JP2010214520A - 電動工具 - Google Patents

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Yuji Kijima
裕司 喜嶋
Kazutaka Iwata
和隆 岩田
Hiroshiki Masuko
弘識 益子
Yoshihiro Komuro
義広 小室
Takeshi Takeda
岳史 武田
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Abstract

【課題】
小型及び安価なスイッチング素子を用い、大電流でブラシレスモータを駆動する電動工具を提供する。
【解決手段】
ブラシレス方式のモータ3を駆動するためのスイッチング素子7と、スイッチング素子7を搭載する回路基板6と、モータ3の回転力を伝達して先端工具を回転させる動力伝達部を有する電動工具において、モータの相ごとに2個以上のスイッチング素子7を並列に接続し、これらを同時に駆動するように構成した。回路基板6は、モータ3の後側に、回転軸3eに対して垂直に配置され、並列に接続されるスイッチング素子7は、共通の放熱部材8に固定された状態で回路基板6上に搭載される。放熱部材8には、互いに対向する取付け面が形成され、この取付け面にそれぞれ前記スイッチング素子が取り付けられる。
【選択図】図2

Description

本発明は、ブラシレスモータを用いた電動工具に関し、特にブラシレスモータのインバータ回路基板に搭載されるスイッチング素子を改良した電動工具に関する。
近年、ドリルやドライバ等の先端工具をモータによって回転駆動して所要の作業を行う電動工具において、ブラシレスモータが使われるようになってきた。ブラシレスモータは、例えばブラシ(整流用刷子)の無いDC(直流)モータであり、コイルをステータ側に、マグネットをロータ側に用い、インバータで駆動された電力を所定のコイルへ順次通電することによりロータを回転させる。ブラシレスモータでは、ステータに巻装されたコイルへの通電をオン・オフさせるためのスイッチング素子を、モータの近傍の回路基板上に配置する。スイッチング素子を配置する場所は、例えば特許文献1では、モータの後ろ側(先端工具と反対側)に取り付けられる略円形の回路基板上に配置している。
特開2006−297532号公報
ブラシレスモータを用いた電動工具では、通常、スター結線された3相巻線を有し、各相のプラス側及びマイナス側に1つずつの計6個のスイッチング素子が用いられる。そして、モータの回転軸に対して垂直に配置される回路基板上に、スイッチング素子の高さ方向がモータの回転軸と平行になるように配置され、ブラシレスモータの回転軸に取り付けられたファンによる風を利用してスイッチング素子が冷却される。この構造を図9〜11を用いて説明する。図9は、従来の電動工具の構造を示す断面図である。
図9は従来の電動工具の全体構造を示す断面図である。電動工具の一例であるインパクトドライバ101は、充電可能なバッテリ104を電源とし、モータ103を駆動源として、遊星歯車減速機構110を介して回転打撃機構111を駆動し、出力軸であるアンビル116に回転力と打撃力を与え、スリーブ112に覆われる取付穴116aに保持されるドライバビット等の図示しない先端工具に回転打撃力を間欠的に伝達してねじ締めやボルト締め等の作業を行う。バッテリ104はハウジング102のバッテリ保持部102cに着脱可能に取り付けられる。
ブラシレス方式のモータ103は、横から見たとき略T字状の形状を成すハウジングの筒状の胴体部102a内に収容される。モータ103の前方側(アンビル116側)には、ロータファン117が設けられ、モータ103の後方には、モータ103を駆動するためのインバータ回路基板106が配設される。ロータファン117によって起こされる空気流は、胴体部102aの後端部の空気取入口120と、インバータ回路基板106の周囲に形成された空気取入口121から胴体部102aの内部に取り込まれ、主にロータ103bとステータ103cの間を通過するように流れ、ロータファン117の後方から吸引されてロータファン117の半径方向に流れ、ロータファン117の周囲のハウジング部分に形成された空気排出口(図示せず)からハウジング102の外部に排出される。インバータ回路基板106はモータ103の外形とほぼ同形の略円形の両面基板であり、この基板上にはFET(電界効果トランジスタ)等の複数のスイッチング素子107や、ホールIC等の位置検出素子が搭載される。
