ(以下LEDと略称する。)5、ボンディングワイヤ6,7,8a,8b、リフレクタ9、及び蛍光体樹脂層10を備えて形成されている。
図2に示すように装置基板2には、例えば積層基板好ましくは樹脂板11の裏面に金属板12を積層してなる金属ベースド基板が用いられている。樹脂板11は良好な光の反射性能を得るために白色を呈するガラス粉末入りのエポキシ樹脂からなる。又、図3に示すように樹脂板11上には第1の接着層としての接着シート11aがLED5のダイボンディング工程の前に貼り付けられている。樹脂板11は良好な光の反射性能を得るようになっているため、この機能を生かすためには接着シート11aは透明であることが望ましい。または接着シート11aが光の反射性能を得るようになっていてもよい。
ここで、接着シート11aは、複数個のLED5をボンディングするボンディングエリアに一括して貼り付け、その上にLED5をボンディングして仮固定する。その後、第2の接着層としての比較的粘度の低い1Pa・s以下のシリコーンやエポキシなどの液状接着用樹脂11bを全体にディスペンサで流し入れ、LEDの側面の一部を覆うように配設する。そして、次の工程となるキュア工程において、接着シート11aと液状接着用樹脂11bを高温にして硬化させる。なお、液状接着用樹脂11bの粘度を1Pa・s以下とすることにより、時間をかけずにすばやく均一に広がる粘度であり、これ以上粘度が高いと均一に広がるのに時間がかかってしまうからである。これにより、LED5の底面は接着シート11aにより、LED5の側面は液状接着用樹脂11bにより夫々固着されているので、LED5の接着性能を低下させることない。さらに、接着シート11aがLED5のダイボンディング工程の前に貼り付けられているので、LED5の数に合わせて接着剤の塗布する部分を設ける必要がなくなり製造時間を短縮化できる。
次に、点灯された状態でのLED5の熱を外部に放出する金属板12は例えばアルミニウム又はその合金からなる。図1に示すように装置基板2は、照明装置1に必要とされる発光面積を得るために、所定形状例えば四角形状具体的には長方形状をなしている。
各給電端子3,4は、金属層例えば銅の上にAu又はNiのめっき層を積層してなり、後述する半導体発光素子列をなしたLED列の一端及び他端に電気的に接続されるものであって、装置基板2に設けられている。具体的には、図1に例示したように装置基板2の一辺2aに寄せて、この一辺2aが延びる方向に、交互に、かつ、互いに平行に各給電端子3,4が配設されている。
各LED5には例えば窒化物半導体を用いてなるダブルワイヤー型のものが採用されている。これらLED5は、例えば図4(B)に示すようにサファイア等からなる透光性の素子基板15の一面に半導体発光層16を積層して形成されている。半導体発光層16は例えば青色の光を発光する。更に、各LED5は、図4(A)(B)に示すように第1の素子電極17と第2の素子電極18を有しており、第2の素子電極18上には例えば半田からなるバンプ19が予め設けられている。第1の素子電極17と第2の素子電極18との内の一方は正極用であり、他方は負極用である。
図1に示すように各LED5は、接着シート11aの一面2eに縦横に列をなして二次元的に配設されている。各LED5の装置基板2への装着は、透光性の半導体発光層16が積層された面と平行でかつ半導体発光層16が積層されていない素子基板15の他面が接着シート11aに接着されることによりなされる。この装着は、例えばバンプ19を有しない第1の素子電極17が装置基板2の一辺2aと平行な他辺2b側に位置されるとともに、バンプ19を有した第2の素子電極18が装置基板2の一辺2a側に位置されるように、各LED5の向きを揃えてなされている。これによって、各LED5の第1の素子電極17と第2の素子電極18とが、次に述べる縦列が延びる方向に交互に並べられるように各LED5が配設されている。
