JP6175128B2 - 水溶性多層フィルム及びそれを用いた植生シート - Google Patents

水溶性多層フィルム及びそれを用いた植生シート Download PDF

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Description

本発明は、水溶性多層フィルム及びそれを用いた植生シートに関する。
なお、植生シートは、2枚の水溶性樹脂フィルムで植物(茎、根、種子、発芽後の種子等の1種以上)を挟持してなる積層体であって、植生シートを所望の植栽地に展開して水を散布することにより水溶性樹脂フィルムが溶解し、植物を所望の植栽地に発芽、生育等させる用途に適した農業用シートである。
従来、植生シートの一種として、生分解性シート及び水溶性フィルムを用いて得られる芝種子シートが知られている。
例えば、特許文献1には、「芝種子(2)を生分解性シート(1)と水溶性フィルム(3)との間に挟持させる芝種子シート(11)の製造方法において、生分解性シートに水分を付与しその上に芝種子を散布した後、押圧により、該水溶性フィルムを接合させることを特徴とする芝種子シートの製造法。」が開示されている。ここで、生分解性シートとしては、天然繊維、セルロース系人造繊維、合成繊維等が例示されており([0019]段落)、水溶性フィルムとしては、ポリビニルアルコール、カルボキシメチルセルロース等のセルロース誘導体、ポリ酢酸ビニル、デンプン等が例示されている([0021]段落)。
また、特許文献2には、植生シートの一種としてシードテープが開示されており、特にシードテープ用ポリビニルアルコール系フィルムとして、「ケン化度が65モル%以上で75モル%未満のポリビニルアルコール(A)およびケン化度が75モル%以上のポリビニルアルコール(B)を含有してなり、かつポリビニルアルコール(A)とポリビニルアルコール(B)のケン化度の差が3モル%以上を特徴とするシードテープ用ポリビニルアルコール系フィルム。」が開示されている。ここで、シードテープは水溶性フィルム上に一定間隔に種子を置いていき、その後、種子が水溶性フィルムに封入されるように水溶性フィルムを捩ることにより得られる([0027]段落)。そして、シートテープは土中に埋設され、土中の水分等によりテープ基材が溶解(崩壊)することにより、テープ中に封入(挟持)されていた種子が土中に露出して成長(発芽)していくとされている([0028]段落)。
特開2000-300073号公報 特許第4705255号公報
しかしながら、従来の植生シート(シードテープを含む)は、種子などの内容物を固定する前段階でポリビニルアルコール系の基材に水を噴霧する際、基材が破れ易いという問題がある。そのため、種子などを挟持した植生シートを輸送する際の振動で端部から種子などが落下したり、施工時に植生シートを広げた際に種子などが落下したりする等、内容物の固定が不十分になり易いことが指摘されている。また、植生シート(シードテープを含む)は、ロール状に巻き取って長期間保管するとブロッキングするおそれがあり、使用時に繰り出す際に問題が生じる場合がある。この点、特許文献2には、ケン化度の異なる2種類のポリビニルアルコール(A)及び(B)を混合してポリビニルアルコール系フィルムを作製することにより、耐ブロッキング性にも優れることが記載されているが([0050]段落)、未だ耐ブロッキング性は不十分であり更なる改善が求められている。
よって、本発明は、種子などの内容物の落下を防止し、且つ、長期間ロール状で保管した場合でも耐ブロッキング性を有する植生シート、並びに、かかる植生シートの製造に適した水溶性樹脂フィルム(水溶性多層フィルム)を提供することを目的とする。
本発明者は上記目的を達成すべく鋭意研究を重ねた結果、特定の水溶時間を有する層1及び層2の二層からなる水溶性多層フィルムにより植生シートを作製する場合には、上記目的を達成できることを見出し、本発明を完成するに至った。
即ち、本発明は下記の植生シートに関する。
