JP6181084B2 - 眼用デバイスの波面を測定するための方法及び装置 - Google Patents

眼用デバイスの波面を測定するための方法及び装置 Download PDF

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Description

(関連出願の相互参照)
本特許出願は、米国特許仮出願第61/579,338号(2012年2月10日出願)の優先権を主張し、その内容は本明細書に依存され、かつ組み込まれる。
(発明の分野)
本発明は、光デジタル波面センサーを用い、かつ前記眼用デバイスに接触せずに、眼用デバイスの正確な光学測定値を得るための方法及び装置を記載する。より具体的には、本装置は、1つ又は2つ以上の連続測定において、透過波面の強度及び位相の同時測定を得るために、光デジタル波面測定技術を用いる。
様々なデバイス及び方法、すなわち光学計測を用いてコンタクトレンズの物理的特性を測定することは周知である。従来、光学計測には、入射ビームを光学的対象に方向付ける工程、得られた回折ビームを測定する工程、及び、構造のプロファイルなどの多様な特性を決定するために、回折ビームを分析する工程が含まれる。しかし多くの場合、従来の眼用レンズは、反応性モノマー材料を対向する鋳型部分の光学表面間に画定された空洞内に堆積させる注型成形によって作られる。かかる鋳型部分を使用してレンズを調製するために、未硬化ヒドロゲルレンズ配合物がプラスチック製の使い捨て前側湾曲部鋳型部分とプラスチック製の使い捨て後側湾曲部鋳型部分との間に置かれる。
前側湾曲部鋳型部分及び後側湾曲部鋳型部分は、典型的に、射出成形技術を介して成形され、射出成形では、溶融プラスチックが、少なくとも1つの光学品質表面を有する、高度に機械加工された鋼製成形具に押し込まれる。
前側湾曲部鋳型部分及び後側湾曲部鋳型部分は、接合され、所望のレンズパラメーターに従うレンズを形成する。その後に、レンズ配合物を例えば熱及び光に曝露することによって硬化することで、レンズを形成する。硬化後、鋳型部分は分離され、前記の従来の光学計測のために鋳型部分からレンズが取り出される。しかしながら、射出成形プロセス及び器具の性質は、特定の患者の眼又は特定の用途専用のカスタムレンズを形成することを困難にする。したがって、従来の説明では、自由形成技術を用いたカスタマイズされたレンズの形成のための方法及び装置が、第WO 2009/025848号及び第WO 2009/025845号などに説明されている。これらの技術の重要な側面は、レンズが新規な方法で製造され、2つのレンズ表面の片方が、注型成形、旋削、又は他の成形具を用いることなく、自由形成様式で形成されることである。
自由形成された表面及び基部は、自由形成された表面内に含まれる、自由に流動する流動性媒体を含みうる。この組み合わせにより、時にレンズ前駆体と称されるデバイスがもたらされる。固定化放射線及び水和処理は、通常、レンズ前駆体を眼用レンズに変換するのに用いられうる。
この方法で作製された自由形成レンズは、レンズの物理的パラメータを確認するために測定する必要があり得る。したがって、前駆体から形成されたレンズを測定する装置及び方法が必要とされる。
したがって、本発明は、光デジタル波面技術を用いることによって、例えば、レンズ内に水分が存在しない紫外線硬化されたレンズを含む乾燥したコンタクトレンズなどの眼用デバイスの測定値を決定するための非接触式光学器具を用いるための方法及び装置を目的とする。本発明の重要な利点のいくつかとしては、以下の1つ又は2つ以上が挙げられる。1回の実時間の光学測定によって、乾燥したコンタクトレンズの正確な測定値を得るためのはるかに早い方法、強度及び波面の直接可視化、高いダイナミックレンジ、CCDカメラの分解能に直接関係する高い空間分解能、振動の影響を受けないこと、並びにコスト効率。
本発明は、眼用デバイスの物理的特性を測定するための装置を提供するものであり、この装置は、
自由造形技術を用いて眼用デバイスを形成するための光学マンドレルが光学効果を備える、光学マンドレルと、
前記光学マンドレルの光学効果を総じて相殺する1つ又は2つ以上のレンズを備えるレンズ相殺システムと、
放射線の波長を眼用デバイスに向かう方向に放出するように機能するエミッターと、
放出された波長に基づいて、透過波面を検出するように機能するセンサーであり、透過波面の強度及び位相が、前記眼用デバイスの物理的特性に基づいて異なることになる、センサーと、
エミッター及びセンサーの一方又は両方と論理的通信をするプロセッサであり、反射する波面の強度及び位相に基づいて論理的信号を伝送するようにプログラムされた、プロセッサと、を備える。
この装置は、1つ又は2つ以上の物理的特徴を測定しうる。好ましくは、この装置は、眼用デバイスの波面測定値を得る。
本明細書に用いた用語「エミッター」は、「光源」を意味しうる。
光学マンドレル、レンズ相殺システム、エミッター、及びセンサーは整列されうる。好ましくは、レンズ相殺システム、エミッター、及びセンサーはレール上に取り付けられる。レールは縦型レール、好ましくは縦型光学レールでありうる。
装置において、センサーはデジタル波面カメラを備える。デジタル波面カメラは、2つ又は3つ以上の強度プロファイルの透過光軸に沿った距離を連続して変更又は変化させるために移動可能でありうる。デジタル波面カメラは、振動の影響を受けずにいられうる。デジタル波面カメラは、更に、透過光軸に沿った異なる位置で第2画像の生成を引き起こすビームスプリッターを備えうる。代わりに又は加えて、デジタル波面カメラは、更に、光源のダイアフラム及び光源とデジタル波面カメラとの間の作業距離に依存する、1つ又は2つ以上の拡大レンズを備えうる。
装置は更に、レンズ相殺システムとエミッターとの正しい整列のために、前記光学マンドレルを配置するための運動学的取り付け具を備えうる。
加えて、装置は更に、マンドレル固定具及び運動学的取り付け具を保持するための真空を含みうる。
装置は更に、上面開口部及び底面開口部を備える場合があり、前記上面開口部は、底面開口部よりもわずかに小さく、マンドレル固定具の上に前記マンドレルに接触することなく配置され、その結果、通過する光ビームを制限して強度輸送方程式の解のための境界条件を画定することにより、物理的バリアを作り出す。上面開口部を変更して、異なる視野をカバーしてもよい。底面開口部もまた、測定のダイナミックレンジを更に改善するために変更することができる。
本明細書に記載の装置に使用されるレンズ相殺システムは、管内の3つのレンズを備えるアセンブリを含むことができ、光ビームは、前記レンズのそれぞれを通過することができる。アセンブリは、レールに垂直に配置されうる。光ビームは、レールに垂直に配置されうる。この3レンズ相殺システムは、焦点ぼけ及び成形光学マンドレルの球面収差の一方又は両方を相殺して、結果的にマンドレルから出てくる光をコリメートすることを可能にするために、非球面レンズ、平凸レンズ、及び平凹レンズの1つ又は2つ以上を含むことができる。
プロセッサは実時間で機能して、前記眼用デバイスの1つ又は2つ以上の連続波面測定値を生成することができる。
放出された放射線は、単色波長を有する高品質光ビームでありうる。放出された放射線は、約630nm〜約635mmの単色波長を含みうる。
本発明はまた、眼用デバイスの波面測定値を得る方法も提供し、この方法は、
眼用レンズ波面システムを整列させること、
成形光学マンドレルの光学測定値をとり、成形光学マンドレルの強度測定値を強度参照ファイルとして格納すること、
成形ガラスマンドレル上に形成されえたレンズを有する成形ガラスマンドレルの光学測定値をとり、その強度ファイルを格納すること、
実時間のレンズの光学波面の値を得るために、1つの強度ファイルを少なくとも1つの他の強度ファイルから減算できるプロセッサでソフトウェアを使用すること、を含む。
方法は更に、プロセッサが強度輸送方程式及びアルゴリズムを実行する工程を含みうる。代わりに又は加えて、続いて強度データを光学波面に変換することができる。光学波面は、光の強度及び位相の観点から光経路を説明することができる。
本発明の方法に使用される眼用レンズ波面システムは、本明細書に記載の任意の装置を備えうる。
本発明を実施するために使用されうる方法の工程を示す。 デジタル光学波面技術を含む本発明の実施のために有用でありうる装置構成要素を示す。 本発明の実施のために有用でありうる例示的な運動学的取り付け装置構成要素を示す。 本発明の実施のために有用でありうる例示的な運動学的取り付け装置構成要素を示す。 本発明の実施のために有用でありうる例示的な運動学的取り付け装置構成要素を示す。 マンドレル波面光学相殺がないものと比較したマンドレル波面光学相殺の例を示す。 マンドレル波面光学相殺後の乾燥したレンズの波面の例を示す。 本発明を実施するために使用されうる追加の方法の工程を示す。
本開示は、眼用デバイスの光学波面測定値を得るための方法及び装置を提供する。以下のセクションでは、本発明の「発明を実施するための形態」が記載される。好ましい実施形態及び代替の実施形態の両方の説明は、完全ではあるが、例示的に過ぎず、変形、修正、及び代替が当、業者にとって明白であり得ることが理解される。したがって、例示的な実施形態は、特許請求の範囲によって定義される、基礎となる発明の態様の幅を限定しないことが理解される。
用語集
本明細書で使用するとき、「含む/備える(comprising)」という用語は、「含む(including)」並びに「〜からなる(consisting)」及び「〜から本質的になる(consisting essentially of)」も包含し、例えば、Xを「含む/備える(comprising)」装置は、単独でXのみからなってもよく、又は追加のもの(例:X+Y)を含んでもよい。
本明細書で使用される場合、「流動性レンズ反応性媒体」は、天然の形態、反応した形態、又は部分的に反応した形態のいずれかで流動性であり、その一部分又は全部の反応性媒体が更なる加工を受けて眼用レンズの一部に形成される、反応性混合物を意味する。
本明細書で使用される「自由形成」とは、流動性媒体層の有無にかかわらず、ボクセル単位で化学放射線への露出を介して反応性混合物の架橋によって成形される表面で、鋳造成形、旋盤、又はレーザーアブレーションにより形作られないものを指す。
本明細書で使用される、「反応性混合物」又は、「RMM」(反応性モノマー混合物)とも呼ばれることのある「レンズ形成混合物」という用語は、架橋して眼用レンズを形成し得る、モノマー又はプレポリマー材料を指す。レンズ形成混合物は、UV遮断剤、色調剤、光開始剤、又は触媒、及びコンタクトレンズすなわち眼内レンズなどの眼用レンズにおいて望まれ得る他の添加剤などの、1つ又は2つ以上の添加剤を含むことができる。
本明細書で使用される「レンズ前駆体」は、レンズ前駆成形体、及びレンズ前駆成形体と接触する流動性レンズ反応性混合物からなる複合物体を意味する。例えば、流動性レンズ反応媒体は、反応性混合物の塊内でレンズ前駆成形体を生成する過程で形成されてもよい。レンズ前駆成形体及び付着する流動性レンズ反応性媒体を、レンズ前駆成形体を生成するために使用される反応性混合物の塊から分離することによって、レンズ前駆体が作り出されてよい。更に、レンズ前駆体は、相当量の流動性レンズ反応性混合物を除去するか、又は相当量の流動性レンズ反応性媒体を非流動性の組み込み材料に転換するかのいずれかによって、異なる実体に転換されてよい。
本明細書で使用される場合、「レンズ前駆成形体」は、更なる加工を受けて、眼用レンズに組み込まれるものと一致する、少なくとも1つの光学品質表面を有する、非流動性物体を意味する。
本明細書で使用され、時に「眼用デバイス」又は「レンズ」とも呼ばれる「眼用レンズ」は、眼中又は眼上に常駐する任意の眼用デバイスを示す。これらのデバイスは光学補正をもたらすことができ、又は美容用であっても良い。例えば、用語「レンズ」は以下のものを指すことができる。コンタクトレンズ、眼内レンズ、オーバーレイレンズ、眼用挿入物、光学挿入物、又は他の同様の、それによって視力が補正若しくは変更されるか、又はそれによって視力を妨げることなく眼の生理機能(例えば、虹彩の色)が美容的に向上されるデバイス。本発明の好ましいレンズは、シリコーンヒドロゲルを含むがこれに限定されないシリコーンエラストマー又はヒドロゲル、及びフルオロヒドロゲルから作製される、ソフトコンタクトレンズでありうる。
1つ又は2つ以上の眼用デバイスの測定値は、その非水和のレンズ状態で、自由形成技術を用いてその上でレンズが形成されうるマンドレル上で、とることができる。
本開示には、デジタル波面カメラ及び対物レンズが含まれる。また、管内部の3レンズマンドレル相殺システムと、その下の底面開口部と、マンドレル固定具と、物理的に接触せずにガラスマンドレルの上部に直接配置された上面開口部と、を含みうる運動学的取り付けデバイスアセンブリに取り付けることができるマンドレル固定具、光源、ピンホール、ダイアフラム、並びに装置の底部に配置された非球面レンズも含まれる場合がある。これらの構成要素の全ては、縦型光学レールに垂直に取り付けることができ、光源からの出力ビームがレールと平行になり、成形光学マンドレルを出る際にコリメートされうるように調整することができる。コリメート光は、平坦な波面を有する平行な光ビームであり得、それは、光の強度が光軸(「z方向」と呼ばれる)に沿って変化しないことを意味する。
自由形成された非水和眼用レンズを測定するために、一連の工程を実施することができる。最初に、ベースマンドレルの光学波面を得るために、成形光学ガラスマンドレル上のレンズなしに、透過モードで成形光学ガラスマンドレルの光学測定値をとることができる。その波面データを、続いて、参照ファイルとして格納することができる。その後、前記運動学的取り付けアセンブリ上に取り付け可能な、それと同一のマンドレル固定具上に、レンズを作製することができる。その後、その上にレンズが取り付けられた成形光学ガラスマンドレルの光学測定値を透過モードでとることができ、その波面データファイルもまた格納することができる。2つのデータファイルは相互から減算することができ、それにより、透過でのレンズの光学波面測定値を与えることができる。測定は透過モードで行うことができるが、代わりに又は加えて、反射モードで測定することも等しく可能でありうる。
図1をここで参照すると、図1は、レンズの光学波面を得るために使用できる方法の工程を示すフローチャートである。様々な工程には、次の工程の1つ又は2つ以上が含まれうる。眼用レンズ波面(WF)システム110を整列させる工程、その後に、成形光学ガラスマンドレルの光学波面測定値をとり、その波面データを参照ファイル(波面1)120として格納する工程、その後に、その特定の光学(optic)で形成しえたレンズを有する成形光学ガラスマンドレルの光学波面測定値をとり、その波面データファイル(波面2)130を格納する工程、その後に、波面2ファイルを波面1ファイルから差し引き、眼用レンズ140の光学波面の値を得る工程。
ここで図2を参照すると、縦型光学レール255に垂直に取り付けられた例示的な波面測定システムの側面図が図示されている。光源200は、装置を整列させるときに残りの構成要素についての参照として作用することができ、縦型光学レール255から約125mmに配置することができる。装置を整列させることの客観的総目的は、光ビームが成形光学ガラスマンドレル235を出るときにレール255と平行なコリメート光ビームが作られることを可能にすることでありうる。約633nmの波長を有しうる光源200は、内部に様々な光学素子を有し、高品質光ビームを生成することができる。しかし、波長は変化してもよく、本明細書では例示を目的として633nmと記載しているが、任意の他の単色波長を使用することができる。光ビームの直径を調整するピンホール205は、非コリメート光ビームを制限することができる。その後、非球面集束レンズ210が光ビームを集束させ、かつコリメートする。コリメートビームがマンドレル相殺光学システム220に入る前に、非球面集束レンズ210の真上に置かれうる、独立に又は「LP1A」(軸調整可能)ステージ265の底面にのいずれかで取り付け可能な底面開口部215が存在しうる。調整可能な底面開口部215は非球面集束レンズ210からのコリメート光の直径を制御する。底面開口部215の目的は、均質かつ均一の強度プロファイルを可能にするように視野を制限し、かつデジタル波面カメラ(本明細書で「DWC」とも呼ばれている)250の飽和を防止することでありうる。
底面開口部215の真上に、総じてマンドレル相殺光学システム220を形成する一連のレンズを備える管を内部に包含しうる運動学的取り付けデバイス225が存在しうる。例えば、非球面レンズと平凸レンズと平凹レンズとの3つのレンズのセットを使用しうる。マンドレル相殺光学システム220の目的は、成形光学ガラスマンドレル235の焦点ぼけ及び球面収差の両方を相殺することである場合があり、それは後に、マンドレル235から出てくる光をコリメートすることを可能にする。3つのレンズのマンドレル相殺光学システム220が存在する場合、3つのレンズの間の出力及び距離は、10mm視野においてマンドレル235の光学効果が相殺されてDWCが平坦な波面を検出するように設計されうる。さもなければ、マンドレル235の光学効果は、減算の際にレンズ波面の計算誤差をもたらしうる。マンドレル相殺光学システム220の真上には、運動学的取り付けデバイス225があってよく、その上にマンドレル固定具230を取り付けることが可能である。
ここで図3及び図3Aの両方を参照すると、図3には例示的な運動学的取り付けデバイスアセンブリ325の概略図が示されている。図3Aは、運動学的取り付けデバイスアセンブリ325の平面図を示す。成形光学アセンブリガラスマンドレル固定具330は、2つのアジャスターボールピン315(図3はそのうちの1つだけを示す)及びプランジャー310によって定位置に保持されうる。プランジャー310は、ばねピンアセンブリ345を例示するばねピンアセンブリねじ340によって捕捉されうるばね320を背後に有することができるグローブに乗っている。プランジャー310は、自由に出入りすることができ、ノッチ355においてマンドレル固定具330と係合することができる。ばね320がプランジャー310をノッチ355内に押し入れると、ノッチ355は、マンドレル固定具330を所望の位置にクロック(clock)して保つことができる。ばねピンアセンブリ345は、プランジャー310を介してマンドレル固定具330を左の方へ押し(図3)、その後、その縁は、アジャスターボールピン315に衝突する。どちらかのアジャスターボールピン315の調整により、マンドレル固定具330のX、Yの位置全体を調整することができる。マンドレル固定具330の高さ及びレベルは、ねじ305及び位置付けボール300を調整することにより調整できる。真空350は、マンドレル固定具330と運動学的取り付け具325との間の空間に適用しうる。真空350は、ばね320及びプランジャー310がマンドレル固定具330をアジャスターボールピン315に対して押すことを抑制しない程度に、マンドレル固定具330をボール300上に押し付けた状態に保持する。成形光学ガラスマンドレル335は、マンドレル固定具330上に配置しうる。運動学的取り付けデバイス325の異なる外形を用いることができる。
ここで図3Bを参照すると、図3Bは、運動学的取り付けデバイス325及び、マンドレル相殺光学システムの3つのレンズを収容している封入レンズ管360の破断図である。また、運動学的取り付け具325の内部に包含されているマンドレル相殺光学システムの場所も図示されうる。運動学的取り付けデバイス325は、ロッキングナット327を備えうる。
図2を再び参照すると、上面開口部240は、マンドレル固定具230の真上になるように、レール255に取り付けられうる。上面開口部240は、成形光学ガラスマンドレル235に実際に物理的に触れずにできるだけその近くになるようにマンドレル固定具230の真上に配置されうる。異なる外形の上面開口部240を使用してもよい。底面開口部215よりもわずかに小さくてよい上面開口部240は、成形光学ガラスマンドレル235を出るコリメート光ビームの直径を制限して、DWC 250が、上面開口部240によって制限された特定のゾーンにおいてのみコリメート光からの強度を得られるようにすることができる。異なる視野をカバーするように上面開口部240の直径を変更してもよい。上面開口部の目的は、上面開口部240の直径の外側の光の強度はゼロに等しい場合があると仮定する、強度輸送方程式の解のための境界条件を画定する開口部のみを光が通過するように制限することによって、物理的バリアを作り出すことでありえる。調整可能な上面開口部240、又は上面開口部240と底面開口部215との多様な組み合わせを使用して、測定のダイナミックレンジを改善することができる。
対物レンズ245を上面開口部240の真上に配置することができ、DWC 250を対物レンズ245に取り付けることができる。DWC 250は、X、Yステージ260に取り付けることができる。あるいは、ローテーションステージをここに取り付けてもよい。そこのDWCの内部には、形成される第1の強度画像からの透過の光軸に沿った一定の距離で第2の強度画像をもたらすことができるビームスプリッターが存在しうる。2つの画像間の距離を別の固定値に変更すること、又は移動可能なカメラを用いて連続的に変化させることも可能である。DWC 250と光源200のダイアフラムとの間の作業距離は、使用する対物カメラレンズの倍率に依存する場合がある。対物レンズカメラの倍率は.333である場合があり、作業距離は69mmである場合がある。
DWC 250の3つの整列位置がありうる。第1に、DWC 250及び対物レンズ245を、位置1の縦型光学レール255上に配置しうる。位置1において、対物レンズ245はDWC 250の上面開口部240を撮像し、焦点の合った第1の画像(画像1と呼ぶ)を生成する。第2に、DWC 250及び対物レンズ245を、位置2の縦型光学レール255の下に配置することができ、ここでは画像1はぼやける。その後、位置2で、DWC 250のビームスプリッターは第2の画像(画像2と呼ぶ)の生成をもたらすことができる。その後、最後に、DWC 250及び対物レンズ245は、画像1と画像2との間の最終位置に配置されてよい。最終位置では、画像1及び画像2の両方が等しくぼやけうる。
図4及び図4Aの両方を参照すると、図4は、マンドレル光学相殺400なしの参照のコンピュータ生成された光学波面の例、及びマンドレル光学相殺410を用いた参照マンドレルの光学波面である。図4Aは、マンドレル光学波面420が取り除かれた後に得られた乾燥レンズのコンピュータ生成された波面の例を示す。システムを整列した後に、最初にとられた測定値は、例410として示されている、レンズなしのガラスマンドレルの光学参照測定値でありうる。そのデータは、波面1として参照することができ、格納することができる。その後に、レンズを有するガラスマンドレルの第2の光学測定値をとることができ、波面2と呼ばれるそのデータを格納することができる。最後に、波面1を波面2からデジタル減算して、420で例として示されているレンズ波面を得ることができる。
ここで図5を参照すると、図5は、DWC 510からの画像1(520)及び画像2(530)の取得によって波面測定540を行うことができるプロセスを例示する写真図500を示す。測定中、2つの強度画像(画像1(520)及び画像2(530))を得ることができる。使用されるソフトウェアは、Phaseviewが設計したGetwave software(1.0.9版)と呼ばれるものでありうる。しかし、同じ機能を行う他のソフトウェアが使用されてもよい。例示を目的として、画像1(520)を強度分布1と呼ぶ場合があり、画像2(530)を強度分布2と呼ぶ場合がある。その後、これらの2つの強度分布画像を、それら2つの画像間の差に基づきソフトウェア内部で実施可能な計算に使用することができる。その後、測定のために光学波面を構築することができる。より具体的には、ソフトウェアは、以下の、強度輸送方程式と呼ばれる場合のある一般式を使用する。
Figure 0006181084
強度輸送方程式は、ガラスマンドレルの測定又はその上にレンズを有するガラスマンドレルの測定を可能にするために、及び両方の測定からの強度データを収集するために、特定のアルゴリズムを用いるやり方で実施されうる。その後に強度データを光経路を説明する光学波面は、光の強度及び位相の観点から光経路を説明する。波面は、ゼルニケ係数、ピークツーバレー(「PTV」)として、及びフラット波と比較したときの波面平方根(「RMS」)の1つ又は2つ以上の条件で測定されうる。レンズを有さないガラスマンドレルの基準測定(波面1)及びレンズを有するガラスマンドレルの測定(波面2)の両方についての波面の計算の後に、2つの波面ファイル(波面2及び波面1)を互いから減算して、レンズの光学波面の値を得ることができる。
結論
上記で説明され、かつ下記の特許請求の範囲により更に定義される本開示は、1つ又は2つ以上の眼用デバイスの物理的特性を測定するための方法及び装置を提供する。
〔実施の態様〕
(1) 眼用デバイスの物理的特性を測定するための装置であって、
自由造形技術を用いて眼用デバイスを形成するための光学マンドレルであって、光学効果を備える、前記光学マンドレルと、
前記光学マンドレルの光学効果を総じて相殺する1つ又は2つ以上のレンズを備えるレンズ相殺システム(lens cancellation system)と、
前記眼用デバイスに向かう方向に放射線の波長を放出するように機能するエミッターと、
放出された波長に基づいて、透過波面を検出するように機能するセンサーであって、前記透過波面の強度及び位相が、前記眼用デバイスの物理的特性に基づいて異なることになる、前記センサーと、
前記エミッター及び前記センサーの一方又は両方と論理的通信をするプロセッサであって、反射波面の強度及び位相に基づいて論理的信号を送信するようにプログラムされた、前記プロセッサと、を備える、装置。
(2) 前記光学マンドレル、前記レンズ相殺システム、前記エミッター、及び前記センサーが整列している、実施態様1に記載の装置。
(3) 前記光学マンドレル、前記レンズ相殺システム、前記エミッター、及び前記センサーがレール上に取り付けられている、実施態様1又は実施態様2のいずれかに記載の装置。
(4) 前記レールが縦型光学レールである、実施態様3に記載の装置。
(5) 前記センサーがデジタル波面カメラを備える、実施態様1〜4のいずれかに記載の装置。
(6) 前記デジタル波面カメラが、2つ又は3つ以上の強度プロファイルの透過光軸に沿った距離を連続して変更又は変化させるように移動可能である、実施態様5に記載の装置。
(7) 前記デジタル波面カメラが振動の影響を受けない、実施態様5又は実施態様6のいずれかに記載の装置。
(8) 前記デジタル波面カメラが、透過光軸に沿った異なる位置で第2の画像の生成を引き起こすビームスプリッターを更に備える、実施態様5〜7のいずれかに記載の装置。
(9) 前記デジタル波面カメラが、光源のダイアフラム及び前記光源と前記デジタル波面カメラとの間の作業距離に依存する1つ又は2つ以上の拡大レンズを更に備える、実施態様5〜8のいずれかに記載の装置。
(10) 前記レンズ相殺システム及び前記エミッターとの適切な整列のために前記光学マンドレルを配置するための運動学的取り付け具を更に備える、実施態様1〜9のいずれかに記載の装置。
(11) 前記マンドレル固定具及び前記運動学的取り付け具を保持するための真空を更に含む、実施態様10に記載の装置。
(12) 上面開口部及び底面開口部を更に備え、前記上面開口部が前記底面開口部よりもわずかに小さく、かつ前記マンドレル固定具の上部に前記マンドレルに接触せずに位置づけられて、通過する光ビームを制限して強度輸送方程式の解のための境界条件を画定することにより、物理的バリアを作り出す、実施態様1〜11のいずれかに記載の装置。
(13) 異なる視野をカバーするために前記上面開口部を変更することが可能である、実施態様12に記載の装置。
(14) 測定のダイナミックレンジを更に改善するために前記底面開口部もまた変更することが可能である、実施態様12又は実施態様13のいずれかに記載の装置。
(15) 前記レンズ相殺システムが、管内に3つのレンズを備えるアセンブリを備え、光ビームが前記レンズのそれぞれを通過することができ、かつ前記レールに垂直に配置され得る、実施態様1〜14のいずれかに記載の装置。
(16) 焦点ぼけ及び成形光学マンドレルの球面収差の一方又は両方を相殺して、結果的にマンドレルから出てくる光をコリメートすることを可能にするために、前記3レンズ相殺システムが、非球面レンズ、平凸レンズ、及び平凹レンズの1つ又は2つ以上を含むことができる、実施態様15に記載の装置。
(17) 前記プロセッサが実時間で機能して、前記眼用デバイスの1つ又は2つ以上の連続波面測定値を生成する、実施態様1〜16のいずれかに記載の装置。
(18) 前記放出された放射線が、単色波長の高品質光ビームである、実施態様1〜17のいずれかに記載の装置。
(19) 前記放出された放射線が、約630nm〜約635nmの単色波長を含む、実施態様1〜18のいずれかに記載の装置。
(20) 眼用デバイスの波面測定値を得る方法であって、
眼用レンズ波面システムを整列させること、
成形光学マンドレルの光学測定値を取り、成形光学マンドレルの強度測定値を強度参照ファイルとして格納すること、
成形ガラスマンドレル上に形成され得るレンズを有する前記成形ガラスマンドレルの光学測定値を取り、その強度ファイルを格納すること、
実時間のレンズの光学波面の値を得るために、1つの強度ファイルを少なくとも1つの他の強度ファイルから減算することができるプロセッサでソフトウェアを使用すること、を含む、方法。
(21) 前記プロセッサが強度輸送方程式及びアルゴリズムを実施することを更に含む、実施態様20に記載の方法。
(22) 強度データが、後に、光学波面に変換されうる、実施態様20又は実施態様21のいずれかに記載の方法。
(23) 前記光学波面が、光の強度及び位相の観点から光経路を説明する、実施態様22に記載の方法。
(24) 前記眼用レンズ波面システムが、実施態様1〜19のいずれかに記載の装置を備える、実施態様20〜23のいずれかに記載の方法。

Claims (23)

  1. 眼用デバイスの物理的特性を測定するための装置であって、
    自由造形技術を用いて眼用デバイスを形成するための光学マンドレルであって、光学効果を備え、光を透過するように構成されている、前記光学マンドレルと、
    前記光学マンドレルの光学効果を相殺し、結果として前記光学マンドレルを透過した光がコリメートされることを可能にするように構成されている、1つ又は2つ以上のレンズを備えるレンズ相殺システムと、
    前記眼用デバイスに向かう方向に放射線の波長を放出するように機能するエミッターと、
    放出された波長に基づいて、前記光学マンドレル、または、前記光学マンドレルおよび前記眼用デバイスの両方を透過した透過波面を検出するように機能するセンサーであって、前記透過波面の強度及び位相が、前記眼用デバイスの物理的特性に基づいて異なることになる、前記センサーと、
    前記エミッター及び前記センサーの一方又は両方と論理的通信をするプロセッサであって、前記透過波面の強度及び位相に基づいて論理的信号を送信するようにプログラムされた、前記プロセッサと、を備える、装置。
  2. 前記光学マンドレル、前記レンズ相殺システム、前記エミッター、及び前記センサーが整列している、請求項1に記載の装置。
  3. 前記光学マンドレル、前記レンズ相殺システム、前記エミッター、及び前記センサーがレール上に取り付けられている、請求項1又は請求項2のいずれか一項に記載の装置。
  4. 前記レールが縦型光学レールである、請求項3に記載の装置。
  5. 前記センサーがデジタル波面カメラを備える、請求項1〜4のいずれか一項に記載の装置。
  6. 前記デジタル波面カメラが、2つ又は3つ以上の強度プロファイルの透過光軸に沿った距離を連続して変更又は変化させるように移動可能である、請求項5に記載の装置。
  7. 前記デジタル波面カメラが振動の影響を受けない、請求項5又は請求項6のいずれか一項に記載の装置。
  8. 前記デジタル波面カメラが、透過光軸に沿った異なる位置で第2の画像の生成を引き起こすビームスプリッターを更に備える、請求項5〜7のいずれか一項に記載の装置。
  9. 前記デジタル波面カメラが、光源のダイアフラム及び前記光源と前記デジタル波面カメラとの間の作業距離に依存する1つ又は2つ以上の拡大レンズを更に備える、請求項5〜8のいずれか一項に記載の装置。
  10. 前記レンズ相殺システム及び前記エミッターとの適切な整列のために前記光学マンドレルを配置するためのマンドレル固定具及び運動学的取り付け具を更に備える、請求項1〜9のいずれか一項に記載の装置。
  11. 前記マンドレル固定具及び前記運動学的取り付け具を保持するための真空を更に含む、請求項10に記載の装置。
  12. 上面開口部及び底面開口部を更に備え、前記上面開口部が前記底面開口部よりもわずかに小さく、かつ前記マンドレル固定具の上部に前記マンドレルに接触せずに位置づけられて、通過する光ビームを制限して強度輸送方程式の解のための境界条件を画定することにより、物理的バリアを作り出す、請求項1〜11のいずれか一項に記載の装置。
  13. 異なる視野をカバーするために前記上面開口部を変更することが可能である、請求項12に記載の装置。
  14. 測定のダイナミックレンジを更に改善するために前記底面開口部もまた変更することが可能である、請求項12又は請求項13のいずれか一項に記載の装置。
  15. 前記レンズ相殺システムが、管内に3つのレンズを備えるアセンブリを備え、光ビームが前記レンズのそれぞれを通過することができ、かつ前記レールに垂直に配置され得る、請求項1〜14のいずれか一項に記載の装置。
  16. 焦点ぼけ及び前記光学マンドレルの球面収差の一方又は両方を相殺して、結果的にマンドレルから出てくる光をコリメートすることを可能にするために、前記3レンズ相殺システムが、非球面レンズ、平凸レンズ、及び平凹レンズの1つ又は2つ以上を含むことができる、請求項15に記載の装置。
  17. 前記プロセッサが実時間で機能して、前記眼用デバイスの1つ又は2つ以上の連続波面測定値を生成する、請求項1〜16のいずれか一項に記載の装置。
  18. 前記放出された放射線が、単色波長の高品質光ビームである、請求項1〜17のいずれか一項に記載の装置。
  19. 前記放出された放射線が、約630nm〜約635nmの単色波長を含む、請求項1〜18のいずれか一項に記載の装置。
  20. 眼用デバイスの波面測定値を得る方法であって、
    眼用レンズ波面システムを整列させること
    学マンドレルの光学測定値を取り、前記光学マンドレルの強度測定値を強度参照ファイルとして格納すること、
    前記光学マンドレル上に形成されレンズと共に前記光学マンドレルの光学測定値を取り、その強度ファイルを格納すること、
    実時間のレンズの光学波面の値を得るために、1つの強度ファイルを少なくとも1つの他の強度ファイルから減算することができるプロセッサでソフトウェアを使用すること、を含み、
    前記眼用レンズ波面システムが、請求項1〜19のいずれか一項に記載の装置を備える、方法。
  21. 前記プロセッサが強度輸送方程式及びアルゴリズムを実施することを更に含む、請求項20に記載の方法。
  22. 強度データが、後に、光学波面に変換されうる、請求項20又は請求項21のいずれか一項に記載の方法。
  23. 前記光学波面が、光の強度及び位相の観点から光経路を説明する、請求項22に記載の方法。
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