JP6036579B2 - 給湯機 - Google Patents
給湯機 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6036579B2 JP6036579B2 JP2013140890A JP2013140890A JP6036579B2 JP 6036579 B2 JP6036579 B2 JP 6036579B2 JP 2013140890 A JP2013140890 A JP 2013140890A JP 2013140890 A JP2013140890 A JP 2013140890A JP 6036579 B2 JP6036579 B2 JP 6036579B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hot water
- circuit
- heat
- water supply
- heat exchanger
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Domestic Hot-Water Supply Systems And Details Of Heating Systems (AREA)
- Heat-Pump Type And Storage Water Heaters (AREA)
Description
図1は、本発明の実施の形態1による貯湯式給湯機を示す構成図である。この図に示すように、貯湯式給湯機100は、タンクユニット1と、ヒートポンプサイクルを利用する加熱装置としてのヒートポンプユニット70とを備えている。貯湯式給湯機100は、後述の貯留タンク10に貯留された蓄熱流体を熱源として市水から温水を生成し、生成した温水を台所、洗面所、浴室等の各所に給湯したり、浴槽への湯張り、浴槽水の追焚き等を実行するものである。タンクユニット1とヒートポンプユニット70とは、ヒートポンプ入口配管41とヒートポンプ出口配管42とを介して互いに接続されている。以下、貯湯式給湯機100の構成要素について説明する。
なお、本実施の形態において、給湯回路は、上流側が水源に接続されると共に下流側が給湯対象に接続され、給湯運転時に給湯対象に温水を供給するための回路である。給湯回路は、給水配管60、第1熱交換器2次側出口配管61、第2熱交換器2次側出口配管62、給湯配管63、第2熱交換器22、給湯混合弁33及びふろ混合弁34により構成されている。また、沸き上げ循環回路は、貯留タンク10の下部から取出した蓄熱流体をヒートポンプユニット70を介して貯留タンク10の上部に戻すものである。沸き上げ循環回路は、タンク下部配管40、加熱装置入口配管であるヒートポンプ入口配管41、加熱装置出口配管であるヒートポンプ出口配管42、タンク上部配管43、三方弁31及び四方弁32により構成されている。
次に、貯湯式給湯機100の制御系統について説明する。タンクユニット1には、制御装置90が搭載されている。制御装置90は、ROM、RAM、不揮発性メモリ等からなる記憶装置と、記憶装置に記憶されたデータに基いて演算処理を行う演算処理装置(CPU)と、演算処理装置に対して信号の入出力を行う入出力回路とを備えている。制御装置90の入力側には、タンク温度センサ11,12、給湯温度センサ35、HP出口側温度センサ72等を含むセンサ系統が接続されている。ここで、給湯温度センサ35は給湯配管63上に設けられ、給湯栓等に供給される温水の温度を検出するものである。
次に、図2乃至図9を参照して、制御装置90により実現される給湯機の運転形態について説明する。図2は、本発明の実施の形態1において、貯湯式給湯機の待機状態を示す回路構成図である。待機状態とは、後述の沸き上げ運転、浴槽水追焚き運転等を含む何れの運転も実行していない状態である。待機状態では、三方弁31により第1流路形態が選択され、四方弁32により第2流路形態が選択される。また、第2循環ポンプ25、ヒートポンプユニット70及び利用側循環ポンプ82は、何れも停止状態に保持される。
次に、図3は、本発明の実施の形態1において、HP立上げ運転の実行状態を示す回路構成図である。ヒートポンプユニット70は、その性質上、起動から定格運転に移行するまでの間に相応の時間が必要となる。なお、定格運転とは、ヒートポンプユニット70が所定の出力で運転される状態である。このため、HP立上げ運転では、沸き上げ運転を開始する前に、図3に示す循環経路に沿って蓄熱流体を循環させつつ、ヒートポンプユニット70の定格運転が可能となるまで待機する。
次に、図4は、本発明の実施の形態1において、沸き上げ運転(沸き上げ単独運転)の実行状態を示す回路構成図である。沸き上げ運転は、ヒートポンプユニット70を利用して貯留タンク10内の蓄熱流体を沸き上げる運転であり、この運転が単独で行われる場合を意味している。沸き上げ運転時には、図4に示すように、三方弁31及び四方弁32によりそれぞれ第1流路形態を選択する。そして、この状態で第2循環ポンプ25及びヒートポンプユニット70を作動させる。
次に、図5は、本発明の実施の形態1において、浴槽水追焚き運転(浴槽水追焚き単独運転)の実行状態を示す回路構成図である。浴槽水追焚き運転は、貯留タンク10内の高温の蓄熱流体を利用して浴槽水を加熱する運転であり、この運転が単独で行われる場合を意味している。浴槽水追焚き運転では、まず、図2に示す待機状態から、三方弁31により第2流路形態を選択し、四方弁32により第4流路形態を選択する。そして、この状態で第2循環ポンプ25及び2次側循環ポンプ82を作動させる。この結果、貯留タンク10の上部から高温の蓄熱流体が取出され、この蓄熱流体は、タンク上部配管43を経由して利用側熱交換器23の1次側流路に流入する。
