JP6829421B2 - 貯湯給湯装置 - Google Patents
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Description
請求項3の貯湯給湯装置は、請求項1又は2の発明において、前記加熱手段は燃焼式瞬間給湯装置であることを特徴としている。
図1及び図2に示すように、ヒートポンプ給湯装置1は、補助熱源機4を有する貯湯給湯ユニット2と、ヒートポンプ熱源機3を有し、貯湯給湯ユニット2とヒートポンプ熱源機3は加熱回路10を介して接続されている。
図2に示すように、貯湯給湯ユニット2は、補助熱源機4と、湯水を貯留する貯湯タンク5と、貯湯タンク5の上端部に接続された出湯通路6と、出湯通路6に接続されて湯水を給湯先へ供給する給湯通路7と、給湯通路7から分岐して浴槽15に湯張りを行う注湯通路8と、浴槽15からの湯水を加熱するための風呂追焚通路9と、貯湯タンク5の湯水をヒートポンプ熱源機3で加熱して貯湯タンク5に貯留するように循環させる加熱回路10と、貯湯タンク5に上水を供給する給水通路13と、湯水と上水を混合する混合弁14と、風呂追焚通路9に設けられた熱交換器12と、各種制御を行う制御ユニット11と、操作リモコン41等を備えている。
加熱回路10は、往き通路部10aと戻り通路部10bとこれらを接続するバイパス通路部10cとを備えている。往き通路部10aは、その上流端が貯湯タンク5の下端部に接続され、その下流端はヒートポンプ熱源機3内の凝縮熱交換器37に接続されている。戻り通路部10bは、その上流端が凝縮熱交換器37に接続され、その下流端は貯湯タンク5の上端部に接続されている。
給水通路13は、上水源から低温の上水を貯湯タンク5等に供給するものであり、上流端が上水源に接続され、下流端が貯湯タンク5の下端部に接続されている。給水通路13から給水バイパス通路22が分岐され混合弁14に接続されている。給水通路13には給水温度センサ23が設けられ且つ分岐部よりも上流側に給水開閉弁24が設けられ、分岐部よりも下流側に逆止弁25が設けられ、給水バイパス通路22には逆止弁26が設けられている。給水バイパス通路22から分岐され給湯通路7に接続された高温出湯回避通路28が、ユーザが予期しない高温出湯を回避可能に設けられている。
出湯通路6は、その上流端が貯湯タンク5の上端部に接続され下流端が混合弁14に接続され、混合弁14には給湯通路7が接続されている。混合弁14は、使用者が操作リモコン41を介して設定した給湯設定温度の湯水を給湯通路7へ供給し、又は給湯設定温度の湯水を浴槽15に供給するために、給水バイパス通路22から供給される低温の上水と出湯通路6から供給される高温の湯水との混合比を調節する。給湯設定温度に調節された湯水は給湯通路7から給湯栓に供給される。給湯通路7には、混合弁14によって調節された湯水温度及び湯水流量を検知可能な給湯温度センサ30及び給湯流量センサ31が設けられ、給湯温度及び給湯流量を検知する。
給湯通路7から分岐され浴槽15に湯張りを行う注湯通路8には開閉弁8aが設けられ、注湯通路8の下流端は後述する風呂往き通路部9aに接続されている。操作リモコン41を介して設定した給湯設定温度の湯水を浴槽15に供給するには、貯湯タンク5の上部からの湯水が、出湯通路6により混合弁14へ流れ、混合弁14において給水バイパス通路22からの上水と混合されて給湯設定温度の湯水となって注湯通路8に流れ、開閉弁8aと風呂往き通路部9aを通って浴槽15に供給される。
熱交換器12は、補助出湯通路20eの下流部に接続された追焚湯水通路21を流れる湯水と風呂追焚通路9を流れる湯水との間の熱交換により、浴槽15の湯水を加熱する。追焚湯水通路21には開閉弁21aが設けられ、風呂追焚運転時以外は熱交換器12に湯水が流れないように閉止されている。
補助熱源機4は、バーナや熱交換器等を内蔵した公知の燃焼式瞬間給湯装置(ガス給湯器)で構成され、制御ユニット11からの指令により燃焼作動して補助導入通路20cから流入する湯水を加熱可能である。補助熱源機4によって加熱された湯水は補助出湯通路20eを流れて出湯通路6に供給される。なお、補助熱源機4が「加熱手段」に相当する。
具体的には、殺菌運転を行う際、三方弁27がと下部補助通路20b側に切換えられ、循環ポンプ34を作動させて貯湯タンク5内の低温の湯水を下部補助通路20b及び補助導入通路20cを通って補助熱源機4へ導入する。補助熱源機4で加熱されて高温となった湯水は、補助出湯通路20eと出湯通路6を順に通って貯湯タンク5の上部へ戻される。なお、下部補助通路20b,補助導入通路20c,補助出湯通路20e及び出湯通路6の一部で構成される循環回路で循環加熱回路20が形成され、循環加熱回路20が「循環加熱回路」に相当する。
制御ユニット11は、温度センサ5a〜5d、循環温度センサ10d,32、給水温度センサ23、給湯温度センサ30、その他の給湯流量センサ31等により各部の温度や流量等を取得し、切換三方弁19、混合弁14、三方弁27、流量調整弁33、その他の弁類、追焚用ポンプ16、循環ポンプ18,34等を作動させ、ヒートポンプ熱源機3を加熱運転して給湯設定温度での湯張りや給湯するように貯湯運転、給湯運転等の制御を行う。また、貯湯タンク5内の湯水が長時間使用されていないことを検知した際は、後述する貯湯タンク5内の湯水の殺菌処理運転の制御を行う。
殺菌処理運転は、貯湯タンク5内の湯水が一定時間(例えば、100時間)以上滞留した場合、貯湯タンク5内の湯水はレジオネラ菌などの雑菌が繁殖して汚染されている虞があるので、このまま貯湯タンク5内の湯水を給湯や湯張りへ使用することを禁止している。そこで、貯湯タンク5内の下部から低温の湯水を循環させ、循環加熱回路20を介して補助熱源機4により加熱して、貯湯タンク5内の湯水全体が約70℃以上となるように再加熱し、レジオネラ菌等の雑菌を加熱殺菌している。
S4において、循環流量が5l/minとなるように循環ポンプ34が制御され、循環加熱回路20を循環させて補助熱源機4で再加熱を行って貯湯タンク5内の湯水の加熱が行われる。
殺菌処理運転において、運転開始当初は予め定めた循環流量(例えば、5l/min)で循環するように循環ポンプ34を制御するとともに、第2温度センサ2cによって検知される貯湯タンク5内部の湯水温度状況に応じて循環流量を調整するように循環ポンプ34の変更制御を行うので、貯湯タンク5内に形成された湯水の温度成層を崩さずに殺菌処理運転を行うことができる。
2 貯湯給湯ユニット
3 ヒートポンプ熱源機
4 補助熱源機
5 貯湯タンク
5a〜5d 温度センサ
10 加熱回路
11 制御ユニット
20a 上部補助通路
20b 下部補助通路
20c 補助導入通路
20e 補助出湯通路
34 循環ポンプ
Claims (3)
- 湯水を貯留する貯湯タンクと、湯水を加熱する加熱手段と、前記貯湯タンクの下部から湯水を取り出し前記加熱手段によって加熱して前記貯湯タンクの上部に戻す循環加熱回路と、前記循環加熱回路に設けた循環手段とを備え、前記貯湯タンク内の湯水が一定時間以上滞留した場合に前記循環加熱回路を通じて前記加熱手段により加熱して殺菌運転を行う貯湯給湯装置において、
前記貯湯タンクには内部の湯水温度を検知するための温度検知手段が複数設けられており、前記殺菌運転においては、運転開始当初は予め定めた循環流量で循環するように前記循環手段を制御するとともに、前記温度検知手段によって検知される貯湯タンク内部の湯水温度状況に応じて循環流量を調整するように前記循環手段を変更制御することを特徴とする貯湯給湯装置。 - 前記温度検知手段は、複数の温度検知手段の内、前記貯湯タンクの上部に設けられた温度検知手段であり、前記貯湯タンクの上部湯水温度が殺菌温度以上であることを検知した場合には循環流量を増加するように前記循環手段を変更制御することを特徴とする請求項1に記載の貯湯給湯装置。
- 前記加熱手段は燃焼式瞬間給湯装置であることを特徴とする請求項1又は2に記載の貯湯給湯装置。
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