1. 2枚の樹脂フィルムで植物を挟持してなる植生シートであって、
(A)前記2枚の樹脂フィルムはそれぞれ、層1及び層2の二層からなる水溶性多層フィルムであって、
(1)前記層1は、水溶試験Aに供することにより測定される完全溶解までの時間(水溶時間)が90秒以上であり、ケン化度95モル%以上100モル%以下のポリビニルアルコール系樹脂からなり、
(2)前記層2は、当該水溶時間が90秒未満であり、ケン化度85モル%以上90モル%未満のポリビニルアルコール系樹脂からなり、
(3)前記層1の前記水溶時間と前記層2の前記水溶時間との差が40秒以上360秒以下であり、
(B)前記2枚の水溶性多層フィルムの各前記層2が前記植物と接触しており、対向する前記2枚の水溶性多層フィルムどうしは、前記植物を挟持していない領域の一部又は全部において接合されている、
植生シート。
2. 前記2枚の水溶性多層フィルムの各前記層2が前記植物と直接接触している、上記項1に記載の植生シート。
3. 前記水溶性多層フィルムの全層厚さのうち前記層1の占める割合が5〜90%である、上記項1又は2に記載の植生シート。
4. 前記層1及び前記層2の少なくとも一層は、JIS K6726:1994 3.11.1(回転粘度計法)に準拠して測定した4重量%水溶液粘度値が4.5cP以上のポリビニルアルコール系樹脂からなる、上記項1〜3のいずれかに記載の植生シート。
5. 前記植物は、茎、根、種子及び発芽後の種子からなる群から選択される少なくとも1種である、上記項1〜4のいずれかに記載の植生シート。
6. 前記植物は、芝草である、上記項1〜5のいずれかに記載の植生シート。
本発明の水溶性多層フィルムは、水溶試験Aに供することにより測定される完全溶解までの時間(水溶時間)の異なる層1及び層2の二層が積層されていることにより、植生シートを作製するための基材として有用である。即ち、基材として水溶性多層フィルムを2枚用意し、各フィルムの層2が植物と接触するように植物を挟持して植生シートを作製した際に、植物(内容物)の落下が抑制されており、且つ、長期間ロール状で保管した場合でも耐ブロッキング性を発揮する。
(a)水溶試験Aの試験装置の模式的斜視図である。(b)はビーカーの上面図でありスライドマウントと水流との関係を模式的に示している。 植物(種子)を挟持した植生シートの一例を示す上視平面図である。 植物(種子)を挟持した植生シートの一例を示す側面視断面図である。 植物(芝草)を挟持した植生シートの一例を示す上視平面図である。 植物(芝草)を挟持した植生シートの一例を示す側面視断面図である。
以下、本発明の水溶性多層フィルム及び植生シートについて詳細に説明する。
水溶性多層フィルム
本発明の水溶性多層フィルムは、層1及び層2の二層からなる多層フィルムであって、前記層1は、水溶試験Aに供することにより測定される完全溶解までの時間(水溶時間)が90秒以上であり、前記層2は、当該水溶時間が90秒未満であることを特徴とする。
上記特徴を有する本発明の水溶性多層フィルムは、水溶試験Aに供することにより測定される完全溶解までの時間(水溶時間)の異なる層1及び層2の二層が積層されていることにより、植生シートを作製するための基材として有用である。即ち、基材として水溶性多層フィルムを2枚用意し、各フィルムの層2が植物と接触するように植物を挟持して植生シートを作製した際に、植物(内容物)の落下が抑制されており、且つ、長期間ロール状で保管した場合でも耐ブロッキング性を発揮する。
なお、本明細書における水溶試験Aは、次の通りに定義される試験方法である。
(イ)図1に示す通り、1000mlビーカー(柴田科学株式会社製HARIOビーカー、胴外径110mm、高さ151mm)に25℃の超純水800ml及び40mm×φ8mm回転子を入れて回転子を回転させ、超純水の渦巻きの下端が600mlラインに位置するように回転数を設定する(概ね450rpmで当該条件となる)。
