JP4981345B2 - 電動工具 - Google Patents

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Description

本発明は、DCブラシレスモータを駆動源とする電動工具に関する。
DCブラシレスモータを駆動源とする電動工具では、従来のブラシ付きDCモータでは不要であったモータ制御用の回路基板(以下、電気回路基板という)が必要になる。このため、電動工具のハウジング内に前記電気回路基板を効率良く収めることが要求される。電動工具のハウジング内における電気回路基板の配置に関する技術が特許文献1、及び特許文献2に記載されている。
特許文献1に記載の電動工具では、モータの後部に設けられた冷却用ファンの後方に前記電気回路基板が配置されている。これにより、冷却用ファンによる風で電気回路基板に装着された発熱性の部品(スイッチング素子等)を冷却することが可能になる。
特許文献2に記載の電動工具は、モータを収納するハウジングの本体部とグリップ部との境界部分に電気回路基板が配置されている。これにより、特許文献1の場合と同様に、冷却用ファンによる風で電気回路基板のスイッチング素子等を冷却することが可能になる。
特開平9−155755号公報 特開2004−9284号公報
しかし、特許文献1に記載の電動工具では、モータの冷却用ファンの後方にモータの電気回路基板が配置される構成のため、前記モータが収納されるハウジングの本体部が軸方向に長くなる。また、特許文献2に記載の電動工具では、ハウジングの本体部とグリップ部との境界部分にモータの電気回路基板が配置されているため、ハウジングの本体部が半径方向に大きくなる。このように、特許文献1、特許文献2の技術では、ハウジングの本体部が大型化するため、電動工具の取扱性が低下するという問題がある。
さらに、特許文献1、特許文献2に記載の電動工具では、モータの冷却用ファンによる風が電気回路基板に当たるように構成されているため、例えば、粉塵が多い現場で電動工具を使用する際に、電気回路基板及び電気部品が粉塵にさらされるという問題がある。
本発明は、上記問題点を解決するためになされたものであり、本発明が解決しようとする課題は、DCブラシレスモータの電気部品及び電気回路基板が粉塵等の影響を受けないようにするとともに、ハウジングの本体部を小型化して電動工具の取扱性を向上させることである。
上記した課題は、各請求項の発明によって解決される。
請求項1の発明は、DCブラシレスモータを駆動源とする電動工具であって、前記DCブラシレスモータが収納されている本体部と、前記本体部の側部から突出するように形成されたグリップ部とからなるハウジングを備え、前記ハウジングのグリップ部における突出端には、電池パックが着脱可能に連結される電池パック連結部が形成されており、前記グリップ部の空間内であって前記電池パック連結部の近傍には、前記DCブラシレスモータの電力供給用に使用される複数のスイッチング素子を備える電気回路基板が配置されていることを特徴とする。
本発明によると、DCブラシレスモータに電力を供給するための複数のスイッチング素子等を備える電気回路基板はグリップ部の空間内であって電池パック連結部の近傍に配置されている。即ち、DCブラシレスモータに電力を供給するための複数のスイッチング素子等、及び電気回路基板がそのDCブラシレスモータから離れた位置に配置されている。このため、モータファンの風がスイッチング素子や電気回路基板に当たることがなく、スイッチング素子や電気回路基板が粉塵の影響を受け難くなる。
また、複数のスイッチング素子、及び電気回路基板がハウジングのグリップ部の空間内に配置されているため、DCブラシレスモータを収納するハウジングの本体部を小型化できる。このため、電動工具の取扱性が向上する。
請求項2の発明によると、ハウジングのグリップ部は、手で握られる握り部位と、その握り部位よりも突出端側に位置する露出部位とからなり、電気回路基板は、電池パック連結部に沿うように寝かされた状態で、前記グリップ部における露出部位の内側に位置決めされていることを特徴とする。
このため、電気回路基板に装着されているスイッチング素子等の熱がグリップの握り部位に伝わり難くなり、電動工具を長時間使用しても取扱性が低下しない。
請求項3の発明によると、グリップ部の長手方向に沿って形成された中央空間に収納されている動力線の電気回路基板側の接続端部は、その中央空間内にあって、前記電気回路基板の基板面に対して起立した状態で、その基板面に設けられた導電体と電気的に接続されていることを特徴とする。