図10は、インバータ回路基板106を背面側から見た図である。インバータ回路基板106はモータ103の回転軸を貫通させる穴106aを有し、6個のスイッチング素子107は、穴106aの周囲においてその前面が穴106aの方向に向くよう配置される。ハウジングの胴体部102aの左右側には、複数のスリット状の空気取入口121が形成され、空気取入口121から吸引された空気はロータファン117(図9)により吸引されて、矢印(図では便宜上右半分の流れだけを図示している)のように穴106aの方向に流れる。各スイッチング素子107の背面には放熱部材が形成されるため、この放熱部材が空気流に効果的に曝されるため、スイッチング素子107が良好に冷却される。
図11は従来技術に係るモータ103の駆動制御系の回路構成を示すブロック図である。従来技術では、モータ103は3相のブラシレスDCモータで構成される。このモータは、いわゆるインナーロータ型であって、2組のN極とS極を含むマグネットを含むロータ103bと、スター結線された3相の固定子巻線U、V、Wから成るステータ103cと、ロータ103bの回転位置を検出するために周方向に所定の間隔毎、例えば角度60°毎に配置された3つの位置検出素子133を有する。これら位置検出素子133からの回転位置検出信号に基づいて固定子巻線U、V、Wへの通電方向と時間が制御され、モータ103が回転する。位置検出素子133は、インバータ回路基板106上のロータ103bのマグネットに対向する位置に設けられる。
インバータ回路基板106上に搭載される電子素子には、3相ブリッジ形式に接続されたFETなどの6個のスイッチング素子Q1〜Q6を含む。ブリッジ接続された6個のスイッチング素子Q1〜Q6の各ゲートは、制御回路131の出力線に接続され、6個のスイッチング素子Q1〜Q6の各ドレインまたは各ソースは、スター結線された固定子巻線U、V、Wに接続される。つまり、スイッチング素子は各固定子巻線U、V、Wから引き出された線のプラス側及びマイナス側に1組ずつの計6個用いられる全波(バイポーラ)駆動方式が採用される。これによって、6個のスイッチング素子Q1〜Q6は、制御回路131から入力されたスイッチング素子駆動信号によってスイッチング動作を行い、インバータ回路基板106に印加されるバッテリ104の直流電圧を3相(U相、V相及びW相)電圧Vu、Vv、Vwとして固定子巻線U、V、Wに電力を供給する。
制御回路131は、位置検出素子133からの入力信号と、トリガスイッチ113のトリガ操作量(ストローク)の検出信号に基づいてPWM信号のパルス幅(デューティ比)を変化させることによってモータ103への電力供給量を調整し、モータ103の起動/停止と回転速度を制御する。この際、制御回路131は正逆切替レバー114の設定に応じてモータ103の回転方向を切り替える。
上述したモータ103の制御構造は、例えばインパクトドライバなど、モータの出力電流が平均的で、ほぼ一定である場合はトランジスタの発熱量が想定できることから、スイッチング素子の選択や、冷却設計が容易であった。しかしながら、ドライバドリルなど、モータのロック電流付近で使用される可能性がある製品に搭載する場合、スイッチング素子に過大な電流が流れることがあるため、スイッチング素子の冷却設計が困難になる。例えば、スイッチング素子に取り付ける放熱フィンを大型化したり、スイッチング素子として高出力に耐えるものを選択したりする必要がある。通常、高出力に耐えるスイッチング素子はその容積が大きくかつ高価であるため、コストが増大するばかりか、電動工具の小型化を阻害することになる。
本発明は上記背景に鑑みてなされたもので、その目的は、小型及び安価なスイッチング素子を用い、大電流でブラシレスモータを駆動することができる電動工具を提供することにある。
本発明の別の目的は、ブラシレスモータを駆動するためのインバータ回路において、2個以上の並列に接続したスイッチング素子を各ステータコイルに割り当て、並列に接続したスイッチング素子を同時に駆動させるようにした電動工具を提供することにある。
本発明のさらに別の目的は、同時に駆動されるスイッチング素子間の温度差を小さくし、安定して動作させることができる電動工具を提供することにある。
本願において開示される発明のうち、代表的なものの特徴を説明すれば、次の通りである。
