JP6173070B2 - エレベータかごの制御装置およびエレベータかごの制御方法 - Google Patents
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Description
特許文献1のエレベータかごの制御装置では、温度センサで測定したかご内温度に応じて調光ガラスの光透過率を自動制御しているが、調光ガラスの光透過率をかご内の乗客が制御できるようにはなっていない。この結果、乗客が外の景色を見たい場合でも、調光ガラスを透明にできないという利便性の課題があった、また、かご内で異常が発生した場合でも、調光ガラスを透明にしてかご内の異常を外部から視認できるようにすることができないという防犯性の課題があった。
図1は、本発明の実施の形態1におけるエレベータかごの制御装置の構成の例示図である。図1に示すエレベータかごの制御装置は、かご1および制御装置2を備えて構成される。
先の実施の形態1では、乗客情報出力部としてマイクロホン11を用いる場合について説明した。これに対して、本実施の形態2では、乗客情報出力部としてカメラを用いる場合について説明する。
先の実施の形態1では、乗客情報出力部としてマイクロホン11を用いる場合について説明し、先の実施の形態2では、乗客情報出力部としてカメラ12を用いる場合について説明した。これに対して、本実施の形態3では、乗客情報出力部としてかご揺れセンサを用いる場合について説明する。
本実施の形態4では、先の実施の形態1におけるマイクロホン11、あるいは、先の実施の形態2におけるカメラ12の代わりに、遠隔操作装置を用いる場合でも、先の実施の形態1と同様の効果を得ることができる別のエレベータかごの制御装置について説明する。
本実施の形態5では、先の実施の形態1〜4における構成を、それぞれ組み合わせて適用する方法について説明する。
Claims (8)
- エレベータのかごの一部または昇降路の一部に使用され、外部からの制御により光透過率の制御が可能な調光ガラスと、前記調光ガラスの光透過率を制御する調光ガラス制御部と、を備えたエレベータかごの制御装置であって、
前記かご内に設けられ、前記かご内の乗客の操作による制御指示情報または前記かご内の乗客の状態検知情報の少なくともいずれかを含む乗客情報を出力する乗客情報出力部と、
前記乗客情報出力部が出力する前記乗客情報に基づいて、前記調光ガラスの前記光透過率を設定する乗客情報解析部と
を更に備え、
前記乗客情報解析部は、
前記乗客情報として受信した前記制御指示情報または前記乗客情報として受信した前記状態検知情報が前記調光ガラスの光透過率の設定値情報を示す場合には、前記設定値情報に対応する光透過率を設定し、
前記乗客情報として受信した前記制御指示情報または前記乗客情報として受信した前記状態検知情報が、予め定めた異常判断条件を満たす場合には、前記かご内の前記乗客に異常が発生したと判断し、前記かご内の異常をかご外部から視認できるようにするために、光透過率として視認用光透過率を設定し、
前記調光ガラス制御部は、
前記乗客情報解析部により設定された前記光透過率に基づいて前記調光ガラスの光透過率を制御し、
前記制御指示情報または前記状態検知情報に起因して前記乗客情報解析部により前記視認用光透過率が設定された場合には、一定周期で前記調光ガラスの透過状態/非透過状態を切替えるように前記調光ガラスの光透過率を制御する
エレベータかごの制御装置。 - エレベータのかごの一部または昇降路の一部に使用され、外部からの制御により光透過率の制御が可能な調光ガラスと、前記調光ガラスの光透過率を制御する調光ガラス制御部と、を備えたエレベータかごの制御装置であって、
前記かご内に設けられ、前記かご内の乗客の操作による制御指示情報または前記かご内の乗客の状態検知情報の少なくともいずれかを含む乗客情報を出力する乗客情報出力部と、
前記乗客情報出力部が出力する前記乗客情報に基づいて、前記調光ガラスの前記光透過率を設定する乗客情報解析部と
を更に備え、
前記乗客情報解析部は、
前記乗客情報として受信した前記制御指示情報または前記乗客情報として受信した前記状態検知情報が前記調光ガラスの光透過率の設定値情報を示す場合には、前記設定値情報に対応する光透過率を設定し、
前記乗客情報として受信した前記制御指示情報または前記乗客情報として受信した前記状態検知情報が、予め定めた異常判断条件を満たす場合には、前記かご内の前記乗客に異常が発生したと判断し、前記かご内の異常をかご外部から視認できるようにするために、光透過率として視認用光透過率を設定し、
前記調光ガラス制御部は、前記乗客情報解析部により設定された前記光透過率に基づいて前記調光ガラスの光透過率を制御し、
前記調光ガラスは、光透過量を個別制御可能な複数の区分に分割された調光ガラスで構成されており、
前記調光ガラス制御部は、前記制御指示情報または前記状態検知情報に起因して前記乗客情報解析部により前記視認用光透過率が設定された場合には、前記調光ガラスに異常を示す文字または図形を表示させるように前記複数の区分に分割されたそれぞれの調光ガラスの光透過量を個別に制御する
エレベータかごの制御装置。 - エレベータのかごの一部または昇降路の一部に使用され、外部からの制御により光透過率の制御が可能な調光ガラスと、前記調光ガラスの光透過率を制御する調光ガラス制御部と、を備えたエレベータかごの制御装置であって、
