JP2020165117A - コンクリート壁構造体、コンクリート壁構造体の作製方法および建物構造 - Google Patents

コンクリート壁構造体、コンクリート壁構造体の作製方法および建物構造 Download PDF

Info

Publication number
JP2020165117A
JP2020165117A JP2019064206A JP2019064206A JP2020165117A JP 2020165117 A JP2020165117 A JP 2020165117A JP 2019064206 A JP2019064206 A JP 2019064206A JP 2019064206 A JP2019064206 A JP 2019064206A JP 2020165117 A JP2020165117 A JP 2020165117A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
crack
concrete
concrete wall
joint
wall structure
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2019064206A
Other languages
English (en)
Other versions
JP7264690B2 (ja
Inventor
冬樹 有馬
Fuyuki Arima
冬樹 有馬
和伸 松尾
kazunobu Matsuo
和伸 松尾
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Daiwa House Industry Co Ltd
Original Assignee
Daiwa House Industry Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Daiwa House Industry Co Ltd filed Critical Daiwa House Industry Co Ltd
Priority to JP2019064206A priority Critical patent/JP7264690B2/ja
Publication of JP2020165117A publication Critical patent/JP2020165117A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7264690B2 publication Critical patent/JP7264690B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Abstract

【課題】ひび割れ誘発目地におけるひび割れ誘発の機能が発揮され易いコンクリート壁構造体、コンクリート壁構造体の作製方法および建物構造を提供する。【解決手段】コンクリート壁構造体は、基礎梁70上にコンクリート腰壁1を備える。コンクリート腰壁1は、縦方向の第1ひび割れ誘発目地11と、上記第1ひび割れ誘発目地11の上部側でコンクリート腰壁1の厚さ方向に形成された第2ひび割れ誘発目地12と、コンクリート腰壁1の延設方向に沿って当該コンクリート腰壁1内に埋設されており、上記第1ひび割れ誘発目地11を横切る箇所において不連続箇所Gが形成された横筋22と、を備える。【選択図】図1

Description

この発明は、コンクリート壁構造体、コンクリート壁構造体の作製方法および建物構造に関する。
特許文献1には、ひび割れ誘発目地を発生させる部位にモルタルを充填したコンクリートのひび割れ誘発目地構造およびコンクリート打設型枠内に、ラス枠によりモルタル充填空間部を設け、モルタル充填空間部以外にコンクリートを充填した後、モルタル充填空間部内にコンクリートからモルタル分が流れ込むことによりモルタル充填空間部にモルタルが充填されるコンクリートのひび割れ誘発目地構造の施工方法が開示されている。
特開2008−38360号公報
しかしながら、上記従来の技術では、ひび割れ誘発目地が十分に機能できないおそれがある。
この発明は、ひび割れ誘発目地におけるひび割れ誘発の機能が発揮され易いコンクリート壁構造体、コンクリート壁構造体の作製方法および建物構造を提供する。
この発明のコンクリート壁構造体は、上記の課題を解決するために、基礎上にコンクリート壁が設けられたコンクリート壁構造体であって、上記コンクリート壁に形成された縦方向の第1ひび割れ誘発目地と、上記第1ひび割れ誘発目地の上部側で上記コンクリート壁の厚さ方向に形成された第2ひび割れ誘発目地と、上記コンクリート壁の延設方向に沿って当該コンクリート壁内に埋設されており、上記第1ひび割れ誘発目地および上記第2ひび割れ誘発目地を横切る箇所において不連続箇所が形成された横筋と、を備えることを特徴とする。
上記の構成であれば、上記第1ひび割れ誘発目地を横切る箇所で上記横筋の不連続箇所が形成されるので、上記第1ひび割れ誘発目地および上記第2ひび割れ誘発目地においてひび割れが発生し易くなる。
上記横筋が上下方向に間隔をおいて複数本埋設されており、最も上側に位置する横筋以外の横筋の一部又は全部について、上記第1ひび割れ誘発目地および上記第2ひび割れ誘発目地を横切る箇所において不連続箇所が形成されていてもよい。これによれば、上記第1ひび割れ誘発目地および上記第2ひび割れ誘発目地においてひび割れを発生し易くしつつ、上記横筋の不連続による影響を低減することができる。
上記横筋が上下方向に間隔をおいて複数本埋設されており、全ての横筋について、上記第1ひび割れ誘発目地および上記第2ひび割れ誘発目地を横切る箇所において不連続箇所が形成されてもよい。これによれば、上記第1ひび割れ誘発目地および上記第2ひび割れ誘発目地においてひび割れの誘発力がより高くなる。
上記第2ひび割れ誘発目地は、凹溝状に形成されており、当該凹形状が、上記コンクリート壁の屋外側から屋内側にかけて変化してもよい。
上記コンクリート壁は、上記基礎としての基礎梁上に設けられたコンクリート腰壁であってもよい。
この発明のコンクリート壁構造体の作製方法は、建物の外壁フレームの最下段の横桟の下部に、上記第2ひび割れ誘発目地を形成するための目地棒を固定する段階と、上記横筋を上記基礎から突き出る縦筋に取り付けて上記不連続箇所を形成する段階と、上記横筋および縦筋を内部に位置させて型枠を作製する段階と、上記横桟の下部側を、上記型枠の上部側に位置させて、上記目地棒を上記型枠内に位置させる段階と、上記型枠内にコンクリートを打設する段階とを、含むことを特徴とする。
上記の方法であれば、上記型枠内に打設されるコンクリートが上記目地棒の箇所に存在できないため、上記第2ひび割れ誘発目地が形成される。そして、現場で上記建物の外壁フレームを柱等に取り付ける作業を進め、後で上記外壁フレームの下にコンクリート腰壁を製作する場合でも、上記第2ひび割れ誘発目地を効率よく作製できる。
上記の方法において、上記目地棒の上記横桟からの横方向の突出長さが所定の長さであり、上記目地棒で上記型枠における屋内側の型枠板の位置決めを行うこととしてもよい。これによれば、上記型枠の正確な作製が容易になる。
上記の方法において、上記不連続箇所をなす上記横筋の小口の近傍に、コンクリート腰壁のかぶり厚を確保するスペーサを取り付けてもよい。これによれば、上記横筋の不連続箇所において、コンクリートのかぶり厚を的確に確保し、上記不連続箇所による影響を低減することができる。
また、この発明の建物構造は、上記コンクリート壁は、上記基礎としての基礎梁上に設けられたコンクリート腰壁であり、建物の外壁フレームの最下段の横桟の下部に目地棒が固定されており、上記目地棒が上記コンクリート腰壁の上部側に埋設されて上記第2ひび割れ誘発目地が形成されていることを特徴とする。
本発明であれば、第1ひび割れ誘発目地および上記第2ひび割れ誘発目地においてさらにひび割れが発生し易くなるという効果を奏する。