即ち、グリップ部の中央空間を通って電気回路基板まで配線された比較的太い動力線をその電気回路基板の近傍で曲げることなく、そのまま前記電気回路基板の導電体に接続できる。このため、電気回路基板の周囲に動力線の曲げ用スペースを設ける必要がなく、電気回路基板の収納スペースを小さくできる。
請求項4の発明によると、電気回路基板は、型成形が可能な絶縁材料によって密封状態で覆われていることを特徴とする。このため、電気部品の発熱が絶縁材料によって吸収され、電気部品の熱上昇が抑えられる。また、電気回路基板の強度が向上する。
請求項5の発明によると、電気回路基板は、複数の回路基板片が並べられた状態で相互につなぎ合わされることにより構成されており、さらにその電気回路基板が各々の回路基板片のつなぎ部分で折り曲げ可能となっていることを特徴とする。このため、電気回路基板に衝撃が加わった場合に、その電気回路基板がつなぎ部分で折れ曲がることで、前記衝撃をある程度吸収できるようになる。また、個々の回路基板片の面積を小さくできるため、それらの回路基板片が破損し難くなる。
請求項6の発明によると、グリップ部の露出部位の表面には、電気回路基板に装着されたスイッチを操作する操作部、及び電気回路基板に装着された表示器の表示を確認できる表示確認部が設けられていることを特徴とする。
即ち、電気回路基板に装着したスイッチをグリップ部の露出部位の表面から操作できるとともに、電気回路基板の表示器をグリップ部の外から視認することができる。このため、スイッチや表示器等をグリップ部の表面に取付ける場合と比較して、スイッチ等と電気回路基板間の配線等を省略でき、コストの低減を図ることができる。
本発明によると、DCブラシレスモータの電力供給用の電気部品、及び電気回路基板が粉塵の影響を受け難くなる。また、電動工具におけるハウジングの本体部を小型化できるため、電動工具の取扱性が向上する。
(実施形態1)
以下、図1から図5に基づいて、本発明の実施形態1に係る電動工具の説明を行なう。本実施形態に係る電動工具は、DCブラシレスモータを駆動源とする回転打撃工具(インパクトドライバ)である。ここで、図1は実施形態1に係る電動工具の縦断面図、図2はDCブラシレスモータの駆動回路の構成を表す図面である。また、図3はDCブラシレスモータの電気回路基板、及びセンサー基板を表す側面図、図4はセンサー基板の正面図、図5は電気回路基板の平面図等である。
<電動工具の概要について>
本実施形態に係る電動工具10のハウジング11は、筒状の本体部12と、その本体部12の側部(図1では下部)から突出するように形成されたグリップ部15とから構成されている。グリップ部15は、使用者が電動工具10を使用する際に把持する部分であり、そのグリップ部15の基端部に使用者が指先で引き操作するトリガ形式のスイッチレバー15rが設けられている。
ハウジング11の本体部12には、後側から順番にDCブラシレスモータ20、遊星歯車機構24、スピンドル25、打撃力発生機構26、及びアンビル27が同軸に収納されている。DCブラシレスモータ20は、電動工具10の駆動源であり、そのDCブラシレスモータ20の回転が遊星歯車機構24によって減速された後、スピンドル25に伝達される。そして、スピンドル25の回転力がハンマー26hや圧縮バネ26b等を備える打撃力発生機構26によって回転打撃力に変換され、アンビル27に伝えられる。アンビル27は、回転打撃力を受けて軸回りに回転する部分であり、ハウジング11の本体部12の先端に設けられた軸受12jによって、軸回りに回転自在、かつ軸方向に変位不能に支持されている。
アンビル27の先端部には、ドライバビットやソケットビット等(図示省略)を装着するためのチャック部27tが設けられている。
<DCブラシレスモータ20について>
電動工具10に使用されるDCブラシレスモータ20は、4極構造のモータであり、図1に示すように、永久磁石を備える回転子22と、駆動コイル23cを備える固定子23とから構成されている。固定子23は、筒体部(図示省略)と、その筒体部の内周面から半径方向内側に突出した6本の歯部23pとを備えており、それらの歯部23pが回転子22の周囲に等間隔で配置されている。そして、各々の歯部23pに絶縁部材を介した状態で前記駆動コイル23cが巻装されている。
また、固定子23の後端部には、回転子22の磁極の位置を検出するための磁気センサ32がセンサ基板33(後記する)を介して取付けられている。これにより、磁気センサ32で回転子22の磁極の位置を検出しながら、後記する駆動回路40により各々の駆動コイル23cに順番に電流を流すことで、前記回転子22を回転させることができるようになる。
<磁気センサ32、及び駆動回路40について>