(ロ)縦24mm×横36mmの枠を有するスライドマウントに厚さ60μmの試料フィルム(層1、層2等)を取り付け、試料フィルムの面が水流と平行になるようにビーカー中に浸漬し、試料フィルムが完全に溶解するまでの時間(当該時間を「水溶時間」と言う)を目視観察により確認して測定する。なお、図1において、(a)は水溶試験Aの試験装置の模式的斜視図であり、(b)はビーカーの上面図でありスライドマウントと水流との関係を模式的に示している。
本発明の水溶性多層フィルムにおいて、層1は水溶時間が90秒以上であり、層2は水溶時間が90秒未満である。層1の水溶時間は110秒以上が好ましく、300〜600秒がより好ましい。層2の水溶時間は85秒以下が好ましく、20〜80秒がより好ましい。また、層1と層2の水溶時間の差は20秒以上が好ましく、40秒以上がより好ましい。
このような層1及び層2を積層して得られる本発明の水溶性多層フィルムは、植物(内容物)を挟持して植生シートを作製する際に2枚の水溶性多層フィルムの各層2が植物と接触するように積層される。このとき、各層2が植物と接触し、対向する2枚の水溶性多層フィルムどうしが植物を挟持していない領域の一部又は全部において接合されていることにより植物の固定が十分になされる。よって、植生シートを輸送する際や、施工時に植生シートを広げた際に植物の落下が抑制されている。また、水溶時間の異なる層1と層2を積層し、層1が外側となるように植生シートを構成することにより、植生シートを長期間ロール状で保管した場合でも耐ブロッキング性を発揮する。つまり、水溶時間が90秒以上である層1は耐ブロッキング性の発現に有効であり、水溶時間が90秒未満である層2は植生シートを作製した際に植物を十分に固定する効果を得るために有効である。このような効果は、層1と層2とを多層フィルムとなるように積層することにより得られる。
層1及び層2の厚さは限定的ではないが、層1は0.001〜0.100mmが好ましく、0.005〜0.050mmがより好ましい。また、層2は0.001〜0.120mmが好ましく、0.005〜0.060mmがより好ましい。なお、水溶性多層フィルムの全層厚さ(全体の厚さ)は0.015〜0.150mmが好ましく、0.020〜0.080mmがより好ましく、水溶性多層フィルムの全層厚さのうち層1の占める割合が5〜90%の範囲内であることが好ましい。その中でも、10〜55%の範囲内がより好ましく、15〜50%の範囲内が更に好ましい。層1の占める割合が5〜90%の範囲内であることによって、植物を挟持して固定する際に植生シートの破れを抑制でき、更に耐ブロッキング性がより確実に得られる。
層1及び層2を構成する樹脂フィルムの材質は、水溶性でありそれぞれ所定の水溶時間の要件を具備するものであれば限定されない。例えば、層1及び層2を構成する樹脂フィルムの材質としては、ポリビニルアルコール系樹脂(PVA系樹脂)、セルロース誘導体、デンプン等が挙げられる。PVA系樹脂としては、PVA及び変性PVAのいずれでも良いが、PVAが好ましい。なお、PVA系樹脂を用いる場合には、ケン化度、不飽和単量体の共重合比率又は変性量、分子量、層厚み等を調整することにより水溶時間を調整することができ、セルロース誘導体又はデンプンを用いる場合には、変性量、分子量、層厚み等を調整することにより水溶時間を調整することができる。
上記PVA系樹脂は、酢酸ビニルを単独重合し、更にそれをケン化することにより得られるものが使用できる。また、上記変性PVAとしては、酢酸ビニルと他の不飽和単量体との重合体をケン化したものや、PVAを後変性したものを用いることができる。PVAを後変性する場合の変性量は、特に限定しないが10モル%以下が好ましく、7モル%以下がより好ましく、5モル%以下が最も好ましい。
