JP6184049B2 - 多孔質膜およびその製造方法 - Google Patents
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非溶媒誘起相分離法によって多孔質膜を製造する過程において、多孔質膜の表面全体にわたり均一な孔径の細孔を形成するためには、相分離が一様に進行する必要がある。相分離過程におけるスピノーダル分解によって出現する準安定な相分離構造は、幾つかの要因によって決定される。本発明においては、原料となるフッ素系樹脂の質量平均分子量および分子量分布に着目し、適切な質量平均分子量および狭い分子量分布を有するフッ素系樹脂を選択することによって、相分離が一様に進行し、均一な孔径の細孔が形成されることを見出した。
前記中空糸膜における支持体は、中空状の編紐または中空状の組紐であることが好ましい。
前記フッ素系樹脂は、ポリフッ化ビニリデンであることが好ましい。
本発明の多孔質膜の製造方法においては、複数の多孔質膜層を製膜する際に、支持体を存在させることが好ましい。
前記支持体は、中空状の編紐または中空状の組紐であることが好ましい。
前記フッ素系樹脂は、ポリフッ化ビニリデンであることが好ましい。
本発明の多孔質膜の製造方法によれば、高い濾過性能と高い初期透水性能とが両立された多孔質膜を生産性よく、かつ低コストで製造できる。
本発明の多孔質膜は、複数の多孔質膜層を有するものであり、複数の多孔質膜層のうち、少なくとも一層が後述する特定のフッ素系樹脂(A1)からなる多孔質膜層(以下、分画層とも記す。)である。
多孔質膜層は、均一な孔径の細孔が形成される点から、後述する非溶媒誘起相分離法によって形成されたものが好ましい。
本発明におけるフッ素系樹脂とは、フッ素を含むオレフィンを重合して得られる高分子化合物を指す。フッ素系樹脂としては、ポリテトラフルオロエチレン、ポリクロロトリフルオロエチレン、ポリフッ化ビニル、ポリフッ化ビニリデン、これらの樹脂を複数含む混合物、共重合体等が挙げられる。フッ素系樹脂としては、常温下において溶媒に溶解させることが容易な点から、ポリフッ化ビニリデンが好ましい。
分画層は、分子量分布が5.5以下であり、質量平均分子量が5.5×105以上1.0×106以下であるフッ素系樹脂(A1)からなる多孔質膜層である。
分画層以外の他の層としては、フッ素系樹脂(A1)以外のフッ素系樹脂やフッ素系樹脂以外の樹脂からなるからなる多孔質膜層(後述する保護層等)、支持体からなる層等が挙げられる。
保護層は、分画層を保護するために、複数の多孔質膜層のうちの2つの最表層のうちの一層(多孔質膜の形態が中空糸膜の場合は、複数の多孔質膜層のうちの最外層)として設けられた層である。保護層により、高い濾過性能(高いウイルス阻止性能等)と高い初期透水性能とが両立された分画層を、薬品や物理的衝撃から保護することができる。
さらに、保護層としての役割、特に耐薬品性を考慮すると、フッ素系樹脂としては、質量平均分子量が1.0×106より大きいフッ素系樹脂(A2)が好ましい。
本発明の多孔質膜は、複数の多孔質膜層と支持体からなる層を有するものであってもよい。支持体からなる層を有することによって、複数の多孔質膜層が支持体によって補強される。
本発明の多孔質膜の製造方法は、上述のフッ素系樹脂(A1)と特定のポリビニルピロリドン(B)とを含む第1の製膜原液、および、フッ素系樹脂(A1)以外のフッ素系樹脂と、特定のポリビニルピロリドン(B)とを含む第2の製膜原液を用いた非溶媒誘起相分離法によって複数の多孔質膜層を製膜する方法である。
本発明におけるポリビニルピロリドンとは、ポリビニルピロリドン単体または分子量の異なるポリビニルピロリドンを複数含む混合物を指す。
2重管紡糸ノズルを用いて、中空状の編紐または中空状の組紐の外周部に第1の製膜原液を塗布し、第1の前駆体を形成する工程と、
第1の前駆体を、乾湿式法によって凝固液中に浸漬することにより凝固し、複数の多孔質膜層のうちの最内層の分画層を形成する工程と、
2重管紡糸ノズルを用いて、最内層の分画層の外周部、または最内層の分画層の外周部に形成された他の層の外周部に、第2の製膜原液を塗布し、第2の前駆体を形成する工程と、
第2の前駆体を、乾湿式法によって凝固液中に浸漬することにより凝固し、他の多孔質膜層を形成する工程とを有する方法。
各種測定は以下の方法にて行った。
製膜原液の溶液粘度は、製膜原液を40℃に保温した状態にて、回転式デジタル粘度計(形式:HBDV−II+、米ブルックフィールド社製)を用いて測定した。
純水透過係数は、濾過有効長が4cmとなる1本の中空糸多孔質膜からなるミニモジュールを作製し、エタノールに浸漬して親水化処理を行った後、加圧100kPaの条件にて多孔質膜の外側から内側へ純水を送液して一定時間の透水量(m3)を測定して得られた値から単位有効膜面積(m2)、単位時間(hr)、単位圧力(MPa)における値に換算して算出した。
分画濾過性能評価として、青色の色素であるブルーデキストランを試薬とした阻止率測定を実施した。本測定において用いるブルーデキストランの質量平均分子量は2×106であり、粒径に相当する分子径は約20nmであり、分画指標ウイルスである大きさ約27nmのMS2ファージ(Escherichia coli phase MS2 NBRC102619)の代替として用いている。
