JP6173895B2 - 空気入りタイヤ - Google Patents

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Description

本発明は、特に地場での使用に適した空気入りタイヤに関するものである。
空気入りタイヤ(以下、「タイヤ」と表記)において、種々のパターン構成が提案されている。例えば、特許文献1〜4に記載されたパターン構成である。
特許文献1に記載のタイヤは、隣り合う主溝間に「湯溝」を設け、「湯溝」の底部にサイプが形成された構成である。
特許文献2に記載のタイヤは、2個のブロックを繋ぐことにより「ランド部」が形成された構成である。
特許文献3及び4に記載のタイヤは、陸部に周方向に延びる溝及び幅方向に延びる溝を設け、前記溝の底部にサイプが形成された構成である。
ここで、例えばごみ収集車など、地場(高速道路ではない一般道)にて発進・停止や旋回の多い使用がなされる車両が存在する。このような車両に装着されるタイヤは、トラクション性を発揮しつつ、リブの偏摩耗や欠けを抑制することが望まれている。
前記車両に装着するタイヤとして、特許文献1に記載のタイヤは、全ての「湯溝」にサイプが形成されているため、「湯溝」により区画されたブロックの剛性が、地場にて発進・停止や旋回の多い使用がなされる場合に不足する。このため、ブロックに欠けが発生したり、偏摩耗が発生したりするため、好ましくない。
また、特許文献2に記載のタイヤは、各ブロックが独立しているので、外力を受けてブロックが移動しやすい。このため、このタイヤを地場にて発進・停止や旋回の多い使用がなされる車両に装着すると、ブロックの欠けやショルダー部の偏摩耗が発生する可能性がある。
また、特許文献3及び4に記載のタイヤは、すべての列がブロックで構成されている。このため、外力を受けてブロックが移動した場合に支持できる部分がない。よって、このタイヤを地場にて発進・停止や旋回の多い使用がなされる車両に装着すると、ブロックの欠けや、特にショルダー部における偏摩耗が発生する可能性がある。
特開昭63−134312号公報 特開平11−48717号公報 特開2002−29221号公報 特開2003−252009号公報
そこで本発明は、特に地場にて発進・停止や旋回の多い使用を行う車両に対し好適な空気入りタイヤを提供することを課題とする。
本発明は、トレッド部にパターンが形成された空気入りタイヤにおいて、前記トレッド部は、タイヤ周方向に延びる少なくとも2本の主溝を備え、前記少なくとも2本の主溝により形成されたリブのうち、ショルダーリブを除く少なくとも1本のリブに、タイヤ周方向に交わる方向に延びる溝である横スリットが、タイヤ周方向に並んで複数形成され、前記タイヤ周方向に並ぶ複数の横スリットのうちタイヤ周方向において一つおきに位置する横スリットの底部に、横スリット底サイプが形成され、前記トレッド部のタイヤ幅方向両端に位置するショルダーリブは、タイヤ周方向に当該リブを分割する溝を備えない空気入りタイヤである。
この構成によれば、ショルダーリブを除く少なくとも1本のリブにおいて、複数の横スリットのうちタイヤ周方向において一つおきに位置する横スリットの底部に、横スリット底サイプが形成される。このため、タイヤ表面から遠い位置(タイヤ径方向中心に近い位置)では、横スリット底サイプにより、タイヤ周方向で横スリット3本分の間隔に相当する長さでリブが分断されるので、横スリット2本分の長さでの間隔に相当する長さで分断された場合よりも、タイヤ周方向の長さを長くできることから、横スリットが形成されたリブの剛性を高めることができる。よって、当該リブの偏摩耗、または、車両の旋回時や発進時に生じる当該リブの欠けを抑制できる。一方、タイヤ表面に近い位置では横スリットによりトラクション性を発揮できる。つまり、タイヤ表面から遠い位置ではリブが大きく分断されることで剛性の高い土台を形成でき、タイヤ表面に近い位置ではリブが小さく分断されることにより、リブの欠けを抑制しつつトラクション性を発揮できるのである。また、タイヤ周方向にリブを分割する溝が形成されないことにより剛性が確保された各ショルダーリブが、車両の旋回時にタイヤに働く横力に対抗する。よって、各ショルダーリブの偏摩耗を抑制できる。
また、前記横スリットの形成されたリブにタイヤ周方向に延びる細溝を備え、前記横スリットの形成されたリブにおける、前記細溝を挟んでタイヤ幅方向一方側の領域には、前記複数の横スリットがタイヤ周方向に並んで形成され、当該横スリット、前記主溝、前記細溝により、タイヤ周方向に並ぶ複数のブロックが形成され、前記横スリットの形成されたリブにおける、前記細溝を挟んでタイヤ幅方向他方側の領域には、前記複数の横スリットがタイヤ周方向に並んで形成され、当該横スリット、前記主溝、前記細溝により、タイヤ周方向に並ぶ複数のブロックが形成され、前記タイヤ幅方向一方側の領域と他方側の領域のうち少なくとも片側の領域に位置する前記複数の横スリットのうち、タイヤ周方向において一つおきに位置する横スリットの底部に、前記横スリット底サイプが形成され、前記横スリットの形成されたリブにおける、前記タイヤ幅方向一方側の領域に位置するブロックと、前記タイヤ幅方向他方側の領域に位置するブロックとは、タイヤ周方向においてずれて位置するものとできる。
この構成によれば、横スリットの形成されたリブにタイヤ周方向に延びる細溝を備える。この細溝は、車両の旋回時にタイヤに働く横力に対して交わる方向に延びる。よって、リブが横力に対抗できるため、このリブが横滑りすることを抑制でき、このリブの偏摩耗も抑制できる。また、横スリットの形成されたリブにて細溝を挟んでタイヤ幅方向に隣り合うブロック同士は、タイヤ周方向においてずれて位置している。このため、トラクション性の向上を目的として、横スリットを、細溝を挟んだ反対側のブロックに至るように形成することが可能である。
また、前記横スリットの形成されたリブにおける、前記タイヤ幅方向一方側の領域及び他方側の領域に位置する前記複数の横スリットのうち、タイヤ周方向において一つおきに位置する横スリットの底部に、前記横スリット底サイプが形成され、前記細溝の一部における底部に細溝底サイプが形成され、前記細溝底サイプは、前記タイヤ幅方向一方側の領域に位置する横スリット底サイプと、当該横スリット底サイプに対して最も近い位置にある、前記タイヤ幅方向他方側の領域に位置する横スリット底サイプとを連結するように形成されることができる。
