JP2006002960A - ヒートポンプ装置 - Google Patents

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Tatsumura Mo
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Abstract

【課題】給湯だけでなく、風呂加熱運転も可能なヒートポンプ装置を提供すること。
【解決手段】圧縮機11と給湯熱交換器の冷媒側配管12aと風呂熱交換器の冷媒側配管13aと膨張弁14と室外熱交換器15とを環状に接続したヒートポンプ回路と、給湯熱交換器の冷媒側配管12a内を流れる冷媒で給湯熱交換器の水側配管12b内を流れる貯湯タンク16の水を加熱する貯湯回路と、風呂熱交換器の冷媒側配管13a内を流れる冷媒で風呂熱交換器の水側配管13b内を流れる浴槽18の水を加熱する第1風呂加熱回路と、風呂追焚熱交換器の1次側配管20a内を流れる貯湯タンク16の温水で風呂追焚熱交換器の2次側配管20b内を流れる浴槽18の水を加熱する第2風呂加熱回路とを備えたことにより、大能力から小能力まで様々な風呂加熱運転が可能となる。
【選択図】図1

Description

本発明は、給湯運転だけでなく風呂加熱運転もできる多機能なヒートポンプ装置に関するものである。
従来、給湯運転だけでなく風呂加熱運転もできる多機能なヒートポンプ給湯機として図3に示すものがある(例えば、特許文献1参照)。図3に示すように、このヒートポンプ給湯機は、圧縮機101、放熱器102の冷媒用伝熱管102a、放熱用伝熱管102a出口冷媒と圧縮機101吸入冷媒とを熱交換させる内部熱交換器103、膨張弁104、蒸発器105、アキュムレータ106とを環状に接続して、この順に自然冷媒である二酸化炭素が流れる冷媒回路を形成している。また、貯湯タンク107、貯湯タンク107底部の水を放熱器102の貯湯用伝熱管102bを介して貯湯タンク107上部に循環させる貯湯用ポンプ108、貯湯用伝熱管102bの水量を調整する流量調整弁109を環状に接続して、給湯回路を形成している。また、給湯回路には、貯湯タンク107上部の湯と水道水とを混合して所定温度に制御する給湯混合弁110、カランやシャワーなどの取水器114を制御する給湯制御弁111、風呂の湯張りを制御する湯張制御弁112、風呂の追い焚きを行う際に浴槽115の湯を放熱器102の追焚用伝熱管102cを介して循環させる追焚用ポンプ113等を備えている。
このため、高効率ヒートポンプサイクルを用いた貯湯タンク107への貯湯運転、高効率ヒートポンプサイクルを用いた風呂加熱運転、貯湯タンク107内の湯を浴槽115へ注湯する注湯運転が可能となる。
特開2002−106963号公報
しかしながら、前記従来の構成では、ヒートポンプサイクル単独で風呂加熱運転を行う場合、圧縮機が起動してから所定の風呂加熱性能が得られるまでに時間を要するという課題を有していた。また、貯湯タンクの湯を浴槽に注湯すれば速やかな加熱運転が可能となるが、この場合、浴槽の水位が上昇してしまい、浴槽から溢れ出た湯が無駄になってしまうという課題を有していた。
本発明は、前記従来の課題を解決するもので、高効率なヒートポンプサイクルによる風呂加熱運転だけでなく、浴槽の水位を変えることなく貯湯タンク内の湯を利用した大能力な風呂加熱運転ができるヒートポンプ装置を提供することを目的とする。
前記従来の課題を解決するために、本発明のヒートポンプ装置は、圧縮機と給湯熱交換器の冷媒側配管と風呂熱交換器の冷媒側配管と膨張弁と室外熱交換器とを環状に接続したヒートポンプ回路と、前記給湯熱交換器の冷媒側配管内を流れる冷媒で給湯熱交換器の水側配管内を流れる貯湯タンクの水を加熱する貯湯回路と、前記貯湯タンクの温水で浴槽の水を加熱する風呂追焚熱交換器と、前記風呂熱交換器の冷媒側配管内を流れる冷媒で風呂熱交換器の水側配管内を流れる前記浴槽の水を加熱する第1風呂加熱回路と、前記風呂追焚熱交換器の1次側配管内を流れる前記貯湯タンクの温水で前記風呂追焚熱交換器の2次側配管内を流れる前記浴槽の水を加熱する第2風呂加熱回路とを備えたものである。