上記不飽和単量体としては、例えば、エチレン、プロピレン、イソブチレン、α−オクテン、α−ドデセン、α−オクタデセン等のオレフィン類;アクリル酸、メタクリル酸、クロトン酸、マレイン酸、無水マレイン酸、イタコン酸等の不飽和酸類、又はその塩、又はそのモノ若しくはジアルキルエステル;アクリロニトリル、メタアクリロニトリル等のニトリル類;アクリルアミド、メタクリルアミド等のアミド類;エチレンスルホン酸、アリルスルホン酸、メタアリルスルホン酸等のオレフィンスルホン酸、又はその塩;アルキルビニルエーテル類;N−アクリルアミドメチルトリメチルアンモニウムクロライド;アリルトリメチルアンモニウムクロライド;ジメチルアリルビニルケトン;N−ビニルピロリドン;塩化ビニル;塩化ビニリデン;ポリオキシエチレン(メタ)アリルエーテル、ポリオキシプロピレン(メタ)アリルエーテル等のポリオキシアルキレン(メタ)アリルエーテル;ポリオキシエチレン(メタ)アクリレート、ポリオキシプロピレン(メタ)アクリレート等のポリオキシアルキレン(メタ)アクリレート;ポリオキシエチレン(メタ)アクリルアミド、ポリオキシプロピレン(メタ)アクリルアミド等のポリオキシアルキレン(メタ)アクリルアミド;ポリオキシエチレン(1−(メタ)アクリルアミド−1,1−ジメチルプロピル)エステル;ポリオキシエチレンビニルエーテル;ポリオキシプロピレンビニルエーテル;ポリオキシエチレンアリルアミン;ポリオキシプロピレンアリルアミン;ポリオキシエチレンビニルアミン;ポリオキシプロピレンビニルアミンなどが挙げられる。PVA系樹脂中のこれらの不飽和単量体の共重合比率は限定されず、層1及び層2の水溶時間や最終製品である水溶性多層フィルム及び植生シートの特性に応じて適宜設定することができる。
PVAを後変性する方法としては、例えば、PVAをアセト酢酸エステル化、アセタール化、ウレタン化、エーテル化、リン酸エステル化、又はオキシアルキレン化する方法等が挙げられる。
PVA系樹脂としては、側鎖に1,2−ジオール結合を有するPVA系樹脂を用いることが好ましい。上記側鎖に1,2−ジオール結合を有するPVA系樹脂は、例えば、(ア)酢酸ビニルと3,4−ジアセトキシ−1−ブテンとの共重合体をケン化する方法、(イ)酢酸ビニルとビニルエチレンカーボネートとの共重合体をケン化及び脱炭酸する方法、(ウ)酢酸ビニルと2,2−ジアルキル−4−ビニル−1,3−ジオキソランとの共重合体をケン化及び脱ケタール化する方法、(エ)酢酸ビニルとグリセリンモノアリルエーテルとの共重合体をケン化する方法等により得ることができる。
PVA系樹脂を用いる場合のケン化度については、層1として用いる場合にはケン化度は90モル%以上100モル%以下が好ましく、92〜97モル%がより好ましい。また、層2として用いる場合にはケン化度は85モル%以上90モル%未満が好ましく、87〜89モル%がより好ましい。層1及び層2に用いるPVA系樹脂のケン化度を上記範囲に調整することにより、前述した各水溶時間の特性が得られ、層1の耐ブロッキング性の発現、層2の植物を十分に固定する効果の発現につながる。また、PVA系樹脂中の不飽和単量体の共重合比率又は変性量を調整することによっても水溶時間を調整することができる。なお、本明細書におけるケン化度の値は、JIS K6726に準拠して測定した値を意味し、ケン化度の異なる複数のPVA系樹脂を混合した場合には、混合後のケン化度を測定した値である。
PVA系樹脂を用いる場合の粘度については、4重量%水溶液粘度値が4.5cP以上であることが好ましく、5.0cP以上であることがより好ましい。PVA系樹脂の当該粘度値が低い場合には層1及び/又は層2の強度が不十分になったりブロッキングし易くなったりするおそれがある。当該粘度値の上限は限定的ではないが、35cP程度である。本明細書における4重量%水溶液粘度値は、PVA系樹脂の4重量%水溶液を調製し、JIS K6726:1994 3.11.1(回転粘度計法)に準拠して測定した値である。4.5cP以上の粘度のPVA系樹脂を用いる層厚みについては限定的ではないが、水溶性多層フィルムの全層に占める割合が10%以上であることが好ましく、30%以上であることがより好ましい。