この構成によれば、細溝底サイプが、タイヤ幅方向一方側の領域に位置する横スリット底サイプと、当該横スリット底サイプに対して最も近い位置にある、前記タイヤ幅方向他方側の領域に位置する横スリット底サイプとを連結するように形成されたことにより、横スリット底サイプと細溝底サイプとで一連のサイプ(屈曲サイプ)が形成される。このため、タイヤの摩耗が進行したことにより横スリット及び細溝が消えた後も前記一連のサイプ(屈曲サイプ)が残る。よって、タイヤの摩耗が進行した後も横スリット底サイプによるトラクション性の維持、及び、細溝底サイプによる耐横滑り性の維持が可能である。
また、前記細溝はタイヤ周方向に延びる直線状の溝とできる。この構成によれば、細溝が形成されたリブの横力への対抗を、タイヤ周方向において均一になすことができる。
また、前記細溝は一定幅の溝とできる。この構成によれば、細溝を挟んでタイヤ幅方向に隣り合うブロック同士の距離を一定とできるため、横力により片側のブロックが細溝側に変形した場合、細溝を挟んで一定の距離にある反対側のブロックにより、安定して支持できる。
また、前記横スリットの幅は、前記細溝の幅よりも大きいものとできる。この構成によれば、横スリットを挟むブロック同士の距離を、細溝を挟むブロック同士の距離よりも大きくできる。このため、横スリットを挟むブロック同士の距離が大きいことによるトラクション性の発揮と、細溝を挟むブロック同士の距離が小さいことによる横力への対抗とを効果的に両立できる。
また、前記トレッド部は、タイヤ周方向に延びる少なくとも3本の主溝を備え、前記少なくとも3本の主溝の間に形成された少なくとも2本のリブのうち1本のリブに形成された前記横スリットのタイヤ周方向に対する角度は、他のリブのうち少なくとも1本に形成された前記横スリットのタイヤ周方向に対する角度と異なるものとできる。
この構成によれば、少なくとも2本のリブのうち1本のリブに形成された横スリットのタイヤ周方向に対する角度は、他のリブのうち少なくとも1本に形成された横スリットのタイヤ周方向に対する角度と異なる。このため、角度の異なる横スリットを備えたいずれかのリブがタイヤにかかる外力に対抗できるので、各リブが過度に移動してしまうことを抑制できる。よって、各リブの偏摩耗を抑制できる。
また、前記トレッド部は、タイヤ周方向に延びる4本の主溝を備え、前記4本の主溝により形成された1本のセンターリブと、当該センターリブを挟んで形成された2本のメディエイトリブとを備え、前記センターリブに形成された前記横スリットのタイヤ周方向に対する角度は、前記2本のメディエイトリブに形成された前記横スリットのタイヤ周方向に対する角度と異なるものとできる。
この構成によれば、センターリブに形成された横スリットのタイヤ周方向に対する角度は、2本のメディエイトリブに形成された横スリットのタイヤ周方向に対する角度と異なる。このため、センターリブがタイヤにかかる外力に対抗できるので、タイヤ幅方向の一方側、他方側のいずれから横力がかかった際でも、センターリブ及びメディエイトリブが過度に移動してしまうことを抑制できる。よって、センターリブ及びメディエイトリブの偏摩耗を抑制できる。
また、前記トレッド部は、タイヤ周方向に延びる少なくとも3本の主溝を備え、前記少なくとも3本の主溝の間に形成された少なくとも2本のリブのうち1本のリブに形成された前記横スリット底サイプと、当該リブに隣り合うリブに形成された横スリット底サイプとがタイヤ幅方向に対して斜め方向に並んでいるものとできる。
この構成によれば、少なくとも隣り合う2本のリブにおける横スリット底サイプがタイヤ幅方向に対して斜め方向に並んでいる。このため、タイヤの摩耗が進行して横スリット及び細溝が消えた後にタイヤ表面に露出した横スリット底サイプが少なくとも隣り合うリブで同時に接地せず、時間的にずれて接地する。よって、タイヤの摩耗後におけるパターンノイズを低減できる。
本発明は、タイヤ表面から遠い位置ではリブが大きく分断されることで剛性の高い土台を形成でき、タイヤ表面に近い位置ではリブが小さく分断されることにより、リブの欠けを抑制しつつトラクション性を発揮できる。このため、特に地場にて発進・停止や旋回の多い使用を行う車両に対し好適である。
本発明の一実施形態に係る空気入りタイヤのトレッドパターンを示す、径外方向から見た図である。 図1のa−a端面図である。 図1のb−c断面図であって、サイプにハッチングを付して表示している。 図1の内容に加え、ブロックの位置関係につきハッチングを付して表示した説明図である。 本発明の一実施形態に係る空気入りタイヤにつき、(A)は新品時のトレッドパターン(トレッド面に現れるパターンのみ)を示す図であり、(B)は摩耗が進行して細溝及び横スリットが消えた状態を示す図である。 図1の内容に加え、横スリットの延びる方向を矢印で表示した説明図である。 図1の内容に加え、サイプの形成された位置関係を矢印で表示した説明図である。 評価に供した空気入りタイヤのトレッドパターン(トレッド面に現れるパターンのみ)を示す、径外方向から見た図であり、(A)は比較例1、(B)は比較例2、(C)は比較例3、(D)は比較例4を示す。
次に、本発明につき、一実施形態に係る空気入りタイヤを取り上げて説明を行う。なお、下記に記載した方向の表現にて、「内外」については、タイヤの車両装着時において車両の幅方向中央に近い側を内側、遠い側を外側としている。
−概要−
図1は本実施形態のタイヤのトレッドパターンを示す図である。なお、図1に記載したように、図示右側が車両装着時における外側であり、図示左側が同内側であるものとする。
このタイヤには、タイヤ周方向に延びる4本の主溝11〜14が形成され、これら4本の主溝11〜14によりトレッド部が分割されることで、タイヤ周方向に延びる陸部である5本のリブ21〜25が形成されている。4本の主溝11〜14は、タイヤに形成された他の溝よりも太い溝として形成されている。本実施形態では、各主溝11〜14が直線状ではなく、屈曲しつつ(「ジグザグ」に)タイヤ周方向に延びている。本実施形態では、前記屈曲(「ジグザグ」)の度合はタイヤ赤道Eに近いセンター側主溝11,12の方が、タイヤ赤道Eから遠いショルダー側主溝13,14よりも大きい。これは、トレッド部においてタイヤ赤道Eに近い領域ではトラクション性を確保し、タイヤ赤道Eから遠い領域では、車両の旋回時における偏摩耗を抑制することを目的としているためである。なお、各主溝11〜14を直線状に形成することも可能である。
外センター側主溝11及び内センター側主溝12の底部には突起111,121がタイヤ周方向に断続的に形成されている。この突起111,121は「ストーンイジェクター」として公知の構成であって、各主溝11,12に石を噛み込んだ場合、この石が各主溝11,12の底部に移動することを阻止し、各主溝11,12からの排出を促す。本実施形態では、他のリブに比べてセンターリブ21につき、石の噛み込みが発生しやすいことから、センターリブ21を挟んで形成される主溝11,12に前記突起111,121が形成されている。
各突起111,121の各主溝11,12の底部からのタイヤ径方向高さは、各主溝11,12の深さを基準として5〜20%とすることが好ましい。5%未満であると石噛みを防止する効果が低くなり、20%を超えると各主溝11,12の排水性が低下し、かつ、石噛みを防止する効果が低くなるためである。
なお、主溝の形成数は4本に限定されず、2本以上の種々の本数とできる。主溝の本数が多いほど、リブ1本当たりの幅が小さくなるため、排水性が良好になる。
−センターリブの構成−
センターリブ21は、トレッド部のタイヤ赤道Eを含む領域に位置している。このセンターリブ21のタイヤ幅方向中央(タイヤ赤道Eに一致)には、タイヤ周方向に延びる細溝211が形成されている。この細溝211は、車両の旋回時にタイヤに働く横力に対して交わる方向に延びている。よって、エッジ効果(溝の形成により、溝の端縁が外力に対して対抗することでリブの補強がなされること)によりセンターリブ21が横力に対抗できるため、センターリブ21の横滑りを抑制できる。また、センターリブ21の偏摩耗も抑制できる。
また、この細溝211は直線状であって一定幅の溝である。このため、前記横力への対抗をタイヤ周方向において均一にできる。また、細溝211を挟んでタイヤ幅方向に隣り合う後述のブロック21a,21b同士の距離を一定とできるため、横力により片側のブロック21a,21bが細溝側に変形した場合、細溝211を挟んで一定の距離にある反対側のブロック21b,21aにより、安定して支持できる。細溝211の幅寸法(タイヤ幅方向寸法)は、センターリブ21のタイヤ幅方向寸法(主溝11,12のタイヤ赤道E側端縁間寸法の平均寸法)を基準として5〜15%とすることが好ましい。5%未満であると排水性が確保できず、15%を超えると後述するブロック21a,21bの剛性が低下して偏摩耗の原因となるためである。また、細溝211の深さは、各主溝11,12の深さを基準として5〜40%とすることが好ましい。5%未満であると排水性が低下し、40%を超えるとブロック21a,21bの剛性が低下して偏摩耗の原因となるためである。
そして、センターリブ21にはタイヤ周方向に交わる方向、本実施形態では図示右下がり方向で直線状に延びる溝である横スリット212が、タイヤ周方向に並んで複数形成されている。主溝11,12、細溝211、横スリット212により、前記各溝に囲まれるようにして、タイヤ周方向に並ぶ複数のブロック21a,21bが形成される。なお、横スリット212の幅は細溝211の幅よりも大きい。このため、横スリットを挟むブロック21a,21a(21b,21b)同士の距離を、細溝を挟むブロック21a,21b同士の距離よりも大きくできる。このため、横スリットを挟むブロック21a,21a(21b,21b)同士の距離が大きいことによるトラクション性の発揮と、細溝を挟むブロック21a,21b同士の距離が小さいことによる横力への対抗とを効果的に両立できる。
細溝211よりも外側の領域に形成された外側横スリット212aと、同内側の領域に形成された内側横スリット212bとはタイヤ周方向に交互に形成されている。外側横スリット212aは外側端部が外センター側主溝11に開放されており、内側横スリット212bは内側端部が内センター側主溝12に開放されている。
このように横スリット212が細溝211を挟んで交互に形成されたことにより、横スリット212が主溝11,12と細溝211とに挟まれた領域に限られず、細溝211を挟んだ反対側の領域に至るようにできる。本実施形態の横スリット212では、外側横スリット212aが細溝211を越えて内側ブロック21bに至り、内側横スリット212bが細溝211を越えて外側ブロック21aに至っており、主溝11,12に開放された側と反対の端部が前記反対側の領域中で行き止まりになっている。このため、横スリット212が主溝11,12と細溝211とに挟まれた領域にだけ形成されている構成に比べ、横スリット212を長くできる。横スリット212を長くできた分だけエッジ効果を大きくできることから、トラクション性を向上できる。
横スリット212のタイヤ幅方向寸法は、センターリブ21のタイヤ幅方向寸法(主溝11,12のタイヤ赤道E側端縁間寸法の平均寸法)を基準として50〜65%とすることが好ましい。50%未満であるとトラクション性が確保できず、65%を超えるとブロック21a,21bの剛性が低下して偏摩耗の原因となるためである。また、横スリット212の深さは、各主溝11,12の深さを基準として5〜40%とすることが好ましい。5%未満であると排水性が低下し、40%を超えるとブロック21a,21bの剛性が低下して偏摩耗の原因となるためである。
また、タイヤ周方向に複数形成された横スリット212…212のうち一つおきの底部に横スリット底サイプ213が形成されている(断面形状については図3参照)。なお、前記「一つおき」とは、タイヤ周方向に並ぶ関係にある、複数の外側横スリット212a…212a同士、または、複数の内側横スリット212b…212b同士の関係を指す(外側横スリット212a…212aと内側横スリット212b…212bの交互の関係ではない)。横スリット底サイプ213は、後述の細溝底サイプ214と連続している。また、前記のように外側横スリット212aは外側端部が外センター側主溝11に開放されており、内側横スリット212bは内側端部が内センター側主溝12に開放されているため、横スリット212に形成された横スリット底サイプ213もまた、主溝11,12に開放されている(厳密に言うと、図1に示すように、主溝11,12からタイヤ幅方向に突出した突出部112,122に対して開放されている)。
横スリット底サイプ213の深さ(横スリット212の底部からの深さ)は、各主溝11,12の深さを基準として20〜60%とすることが好ましい。20%未満であるとトラクション性が確保できず、60%を超えるとブロック21a,21bの剛性が低下して偏摩耗の原因となるためである。
このように、タイヤ周方向において一つおきに位置する横スリット212の底部に、横スリット底サイプ213が形成されたことにより、タイヤ表面から遠い位置(タイヤ径方向中心に近い位置)では、横スリット底サイプ213により、タイヤ周方向で横スリット213の3本分(ブロック21a,21bの2個分)の間隔に相当する長さL1(図4参照)でセンターリブ21が分断されるので、タイヤ周方向において隣り合う全ての横スリット212の底部に横スリット底サイプ213が形成された場合(横スリット212の2本分(ブロック21a,21bの1個分)の間隔に相当する長さで分断された場合)よりも、言わば「土台」が強化された状態となり、センターリブ21の剛性を高めることができる。よって、センターリブ21の偏摩耗や欠けを抑制できる。また、タイヤ表面に近い位置では、横スリット212により、タイヤ周方向で横スリット212の2本分(ブロック21a,21bの1個分)の間隔に相当する長さL2(図4参照)でセンターリブ21が分断され、この横スリット212の形成によるエッジ効果のため、トラクション性(特に車両の発進時)を発揮できる。
ここで仮に、横スリット底サイプ213の形成される位置にだけ横スリット212を形成した場合、横スリット212の間隔が前記長さL1となり、センターリブ21のうち接地領域における横スリット212の数が本実施形態よりも少なくなるため、トラクション性が不足してしまう。また、タイヤを見る者に対して与えるトラクション感(トラクション性に関するアピール)が不足してしまう。このため、本実施形態のようにスリット底サイプ213を、一つおきに位置する横スリット212の底部に形成することで、十分なトラクション性を発揮でき、かつ、タイヤを見る者に対しても、トラクション感を良好に与えることができる。
前記のように、横スリット212が細溝211を挟んで交互に形成されたことにより、図4にハッチングを付して示したように、外側ブロック21aと内側ブロック21bとはタイヤ周方向に交互に(「千鳥」に)並ぶ。つまり、細溝211を挟んでタイヤ幅方向に隣り合うブロック21a,21b同士は、タイヤ周方向においてずれて位置している。もし、ブロック21a,21b同士がタイヤ周方向に一致している場合、例えば外側ブロック21aが横力を受けて移動すると、内側ブロック21bも一緒に移動してしまう。これに対し、本実施形態のようにブロック21a,21b同士がずれていると、例えば外側ブロック21aが横力を受けて移動しても、移動した外側ブロック21aをタイヤ周方向にずれて位置する内側ブロック21bにより支えることができるため、各ブロック21a,21bがタイヤ幅方向に過度に移動してしまうことを抑制できる。よって、各ブロック21a,21bの偏摩耗を抑制できる。
また、前記のように細溝211は一定幅の溝である。このため、細溝211を挟んでタイヤ幅方向に隣り合うブロック21a,21b同士の距離を一定とできる。よって、横力により例えば外側ブロック21aが細溝211側に変形した場合、細溝211を挟んで一定の距離にある反対側の内側ブロック21bにより、安定して支持できる。
細溝211の一部における底部には細溝底サイプ214が形成されている。この細溝底サイプ214は、2本の横スリット底サイプ213,213のうちで細溝211を挟んで最も近い位置にあるもの同士を連結するように形成されている。細溝211を挟んで内外に位置する2本の横スリット底サイプ213,213と細溝底サイプ214とから、図示のように細溝底サイプ214の一端が外方に、他端が内方に屈曲した一連のサイプ(屈曲サイプ)21sが形成される。
細溝底サイプ214の深さ(細溝211の底部からの深さ)は、横スリット底サイプ213と同様、各主溝11,12の深さを基準として20〜60%とすることが好ましい。20%未満であると耐横滑り性が確保できず、60%を超えるとブロック21a,21bの剛性が低下して偏摩耗の原因となるためである。
新品時において、タイヤ表面は図5(A)に示す状態(図5(A)(B)にはトレッド面に現れるパターンのみを示す)であるが、走行により摩耗が進行すると(摩耗中期)、図5(B)に示すように、細溝211及び横スリット212が消えた状態となる。この状態において前記一連のサイプ(屈曲サイプ)21sは残っている。このため、タイヤの摩耗が進行した後も、横スリット底サイプ213によるトラクション性及び細溝底サイプ214による耐横滑り性をある程度は維持できる。このため、タイヤの寿命を延ばすことができる。
もし仮に、新品時から細溝211及び横スリット212を形成せず、代わりにサイプだけを形成した場合、タイヤを見る者に対し、アピアランス(与える美観)が悪く、トラクション感(トラクション性に関するアピール)も不足する。一方、新品時に細溝211及び横スリット212を本実施形態よりも深く形成した場合、深い分センターリブ21の剛性が小さくなるため偏摩耗やブロック欠けが発生しやすくなる。このため、本実施形態のように細溝211及び横スリット212の底部にサイプ213,214を形成することにより(溝を二段にすることにより)、センターリブ21の剛性を保ちつつ、タイヤを見る者に対し、良好なアピアランス及びトラクション感を与えることができる。
なお本実施形態では、横スリット212(212a,212b)を主溝11,12及び細溝211に接続されるよう構成したが、これに限定されず、主溝11,12にも細溝211にも接続されない両端閉鎖の溝、または、主溝11,12と細溝211の一方にのみ接続された一端閉鎖の溝として構成されることもできる。
−外側メディエイトリブの構成−
外側メディエイトリブ22には、センターリブ21と同様、細溝221、横スリット222、横スリット底サイプ223、細溝底サイプ224、内側ブロック22a、外側ブロック22bが形成される。そして、横スリット底サイプ223と細溝底サイプ224とにより一連のサイプ(屈曲サイプ)22sが形成される。
外側メディエイトリブ22は、図6上に矢印X2で示すように、横スリット222の(内側から外側へ)延びる方向が図示右上がりである点でセンターリブ21(横スリット212の延びる方向が、図6上に矢印X1で示すように右下がりである)と異なっているが、他に形成された溝及びブロックはセンターリブ21と同じ構成である。また、横スリット222は、外センター側主溝11を挟んだ位置に形成されているセンターリブ21の横スリット212に対して、タイヤ周方向に交互に、具体的にはタイヤ周方向で約1/2ピッチずれて形成されている。
−内側メディエイトリブの構成−
内側メディエイトリブ23には、センターリブ21及び外側メディエイトリブ22と同様、細溝231、横スリット232、横スリット底サイプ233、細溝底サイプ234、内側ブロック23a、外側ブロック23bが形成される。そして、横スリット底サイプ233と細溝底サイプ234とにより一連のサイプ(屈曲サイプ)23sが形成される。
内側メディエイトリブ23に形成された溝及びブロックは外側メディエイトリブ22と同じ構成である。横スリット232の(内側から外側へ)延びる方向は図6上に矢印X2で示すように右上がりであり、外側メディエイトリブ22の横スリット222と同じである。また、横スリット232は、内センター側主溝12を挟んだ位置に形成されているセンターリブ21の横スリット212に対して、タイヤ周方向に交互に、具体的にはタイヤ周方向で約1/2ピッチずれて形成されている。
−センターリブと内外メディエイトリブとの関係−
図6に示すように、センターリブ21における横スリット212の(内側から外側へ)延びる方向が図示右下がり(矢印X1で示す)であるのに対し、センターリブ21に隣り合う外側メディエイトリブ22及び内側メディエイトリブ23における横スリット222,232の(内側から外側へ)延びる方向が図示右上がり(矢印X2で示す)であって異なっている。言い換えると、センターリブ21における横スリット212のタイヤ周方向に対する角度は、外側メディエイトリブ22及び内側メディエイトリブ23における横スリット222,232のタイヤ周方向に対する角度と異なっている。このように、隣り合うリブで横スリットの延びる方向(タイヤ周方向に対する角度)が異なっている。
このように構成された複数のリブ21〜23が組み合わされたことにより、仮に全てのリブで横スリットの延びる方向(タイヤ周方向に対する角度)が同じである構成では、タイヤにかかる外力の方向が横スリットの延びる方向(タイヤ周方向に対する角度)に一致した場合、全てのリブが外力に応じて移動してしまう。一方、本実施形態では、延びる方向(角度)の異なる横スリットを備えたいずれかのリブがタイヤにかかる外力に対抗できる。このため、外力に対抗したリブが他のリブを突っ張ることで支持できるため、各リブ21〜23が過度に移動してしまうことを抑制できる。よって、パターン剛性が確保され、各リブ21〜23の偏摩耗を抑制できる。
また、前記のようにセンターリブ21の横スリット212を基準として、外側メディエイトリブ22、内側メディエイトリブ23に形成された横スリット222,232は、主溝11,12を挟んで対向する領域間にて、それぞれタイヤ周方向で約1/2ピッチずれて形成されている。このため、各リブ21〜23における一連のサイプ(屈曲サイプ)21s〜23s、つまり、横スリット底サイプ213,223,233及び細溝底サイプ214,224,234は、タイヤ幅方向に対して斜め方向(図7に示す矢印Yの方向)に並んでいる。
ここで、図5(B)に示すように、タイヤの摩耗が進行して細溝211及び横スリット212が消えてしまった場合、複数のリブ21〜23における一連のサイプ(屈曲サイプ)21s〜23sがタイヤ幅方向に対して斜め方向に並んでいるため、タイヤ表面に露出した一連のサイプ(屈曲サイプ)21s〜23sが複数のリブ21〜23で同時に接地せず、時間的にずれて接地する。よって、タイヤの摩耗後のパターンノイズを低減できる。
なお本実施形態では、外側メディエイトリブ22及び内側メディエイトリブ23における横スリット222,232のタイヤ周方向に対する角度が同一であるが、これに限定されず、横スリット222,232のタイヤ周方向に対する角度が異なっていてもよい。更に、例えばセンターリブ21の横スリット212と外側メディエイトリブ22の横スリット222とが同一角度に形成され、センターリブ21の横スリット212と内側メディエイトリブ23の横スリット232とが異なる角度に形成されていてもよい。つまり、複数のリブ21〜23のうち、横スリット212,222,232が平行でない関係にある、2本のリブがタイヤ幅方向に隣り合って存在していればよい。
−ショルダーリブの構成−
外側ショルダーリブ24及び内側ショルダーリブ25には、センターリブ21、外側メディエイトリブ22、内側メディエイトリブ23のような横スリットは形成されていない。つまり、外側ショルダーリブ24及び内側ショルダーリブ25は、タイヤ周方向に当該リブ24,25を分割する溝を備えない。このため、外側ショルダーリブ24及び内側ショルダーリブ25は剛性が確保される。この剛性が確保された各リブ24,25が、車両の旋回時にタイヤに働く横力に対抗する。よって、各ショルダーリブ24,25の偏摩耗を抑制できる。
本実施形態では、トレッド部において接地圧の高いタイヤ幅方向中央領域である、センターリブ21及びメディエイトリブ22,23が、タイヤ周方向に分割されたブロック構成とされ、ショルダーリブ24,25が、タイヤ周方向に分割されないリブ構成とされている。このため、トラクション性と、車両旋回時の耐偏摩耗性とを共に発揮できる。
−実施例とその評価−
次に、本願の発明者が表1に示すトレッドパターンのタイヤを試作して評価を行ったのでこの評価につき説明する。
評価に供したタイヤはサイズ11R22.5のタイヤであり、このタイヤをリム(22.5X7.50)に組み付け内圧700kPaとし、定積載量10tの2-D・4車両(フロント1軸リア2軸であって、フロント側に従動輪が2本、リア側に駆動輪が4本、及び、従動輪が4本備えられた車両)に装着して評価を行った。
そして評価に供したタイヤとして、センターリブ(表1の「Ce」)、内側・外側メディエイトリブ(表1の「Me」)、内側・外側ショルダーリブ(表1の「Sh」)の各々につき、表1に示すパターンでブロック構成としたタイヤを製作した。表1の「○」は該当するリブがブロック構成であることを示す。また、センターリブ及び内側・外側メディエイトリブにおける横スリットの底部に、表1に示すパターンでサイプを形成した(または形成しない)タイヤを製作した。更に、サイプを形成したタイヤにおいて、サイプを横スリットの一つおきに形成したもの(表1の「2ケ1ピッチ」)と、横スリットの全てに形成したもの(表1の「各ピッチ」)を製作した。表1の「○」は該当するものを示す。前記実施形態のタイヤが表1における実施例1で、比較のため、比較例1〜9のタイヤを評価に供した。
図8に、評価に供した空気入りタイヤのトレッドパターンのうち、トレッド面に現れるパターンのみを示す。図8(A)は比較例1、図8(B)は比較例2、図8(C)は比較例3、図8(D)は比較例4に対応している。なお、図8中の符号は前記実施形態と同一位置にある溝、リブ、ブロックに対応する符号を付している。また、比較例5は、図8(B)に示す比較例2にて、ショルダーリブ24,25をブロック構成に変えたものである。比較例6は、図8(C)に示す比較例3にて、ショルダーリブ24,25をブロック構成に変えたものである。比較例7は、図8(D)に示す比較例4にて、ショルダーリブ24,25をブロック構成に変えたものである。そして、比較例8及び比較例9は、トレッド面に現れるパターンが前記実施形態(実施例1)と同じで、サイプの形成ピッチを変更したものである。
評価は耐偏摩耗性、WET性(湿潤路走行性)、耐クラック性について行った。耐偏摩耗性に関しては、20,000km走行時の偏摩耗状態(ヒール・アンド・トウ摩耗量、ショルダーリブの摩耗量、センターリブの摩耗量)を測定し指数化した。指数が大きい程、耐偏摩耗性能が良いことを表す。WET性(新品、摩耗中期)に関しては、新品時及び50%摩耗時のタイヤをそれぞれ装着した車両が、水深2mmの路面上を停止状態から20m走行した地点の時間を計測し指数化した。指数が大きい程、20m地点への到達時間が短くWET性が良いことを表す。耐クラック性に関しては、走行後のトレッド部に生じたクラック長さと深さの積について指数評価した。指数が大きい程クラックが少なく良好であることを表す。
前記各評価をまとめたものを表1に示す。各指数は、比較例1を100として表示した。
Figure 0006173895
表1より、実施例1が総合的に比較例1〜9よりも優れることが確認できた。よって、本発明に係るタイヤの優位性が裏付けられた。
−前記実施形態の構成及び作用−
最後に、前記実施形態の構成及び当該構成により奏する作用についてまとめておく。
本実施形態は、トレッド部にパターンが形成された空気入りタイヤにおいて、前記トレッド部は、タイヤ周方向に延びる少なくとも2本の主溝11〜14を備え、前記少なくとも2本の主溝11〜14により形成されたリブ21〜25のうち、ショルダーリブ24,25を除く少なくとも1本のリブ(センターリブ21、外側メディエイトリブ22、内側メディエイトリブ23)に、タイヤ周方向に交わる方向に延びる溝である横スリット212,222,232が、タイヤ周方向に並んで複数形成され、前記タイヤ周方向に並ぶ複数の横スリットのうちタイヤ周方向において一つおきに位置する横スリット212,222,232の底部に、横スリット底サイプ213,223,233が形成された空気入りタイヤである。
この構成によれば、ショルダーリブ24,25を除く少なくとも1本のリブ21〜23に、タイヤ周方向に交わる方向に延びる溝である横スリット212,222,232が、タイヤ周方向に並んで複数形成され、前記タイヤ周方向に並ぶ複数の横スリットのうちタイヤ周方向において一つおきに位置する横スリット212,222,232の底部に、横スリット底サイプ213,223,233が形成される。このため、タイヤ表面から遠い位置(タイヤ径方向中心に近い位置)では、横スリット底サイプ213,223,233により、タイヤ周方向で横スリット3本分の間隔に相当する長さでリブ21〜23が分断されるので、横スリット2本分の長さでの間隔に相当する長さで分断された場合よりも、タイヤ周方向の長さを長くできることから、横スリット212,222,232が形成されたリブ21〜23の剛性を高めることができる。よって、当該リブ21〜23の偏摩耗、または、車両の旋回時や発進時に生じる当該リブ21〜23の欠けを抑制できる。一方、タイヤ表面に近い位置では横スリット212,222,232によりトラクション性を発揮できる。つまり、タイヤ表面から遠い位置ではリブ21〜23が大きく分断されることで剛性の高い土台を形成でき、タイヤ表面に近い位置ではリブ21〜23が小さく分断されることにより、リブ21〜23の欠けを抑制しつつトラクション性を発揮できるのである。
また、前記横スリットの形成されたリブ(センターリブ21、外側メディエイトリブ22、内側メディエイトリブ23)にタイヤ周方向に延びる細溝211,221,231を備え、前記横スリットの形成されたリブ21〜23における、前記細溝211,221,231を挟んでタイヤ幅方向一方側の領域には、前記複数の横スリット212,222,232がタイヤ周方向に並んで形成され、当該横スリット212,222,232、前記主溝11〜14、前記細溝211,221,231により、タイヤ周方向に並ぶ複数のブロック21a〜23aが形成され、前記横スリットの形成されたリブ21〜23における、前記細溝211,221,231を挟んでタイヤ幅方向他方側の領域には、前記複数の横スリット212,222,232がタイヤ周方向に並んで形成され、当該横スリット212,222,232、前記主溝11〜14、前記細溝211,221,231により、タイヤ周方向に並ぶ複数のブロック21b〜23bが形成され、前記タイヤ幅方向一方側の領域と他方側の領域のうち少なくとも片側の領域に位置する前記複数の横スリット212,222,232のうち、タイヤ周方向において一つおきに位置する横スリット212,222,232の底部に、前記横スリット底サイプ213,223,233が形成され、前記横スリットの形成されたリブ21〜23における、前記タイヤ幅方向一方側の領域に位置するブロック21a〜23aと、前記タイヤ幅方向他方側の領域に位置するブロック21b〜23bとは、タイヤ周方向においてずれて位置するものとできる。
この構成によれば、横スリットの形成されたリブ21〜23にタイヤ周方向に延びる細溝211,221,231を備える。この細溝211,221,231は、車両の旋回時にタイヤに働く横力に対して交わる方向に延びる。よって、リブ21〜23が横力に対抗できるため、このリブ21〜23が横滑りすることを抑制でき、このリブ21〜23の偏摩耗も抑制できる。また、横スリットの形成されたリブ21〜23にて細溝211,221,231を挟んでタイヤ幅方向に隣り合うブロック21a〜23a/21b〜23b同士は、タイヤ周方向においてずれて位置している。このため、トラクション性の向上を目的として、横スリット212,222,232を、細溝211,221,231を挟んだ反対側のブロックに至るように形成することが可能である。
また、前記横スリットの形成されたリブ21〜23における、前記タイヤ幅方向一方側の領域及び他方側の領域に位置する前記複数の横スリット212,222,232のうち、タイヤ周方向において一つおきに位置する横スリット212,222,232の底部に、前記横スリット底サイプ213,223,233が形成され、前記細溝211,221,231の一部における底部に細溝底サイプ214,224,234が形成され、前記細溝底サイプ214,224,234は、前記タイヤ幅方向一方側の領域に位置する横スリット底サイプ213,223,233と、当該横スリット底サイプに対して最も近い位置にある、前記タイヤ幅方向他方側の領域に位置する横スリット底サイプ213,223,233とを連結するように形成されることができる。
この構成によれば、細溝底サイプ214,224,234が、タイヤ幅方向一方側の領域に位置する横スリット底サイプ213,223,233と、当該横スリット底サイプ213,223,233に対して最も近い位置にある、前記タイヤ幅方向他方側の領域に位置する横スリット底サイプ213,223,233とを連結するように形成されたことにより、横スリット底サイプ213,223,233と細溝底サイプ214,224,234とで一連のサイプ(屈曲サイプ)21s〜23sが形成される。このため、タイヤの摩耗が進行したことにより横スリット212,222,232及び細溝211,221,231が消えた後も前記一連のサイプ(屈曲サイプ)21s〜23sが残る。よって、タイヤの摩耗が進行した後も横スリット底サイプ213,223,233によるトラクション性の維持、及び、細溝底サイプ214,224,234による耐横滑り性の維持が可能である。
また、前記細溝211,221,231はタイヤ周方向に延びる直線状の溝とできる。この構成によれば、細溝211,221,231が形成されたリブ21〜23の横力への対抗を、タイヤ周方向において均一になすことができる。
また、前記細溝211,221,231は一定幅の溝とできる。この構成によれば、細溝211,221,231を挟んでタイヤ幅方向に隣り合うブロック21a〜23a/21b〜23b同士の距離を一定とできるため、横力により片側のブロック21a〜23a/21b〜23bが細溝側に変形した場合、細溝を挟んで一定の距離にある反対側のブロック21b〜23b/21a〜23aにより、安定して支持できる。
また、前記横スリット212,222,232の幅は、前記細溝211,221,231の幅よりも大きいものとできる。この構成によれば、横スリットを挟むブロック(21a,21a等)同士の距離を、細溝を挟むブロック21a〜23a/21b〜23b同士の距離よりも大きくできる。このため、横スリットを挟むブロック(21a,21a等)同士の距離が大きいことによるトラクション性の発揮と、細溝を挟むブロック21a〜23a/21b〜23b同士の距離が小さいことによる横力への対抗とを効果的に両立できる。
また、前記トレッド部は、タイヤ周方向に延びる少なくとも3本の主溝11〜14を備え、前記少なくとも3本の主溝11〜14の間に形成された少なくとも2本のリブ21〜23のうち1本のリブ(センターリブ21)に形成された前記横スリット212のタイヤ周方向に対する角度は、他のリブのうち少なくとも1本(外側メディエイトリブ22、内側メディエイトリブ23)に形成された前記横スリット222,232のタイヤ周方向に対する角度と異なるものとできる。
この構成によれば、少なくとも2本のリブ21〜23のうち1本のリブ(センターリブ21)に形成された前記横スリット212のタイヤ周方向に対する角度は、他のリブのうち少なくとも1本(外側メディエイトリブ22、内側メディエイトリブ23)に形成された前記横スリット222,232のタイヤ周方向に対する角度と異なる。このため、角度の異なる横スリットを備えたいずれかのリブがタイヤにかかる外力に対抗できるので、各リブ21,22,23が過度に移動してしまうことを抑制できる。よって、各リブ21,22,23の偏摩耗を抑制できる。
また、前記トレッド部は、タイヤ周方向に延びる4本の主溝11〜14を備え、前記4本の主溝11〜14により形成された1本のセンターリブ21と、当該センターリブ21を挟んで形成された2本のメディエイトリブ22,23とを備え、前記センターリブ21に形成された前記横スリット212のタイヤ周方向に対する角度は、前記2本のメディエイトリブ22,23に形成された前記横スリット222,232のタイヤ周方向に対する角度と異なるものとできる。
この構成によれば、センターリブ21に形成された横スリット212のタイヤ周方向に対する角度は、2本のメディエイトリブ22,23に形成された横スリット222,232のタイヤ周方向に対する角度と異なる。このため、センターリブ21がタイヤにかかる外力に対抗できるので、タイヤ幅方向の一方側、他方側のいずれから横力がかかった際でも、センターリブ21及びメディエイトリブ22,23が過度に移動してしまうことを抑制できる。よって、センターリブ21及びメディエイトリブ22,23の偏摩耗を抑制できる。
また、前記トレッド部は、タイヤ周方向に延びる少なくとも3本の主溝11〜14を備え、前記少なくとも3本の主溝11〜14の間に形成された少なくとも2本のリブ21〜23のうち1本のリブに形成された前記横スリット底サイプ213,223,233と、当該リブに隣り合うリブに形成された横スリット底サイプ213,223,233とがタイヤ幅方向に対して斜め方向に並んでいるものとできる。
この構成によれば、少なくとも隣り合う2本のリブ21,22/21,23における横スリット底サイプ213,223,233がタイヤ幅方向に対して斜め方向に並んでいる。このため、タイヤの摩耗が進行して横スリット212,222,232及び細溝211,221,231が消えた後にタイヤ表面に露出した横スリット底サイプ213,223,233が少なくとも隣り合う2本のリブ21,22/21,23で同時に接地せず、時間的にずれて接地する。よって、タイヤの摩耗後におけるパターンノイズを低減できる。
また、前記トレッド部のタイヤ幅方向両端に位置するショルダーリブ24,25は、タイヤ周方向に当該リブを分割する溝を備えないものとできる。この構成によれば、タイヤ周方向にリブを分割する溝が形成されないことにより剛性が確保された各ショルダーリブ24,25が、車両の旋回時にタイヤに働く横力に対抗する。よって、各ショルダーリブ24,25の偏摩耗を抑制できる。
11 外センター側主溝
12 内センター側主溝
13 外ショルダー側主溝
14 内ショルダー側主溝
21 センターリブ
211 細溝
212 横スリット
213 横スリット底サイプ
214 細溝底サイプ
21s 一連のサイプ(屈曲サイプ)
21a 外側ブロック
21b 内側ブロック
22 外側メディエイトリブ
221 細溝
222 横スリット
223 横スリット底サイプ
224 細溝底サイプ
22s 一連のサイプ(屈曲サイプ)
22a 外側ブロック
22b 内側ブロック
23 内側メディエイトリブ
231 細溝
232 横スリット
233 横スリット底サイプ
234 細溝底サイプ
23s 一連のサイプ(屈曲サイプ)
23a 外側ブロック
23b 内側ブロック
24 外側ショルダーリブ
25 内側ショルダーリブ

Claims (9)

  1. トレッド部にパターンが形成された空気入りタイヤにおいて、
    前記トレッド部は、タイヤ周方向に延びる少なくとも2本の主溝を備え、
    前記少なくとも2本の主溝により形成されたリブのうち、ショルダーリブを除く少なくとも1本のリブに、タイヤ周方向に交わる方向に延びる溝である横スリットが、タイヤ周方向に並んで複数形成され、
    前記タイヤ周方向に並ぶ複数の横スリットのうちタイヤ周方向において一つおきに位置する横スリットの底部に、横スリット底サイプが形成され
    前記トレッド部のタイヤ幅方向両端に位置するショルダーリブは、タイヤ周方向に当該リブを分割する溝を備えないことを特徴とする空気入りタイヤ。
  2. 前記横スリットの形成されたリブにタイヤ周方向に延びる細溝を備え、
    前記横スリットの形成されたリブにおける、前記細溝を挟んでタイヤ幅方向一方側の領域には、前記複数の横スリットがタイヤ周方向に並んで形成され、当該横スリット、前記主溝、前記細溝により、タイヤ周方向に並ぶ複数のブロックが形成され、
    前記横スリットの形成されたリブにおける、前記細溝を挟んでタイヤ幅方向他方側の領域には、前記複数の横スリットがタイヤ周方向に並んで形成され、当該横スリット、前記主溝、前記細溝により、タイヤ周方向に並ぶ複数のブロックが形成され、
    前記タイヤ幅方向一方側の領域と他方側の領域のうち少なくとも片側の領域に位置する前記複数の横スリットのうち、タイヤ周方向において一つおきに位置する横スリットの底部に、前記横スリット底サイプが形成され、
    前記横スリットの形成されたリブにおける、前記タイヤ幅方向一方側の領域に位置するブロックと、前記タイヤ幅方向他方側の領域に位置するブロックとは、タイヤ周方向においてずれて位置していることを特徴とする請求項1に記載の空気入りタイヤ。
  3. 前記横スリットの形成されたリブにおける、前記タイヤ幅方向一方側の領域及び他方側の領域に位置する前記複数の横スリットのうち、タイヤ周方向において一つおきに位置する横スリットの底部に、前記横スリット底サイプが形成され、
    前記細溝の一部における底部に細溝底サイプが形成され、
    前記細溝底サイプは、前記タイヤ幅方向一方側の領域に位置する横スリット底サイプと、当該横スリット底サイプに対して最も近い位置にある、前記タイヤ幅方向他方側の領域に位置する横スリット底サイプとを連結するように形成されることを特徴とする請求項2に記載の空気入りタイヤ。
  4. 前記細溝はタイヤ周方向に延びる直線状の溝であることを特徴とする請求項2または3に記載の空気入りタイヤ。
  5. 前記細溝は一定幅の溝であることを特徴とする請求項4に記載の空気入りタイヤ。
  6. 前記横スリットの幅は、前記細溝の幅よりも大きいことを特徴とする請求項2〜5のいずれかに記載の空気入りタイヤ。
  7. 前記トレッド部は、タイヤ周方向に延びる少なくとも3本の主溝を備え、
    前記少なくとも3本の主溝の間に形成された少なくとも2本のリブのうち1本のリブに形成された前記横スリットのタイヤ周方向に対する角度は、他のリブのうち少なくとも1本に形成された前記横スリットのタイヤ周方向に対する角度と異なることを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の空気入りタイヤ。
  8. 前記トレッド部は、タイヤ周方向に延びる4本の主溝を備え、
    前記4本の主溝により形成された1本のセンターリブと、当該センターリブを挟んで形成された2本のメディエイトリブとを備え、
    前記センターリブに形成された前記横スリットのタイヤ周方向に対する角度は、前記2本のメディエイトリブに形成された前記横スリットのタイヤ周方向に対する角度と異なることを特徴とする請求項7に記載の空気入りタイヤ。
  9. 前記トレッド部は、タイヤ周方向に延びる少なくとも3本の主溝を備え、
    前記少なくとも3本の主溝の間に形成された少なくとも2本のリブのうち、1本のリブに形成された前記横スリット底サイプと、当該リブに隣り合うリブに形成された横スリット底サイプとがタイヤ幅方向に対して斜め方向に並んでいることを特徴とする請求項1〜7のいずれかに記載の空気入りタイヤ。
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