これにより、高効率なヒートポンプサイクルによる風呂加熱運転だけでなく、浴槽の水位を変えることなく貯湯タンク内の湯を利用した大能力な風呂加熱運転ができる。
浴槽の水位を変えることなく、ヒートポンプサイクルによる高効率な風呂加熱運転や貯湯タンク内の湯を利用した大能力な風呂加熱運転が可能となり、風呂加熱運転の省エネ、応答性向上、節水を図ることができる。
第1の発明は、圧縮機と給湯熱交換器の冷媒側配管と風呂熱交換器の冷媒側配管と膨張弁と室外熱交換器とを環状に接続したヒートポンプ回路と、前記給湯熱交換器の冷媒側配管内を流れる冷媒で給湯熱交換器の水側配管内を流れる貯湯タンクの水を加熱する貯湯回路と、前記貯湯タンクの温水で浴槽の水を加熱する風呂追焚熱交換器と、前記風呂熱交換器の冷媒側配管内を流れる冷媒で風呂熱交換器の水側配管内を流れる前記浴槽の水を加熱する第1風呂加熱回路と、前記風呂追焚熱交換器の1次側配管内を流れる前記貯湯タンクの温水で前記風呂追焚熱交換器の2次側配管内を流れる前記浴槽の水を加熱する第2風呂加熱回路とを備えたことにより、浴槽の水位を変えることなく、ヒートポンプサイクルによる高効率な風呂加熱運転や貯湯タンク内の湯を利用した大能力な風呂加熱運転が可能となり、風呂加熱運転の省エネ、応答性向上、節水を図ることができる。
第2の発明は、特に、第1の発明のヒートポンプ装置の風呂熱交換器の水側配管と風呂追焚熱交換器の2次側配管とを並列に接続したものであり、ヒートポンプサイクルを利用した第1風呂加熱回路の単独運転、貯湯タンク内の湯を利用した第2風呂加熱回路の単独運転、及び第1風呂加熱回路と第2風呂加熱回路の同時運転が可能となり、状況に応じた様々な風呂加熱運転を行うことができる。
第3の発明は、特に、第1または第2のいずれかの発明のヒートポンプ装置の風呂熱交換器の水側配管と風呂追焚熱交換器の2次側配管とを流れる水流量を制御する風呂流量制御装置を備えたものであり、第1風呂加熱回路と第2風呂加熱回路の運転効率向上を図ることができる。
第4の発明は、特に、第3の発明のヒートポンプ装置の風呂流量制御装置を、貯湯タンク蓄熱量と浴槽の水を設定浴槽温度まで加熱するのに必要な必要風呂加熱熱量とに応じて水流量を制御するもので、状況に応じた風呂加熱運転を行うことができる。
第5の発明は、特に、第4の発明のヒートポンプ装置の貯湯タンク蓄熱量を、貯湯タンク壁面に設置した複数個の温度センサーで検出するもので、蓄熱量を比較的低コストで精度良く検出できる。
第6の発明は、特に、第4または第5のいずれか1つの発明のヒートポンプ装置の必要風呂加熱熱量を、現在の浴槽温度と設定浴槽温度との温度差と、浴槽内水位センサーとで検出するもので、必要風呂加熱熱量を比較的低コストで精度良く検出できる。
第7の発明は、特に、第1〜第6のいずれか1つの発明のヒートポンプ装置の風呂流量制御装置を、貯湯タンクの蓄熱量が所定熱量以上でかつ必要風呂加熱熱量が所定熱量以上の場合には第1風呂加熱回路と第2風呂加熱回路とで風呂加熱運転を行うようにしたもので、大能力な風呂加熱運転で速やかに風呂を沸かすことができる。
第8の発明は、特に、第1〜第7のいずれか1つの発明のヒートポンプ装置の風呂流量制御装置を、貯湯タンクの蓄熱量が所定熱量以上でかつ必要風呂加熱熱量が所定熱量未満の場合には第1風呂加熱回路を使用せずに第2風呂加熱回路だけで風呂加熱運転を行うようにしたもので、風呂加熱運転の速やかな起動が可能となる。
第9の発明は、特に、第1〜第8のいずれか1つの発明のヒートポンプ装置の風呂流量制御装置を、貯湯タンクの蓄熱量が所定熱量未満の場合には第2風呂加熱回路を使用せずに第1風呂加熱回路だけで風呂加熱運転を行うようにしたもので、貯湯タンクの蓄熱量が少ない場合でもヒートポンプサイクルを利用した高効率な風呂加熱運転ができる。
