JP6178136B2 - 電動工具 - Google Patents
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Description
なお、このためには、制御手段は、モータの駆動を開始する際、前回、過負荷運転が検出されてモータの駆動を停止してから、所定期間が経過していない場合に、過負荷検出手段による過負荷運転の検出感度が高くなるよう、過負荷運転の判定条件を変更するように構成してもよい。このようにすれば、モータの過負荷運転を適正に検出して、モータを過負荷運転から保護することができる。
また、過負荷検出手段を上記のように構成した場合、制御手段は、所定期間内での操作部の操作回数に応じて、積算値若しくは過負荷判定しきい値を変更することで、過負荷運転の判定条件を変更するように構成するとよい。
本実施形態では、電動工具として、充電式ドライバドリルに本発明を適用した場合について説明する。
工具本体10は、使用者が手で握るためのグリップ部12が下方に突出するように形成されたハウジング11を備え、そのハウジング11内に各種構成部品を収納することにより構成されている。
次に、グリップ部12には、使用者がグリップ部12を把持しつつ指で操作するためのトリガスイッチ21が設けられている。
また、ハウジング11の下部前方には、操作部21aが引き操作されたときに当該充電式ドライバドリル1の前方を光で照射するための照明LED23が設けられている。
次に、グリップ部12の下端には、バッテリ29を収容したバッテリパック30が、着脱自在に装着されている。なお、バッテリパック30は、グリップ部12の下端に対してその前方側から後方側へとスライドさせることにより装着される。
また、モータ4は、3相ブラシレスDCモータにて構成されている。そして、モータ4には、モータ4の回転位置を検出するホールIC50(図3参照)が設けられている。
図3に示すように、モータ駆動装置40には、駆動回路42、ゲート回路44、制御回路46、及び、レギュレータ48が設けられている。
また、制御回路46は、こうしたモータ4駆動のための駆動制御とは別に、モータ駆動時に照明LED23を点灯させる制御や、残容量表示部24にバッテリ29の残容量を表示する表示処理も実行する。
図4に示すように、モータ駆動処理では、まず、S110(Sはステップを表す)にて、モータ駆動の制御周期である所定のタイムベースが経過したか否かを判断することにより、前回S120以降の処理を実行してからタイムベースが経過するのを待つ。
ここで、S120の駆動指令処理では、トリガスイッチ21が操作されたことを検出し、トリガスイッチ21の操作量(引き量)に応じて、モータ4の制御量(駆動デューティ比)を設定する。
つまり、図5に示すように、本実施形態では、正逆切換スイッチ22は、設定回転方向が「正転」方向であるときハイレベルの信号(電源電圧)を出力し、設定回転方向が「逆転」方向であるときローレベルの信号(グランド電位)を出力するよう構成されている。
また、S160のロック判定処理は、S150にて検出されたモータ電流が所定の電流しきい値以上で、モータ4の回転が停止しているときに、モータ4(換言すれば工具ビット)がロックしたと判定するための処理である。
すなわち、図9に示すように、S160のロック判定処理では、まず、S410にて、トリガスイッチ21がオン状態であるか否かを判断する。そして、トリガスイッチ21がオン状態でなければ(つまり、トリガスイッチ21が操作されていなければ)、S420に移行して、ロック判定を解除すると共に、比較カウンタ及び逆回転カウンタをクリアし、当該ロック判定処理を終了する。
そして、加算値が設定されていなければ、S540の加算値設定処理を実行することで、加算値を設定した後、S550に移行し、加算値が設定されていれば、そのままS550に移行する。
そして、累積値が過負荷判定用のしきい値以上になっていれば、S640にて、モータ4が過負荷状態にあることを判定し、その旨をメモリ(RAM46c等)に記憶した後、当該過負荷判定処理を終了する。また、累積値が過負荷判定用のしきい値に達していなければ、そのまま当該過負荷判定処理を終了する。
なお、S730にて用いられる判定時間△Tは、モータ4の過負荷運転を判定し、モータ4の駆動を停止してから、モータの蓄熱量が所定値以下になるのに要する放熱期間を実験等で求め、その値に所定のオフセット時間を加えることにより設定されている。
そして、S740では、トリガオン/オフ回数、及び、その回数計算用のレジスタの値をクリアし、S810に移行する。
S770では、回数計算用レジスタの値を2で除算することで、回数計算用レジスタの値を更新し、S780にて、回数計算用レジスタの値が0(詳しくは1未満)になったか否かを判断する。
また、S780にて、回数計算用レジスタの値は、1未満になっていないと判断されると、S790に移行して、時間計算用レジスタの値をデクリメント(−1)することで、時間計算用レジスタの値を更新し、再度S760に移行する。
ここで、S760〜S790の処理は、モータ4の駆動の度に過負荷が判定されているときのトリガスイッチ21のオン/オフ回数(トリガオン/オフ回数)と、過負荷判定後のモータ4の駆動停止期間(モータオン/オフ時間)とに基づき、S810にて設定される加算値(換言すれば、加算値1〜3の補正値)の値を設定するための処理である。
そこで、本実施形態では、制御手段としての制御回路46において、モータ4の正転と逆転とが繰り返されたことを比較カウンタにてカウントし、そのカウント値が所定のしきい値以上になると、モータ4がロックしたと判定するようにし、更に、比較カウンタは、モータ4の回転位置が逆転する前の元の位置に戻ったときに(逆転カウンタ=0)、クリアするようにしている。
例えば、上記実施形態では、モータ電流を、モータの発熱量相当値として利用し、モータの過負荷状態を表す累積値(換言すれば積算値)を更新するものとして説明したが、この累積値(積算値)を更新するのに用いるモータの発熱量相当値としては、モータ電流に代えてモータ温度を利用するようにしてもよく、或いは、モータ電流とモータ温度の両方を利用して、累積値(積算値)を更新するようにしてもよい。
Claims (7)
- モータと、
前記モータの過負荷運転を検出する過負荷検出手段と、
操作部からの指令に従い前記モータを駆動すると共に、前記過負荷検出手段にて前記モータの過負荷運転が検出されると、前記モータの駆動を停止する制御手段と、
を備え、前記制御手段は、
前記モータの駆動を開始する際、前回、前記過負荷運転が検出されて前記モータの駆動を停止してから、所定期間が経過していない場合に、前記過負荷検出手段による前記過負荷運転の判定条件を変更することを特徴とする電動工具。 - 前記制御手段は、
前記モータの駆動を開始する際、前回、前記過負荷運転が検出されて前記モータの駆動を停止してから、所定期間が経過していない場合に、前記過負荷検出手段による前記過負荷運転の検出感度が高くなるよう、前記過負荷運転の判定条件を変更することを特徴とする請求項1に記載の電動工具。 - 前記制御手段が前記過負荷運転の判定条件を変更する前記所定期間は、前記モータの過負荷運転により、前回、前記モータの駆動を停止してからの経過時間にて設定されていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の電動工具。
- 前記制御手段が前記過負荷運転の判定条件を変更する前記所定期間は、前記モータの過負荷運転により前記モータの駆動を停止してから前記モータの蓄熱量が所定値以下になるのに要する放熱期間、に基づき設定されていることを特徴とする請求項1〜請求項3の何れか1項に記載の電動工具。
- 前記過負荷検出手段は、前記モータの発熱量相当値を積算し、該積算値が所定の過負荷判定しきい値以上であるとき、前記モータが過負荷状態であることを判定することを特徴とする請求項1〜請求項4の何れか1項に記載の電動工具。
- 前記モータの発熱量相当値は、前記モータに流れる電流及び前記モータの温度の少なくとも一方であることを特徴とする請求項5に記載の電動工具。
- 前記制御手段は、前記所定期間内での前記操作部の操作回数に応じて、前記積算値若しくは前記過負荷判定しきい値を変更することで、前記過負荷運転の判定条件を変更することを特徴とする請求項5又は請求項6に記載の電動工具。
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