この実施形態のコンクリート壁構造体を示した斜視による説明図である。 図1コンクリート壁構造体の一部を示す透視平面図である。 この実施形態のコンクリート壁構造体の施工方法を示した説明図である。 この実施形態のコンクリート壁構造体の施工方法を示した説明図である。 この実施形態のコンクリート壁構造体の施工方法を示した説明図である。
以下、この発明の一態様に係る実施形態を添付図面に基づいて説明する。図1および図2に示すように、この実施形態のコンクリート壁構造体は、基礎梁70上にコンクリート腰壁1を備える。
上記コンクリート腰壁1は、屋外側および屋内側に形成された縦方向の第1ひび割れ誘発目地11と、上記第1ひび割れ誘発目地11の上部側でコンクリート腰壁1の厚さ方向に形成された第2ひび割れ誘発目地12と、を備える。上記第2ひび割れ誘発目地12は、上記屋外側および屋内側の第1ひび割れ誘発目地11に繋がる。なお、上記第1ひび割れ誘発目地11および第2ひび割れ誘発目地12の少なくとも一方が形成される構造でもよい。この場合、屋外側を優先して上記第1ひび割れ誘発目地11を形成するのが望ましい。
また、上記コンクリート腰壁1は、上記基礎梁70上に突き出て当該コンクリート腰壁1の高さ方向に延びる縦筋21を、当該コンクリート腰壁1の延設方向に間隔をおいて複数本備える。さらに、このコンクリート腰壁1は、当該コンクリート腰壁1の延設方向に延びる上下に間隔をおいた、例えば、2本の横筋22を備える。
上記2本の横筋22のうち、下側に配置された横筋22は、上記第1ひび割れ誘発目地11および上記第2ひび割れ誘発目地12を横切る箇所において不連続箇所Gを有する。この不連続箇所Gは、例えば、長尺の鉄筋を通しで上記縦筋21に結束線で連結した後、例えば、切断鋏を用いて切断することにより形成できる。もちろん、上記不連続箇所Gは、上記のような切断に限らず、短尺の鉄筋を用い、上記不連続箇所Gが形成されるように互いの間隔をあけて、当該短尺の鉄筋を上記縦筋21に結束線で連結することでも形成できる。
上記不連続箇所Gの長さ、すなわち隣り合う横筋22の小口間の距離は、例えば、100mm程度とされるが、このような長さに限定されない。また、上記隣り合う横筋22の各々の小口近傍箇所は、この小口近傍に設けられた縦筋21と結束線で連結される。また、上記横筋22の小口近傍において、縦筋21の本数を増やして補強を行ってもよい。なお、上記縦筋21と連結される小口近傍の位置は、例えば、上記横筋22の小口から50mm以内とする。
また、この実施形態では、上記2本の横筋22のうち、上側に配置されたトップ筋となる横筋22は、一般の配筋と同様、長尺の鉄筋を通しで上記縦筋21の上端側に結束線で連結される。この構造では、最も上側に位置する横筋22以外の横筋22が上記不連続箇所Gを有する構造となる。なお、横筋22が3本以上存在する構造において、最も上側に位置する横筋22以外の横筋22の一部または全部が上記不連続箇所Gを有する構造とすることができる。或いは、上記トップ筋となる横筋22も、上記不連続箇所Gを有してもよく、また、トップ筋を含む全ての横筋22が上記不連続箇所Gを有する構造とすることもできる。
上記の構成であれば、上記第1ひび割れ誘発目地11および第2ひび割れ誘発目地12を横切る箇所において、上記横筋22の不連続箇所Gが形成されるので、上記第1ひび割れ誘発目地11および上記第2ひび割れ誘発目地12においてコンクリートのひび割れが発生し易くなる。
最も上側に位置する横筋22以外の横筋22の一部又は全部について、上記不連続箇所Gが形成されていると、上記第1ひび割れ誘発目地11および上記第2ひび割れ誘発目地12においてひび割れを発生し易くしつつ、上記横筋22の不連続による影響を低減することができる。
複数の横筋の全てについて、上記不連続箇所Gが形成されていると、上記第1ひび割れ誘発目地11および上記第2ひび割れ誘発目地12におけるひび割れの誘発力がより高くなる。
なお、上記第1ひび割れ誘発目地11および上記第2ひび割れ誘発目地12の形状は限定されない。例えば、上記第2ひび割れ誘発目地12をなす凹溝状が、コンクリート腰壁1の屋内側ほど先鋭となる(凹溝が屋内側に向かって徐々に浅くなる)形状としてもよい。また、コンクリート腰壁1の壁厚方向の中央側ほど凹溝が浅くなる形状としてもよい。また、上記第2ひび割れ誘発目地12をなす凹溝状が、コンクリート腰壁1の厚さ方向の途中まで形成されてもよい。また、上記第1ひび割れ誘発目地11内および上記第2ひび割れ誘発目地12内に膨張体を設けてもよい。この膨張体として、例えば、コンクリート用膨張材を主成分とする充填材を利用できる。
