JP2011005555A - 電動工具 - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明の課題は、電動工具を落下した場合でも、モータの作動状態等を表示する表示部が破損し難く、且つ、表示部が見易い構成を備えた電動工具を提供することにある。
【解決手段】
回転子3aと固定子3cとを有するモータ3と、モータの出力回転軸を支持する軸受14fと、該回転子3aの回転力を減速機構部5を介して工具前方の先端工具に伝達するように構成した電動工具において、電動工具の作動状態または設定状態を表示する表示部18を、前記軸受14fの後端よりも前方であって前記固定子3cの後端よりも後方に設けた。
【選択図】図1

Description

本発明は、表示部を備えた電動工具に係り、特にブラシレスモータの作動状態や設定状態を見易く表示し、且つ破損しにくい表示部を備えた電動工具に関する。
本発明はモータを用する電動工具全般に適用可能であるが、以下、インパクト工具を例にとって説明する。
インパクト工具は、例えば特許文献1に開示されているように、直流モータの回転出力から間欠的な打撃力を発生し、この打撃力を先端工具保持部に伝達することにより、保持部に装着された先端工具でねじ締め等の作業を行う工具である。
このようなインパクト工具を含む多くの電動工具において、近年、回転動力を発生する直流モータとして、ブラシレス直流モータが用いられるようになってきた。ブラシレス直流モータは、整流子モータと比較して効率が高いため、消費電力が少ないという利点がある。このため、電動工具に装着される電池の、1回の充電当たりの電動工具の作業時間を従来よりも長くすることが可能となる。
ブラシレス直流モータは、一般に、永久磁石を備えた回転子と、3相巻線等の複数相の固定子巻線を備えた固定子と、回転子の永久磁石の磁力を検出して回転子位置を検出するホールICより構成された磁気センサとを備えている。この磁気センサの出力信号に応じて、FET等の半導体スイッチング素子をオン・オフ動作させ、直流電圧をスイッチングして3相交流に変換し、各相の固定子巻線に供給する。複数の磁気センサは、複数相の固定子巻線に対応しており、各磁気センサにより回転子の位置検出を行い、この検出信号に基づいて各相の固定子巻線の通電タイミングが制御される。
ブラシレス直流モータは、回転子の回転駆動を制御するための制御回路部を備えているので、モータの高度な電子制御が可能であるだけでなく、電動工具の作動状態や設定状態を検出し、それらの状態を表示することも容易である。
特許文献2には、設定したトルクに達するとモータを停止させる制御部と、設定したトルクで締付が完了したことを使用者に知らせる表示部を備えた締付用電動工具が提案されている。
特開2002−46078号公報 特開2006−346771号公報
しかしながら、従来の電動工具は、表示部をハウジングの後部に設けているため、電動工具を後部から落下したときに、電動工具本体の自重が全てハウジングの後部の表示部に加わり、表示部が破損し易いという欠点があった。
本発明の主たる目的は、従来の上記欠点を除き、たとえ落下しても破損しにくい表示部を備えた電動工具を提供することにある。
本発明の他の目的は、ブラシレス直流モータの作動状態、例えばスイッチング素子の温度上昇を見易く表示できる表示部を備えた電動工具を提供することにある。
上記の目的を達成するために本発明は、回転子と固定子とを有するモータと、該モータの回転出力軸を支持する軸受とを備え、前記回転出力軸の回転力を減速機構部を介して電動工具前方側の先端工具に伝達すると共に、前記電動工具の作動状態及び/又は設定状態を表示する表示部を備えた電動工具において、基板上に表示素子を形成してなる前記表示部を、前記軸受の後端よりも前方であって、前記固定子の後端よりも後方に設けたことに一つの特徴を有する。
本発明の他の特徴は、前記モータ及び前記減速機構部を収納する2つ割りハウジングを備え、該2つ割りハウジングをねじ結合するためのねじボスと、前記軸受との間に前記表示部を配置したことにある。
本発明の他の特徴は、前記表示部の基板を保持する基板ホルダを有し、該基板ホルダ外周を弾性体で覆ったことことにある。
本発明の他の特徴は、前記表示素子の光を、ハウジングに形成した表示パネルまで案内する筒状の案内部を前記弾性体に形成したことにある。
本発明の他の特徴は、前記案内部の内部に前記発光素子の光を前記表示パネルに案内するプリズムを配設したことにある。
本発明の他の特徴は、回転子と固定子とを有するモータと、該モータの回転出力軸を支持する軸受と、直流電源の電圧をスイッチングして前記モータの固定子巻線に供給するインバータを構成する半導体スイッチング素子と、該半導体スイッチング素子を搭載するインバータ回路基板とを備え、前記回転出力軸の回転力を減速機構部を介して前方側の先端工具に伝達すると共に、前記電動工具の作動状態及び/又は設定状態を表示する表示部を備えた電動工具において、前記インバータ回路基板上に表示素子を形成し、該表示素子を前記軸受の後端よりも前方であって、前記固定子の後端よりも後方に設けたことにある。
本発明の他の特徴は、該半導体スイッチング素子の温度を検出する温度検出センサと、該検出温度と所定温度とを比較し、該半導体スイッチング素子の温度上昇を表す情報を出力する演算部とを備え、該半導体スイッチング素子の温度上昇に対応した態様で前記表示部を表示することにある。
本発明の他の特徴は、前記半導体スイッチング素子の温度上昇を段階的に表示させることにある。
本発明の他の特徴は、前記段階的な表示と連動して段階的に前記モータの固定子巻線に供給する電流値を低下し、最終段階で前記モータの回転を停止させることにある。
本発明によれば、各請求項毎に、以下のような効果が得られる。
(1)請求項1の発明によれば、電動工具の作動状態または設定状態を表示するための発光素子が軸受の後端よりも前方であって固定子の後端よりも後方に位置するので、電動工具が落下して電動工具の後部が地面に衝突した場合、軸受を介して表示部に衝撃が伝わるため、表示部の破損を防ぐことができる。
(2)請求項2の発明によれば、2つ割りハウジングをねじ結合するためのねじボス近傍は、ハウジングの剛性が強い部位であるため、ねじボスと軸受との間に表示部を設けることにより、一層表示部が破損し難くなる。
(3)請求項3の発明によれば、固定子巻線に直流電圧をスイッチングして供給するための半導体スイッチング素子を搭載したインバータ回路基板も、軸受と固定子との間に配置されているので該回路基板に加わる衝撃も低減する。また、前記インバータ回路基板と前記表示部は近接して配置されるため、リード線で接続する際、リード線の配線を短く簡素化できる。
(4)請求項4の発明によれば、回転子の出力等を制御する制御回路基板とインバータ回路基板がフラットケーブルで繋がれているので、インバータ回路基板と表示部とを、リード線で接続すると、リード線の長さを短くでき、リード線の配い回しが簡単ですむ。
(5)請求項5の発明によれば、表示基板を保持する基板ホルダを有し、該基板ホルダ外周を弾性体で覆ったので、電動工具を落下したとき、表示素子に加わる振動や衝撃を緩和することができ、表示部の破損防止に一層の効果がある。
(6)請求項6の発明によれば、上記弾性体に発光素子の光を外部に漏らさず表示パネルまで案内する筒状の案内部を設けたので、効率的に発光素子の光を案内することができる。また、筒状の案内部も弾性体で構成されているため、電動工具からの振動や衝撃を緩和することができる。
(7)請求項7の発明によれば、上記弾性体の筒状の案内部の内部と嵌合し、ハウジングの外表面まで上記発光素子の光を案内するプリズムを設けたので、一層効率よく発光素子の光を案内することができる。更にプリズムは、弾性体よりなる案内部の内部に配設されているため、電動工具からの振動や衝撃に対し、プリズムを保護することができる。
(8)請求項8の発明によれば、前記インバータ回路基板と前記表示基板を接続するリード線の外周を覆う筒状の保護部を前記弾性体に設けたので、電動工具からリード線に加わる振動や衝撃を緩和し、リード線の断線等を防ぐことができる。
(9)請求項9の発明によれば、インバータ回路基板に表示素子が形成されているので、基板を兼用できると共に、該回路基板を軸受の後端よりも前方で、固定子の後端よりも後方に設けたので、電動工具が落下したときに発光素子やスイッチング素子に加わる衝撃を緩和することができる。
(10)請求項10の発明によれば、2の割りハウジングをねじ結合するねじボスと前記軸受との間に、発光素子の光を表示パネルまで案内する筒状の案内部を弾性体に設けたので、発光押素子の光を効率よく案内することができる。
(11)請求項11の発明によれば、回転子の出力等を制御する制御回路基板とインバータ回路基板がフラットケーブルで接続されているので、前記インバータ回路基板と前記表示部とを、リード線で接続すると、リード線の長さを短くでき、リード線の配い回し等が簡単ですむ。
(12)請求項12の発明によれば、上記筒状の弾性体内部と嵌合し、外表面まで上記発光素子の光を案内するプリズムを設けたので、一層効率的に発光素子の光を案内することができる。また、プリズムを弾性体よりなる案内部材の内部に配設したため、電動工具からの振動や衝撃に対して、プリズムを保護することができる。
(13)請求項13及び14の発明によれば、半導体スイッチング素子の温度を検出する温度センサと、スイッチング素子の温度上昇に対応した態様で表示する表示部を備えているので、モータの作動状態が一目で分かり、使い勝手の良い電動工具を提供することができる。
(14)請求項15の発明によれば、前記スイッチング素子の温度上昇を段階的に表示させたので、電動工具が過酷に使用されているか否かを判別することができる。
(15)請求項16の発明によれば、温度上昇による警告を段階的に表示させるのと連動させ、モータ部に流れる電流値を段階的に下げ、最終的に前記モータを停止させるようにしたので、モータの作動状態に応じて適切な制御を行うことが可能となり、スイッチング素子の熱的損傷を防止することができる。
(第1の実施形態)
本発明の第1の実施形態に係る電動工具を図面を参照して説明する。図1は、第1の実施形態に係る電動工具の全体構造を示すもので、電動工具1は、ハウジング2に収納されたブラシレス直流モータ3、インバータ回路基板4、減速機構部5、インパクト機構部6及び表示部18等より構成される。
なお、説明の便宜上、図1の右側を工具の前方又は前端側、左側を工具の後方又は後端側と呼び、図1の上側を工具の上方側又は上端側、下側を工具の下方側又は下端側と呼ぶことにする。
ハウジング2の後端側にはブラシレス直流モータ3が配置されており、モータ3の固定子3cの後端には、モータ3を駆動させるためのインバータ回路基板4が装着されている。モータ3の前端側には、回転力を伝達する減速機構部5、および回転打撃力を与えるインパクト機構部6が配置され、インパクト機構部6の回転打撃力を先端工具へ伝達するアンビル8が設けられている。
ハウジング2は、本体胴体部ハウジング2aと、ハンドル部ハウジング2bとよりなり、2つに分割されたいわゆる2つ割りハウジングをねじ15fで結合することにより構成されている。
本体胴体部ハウジング2a内の後端側に配置されたブラシレス直流モータ3は、永久磁石3bを装着された回転子3aと、固定子巻線3dを巻回された固定子3cとを有する。回転子3aは、回転出力軸3eに固着され、回転出力軸3eの後端と前端には、それぞれ出力軸3を支承する軸受14fが設けられている。後端側の軸受14fは、回転子軸受部15e(図2)内に固定され、前端側の軸受14fはインナーカバー(図示省略)内に保持されている。
ブラシレス直流モータ3の回転出力軸3eの回転力は、減速機構部5を介して、インパクト機構部6の一部を構成するスピンドル6bに伝達される。減速機構部5は、ピニオンギヤ(サンギヤ)5aと、そのピニオンギヤ5aに噛み合う遊星ギヤ5cと、遊星ギヤ5cと噛み合うリングギヤ5bとを含み、これらは胴体ハウジング部2a内のインナーカバー(図示なし)内に組み込まれている。
インパクト機構部6は、減速機構部5を介して回転力が与えられるスピンドル6bと、スピンドル6bに取付けられ、スピンドル6bの回転軸方向に移動可能に係合し、回転打撃力を与えるハンマ6dと、ハンマ6dによる回転打撃力で回転し、先端工具保持部を有するアンビル8とを備える。ハンマ6dおよびアンビル8は、回転平面上にハンマ凸部(打撃部)6eおよびアンビル凸部8aをそれぞれ有している。
ハンマ6dは、スピンドル6bを囲むリング域で、スピンドル6bに対して軸方向に摺動自在にされていると共に、スプリング6aによって軸方向前方に付勢されている。ハンマ6dの内周面には、逆V字型(略三角形)のカム溝が設けられており、スピンドル6bの外周面には軸方向に、V字型のカム溝6cが設けられ、両カム溝間にボール(鋼球)が挿入されている。
モータ3から与えられるスピンドル6bの回転力は、ボールを介してハンマ6dに伝達され、スピンドル6bおよびハンマ6dが一緒に回転を始める。このため、ハンマ6dは、スピンドルカム溝6cに沿って、スプリング6aをねじりながら、図面左方向へ後退し、ハンマ凸部6eがアンビル凸部8aの高さを乗り越えると、アンビル8との噛み合い解ける。
次にハンマ6dは、スプリング6aによる付勢とカム溝によるガイドを受けて、回転しつつ、図面右方向へ前進し、ハンマ凸部(打撃部)6eでアンビル8に衝撃トルクを与える。この衝撃トルクは、例えばドライバビット等の先端工具(図示せず)に伝えられ、ねじ締めが行われる。その後、再びハンマ凸部6eおよびアンビル凸部8aが互いに係合することになるので、再びハンマ6dの後退が始まり、上記の打撃動作を繰返すことになる。
一方、電動工具1の作動状態又は設定状態を表示する表示部18は、2つ割りハウジングのねじ結合部のボス15fと、後端側の軸受14fとの間に配設されている。表示部18には、後述のように、例えば半導体スイッチング素子の温度上昇の状態等が表示される。
図2は、表示部18と、その周辺の構成を拡大して示す。同図に示されているように、表示部18は、表示基板18b上に形成された表示素子18a及び表示基板18bを保持する基板ホルダ18cとからなり、モータ3の回転出力軸3eの後端部を支承する軸受14fの後端よりも前方で、モータ3の固定子3cの後端よりも後方に配置されている。
この位置に表示18が配置されると、電動工具が落下して電動工具の後部が地面に衝突したときに、衝撃は軸受14fを介して表示素子18aに伝わるため、表示素子18aが破損し難くなる。またねじボス15fはハウジング2aの剛性が強いため、ねじボス15fと軸受14fとの間に配置された表示部18は、外部からの衝撃に対し、一層破損し難くなる。なお、表示基板18bは、後述のインバータ回路基板4と近接して配置され、両基板18b及び4はリード線19で接続されている。
図3に示すように、表示基板18bを保持する基板ホルダ18cは弾性体20よりなる保護部材で覆われており、外部からの衝撃が緩和して表示素子18aに伝わるように構成されている。弾性体20の一方の側面には、複数個の円筒状の突起20aが設けられ、他方の側面には断面が矩形の1個の筒状突起20bが設けられている。突起20aは、表示基板18b上に形成された発光素子18aの光を本体胴体ハウジング2aに形成された表示パネル22まで案内するための案内部材の役割を有する。
上記円筒状突起20aの内部には、その内面と嵌合するようにプリズム21等の光学素子が設けられている。プリズム21は、発光素子18aの光を効率的に表示パネル22に案内する役割を有する。一方、弾性体20の他方の側面に設けられた突起20bは、基板間を接続するリード線19の外周を覆う保護部材として用いられる。このように弾性体20は、表示部18だけでなく、プリズム21やリード線20bを包囲するため、プリズム21を保護し、リード線20bの断線を防止するという効果を有する。
図1に戻り、ハンドルハウジング2bの下端部には、モータ3の駆動電源となる電池パック9が着脱可能に装着され、電池パック9の上部には、制御回路基板10が配設されている。この制御回路基板10には、モータ3のインバータ回路基板4に組み込まれたインバータ回路を制御するための制御回路が形成されている。制御回路基板10とインバータ回路基板4はフラットケーブル7で接続されている。