磁気センサ32は、回転子22の磁極の位置を検出するためのセンサであり、三個の磁気センサ32が周方向に互いに等間隔で配置されている。三個の磁気センサ32は、図4に示すリング状のセンサ基板33に取付けられており、そのセンサ基板33がDCブラシレスモータ20の固定子23の後端部にネジ止めされている(図1参照)。ここで、磁気センサ32としては、例えば、ホール素子が使用される。
また、センサ基板33には、駆動コイル23cの巻き線と動力線41(後記する)とを接続する中継部T(図2参照)が設けられている。
DCブラシレスモータ20の駆動回路40は、図2に示すように、電源回路部42と、6台のスイッチング素子44から構成された三相ブリッジ回路部45と、その三相ブリッジ回路部45のスイッチング素子44を制御する制御回路部46とを備えている。電源回路部42は、バッテリ42vからターミナル42tを介して電動工具10に供給された電力の電圧変動を抑制する部分であり、前記ターミナル42tに接続される電源線42cと、電源線42cに対して並列に接続された電源平滑用コンデンサ43とを備えている。
三相ブリッジ回路部45は、電源平滑用コンデンサ43と並列の状態で電源線42cに接続されており、その三相ブリッジ回路部45の三本の出力線41(以下、動力線11という)が上記したようにセンサ基板33の中継部Tを介して対応する駆動コイル23cの巻き線に接続されている。ここで、三相ブリッジ回路部45のスイッチング素子44としては、例えば、電界効果型トランジスタ(FET)が使用される。
制御回路部46は、上記した三個の磁気センサ32の信号を受信し、その信号に基づいて三相ブリッジ回路部45の各々のスイッチング素子44をオン・オフ制御する信号を出力する(白矢印参照)。これによって、固定子23の各々の駆動コイル23cに対し、順番に電流を流すことができるようになる。
また、制御回路部46には、締付け速度切替え用や工具用ライトオンオフ用の各種のスイッチ46a、46bの信号が入力される。さらに、制御回路部46には、締付け速度やバッテリ容量等を表示するLED46x、46yが組み込まれている。
DCブラシレスモータ20の駆動回路40は、電気回路基板50によって構成されている。
<電気回路基板50について>
電気回路基板50は、図5等に示すように、薄い角形の基板本体52と、その基板本体52が収納される浅い角形の上部開放型容器54とを備えている。
基板本体52には、裏面側に導電体(図示省略)によって電気配線部分が形成されており、表面側に駆動回路40を構成する電気部品が配置されている。即ち、基板本体52の表面側には、図5(A)に示すように、左側(電動工具10では後側)の中央に電源平滑用コンデンサ43が立設されている。また、電源平滑用コンデンサ43の左側(基板本体52の後端部)には、図5(A)、図3に示すように、駆動回路40の電源線42cの接続端部が基板本体52の表面に対して起立した状態で配置されている。そして、それらの電源線42cの接続端部が基板本体52の裏面側に形成された導電体と電気的に接続されている。
即ち、電源線42cが本発明の動力線に相当する。
基板本体52の表面中央部分には、三相ブリッジ回路部45を構成する6台のスイッチング素子44が3台づつ二列に並べられた状態で配置されている。そして、スイッチング素子44の列間に三本の動力線41の接続端部が、図3に示すように、基板本体52の表面に対して起立した状態で配置されている。そして、それらの動力線41の接続端部が基板本体52の裏面側に形成された導電体と電気的に接続されている。また、基板本体52の表面右側部分には、制御回路部46、各種のスイッチ46a、46b、及び各種のLED46x、46yが設けられている。
このように、三相ブリッジ回路部45を構成するスイッチング素子44、及び電源平滑用コンデンサ43等が本発明の電力供給用の電気部品に相当する。
基板本体52は、上記した電気部品が取付けられた状態で上部開放型容器54に収納される。そして、その上部開放型容器54内に熱可塑性の溶融樹脂R(絶縁材料)が基板本体52を覆うように充填される。これにより、前記溶融樹脂Rが固化することで、基板本体52と上部開放型容器54とが前記樹脂Rによって一体化される。
<電気回路基板50の取付け構造について>
電気回路基板50は、図1に示すように、ハウジング11のグリップ部15の突出端(下端)近傍に配置されている。
ハウジング11のグリップ部15は、使用者が電動工具10を使用する際に握る握り部位15hと、その握り部位15hよりも突出端(下端)側に位置する露出部位15pとから構成されている。握り部位15hは、使用者が握り易いように比較的小径に形成されている。また、露出部位15pは、握り部位15hから主に下側前方向に拡開するように構成されている。