装置基板2の一辺2aおよび他辺2bと直角な辺2c,2dが延びる方向に並べられた複数のLED5の列(この列を、図1を基準にして便宜上縦列と称する。)内でのLED5の配設ピッチAは、例えば0.5mm〜4.0mmである。装置基板2の一辺2a及び他辺2bが延びる方向に並べられた複数のLED5の列(この列を、図1を基準にして便宜上横列と称する。)内でのLED5の配設ピッチBは、前記配設ピッチA以上である。
各ボンディングワイヤ6,7は、例えばAuの線材からなり、その線径は20μm〜30μmである。前記縦列をなした各LED5同士はボンディングワイヤ6で接続されている。詳しくは、ボンディングワイヤ6のファーストボンディングされた一端が、縦列が延びる方向に隣接したLED5の第1の素子電極17にボールボンディングにより接続されているとともに、ボンディングワイヤ6のセカンドボンディングされた他端が、前記縦列が延びる方向に隣接したLED5の第2の素子電極18にバンプ19を介して高周波溶接によるワイヤボンディングで接続されている。ここに、ファーストボンディングとは、セカンドボンディングよりも先行して行われるボンディングを指している。
このようにボンディングワイヤ6で電気的に接続された複数のLED5の縦列と、この縦列に対して前記一辺2a及び他辺2bが延びる方向に隣接して、同じくボンディングワイヤ6で電気的に接続された複数のLED5の縦列とは、給電端子3,4と反対側の他辺2bに最も近い位置のLED5にわたって設けられたボンディングワイヤ7で電気的に接続されている。このボンディングワイヤ7の両端は、他辺2bに最も近い位置のLED5の第1の素子電極17にボンディングされている。この接続により、前記一対の縦列は、電気的に直列接続されたLED列(半導体発光素子列)をなしている。このようなLED列は少なくとも一列あればよいが、本実施形態では図1に示すように5列設けられている。
各LED列の一端に位置されたLED5の第2の素子電極18と、これに近接して配置されている給電端子3とは、これらにわたってボンディングされたボンディングワイヤ8aにより電気的に接続されている。同様に、各LED列の他端に位置されたLED5の第2の素子電極18と、これに近接して配置されている給電端子4とは、これらにわたってボンディングされたボンディングワイヤ8bにより電気的に接続されている。ボンディングワイヤ8a,8bは、給電端子3,4にファーストボンディングされるとともに、LED5の第2の素子電極18にセカンドボンディングして設けられている。
以上のボンディングにより設けられた各ボンディングワイヤ6,7,8a,8bは、図3に示したボンディングワイヤ6で代表するように接着シート11aの一面2eから遠ざかるように湾曲して設けられている。そして、これらボンディングワイヤ6,7,8a,8bの内で少なくともボンディングワイヤ6,7のLED5の第1の素子電極17に対するボンディング高さh(図3参照)は、50μm以上150μm以下に設定されている。しかも、この条件を満たしつつ本実施形態ではボンディング高さhをLED5の厚みh1以下にしてある。
リフレクタ9は、一個一個又は複数個のLED毎に対応して設けられるものではなく、装置基板2上の全てのLED5を包囲する単一の枠部材であり、例えば図1に示すように四角い枠形状をなしている。リフレクタ9は、酸化マグネシウム等からなる白色フィラーが混入された合成樹脂で成形されている。図1に示す平面視においてリフレクタ9は、その一部を形成した枠部9aを、給電端子3,4に交差させて接着シート11aの一面2eに接着されている。図3に示すリフレクタ9の高さHの1/2の高さは、ボンディング高さhとLED5の厚みh1との合計より高く設定されている。それにより、後述する蛍光体樹脂層10の注入量のばらつきに拘わらず確実にボンディングワイヤ6,7,8a,8bが蛍光体樹脂層10に埋設されるようになっている。
蛍光体樹脂層10は、リフレクタ9内に略満杯状態に充填されていて、このリフレクタ9に収容された全てのLED5及びボンディングワイヤ6,7,8a,8b等を封止して、これらを湿気や外気等から保護して照明装置1の寿命低下を防止している。蛍光体樹脂層10は、透光性材料、例えば透光性樹脂、具体的には熱硬化性のシリコーン樹脂からなる。この蛍光体樹脂層10は未硬化の液状状態でリフレクタ9内に所定量注入された後に加熱炉で加熱されることにより硬化されて設けられる。
この蛍光体樹脂層10内には図示しない蛍光体が好ましくは均一に分散された状態に混入されている。蛍光体は、各LED5から放出された光の一部により励起されてLED5から放出された光の色とは異なる色の光を放射し、それによって照明装置1から出射される照明光の色を規定するために用いられている。本実施形態では、照明装置1から出射される照明光の色を白色光とするために、各LED5が放出する青色の光に対して補色の関係にある黄色の光を放射する蛍光体が使用されている。
各LED列は、それに接続されている給電端子3,4を通じて給電されることにより発光する。そのため、各LED5から放出される青色の光と、その一部により蛍光体樹脂層10内で励起された蛍光体から放射された黄色の光とが混合されることにより生成された白色光が、照明装置1から被照明対象に向けて出射される。
前記照明装置1では、LED5が取付けられた接着シート11aの一面2eから遠ざかるように湾曲して設けられたボンディングワイヤ6,7の両端が、LED列の列が延びる方向に隣接したLED5同士の第1の素子電極17と第2の素子電極18とにワイヤボンディングにより接続されて、それらのボンディング高さhを50μm以上150μm以下としてある。そのため、この照明装置1では、耐久性を得るための蛍光体樹脂層10でボンディングワイヤ6,7が断線すること等によるLED列の点灯不良を抑制できる。
即ち、ボンディング高さhの上限値が150μmであることに伴い、ボンディングワイヤ6,7を十分に埋設するのに必要な蛍光体樹脂層10の使用量が削減されて、蛍光体樹脂層10の厚みを薄くできる。それにより、蛍光体樹脂層10でLED5等を封止する際に、装置基板2側に反ったボンディングワイヤ6,7に作用する未硬化の蛍光体樹脂層10の重さが軽減されるので、その重さでボンディングワイヤ6,7が装置基板2側に近付くように変形することが抑制される。
このため、LED5の第1の素子電極17及び第2の素子電極18に近いボンディングワイヤ6,7の端部に掛かる応力が軽減されるので、特に、第1の素子電極17に近いボンディングワイヤ6,7の端部がボールボンディングに伴って結晶化して脆くなっている場合にも、この端部での断線を抑制できる。以上のように製造時におけるボンディングワイヤ6,7の断線を抑制できるので、この断線を原因とするLED列の点灯不良を抑制できる。
更に、ボンディング高さhの下限値が50μmであることにより、ワイヤボンディングに伴って、LED5の第1の素子電極17及び第2の素子電極18に近いボンディングワイヤ6,7の端部が急激に曲げられないようにできるので、LED5の第1の素子電極17及び第2の素子電極18に近いボンディングワイヤ6,7の端部に掛かる応力が軽減される。このため、特に、第1の素子電極17に近いボンディングワイヤ6,7の端部がボールボンディングに伴って結晶化して脆くなっている場合にも、この端部が断線しないようにできる。なお、このようにボンディング高さhが50μmと小さい場合には、ボンディングワイヤ6,7の長さがボンディング高さhの上限値150μmである場合よりも短くなって、ボンディングワイヤ6,7が強く張られた状態になるので、未硬化の蛍光体樹脂層10の重さによってボンディングワイヤ6,7が装置基板2側に変形することが抑制される。以上のように製造時におけるボンディングワイヤ6,7の断線を抑制できるので、この断線を原因とするLED列の点灯不良を抑制できる。
しかも、既述のようにボンディングワイヤ6,7の端部の応力が軽減されているので、照明装置1の点灯・消灯に伴い蛍光体樹脂層10が熱膨張・熱収縮して、それに伴う応力がボンディングワイヤ6,7の端部に繰り返し掛かるにも拘らず、それによりボンディングワイヤ6,7が断線することも抑制できる。
