JP6176781B2 - ミシンの糸案内装置 - Google Patents

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Description

本発明はミシンの糸案内装置に係わり、特に精度が良く廉価に製造でき、縁かがりミシン、二重環縫いミシン、偏平縫いミシン等において支柱で伸縮自在に立設され、複数の糸巻からの糸が糸掛け案内孔を通して引出すことにより糸巻から容易にほぐれて引出されて糸掛けが容易にできるとともにミシンの稼動に応じて共振するのを防止して縫い乱れを回避できるミシンの糸案内装置に関する。
従来から、多本糸による縁かがりミシン、二重環縫いミシン、偏平縫いミシン等の分野において「アンテナ」と称されている糸案内装置が使用されている。
この糸案内装置は、糸巻台上に支柱で伸縮自在に立設され、複数の糸巻からの各糸がそれぞれ糸案内装置の糸掛け案内孔を通して引出すことにより糸巻から容易にほぐれて引出される機能をもっている(特許文献1−2参照)。
実開平7−30982号公報 特開2004−242980号公報
特に、特許文献1に開示されているような糸案内装置は、金属線材(針金)を使用して、糸案内装置となる支持バーの両端及び中間部に、金属線材(針金)を折り曲げて複数の糸巻からの糸が糸掛け案内する糸掛け案内孔を形成して構成される。この糸案内装置は、使用時と収納時に対応するために糸巻台上に支柱で伸縮自在に立設される。
しかしながら、この糸案内装置は、金属線材(針金)を折り曲げて複数の糸巻からの糸を糸掛け案内する糸掛け案内孔を形成して構成されることから、糸案内装置の糸掛け案内孔の形状や糸掛け案内孔へ糸掛け挿入する糸掛け案内入口の隙間のみならず糸案内装置を直線状に作成することが、仮令、加工工具を用いても不揃いとなり、ミシンの組立て、検査において調整作業を要することとなって、結局糸案内装置を精度が良く廉価に製造できないという難点があった。
また、このような糸案内装置では、ミシンの糸巻台に立設して取付ける糸案内装置が支柱を介してミシン本体と固体接触の状態にあり、ミシンのモータや機械要素の稼働に伴う振動が糸案内装置に直接伝達され、糸案内装置自身の固有振動と相俟って共振を惹起して比較的大きな揺れを生ずるため、糸案内装置に案内される縫い糸にも大きな揺れを生ずる。その結果、糸案内装置から繰り出される縫い糸に緊張・収縮が繰り返され、縫い乱れを惹起するという技術的難点が齎されていた。
殊に、縁かがりミシン、二重環縫いミシン、偏平縫いミシン等のように比較的多量の糸供給を要する上ルーパ、下ルーパ、環縫いルーパの糸案内において共振に因る影響を大きく受けることから重大な縫い乱れを生ずるという難点があった。
さらに、図4に示すように、従来の糸案内装置では、ミシンのモータや機械要素の稼働に伴う振動が糸巻台41に取り付けされている支柱45を介して糸案内装置40に直接伝達され、糸案内装置40が鎖線で示すように振動し、その結果、糸案内装置40に共振を惹起して比較的大きな揺れを生じ、糸案内装置40に案内される糸43にも大きな揺れを生ずることから、糸案内装置40の糸掛け案内孔44に隣接して懸架される糸巻42d、42eから延びる糸43同士が互いに絡み合って終には糸切れが惹起したり、或いは糸巻42a、42cから延びる糸が外方に振られて糸43に不安定なテンションがかかり、又は糸巻42bから延びる糸と糸掛け案内孔44から懸架される糸が絡み合って糸43が糸掛け案内孔44から飛び抜けることもあり、このため糸43に不安定なテンションがかかり縫い乱れを生じてしまうという難点もあった。