PVA系樹脂には、必要に応じて可塑剤を配合してもよい。配合する場合にはPVA系樹脂100重量部に対して1〜8重量部が好ましい。可塑剤配合量が1重量部未満又は8重量部より多い場合には、製造方法によってはフィルム化が難しくなるおそれがある。
層1及び層2の各層には、必要に応じて酸化防止剤、金属不活性剤等の1種又は2種以上を配合してもよい。上記添加剤は公知のものを用いることができ、配合量は本発明の効果を損なわない範囲で適宜調整できる。
層1及び層2を積層する際は、各層を形成するための樹脂組成物を同時押出しすることにより積層する方法、押出しラミネート法、ウェットラミネート法、熱ラミネート法等により積層する方法又は層1及び層2を水溶性の接着剤(PVA系接着剤など)、生分解性接着剤、エマルジョン系接着剤、合成でんぷん(カルボキシメチルセルロース)等を用いて接着する方法等を利用することができる。
層1及び層2の間には、必要に応じて本発明の効果を損なわない範囲で他の層(補助層)を介在させることができる。補助層としては、例えば、層1と層2の層間強度を向上させる接着剤層などが挙げられる。また、層1、層2がそれぞれ水溶性多層フィルムの最表面に位置している限り、層1と層2の間に更に層1及び/又は層2が介在していてもよい。例えば、層1/層2/層1/層2(なお、「/」は層間を示し、更に各層間には接着剤層を有していてもよい)などの3層以上の層構成としてもよい。補助層の厚さは、前述の全層厚さとの関係で適宜調整することができる。
上記補助層の材質としては、例えば、天然素材、生分解性素材(ラクトン系、ポリブチレンサクシネート系、ポリ乳酸系等)等のほか、水溶性を有する不織布、織物、紙又はフィルムが挙げられる。
本発明の水溶性多層フィルムは、必要に応じて、公知の技術を用いて片面又は両面にエンボス模様を賦型してもよい。エンボス模様を賦型することにより、i)水溶性多層フィルムをロールで巻き取って保管する際に耐ブロッキング性をより向上させる効果、ii)後記の植生シートを作製する際に、植物を挟持する加工機に供した際の加工性を向上させる効果、iii)植物を挟持した後に植生シート中の余剰空気を脱気する際の脱気性を向上させる効果等が奏される。
植生シート
本発明の水溶性多層フィルムは、植生シートの製造するための基材として有用である。つまり、本発明の水溶性多層フィルムを2枚用意し、2枚の水溶性多層フィルムの各層2が植物と接触し挟持するように積層体を形成することにより植生シートが得られる。なお、対向する前記2枚の水溶性多層フィルムどうしは、植物を挟持していない領域の一部又は全部(好ましくは実質的に全部)において接合されている。
上記植生シートは、2枚の水溶性多層フィルムで植物(茎、根、種子、発芽後の種子等の1種以上)を挟持してなる積層体であって、植生シートを所望の植栽地に展開して水を散布することにより水溶性樹脂フィルムが溶解し、植物を所望の植栽地に発芽、生育等させる用途に適した農業用シートである。
上記植物は、ある程度成長して葉、茎、根を全て備えた状態の植物だけに限定されず、発根して土壌に定着する限り、成長した植物から採取された枝、葉、茎又は根の状態であってもよく、更に種子又は発芽後の種子であっても良い。これらの中でも、発根して土壌に定着し易い点で、茎、根、種子及び発芽後の種子の少なくとも1種が好ましく、これらを2種以上混合して用いることもできる。
植物の種類は特に限定されず、ガーデニング、造園業、及び農業分野で広く栽培されている公知の植物であってよい。例えば、芝草、花、草、野菜等が挙げられる。これらの中でも、芝草が好適である。
植物が芝草である場合には、芝草は、葉、茎及び根の絡み合いがほぐされて分解されている状態であることが好ましい。分解された状態で芝草を水溶性多層フィルムで挟持することにより、長方形のシート状の芝生と比較して体積をより嵩張らない状態とすることができ、運搬効率を向上させることもできる。
上記植物は、2枚の水溶性多層フィルムの間に分散して挟持されていることが好ましい。植物を2枚の水溶性多層フィルムの間に分散して挟持することにより、植物の体積をより嵩張らない状態とすることができ、運搬効率を更に向上させることができる。また、植物が水溶性多層フィルムの面に均等に配置されることにより、植物を植栽する際に効率よく広い範囲に植栽することができる。特に、植物が芝草の場合、植栽後に横根が出て自然に密度が濃くなっていくため、芝草を広い範囲に分散して植栽することにより、早期に芝草を植栽した土壌を芝生化することができる。
上記植物は土が除去されていることが好ましい。植物を軽量で体積も嵩張らない状態で運搬することができ、且つ運搬設備の土による汚染が抑制される。上記土を除去する方法としては特に限定されず、従来公知の方法を用いることができる。例えば、土を抱えた植物の根を叩いて土を落とす方法、簡単に水洗いして土を落とす方法が挙げられる。土の除去は、上述のように運搬や保管に不要な土を落とす程度に行えばよい。植物の状態を良好に保つことができる程度に土が根に付着した状態となるよう土を除去することが好ましい。
本発明の植生シートの水溶性多層フィルムは水分により溶解する。よって、植物の購入者が植物を植栽する際に、植生シートを土壌に敷設すれば、土中の水分により植生シートが溶解して植物を土壌に植栽することができる。植物は土が除去されているが、溶解した植生シートにより土壌に定着し、植物の根が経時的に土中に張出すので、植物を容易に植栽することが可能となる。
また、上述のような水分により溶解する本発明の植生シートは、含水性も有しているので空気中の水分を含浸し、植生シート中の植物の乾燥を抑制し、植物の状態を良好に保つことができる。
植物を2枚の水溶性多層フィルムで挟持する方法としては特に限定されず、植物が2枚の水溶性多層フィルムで挟まれた状態を保持できる方法であればよい。例えば、2枚の水溶性多層フィルムのそれぞれの層2に適量の水を噴霧した後に植物を挟み込み、植物を挟持した状態を維持できる程度に水溶性多層フィルムどうしを接合しながら、ロールで巻き取る方法が挙げられる。水を噴霧する際は、植物と接する層2が完全に溶解しない適量の水を噴霧する。
図2は、上記方法により植物(種子)を挟持した植生シートの上視平面図であり、図3は側面視断面図である。図2及び図3において、植物を挟持した植生シート6は、植物7(種子)が、2枚の水溶性多層フィルム81,82間に挟み込まれて挟持されており、2枚の水溶性多層フィルム81,82は、植物を挟持していない領域の一部又は全部(好ましくは実質的に全部)において接合されている。接合面積を調整するためには、例えば、各層2に噴霧する水量を調整することや、植物を挟持した後に植生シートを押圧する際の圧力を調整することや、ヒートシールの条件を調整することによって行える。このような方法で植物を挟持することにより、運搬中の植物の植生シートからのはみ出しや落下を抑制することができる。図4及び図5は植物を種子から芝草に替えた場合の図示である。
2枚の水溶性多層フィルムどうしを接合する方法としては特に限定されず、上述の適量の水を噴霧する方法の他に、加熱によるヒートシール等の方法が挙げられる。また、接合する所望の箇所に少量の水を塗布、又は滴下する方法により接合してもよい。更に、上述の接合方法において、水の代わりにPVA水溶液を用いてもよい。
本発明の植生シートは、基材として水溶性多層フィルムを2枚用意し、各フィルムの層2が植物と接触するように植物を挟持されていることにより、植物(内容物)の落下が抑制されており、且つ、長期間ロール状で保管した場合でも耐ブロッキング性を発揮する。
以下、実施例、参考例及び比較例を示して本発明を具体的に説明する。但し、本発明は実施例に限定されない。
実施例1〜3、参考例4〜6及び比較例1〜4
表1及び表2に示す層1及び層2の組成及び構成により2層構成の水溶性多層フィルムを作製した(なお、比較例1及び4は単層フィルムを作製した)。詳細には、各層を形成する樹脂組成物をフィードブロックに導入し、Tダイ押出し法により60μmの水溶性多層フィルムに押出し製膜した。
Figure 0006175128
〔表中、「Selvol」はセキスイ・スペシャルティ・ケミカルズ・アメリカ製のPVA系樹脂の商標名を示す〕
Figure 0006175128
試験例1
実施例、参考例及び比較例で得られた各フィルムの耐ブロッキング性及び植物固定性を評価した。
評価方法及び評価基準は下記の通りである。
≪耐ブロッキング性の評価≫
各フィルムを縦150mm×横150mmにカットし、2枚のフィルムを積層させた上に重り(20kg)を乗せ、23℃×50%RHの環境下で10日間養生させた後15mm幅にカットし、各フィルム間の剥離強度を測定し、以下の基準にて判定した。2枚のフィルムは、いずれも層1どうしが接合するように積層した。
剥離強度の測定は、引張試験機を用いて引張速度200mm/minの条件で180°剥離強度を測定した。剥離強度値を表3に示す。
耐ブロッキング性評価は、剥離強度が0.5N/15mm未満を○(ブロッキングなし)とし、0.5N/15mm以上を×(ブロッキング発生)とした。
≪植物(内容物)固定性の評価≫
各フィルムを縦150mm×横100mmにカットし、2枚のフィルムの層2の表面に霧吹きで散水した後、その間に芝の種子(アタリヤ農園製「西洋芝」)を0.4g挟み込み、重り(700g)を乗せ、23℃×50%RHの環境下で2時間養生した後、転落角測定器(東洋精機製作所社製)を用いて芝の種子が動き始める角度を測定し、以下の基準にて判定した。2枚のフィルムは、いずれも層2どうしが接合するように積層した。
転落角測定値を表3に示す。
植物固定性評価は、次の通りとした。
◎:60°以上、○:50°以上60°未満、×:50°未満
Figure 0006175128
1. 水溶試験Aに供する試料フィルム
2. スライドマウント
3. 1000mlビーカー(柴田科学株式会社製HARIOビーカー、胴外径110mm、高さ151mm)
4. 40mm×φ8mmの回転子
5. マグネティックスターラー
6. 植生シート
7. 内容物(植物)
81. 水溶性多層フィルム(内側の植物と接触する面が層2)
82. 水溶性多層フィルム(内側の植物と接触する面が層2)

Claims (6)

  1. 2枚の樹脂フィルムで植物を挟持してなる植生シートであって、
    (A)前記2枚の樹脂フィルムはそれぞれ、層1及び層2の二層からなる水溶性多層フィルムであって、
    (1)前記層1は、水溶試験Aに供することにより測定される完全溶解までの時間(水溶時間)が90秒以上であり、ケン化度90モル%以上95モル%以下のポリビニルアルコール系樹脂からなり、
    (2)前記層2は、当該水溶時間が90秒未満であり、ケン化度85モル%以上90モル%未満のポリビニルアルコール系樹脂からなり、
    (3)前記層1の前記水溶時間と前記層2の前記水溶時間との差が40秒以上360秒以下であり、
    (B)前記2枚の水溶性多層フィルムの各前記層2が前記植物と接触しており、対向する前記2枚の水溶性多層フィルムどうしは、前記植物を挟持していない領域の一部又は全部において接合されている、
    植生シート。
  2. 前記2枚の水溶性多層フィルムの各前記層2が前記植物と直接接触している、請求項1に記載の植生シート。
  3. 前記水溶性多層フィルムの全層厚さのうち前記層1の占める割合が5〜90%である、請求項1又は2に記載の植生シート。
  4. 前記層1及び前記層2の少なくとも一層は、JIS K6726:1994 3.11.1(回転粘度計法)に準拠して測定した4重量%水溶液粘度値が4.5cP以上のポリビニルアルコール系樹脂からなる、請求項1〜3のいずれかに記載の植生シート。
  5. 前記植物は、茎、根、種子及び発芽後の種子からなる群から選択される少なくとも1種である、請求項1〜4のいずれかに記載の植生シート。
  6. 前記植物は、芝草である、請求項1〜5のいずれかに記載の植生シート。
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