前記かご内に設けられ、前記かご内の乗客の操作による制御指示情報および前記かご内の乗客の状態検知情報を含む乗客情報を出力する乗客情報出力部と、
前記乗客情報出力部が出力する前記乗客情報に基づいて、前記調光ガラスの前記光透過率を設定する乗客情報解析部と
を更に備え、
前記乗客情報解析部は、
前記乗客情報として受信した前記制御指示情報または前記乗客情報として受信した前記状態検知情報が前記調光ガラスの光透過率の設定値情報を示す場合には、前記設定値情報に対応する光透過率を設定し、
前記乗客情報として受信した前記制御指示情報または前記乗客情報として受信した前記状態検知情報が、予め定めた異常判断条件を満たす場合には、前記かご内の前記乗客に異常が発生したと判断し、前記かご内の異常をかご外部から視認できるようにするために、光透過率として視認用光透過率を設定し、
前記状態検知情報の処理を、前記制御指示情報の処理よりも優先させることを示す優先処理範囲が、前記状態検知情報に対応付けられてあらかじめ決められており、前記状態検知情報が前記優先処理範囲外にある場合には、前記制御指示情報に基づく処理を実施し、前記状態検知情報が前記優先処理範囲内にある場合には、前記制御指示情報に基づく処理を実施しないように優先処理を実行し、
前記調光ガラス制御部は、前記乗客情報解析部により設定された前記光透過率に基づいて前記調光ガラスの光透過率を制御する
エレベータかごの制御装置。 - 請求項1から3のいずれか1項に記載のエレベータかごの制御装置において、
前記乗客情報出力部は、前記かご内の乗客が発する音声を前記状態検知情報として出力するマイクロホンを含み、
前記乗客情報解析部は、前記マイクロホンが出力する前記音声に対して音声認識処理を施し、前記音声の大きさが予め定めた値よりも大きい場合には、前記異常判断条件が満たされたと判断して前記視認用光透過率を設定し、前記音声の大きさが予め定めた値以下であり、かつ前記音声が前記調光ガラスの光透過率の設定値情報を示す場合には、前記設定値情報に対応する光透過率を設定する
エレベータかごの制御装置。 - 請求項1から3のいずれか1項に記載のエレベータかごの制御装置において、
前記乗客情報出力部は、前記かご内の乗客の動作を撮影した映像信号を前記状態検知情報として出力するカメラを含み、
前記乗客情報解析部は、前記カメラが出力する前記映像信号に対して画像処理を施し、前記映像信号に含まれる前記乗客の動きが規定量以上に激しい場合に前記異常判断条件が満たされたと判断して前記視認用光透過率を設定し、前記動きが規定量未満であり、かつ前記動きが前記調光ガラスの光透過率の設定値情報を示す場合には、前記設定値情報に対応する光透過率を設定する
エレベータかごの制御装置。 - 請求項1から3のいずれか1項に記載のエレベータかごの制御装置において、
前記乗客情報出力部は、前記かごの揺れの測定値を前記状態検知情報として出力するかご揺れセンサを含み、
前記乗客情報解析部は、前記かご揺れセンサが出力する前記揺れの測定値が予め定めた値よりも大きい場合に前記異常判断条件が満たされたと判断する
エレベータかごの制御装置。 - 請求項1から6のいずれか1項に記載のエレベータかごの制御装置において、
前記乗客情報解析部は、前記乗客情報出力部または前記調光ガラス制御部に統合されている
エレベータかごの制御装置。 - エレベータのかごの一部または昇降路の一部に使用され、外部からの制御により光透過率の制御が可能な調光ガラスと、
前記かご内に設けられ、前記かご内の乗客の操作による制御指示情報または前記かご内の乗客の状態検知情報の少なくともいずれかを含む乗客情報を出力する乗客情報出力部と、
前記乗客情報出力部が出力する前記乗客情報に基づいて、前記調光ガラスの前記光透過率を設定する乗客情報解析部と、
前記乗客情報解析部により設定された前記光透過率に基づいて、前記調光ガラスの光透過率を制御する調光ガラス制御部と
を備えたエレベータかごの制御装置に適用されるエレベータかごの制御方法であって、
前記乗客情報解析部において、前記乗客情報として受信した前記制御指示情報または前記乗客情報として受信した前記状態検知情報が前記調光ガラスの光透過率の設定値情報を示す場合には、前記設定値情報に対応する光透過率を設定し、前記乗客情報として受信した前記制御指示情報または前記状態検知情報が、予め定めた異常判断条件を満たす場合には、前記かご内の前記乗客に異常が発生したと判断し、前記かご内の異常をかご外部から視認できるようにするために、光透過率として視認用光透過率を設定する光透過率設定ステップと、
前記調光ガラス制御部において、前記光透過率設定ステップにより前記設定値情報に対応する光透過率が設定されている場合には、設定された前記光透過率となるように前記調光ガラスの光透過率を制御し、前記光透過率設定ステップにより前記異常判断条件を満たすことに起因して前記視認用光透過率が設定されている場合には、一定周期で前記調光ガラスの透過状態/非透過状態を切替えるように前記調光ガラスの光透過率を制御する光透過量制御ステップと
を有するエレベータかごの制御方法。
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