阻止率(%)=100−(各濾液サンプルの吸光度の総和/試薬原液の吸光度)×100
(第1の製膜原液の調製)
ポリフッ化ビニリデン(質量平均分子量:6×105、分子量分布:3.0)の19.3質量%と、ポリビニルピロリドン(質量平均分子量:4×104)の11.0質量%と、溶媒であるN−メチルピロリドンの69.7質量%を常温にて撹拌混合して、第1の製膜原液を得た。第1の製膜原液の溶液粘度は、74,000cPであった。
ポリフッ化ビニリデン(質量平均分子量:1.1×106、分子量分布:3.0)の18.3質量%と、ポリビニルピロリドン(質量平均分子量:4×104)の8.3質量%と、溶媒であるN−メチルピロリドンの73.4質量%を常温にて撹拌混合して、第2の製膜原液を得た。第2の製膜原液の溶液粘度は、508,000cPであった。
図1に示す製造装置を用いて補強中空糸多孔質膜を製造した。
第1の製膜原液10を、孔径5μmのフィルタ(図示略)を介して第1の2重管紡糸ノズル20の外層部へ3.2cc/分の速度で送液した。また、第1の製膜原液10の送液と同時に支持体となる中空編紐30を10m/分の速度で第1の2重管紡糸ノズル20の中心部へ導いた。中空編紐30を第1の2重管紡糸ノズル20の上部から下部へ向けて通しながら、第1の製膜原液10を中空編紐30の外周部に塗布した後、第1の2重管紡糸ノズル20から10mm離れた位置に水面を有し、23℃の温度を有し、N−メチルピロリドンの30.0質量%水溶液(凝固液)で満たされている第1の凝固浴40へ導き、固化させて、10m/分の速度で引き取って第1次膜32(分画層)を製膜した。
第2の製膜原液12を、孔径5μmのフィルタ(図示略)を介して第2の2重管紡糸ノズル22の外層部へ7.2cc/分の速度で送液した。また、第2の製膜原液12の送液と同時に第1次膜32を10m/分の速度で第2の2重管紡糸ノズル22の中心部へ導いた。第1次膜32を第2の2重管紡糸ノズル22の上部から下部へ向けて通しながら、第2の製膜原液12を第1次膜32の外周部に塗布した後、第2の2重管紡糸ノズル22から63mm離れた位置に水面を有し、65℃の温度を有し、N−メチルピロリドンの30.0質量%水溶液(凝固液)で満たされている第2の凝固浴42へ導き、固化させて、10m/分の速度で引き取って第2次膜34を製膜した。
得られた補強中空糸多孔質膜の評価結果を表1に示す。
実施例1における第1次膜の製膜を行わず、支持体に第2次膜を直接製膜した以外は、実施例1と同様にして補強中空糸多孔質膜を得た。第2次膜の製膜条件は実施例1と同様である。
得られた補強中空糸多孔質膜の評価結果を表1に示す。
12 第2の製膜原液
30 中空編紐(支持体)
Claims (11)
- 2層の多孔質膜層を有する多孔質膜であって、
2層の多孔質膜層のうちの内側の層が、分子量分布が3.5以下であり、質量平均分子量が5.5×105以上8.0×105以下であるフッ素系樹脂(A1)からなり、分子径20nmの分子を阻止できる孔径を有する多孔質膜層であり、
2層の多孔質膜層のうちの外側の層が、質量平均分子量が1.0×10 6 より大きいフッ素系樹脂(A2)からなる保護層である、多孔質膜。 - さらに、支持体からなる層を有する、請求項1に記載の多孔質膜。
- 前記多孔質膜の形態が、中空糸膜である、請求項1または2に記載の多孔質膜。
- 前記中空糸膜における支持体が、中空状の編紐または中空状の組紐である、請求項3に記載の多孔質膜。
- 前記フッ素系樹脂が、ポリフッ化ビニリデンである、請求項1〜4のいずれか一項に記載の多孔質膜。
- 分子量分布が3.5以下であり、質量平均分子量が5.5×105以上8.0×105以下であるフッ素系樹脂(A1)と、質量平均分子量が3×10 3 以上1.0×105以下であるポリビニルピロリドン(B)とを含む第1の製膜原液、および、前記フッ素系樹脂(A1)以外のフッ素系樹脂と、前記ポリビニルピロリドン(B)とを含む第2の製膜原液を用いた非溶媒誘起相分離法によって複数の多孔質膜層を製膜し、複数の多孔質膜層を有する多孔質膜を得る、多孔質膜の製造方法。
- 前記第1の製膜原液の40℃における溶液粘度が、10,000cP以上500,000cP以下である、請求項6に記載の多孔質膜の製造方法。
- 複数の多孔質膜層を製膜する際に、支持体を存在させる、請求項6または7に記載の多孔質膜の製造方法。
- 前記支持体が、中空状の編紐または中空状の組紐である、請求項8に記載の多孔質膜の製造方法。
- 2重管紡糸ノズルを用いて、前記中空状の編紐または中空状の組紐の外周部に前記第1の製膜原液を塗布し、第1の前駆体を形成する工程と、
前記第1の前駆体を、乾湿式法によって凝固液中に浸漬することにより凝固し、複数の多孔質膜層のうちの最内層の多孔質膜層を形成する工程と、
2重管紡糸ノズルを用いて、前記最内層の多孔質膜層の外周部、または前記最内層の多孔質膜層の外周部に形成された他の層の外周部に、前記第2の製膜原液を塗布し、第2の前駆体を形成する工程と、
前記第2の前駆体を、乾湿式法によって凝固液中に浸漬することにより凝固し、他の多孔質膜層を形成する工程と
を有する、請求項9に記載の多孔質膜の製造方法。 - 前記フッ素系樹脂が、ポリフッ化ビニリデンである、請求項6〜10のいずれか一項に記載の多孔質膜の製造方法。
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