一方、ハンドルハウジング2aの上端部には、スイッチ部11aを有するスイッチトリガ11と、正逆切替レバー11bが配設されている。スイッチ部11aは、スイッチ回路基板12に電気的接続され、スイッチトリガ11の引込み量に対応する電気信号がスイッチ回路基板12に供給される。また、スイッチ部11aとインバータ回路基板4は、リード線13で電気的接続されている。正逆切替レバー11bは、ブラシレス直流モータ3の回転方向を正転又は逆転に切替えるために用いられる。
後述のように、スイッチ回路基板12および制御回路基板10によって演算機能を含む制御回路部30(図4)が構成される。電池パック9は、インバータ回路基板4によって構成されたインバータ回路部へ駆動電力を供給すると共に、制御回路部30にも駆動電力を供給する。
次に、本発明に係る電動工具の制御回路装置の一実施例を図4を参照して説明する。
モータ3は、本実施例では3相ブラシレス直流モータからなり、N極およびS極を含む永久磁石を埋め込んで構成された回転子3aと、スター結線された3相巻線U、V、Wからなる固定子巻線3dを有する固定子3cとから構成される。
ホールIC31、32、33は、回転子3aの回転位置を検出するために60°毎に回転子3aに近接して配設され、それらの位置検出信号に基づいて固定子巻線3dの電流は、電気角120°の通電区間に制御される。
インバータ回路基板4には、3相ブリッジ形式に接続された6個のFET Q1〜Q6と、フライホイールダイオード(図示せず)が形成されている。ブリッジ接続された6個のFET17(Q1〜Q6)の各ゲートは、制御信号出力回路34に接続され、各FET17(Q1〜Q6)のドレインまたはソースは、スター結線された固定子巻線U、VおよびWに接続される。
6個のFET17(Q1〜Q6)は、制御信号出力回路34から印加されるスイッチング駆動信号H1〜H6によってスイッチング動作を行い、電池パック9からインバータ回路基板4に供給される直流電圧を、3相(U相、V相、W相)の駆動電圧Vu、Vv、Vwに変換して固定子巻線3d(U、V、W)に供給する。
制御回路部30は、制御信号出力回路34に制御信号を出力するために設けられたもので、図1に示したスイッチ回路基板12および制御回路基板10に形成された回路装置を含む。制御回路部30は、機能的には演算部35、回転子位置検出回路36、回転数検出回路37、モータの駆動電流検出回路40、印加電圧設定回路41、回転方向設定回路42等を含んでいる。
回転子位置検出回路36は、上記3つのホールIC31、32、33の出力信号に基づいて回転子3aと、固定子3cの固定子巻線U、V、Wとの関係位置を検出し、演算部35へ回転子3aの位置情報を出力する。回転数検出回路37は、回転子位置検出回路36の検出信号に基づいて回転子3aの回転数を検出し、その情報を演算部35に出力する。
感熱素子38はインバータ回路基板4の半導体スイッチング素子17に近接して配置され、該スイッチング素子の温度を検出する。スイッチング素子17の温度上昇は、温度上昇測定回路39により測定され、その出力信号が演算部35に加えられる。図5及び図6は、半導体スイッチング素子17と感熱素子38の配置の一例を示すもので、インバータ回路基板4の一方の表面には6個のFET17が形成され、その基板4の他方の表面には感熱素子38が形成される。
一方、モータ3の駆動電流は、電流検出回路40により検出され、その検出信号は演算部35に加えられる。スイッチトリガ11の引込み量に応答してスイッチ部11aにおいて発生する出力制御信号は、印加電圧設定回路41に印加され、引込み量に対応するPWM信号のデューティ比を設定するため信号が生成され、演算部35に加えられる。また、モータ3の正逆切替レバー11bによる正回転または逆回転の操作は、回転方向設定回路42により検出され、その操作に対応する信号が生成されて演算部35に加えられる。
制御信号出力回路34は、演算部35からの出力に基づいて6個のFET17(Q1〜Q6)にPWM信号を供給し、PWM信号のパルス幅の制御によって各固定子巻線U、V、Wへ供給する電力を調整してモータ3の回転数を制御する。
表示部18は、本実施形態では5個の表示素子18aを有し、各表示素子18aに対応して表示パネル22には、図8に示すように、第1発光部(小1ランプ)22a、第2発光部(小2ランプ)22b、第3発光部(中ランプ)22c、第4発光部(大1ランプ)22d、第5発光部(大2ランプ)22eが形成されている。
演算部35は、各回路部36〜42より印加された信号に基づいて図7のフローに示す演算を行い、その結果を表示部18に、例えば図8に示す態様で表示する。
まず、ステップ100において、感熱素子38によって検出されたインバータ回路基板4の半導体スイッチング素子17の温度Tを示す情報を温度上昇測定回路39から取り込み、ステップ101で測定した温度Tと半導体スイッチング素子17の定格温度を示す所定値T0を示す情報と比較する。
そしてTがT0の50%以上で且つ60%より小さいと判定されると、モータ制御のPWMデューティを90%に低下させると共に、図8に示す表示パネル22の小1ランプ22aを点灯する。ステップ103において、半導体スイッチング素子17の定格温度T0の60%以上で70%より小さいと判定されると、モータ制御のPWMデューティを80%に低下させると共に、表示パネル22の小2ランプ22bを点灯する。ステップ105において、半導体スイッチング素子17の定格温度の70%以上で80%より小さいと判定されると、モータ制御のPWMデューティを70%に低下させると共に、表示パネル22の中ランプ22cを点灯する。ステップ107において、半導体スイッチング素子17の定格温度の80%以上で90%より小さいと判定されると、モータ制御のPWMデューティを60%に低下させると共に、表示パネル22の大1ランプ22dを点灯する。ステップ109において、半導体スイッチング素子17の定格温度の90%以上で100%より小さいと判定されると、モータ制御のPWMデューティを50%に低下させると共に、表示パネル22の大2ランプ22eを点灯する。最後にステップ111において、半導体スイッチング素子17の定格温度の100%以上であると判定されると、モータ制御のPWMデューティを0%に低下させると共に、表示パネル22の全てのランプ22aを点灯し、モータ3の起動を停止する。
上記のようにモータ3の作動状態を示す1つの情報として、インバータ回路部4のスイッチング素子の温度上昇を段階的に表示することにより、電動工具がどの程度過酷に使用されているかを視覚的に判定することができる。
従来は、スイッチング素子の発熱量が大きくなると、スイッチング素子及び他の回路素子が熱的損傷を受け、破壊されるおそれがあるため、スイッチング素子の温度が所定値に達すると、ブラシレス直流モータに供給される電流を停止し、ねじ締め等の作業が突然できなくなることがあったが、上記実施例によれば、温度上昇の警告を段階的に表示すると共に、モータに供給する電流を段階的に下げるように制御するので、電動工具を長時間連続して使用することが可能になる。
(第2の実施形態)
次に、本発明の第2の実施形態に係る電動工具を図9を参照して説明する。なお、同図において、図1と同じ構成部材には同一の参照符号を付して、その説明を省略する。
第2の実施形態においては、インバータ回路基板4は第1の実施形態と同様に固定子3cと軸受14fとの間の位置に配置され、半導体スイッチング素子17の温度上昇状態を表示する発光素子70は、インバータ回路基板4に実装されている。
図12及び図13はインバータ回路基板4を示すもので、その一方の面には、インバータ回路を構成する6個の半導体スイッチング素子17(Q1〜Q6)と共に、表示部18の発光素子70が形成されている。またインバータ回路基板4の他方の面には、感熱素子38が形成されている。
図10に示すように、モータ3の出力回転軸3eを支持する軸受14と、2つ割りハウジング2をねじ結合するねじボス15fとの間に、発光素子70の光をハウジング2に形成された表示パネル22まで案内する円筒状の案内部材71が設けられている。
