JP6173964B2 - タイヤ試験機 - Google Patents

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Description

本発明は、タイヤの性能試験を行うためのタイヤ試験機に関する。
自動車等に装着されるタイヤに、周方向で弾性率や寸法形状に不均一な部分があると、上記部分は高速回転時に振動を生じさせて走行性能を低下させる要因となる。このため、タイヤは、加硫成形後にタイヤ試験機により周方向の均一性を検査されている。このタイヤ試験機は、タイヤ内周のビード部をリム部材に嵌め込んで、回転するスピンドルに取り付け、タイヤに所定の内圧を付与したのち、タイヤの外周をドラム等の路面代用部材に押圧しながら回転駆動して、試験を行う。通常、試験されるタイヤのビード部は、リム部材にスムーズに嵌め込むために、潤滑剤(ルブ液)を塗布される(特許文献1参照)。
一方で、タイヤの製造工程において、タイヤにバーコード等の識別情報を装着し、タイヤを加硫して成型し、試験を行う一連の作業において、タイヤを識別情報で管理することが行われている。このようにバーコードでタイヤを管理する場合、タイヤ試験機においては、タイヤ試験機に投入する前、または、タイヤ試験機の入口コンベアに載置された後、識別情報検出センサにより、試験するタイヤの識別情報が読み込まれる。
また、タイヤ試験機では、識別情報の位置を基準点に対する回転方向角度に基づいて、回転方向(タイヤ周方向)で取得したタイヤデータを管理するタイヤ検査方法及び装置も開発されている(特許文献2参照)。特許文献2では、回転方向角度は、バーコードがバランス軽点位置検出ユニット(タイヤ試験ステーション)に投入された時の角度を基準として検出される。
特開2012−127794号公報 特開2001−159584号公報
しかしながら、引用文献2では、その段落0030のとおり、バーコードリーダがバーコードを読み取ったときにタイヤの回転を停止する旨が記載されており、その他の例は記載されていない。ただし、タイヤ試験機においては、タイヤの回転を停止した後の工程において、バーコードリーダがバーコードを読み取ったときに回転の停止されたタイヤでの位置のまま、その工程に移行することが望ましいとは限らない。実際には、タイヤの回転を任意の所望の角度で停止させることが要求される場合も多々あるが、引用文献2に記載されているものではその要求に応えることができない。
そこで、本発明が解決しようとする課題は、タイヤの識別情報の位置を安定して把握し、タイヤの回転を任意の所望の角度で停止させることができるタイヤ試験機を提供するものである。
上記の課題を解決するために、本発明に係るタイヤ試験機は、識別情報が装着された試験するタイヤを取り付けるスピンドルを設けた試験ステーションと、前記タイヤをコンベアで前記スピンドルの中心位置に送り込むタイヤ試験機用コンベアと、を備えるタイヤ試験機において、前記コンベアの前記試験ステーションから搬送方向上流側に配置されて、前記コンベアの駆動を停止して前記タイヤを回転させるタイヤ回転手段と、前記コンベアの前記試験ステーションから搬送方向上流側に配置されて、前記タイヤ回転手段により回転する前記タイヤに装着された前記識別情報を検出する識別情報検出センサと、前記識別情報検出センサで前記識別情報を検出し、検出された前記識別情報の位置と前記タイヤ中心とを結ぶ方向に対する回転角度を算出して、前記タイヤの識別情報の位置を監視し、更に、前記タイヤの回転角度が予め指定された目標停止角度になると、前記タイヤの回転を停止させる制御手段と、を備えることを特徴とする。
これによると、タイヤの識別情報の位置を安定して把握し、タイヤの回転を任意の所望の角度で停止させることができる。
また、本発明に係るタイヤ試験機において、前記タイヤ回転手段により回転するタイヤの内周のビード部に潤滑剤を塗布するルブリケータを備え、前記制御手段が、前記識別情報検出センサでの前記識別情報の検出を、前記タイヤ回転手段により回転する前記タイヤに対して、前記ルブリケータにより前記タイヤの内周のビード部に前記潤滑剤を塗布する前に、行うものであることが良い。
これによると、潤滑液をタイヤの内周のビード部に塗布する前に、識別情報の位置を検出している。そして、タイヤの識別情報の位置を、タイヤの識別情報の位置とタイヤ中心とを結ぶ方向に対する回転角度に基づいて監視している。従って、その後、何らかの状態で、識別情報が識別情報検出センサで検出できなかったとしても、タイヤの識別情報の位置を安定して把握することができる。そして、タイヤの識別情報の位置を所望の角度方向に向けることができる。また、試験ステーションの搬送方向上流側にタイヤ回転手段と識別情報検出センサが配置されていることから、タイヤの識別情報の位置を所望の角度方向に向けるために、タイヤ試験機に対して余分な装置を設置することを防止することができる。
また、本発明に係るタイヤ試験機において、前記タイヤ回転手段が、前記コンベアで搬送された前記タイヤを把持するアーム部材と、前記アーム部材の先端に配置されて、前記タイヤに回転可能に当接する回転ローラとを有し、前記回転角度は、前記回転ローラの回転回数、前記回転ローラの周長、及び、前記タイヤの周長に基づいて算出されるのが良い。
これによると、回転角度を回転ローラの回転回数等に基づいて簡単に算出することができる。尚、回転ローラの周長及びタイヤの周長は、回転ローラの直径及びタイヤの直径としても良い。
また、本発明に係るタイヤ試験機において、前記タイヤ回転手段が、前記コンベアで搬送された前記タイヤを把持するアーム部材と、前記アーム部材の先端に配置されて、前記タイヤに回転可能に当接する回転ローラとを有し、前記回転角度は、前記識別情報検出センサで前記識別情報を検出してから次の検出にかかる時間に基づいて算出されるのが良い。あるいは、前記タイヤ回転手段が、前記コンベアで搬送された前記タイヤを下方から支え、回転可能な下方ローラ部材を有し、前記回転角度は、前記識別情報検出センサで前記識別情報を検出してから次の検出にかかる時間に基づいて算出されるのが良い。
これによると、回転角度を識別情報検出センサで識別情報を検出してから次の検出にかかる時間に基づいて簡単に算出することができる。
また、本発明に係るタイヤ試験機において、前記目標停止角度は、前記試験ステーションへ送り込む際の角度であるのが良い。
これによると、タイヤの識別情報を所望の目標停止角度に合わせて、タイヤを試験ステーションに送り込むことができ、試験ステーションにおいてタイヤの周方向の計測データを適切に管理することができる。
また、本発明に係るタイヤ試験機において、前記識別情報がバーコードであり、前記識別情報検出センサがバーコードリーダであるのが良い。
これによると、バーコードが装着されたタイヤに対して、本発明を適用することができる。
本発明のタイヤ試験機は、タイヤの識別情報の位置を安定して把握し、タイヤの回転を任意の所望の角度で停止させることができる。
本実施形態に係るタイヤ試験機を示す上面図である。 本実施形態に係るタイヤ試験機用を示す側面図である。 図1のII−II線に沿った断面図である。 押し付けローラの1つを拡大して示す正面図である。 載置ローラを拡大して示す斜視図である。 タイヤ試験機用コンベアでタイヤを搬送する過程を示す平面図である。 タイヤ試験機用コンベアでタイヤを搬送する過程を示す上面図である。 アーム及び押し付けローラでタイヤを把持する過程を示す上面図である。 アーム及び押し付けローラでタイヤを把持する過程を示す上面図である。 押し付けローラでタイヤを回転させて、タイヤのバーコードの位置θを監視する過程を示す上面図である。 押し付けローラでタイヤを回転させて、タイヤのバーコードの位置を目標停止角度Wで停止させる過程を示す上面図である。 タイヤのビード部にルブリケータで潤滑剤を塗布する過程を示す上面図である。 図7CのVI−VI線に沿った断面図である。 図7のルブリケータのブラシを拡大して示す断面図である。 潤滑剤を塗布されたタイヤをアーム及び押し付けローラから開放する過程を示す上面図である。 潤滑剤を塗布されたタイヤをアーム及び押し付けローラから開放する過程を示す上面図である。 潤滑剤を塗布されたタイヤを試験ステーションに送り込む過程を示す上面図である。 コントローラにおいてバーコードの位置を監視する処理の手順を示すフローチャートである。 図1に示すアーム部材の回動機構の変形例を示す平面図である。
以下、図面を参照しつつ、本発明に係るタイヤ試験機を実施するための形態について、具体的な一例に即して説明する。
尚、以下に説明するものは、例示したものにすぎず、本発明に係るタイヤ試験機の適用限界を示すものではない。すなわち、本発明に係るタイヤ試験機は、下記の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載した限りにおいてさまざまな変更が可能なものである。
本実施形態に係るタイヤ試験機について説明する。タイヤ試験機100は、図1および図2に示すように、第1ベルトコンベア1及び第2ベルトコンベア2とで形成されるタイヤ試験機用コンベアと、上下に配置されて試験するタイヤ50を取り付けるスピンドル31を設けた試験ステーション30とを備える。
第1ベルトコンベア1は、2本一対で形成され、タイヤ50を倒伏状態で載置して搬送する。また、第1ベルトコンベア1の搬送方向上流側には、試験されるタイヤ50を供給する供給コンベア5が接続される。第2ベルトコンベア2は、2本一対で形成され、第1ベルトコンベア1の搬送方向下流側に接続され、タイヤ試験機の試験ステーション30内へ延びるように配置される。第2ベルトコンベア2は、第1ベルトコンベア1から受け取ったタイヤ50を、試験ステーション30に設けられた縦向きのスピンドル31の回転中心位置に送り込む。
第1ベルトコンベア1および第2ベルトコンベア2は、それぞれ搬送方向と直角方向の幅方向で搬送面を部分的に有するように構成されており、図示した例では、搬送面が2つの部分に分かれるように2本一対の搬送ベルトで形成されている。尚、タイヤ試験機用コンベアは、第1ベルトコンベア1および第2ベルトコンベア2のように複数のベルトコンベアで形成されていなくても良く、1つのベルトコンベアであっても良い。また、第1ベルトコンベア1および第2ベルトコンベア2の片軸は、それぞれ、ベルトコンベア用サーボモータ(図示せず)に接続されており、ベルトコンベア用サーボモータを回転させることにより、第1ベルトコンベア1および第2ベルトコンベア2のそれぞれを駆動することができる。
第1ベルトコンベア1の搬送方向上流側には、搬送方向に沿って搬送方向下流側へ搬送されるタイヤ50の後端を検出する光電センサ6aが設けられている。また、第1ベルトコンベア1の搬送方向下流側には、第2ベルトコンベア2に送り込むタイヤ50の先端を検出する光電センサ6bが設けられている。
試験ステーション30の上下スピンドル31は、第2ベルトコンベア2で搬送されたタイヤ50の軸心にその中心を合わせて、タイヤ50を上下両側から挟み込む。また、試験ステーションには、上下スピンドル31でタイヤ50を挟み込むことによりタイヤ50をチャッキングするためのスライドビーム32、ガイドフレーム33a、33b、ボールネジ34a、34b、モータ35a、35bからなるチャッキング機構36が備えられている。即ち、チャッキング機構36は、上下スピンドル31を駆動させてチャッキング動作させるためのものである。
第1ベルトコンベア1の搬送面がない部位である一対の搬送ベルトの幅方向外側の部位に、倒伏状態のタイヤ50を水平面内で回転可能に載置する載置面を構成する複数の載置ローラ3aを敷設したローラ部3が設けられている。なお、ローラ部3は一対の搬送ベルト間の内側に設けてもよく、内側と外側の両方に設けてもよい。また、2本の第1ベルトコンベア1の間には、エアシリンダ7aで昇降するルブリケータ7が設けられている。ルブリケータ7は、後述するようにタイヤ50の内周のビード部50aに潤滑剤(ルブ液)を塗布するブラシ7bと、タイヤ50の内周を位置決めするように当接される一対の位置決めローラ7cを備えている。また、ブラシ7bをエアシリンダ7aの軸に対して垂直方向に前進もしくは後退することが可能なように、そのブラシ7bとエアシリンダ7aの軸との間に小型エアシリンダ7dが備えられている。
図3に示すように、第1ベルトコンベア1はシリンダ4で昇降され、タイヤ50を搬送するときは、その搬送面がローラ部3の載置面よりも上昇し、後述するようにタイヤ50を回転させるときは、搬送面がローラ部3の載置面よりも下方に下降する。第1ベルトコンベア1の上下位置を固定し、ローラ部3を昇降させることもできる。なお、上述のとおり、ブラシ7bは、エアシリンダ7aの軸に対して垂直方向に前進もしくは後退することが可能であるが、位置決めローラ7cはエアシリンダ7aの軸に対して平行な位置に配され、そのエアシリンダ7aの軸に対して移動可能には構成されていない。
試験ステーション30の搬送方向上流側に配置される第1ベルトコンベア1の幅方向両側には、それぞれ搬送方向中央側を支点とし、先端を搬送方向下流側に向けた一対の第1アーム部材8aと、先端を搬送方向上流側に向けた一対の第2アーム部材8bが設けられている。第1アーム部材および第2アーム部材8a、8bは、後述するように回転するタイヤ50の外周面を中心側へ押し付ける回転可能な押し付けローラ(回転ローラ)9a、9bを取り付けられており、それぞれリンク機構10a、10bとエアシリンダ11a、11bによって、幅方向内方へ左右対称に回動する。第1アーム部材8a及び第2アーム部材8bと、押し付けローラ9a、9bとで、タイヤ回転手段を構成する。
第1アーム部材8aには、先端部と中間部とに2つの押し付けローラ9aが設けられ、第2アーム部材8bには、先端部のみに1つの押し付けローラ9bが取り付けられている。一対の第1アーム部材8aの先端部に取り付けられた押し付けローラ9aの一方または両方には、図4Aに示すように、モータ12が接続されている。そして、モータ12が駆動することにより、押し付けローラ9aが回転駆動されるようになっている。ローラ部3の各載置ローラ3aは、タイヤ50を水平面内で回転自在に載置する載置面を構成するものであり、図4Bに示すように、外周面に本体ローラの回転軸と直交する方向に向いた回転軸まわりに回転する複数の子ローラ3bを配列したものである。
また、試験するタイヤ50には、ビード近傍の側面に、バーコード(識別情報)51が装着されている。そして、第1ベルトコンベア1の試験ステーション30から搬送方向上流側の上方には、バーコードスキャナ(識別情報検出センサ)53が吊設されている。バーコードスキャナ53は、第1アーム部材8a及び第2アーム部材8bで把持されたタイヤ50に装着されたバーコード51を読み取ることができる位置に設置される。バーコードスキャナ53は、バーコード51を検出して、バーコード51の情報を読み取るものである。バーコードスキャナ53で読み取ったバーコード51の情報は、コントローラ55に送信される。
コントローラ55は、第1ベルトコンベア1及び第2ベルトコンベア2に接続されるベルトコンベア用サーボモータ、第1アーム部材および第2アーム部材8a、8bに接続されるエアシリンダ11a、11b、第1アーム部材8aに取り付けられたモータ12、第1ベルトコンベア1に取り付けられたシリンダ4、及び、ルブリケータ7に取り付けられたエアシリンダ7aの動作を制御するように構成される。
次に、供給コンベア5から供給されるタイヤ50を試験ステーション30に送り込むまでの手順を説明する。尚、以下の手順は、コントローラ55により制御される。
まず、図5Aに示すように、ベルトコンベア用サーボモータが回転されて第1ベルトコンベア1が駆動される。そして、供給コンベア5から第1ベルトコンベア1に供給されたタイヤ50は、搬送方向上流側の光電センサ6aで後端を検出され、搬送方向に沿って比較的低速の一定搬送速度で搬送される。次に、図5Bに示すように、搬送方向下流側の光電センサ6bで先端が検出されると、一旦、ベルトコンベア用サーボモータの回転を停止して第1ベルトコンベア1の駆動を停止することにより、タイヤ50の搬送が停止される。
ここで、ルブリケータ7は、図3に示すように、第1ベルトコンベア1の搬送面よりも下方に下降している。また、図5A及び図5Bに示すように、第1アーム部材および第2アーム部材8a、8bはエアシリンダ11a、11bにより幅方向外方へ回動されて開状態にあり、タイヤ50を搬送するための空間が第1ベルトコンベア1の搬送面上に確保されている。
次に、シリンダ4によって第1ベルトコンベア1の搬送面をローラ部3よりも下降させて、タイヤ50をローラ部3に移載する。即ち、第1ベルトコンベア1の搬送面をローラ部3の各載置ローラ3a上端(子ローラ3b)よりも下方に位置するように下降させて、タイヤ50を載置面となる各載置ローラ3aの子ローラ3b上に移載する。次に、シリンダ3aによりルブリケータ7を上昇させ、第1ベルトコンベア1の搬送面、さらにタイヤ50を載置面よりも上方にルブリケータ7(のブラシ7bと位置決めローラ7cを)をせりだす。なお、このとき、ブラシ7bは、エアシリンダ7aの軸、ひいては位置決めローラ7cの軸に対して垂直方向に後退した状態とされている。そして、図6Aに示すように、第1アーム部材8aを幅方向内方へ回動して、その押し付けローラ9aによって、ローラ部3に載置されたタイヤ50を搬送方向上流側へ押し戻す。
第1アーム部材8aにより、ルブリケータ7の位置決めローラ7cが内周に当接される位置までタイヤ50が押し戻されると、図6Bに示すように、第2アーム部材8bが幅方向内方へ回動され、第1アーム部材および第2アーム部材8a、8bの各押し付けローラ9a、9bによって、タイヤ50の外周が中心側へ押し付けられる。この状態で、タイヤ50は、第1アーム部材および第2アーム部材8a、8bの各押し付けローラ9a、9bによって把持される。
図7Aに示すように、一方の第1アーム部材8aの先端部に取り付けられた押し付けローラ9aがモータ12で矢印の向きに回転駆動される。それに伴い、タイヤ50及び他の押し付けローラ9a、9bが回転される。それと同時に、バーコードスキャナ53により、タイヤ50上のバーコード51の位置の検出が開始されて、バーコード51の位置の監視が開始される。
以下、タイヤ50のバーコード51の位置を監視して、タイヤ50のバーコード51の位置を、目標停止角度で停止させる処理の手順を説明する。
バーコード51の位置の監視は、バーコードスキャナ53によるバーコード51の検出が行われた時点から、バーコード51を検出した位置とタイヤ50の中心とを結ぶ方向に対する回転角度θに基づいて行われる。図7Aに示すように、バーコード51の位置を、バーコード51を検出した位置とタイヤ50の中心とを結ぶ方向に対する回転角度θに基づいて、監視するべく、回転角度θを算出する。図7Aにおいて、黒く塗りつぶした長方形のバーコード51が、バーコード51を検出した位置を示し、白抜きの長方形のバーコード51が、監視されるバーコード51の位置を示している。回転角度θ(degree)は、押し付けローラ9a回転回数をm、他の押し付けローラ9aの周長をn(m)、タイヤ50の周長をL(m)として、次式により計算する。尚、押し付けローラ9aの回転回数は整数でなくて良く、回転途中の角度に基づいて定義されても良い。 θ=360×n×m/L
ここで、n、Lは、次式に基づいて算出される。
n=πd ここで、d:押し付けローラ8aの直径(m)
L=πD ここで、D:タイヤ40の直径(m)
即ち、下記の通り、回転角度θを計算しても良い。
θ=360×d×m/D
これによると、回転角度を押し付けローラ9aの回転回数等に基づいて簡単に算出することができる。そして、算出された回転角度θ(degree)が、目標停止角度と合致した時点でタイヤ50の回転を停止する。なお、目標停止角度は、タイヤ50上のバーコード51を検出した位置とタイヤ50の中心とを結ぶ方向に対する回転角度として予め指定する。ここで、目標停止角度は、試験ステーション30へ送り込む際の角度であっても良い。タイヤ50のバーコード51を所望の目標停止角度に合わせて、タイヤ50を試験ステーション30に送り込むことができ、試験ステーション30においてタイヤ50の周方向の計測データを適切に管理することができるからである。
以下、図7B及び図12に基づいて、タイヤ50のバーコード51の位置を目標停止角度Wで停止させる処理の上述とは別の手順を説明する。
バーコード51の位置の監視は、バーコードスキャナ53によるバーコード51の検出が行われた時点から、バーコード51を検出した位置とタイヤ50の中心とを結ぶ方向に対する目標停止角度Wに基づいて行われる。図7Bに示すように、バーコード51の位置を、バーコード51を検出した位置とタイヤ50の中心とを結ぶ方向に対する目標停止角度Wで停止するために、バーコードスキャナ53でバーコード51を検出してから目標停止角度Wで停止するための停止開始指令時間T1を求める。図7Bにおいて、黒く塗りつぶした長方形のバーコード51が、バーコード51を検出した位置を示し、白抜きの長方形のバーコード51が、監視されるバーコード51の位置を示している。
まず、図7Bに示すように、一方の第1アーム部材8aの先端部に取り付けられた押し付けローラ9aがモータ12で矢印の向きに回転駆動され、タイヤ50の回転が開始する(S1)。次に、バーコードスキャナ53によるバーコード51の検出を開始する(S2)。
そして、バーコードスキャナ53による1回目のバーコード51の検出が行われると(S3)、その時点の時間t=0として、時間計測を開始する(S4)。
バーコードスキャナ53による2回目のバーコード51の検出が行われると(S5)、時間計測を停止して、時間計測を開始してから停止するまでの時間Tを記憶する(S6)。ここで、時間Tは、タイヤ50が一周する時間となる。
そして、時間Tから、予め指定された目標停止角度までの時間T1を算出する(S7)。ここで、時間T1は、バーコード51を検出した位置からとタイヤ50の中心とを結ぶ方向に対する目標停止角度で停止するために、バーコードスキャナ53でバーコード51を検出してから目標停止角度Wで停止するための停止開始指令時間となる。押し付けローラ9aの設定回転速度をV(rpm)タイヤ50の目標停止角度W(degree)、タイヤ50が設定回転速度Vから減速して停止するまでの間にタイヤが回転する角度をΔW(degree)とすると、時間T1は、タイヤ50の角速度ωに基づいて、次式により計算する。
T1=(W−ΔW)/ω
ここで、ΔW、ωは、次式に基づいて算出される。
ω=360/T
ΔW=(1/2)×ω×T2
尚、T2は、タイヤが設定回転速度Vから減速して停止するまでの減速時間である。
バーコードスキャナ53による2回目のバーコード51の検出が行われた時点の時間t=0として、再度、時間計測を開始する(S8)。なお、2回目のバーコード51の検出(S5)がなされてから、時間計測を開始してから停止するまでの時間Tの記憶(S6)、時間Tから、予め指定された目標停止角度までの時間T1の算出(S7)の工程が瞬時に行われるものとして、ここでは時間t=0として再度、時間計測を開始するとともに時間T1を上記にように算出しているが、各々のS6、S7の工程にかかる微小の時間tmを鑑み、上記の時間T1に時間tmを減じた値を時間T1に置き換えても良い。
そして、計測した時間tがS8で算出した時間T1以上となると(S9)、押し付けローラ9aの回転を停止して、タイヤ50の回転を停止させる(S10)。
以上の処理により、タイヤ50バーコード51の位置を目標停止角度Wで停止させることができる。これにより、回転角度をバーコードスキャナ53でバーコード51を検出してから次の検出にかかる時間に基づいて簡単に算出することができる。
以上のように、バーコード51の位置の監視が行われると、図7Cに示すように、小型エアシリンダ7dが作動され、ルブリケータ7のブラシ7bが、エアシリンダ7aの軸、ひいては位置決めローラ7cの軸に対して垂直方向に前進した状態とされる。その後、改めて時間t=0として再度、時間計測を開始するとともに時間T1が経過するまで、第1アーム部材8aの先端部に取り付けられた押し付けローラ9aがモータ12で回転駆動され、図8及び図9に示すように、ローラ部3上のタイヤ50が水平面内で回転して、ルブリケータ7のブラシ7bがタイヤ50のビード部50aに潤滑剤を塗布する。そして、時間T1を経過し、ルブリケータ7によるタイヤ50のビード部50aへの潤滑剤の塗布が終了すると、押し付けローラ9aのモータ12の回転駆動が停止されて、タイヤ50の回転が停止される。ここで、タイヤ50の回転が停止された時点においても、タイヤ50のバーコード51の位置が監視されているため、バーコード51の位置を、バーコード51を検出した位置とタイヤ50の中心とを結ぶ方向に対する回転角度θに基づいて、把握することができる。
その後、図10Aに示すように、第1のアーム部材8aおよび第2のアーム部材8bを幅方向外方へ回動させて開状態とし、押し付けローラ9a、9bによるタイヤ50の押し付けを開放する。そして、シリンダ4によって第1ベルトコンベア1の搬送面をローラ部3よりも上昇させ、タイヤ50を再び第1ベルトコンベア1上に移載する。
次に、図10Bに示すように、ベルトコンベア用サーボモータを回転して第1ベルトコンベア1を駆動することにより、タイヤ50が再び搬送方向下流側へ押し出される。その間に、潤滑剤を塗布し終わったルブリケータ7は、エアシリンダ7aによって下降し、ローラ部3の下の待機位置へ戻される。そして、図10Bに示すように、タイヤ50の先端が光電センサ6bで検出される位置まで移動され、そこに位置決めされる。
最後に、図11に示すように、ベルトコンベア用サーボモータを回転して第1ベルトコンベア1と第2ベルトコンベア2が駆動され、タイヤ50が試験ステーション30のスピンドル31の回転中心位置に送り込まれる。なお、ここで小型エアシリンダ7dが作動され、ルブリケータ7のブラシ7bが、エアシリンダ7aの軸、ひいては位置決めローラ7cの軸に対して垂直方向に後退した状態に戻される。
図示は省略するが、送り込まれたタイヤ50は、ビード部50aをリム部材に嵌めこまれて、スピンドル31に横向きに取り付けられる。そして、試験ステーション30において、タイヤ50に対する試験が行われる。ここで、バーコード51の位置(バーコード51を検出した位置とタイヤ50の中心とを結ぶ方向に対する回転角度θ)が既知であるため、試験ステーション30において、コントローラ55では、バーコード51の位置を起点にタイヤ周方向の計測データを管理することができる。
このように、本実施形態のタイヤ試験機100では、タイヤの識別情報の位置を安定して把握し、タイヤの回転を任意の所望の角度で停止させることができる。また、本実施形態のタイヤ試験機100は、潤滑液をタイヤ50の内周のビード部50aに塗布する前に、バーコード51の位置を検出している。そして、タイヤのバーコード51の位置を、タイヤのバーコード51の位置とタイヤ中心とを結ぶ方向に対する回転角度に基づいて監視している。従って、その後、何らかの状態で、バーコード51がバーコードスキャナ53で検出できなかったとしても、タイヤ50のバーコード51の位置を安定して把握することができる。そして、タイヤ50のバーコード51の位置を所望の角度方向に向けることができる。また、試験ステーション30の搬送方向上流側に第1のアーム部材8aおよび第2のアーム部材8bとバーコードスキャナ53が配置されていることから、タイヤ50のバーコード51の位置を所望の角度方向に向けるために、タイヤ試験機100に対して余分な装置を設置することを防止することができる。
以上、本発明の好適な実施の形態について説明したが、本発明は、前記実施の形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載した限りにおいてさまざまな変更が可能なものである。
上述した実施形態に係るタイヤ試験機100では、第1ベルトコンベア1上でタイヤ50の先端と後端を検出するセンサを非接触式の光電センサ6a、6bとしたが、このセンサは他の非接触式センサや接触式センサとすることもできる。
上述した実施形態に係るタイヤ試験機100では、試験ステーション30にタイヤ50を送り込むコンベアをベルトコンベアとし、第1ベルトコンベア1および第2ベルトコンベア2センターコンベア2の2つのコンベアに分割したが、このコンベアは1つの連続したベルトコンベアとすることもでき、ベルトコンベア以外の他のコンベアとすることもできる。
上述した実施形態に係るタイヤ試験機100では、ローラ部3は載置ローラ3aにその回転軸と直交する回転軸を有する子ローラ3bを備えたものとしたが、タイヤを回転自在に載置するものであれば、他の構造のフリーローラとすることもできる。
上述した実施形態に係るタイヤ試験機100において、各アーム部材8a、8bを回動させる機構は、図13に示す変形例のように、リンク機構10a、10bと歯車機構13a、13bを組み合わせたものとすることもできる。
上述した実施形態に係るタイヤ試験機100では、ルブリケータ5はタイヤ50の内周を位置決めするように当接される一対の位置決めローラ7cを備えているが、備えていなくても良い。
上述した実施形態に係るタイヤ試験機100では、第1ベルトコンベア1の上流と下流にそれぞれ設けられた一対のアーム部材8a,8bにより、タイヤ50を四方向から把持して回転させる構成であるが、搬送方向上流側の一対のアーム部材8aのみを設けて、二方向から把持して回転させる構成であっても良い。
また、タイヤ回転手段はタイヤ50に当接するローラ9aによらず、別の手段を採用することもできる。コンベア5で搬送されたタイヤはコンベア2に移送されるが、ローラ部3の載置ローラ3aを例えばモータ内蔵の回転式ローラ(下方ローラ部材)で敷き詰めて構成し、ベルト部1を無しに構成しても良い。回転式ローラ(下方ローラ部材)はタイヤ50を下方から支える。そして、タイヤ50を回転させるときには、アーム8a,8bでタイヤ50を把持後、タイヤ50の中心軸を基点として軸対称の場所に位置する一対の回転式ローラ(下方ローラ部材)の一方を例えばタイヤの搬送方向に、他の一方をタイヤ搬送方向と逆に、回転させる。これにより、タイヤ50を回転させることができる。
1、2 ベルトコンベア(タイヤ試験機用コンベア)
7 ルブリケータ
8a、8b アーム部材
9a、9b 押し付けローラ(回転ローラ)
30 試験ステーション
31 スピンドル
50 タイヤ
50a ビード部
51 バーコード(識別情報)
53 バーコードスキャナ(識別情報検出センサ)
100 タイヤ試験機

Claims (7)

  1. 識別情報が装着された試験するタイヤを取り付けるスピンドルを設けた試験ステーションと、前記タイヤをコンベアで前記スピンドルの中心位置に送り込むタイヤ試験機用コンベアと、を備えるタイヤ試験機において、
    前記コンベアの前記試験ステーションから搬送方向上流側に配置されて、前記コンベアの駆動を停止して前記タイヤを回転させるタイヤ回転手段と、
    前記コンベアの前記試験ステーションから搬送方向上流側に配置されて、前記タイヤ回転手段により回転する前記タイヤに装着された前記識別情報を検出する識別情報検出センサと、
    前記識別情報検出センサで前記識別情報を検出し、検出された前記識別情報の位置と前記タイヤ中心とを結ぶ方向に対する回転角度を算出して、前記タイヤの識別情報の位置を監視し、更に、前記タイヤの回転角度が予め指定された目標停止角度になると、前記タイヤの回転を停止させる制御手段と、
    を備えることを特徴とするタイヤ試験機。
  2. 前記タイヤ回転手段により回転するタイヤの内周のビード部に潤滑剤を塗布するルブリケータを備え、
    前記制御手段が、前記識別情報検出センサでの前記識別情報の検出を、前記タイヤ回転手段により回転する前記タイヤに対して、前記ルブリケータにより前記タイヤの内周のビード部に前記潤滑剤を塗布する前に、行うものであることを特徴とする請求項1に記載のタイヤ試験機。
  3. 前記タイヤ回転手段が、前記コンベアで搬送された前記タイヤを把持するアーム部材と、前記アーム部材の先端に配置されて、前記タイヤに回転可能に当接する回転ローラとを有し、
    前記回転角度は、前記回転ローラの回転回数、前記回転ローラの周長、及び、前記タイヤの周長に基づいて算出されることを特徴とする請求項1に記載のタイヤ試験機。
  4. 前記タイヤ回転手段が、前記コンベアで搬送された前記タイヤを把持するアーム部材と、前記アーム部材の先端に配置されて、前記タイヤに回転可能に当接する回転ローラとを有し、
    前記回転角度は、前記識別情報検出センサで前記識別情報を検出してから次の検出にかかる時間に基づいて算出されることを特徴とする請求項1に記載のタイヤ試験機。
  5. 前記タイヤ回転手段が、前記コンベアで搬送された前記タイヤを下方から支え、回転可能な下方ローラ部材を有し、
    前記回転角度は、前記識別情報検出センサで前記識別情報を検出してから次の検出にかかる時間に基づいて算出されることを特徴とする請求項1に記載のタイヤ試験機。
  6. 前記目標停止角度は、前記試験ステーションへ送り込む際の角度であることを特徴とする請求項1に記載のタイヤ試験機。
  7. 前記識別情報がバーコードであり、前記識別情報検出センサがバーコードリーダであることを特徴とする請求項1に記載のタイヤ試験機。
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