次に、上記コンクリート腰壁1の作製方法の一例を、図3乃至図7に基づいて説明する。この作製方法例では、建物の胴縁51(外壁フレーム50の最下段の横桟)の下部に、上記第2ひび割れ誘発目地12を形成するための目地棒31を固定する段階を含む。例えば、上記胴縁51を作製した段階、或いは、これを用いて外壁フレーム50を作製した段階で、工場において、上記目地棒31を胴縁51の下端に溶接する。また、上記目地棒31に対して錆止め処理を施す。そして、施工現場では、上記外壁フレーム50をクレーン等によって吊り上げ、当該外壁フレーム50を建物の躯体である柱55(図4、図5参照)や梁等にボルト等で固定する。なお、上記目地棒31としては、鉄筋や金物を用いることができる。
また、この実施形態では、施工現場において、既に、基礎梁70が作製されており、この基礎梁70からは、上記コンクリート腰壁1における上記縦筋21が突き出ている。現場作業者は、上記縦筋21に上記横筋22を連結する。そして、上記目地棒31の下方の横筋22の箇所において、上記不連続箇所Gを作製する。
そして、上記横筋22および縦筋21が内部に位置するように、屋内側型枠板61aと屋外側型枠板61bとによって型枠61を作製する。また、上記型枠61の作製では、上記胴縁51の下部を、当該型枠61内の上部側に位置させ、上記目地棒31を当該型枠61内に位置させる。上記型枠61の作製が完了したら、上記型枠61内にコンクリートを打設する。なお、上記屋内側型枠板61aおよび屋外側型枠板61bには、上記第1ひび割れ誘発目地11を作製する目地棒32を設けておく。
また、上記目地棒31の上記胴縁51からの横方向の突出長さを所定の長さとしており、上記型枠61の作製において、上記目地棒31で上記屋内側型枠板61aの位置決めを行う。
また、上記型枠61の作製において、上記不連続箇所Gをなす上記横筋22の小口の近傍に、コンクリート腰壁1のかぶり厚を確保するスペーサ20を取り付ける。特に、トップ筋となる横筋22に不連続箇所Gを設ける場合には、その下側の横筋22の上記不連続箇所Gの近傍に上記スペーサ20を取り付けるのがよい。なお、上記の近傍は、例えば、上記横筋22の小口から200mm以内とする。
上記の作製方法であれば、上記型枠61内に打設されるコンクリートが上記目地棒31の箇所に存在できないため、上記第2ひび割れ誘発目地12が形成される。そして、鉄骨建て方が現場で上記外壁フレーム50の胴縁51を、例えば、柱55に取り付ける作業を進め、後でコンクリート腰壁1を上記胴縁51の下側に製作する場合でも、上記第2ひび割れ誘発目地12を効率よく作製することができる。
上記の方法において、上記目地棒31で上記型枠61における屋内側型枠板61aの位置決めを行うと、上記型枠61の正確な作製が容易になる。
また、上記の方法において、上記不連続箇所Gの近傍にスペーサ20を取り付けると、当該不連続箇所Gにおいて、コンクリートのかぶり厚を確保し、上記不連続箇所Gによる影響を低減することができる。
また、この実施形態の建物構造は、上記基礎梁70上に作製された上記コンクリート腰壁1を有し、建物の胴縁51の下部に目地棒31が固定されており、上記目地棒31が上記コンクリート腰壁1の上部側に埋設されて上記第2ひび割れ誘発目地12が形成された構造を有する。なお、当該建物において、上記コンクリート腰壁1の上方には、外壁板が配置され、この外壁板と上記コンクリート腰壁1との間に水切りを設け、上記目地棒31を隠すことができる。
なお、上記コンクリート壁は、コンクリート腰壁に限らず、コンクリート塀やコンクリート擁壁とすることもできる。また、上記コンクリート壁は、耐力・非耐力問わず適用可能である。
以上、図面を参照してこの発明の実施形態を説明したが、この発明は、図示した実施形態のものに限定されない。図示した実施形態に対して、この発明と同一の範囲内において、あるいは均等の範囲内において、種々の修正や変形を加えることが可能である。
1 :コンクリート腰壁
11 :第1ひび割れ誘発目地
12 :第2ひび割れ誘発目地
20 :スペーサ
21 :縦筋
22 :横筋
31 :目地棒
32 :目地棒
50 :外壁フレーム
51 :胴縁(外壁フレームの最下段の横桟)
55 :柱
61 :型枠
61a :屋内側型枠板
61b :屋外側型枠板
70 :基礎梁(基礎)
G :不連続箇所

Claims (9)

  1. 基礎上にコンクリート壁が設けられたコンクリート壁構造体であって、上記コンクリート壁に形成された縦方向の第1ひび割れ誘発目地と、上記第1ひび割れ誘発目地の上部側で上記コンクリート壁の厚さ方向に形成された第2ひび割れ誘発目地と、上記コンクリート壁の延設方向に沿って当該コンクリート壁内に埋設されており、上記第1ひび割れ誘発目地および上記第2ひび割れ誘発目地を横切る箇所において不連続箇所が形成された横筋と、を備えることを特徴とするコンクリート壁構造体。
  2. 請求項1に記載のコンクリート壁構造体において、上記横筋が上下方向に間隔をおいて複数本埋設されており、最も上側に位置する横筋以外の横筋の一部又は全部について、上記第1ひび割れ誘発目地および上記第2ひび割れ誘発目地を横切る箇所において不連続箇所が形成されていることを特徴とするコンクリート壁構造体。
  3. 請求項1に記載のコンクリート壁構造体において、上記横筋が上下方向に間隔をおいて複数本埋設されており、全ての横筋について、上記第1ひび割れ誘発目地および上記第2ひび割れ誘発目地を横切る箇所において不連続箇所が形成されていることを特徴とするコンクリート壁構造体。
  4. 請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載のコンクリート壁構造体において、上記第2ひび割れ誘発目地は、凹溝状に形成されており、当該凹形状が、上記コンクリート壁の屋外側から屋内側にかけて変化することを特徴とするコンクリート壁構造体。
  5. 請求項1〜請求項4のいずれか1項に記載のコンクリート壁構造体において、上記コンクリート壁は、上記基礎としての基礎梁上に設けられたコンクリート腰壁であることを特徴とするコンクリート壁構造体。
  6. 請求項5に記載のコンクリート壁構造体の作製方法であって、建物の外壁フレームの最下段の横桟の下部に、上記第2ひび割れ誘発目地を形成するための目地棒を固定する段階と、上記横筋を上記基礎梁から突き出る縦筋に取り付けて上記不連続箇所を形成する段階と、上記横筋および縦筋を内部に位置させて型枠を作製する段階と、上記横桟の下部側を、上記型枠の上部側に位置させて、上記目地棒を上記型枠内に位置させる段階と、上記型枠内にコンクリートを打設する段階とを、含むことを特徴とするコンクリート壁構造体の作製方法。
  7. 請求項6に記載のコンクリート壁構造体の作製方法において、上記目地棒の上記横桟からの横方向の突出長さが所定の長さであり、上記目地棒で上記型枠における屋内側の型枠板の位置決めを行うことを特徴とするコンクリート壁構造体の作製方法。
  8. 請求項6または請求項7に記載のコンクリート壁構造体の作製方法において、上記不連続箇所をなす上記横筋の小口の近傍に、コンクリート腰壁のかぶり厚を確保するスペーサを取り付けることを特徴とするコンクリート壁構造体の作製方法。
  9. 請求項5に記載のコンクリート壁構造体を備える建物構造であって、上記コンクリート壁は、上記基礎としての基礎梁上に設けられたコンクリート腰壁であり、建物の外壁フレームの最下段の横桟の下部に目地棒が固定されており、上記目地棒が上記コンクリート腰壁の上部側に埋設されて上記第2ひび割れ誘発目地が形成されていることを特徴とする建物構造。
JP2019064206A 2019-03-28 2019-03-28 コンクリート腰壁構造体の作製方法および建物構造 Active JP7264690B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019064206A JP7264690B2 (ja) 2019-03-28 2019-03-28 コンクリート腰壁構造体の作製方法および建物構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019064206A JP7264690B2 (ja) 2019-03-28 2019-03-28 コンクリート腰壁構造体の作製方法および建物構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2020165117A true JP2020165117A (ja) 2020-10-08
JP7264690B2 JP7264690B2 (ja) 2023-04-25

Family

ID=72717155

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2019064206A Active JP7264690B2 (ja) 2019-03-28 2019-03-28 コンクリート腰壁構造体の作製方法および建物構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP7264690B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN113846663A (zh) * 2021-09-07 2021-12-28 中国电建集团华东勘测设计研究院有限公司 一种不设结构缝的混凝土连续齿墙结构及施工方法

Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000192685A (ja) * 1998-12-25 2000-07-11 Toda Constr Co Ltd 耐震スリットおよびその形成方法ならびに耐震スリットの形成装置
JP2008038360A (ja) * 2006-08-02 2008-02-21 Daiwa House Ind Co Ltd 誘発目地構造および施工方法
JP2009019387A (ja) * 2007-07-11 2009-01-29 Nippon Kasetsu Kk コンクリート構造物用ひび割れ誘発目地材
KR20090014728A (ko) * 2007-08-07 2009-02-11 (주)한맥기술 줄눈 유도장치 및 시공방법
JP2012202039A (ja) * 2011-03-24 2012-10-22 Taisei Corp 構造壁のひびわれ抑制構造
JP2015048580A (ja) * 2013-08-30 2015-03-16 大和ハウス工業株式会社 腰壁・土間構造
JP2015057537A (ja) * 2014-11-04 2015-03-26 大成建設株式会社 壁構造

Patent Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000192685A (ja) * 1998-12-25 2000-07-11 Toda Constr Co Ltd 耐震スリットおよびその形成方法ならびに耐震スリットの形成装置
JP2008038360A (ja) * 2006-08-02 2008-02-21 Daiwa House Ind Co Ltd 誘発目地構造および施工方法
JP2009019387A (ja) * 2007-07-11 2009-01-29 Nippon Kasetsu Kk コンクリート構造物用ひび割れ誘発目地材
KR20090014728A (ko) * 2007-08-07 2009-02-11 (주)한맥기술 줄눈 유도장치 및 시공방법
JP2012202039A (ja) * 2011-03-24 2012-10-22 Taisei Corp 構造壁のひびわれ抑制構造
JP2015048580A (ja) * 2013-08-30 2015-03-16 大和ハウス工業株式会社 腰壁・土間構造
JP2015057537A (ja) * 2014-11-04 2015-03-26 大成建設株式会社 壁構造

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN113846663A (zh) * 2021-09-07 2021-12-28 中国电建集团华东勘测设计研究院有限公司 一种不设结构缝的混凝土连续齿墙结构及施工方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP7264690B2 (ja) 2023-04-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR101809687B1 (ko) 철골콘크리트 기둥과 철골보의 접합부재 및 그 시공방법
JP5723235B2 (ja) スラブ構築方法およびデッキプレート構造物
JP2020165117A (ja) コンクリート壁構造体、コンクリート壁構造体の作製方法および建物構造
RU2716533C1 (ru) Ленточный железобетонный фундамент и способ его изготовления
JP4568656B2 (ja) 鋼合成コンクリートプレキャスト床版
KR101994089B1 (ko) 인발전단메쉬부재가 구성되며 넓은 폭을 갖는 현장 타설용 하프 pc 슬래브 및 이의 제작방법
CN206457971U (zh) 一种预应力预制叠合空心板
KR20170108215A (ko) 아이 형강 하프피씨 바닥판 및 이의 제작 방법 그리고 그 시공방법
JP5750246B2 (ja) 合成梁、建築物、及び合成梁の施工方法
JP6553855B2 (ja) 建物の基礎構造、および、建物の基礎の施工方法
KR101482523B1 (ko) 안전휀스 설치 구성을 가지는 조립식 노듈러 거더, 이를 이용한 교량 및 그 시공방법
JP5574338B2 (ja) 基礎梁のサイトプレキャスト工法
KR101298399B1 (ko) 철근받침구조체
JP5729566B2 (ja) コンクリート平版のせん断補強の形成方法と、道路床版及びフラットスラブ
CN215761187U (zh) 一种窗台压顶预制构件
AU2014277653B1 (en) Creation of Curved or Circular Hobs in Cast-in-Situ Concrete Slabs
JP2020063634A (ja) プレキャストコンクリート梁部材の接合構造および接合方法
CN219470998U (zh) 一种预制全装配基础插筋预埋结构
CN220565616U (zh) 电梯井道结构
KR20010095899A (ko) 외력을 받는 프리캐스트 콘크리트 외벽 시스템
KR200409957Y1 (ko) 피씨플레이트
KR20180131058A (ko) 띄어 쌓기식 벽돌벽구조체 및 그 시공방법
KR200407184Y1 (ko) 피씨플레이트
JP2018150754A (ja) プレキャストコンクリート版の接合構造及びプレキャストコンクリート版の接合方法
AU2018101021B4 (en) Formwork and reinforcement for a suspended concrete slab

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20220303

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20230104

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20230110

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20230306

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20230322

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20230413

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7264690

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150