グリップ部15の露出部位15pの下側には、バッテリ42vを備える電池パック(図示省略)が連結される電池パック連結部16が設けられている。電池パック連結部16は、断面逆U字形の逆溝状に形成されており、その電池パック連結部16の内部後端側面に駆動回路40の一対のターミナル42tが固定されている。そして、電池パック連結部16に対して前記電池パックの嵌合部が前方から後方にスライドしながら嵌め込まれることで、前記ターミナル42tと電池パックのバッテリ42vとが電気的に接続される。
ハウジング11のグリップ部15の内部には、握り部位15hの内壁面に沿ってそのグリップ部15の長手方向(図1の上下方向)に形成された中央空間Scと、露出部位15pの内側で、中央空間Scから前方(図1の右方)に張り出すように形成された張り出し空間Stとが設けられている。そして、上記した電気回路基板50がグリップ部15の露出部位15pの内側で、かつ電池パック連結部16の上面に沿って寝かされた状態で、中央空間Scから張り出し空間Stにかけて収納されている。即ち、電気回路基板50の中央部から後部が中央空間Sc内に配置されており、電気回路基板50の前部が張り出し空間St内に配置されている。このため、電気回路基板50の表面側に配置された高さ寸法の大きな電源平滑用コンデンサ43、及び電気回路基板50の表面側で起立している電源線42c、動力線41の接続端部は中央空間Sc内に配置される。また、電気回路基板50の制御回路部46、各種のスイッチ46a、46b、及び各種のLED46x、46yが張り出し空間St内に配置される。ここで、グリップ部15の露出部位15pの表面には、各種のスイッチ46a、46bを操作する操作部(図示省略)と、各種のLED46x、46yの表示を確認できる表示確認部(例えば、透明部)とが設けられている。
<本実施形態に係る電動工具10の長所について>
本実施形態に係る電動工具10によると、DCブラシレスモータ20に電力を供給するための電気部品、例えば、スイッチング素子44や電源平滑用コンデンサ43等を備える電気回路基板50はグリップ部15の空間内であって電池パック連結部16の近傍に配置されている。即ち、DCブラシレスモータ20に電力を供給するための電気部品44,43、及び電気回路基板50がそのDCブラシレスモータ20から離れた位置に配置されている。このため、モータファンの風が電気部品44,43や電気回路基板50に当たることがなく、電気部品44,43や電気回路基板50が粉塵の影響を受け難くなる。
また、電気部品44,43、及び電気回路基板50がグリップ部15の空間内に配置されているため、DCブラシレスモータ20を収納するハウジング11の本体部12を小型化できる。このため、電動工具10の取扱性が向上する。
また、ハウジング11のグリップ部15は、手で握られる握り部位15hと、その握り部位15hよりも突出端側に位置する露出部位15pとからなり、電気回路基板50は、電池パック連結部16に沿うように寝かされた状態で、グリップ部15における露出部位15pの内側に位置決めされている。
このため、電気回路基板50に装着されているスイッチング素子44等の熱がグリップ15の握り部位15hに伝わり難くなり、電動工具10を長時間使用しても取扱性が低下しない。
また、DCブラシレスモータ20の巻線に接続されている動力線41の電気回路基板50側の接続端部は、グリップ部15の長手方向に沿って形成された中央空間Sc内にあって、電気回路基板50の基板面(上面)に対して起立した状態で、その基板面(裏面)に設けられた導電体と接続されている。
このように、比較的太い動力線41を電気回路基板50の近傍で曲げることなく、そのまま電気回路基板50の導電体に接続できる。このため、電気回路基板50の周囲に動力線41の曲げ用スペースを設ける必要がなく、電気回路基板50の収納スペースを小さくできる。
同様に、電池パック連結部16に設けられたターミナル42tに接続されている電源線42cの電気回路基板50側の接続端部は、グリップ部15の長手方向に沿って形成された中央空間Sc内にあって、電気回路基板50の基板面(上面)に対して起立した状態で、その基板面(裏面)に設けられた導電体と接続されている。このため、電気回路基板50の周囲に電源線42cの曲げ用スペースを設ける必要がなく、電気回路基板50の収納スペースを小さくできる。
また、電気回路基板50は、型成形が可能な絶縁材料Rによって密封状態で覆われているため、スイッチング素子44等の発熱が絶縁材料Rによって吸収され、スイッチング素子44等の熱上昇が抑えられる。また、電気回路基板50の強度が向上する。
さらに、電気回路基板50に装着した各種スイッチ46a,46bをグリップ部15の露出部位15pの表面から操作できる。また、電気回路基板50のLED46x,46yをグリップ部15の外から視認することができる。このため、スイッチやLED等をグリップ部15の表面に取付ける構成と比較して、スイッチ等と電気回路基板50間の配線等を省略でき、コストの低減を図ることができる。
<変更例>
ここで、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における変更が可能である。例えば、本実施形態では、電気回路基板50を一枚の角板状に形成する例を示したが、複数の回路基板片を並べた状態で相互につなぎ合わせ、そのつなぎ部分が折り曲げ可能になるように電気回路基板50を構成することも可能である。これにより、電気回路基板50に衝撃が加わった場合に、電気回路基板50がつなぎ部分で折れ曲がることで、前記衝撃をある程度吸収できるようになる。また、個々の回路基板片の面積を小さくできるため、それらの回路基板片が破損し難くなる。
また、電気回路基板50の各種のスイッチ46a、46b、及び各種のLED46x、46yをグリップ部15の張り出し空間Stに収納する例を示したが、各種のスイッチ46a、46b、各種のLED46x、46yの表面をグリップ部15から露出させることも可能である。
本発明の実施形態1に係る電動工具の縦断面図である。 DCブラシレスモータの駆動回路の構成を表す図面である。 DCブラシレスモータの電気回路基板、及びセンサー基板を表す側面図である。 センサー基板の正面図である。 電気回路基板の平面図(A図)、及びA図のB−B矢視図(B図)である。
符号の説明
11 ハウジング
12 本体部
15 グリップ部
15h 握り部位
15p 露出部位
16 電池パック連結部
20 DCブラシレスモータ
41 動力線
42c 電源線(動力線)
42t ターミナル(バッテリターミナル)
43 電源平滑用コンデンサ
44 スイッチング素子
46a,46b スイッチ
46x,46y LED
50 電気回路基板
R 樹脂(絶縁材料)
Sc 中央空間
St 張り出し空間

Claims (6)

  1. DCブラシレスモータを駆動源とする電動工具であって、
    前記DCブラシレスモータが収納されている本体部と、前記本体部の側部から突出するように形成されたグリップ部とからなるハウジングを備え、
    前記ハウジングのグリップ部における突出端には、電池パックが着脱可能に連結される電池パック連結部が形成されており、
    前記グリップ部の空間内であって前記電池パック連結部の近傍には、前記DCブラシレスモータの電力供給用に使用される複数のスイッチング素子を備える電気回路基板が配置されていることを特徴とする電動工具。
  2. 請求項1に記載された電動工具であって、
    ハウジングのグリップ部は、手で握られる握り部位と、その握り部位よりも突出端側に位置する露出部位とからなり、
    電気回路基板は、電池パック連結部に沿うように寝かされた状態で、前記グリップ部における露出部位の内側に位置決めされていることを特徴とする電動工具。
  3. 請求項2に記載された電動工具であって、
    グリップ部の長手方向に沿って形成された中央空間に収納されている動力線の電気回路基板側の接続端部は、その中央空間内にあって、前記電気回路基板の基板面に対して起立した状態で、その基板面に設けられた導電体と電気的に接続されていることを特徴とする電動工具。
  4. 請求項1から請求項3のいずれかに記載された電動工具であって、
    電気回路基板は、型成形が可能な絶縁材料によって密封状態で覆われていることを特徴とする電動工具。
  5. 請求項1から請求項4のいずれかに記載された電動工具であって、
    電気回路基板は、複数の回路基板片が並べられた状態で相互につなぎ合わされることにより構成されており、さらにその電気回路基板が各々の回路基板片のつなぎ部分で折り曲げ可能となっていることを特徴とする電動工具。
  6. 請求項1から請求項5のいずれかに記載された電動工具であって、
    グリップ部の露出部位の表面には、電気回路基板に装着されたスイッチを操作する操作部、及び電気回路基板に装着された表示器の表示を確認できる表示確認部が設けられていることを特徴とする電動工具。
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