又、前記構成の照明装置1は、以上のように設けられたボンディングワイヤ6,7で、LED列が延びる方向に隣接しているLED5同士を電気的に直接接続しているので、電気的な中継をするための中継電極としてのパッドを装置基板2上に設ける必要がない。このため、以下の不利な点がない。
即ち、中継電極を設けた構成は、この電極によって接着シート11aの一面2eでの有効反射面積が減少する、という点で不利である。加えて、中継電極はその表面にAuのめっき層を有していることが多く、この場合、中継電極で反射された光が、照明装置1から投射される白色光に混じるので、照明光の色が微妙に変わる可能性がある、という点で不利である。
更に、既述のように中継電極を要しないので、照明装置1の発光量をより多く確保する必要がある場合には、LED5の配設ピッチAを狭めることが可能である。ちなみに、隣接するLED5相互間に中継電極を設けて、この電極にボンディングワイヤをセカンドボンディングして接続して隣接したLED5同士を電気的に直列接続する場合、LED5の配設ピッチは100μm以上必要とする。この構成に比較して、発光量が同じである条件では、LED5の配設ピッチAを狭められる方が照明装置1を小形に構成でき、この逆に装置の大きさを同じとした条件では、LED5の配設ピッチAを狭められる照明装置1の方がLED5の実装密度が高いので、発光量が増えて器具効率を向上できる利点がある。
以上のように中継電極を用いない照明装置1は、そのLED5の第2の素子電極18にボンディングワイヤ6の端部が高周波溶接によるワイヤボンディングで接続される。この接続においては、予め第2の素子電極18に付着されたバンプ19を高周波で溶かしてボンディングがなされるので、このボンディングに伴い図示しないボンディングツールによりLED5に加えられる圧力は小さい。又、LED5の第1の素子電極17に対してはボールボンディングによりボンディングワイヤ6が接続されるので、その際に図示しないボンディングツールによりLED5に対して加えられる圧力は小さい。したがって、ワイヤボンディングに伴うLED5の損傷が抑制されるに伴い、LED5の損傷を原因とするLED列の点灯不良を抑制できる。
本発明の一実施形態に係る照明装置を一部切欠いて示す正面図。 図1中矢印F2−F2線に沿って示す照明装置の断面図。 図2の一部を拡大して示す断面図。 (A)は図1の照明装置が備えるLEDチップを示す正面図。(B)は同LEDチップを示す側面図。
符号の説明
1…照明装置、2…装置基板、2e…接着シートの一面、5…LED(半導体発光素子)、6,7…ボンディングワイヤ、10…蛍光体樹脂層、11…樹脂板、11a…第1の接着層、11b…第2の接着層、15…素子基板、16…半導体発光層、17…第1の素子電極、18…第2の素子電極、19…バンプ、h…ボンディング高さ。

Claims (2)

  1. 装置基板と;
    装置基板の上に設けられた第1の接着層と;
    第1の接着層上に配設された半導体発光素子と;
    半導体発光素子の側面の一部を覆うように配設された第2の接着層と;
    前記半導体発光素子を電気的に接続するワイヤと;
    前記半導体発光素子及びワイヤを埋設してなる蛍光体樹脂層と;
    を具備することを特徴とする照明装置。
  2. 前記第1の接着層はシート状に形成され、前記第2の接着層は液状の接着剤が固化して形成されていることを特徴とする請求項1に記載の照明装置。
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JP2015070170A (ja) * 2013-09-30 2015-04-13 豊田合成株式会社 発光装置及びその製造方法
DE112016002425B4 (de) 2015-05-29 2022-03-03 Citizen Electronics Co., Ltd. Herstellungsverfahren für eine Licht emittierende Vorrichtung

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