図11は案内部材71の構成を示すもので、ゴムあるいはエラストマ等の弾性体で形成され、発光素子70の数に対応した円筒状の突起を有する。円筒状突起の内部には、プリズム等の光学素子72が挿入され、発光素子70の光を効率的に表示パネル22まで案内する。なお、本実施形態の制御回路装置は図4と同様に構成できる。
本実施形態によれば、インバータ回路基板と表示素子の基板とを兼用しているので、構成がより簡単になる。また表示素子は、軸受14fの後端よりも前方で固定子3cの後端よりも後方に位置するので、第1実施形態と同様に電動工具が落下したときに、発光素子70やスイッチング素子17に加わる衝撃を緩和することができる。
更に、弾性体よりなる案内部材71の円筒状突起の内部と嵌合したプリズム等の光学素子72を設けたので、発光素子70の光を効率的に表示パネル22まで伝達できると共に、光学素子72を振動や衝撃から保護することができる。
以上、本発明の実施形態を説明したが、本発明の要旨を逸脱しない範囲内で種々の変更が可能である。例えば、電動工具の作動状態を表す情報として、インバータ回路の半導体スイッチング回路素子の温度上昇を示す情報を例にとって説明したが、電動工具の作動状態として、図14に示すように電池の残量を表示させたり、インパクトドライバの打撃力を公知の方法で表示させてもよい。
また、電動工具の設定状態を表す情報として、図14に示すようにライトのオン・オフのスイッチの状態を表示することも可能であり、表示部で表示する情報に特に制約はない。
本発明の第1の実施形態に係る電動工を示す全体構造図である。 図1の一部拡大図である。 本発明における第1実施形態の表示部の構造を示す斜視図である。 本発明における制御回路装置の実施例を示すブロック図である。 本発明におけるインバータ回路基板の説明図である。 本発明におけるインバータ回路基板の説明図である。 本発明における表示制御の実施例を説明するためのフロー図である。 本発明における表示の実施例を示す説明図である。 本発明の第2の実施形態に係る電動工具の全体構造図である。 図9の一部拡大図である。 本発明における第2実施形態の表示部の構造を示す斜視図である。 本発明におけるインバータ回路基板の説明図である。 本発明におけるインバータ回路基板の説明図である。 本発明における表示の他の例を示す説明図である。
1:電動工具 2:ハウジング 2a:胴体部ハウジング 3:モータ
3a:回転子 3b:永久磁石 3c:固定子 3d:固定子巻線
3e:回転出力軸 4:インバータ回路基板 5:減速部
6:インパクト機構部 7:フラットケーブル 8:アンビル
9:電池パック 10:制御回路基板 11:スイッチトリガ
11a:スイッチ部 11b:正逆切替レバー 12:スイッチ回路基板
13:リードW 14f:軸受 14g:軸受 15e:回転子軸受部
15f:ねじボス 16:インナーカバー 17:半導体スイッチング素子
18:表示部 18a:発光素子 18b:表示基板 18c:基板ホルダ
19:リードW 20:弾性体 20a:筒状の突起 20b:筒状の突起
21:プリズム 22:表示パネル 22a:小1ランプ
22b:小2ランプ 22c:中ランプ 22d:大1ランプ
22e:大2ランプ 31:ホールIC 32:ホールIC
33:ホールIC 34:制御信号出力回路 35:演算部
36:回転子位置検出回路 37:回転数検出回路 38:感熱素子
39:温度上昇測定回路 40:電流検出回路 41:印加電圧設定回路
42:回路方向設定回路 70:発光素子 71:弾性体 72:プリズム

Claims (16)

  1. 回転子と固定子とを有するモータと、該モータの回転出力軸を支持する軸受とを備え、前記回転出力軸の回転力を減速機構部を介して電動工具前方側の先端工具に伝達すると共に、前記電動工具の作動状態及び/又は設定状態を表示する表示部を備えた電動工具において、基板上に表示素子を形成してなる前記表示部を、前記軸受の後端よりも前方であって、前記固定子の後端よりも後方に設けたことを特徴とする電動工具。
  2. 請求項1において、前記モータ及び前記減速機構部を収納する2つ割りハウジングを備え、該2つ割りハウジングをねじ結合するためのねじボスと、前記軸受との間に前記表示部を配置したことを特徴とする電動工具。
  3. 請求項1において、直流電源の電圧をスイッチングして前記モータの固定子巻線に供給するインバータを構成する半導体スイッチング素子と、該半導体スイッチング素子を搭載するインバータ回路基板と、該インバータ回路基板と前記表示部とを接続するリード線とを備え、前記インバータ回路基板を前記軸受と前記固定子との間に配置したことを特徴とする電動工具。
  4. 請求項3において、前記回転子の出力を制御する回路を搭載した制御回路基板を有し、該制御回路基板と前記インバータ回路基板とをフラットケーブルで接続したことを特徴とする電動工具。
  5. 請求項1において、前記表示部の基板を保持する基板ホルダを有し、該基板ホルダ外周を弾性体で覆ったことを特徴とする電動工具。
  6. 請求項5において、前記表示素子の光を、ハウジングに形成した表示パネルまで案内する筒状の案内部を前記弾性体に形成したことを特徴とする電動工具。
  7. 請求項6において、前記案内部の内部に前記発光素子の光を前記表示パネルに案内するプリズムを配設したことを特徴とする電動工具。
  8. 請求項5から請求項7のいずれか1項において、前記インバータ回路基板と前記表示基板とを接続するリード線の外周を覆う筒状の保護部を前記弾性体に設けたことを特徴とする電動工具。
  9. 回転子と固定子とを有するモータと、該モータの回転出力軸を支持する軸受と、直流電源の電圧をスイッチングして前記モータの固定子巻線に供給するインバータを構成する半導体スイッチング素子と、該半導体スイッチング素子を搭載するインバータ回路基板とを備え、前記回転出力軸の回転力を減速機構部を介して前方側の先端工具に伝達すると共に、前記電動工具の作動状態及び/又は設定状態を表示する表示部を備えた電動工具において、前記インバータ回路基板上に前記表示部の表示素子を形成し、該表示素子を、前記軸受の後端よりも前方であって、前記固定子の後端よりも後方に設けたことを特徴とする電動工具。
  10. 請求項9において、前記モータ及び前記減速機構を収納する2つ割りハウジングを備え、該2つ割りハウジングをねじ結合するねじボスと前記軸受との間に、前記表示素子の光を前記ハウジングに形成した表示パネルまで案内する筒状の弾性体よりなる案内部材を設けたことを特徴とする電動工具。
  11. 請求項9において、前記回転子の出力を制御する回路を搭載した制御回路基板を有し、該制御回路基板と前記インバータ回路基板とをフラットケーブルで接続したことを特徴とする電動工具。
  12. 請求項10において、前記案内部材の内部に前記発光素子の光を前記表示パネルに案内するプリズムを配設したことを特徴とする電動工具。
  13. 請求項1において、直流電源の電圧をスイッチングして前記モータの固定子巻線に供給する半導体スイッチング素子と、該半導体スイッチング素子の温度を検出する温度検出センサと、該検出温度と所定温度とを比較し、該半導体スイッチング素子の温度上昇を表す情報を出力する演算部とを備え、該半導体スイッチング素子の温度上昇に対応した態様で前記表示部を表示することを特徴とする電動工具。
  14. 請求項9において、該半導体スイッチング素子の温度を検出する温度検出センサと、該検出温度と所定温度とを比較し、該半導体スイッチング素子の温度上昇を表す情報を出力する演算部とを備え、該半導体スイッチング素子の温度上昇に対応した態様で前記表示部を表示することを特徴とする電動工具。
  15. 請求項13又は14において、前記半導体スイッチング素子の温度上昇を段階的に表示することを特徴とする電動工具。
  16. 請求項15において、前記段階的な表示と連動して、段階的に前記モータの固定子巻線に供給する電流値を低下し、最終段階で前記モータの回転を停止させることを特徴とする電動工具。
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