本発明は、これらの難点を解決するためになされたもので、精度が良く廉価に製造できるミシンの糸案内装置を提供することを目的とする。
また、本発明は、縁かがりミシン、二重環縫いミシン、偏平縫いミシン等において支柱で伸縮自在に立設され、複数の糸巻からの糸が糸掛け案内孔を通して引出すことにより糸巻から容易にほぐれて引出されて糸掛けが容易にできるとともにミシンの稼動に応じて共振するのを防止して縫い乱れを回避できるミシンの糸案内装置を提供することを目的とする。
このような目的を達成するため、本発明のミシンの糸案内装置は、多本糸による縁かがりミシン、二重環縫いミシン、偏平縫いミシン等のミシンにおいて複数の糸巻からの糸が糸掛け案内する糸掛け案内孔及び糸を糸掛け案内孔に糸掛け挿入する糸掛け案内入口を有する複数の糸掛け案内部と、複数の糸掛け案内部を隔置して支持する糸案内支持部とを備え、
糸掛け案内部は、不銹鋼線材を成形加工して糸掛け案内入口及び糸掛け案内孔を形成するように予め成形されたものであり、
糸案内支持部は、ミシンの稼働振動数から外れた固有振動数を有する強化プラスチック樹脂で糸掛け案内部から延びている両端部とともにプラスチック成型されたものである。
本発明のミシンの糸案内装置において、糸案内支持部は、ガラス繊維を混入してミシンの稼働振動数から外れた固有振動数を有する強化プラスチック樹脂でプラスチック成型されたものである。
本発明のミシンの糸案内装置において、糸案内支持部は、その端部に、ミシンのモータや機械要素の稼働に伴う振動で端部に配置される糸掛け案内部に糸掛けされた糸が暴れて糸掛け案内孔から飛び抜けるのを防止する突片を備えている。
本発明のミシンの糸案内装置において、糸案内支持部は、複数の糸巻を立設した糸巻台に支柱で伸縮自在に立設される。
本発明のミシンの糸案内装置において、糸案内支持部は、糸の使用本数に応じてL字形、直線形、底辺無し台形、長方形から選択された1つである。
本発明のミシンの糸案内装置において、糸掛け案内部には、糸の糸道に、糸に僅少のテンションを印加する細毛ブラシが介在される。
本発明のミシンの糸案内装置によれば、精度が良く廉価に製造できるというメリットを齎す。
また、本発明のミシンの糸案内装置によれば、縁かがりミシン、二重環縫いミシン、偏平縫いミシン等において、支柱で伸縮自在に立設され、複数の糸巻からの糸が糸掛け案内孔を通して引出すことにより糸巻から容易にほぐれて引出されて糸掛けが容易にできるとともにミシンの稼動に応じて共振するのを防止して縫い乱れを回避できるメリットを奏する。
本発明によるミシンの糸案内装置が適用されたミシンの手前右側から見た一部切欠した全体斜視図である。 (a)は本発明によるミシンの糸案内装置において、糸掛け案内入口及び糸掛け案内部並びに糸案内支持部の部分拡大斜視図、(b)は細毛ブラシを糸の糸道に介在した糸掛け案内入口及び糸掛け案内部並びに糸案内支持部の部分拡大斜視図である。 (a)、(b)、(c)はそれぞれ本発明によるミシンの糸案内装置における糸案内支持部の他の実施例を示す斜視図である。 従来のミシンの糸案内装置を示す斜視図である。
以下、本発明のミシンの糸案内装置を縁かがりミシンに適用した好ましい実施の形態について図面を参照して詳述する。
図1に示すように、縁かがりミシン1は、ベッド2とアーム3を形成するフレーム4で構成されている。
ミシンモータMはフレーム4に装着され、主軸5はフレーム4に沿って水平方向に延びている。主軸5は、ミシンモータMによってタイミングベルト6により回転駆動される。