第10の発明は、特に、第1〜第9のいずれか1つの発明のヒートポンプ装置のヒートポンプ回路に、給湯熱交換器の冷媒側配管をバイパスさせる給湯熱交換器バイパスを備えたもので、第1風呂加熱回路の運転起動を速やかに行うことができる。
第11の発明は、特に、第1〜第10のいずれか1つの発明のヒートポンプ装置のヒートポンプ回路に、風呂熱交換器の冷媒側配管をバイパスさせる風呂熱交換器バイパスを備えたもので、貯湯回路の運転起動を速やかに行うことができる。
第12の発明は、特に、第1〜11のいずれか1つの発明のヒートポンプ装置の冷媒回路を、冷媒の圧力が臨界圧力以上となる超臨界ヒートポンプサイクルとし、前記臨界圧力以上に昇圧された冷媒により給湯熱交換器の水側配管内の水を加熱することにより、前記給湯熱交換器の冷媒側配管内の冷媒は臨界圧力以上に加圧されているので、前記給湯熱交換器の水側配管内の水により熱を奪われて温度低下しても凝縮することがない。従って、前記給湯熱交換器の全域で冷媒と水との間の温度差を形成しやすくなり、高温の湯が得られ、かつ熱交換効率を高くできる。
第13の発明は、特に、第12の発明のヒートポンプ装置において、使用する冷媒を二酸化炭素としたものであり、比較的安価でかつ安定な二酸化炭素を冷媒に使用することにより、製品コストを抑えるとともに、信頼性を向上させることができる。また、二酸化炭素はオゾン破壊係数がゼロであり、地球温暖化係数も代替冷媒HFC−407Cの約1700分の1と非常に小さいため、地球環境に優しい製品を提供できる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は、本発明の第1の実施の形態のヒートポンプ装置の構成図である。図1において、圧縮機11と給湯熱交換器の冷媒側配管12aと風呂熱交換器の冷媒側配管13aと膨張弁14と室外熱交換器15とを環状に接続してヒートポンプ回路を形成している。また、本発明の第1の実施の形態のヒートポンプ装置は、給湯熱交換器の冷媒側配管12a内を流れる冷媒で給湯熱交換器の水側配管12b内を流れる貯湯タンク16の水を加熱する貯湯回路と、貯湯タンク16の温水で浴槽18の水を加熱する風呂追焚熱交換器20と、風呂熱交換器の冷媒側配管13a内を流れる冷媒で風呂熱交換器の水側配管13b内を流れる浴槽18の水を加熱する第1風呂加熱回路と、風呂追焚熱交換器の1次側配管20a内を流れる貯湯タンク16の温水で風呂追焚熱交換器の2次側配管20b内を流れる浴槽18の水を加熱する第2風呂加熱回路とを備えている。貯湯回路は、貯湯タンク16と積層ポンプ17と給湯熱交換器の水側配管12bとを環状に接続して形成している。第1風呂加熱回路は、浴槽18と風呂ポンプ19と流量調整弁23と風呂熱交換器の水側配管13bとを環状に接続して形成している。第2風呂加熱回路は、浴槽18と風呂ポンプ19と流量調整弁23と風呂追焚熱交換器の2次側配管20bとを環状に接続して形成している。
風呂熱交換器の水側配管13bと風呂追焚熱交換器の2次側配管20bとは並列に接続されており、両者を流れる水流量の配分は、貯湯タンク16蓄熱量と浴槽18の水を設定浴槽温度まで加熱するのに必要な必要風呂加熱熱量とに応じて風呂流量制御装置22により制御される。貯湯タンク16蓄熱量は、貯湯タンク16壁面に設置した複数個の温度センサー(残湯量センサー)24a〜24cで検出し、必要風呂加熱熱量は、現在の浴槽温度と設定浴槽温度との温度差と、浴槽内水位センサー(図示していない)で検出した浴槽18の保持水量とから検出している。
以上のように構成されたヒートポンプ装置について、以下その動作、作用を説明する。風呂加熱運転モードとしては、第1風呂加熱回路(ヒートポンプサイクルによる高効率な運転)単独運転,第2風呂加熱回路(貯湯タンク16の温水を利用した応答性が早い運転)単独運転,第1風呂加熱回路と第2風呂回路の同時運転(大能力運転)の3種類が可能であり、これらの風呂加熱運転モードは、貯湯タンク16の蓄熱量と必要風呂加熱熱量とに応じて風呂流量制御装置22で切り替えられる。
