JP6180856B2 - 接合構造、接合構造の構築方法 - Google Patents
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Description
第2の発明は、第1の鉄筋コンクリート構造体に設けられ、前記第1の鉄筋コンクリート構造体の鉄筋が露出した凹部に、第2の鉄筋コンクリート構造体の端部が挿入され、前記第1の鉄筋コンクリート構造体の鉄筋が前記第2の鉄筋コンクリート構造体の端部に埋設され、前記第2の鉄筋コンクリート構造体のコンクリートが、前記凹部に対応する箇所も含めて一体に打設され、前記凹部は上方に開いておらず、下方に開いたものであることを特徴とする接合構造である。
これにより、鉄筋コンクリート構造体同士が嵌合し、打継部の一体性が向上する。
これにより、本発明の接合構造を橋に適用できる。橋脚の補修は困難を伴うことから、打継部の耐久性を向上させる効果が特に大きい。
これにより、打継部の一体性が向上する。
これにより、打継部が保護されて耐久性が向上する。
これにより、鉄筋コンクリート構造体同士の断面変化部と打継部の位置が更に離れるので、打継部の耐久性が向上する。
第4の発明は、第1の鉄筋コンクリート構造体に設けられ、前記第1の鉄筋コンクリート構造体の鉄筋が露出した凹部に、第2の鉄筋コンクリート構造体の端部が挿入され、前記第1の鉄筋コンクリート構造体の鉄筋が前記第2の鉄筋コンクリート構造体の端部に埋設された接合構造を構築する際に、前記第2の鉄筋コンクリート構造体のコンクリートを、前記凹部に対応する箇所も含めて一体に打設し、前記凹部は上方に開いておらず、下方に開いたものであることを特徴とする接合構造の構築方法である。
(1.接合構造10)
図1は、本発明の第1の実施形態に係る接合構造である柱1と梁3との接合構造10を示す図である。図1(a)は接合構造10の斜視図、図1(b)は接合構造10の鉛直方向断面図である。なお、図1(a)では鉄筋の図示を省略している。以降の図3(a)、図5(a)、図6(a)でも同様である。
図2は接合構造10の構築方法を示す図である。接合構造10を構築するには、まず、図2(a)に示すように柱1を形成するための型枠13を設置して配筋を行う。ここでは、柱1の鉄筋11等の配筋を行うとともに、梁3の下側の水平方向の鉄筋5の配筋を行う。この鉄筋5は、柱1の端部9に対応する型枠13の上端部を貫通するようにして配置される。
(1.接合構造20)
図3は、本発明の第2の実施形態に係る接合構造である梁21と柱23の接合構造20を示す図である。図3(a)は接合構造20の斜視図、図3(b)は接合構造20の鉛直方向断面図である。
図4は接合構造20の構築方法を示す図である。接合構造20を構築するには、まず、図4(a)に示すように、梁21の形状に合わせて型枠31を設置し、梁21の水平方向の鉄筋25、柱23の鉄筋35等の配筋を行う。鉄筋25は、穴39を形成するための型枠31aを貫通するように配置される。鉄筋35も、型枠31aを貫通するように配置される。
図5は、本発明の第3の実施形態に係る接合構造である柱41と梁43の接合構造40を示す図である。図5(a)は接合構造40の斜視図、図5(b)は接合構造40の鉛直方向断面図である。
図6は、本発明の第4の実施形態に係る接合構造である梁61と柱63との接合構造60を示す図である。図6(a)は接合構造60の斜視図、図6(b)は接合構造60の鉛直方向断面図である。
図7は、本発明の第5の実施形態に係る接合構造である梁21aと柱23との接合構造20aを示す鉛直方向断面図である。
図8は、本発明の第6の実施形態に係る接合構造である梁21bと柱23bとの接合構造20bを示す鉛直方向断面図である。
第7の実施形態は、本発明に係る接合構造を橋脚と梁の接合構造に適用した例である。図9は、本発明の第7の実施形態に係る接合構造である橋脚81と梁93の接合構造80を示す図である。図9(a)は接合構造80の鉛直方向断面図であり、図9(b)は接合構造80の構築途中を示す図である。
3、21、21a、21b、43、61、93、120………梁
5、11、25、35、45、55、65、75、83、89、97………鉄筋
9、29、29b、59、79、95………端部
10、20、20a、20b、40、60、80、100………接合構造
12、24、24b、44、64、84、130………断面変化部
19、39、39b、49………穴
69………溝
81………橋脚
87………凹部
Claims (9)
- 第1の鉄筋コンクリート構造体に設けられ、前記第1の鉄筋コンクリート構造体の鉄筋が露出した凹部に、第2の鉄筋コンクリート構造体の端部が挿入され、
前記第1の鉄筋コンクリート構造体の鉄筋が前記第2の鉄筋コンクリート構造体の端部に埋設され、
前記第2の鉄筋コンクリート構造体のコンクリートが、前記凹部に対応する箇所も含めて一体に打設され、
前記凹部は上方に開いておらず、側方に開いたものであることを特徴とする接合構造。 - 第1の鉄筋コンクリート構造体に設けられ、前記第1の鉄筋コンクリート構造体の鉄筋が露出した凹部に、第2の鉄筋コンクリート構造体の端部が挿入され、
前記第1の鉄筋コンクリート構造体の鉄筋が前記第2の鉄筋コンクリート構造体の端部に埋設され、
前記第2の鉄筋コンクリート構造体のコンクリートが、前記凹部に対応する箇所も含めて一体に打設され、
前記凹部は上方に開いておらず、下方に開いたものであることを特徴とする接合構造。 - 前記凹部が、対向する側面を有することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の接合構造。
- 前記第1の鉄筋コンクリート構造体の前記凹部の内面もしくは前記第2の鉄筋コンクリート構造体の前記端部の外面に凹凸が形成されたことを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の接合構造。
- 前記第1の鉄筋コンクリート構造体の前記凹部の外縁に凸部が形成されることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の接合構造。
- 第1の鉄筋コンクリート構造体に設けられ、前記第1の鉄筋コンクリート構造体の鉄筋が露出した凹部に、第2の鉄筋コンクリート構造体の端部が挿入され、前記第1の鉄筋コンクリート構造体の鉄筋が前記第2の鉄筋コンクリート構造体の端部に埋設された接合構造を構築する際に、
前記第2の鉄筋コンクリート構造体のコンクリートを、前記凹部に対応する箇所も含めて一体に打設し、
前記凹部は上方に開いておらず、側方に開いたものであることを特徴とする接合構造の構築方法。 - 第1の鉄筋コンクリート構造体に設けられ、前記第1の鉄筋コンクリート構造体の鉄筋が露出した凹部に、第2の鉄筋コンクリート構造体の端部が挿入され、前記第1の鉄筋コンクリート構造体の鉄筋が前記第2の鉄筋コンクリート構造体の端部に埋設された接合構造を構築する際に、
前記第2の鉄筋コンクリート構造体のコンクリートを、前記凹部に対応する箇所も含めて一体に打設し、
前記凹部は上方に開いておらず、下方に開いたものであることを特徴とする接合構造の構築方法。 - 前記第1の鉄筋コンクリート構造体を構築した後、前記第2の鉄筋コンクリート構造体のコンクリートの打設を行い前記第2の鉄筋コンクリート構造体を構築することを特徴とする請求項6または請求項7記載の接合構造の構築方法。
- 前記第2の鉄筋コンクリート構造体のコンクリートの打設を行い前記第2の鉄筋コンクリート構造体を構築した後、前記第1の鉄筋コンクリート構造体を構築することを特徴とする請求項6または請求項7記載の接合構造の構築方法。
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