JP6176153B2 - 貯湯式給湯機 - Google Patents
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図1は、本発明の実施の形態1による貯湯式給湯機を示す構成図である。この図に示すように、本実施の形態による貯湯式給湯機1は、HPユニット2とタンクユニット10とを備えている。HPユニット2は、タンクユニット10から導入された低温水を加熱するための加熱装置であり、圧縮機3、水冷媒熱交換器4、膨張弁5及び空気熱交換器6を冷媒配管7により環状に接続して形成され、冷媒サイクル(ヒートポンプサイクル)を構成している。水冷媒熱交換器4は、タンクユニット10から導入された低温水と、冷媒配管7を流れる高温の冷媒との間で熱交換するものである。なお、本発明の加熱装置は、HPユニット2に限定されるものではなく、例えば電気ヒータ等により構成してもよい。
沸き上げ運転は、HPユニット2により貯湯タンク11内の湯水を加熱する(沸き上げる)もので、貯湯タンク11内の残湯量を増加させる運転である。沸上げ運転時には、三方弁14をa−c経路に切換えると共に、四方弁15をc−d経路に切換えて、沸上げ回路を構成する。沸上げ回路は、貯湯タンク11の水導出口11bから、水導出配管20、三方弁14、HP往き配管21、熱源ポンプ22、水冷媒熱交換器4、HP戻り配管23、四方弁15及び送湯配管24を順次経由して貯湯タンク11の温水導入出口11dに至る回路である。沸上げ運転時には、上記沸上げ回路を構成した上で、HPユニット2及び熱源ポンプ22を作動させる。これにより、貯湯タンク11の水導出口11bから低温水が流出し、この低温水は、前記沸上げ回路を流通しつつ、HPユニット2により加熱されて高温水となり、その後に貯湯タンク11の温水導入出口11dに戻される。
給湯運転は、給湯使用者が給湯端末34を操作した場合に行われるもので、給湯端末34に所望温度の温水を供給するものである。給湯端末34が開かれると、タンク側給湯配管32及び端末側給湯配管33を湯水が流れるようになり、この流れは、給湯流量センサ62により検出される。この結果、制御装置70は、混合弁30を制御することにより、タンク側給湯配管32から供給される高温水と、第2分岐配管12bから供給される低温水との混合割合を調整し、例えばリモコン71により設定された中間温度の温水を端末側給湯配管33から給湯端末34に供給する。一方、浴槽50側において、湯はり等を行うために給湯の要求が生じた場合には、混合弁30の場合と同様に、混合弁31により中間温度の温水が生成され、この温水は、ふろ側給湯配管35、ふろ用電磁弁36、ふろ戻り配管52等を経由して浴槽50に供給される。
浴槽水追焚き運転は、貯湯タンク11内の高温水を利用して浴槽水を加熱(追焚き)するものである。浴槽水追焚き運転では、まず、三方弁14をb−c経路に切換えると共に、四方弁15をa−b経路に切換える。そして、この状態で熱源ポンプ22及び浴槽水循環ポンプ53を作動させる。この結果、貯湯タンク11の温水導入出口11dから送湯配管24に高温水が取出され、この高温水は、ふろ1次側流入配管41、ふろ用熱交換器40の1次側流路、ふろ1次側流出配管42、三方弁14、HP往き配管21の一部、熱源ポンプ22、バイパス配管25、四方弁15及びタンク戻り配管26を順次経由して、貯湯タンク11の温水導入口11cに流入する。一方、浴槽水は、浴槽50から流出して、ふろ往き配管51、浴槽水循環ポンプ53、ふろ用熱交換器40の2次側流路及びふろ戻り配管52を順次経由して浴槽50に還流する。このとき、浴槽水は、ふろ用熱交換器40内で1次流路側の高温水と熱交換することにより加熱されるので、浴槽水の追焚きが実行される。
制御装置70は、貯湯タンク11内の残湯量と予め設定された沸き上げ開始湯量との大小関係を判定し、残湯量が沸き上げ開始湯量よりも減少した場合には、沸き上げ運転を実行する。沸き上げ開始湯量は、給湯量に基いて可変に設定されるもので、例えば図2に示すように、1日のうちで給湯量のピークが過ぎるまでは第1の開始湯量に保持され、給湯量のピークが過ぎてから第2の開始湯量に減少するように設定される。図2は、後述の不在者発生情報が入力されていない場合に実行される沸き上げ開始設定制御の一例を示すタイミングチャートである。
次に、不在者がいる場合の沸き上げ開始湯量の設定制御について説明する。リモコン71とHEMS操作端末81のうち少なくとも一方の操作端末は、本実施の形態の情報入力手段を構成している。この操作端末は、家族等からなる給湯使用者の総数を予め登録しておく機能と、給湯使用者のうち外出等により不在者が発生した場合に、当該不在者の人数を不在者発生情報として入力する機能とを有している。
Claims (6)
- 湯水を貯留するための貯湯タンクと、
前記貯湯タンク内の湯水を加熱することにより前記貯湯タンク内の残湯量を増加させる沸き上げ運転を実行可能な加熱装置と、
前記貯湯タンク内の残湯量が予め設定された沸き上げ開始湯量よりも減少した場合に、前記加熱装置により前記沸き上げ運転を実行する制御手段と、
給湯使用者の中に不在者が発生した場合に、当該不在者に関する情報を不在者発生情報として入力する情報入力手段と、
前記貯湯タンクから外部に給湯される給湯量のピークが過ぎてから前記沸き上げ開始湯量を減少させる手段であって、前記情報入力手段に前記不在者発生情報が入力された場合に、当該情報の非入力時と比較して早い時間に前記沸き上げ開始湯量を減少させる沸き上げ開始湯量可変手段と、
を備えた貯湯式給湯機。 - 前記情報入力手段は、貯湯式給湯機の動作を設定するための操作端末であるリモコンと、家庭内の電力使用状態を制御するHEMSコントローラに接続されたHEMS操作端末のうち少なくとも一方の操作端末により構成してなる請求項1に記載の貯湯式給湯機。
- 給湯が連続して行われる期間内の総給湯量である連続給湯量の過去の実績に基いて、前記連続給湯量の最大値に対応する集中給湯判定値を設定し、前記不在者発生情報が入力された場合に、当該情報の非入力時と比較して前記集中給湯判定値を前記不在者の使用湯量分だけ減少させる判定値設定手段を備え、
前記沸き上げ開始湯量可変手段は、1日のうちで前記連続給湯量の検出値が前記集中給湯判定値を超えるまでの時間帯に、前記沸き上げ開始湯量を前記連続給湯量の最大値に対応可能な第1の開始湯量に設定し、前記連続給湯量の検出値が前記集中給湯判定値を超えた後の時間帯に、前記沸き上げ開始湯量を前記第1の開始湯量よりも小さい第2の開始湯量に設定してなる請求項1または2に記載の貯湯式給湯機。 - 前記沸き上げ開始湯量可変手段は、前記不在者発生情報が入力された場合において、前記連続給湯量の検出値が前記集中給湯判定値を超えてから前記不在者発生情報の非入力時に用いられる集中給湯判定値を超えるまでの時間帯に、前記沸き上げ開始湯量を前記第1の開始湯量よりも小さくかつ前記第2の開始湯量よりも大きい第3の開始湯量に設定し、前記連続給湯量の検出値が前記不在者発生情報の非入力時に用いられる集中給湯判定値を超えた後の時間帯に、前記沸き上げ開始湯量を前記第2の開始湯量に設定してなる請求項3に記載の貯湯式給湯機。
- 前記第2の開始湯量は、前記連続給湯量のうちで前記最大値の次に大きな2番目のピーク値に対応可能な沸き上げ開始湯量である請求項3または4に記載の貯湯式給湯機。
- 前記情報入力手段は、前記給湯使用者の総数を予め登録しておく機能と、前記不在者の人数を前記不在者発生情報として入力する機能とを有し、前記給湯使用者の総数よりも大きな人数が前記不在者発生情報として入力された場合には、当該入力の受付を禁止してなる請求項1から5のうち何れか1項に記載の貯湯式給湯機。
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