まず、貯湯タンク16の蓄熱量が所定熱量以上でかつ必要風呂加熱熱量が所定熱量以上の場合には、第1風呂加熱回路と第2風呂加熱回路とで風呂加熱運転を行う。即ち、必要風呂加熱熱量が大きい場合(例えば、風呂を低温の水から沸き上げる場合)には、ヒートポンプサイクルによる高効率な第1風呂加熱回路と貯湯タンク16の温水を利用した応答性が早い第2風呂加熱回路により大能力な風呂加熱運転で速やかに風呂を沸かすことができる。
次に、貯湯タンク16の蓄熱量が所定熱量以上でかつ必要風呂加熱熱量が所定熱量未満の場合には、第1風呂加熱回路を使用せずに第2風呂加熱回路だけで風呂加熱運転を行う。即ち、必要風呂加熱熱量が小さい場合(例えば、風呂を40℃から42℃に沸き上げる場合や保温の場合)には、応答性が早い第2風呂加熱回路により速やかに風呂を設定温度に加熱することができる。
更に、貯湯タンク16の蓄熱量が所定熱量未満の場合には、第2風呂加熱回路を使用せずに第1風呂加熱回路だけで風呂加熱運転を行う。即ち、万一、貯湯タンク16に温水が無い場合でも、ヒートポンプサイクルによる高効率な第1風呂加熱回路により風呂加熱運転を行うことができる。
以上のように、本実施の形態1においては、貯湯タンク16の蓄熱量や必要風呂加熱熱量に応じて、高効率なヒートポンプサイクルによる風呂加熱運転や浴槽18の水位を変えることなく貯湯タンク16内の湯を利用した大能力な風呂加熱運転が可能となり、風呂加熱運転の省エネ、応答性向上、節水を図ることができる。
(実施の形態2)
図2は、本発明の第2の実施の形態のヒートポンプ装置の構成図である。図2において、本発明の第1の実施の形態のヒートポンプ装置と同様の構成部分については共通の符号を用い、詳細な説明を省略する。
図2において、ヒートポンプ回路は、給湯熱交換器の冷媒側配管12aをバイパスさせる給湯熱交換器バイパス26と、風呂熱交換器の冷媒側配管13aをバイパスさせる風呂熱交換器バイパス27を備えたものである。
以上のように構成されたヒートポンプ装置について、以下その動作、作用を説明する。まず、第1風呂加熱回路による運転(ヒートポンプサイクルによる風呂加熱運転)を起動する際には、給湯熱交換器バイパス26を開く。これにより、圧縮機11から吐出した高温高圧冷媒が給湯熱交換器の冷媒側配管12aを通らないため、冷媒は給湯熱交換器12に吸熱されることなく高温高圧状態を保持したまま風呂熱交換器の冷媒側配管13aで風呂熱交換器の水側配管13b内の水と熱交換して浴槽18の水を加熱する。従って、浴槽18の加熱能力応答性を向上させることができる。
また、貯湯回路による運転(ヒートポンプサイクルによる貯湯タンク16内の水加熱運転)を起動する際には、風呂熱交換器バイパス27を開く。これにより、給湯熱交換器の冷媒側配管12aにおいて給湯熱交換器の水側配管12b内の水と熱交換した後の冷媒は風呂熱交換器の冷媒側配管13aを通らないため、冷媒は風呂熱交換器13に吸熱されることなく、風呂熱交換器13の圧力損失による圧力低下も防止できる。従って、貯湯タンク16の加熱能力応答性を向上させることができる。
以上のように、本実施の形態2においては、給湯熱交換器の冷媒側配管12aや風呂熱交換器の冷媒側配管13aをバイパスさせることにより、冷媒の熱量が給湯熱交換器12や風呂熱交換器13に無駄に吸熱されることを防止して、風呂加熱運転や貯湯タンク加熱運転の応答性を向上させることができる。
尚、実施の形態1および実施の形態2では、ヒートポンプサイクルを、冷媒の圧力が臨界圧力以上となる超臨界ヒートポンプサイクルとしたが、もちろん一般の臨界圧力以下のヒートポンプサイクルでもよい。またこの場合、冷媒としてはフロンガス、アンモニアなどを用いても良い。
以上のように、本発明にかかるヒートポンプ装置は、給湯運転だけでなく風呂加熱運転等多機能なヒートポンプサイクルに対しての適用が有効である。
本発明の実施の形態1におけるヒートポンプ装置の構成図 本発明の実施の形態2におけるヒートポンプ装置の構成図 従来のヒートポンプ装置の構成図
符号の説明
11 圧縮機
12 給湯熱交換器
12a 給湯熱交換器の冷媒側配管
12b 給湯熱交換器の水側配管
13 風呂熱交換器
13a 風呂熱交換器の冷媒側配管
13b 風呂熱交換器の水側配管
14 膨張弁
15 室外熱交換器
16 貯湯タンク
17 積層ポンプ
18 浴槽
19 風呂ポンプ
20 風呂追焚熱交換器
20a 風呂追焚熱交換器の1次側配管
20b 風呂追焚熱交換器の2次側配管
21 風呂追焚ポンプ
22 風呂流量制御装置
23 流量調整弁
24a,24b,24c 残湯量センサー
25 浴槽温度センサー
26 給湯熱交換器バイパス
27 風呂熱交換器バイパス

Claims (13)

  1. 圧縮機と給湯熱交換器の冷媒側配管と風呂熱交換器の冷媒側配管と膨張弁と室外熱交換器とを環状に接続したヒートポンプ回路と、前記給湯熱交換器の冷媒側配管内を流れる冷媒で給湯熱交換器の水側配管内を流れる貯湯タンクの水を加熱する貯湯回路と、前記貯湯タンクの温水で浴槽の水を加熱する風呂追焚熱交換器と、前記風呂熱交換器の冷媒側配管内を流れる冷媒で風呂熱交換器の水側配管内を流れる前記浴槽の水を加熱する第1風呂加熱回路と、前記風呂追焚熱交換器の1次側配管内を流れる前記貯湯タンクの温水で前記風呂追焚熱交換器の2次側配管内を流れる前記浴槽の水を加熱する第2風呂加熱回路とを有するヒートポンプ装置。
  2. 風呂熱交換器の水側配管と風呂追焚熱交換器の2次側配管とを並列に接続した請求項1に記載のヒートポンプ装置。
  3. 風呂熱交換器の水側配管と風呂追焚熱交換器の2次側配管とを流れる水流量を制御する風呂流量制御装置を備えた請求項1または2に記載のヒートポンプ装置。
  4. 風呂流量制御装置は、貯湯タンク蓄熱量と、浴槽の水を設定浴槽温度まで加熱するのに必要な必要風呂加熱熱量とに応じて、風呂熱交換器の水側配管と風呂追焚熱交換器の2次側配管とを流れる水流量を制御する請求項3に記載のヒートポンプ装置。
  5. 貯湯タンク蓄熱量を、前記貯湯タンク壁面に設置した複数個の温度センサーで検出する請求項4に記載のヒートポンプ装置。
  6. 必要風呂加熱熱量を、現在の浴槽温度と設定浴槽温度との温度差と、浴槽内水位センサーとで検出する請求項4または5に記載のヒートポンプ装置。
  7. 風呂流量制御装置は、貯湯タンクの蓄熱量が所定熱量以上でかつ必要風呂加熱熱量が所定熱量以上の場合には第1風呂加熱回路と第2風呂加熱回路とで風呂加熱運転を行う請求項1〜6のいずれか1項に記載のヒートポンプ装置。
  8. 風呂流量制御装置は、貯湯タンクの蓄熱量が所定熱量以上でかつ必要風呂加熱熱量が所定熱量未満の場合には第1風呂加熱回路を使用せずに第2風呂加熱回路だけで風呂加熱運転を行う請求項1〜7のいずれか1項に記載のヒートポンプ装置。
  9. 風呂流量制御装置は、貯湯タンクの蓄熱量が所定熱量未満の場合には第2風呂加熱回路を使用せずに第1風呂加熱回路だけで風呂加熱運転を行う請求項1〜8のいずれか1項に記載のヒートポンプ装置。
  10. ヒートポンプ回路は、給湯熱交換器の冷媒側配管をバイパスさせる給湯熱交換器バイパスを備えた請求項1〜9のいずれか1項に記載のヒートポンプ装置。
  11. ヒートポンプ回路は、風呂熱交換器の冷媒側配管をバイパスさせる風呂熱交換器バイパスを備えた請求項1〜10のいずれか1項に記載のヒートポンプ装置。
  12. ヒートポンプ回路は、高圧側の冷媒圧力が臨界圧力以上となる超臨界ヒートポンプサイクルであり、前記臨界圧力以上に昇圧された冷媒により給湯熱交換器の水側配管内の水を加熱する請求項1〜11のいずれか1項に記載のヒートポンプ装置。
  13. 使用する冷媒が二酸化炭素であることを特徴とする請求項12に記載のヒートポンプ装置。
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