次に、図6は、本発明の実施の形態1において、HP追焚き運転の実行状態を示す回路構成図である。HP追焚き運転は、ヒートポンプユニット70により高温の蓄熱流体を沸き上げつつ、この蓄熱流体を熱源として利用することにより浴槽水の追焚き運転を行うものである。HP追焚き運転は、図4に示す沸き上げ運転の実行中に浴槽水の追焚きを行う場合に用いられる。HP追焚き運転は、三方弁31により第2流路形態を選択し、四方弁32により第1流路形態を選択すると共に、第2循環ポンプ25、ヒートポンプユニット70及び2次側循環ポンプ82を作動させることにより実現される。即ち、沸き上げ運転中には、三方弁31の選択流路を第1流路形態から第2流路形態に切換えて、2次側循環ポンプ82を作動させれば、HP追焚き運転に移行することができる。
次に、図7は、本発明の実施の形態1において、給湯運転の実行状態を示す回路構成図である。給湯機は、例えば給湯配管63を流れる湯水の流量を検出するセンサ、給湯経路に設けた弁装置等の開閉状態を検出するセンサ(何れも図示せず)を備えている。制御装置90は、これらのセンサの出力に基いて、蛇口、シャワー等の給湯栓で出湯操作が行われたことを検出した場合、即ち、給湯要求を検出した場合に、給湯運転を実行する。給湯運転では、第1循環ポンプ24を作動させる。これにより、貯留タンク10の上部から高温の蓄熱流体が取出され、この蓄熱流体は、第1熱交換器1次側入口配管50を介して第1熱交換器21の1次側流路に流入する。
次に、図8及び図9を参照しつつ、本実施の形態の特徴である中温熱源給湯運転について説明する。中温熱源給湯運転とは、HP立上げ運転(図3)及び浴槽水追焚き運転(図5)により生じた中間温度の蓄熱流体(中温熱源)と、市水との間で熱交換することにより、市水を加熱して給湯用の温水を生成する運転である。
Claims (5)
- 蓄熱流体を貯留する貯留タンクと、
蓄熱流体を加熱するための加熱装置と、
上流側が水源に接続されると共に下流側が給湯対象に接続され、給湯運転時に前記給湯対象に温水を供給するための給湯回路と、
前記貯留タンクの下部から取出した蓄熱流体を前記加熱装置を介して前記貯留タンクの上部に戻す沸き上げ循環回路と、
前記貯留タンクの下部から取出した蓄熱流体を前記加熱装置を介して前記貯留タンクの下部に戻す補助循環回路と、
前記貯留タンクの上部から取出した蓄熱流体を用いて加熱対象水を加熱し、加熱に用いた後の蓄熱流体を前記貯留タンクの下部に戻す加熱利用回路と、
前記補助循環回路が使用されているときに、前記加熱装置から前記貯留タンクの下部に戻される中間温度の蓄熱流体を用いて、前記給湯回路を流れる湯水を加熱する第1の中温流体利用手段と、
前記加熱利用回路が使用されているときに、前記加熱対象水を加熱した後の中間温度の蓄熱流体を用いて、前記給湯回路を流れる湯水を加熱する第2の中温流体利用手段と、
を備えた給湯機。 - 前記補助循環回路の最下流部と前記加熱利用回路の最下流部とを共通化した配管部として構成され、前記貯留タンクの下部に接続された共通配管部と、
前記共通配管部よりも上流側に配置され、蓄熱流体の流路を前記補助循環回路と前記加熱利用回路の何れかに切換える流路切換手段と、
前記第1及び第2の中温流体利用手段を構成する共通部品であり、1次側流路が前記共通配管部の途中に接続されると共に、2次側流路が前記給湯回路の途中に接続された熱交換器と、
を備えてなる請求項1に記載の給湯機。 - 前記沸き上げ循環回路、前記補助循環回路及び前記加熱利用回路からなる少なくとも3つの回路の共通部分を構成する総合共通配管部を備え、
前記総合共通配管部には、前記3つの回路の何れに対しても蓄熱流体を循環させることが可能な循環ポンプを設けてなる請求項1または2に記載の給湯機。 - 加熱対象水を加熱する利用側熱交換器と前記加熱装置との間で蓄熱流体を循環させる追焚き循環回路と、
前記沸き上げ循環回路、前記補助循環回路、前記加熱利用回路及び前記追焚き循環回路からなる4つの回路の共通部分を構成する総合共通配管部と、
を備え、
前記総合共通配管部には、前記4つの回路の何れに対しても蓄熱流体を循環させることが可能な循環ポンプを設けてなる請求項1または2に記載の給湯機。 - 前記給湯回路は、前記熱交換器の2次側流路の流出口が接続された第1流入口、前記水源が接続された第2流入口、前記貯留タンク内の蓄熱流体を用いて加熱した温水が流入可能な第3流入口及び前記給湯対象側に接続された流出口を有する給湯混合弁を備え、
前記熱交換器の1次側流路に流入する蓄熱媒体の温度に応じて、前記貯留タンク内の蓄熱流体を用いて前記給湯混合弁の第3流入口に温水を流入させつつ、当該給湯混合弁の第1流入口、第2流入口及び第3流入口に流入する湯水の流量比を調整する構成としてなる請求項2に記載の給湯機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013140890A JP6036579B2 (ja) | 2013-07-04 | 2013-07-04 | 給湯機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013140890A JP6036579B2 (ja) | 2013-07-04 | 2013-07-04 | 給湯機 |