主軸5と同期して、ルーパ駆動機構7によって駆動される上ルーパ8a、下ルーパ8b、環縫いルーパ8cと、針駆動機構9によって駆動される針22と、針板23で布を押える布押え機構24と、布を1目毎に歩進させる布送り機構とで縫目形成装置26を構成している。なお、その具体的構造及び動作は公知又は周知(特開2007−50041)であるので、その詳細は説明を省略する。
複数の糸巻12a〜12hを立設した糸巻台11a、11b、11cはフレーム4に取り付けされている。
これらの糸巻台は、作業者から見て後方及び右側方に亘ってL字形とされた主糸巻台11a、11b及び更に後方の副糸巻台11cから構成されている。
主糸巻台11a、11bには糸巻12a〜12eが立設され、副糸巻台11cには糸巻12f〜12hが立設されている。
図1、図2(a)に示すように、発明のミシンの糸案内装置10は、多本糸による縁かがりミシン、二重環縫いミシン、偏平縫いミシン等のミシンにおいて複数の糸巻12a〜12hからの糸13が糸掛け案内する糸掛け案内孔14及び糸13を糸掛け案内孔14に糸掛け挿入する糸掛け案内入口15を有する複数の糸掛け案内部16と、複数の糸掛け案内部16を隔置して支持する糸案内支持部17とを備えている。
図示の実施例においてミシンの糸案内装置10の糸案内支持部17は主糸巻台11aに対応してL字形とされ、主糸案内支持部17aと、これから直角に曲げられた副糸案内支持部17bで構成されている。
ミシンの糸案内装置10のL字形とされた糸案内支持部17(主糸案内支持部17a、副糸案内支持部17b)には8個の隔置され小形化された糸掛け案内部16が形成されて8本糸、即ち5本針糸及び3本ルーパ糸が糸掛けできるように構成されている。
隔置され小形化された糸掛け案内部16は、不銹鋼線材(ステンレス鋼線材)をチャッキングし、コイリングマシンで成形加工することにより糸掛け案内入口15及び糸掛け案内孔14を高精度に形成するように予め成形されているものである。即ち、糸掛け案内部16は、折り曲げ成形加工して8字状に折り重なった形状に形作られており、8字状の上部には折り曲がった線材間に隙間が存在して糸掛け案内入口15を形成し、この糸掛け案内入口15はリング状に折り曲がった糸掛け案内孔14に連通している。
糸案内支持部17は、ミシンM(1つの実施例において、最大回転数1200rpm)の稼働振動数から外れた固有振動数を有する強化プラスチック樹脂で糸掛け案内部16から延びている両端部16a、16bとともにプラスチック成型されたものである。
糸案内支持部17は、ガラス繊維を混入してミシンM(1つの実施例において、最大回転数1200rpm)の稼働振動数から外れた固有振動数を有する強化プラスチック樹脂でプラスチック成型されたものである。
本発明のミシンの糸案内装置10において、糸案内支持部17は、糸案内支持部17の端部17cに、ミシン1のモータMや機械要素(縫目形成装置26)の稼働に伴う振動で端部17cに配置される糸掛け案内部16に糸掛けされた糸13が暴れて糸掛け案内孔14の糸掛け案内入口15から飛び抜けるのを防止する突片18を備えている。端部17cにおいて、突片18の下部は切欠されて段部20が形成されている(図1、図3(a)−(b))。
糸掛け案内部16から延びている両端部16a、16bとともに糸案内支持部17がプラスチック成型されるのに使用されるガラス繊維強化プラスチック樹脂の組成(重量%)は次表のとおりである。
Figure 0006176781
ガラス繊維強化プラスチック樹脂の組成は、プラスチック85〜70%、ガラス繊維15〜30%が適切である。この組成範囲ではミシンのモータM(1つの実施例において、最大回転数1200rpm)や機械要素(縫目形成装置26)のミシンの稼動に応じて糸案内支持部17が共振するのを防止して縫い乱れを回避でき美麗な縫目を形成することができる。
本発明のミシンの糸案内装置10において、糸案内支持部17は、複数の糸巻12を立設した糸巻台11に支柱19で伸縮自在に立設される。糸案内支持部17の高さは糸巻台11からはより高いほうが好ましいが、1つの実施例において、支柱19を最大長に伸長した場合、糸巻台11aからの糸案内支持部17の高さは糸巻台11から30cm〜40cmである。
本発明のミシンの糸案内装置10において、糸案内支持部17の形態は、図示の実施例においてL字形とされているが、糸13の使用本数に応じて直線形(図3(a))、底辺無台形(図3(b))、四辺形(図3(c))から選択された1つでもよい。
本発明のミシンの糸案内装置10において、糸掛け案内部16には、糸13の糸道に、糸13に僅少のテンションを印加する細毛ブラシ21が介在される。細毛ブラシ21は柔らかい、例えば6mm長の細毛を100本程度所定の厚さ、高さで基板21a、21bに植毛したものをそれぞれ糸掛け案内部16における壁面17d、17eに細毛部分を突合せて接合し、突合せた2個の細毛ブラシ中に糸掛け案内部16の糸掛け案内孔14が介在し、したがって糸13が細毛ブラシに擦過しながら通過するようにして構成される(図2(b))。
このように構成された縁かがりミシン1の糸案内装置10の使用にあたって、糸巻12a〜12eからの針糸13は、それぞれミシンの糸案内装置10において糸掛け案内部16の糸掛け案内入口15に差し込まれて糸掛け案内孔14に糸掛け挿入される。糸掛け案内孔14に糸掛け挿入された針糸13は、二重環縫いのための3本糸が糸調子器27(特開2007−50041)を経由し、かがり縫いのための他の2本が蓄糸器28(特開2004−305381)を経由し、それぞれ針糸天秤を経由し、針糸通し機構(特開2005−40513、特開2006−51076)で縫目形成装置26を形成する針22の目孔に糸通しされる。
同様に、糸巻12f〜12hからのルーパ糸13は、それぞれミシンの糸案内装置10において糸掛け案内部16の糸掛け案内入口15に差し込まれて糸掛け案内孔14に糸掛け挿入される。糸掛け案内孔14に糸掛け挿入されたルーパ糸13は、蓄糸器28を経由し、ルーパ糸通し機構30(特開2013−63221)でルーパ糸天秤を経由し、縫目形成装置26を形成する上ルーパ8a、下ルーパ8b、環縫いルーパ8cに糸通しされる。
この糸案内装置10によれば、糸掛け案内部は、不銹鋼線材を成形加工で糸掛け案内入口15及び糸掛け案内孔14を形成するように予め成形され、糸案内支持部17は、ガラス繊維強化プラスチック樹脂で糸掛け案内部16から延びている両端部17a、17bとともにプラスチック成型されたものであることから、精度が良く廉価に製造できるとともに糸巻から容易にほぐれて引出されて糸掛けが容易にできる。
また、ミシンの糸案内装置10によれば、糸案内支持部17は、ガラス繊維を混入してミシンM(1つの実施例において、最大回転数1200rpm)の稼働振動数から外れた固有振動数を有する強化プラスチック樹脂で糸掛け案内部16から延びている両端部16a、16bとともにプラスチック成型されたものであることから、ミシンのモータMや機械要素(縫目形成装置26)のミシンの稼動に応じて共振するのを防止して縫い乱れを回避でき美麗な縫目を形成することができる。
さらに、ミシンの糸案内装置10によれば、糸案内支持部17は、その端部17cに、突片18を備えていることから、ミシンのモータM(1つの実施例において、最大回転数1200rpm)や機械要素(縫目形成装置26)の稼働に伴う振動で端部17cに配置される糸掛け案内部16に糸掛けされた糸13が暴れても突片18とその下部の切欠された段部20によって糸掛け案内孔14から飛び抜けるのを防止することができる。
また、ミシンの糸案内装置10によれば、糸掛け案内部16において、細毛ブラシ21が糸13の糸道に介在されることによりミシン1のモータM(1つの実施例において、最大回転数1200rpm)や機械要素(縫目形成装置26)の稼働に伴う振動に因る暴れ(「喧嘩」と称される)で糸13同士の絡み合うことや糸13自体の縒れや糸巻外方への振れを防止して縫い乱れを回避することができる。
以上の説明から明らかなように、本発明のミシンの糸案内装置10においては、精度が良く廉価に製造でき、複数の糸巻12からの糸13が糸掛け案内孔14を通して引出すことにより糸巻12から容易にほぐれて引出されて糸掛けが容易にできるとともにミシンの稼動に応じて共振するのを防止して縫い乱れを回避できる。
本発明におけるミシンの糸案内装置にしたがえば、精度が良く廉価に製造でき、かつ複数の糸巻からの糸が糸掛け案内孔を通して引出すことにより糸巻から容易にほぐれて引出されて糸掛けが容易にできるとともにミシンの稼動に応じて共振するのを防止して縫い乱れを回避できるので、縁かがりミシン、二重環縫いミシン、偏平縫いミシン等のミシンに好適に適用可能である。
1・・・ミシン
M・・・ミシンのモータ
10・・・ミシンの糸案内装置
11a〜11b・・・糸巻台
12a〜12h・・・糸巻
13・・・糸
14・・・糸掛け案内孔
15・・・糸掛け案内入口
16・・・糸掛け案内部
16a、16b・・・両端部
17・・・糸案内支持部
(17a・・・主糸案内支持部、17b・・・副糸案内支持部)
17c・・・端部
18・・・突片
19・・・支柱
21・・・細毛ブラシ
26・・・縫目形成装置(機械要素)

Claims (6)

  1. 多本糸による縁かがりミシン、二重環縫いミシン、偏平縫いミシン等のミシンにおいて複数の糸巻からの糸が糸掛け案内する糸掛け案内孔及び前記糸を前記糸掛け案内孔に糸掛け挿入する糸掛け案内入口を有する複数の糸掛け案内部と、前記複数の糸掛け案内部を隔置して支持する糸案内支持部とを備え、
    前記糸掛け案内部は、不銹鋼線材を成形加工して前記糸掛け案内入口及び前記糸掛け案内孔を形成するように予め成形されたものであり、
    前記糸案内支持部は、ミシンの稼働振動数から外れた固有振動数を有する強化プラスチック樹脂で前記糸掛け案内部から延びている両端部とともにプラスチック成型されたものであることを特徴とするミシンの糸案内装置。
  2. 前記糸案内支持部は、ガラス繊維を混入してミシンの稼働振動数から外れた固有振動数を有する強化プラスチック樹脂でプラスチック成型されたものであることを特徴とする請求項1記載のミシンの糸案内装置。
  3. 前記糸案内支持部は、その端部に、ミシンのモータや機械要素の稼働に伴う振動で前記端部に配置される前記糸掛け案内部に糸掛けされた糸が暴れて前記糸掛け案内孔から飛び抜けるのを防止する突片を備えることを特徴とする請求項1又は請求項2記載のミシンの糸案内装置。
  4. 前記糸案内支持部は、前記複数の糸巻を立設した糸巻台に支柱で伸縮自在に立設されることを特徴とする請求項1乃至請求項3何れか1項記載のミシンの糸案内装置。
  5. 前記糸案内支持部は、前記糸の使用本数に応じてL字形、直線形、底辺無台形、四辺形から選択された1つであることを特徴とする請求項1乃至請求項4何れか1項記載のミシンの糸案内装置。
  6. 前記糸掛け案内部には、前記糸の糸道に、細毛ブラシを介在することを特徴とする請求項1乃至請求項5何れか1項記載のミシンの糸案内装置。
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