本発明の一つ特徴によれば、ブラシレス方式のモータと、モータを駆動するためのスイッチング素子と、スイッチング素子を搭載する回路基板と、モータの回転力を伝達して先端工具を回転させる動力伝達部を有する電動工具において、モータの各相ごとに2個以上のスイッチング素子を並列に接続し、これらを共通の駆動信号で駆動するように構成した。回路基板は、モータの後側に固定され、モータの回転軸に対して垂直に配置される。並列に接続されるスイッチング素子は、共通の放熱部材に固定された状態で回路基板上に搭載する。
本発明の他の特徴によれば、モータはスター結線された3相巻線を有し、スイッチング素子は各相のプラス側及びマイナス側に1組ずつの計6組用いられて全波駆動方式で駆動され、各組のスイッチング素子は並列に接続される。回路基板はモータの回転軸を貫通させる穴を有し、放熱部材が取り付けられる6組のスイッチング素子は、穴の周方向に並べて配置され、回路基板にスイッチング素子の端子の並び方向が互いに同じとなるように搭載される。また、スイッチング素子の高さ方向がモータの軸方向と平行になるように回路基板に搭載される。
本発明のさらに他の特徴によれば、放熱部材には互いに対向する取付け面が形成され、互いに対向する取付け面にそれぞれスイッチング素子が取り付けられる。また、放熱部材にはスイッチング素子を保持するためのクリップ部を形成すると好ましい。放熱部材とクリップ部は、1枚の金属板からプレス等により一体成型により製造すれば好ましい。
請求項1の発明によれば、モータの相ごとに2個以上のスイッチング素子を並列に接続し、これらを同時に駆動するようにしたので、スイッチング素子1個あたりの負荷電流が低減されることになり、小型で安価なスイッチング素子であっても、大電流の出力に耐えるように構成できる。
請求項2の発明によれば、回路基板はモータに固定されるので、モータに取り付けられるロータファンにより発生される空気流を用いて効果的にスイッチング素子を冷却することが可能となる。
請求項3の発明によれば、並列に接続されるスイッチング素子は、共通の放熱部材に固定された状態で回路基板上に搭載されるので、各スイッチング素子に生ずる温度差を少なくできる。これによって、スイッチング素子の内部抵抗に差が発生し、内部抵抗が低い一つのスイッチング素子に大電流が流れることを有効に防止できる。
請求項4の発明によれば、スイッチング素子は各相のプラス側及びマイナス側に1組ずつの計6組用いられ、各組のスイッチング素子は並列に接続されるので、インバータ回路の制御方法は従来の制御方法と共用でき、基本的な回路構成を変えることなくスイッチング素子部の耐容量を上げることができる。
請求項5の発明によれば、放熱部材には互いに対向する取付け面が形成され、前記取付け面にそれぞれ前記スイッチング素子が取り付けられるので、各スイッチング素子の温度を均衡に保つことができる。
請求項6の発明によれば、放熱部材には、スイッチング素子を保持するためのクリップ部が形成されるので、接着剤等を用いなくても放熱部材を良好にスイッチング素子に固定できる。
請求項7の発明によれば、放熱部材のクリップ部は、1枚の金属板から製造された一体構造であるので、軽量で強度のある放熱部材を実現できる。
請求項8の発明によれば、放熱部材が取り付けられる6組のスイッチング素子は、穴の周方向に並べて配置され、回路基板にスイッチング素子の端子の並び方向が互いに同じとなるように搭載されるので、ロータファンにより発生される空気流を妨げることなくスムーズに流すことができ、放熱部材及びスイッチング素子を効果的に冷却することができる。
本発明の上記及び他の目的ならびに新規な特徴は、以下の明細書の記載及び図面から明らかになるであろう。
本発明の実施態様に係るドライバドリル1の全体構造を示す断面図である。 図1のモータ3とインバータ回路基板6の断面図である。 図1のインバータ回路基板6を背面から見た図である。 図1のスイッチング素子7の形状を示す図で、(1)は正面図、(2)は側面図、(3)は背面図である。 図1の放熱部材8の斜視図である。 図1の放熱部材8の折り曲げる前の形状を示す展開図である。 図1のモータ3の駆動制御系の回路構成を示すブロック図である。 図7のU相+側に接続されるスイッチング素子(Q1−1、Q1−2)の詳細回路図である。 従来技術に係る電動工具の全体構造を示す断面図である。 図9のインバータ回路基板106を背面側から見た図である。 従来技術に係るモータ103の駆動制御系の回路構成を示すブロック図である。
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。尚、以下の説明において、上下、前後の方向は、図1に示す方向として説明する。
図1は本発明の実施態様に係るドライバドリル1の全体構造を示す断面図である。図1に示すように、ドライバドリル1には、ハウジング2の胴体部2a内にブラシレス直流方式のモータ3が収納され、モータ3の回転力を減速する減速機構部10とトルク調節部11等の動力伝達部を介してスピンドル(出力軸)16に装着されたチャック12に着脱自在に保持されるドライバまたはドリル等の図示しない先端工具に回転力を与える。ハウジング2の胴体部2a内あってモータ3の後端側には、モータ3を駆動するためのインバータ回路基板6が設けられる。
インバータ回路基板6には、スイッチング素子7が、その高さ方向がモータ3の回転軸3eと平行になるように配置される。尚、スイッチング素子7には放熱部材が取り付けられるが、図1においてはスイッチング素子7の配置方向がわかるように放熱部材の図示を省略しているので、その詳細については図2及び図3において後述する。インバータ回路基板6の後ろ側の表面には、熱伝達率の良い絶縁材料を介して放熱板18が貼り合わされる。放熱板18は、インバータ回路基板6とほぼ同形の金属板であって、上部から前方に突出する折り曲げ部が形成される。放熱板18の折り曲げ部はモータ3のステータ3cに熱伝達率の良い絶縁体を介して接続される。
胴体部2a先端側に配置されるトルク調節部11は、減速機構部10の出力軸に得られる回転トルクをスピンドル16の負荷に応答してスピンドル16に伝達するか否かを制御するクラッチ機構を含んで構成される。これにより、予めトルク調整ダイヤル25によって所望の締付けトルク(負荷トルク)に設定しておくと、トルク調節部11は、減速機構部10の出力軸の回転力が設定した締付けトルクに達したとき、その出力軸が空転してスピンドル16(チャック12)への回転伝達を遮断する機能を持つ。
減速機構部10は、モータ3の回転出力軸1のピニオンギアに噛合う、例えば、3段の遊星歯車減速機構(変速ギアケース)から構成される。減速機構部10は、変速比を切換えるためのシフトノブ15を有する。使用者の手動によってシフトノブ15の切換え操作により低速と高速の2段階で変速が可能となる。本実施例によれば、ブラシレスDC式モータの採用によって、低速域から高速域までの広範囲にわたって連続的に回転数制御を可能とするので、シフトノブ15を省略することもできるが、シフトノブ15の切換え操作により低速領域と高速領域の2段階で変速すれば、回転トルクのきめ細かい制御が可能となる。
トルク調節部11は、減速機構部10の回転出力軸に対するスピンドル16の押圧力をコイルバネ28の付勢力で調整し、そのコイルバネ28の付勢力を調整することによって締付けトルク(負荷トルク)を調整できるように構成する。スピンドル16への締付けトルクがコイルバネ28による減速機構部10への付勢力を超えると、減速機構部10の回転出力軸は空転してスピンドル16への回転伝達を遮断するクラッチ機能として作用する。なお、上記クラッチ機能の負荷トルク(締付けトルク)の調整は、トルク調整ダイヤル25を回転操作することによって上記コイルバネ28の付勢力を調整することによって行われる。
ハウジング2のバッテリ取付部2cには、モータ3の駆動電源となるバッテリ4が着脱可能に装着される。バッテリ4の上部には、モータ3のインバータ回路基板6を制御するための制御回路基板9が、紙面と垂直方向に延在するように設けられる。ハンドル部2bの上端部にはトリガスイッチ13が配設され、トリガスイッチ13のトリガ操作部13aがバネ力によって付勢された状態でハンドル部2bから突出する。使用者はハンドル部2bを把持し、人差し指等によってトリガ操作部13aを引くことによって、トリガ押込量(操作量)を調整し、モータ3の回転数を制御することができる。モータ3の回転方向は、正逆切替レバー14を操作することによって切り替えることができる。
バッテリ4は、トリガスイッチ13および制御回路基板9へ動作電源を供給するとともに、インバータ回路基板6へモータ3の駆動電力を供給するように電気的に接続される。バッテリ4を構成する二次電池は、例えば、リチウムイオン電池、ニッケル水素電池、ニッカド電池等を用いることができる。
ハウジング2の胴体部2aは、ハンドル部2b及びバッテリ保持部2cと共に合成樹脂材料の一体成型により製造され、モータ3の回転軸中心を通る鉛直面で2分されるように形成される。組立の際にはハウジング2の左側部材と右側部材を準備し、予め、図1の断面図で示すような一方のハウジング2(例えば左側)に、モータ3、減速機構部10、トルク調節部11等の組込みを行い、しかる後、他方のハウジング2を重ねて、ネジ締め等で締結させる方法が取られる。
図2は図1のモータ3とインバータ回路基板6の断面図である。本実施例ではモータ3として、3相ブラシレスDCモータを用いる。本実施例ではモータ3として、3相ブラシレスDCモータを用いる。モータ3は、円筒状の外形をもつステータ3cと、ステータ3cの内周部内に同心軸状に設けられるロータ(マグネットロータ)3aを含んで構成される。ステータ3cには、3相巻線U、V、Wからなるステータコイル(電機子巻線)3dが巻回され、ロータ3aには、回転軸3e方向に延びるN極およびS極のマグネット(永久磁石)3bが埋め込まれる。
ステータコイル3dは、ステータ3cのティース部を取り囲むように、樹脂材料からなるインシュレータ3fを介して巻回される。ロータ3aの近傍には、ロータ3aの回転位置を検出するために、回転方向に60°毎に配置された図示しない3つの回転位置検出素子(ホールIC)が配置される。スター結線されたステータコイル3d(U、V、W)には、回転位置検出素子の位置検出信号に基づいて電気角120°の通電区間に制御された電流が、インバータ回路基板6より供給される。なお、回転位置検出手段を用いてロータ3aの位置を検出する以外に、ステータコイル3dの誘起電圧(逆起電力)をフィルタを通して論理信号として取り出すことによってロータ位置を検出する、いわゆるセンサレス方式の回転位置検出方式を採用することも可能である。
図3はインバータ回路基板6を背面から見た図である。図3においては左右対称の形状であるので、図面の煩雑さを避けるため、参照符号や矢印は左右のいずれかにだけ示している。インバータ回路基板6は、例えばガラエポ (ガラス繊維をエポキシ樹脂で固めたもの)で構成された略円形状の基板であり、ステータ3cの後端側をほぼ全面的に覆うような形状である。その中央部において回転軸3e及びスペーサ19を貫通させるための穴6aが形成される。インバータ回路基板6の周囲には、4つのねじ穴6bが形成され、このねじ穴6bを貫通するねじによって、インバータ回路基板6がインシュレータ3f(図2)に固定される。インバータ回路基板6には、穴4aを囲むように6組のスイッチング素子7が取り付けられる。
スイッチング素子7としては、ステータ3cの巻線3dに大駆動電流を通電する必要があるため、IGBT(絶縁ゲートバイポーラトランジスタ)やFET(電界効果トランジスタ)のような大容量の出力トランジスタを使用しなければならない。ドライバドリル1などのように、モータ3のロック電流付近で使用される可能性がある電動工具に使用する場合、スイッチング素子7として高出力に耐えるものを選択する必要があるが、高出力に耐えるものは大きさが大きくて値段も高いことが多く、機器を小型及び安価に製作することが困難になる。そこで本実施例においては、ステータコイル毎に2個以上のスイッチング素子7を並列に接続し、共通の駆動信号で同時に駆動するようにした。さらに、並列駆動される2個以上のスイッチング素子7を熱伝導性の良い放熱部材8で接続し、それぞれの温度差を小さくするように構成した。図3においては、各放熱部材8には2個ずつのスイッチング素子7が配置される。このスイッチング素子7は、冷却効果を考慮し、冷却空気の流通路中に配置すると好ましい。
ハウジング2の胴体部2aは左右中央で分割可能に形成され、左側部分(2a―1)と右側部分(2a−2)を合わせるようにして構成される。胴体部2a−1、2a―2の側方には、複数の空気取入口21が形成され、モータ3の回転軸3eに取り付けられるロータファン17(図1)の吸引力によって外気が取り込まれ、図中の矢印のように、放熱部材8の平面部に沿って空気が流れることにより放熱部材8から熱を効果的に奪うことができる。
本図において、スイッチング素子Q2−1とQ2−2、Q5−1とQ5−2は左右方向で同じ位置に配置される。しかしながら、スイッチング素子Q1−1とQ1−2、Q4−1とQ4−2は左右方向で同じ位置に配置されない。即ち、スイッチング素子Q1−2はQ1―1よりも若干右側、つまり左右中心線寄りに取り付けられる。スイッチング素子Q4−2はQ4―1よりも若干左側(左右中心線寄り)に取り付けられる。同様にして、スイッチング素子Q3−1、Q6−1も、スイッチング素子Q3−2、Q6−2に比べてそれぞれ左右中心線寄りに配置される。このように、並列配置されるスイッチング素子の一方を基準となる中心線に対して近づける又は遠ざけるようにオフセット配置することにより、インバータ回路基板6上に多数のスイッチング素子7を効率よく配置することが可能となる。
次に図4を用いてスイッチング素子7の形状を説明する。図4(1)は、本実施例でも用いるスイッチング素子7単体の正面図であり、(2)は側面図、(3)は背面図である。スイッチング素子7として、樹脂製ケース75に収容された大容量のFETを用いることができる。スイッチング素子7の樹脂製ケース75の底面から、ゲート端子71、ドレイン端子72、ソース端子73の各端子が並ぶように延びている。端子の並び方向は、図4(3)で図示する方向である。また、樹脂製ケース75の背面側の一部には放熱部材74が位置するが、本実施例のスイッチング素子7は、放熱部材74はドレイン端子72と電気的に接続されている。
次に図5、6を用いて放熱部材8について説明をする。図5は放熱部材8の斜視図である。本実施例においては説明の便宜上、放熱部材8単体で見たときの各方向を、図5のように定義して説明する。図5において、放熱部材8は1枚の金属板からプレス加工して作成したもので、例えばアルミニウムや鉄の金属板が用いられる。放熱部材8の基本形状は、2つの平面部8aが横側曲面部8bにて接続されたもので、この部分だけを上から見るとU字形をしており、2つの平面部8aは互いに対向する。平面部8aには、スイッチング素子7の背面の放熱部材74が密着するように固定されるもので、スイッチング素子7の取付け面となる。このため放熱部材74の全面と良好に密着するように放熱部材8は放熱部材74の背面の露出部分の面積よりも大きいサイズとすることが好ましい。また、放熱部材8は平面部8aにおいてスイッチング素子7からの熱を受ける形となるので、横側曲面部8bをできるだけ短く形成して2つの平面部8a間の温度差が最小になるようにすると好ましい。
放熱部材8の平面部8aから上方向にはそれぞれ上側曲面部8cと平面部8dが形成され、平面部8dの先端付近はやや折り曲げられた折り曲げ部8eが形成され、上側曲面部8c、平面部8d、折り曲げ部8eでスイッチング素子7を挟むための、いわゆるクリップとして機能するように構成される。このため、平面部8a、上側曲面部8c、平面部8dを右方向からみると(側面視)、その形状が倒立した略U字形となる。上述した2つの平面部8aを連結するためのU字形の部分と、スイッチング素子7を挟むためのU字形の部分は、90度の角度を隔てるように配置される。このように配置することにより、1枚の金属板をプレス等で切り抜いて、折り曲げることにより形成することができる。図6は、折り曲げる前の放熱部材8の形状を示すものである。図中の点線は、折り曲げの際の基準位置で、各部の境界となる。本図から理解できるように放熱部材8は1枚の金属板をくりぬいて、折り曲げることにより作成することができる。
次に図7を用いて、モータ3の駆動制御系の回路を説明する。モータ3は3相のブラシレスDCモータで構成された、いわゆるインナーロータ型であって、複数組(本実施例では2組)のN極とS極を含むマグネット3bを含んで構成されるロータと、スター結線された3相の固定子巻線U、V、Wから成るステータコイル3dと、ロータの回転位置を検出するために周方向に所定の間隔毎、例えば角度60°毎に配置された3つの位置検出素子33を有する。これら位置検出素子33からの回転位置検出信号に基づいて固定子巻線U、V、Wへの通電方向と時間が制御されロータ3aが回転する。位置検出素子33は、インバータ回路基板6上のマグネット3bに対向する位置に設けられる。
インバータ回路基板6上に搭載されるインバータ回路46には、3相ブリッジ形式に接続されたスイッチング素子として、6組のスイッチング素子Q1〜Q6を含む。本実施例においてスイッチング素子Q1〜Q6は、それぞれ2つずつの並列接続されたFETで構成され、本実施例においては合計12個のFETが用いられる。並列接続されたスイッチング素子Q1〜Q6の各ゲートは、制御回路基板9に搭載される制御信号出力回路32に接続され、6組のスイッチング素子Q1〜Q6の各ドレインまたは各ソースは、スター結線された固定子巻線U、V、Wに接続される。これによって、6組のスイッチング素子Q1〜Q6は、制御信号出力回路32から入力されたスイッチング素子駆動信号(H4、H5、H6等の駆動信号)によってスイッチング動作を行い、インバータ回路に印加されるバッテリ4の直流電圧を3相(U相、V相及びW相)電圧Vu、Vv、Vwとして固定子巻線U、V、Wに供給する。
6組のスイッチング素子Q1〜Q6の各ゲートを駆動するスイッチング素子駆動信号(3相信号)のうち、3個の負電源側スイッチング素子Q4、Q5、Q6をパルス幅変調信号(PWM変調信号)H4、H5、H6として供給し、制御回路基板9上に搭載された演算部31によって、トリガスイッチ13のトリガ操作量(ストローク)の検出信号に基づいてPWM変調信号のパルス幅(デューティ比)を変化させることによってモータ3への電力供給量を調整し、モータ3の起動/停止と回転速度を制御する。
ここで、PWM変調信号は、インバータ回路46の正電源側スイッチング素子Q1〜Q3または負電源側スイッチング素子Q4〜Q6の何れか一方に供給され、スイッチング素子Q1〜Q3またはスイッチング素子Q4〜Q6を高速スイッチングさせることによって結果的にバッテリ4の直流電圧から各固定子巻線U、V、Wに供給する電力を制御する。尚、本実施例では、負電源側スイッチング素子Q4〜Q6にPWM変調信号が供給されるため、PWM変調信号のパルス幅を制御することによって各固定子巻線U、V、Wに供給する電力を調整してモータ3の回転速度を制御することができる。
ドライバドリル1には、モータ3の回転方向を切り替えるための正逆切替レバー14が設けられ、回転方向設定回路39は正逆切替レバー14の変化を検出するごとに、モータ3の回転方向を切り替えて、その制御信号を演算部31に送信する。演算部31は、図示していないが、処理プログラムとデータに基づいて駆動信号を出力するための中央処理装置(CPU)、処理プログラムや制御データを記憶するためのROM、データを一時記憶するためのRAM、タイマ等を含んで構成される。
制御信号出力回路32は、回転方向設定回路39と回転子位置検出回路35の出力信号に基づいて所定のスイッチング素子Q1〜Q6を交互にスイッチングするための駆動信号を形成し、その駆動信号を制御信号出力回路32に出力する。これによって固定子巻線U、V、Wの所定の巻線に交互に通電し、ロータ3aを設定された回転方向に回転させる。この場合、インバータ回路46の負電源側スイッチング素子Q4〜Q6に印加する駆動信号は、印加電圧設定回路38の出力制御信号に基づいてPWM変調信号として出力される。制御信号出力回路32によるPWM変調信号の作成は、ROMメモリに必要な制御データを予め記憶させておき、クロック信号に従って読み出してPWM作成データとして利用する。印加電圧設定回路38の出力制御信号に応答してPWM変調信号のパルス幅(デューティ比)が可変される。
モータ3に供給される電流は、電流検出回路37によって測定され、その値が演算部31にフィードバックされることにより、設定された駆動電力となるように調整される。尚、PWM変調信号は正電源側スイッチング素子Q1〜Q3に印加しても良い。
尚、本実施例の特徴的な構成として、インバータ回路46においてスイッチング素子7の温度を測定する温度センサ40を設け、温度上昇測定回路34によってスイッチング素子7又はその周囲の温度を常にモニターすることである。温度上昇測定回路34によってスイッチング素子7の温度が測定され、その値が演算部31に出力される。演算部31は、温度があらかじめ設定された基準値以上に上昇したと判断されたら、警告を出してモータ3の回転を制限したり、または、停止させる。
このように、トリガスイッチ13のトリガ操作部13aのトリガ操作量をPWM変調信号H4〜H6のパルス幅のデューティ比に変換することにより、モータ3の回転数制御を低速領域から高速領域の広範囲にすることができる。このような低速域から高速域の回転数制御において、トルク調整ダイヤル25によってトルク調節部11の締付けトルクを所定のトルクに設定しておけば、トルク調節部11のクラッチ機能により、設定締付けトルク以上の回転力がスピンドル16へ伝達されないように、その回転力の伝達が遮断される。このトルク調節部11に装着されるトルク調整ダイヤル25により、例えば10段階のトルク設定が可能である。
以上、本発明を実施例に基づき具体的に説明したが、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲内で種々の変更が可能である。例えば、図7のブロック回路図では、スイッチング素子を単に並列に接続しているが、図8で示すようにゲート抵抗R7、R22やバランス調整用の抵抗R1、R15を挿入して並列に接続したスイッチング素子Q1−1とQ1−2の温度上昇のばらつきが極力発生しないようにしても良い。また、上記実施例では、ブラシレス直流モータとしてスター結線した3相ブラシレス直流モータを使用した場合について説明したが、別の結線方式や3相以外のブラシレス直流モータを使用することも可能である。
さらに、電動工具の例としてドライバドリルを用いて説明したが、本発明の電動工具はこれに限られず、モータとしてブラシレスモータを駆動源にするものであれば、他の電動工具にも同様に適用できる。例えば、電動のインパクトドライバ、丸鋸、ハンマドリル、ジグソー、スクリュードライバ、グラインダ、釘打機などに適用することができる。また、スイッチング素子の配置を、モータの後側に回転軸に対して鉛直方向に設けられたインバータ回路基板の背面に面実装したが、背面側だけでなく前面側(ロータ3a側)に配置するようにしても良い。また、インバータ回路基板をモータの後側でなく、モータの下部や側部などの、ハウジングの胴体部内の任意の位置に配置しても良い。
1 ドライバドリル 2 ハウジング
2a (ハウジングの)胴体部 2b (ハウジングの)ハンドル部
2c (ハウジングの)バッテリ取付部
3 モータ 3a ロータ 3b マグネット 3c ステータ
3d ステータコイル 3e 回転軸 3f インシュレータ
4 バッテリ 6 インバータ回路基板 6a 穴
6b ねじ穴 7 スイッチング素子
8 放熱部材 8a (放熱部材の)平面部 8b (放熱部材の)横側曲面部
8c (放熱部材の)上側曲面部 8d (放熱部材の)平面部
8e (放熱部材の)折り曲げ部
9 制御回路基板 10 減速機構部
11 トルク調節部 12 チャック 13 トリガスイッチ
13a トリガ操作部 14 正逆切替レバー
15 シフトノブ 16 スピンドル 17 ロータファン
18 放熱板 19 スペーサ 20、21 空気取入口
25 トルク調整ダイヤル 28 コイルバネ
31 演算部 32 制御信号出力回路 33 回転位置検出素子
34 温度上昇測定回路 35 回転子位置検出回路
36 回転数検出回路 37 電流検出回路 38 印加電圧設定回路
39 回転方向設定回路 40 温度センサ 46 インバータ回路
71 ゲート端子 72 ドレイン端子 73 ソース端子
74 (スイッチング素子の)放熱部材
101 インパクトドライバ 102 ハウジング
102a (ハウジングの)胴体部 102b (ハウジングの)ハンドル部
102c (ハウジングの)バッテリ取付部
103 モータ 103b ロータ 103c ステータ
104 バッテリ 106 インバータ回路基板
106a (インバータ回路基板の)穴 107 スイッチング素子
110 遊星歯車減速機構 111 回転打撃機構 112 スリーブ
113 トリガスイッチ 114 正逆切替レバー 116 アンビル
116a 取付穴 117 ロータファン 120、121 空気取入口
131 制御回路 133 位置検出素子

Claims (8)

  1. ブラシレス方式のモータと、該モータを駆動するためのスイッチング素子と、該スイッチング素子を搭載する回路基板と、前記モータの回転力を伝達して先端工具を回転させる動力伝達部を有する電動工具において、
    前記モータの相ごとに2個以上のスイッチング素子を並列に接続し、これらを共通の駆動信号で駆動することを特徴とする電動工具。
  2. 前記回路基板は、前記モータに固定されることを特徴とする請求項1に記載の電動工具。
  3. 前記並列に接続されるスイッチング素子は、共通の放熱部材に固定された状態で前記回路基板上に搭載されることを特徴とする請求項1又は2に記載の電動工具。
  4. 前記モータはスター結線された3相巻線を有し、
    前記スイッチング素子は各相のプラス側及びマイナス側に1組ずつの計6組用いられ、各組のスイッチング素子は並列に接続されることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の電動工具。
  5. 前記放熱部材には互いに対向する取付け面が形成され、前記取付け面にそれぞれ前記スイッチング素子が取り付けられることを特徴とする請求項3又は4に記載の電動工具。
  6. 前記放熱部材には、前記スイッチング素子を保持するためのクリップ部が形成されることを特徴とする請求項3〜5のいずれか一項に記載の電動工具。
  7. 前記クリップ部を含む前記放熱部材は、1枚の板から製造された一体構造であることを特徴とする請求項6に記載の電動工具。
  8. 前記回路基板は前記モータの回転軸を貫通させる穴を有し、
    前記放熱部材が取り付けられる6組のスイッチング素子は、前記穴の周方向に並べて配置され、前記回路基板に前記スイッチング素子の端子の並び方向が互いに同じとなるように搭載されることを特徴とする請求項7に記載の電動工具。
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