Publications (3)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2015014412A JP2015014412A (ja) | 2015-01-22 |
JP2015014412A5 JP2015014412A5 (ja) | 2016-01-28 |
JP6036579B2 true JP6036579B2 (ja) | 2016-11-30 |
Family
ID=52436246
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2013140890A Active JP6036579B2 (ja) | 2013-07-04 | 2013-07-04 | 給湯機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6036579B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6520802B2 (ja) * | 2016-04-19 | 2019-05-29 | 三菱電機株式会社 | 蓄熱システム |
Family Cites Families (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4104592B2 (ja) * | 2004-12-15 | 2008-06-18 | 株式会社デンソー | 貯湯式給湯装置 |
JP5087484B2 (ja) * | 2008-07-10 | 2012-12-05 | 株式会社コロナ | 貯湯式給湯暖房装置 |
JP5585358B2 (ja) * | 2010-09-30 | 2014-09-10 | 三菱電機株式会社 | 貯湯式給湯機 |
JP5577225B2 (ja) * | 2010-11-19 | 2014-08-20 | 日立アプライアンス株式会社 | 給湯機 |
JP5655724B2 (ja) * | 2011-07-05 | 2015-01-21 | 三菱電機株式会社 | 貯湯式給湯機 |
-
2013
- 2013-07-04 JP JP2013140890A patent/JP6036579B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2015014412A (ja) | 2015-01-22 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5103567B2 (ja) | ヒートポンプ式給湯装置 | |
WO2011074596A1 (ja) | 給湯機 | |
JP2013245919A (ja) | 貯湯式給湯機 | |
JP2010223451A (ja) | 貯湯式給湯機 | |
JP5423514B2 (ja) | 貯湯式給湯機 | |
JP4692148B2 (ja) | ヒートポンプ式給湯機 | |
JP2007127303A (ja) | 貯湯式給湯システム | |
JP5553059B2 (ja) | 貯湯式給湯機 | |
JP5655695B2 (ja) | 貯湯式給湯機 | |
JP5423558B2 (ja) | 貯湯式給湯機 | |
JP6036579B2 (ja) | 給湯機 | |
JP2017172944A (ja) | 貯湯式給湯機 | |
JP2012154598A (ja) | ヒートポンプ給湯機 | |
JP3931894B2 (ja) | 給湯機 | |
JP2015078773A (ja) | 貯湯式給湯装置 | |
JP6464873B2 (ja) | 貯湯式ヒートポンプ給湯機 | |
JP2013079752A (ja) | ヒートポンプ給湯機 | |
JP3913722B2 (ja) | ヒートポンプ給湯装置 | |
JP2014142112A (ja) | 貯湯式給湯機 | |
JP6119499B2 (ja) | 貯湯式給湯機 | |
JP2012184857A (ja) | 貯湯式給湯機 | |
JP4515883B2 (ja) | 貯湯式給湯装置 | |
JP5741256B2 (ja) | 貯湯式給湯機 | |
JP5556696B2 (ja) | 貯湯式給湯機 | |
JP3989425B2 (ja) | ヒートポンプ給湯装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20151202 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20151202 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20160920 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20161004 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20161017 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6036579 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |