JP6428478B2 - 貯湯式ヒートポンプ給湯機 - Google Patents
貯湯式ヒートポンプ給湯機 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6428478B2 JP6428478B2 JP2015099134A JP2015099134A JP6428478B2 JP 6428478 B2 JP6428478 B2 JP 6428478B2 JP 2015099134 A JP2015099134 A JP 2015099134A JP 2015099134 A JP2015099134 A JP 2015099134A JP 6428478 B2 JP6428478 B2 JP 6428478B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hot water
- temperature
- water storage
- water supply
- hot
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Heat-Pump Type And Storage Water Heaters (AREA)
Description
以下、図面を参照して、本発明の実施の形態について説明する。なお、本明細書で使用する各図においては、共通する要素に同一の符号を付し、重複する説明を省略する。また、本発明は、以下の実施の形態に限定されるものではなく、本発明の主旨を逸脱しない範囲で種々に変形することが可能である。また、本明細書において、「湯水」とは、温水(湯)及び水を総称している。また、「低温水」とは、例えば水道等と同様の低温な水を意味し、「高温水」とは、貯湯運転時にHPユニット7により加熱された高温の湯を意味している。また、高温と低温の間の中間温度領域の温水は、「中温水」と表記する場合がある。
図2は、本発明の実施の形態1における貯湯運転(沸上げ運転)を示す動作説明図である。この図に示すように、貯湯運転は、HPユニット7により貯湯タンク8内の湯水を沸上げる貯湯運転を単独で行うものである。貯湯運転では、まず、三方弁11がa−c経路に保持される。a−c経路では、aポートとcポートとが連通し、bポートが閉じた状態に保持される。これにより、水導出口配管10とHP往き配管14とが連通すると共に、温水導出配管20bが閉じられて湯水がふろ用熱交換器20から戻る流路が遮断される。また、四方弁18は、c−d経路に保持される。c−d経路では、cポートとdポートとが連通し、aポートとbポートとが閉じた状態に保持される。これにより、HP戻り配管15と送湯配管13とが連通すると共に、第1バイパス配管16が閉じられて湯水が貯湯タンク8の温水導入口8cに向かう流路が遮断される。
図3は、本発明の実施の形態1における追焚き運転を示す動作説明図である。追焚き運転は、例えばユーザの追焚き操作によりふろ循環ポンプ29が起動されたときに実行される。追焚き運転は、貯湯タンク8内の温水を熱源として利用することにより、加熱対象水としての浴槽水を加熱するものである。なお、追焚き運転は、本実施の形態における加熱運転の一例を示している。追焚き運転では、図3に示すように、まず、三方弁11がb−c経路に保持される。b−c経路では、bポートとcポートとが連通し、aポートが閉じた状態に保持される。これにより、温水導出配管20bとHP往き配管14とが連通すると共に、水導出口配管10が閉じられて貯湯タンク8の水導出口8bから湯水が流出する流路が遮断される。また、四方弁18は、b−d経路に保持される。b−d経路では、bポートとdポートとが連通し、aポートとcポートとが閉じた状態に保持される。これにより、第2バイパス配管17と送湯配管13とが連通すると共に、HP戻り配管15及び第1バイパス配管16が閉じられてHPユニット7及び貯湯タンク8の温水導入口8cが湯水の流路から遮断される。
図4は、本発明の実施の形態1における給湯運転を示す動作説明図である。給湯運転は、貯湯タンク8に貯留された温水を所望の温度に調整した上で蛇口等の給湯対象に供給するものである。給湯運転は、例えばユーザが蛇口を操作することにより給湯要求が発生したときに実行される。給湯運転では、三方弁11により温水導入配管20a及び温水導出配管20bが遮断され、四方弁18により送湯配管13が遮断された状態となる。そして、この状態で、第3給水配管9cから貯湯タンク8の下部に加わる水圧により、貯湯タンク8の温水導出口8eまたは中温導出口8fから温水が取出され、給湯に利用される。給湯要求の発生時には、後述の選択条件に基いて、中温水を使用する給湯運転(中温水使用給湯運転)と、中温水の使用を禁止した給湯運転(中温水禁止給湯運転)のうち何れか一方の給湯運転が選択され、選択された給湯運転が実行される。以下、これらの運転について説明する。
そこで、本実施の形態では、図5から図7に示すように、予め設定された選択条件に基いて、中温水使用給湯運転と中温水禁止給湯運転のうち何れか一方の給湯運転を選択する給湯選択制御を実行する。以下、これらの図を参照しつつ、具体的な制御例について説明する。まず、図5は、本発明の実施の形態1において、給湯選択制御の一例を示すフローチャートである。この図に示すルーチンは、給湯要求が発生したときに実行されるものとする。図5に示すルーチンでは、まず、ステップS1において、貯湯温度センサ41により検出した貯湯タンク8の中温導出口8fの近傍の湯温(以下、タンク中間部の検出温度と表記)が、中温水の使用の適否を判定する設定温度よりも低いか否かを判定する。この設定温度は、ユーザによりリモコン44にて設定されるもので、例えば目標給湯温度であってもよい。
Claims (5)
- 湯水を加熱するヒートポンプ加熱手段と、
前記ヒートポンプ加熱手段により加熱された温水を貯留するタンクであって、上部側ほど湯温が高くなるように温水が貯留される貯湯タンクと、
前記貯湯タンクの下部から前記ヒートポンプ加熱手段に低温水を導入し、前記ヒートポンプ加熱手段により加熱された温水を前記貯湯タンクの上部に導入する貯湯運転を実行するための貯湯回路と、
前記貯湯タンクの上部から熱交換器の1次側に温水を供給し、前記熱交換器の2次側に導入される加熱対象水を加熱する加熱運転を実行するための加熱回路と、
前記貯湯タンクの上部の温水を取出すタンク高温出湯配管と、
前記貯湯タンクの中間部の湯水を取出すタンク中間出湯配管と、
水源から少なくとも前記貯湯タンクの下部に低温水を供給する給水配管と、
前記タンク高温出湯配管、前記タンク中間出湯配管及び前記給水配管を流れる3種類の湯水のうち2種類の湯水を混合し、混合した湯水を送出する第1給湯混合弁と、
前記3種類の湯水のうち前記第1給湯混合弁で混合されない湯水と、前記第1給湯混合弁から送出された湯水とを混合し、混合した湯水を給湯対象に向けて送出する第2給湯混合弁と、
前記ヒートポンプ加熱手段、前記第1給湯混合弁及び前記第2給湯混合弁を制御する機能と、前記貯湯運転及び前記加熱運転を実行する機能とを有し、前記貯湯運転又は前記加熱運転の実行中には、前記タンク中間出湯配管から取出す湯水の使用を禁止した状態で前記第1給湯混合弁及び前記第2給湯混合弁を制御する制御部と、
を備えた貯湯式ヒートポンプ給湯機。 - 前記制御部は、前記タンク中間出湯配管から湯水を取出している状態で前記貯湯運転と前記加熱運転のうち少なくとも一方の運転の実行要求があった場合に、前記タンク中間出湯配管からの湯水の使用を禁止した状態で前記一方の運転を実行する、請求項1に記載の貯湯式ヒートポンプ給湯機。
- 前記制御部は、前記タンク中間出湯配管から湯水を取出している状態で前記貯湯運転と前記加熱運転のうち少なくとも一方の運転の実行要求があった場合に、前記タンク中間出湯配管からの湯水の取出しが完了するまでは前記貯湯運転及び前記加熱運転の実行を禁止する、請求項1に記載の貯湯式ヒートポンプ給湯機。
- 前記制御部は、前記タンク中間出湯配管から湯水を取出している状態で前記貯湯運転を実行する場合に、当該湯水を取出していない場合と比較して、前記貯湯回路を流れる湯水の流量を減少させる、請求項1に記載の貯湯式ヒートポンプ給湯機。
- 前記制御部は、前記タンク中間出湯配管から湯水を取出している状態で前記加熱運転を実行する場合に、当該湯水を取出していない場合と比較して、前記加熱回路を流れる湯水の流量を減少させる、請求項1に記載の貯湯式ヒートポンプ給湯機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015099134A JP6428478B2 (ja) | 2015-05-14 | 2015-05-14 | 貯湯式ヒートポンプ給湯機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015099134A JP6428478B2 (ja) | 2015-05-14 | 2015-05-14 | 貯湯式ヒートポンプ給湯機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2016217545A JP2016217545A (ja) | 2016-12-22 |
JP6428478B2 true JP6428478B2 (ja) | 2018-11-28 |
Family
ID=57580586
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2015099134A Active JP6428478B2 (ja) | 2015-05-14 | 2015-05-14 | 貯湯式ヒートポンプ給湯機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6428478B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6962140B2 (ja) * | 2017-11-07 | 2021-11-05 | 三菱電機株式会社 | 貯湯式給湯装置 |
JP7006482B2 (ja) * | 2018-04-23 | 2022-01-24 | 三菱電機株式会社 | 貯湯式給湯装置 |
JP6958492B2 (ja) * | 2018-06-22 | 2021-11-02 | 三菱電機株式会社 | 貯湯式給湯装置 |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4226533B2 (ja) * | 2004-08-30 | 2009-02-18 | 株式会社コロナ | 貯湯式給湯装置 |
JP4715401B2 (ja) * | 2005-09-05 | 2011-07-06 | パナソニック株式会社 | 貯湯式給湯装置 |
JP2008170101A (ja) * | 2007-01-12 | 2008-07-24 | Mitsubishi Electric Corp | 貯湯式給湯システム |
JP2010043759A (ja) * | 2008-08-08 | 2010-02-25 | Mitsubishi Electric Corp | 貯湯式給湯装置 |
-
2015
- 2015-05-14 JP JP2015099134A patent/JP6428478B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2016217545A (ja) | 2016-12-22 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5577135B2 (ja) | 給湯装置 | |
JP6142681B2 (ja) | 給湯機 | |
JP5838914B2 (ja) | 貯湯式給湯機 | |
JP2011043321A (ja) | 熱媒供給装置 | |
JP5712197B2 (ja) | ヒートポンプ熱源システム | |
JP6428478B2 (ja) | 貯湯式ヒートポンプ給湯機 | |
JP5831375B2 (ja) | 貯湯式給湯機 | |
JP2013242115A (ja) | 貯湯式給湯システム | |
JP5553059B2 (ja) | 貯湯式給湯機 | |
JP5929585B2 (ja) | 貯湯式給湯機 | |
JP5655695B2 (ja) | 貯湯式給湯機 | |
JP6464873B2 (ja) | 貯湯式ヒートポンプ給湯機 | |
JP6176153B2 (ja) | 貯湯式給湯機 | |
JP6829421B2 (ja) | 貯湯給湯装置 | |
JP5549645B2 (ja) | 貯湯式給湯機 | |
JP5423558B2 (ja) | 貯湯式給湯機 | |
JP6498133B2 (ja) | 貯湯式給湯機、および貯湯式給湯機での給湯方法 | |
JP2014142112A (ja) | 貯湯式給湯機 | |
JP2013079752A (ja) | ヒートポンプ給湯機 | |
JP5655724B2 (ja) | 貯湯式給湯機 | |
JP5831383B2 (ja) | 貯湯式給湯機 | |
JP2011027320A (ja) | 貯湯式給湯機 | |
JP6784174B2 (ja) | 貯湯式給湯機 | |
JP2004205140A (ja) | 風呂用追焚装置 | |
JP5870844B2 (ja) | 貯湯式給湯機 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20170630 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20180308 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20180410 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20180508 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20181002 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20181015 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6428478 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |