JP6172900B2 - 列車速度計測装置 - Google Patents

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Description

本発明は、レール上を走行する列車の速度を計測する列車速度計測装置に関する。
特許文献1には、列車に搭載され、ドップラ効果を利用して列車の速度を計測する、レーダ式速度計測装置が開示されている。
特開平8−054461号公報
レール上を走行する列車の速度(対地速度)を、列車に搭載したレーダ式の速度計で計測する場合であって、電磁波を地面に照射してその反射波に基づき列車速度を計測する場合、例えば列車が橋梁を走行しているときには、枕木の間で隙間があいてしまい、隙間の部分で電磁波が反射しないため、速度計測を行うことができなくなってしまう。
本発明は、上記課題に着目してなされたものであり、列車が橋梁などを走行している場合であっても反射波を利用した速度計測を継続して行える、列車速度計測装置を提供することを目的とする。
そのため、本発明に係る列車速度計測装置は、レール上を走行する列車に搭載され、一対の電磁波送信部それぞれから前記レールに向けて電磁波を送信し、前記レールからの反射波に基づいて前記列車の速度を計測する列車速度計測装置であって、前記一対の電磁波送信部は、指向方向が前記列車の左右方向及び前後方向の双方において前記レールに斜めに交差し、前記列車の左右方向において面対称をなして1本のレールに2方向から電磁波を照射するよう配置される。
また、本発明に係る列車速度計測装置は、レール上を走行する列車に搭載され、一対の電磁波送信部それぞれから前記レールに向けて電磁波を送信し、前記レールからの反射波に基づいて前記列車の速度を計測する列車速度計測装置であって、前記一対の電磁波送信部は、指向方向が前記列車の左右方向及び前後方向の双方において前記レールに斜めに交差し、前記列車の前後方向において面対称をなして1本のレールに2方向から電磁波を照射するよう配置される。
上記発明によると、レールは、橋梁などにおいても途切れることなく設けられるから、速度計測を継続して行える。
本発明の実施形態における列車速度計測装置を示す図である。 本発明の実施形態における電磁波送信部及び反射波受信部の構成を示すブロック図である。 本発明の実施形態における送信アンテナ及び受信アンテナの配置の例を示す図である。 本発明の実施形態における送信アンテナ及び受信アンテナの配置の例を示す図である。 図4に示した列車速度計測装置での偏倚による照射角度の変化を示す図である。 本発明の実施形態における送信アンテナ及び受信アンテナの配置の例を示す図である。 図6に示した列車速度計測装置での偏倚による照射角度の変化を示す図である。 本発明の実施形態における送信アンテナ及び受信アンテナの配置の例を示す図である。 本発明の実施形態における送信アンテナ及び受信アンテナの配置の例を示す図である。 図9に示した列車速度計測装置での偏倚による照射角度の変化を示す図である。 本発明の実施形態における送信アンテナ及び受信アンテナの配置の例を示す図である。 図11に示した列車速度計測装置での偏倚による照射角度の変化を示す図である。 本発明の実施形態の列車速度計測装置による計測結果を示す図である。
以下に本発明の実施の形態を説明する。
図1は、レール上を走行する列車(鉄道車両)に搭載され、反射波を利用して当該列車の速度(対地速度)を計測するレーダ式列車速度計測装置の一例を示す。
図1において、左右一対のレール(軌条)1は、路盤2上に枕木3を介して設けられ、車輪4を介して列車5の加重を支持し、かつ、列車5を誘導走行させる。
列車5の車体下部5aには、ステー6を介して列車速度計測装置7が吊り下げ固定されている。
列車速度計測装置7は、ドップラ効果を利用するドップラ式速度計であり、電磁波を送信する電磁波送信部71と、反射波を受信する反射波受信部72とを含み、反射波の周波数に基づき列車5の速度(対地速度)を計測する。
ここで、電磁波送信部71が送信する電磁波の周波数(Hz)をf0、反射波の周波数(Hz)をf1、ドップラ周波数(Hz)をfd(fd=f1−f0)、列車5の速度(m/s)をV、光速(m/s)をc、電磁波送信部71と電磁波を照射するレール1の面とがなす角度(rad)をθとすると、速度Vは、以下の数1に従って算出される。

尚、図1には、角度θを、列車5の側方から見た場合の列車5の走行方向(速度方向)と電磁波送信部71の電磁波の指向方向とがなす角度として示したが、数1で用いる角度θは、図3〜図12における列車5の側方から見た場合の列車5の走行方向(レール1)と電磁波送信部71の電磁波の指向方向とがなす角度θ3の他、レール1を真上から見たときのレール1と電磁波送信部71の電磁波の指向方向とがなす角度θ1、レール1の横断面に直交する方向から見たときのレール1の踏み面と電磁波送信部71の電磁波の指向方向とがなす角度θ2などを考慮し、更には、電磁波送信部71とレール1との距離などの要素も考慮した値とする。
そして、電磁波送信部71を列車5に設置する場合には、上記の3つの角度θ1〜θ3及びレール1との距離が適切になるように、電磁波送信部71の設置位置、指向方向が調整される。
図2は、電磁波送信部71及び反射波受信部72の構成の一例を示すブロック図である。
図2において、電磁波送信部71は、送信電磁波発生部71a、送信電磁波発生部71aが発生した電磁波を増幅する増幅部71b、増幅部71bで増幅された電磁波(周波数f0)を送信する送信アンテナ71cを含む。
また、反射波受信部72は、反射波(周波数f1)を受信する受信アンテナ72a、受信アンテナ72aからの信号(周波数f1)と送信電磁波発生部71aからの信号(周波数f0)とを入力して、ドップラ周波数fd成分を出力する復調部(検波部)72bを含む。
そして、処理部73は、復調部71bが出力するドップラ周波数fd成分を入力し、数1に従って列車5の速度Vを演算し、演算した速度Vの信号を出力する。
ここで、レール1に対して電磁波を照射し、かつ、レール1からの反射波を受信し、レール1からの反射波に基づいて列車5の速度を計測するために、送信アンテナ71cの電磁波照射範囲及び受信アンテナ72aの受信範囲にレール1が含まれるようにしてある。
送信アンテナ71cからレール1に向けて送信する電磁波としては、周波数が30〜300GHzの電磁波であるミリ波(60GHz帯)を用いることができる。周波数の高い電磁波を用いることで、電磁波の指向性を高め、速度Vの検出精度を高めることができる。
また、送信と受信とを交互に実施することで、1つのアンテナを送信と受信とに共用することができる。
上記の列車速度計測装置7によれば、レール1からの反射波に基づいて列車5の速度Vを計測するから、列車5が橋梁(鉄橋)などを走行している場合であっても、連続して設けられるレール1からの反射波を受信して継続的に速度Vを計測できる。
路盤2などからの反射波に基づいて列車5の速度Vを計測する場合、列車5が橋梁を走行するときに、枕木3の間の隙間部分で反射波を受信できず、速度計測が行えなくなってしまうが、レール1は橋梁部分でも途切れることなく連続して設けられるため、橋梁部分でも継続した速度計測が可能である。
上記の列車速度計測装置7において、レール1に対する電磁波の照射位置(反射位置)は限定されないが、以下では、電磁波の照射位置(反射位置)の設定例を説明する。
図3は、レール1の踏面(頭頂部)1aからの反射波に基づいて速度計測を行わせる場合の送信アンテナ71c及び受信アンテナ72aの配置の一例を示す。
図3(A)は、レール1を垂直方向の真上から見た図であり、送信アンテナ71c(電磁波送信部)及び受信アンテナ72a(反射波受信部)が、レール1の真上に位置するように相互に隣接して配置されている。
そして、レール1を真上から見た場合に、列車5の前後方向、換言すれば、レール1の延設方向に略沿って電磁波が照射されるように、送信アンテナ71cの左右方向における指向方向を設定してある。換言すれば、送信アンテナ71cの指向方向とレール1の延設方向とが平行で、送信アンテナ71cの指向方向とレール1の延設方向とがなす角度θ1が0degになるようにしてある。
これにより、レール1の横断面に直交する方向から見たときに、図3(B)に示すように、レール1の踏面1aに対して電磁波が略直角に照射されることになる。換言すれば、送信アンテナ71cの指向方向とレール1の踏面1aとがなす角度θ2が90degになるようにしてある。
一方、レール1の側面1b側から見たときには、図3(C)に示すように、電磁波の照射方向が斜め下方となるように送信アンテナ71cの指向方向を設定してあり、図3(C)に示す例では、レール1の踏面1aと送信アンテナ71cの指向方向とがなす角度θ3を、一例として45degに設定してある。
そして、送信アンテナ71cから送信され、レール1の踏面1aで反射する電磁波のうち、送信アンテナ71c側に戻るように反射する反射波が、受信アンテナ72aに受信されるように、受信アンテナ72aの指向方向を送信アンテナ71cの指向方向と略平行に設定してある。
レール1からの反射波として、レール1の側面1bからの反射波を用いて速度計測を行わせることができるが、レール1の頭部側面や腹部などの側面1bに対して斜めに電磁波を照射する場合、レール1の曲線区間(カーブ)では、曲率半径Rの大きさに応じて電磁波の照射角度が直線区間の角度から変化してしまい、速度計測値に誤差を生じてしまう。
これに対し、図3に示すように、送信アンテナ71c及び受信アンテナ72aを配置することで、レール1の踏面1aに電磁波を照射し、踏面1aからの反射波に基づいて速度計測を行うようにすれば、レール1の曲線区間で電磁波の照射角度が変化することがなく、曲線区間で速度計測値に誤差が生じることを抑制できる。
但し、図3に示すように、レール1の真上から踏面1aに対して電磁波を照射する設定では、曲線区間の曲率半径Rが小さく、列車5の偏倚が大きくなると、送信アンテナ71c及び受信アンテナ72aの真下の位置からレール1の位置が左右にずれ、レール1の踏面1aからの反射波を受信できなくなるか、及び/又は、レール1の側面1bや底部1eからの反射波を受信してしまう可能性がある。そして、レール1の側面1bからの反射波を受信すると、速度計測値に誤差が生じることになる。
尚、列車5の偏倚とは、レール1の曲線区間(カーブ)でのレール1に対する車体の内外へのずれである。
そこで、レール1の踏面1aからの反射波に基づき速度計測を行わせる列車速度計測装置7において、偏倚に伴う計測誤差を低減できる、送信アンテナ71c及び受信アンテナ72aの配置の一例を、図4に従って説明する。
図4に示す列車速度計測装置7では、列車5の左右方向(左右レール1の並び方向)において、1本のレール1を挟んで、一方側に送信アンテナ71c(電磁波送信部)、他方側に受信アンテナ72a(反射波受信部)を配置してある。
そして、レール1の横断面に直交する方向から見たときに、図4(B)に示すように、送信アンテナ71cの指向方向を、レール1の踏面1aの中央に向け、送信アンテナ71cによる電磁波照射範囲にレール1の踏面1aが含まれるようにしてある。尚、レール1の直線区間における送信アンテナ71cの指向方向とレール1の踏面1aとがなす角度θ2を、図4に示す例では、一例として75degに設定してある。
また、受信アンテナ72aの指向方向も、レール1の踏面1aの中央に向けられており、受信アンテナ72aの反射波の受信範囲にレール1の踏面1aが含まれるようにしてある。更に、レール1の直線区間における受信ンテナ72aの指向方向とレール1の踏面1aとがなす角度θ2を、送信アンテナ71c側と同じ角度(例えば75deg)に設定してある。
一方、レール1の側面1b側から見たときには、図4(C)に示すように、電磁波の照射方向がレール1の踏面1aに向けて斜め下方となるように送信アンテナ71cの指向方向を設定し、かつ、受信アンテナ72aの指向方向も、送信アンテナ71cの指向方向と略平行になるように、レール1の踏面1aに向け斜め下方に設定されている。図4(C)に示す例では、レール1の踏面1aと送信アンテナ71cの指向方向及び受信アンテナ72aの指向方向とがなす角度θ3を、一例として45degに設定してある。
上記指向方向の設定により、レール1を垂直方向の真上から見た場合には、図4(A)に示すように、レール1の外側に配置された送信アンテナ71cが、レール1の踏面1aに向けて斜めに電磁波を照射し、レール1を挟んで逆側に配置された受信アンテナ72aが、レール1の踏面1aでの反射波を受信することになる。
即ち、図4に示す例では、送信アンテナ71c及び受信アンテナ72aは、レール1を含む垂直面を対称面として面対称に配置されている。
列車速度計測装置7の送信アンテナ71c及び受信アンテナ72aの指向方向を、レール1の直線区間において図4に示すような方向になるように設定しても、レール1の曲線区間において列車5の偏倚が生じると、受信アンテナ72aと送信アンテナ71cとの位置に対して相対的にレール1の位置が左右にずれることで、例えば、図5に示すような位置関係に変化する。
図5は、レール1の曲線区間で、レール1の位置が送信アンテナ71cの真下側に近づく偏倚が発生した例を示す。
このとき、レール1の踏面1aは、送信アンテナ71cの電磁波送信範囲内で、かつ、受信アンテナ72aの反射波受信範囲内で変位するように、送信アンテナ71c及び受信アンテナ72aに指向角度を設定してあり、レール1の曲線区間でもレール1の踏面1aからの反射波に基づいて速度Vを計測することが可能である。
更に、以下に説明するように、レール1の側面1bからの反射波が受信されることが抑制されるため、レール1の曲線区間でも列車5の速度Vを高精度に計測できる。
レール1の曲線区間で、送信アンテナ71cからレール1に向けて送信される電磁波の一部が、図5におけるレール1の右側面1bRに照射されても、右側面1bRは、受信アンテナ72a側から見えるレール1の左側面1bLの裏面であり、レール1が遮蔽物となって右側面1bRでの反射波が受信アンテナ72aに受信されることが抑制される。
また、送信アンテナ71c側から見たときに、レール1の左側面1bLは裏面となり、送信アンテナ71cから送信された電磁波が、直接左側面1bLに照射されることを抑制できる。
図4に示す送信アンテナ71c及び受信アンテナ72aの配置においては、送信アンテナ71c及び受信アンテナ72aが、レール1を挟んで左右対称となるように配置し、かつ、各アンテナ71c,72aの指向方向がレール1を向くように、指向方向を内側に傾けてある。そして、曲線区間で偏倚が生じてもレール1が各アンテナ71c,72aのビーム照射範囲に含まれるように、各アンテナ71c,72aの位置及び放射範囲の調整を行う。
従って、レール1の直線区間で図4に示すように送信アンテナ71c及び受信アンテナ72aを配置してあれば、レール1の曲線区間で列車5の偏倚が発生しても、レール1の踏面1aからの反射波を受信でき、かつ、レール1の側面1bからの反射波を受信することが抑制され、レール1の曲線区間における計測誤差の発生を抑えることができる。
尚、図5(B)に示す角度は、列車5の偏倚により、レール1の踏面1aの中央位置と、送信アンテナ71c及び受信アンテナ72aとを結ぶ線が、踏面1aとなす角度が変化する様子を示し、直線区間において双方が75degであった角度θ2が、偏倚に伴って85deg、65degにそれぞれ変化した場合を示す。
次に、レール1の側面1aからの反射波を受信する場合であっても、偏倚に伴う計測誤差の発生を抑制できるようにした、列車速度計測装置7の例を説明する。
偏倚に伴う計測誤差の発生を抑制するために、送信アンテナ71c(電磁波送信部)と受信アンテナ72a(反射波受信部)との組み合わせを2組設け、2つの送信アンテナ71cによるレール1に対する電磁波の照射角度が、レール1の直線区間では同じであって、レール1の曲線区間では、一方がプラス側に、他方がマイナス側に変化するように、2つの送信アンテナ71cそれぞれの指向方向を設定する。
即ち、照射角度がプラス側に変化した場合の速度誤差の発生方向と、照射角度がマイナス側に変化した場合の速度誤差の発生方向とは逆になるから、実際の速度よりも速い側に誤差が生じた計測結果と、実際の速度よりも遅い側に誤差が生じた計測結果とが得られることになり、これらの計測結果の間に実際の速度が位置することになる。
特に、プラス側に変化する角度と、マイナス側に変化する角度とが同等になるようにすれば、これらの計測結果の平均値(中央値)が実際の速度に近似することになる。換言すれば、速度計測値の誤差としてプラス側の誤差とマイナス側の誤差とが発生するようにし、かつ、誤差の絶対値が近似するように設定すれば、2つの計測結果の平均値(中央値)が実際の速度に近似することになる。
そこで、プラス側に変化する角度と、マイナス側に変化する角度とが同等になるように、2つの送信アンテナ71cを配置した上で、一方の送信アンテナ71cから送信した電磁波の反射波の周波数に基づいて速度V1を計測すると共に、他方の送信アンテナ71cから送信した電磁波の反射波の周波数に基づいて速度V2を計測し、これら2つの計測結果の平均値V(V=(V1+V2)/2)を最終的な計測結果として出力させる。
これによって、レール1の側面1bからの反射波を受信する場合であっても、直線区間、及び、偏倚が発生する曲線区間において、列車5の速度Vを十分な精度で計測することができ、更に、レール1からの反射波に基づいて速度Vを計測するので、列車5が橋梁などを走行する場合でも、継続して速度Vを計測できる。
但し、曲線区間での照射角度の変化の絶対値に差異があっても、2つの計測結果を用いて最終的な計測値を求めることで、計測誤差の抑制を図ることができ、プラス側に変化する角度とマイナス側に変化する角度とにずれがある配置とすることができる。
ここで、レール1の曲線区間において、一方の電磁波の照射角度がプラス側に、他方の電磁波の照射角度がマイナス側に同じ角度αだけ変化するようにするには、一対の送信アンテナ71cが、レール1の真上から左右方向にずれた位置からレール1に対して傾斜角を有して電磁波を照射し、かつ、一対の送信アンテナ71cを、列車5の左右方向又は前後方向において面対称をなすように配置する。
図6は、一対の送信アンテナ71cを、列車5の左右方向(一対のレール1の並び方向)において面対称をなすように配置した例を示す。
図6に示す例では、一対の送信アンテナ71cが、列車5の左右方向において面対称をなすように左右のレール1で挟まれる領域内に配置され、一方の送信アンテナ71cが一方のレール1に対して電磁波を照射し、他方の送信アンテナ71cが他方のレール1に対して電磁波を照射する。
また、各送信アンテナ71cに対応して設けられる2つの受信アンテナ72aは、レール1で反射する電磁波のうち、送信アンテナ71c側に戻るように反射する反射波を受信するように、列車5の左右方向において面対称をなすように左右のレール1間に配置される。
図6に示すように、一対の送信アンテナ71cは、左右のレール1の内側から、列車5の前後方向に離れた位置のレール1の踏面1a及び/又は側面1bに対して電磁波を照射させるべく指向方向が設定され、かつ、各送信アンテナ71cの指向方向(電磁波の照射範囲)が、列車5の左右方向において面対称をなすようにしてある。
左右のレール1を垂直方向の真上から見た場合、図6(A)に示すように、レール1の直線区間における各送信アンテナ71cの指向方向とレール1の延設方向とがなす角度θ1が例えば30degとなるように、即ち、各送信アンテナ71cの指向方向とレール1の延設方向とが斜めに交差するように、各送信アンテナ71cの指向方向を設定してある。
レール1の横断面に直交する方向から見た場合、図6(B)に示すように、レール1の直線区間における送信アンテナ71cの指向方向とレール1の踏面1aとがなす角度θ2が、例えば54degとなるように、各送信アンテナ71cの指向方向を設定してある。
更に、レール1の側面1b側から見た場合、図6(C)に示すように、送信アンテナ71cの指向方向と、レール1の踏面1aとがなす角度θ3が、例えば45degとなるように、各送信アンテナ71cの指向方向を設定してある。
図6は、レール1の直線区間における電磁波のレール1に対する照射角度を示し、レール1の曲線区間になると、例えば図7に示すように照射角度が変化する。
ここで、計測速度に影響する角度は、列車5の移動方向に対する電磁波の照射角度であり、図6及び図7に示す場合、図6(A)及び図7(A)に示したレール1を垂直方向の真上から見たときの照射角度θ1の変化が、計測速度の誤差を発生させることになる。
図6(A)及び図7(A)に示した例では、レール1の直線区間では、一対の送信アンテナ71cによるレール1に対する照射角度θ1が、双方共に30degであるのに対し、レール1の曲線区間では、一方(カーブの内側となる送信アンテナ71c)の照射角度θ1が30degから20degに減少し、他方(カーブの外側となる送信アンテナ71c)の照射角度θ1が30degから40degに増大している。即ち、一方の照射角度θ1が減少した角度α(図7の例では、α=10deg)だけ、他方の照射角度θ1が増大する。
照射角度θ1が増大すると実速度よりも速い速度を計測し、逆に、照射角度θ1が減少すると実車速よりも遅い速度を計測することになり、照射角度θ1のプラス側への変化とマイナス側への変化とが同じ角度だけ発生する場合には、両計測結果の中央値付近が実際の車速となる。
従って、一方の送信アンテナ71cから送信した電磁波の反射波に基づき計測した速度V1と、他方の送信アンテナ71cから送信した電磁波の反射波に基づき計測した速度V2との平均値Vav(Vav=(V1+V2)/2)を最終的な計測結果として出力することで、レール1の曲線区間(偏倚発生状態)においても十分な精度で速度Vを計測できる。
図6及び図7に示した例では、一対の送信アンテナ71cを、列車5の左右方向において面対称をなすように左右のレール1で挟まれる領域内に配置したが、図8に示すように、一対の送信アンテナ71cを、列車5の左右方向において面対称をなすように左右のレール1で挟まれる領域外に配置することができる。
また、図6及び図7に示した例では、左右のレール1それぞれに対して電磁波を照射させる設定としたが、1本のレール1に対して、2方向から電磁波を照射させ、かつ、レール1の直線区間では同じ照射角度であって、レール1の曲線区間では一方がプラス側に他方がマイナス側に同じ角度αだけ照射角度が変化するように設定することができる。
図9は、1本のレール1に対して2方向から電磁波を照射させる場合における、送信アンテナ71cの配置の一例を示す。
図9に示す例では、一対の送信アンテナ71cが、列車5の前後方向(レール1の延設方向)において面対称をなすように、一方のレール1の内側に沿って配置され、前記一方のレール1に向けてそれぞれ電磁波を照射する。
また、各送信アンテナ71cに対応して設けられる2つの受信アンテナ72aは、レール1で反射する電磁波のうち、送信アンテナ71c側に戻るように反射する反射波を受信するように、一対の送信アンテナ71cと同様に、列車5の前後方向において面対称をなすように一方のレール1の内側に沿って配置される。
図9に示すように、一対の送信アンテナ71cは相互に近接配置され、一方は、設置位置よりも列車5の前方向に離れた位置のレール1の踏面1a及び/又は側面1bに対して電磁波を照射させるべく指向方向が設定され、他方は、設置位置よりも列車5の後方に離れた位置のレール1の踏面1a及び/又は側面1bに対して電磁波を照射させるべく指向方向が設定され、各送信アンテナ71cの指向方向(換言すれば、電磁波の照射範囲)が、列車5の前後方向において面対称をなすようにしてある。
図9(A)は、左右のレール1を垂直方向の真上から見た場合であり、レール1の直線区間における各送信アンテナ71cの指向方向とレール1の延設方向とがなす角度θ1が例えば30degとなるように、即ち、各送信アンテナ71cの指向方向とレール1の延設方向とが斜めに交差するように、各送信アンテナ71cの指向方向を設定してある。
図9(B)は、レール1の横断面に直交する方向から見た場合であり、レール1の直線区間における送信アンテナ71cの指向方向とレール1の踏面1aとがなす角度θ2が例えば54degとなるように、各送信アンテナ71cの指向方向を設定してある。
図9(C)は、レール1の側面1b側から見た場合であり、送信アンテナ71cの指向方向と、レール1の踏面1aとがなす角度θ3が例えば45degとなるように、各送信アンテナ71cの指向方向を設定してある。
図9は、レール1の直線区間における電磁波のレール1に対する照射角度を示し、レール1の曲線区間になると、例えば、図10に示すように、照射角度が変化する。
図9及び図10に示した例においても、計測速度に影響する角度は、図9(A)及び図10(A)に示したレール1を垂直方向の真上から見たときの照射角度θ1である。
そして、図9(A)及び図10(A)に示す例では、レール1の直線区間では、一対の送信アンテナ71cによる照射角度θ1が、双方共に30degであるのに対し、レール1の曲線区間では、一方(レール1までの距離が遠くなる送信アンテナ71c)の照射角度θ1が30degから20degに減少し、他方(レール1までの距離が近くなる送信アンテナ71c)の照射角度θ1が30degから40degに増大している。
即ち、直線区間で角度θ1は同じであるのに、曲線区間では、一方の角度θ1がθ1−αに変化し、他方の角度θ1がθ1+αに変化する。
従って、図9に示した列車速度計測装置7の場合も、図6に示した列車速度計測装置7の場合と同様に、一方の送信アンテナ71cから送信した電磁波の反射波に基づき計測した速度V1と、他方の送信アンテナ71cから送信した電磁波の反射波に基づき計測した速度V2との平均値V(V=(V1+V2)/2)を最終的な計測結果として出力することで、レール1の曲線区間(偏倚発生状態)においても十分な精度で速度Vを計測できる。
また、図11に示す例では、一対の送信アンテナ71cが、列車5の左右方向において面対称をなすように、1本のレール1を挟んで配置され、1本のレール1に向けてそれぞれ電磁波を照射する。
各送信アンテナ71cに対応して設けられる2つの受信アンテナ72aは、レール1で反射する電磁波のうち、送信アンテナ71c側に戻るように反射する反射波を受信するように、一対の送信アンテナ71cと同様に、列車5の左右方向において面対称をなすように1本のレール1を挟んで配置される。
一対の送信アンテナ71cは、1本のレール1を挟んで配置され、設置位置よりも列車5の前方(又は後方)に離れた位置のレール1の踏面1a及び/又は側面1bに対して電磁波を照射させるべく指向方向が設定され、かつ、各送信アンテナ71cの指向方向(換言すれば、電磁波の照射範囲)が、列車5の左右方向において面対称をなすようにしてある。
図11(A)は、左右のレール1を垂直方向の真上から見た場合であり、レール1の直線区間における各送信アンテナ71cの指向方向とレール1の延設方向とがなす角度θ1が例えば30degとなるように、即ち、各送信アンテナ71cの指向方向とレール1の延設方向とが斜めに交差するように、各送信アンテナ71cの指向方向を設定してある。
図11(B)は、レール1の横断面に直交する方向から見た場合であり、レール1の直線区間における送信アンテナ71cの指向方向とレール1の踏面1aとがなす角度θ2が例えば54degとなるように、各送信アンテナ71cの指向方向を設定してある。
図11(C)は、レール1の側面1b側から見た場合であり、送信アンテナ71cの指向方向と、レール1の踏面1aとがなす角度θ3が例えば45degとなるように、各送信アンテナ71cの指向方向を設定してある。
図11は、レール1の直線区間における電磁波のレール1に対する照射角度を示し、レール1の曲線区間になると、例えば、図12に示すように、照射角度が変化する。
図11及び図12に示した例においても、計測速度に影響する角度は、図11(A)及び図12(A)に示したレール1を垂直方向の真上から見たときの照射角度である。
そして、図10(A)及び図11(A)に示す例では、レール1の直線区間では、一対の送信アンテナ71cによる照射角度θ1が、双方共に30degであるのに対し、レール1の曲線区間では、一方(カーブの外側となる送信アンテナ71c)の照射角度θ1が30degから20degに減少し、他方(カーブの内側となる送信アンテナ71c)の照射角度θ1が30degから40degに増大している。
即ち、直線区間で角度θ1は同じであるのに、曲線区間では、一方の角度θ1がθ1−αに変化し、他方の角度θ1がθ1+αに変化する。
従って、図11に示した列車速度計測装置7の場合も、図6に示した列車速度計測装置7の場合と同様に、一方の送信アンテナ71cから送信した電磁波の反射波に基づき計測した速度V1と、他方の送信アンテナ71cから送信した電磁波の反射波に基づき計測した速度V2との平均値V(V=(V1+V2)/2)を最終的な計測結果として出力することで、レール1の曲線区間(偏倚発生状態)においても十分な精度で速度Vを計測できる。
尚、レール1に対して2方向から電磁波を照射させる装置においても、電磁波の送信と反射波の受信とを交互に行わせることで、1つのアンテナを送信用と受信用とに共用することができる。
図7、図10及び図12では、レール1の曲線区間における照射角度θ1の変化量αを一例として10degとしたが、以下では、実際に発生し得る照射角度θ1の変化(偏倚量)と、係る照射角度θ1の変化(偏倚量)によって発生する計測誤差の具体例を示す。
ここで、列車5の車体の長さをL1、列車5の台車中心間距離をL0、レール1の曲線区間における曲率半径をR、車体中央部の変位をδ1、車端部の変位をδ2とすると、変位δ1、δ2は、数2に従って演算できる。
ここで、例えば、L1を20m、L0を13.8m、Rを150mとすると、変位δ1、δ2は、数3に示すように演算される。
従って、L1=20m、L0=13.8m、R=150mの条件における最大の偏倚量(車体の前後方向の中央位置で偏倚量)は、150mm程度となり、車体の前後方向の中央位置に列車速度計測装置7を設けた場合での照射角度θ1の変化量αとしては、約2.5deg程度となる。
図13は、レール1の曲線区間でレール1に対する電磁波の照射角度θ1がα=2.5degだけ増減した場合での速度毎の誤差量を示す。
図13においては、速度をV、ドップラ周波数をfd、送信波波長をλc、レール1の直線区間でレール1を垂直方向の真上から見た場合に送信アンテナの指向方向とレール1の延設方向とがなす角度をθ1としたときに、速度Vを、数4に従って算出した。
尚、送信波波長λcは、光速をc、送信波周波数をf0としたときに、λc=c/f0として算出され、送信電磁波の周波数f0を60.05GHzとする場合、λc=0.00496mとなる。従って、照射角度θ1を30degとすると、速度V(km/h)は、数5に従って算出できることになる。
図6、図8、図9及び図11に示したように、レール1の直線区間での照射角度θ1が30degである場合に、曲率半径が150mの曲線区間を走行することで、一方の送信アンテナ71cから送信した電磁波の照射角度θ1がα=2.5degだけ増えて32.5degとなり、他方の送信アンテナ71cから送信した電磁波の照射角度θ1がα=2.5degだけ減って27.5degとなったとする。
この場合、図13に示すように、照射角度θ1が減った側は、速度Vの計測値が実際値よりも遅くなるマイナスの誤差を生じ、逆に、照射角度θ1が増大した側は、速度Vの計測値が実際値よりも速くなるプラスの誤差を生じる。
しかし、例えば実際の速度Vが50km/hであるときに、照射角度θ1=27.5degである側の計測結果が48.81 km/hであって、誤差が−1.19km/hであるのに対し、照射角度θ1=32.5degである側の計測結果が51.34km/hであって、誤差が+1.34 km/hであって、両計測結果の平均値は50.07 km/hとなり、この平均値=50.07 km/hと実際値=50.00 km/hとの偏差、即ち、計測誤差は0.07 km/hとなり、実際値に対する誤差の割合(誤差率)は0.15%程度となる。
速度Vが増すに従って計測誤差の絶対値は増大するものの、真値に対する誤差の割合(誤差率)は0.15%程度を維持するから、曲線区間において照射角度θ1が増大する側の計測値と減少する側の計測値との平均値を演算すれば、十分な精度の速度計測値を出力できることになる。
更に、図13に示した計測誤差は、急なカーブである曲率半径R=150mでの誤差であり、曲率半径Rがより大きくなれば、照射角度θ1の変化も小さくなり、誤差速度及び誤差率はより小さくなるから、レール1の曲線区間で照射角度が増大変化する側での計測値と、減少変化する側での計測値との平均値を求めるようにすれば、実用上十分に高い精度で速度を検出できる。
1…レール、1a…踏面、1b…側面、2…路盤、3…枕木、4…車輪、5…列車、7…列車速度計測装置、71…電磁波送信部、71a…送信電磁波発生部、71b…増幅部、71c…送信アンテナ、72…反射波受信部、72a…受信アンテナ、72b…復調部(検波部)、73…処理部

Claims (6)

  1. レール上を走行する列車に搭載され、一対の電磁波送信部それぞれから前記レールに向けて電磁波を送信し、前記レールからの反射波に基づいて前記列車の速度を計測する列車速度計測装置であって、前記一対の電磁波送信部は、指向方向が前記列車の左右方向及び前後方向の双方において前記レールに斜めに交差し、前記列車の左右方向において面対称をなして1本のレールに2方向から電磁波を照射するよう配置される、列車速度計測装置。
  2. レール上を走行する列車に搭載され、一対の電磁波送信部それぞれから前記レールに向けて電磁波を送信し、前記レールからの反射波に基づいて前記列車の速度を計測する列車速度計測装置であって、前記一対の電磁波送信部は、指向方向が前記列車の左右方向及び前後方向の双方において前記レールに斜めに交差し、前記列車の前後方向において面対称をなして1本のレールに2方向から電磁波を照射するよう配置される、列車速度計測装置。
  3. 前記一対の電磁波送信部それぞれが送信した電磁波の反射波の周波数に基づいて、前記列車の速度をそれぞれに計測し、これらの速度計測値の平均値を計測結果として出力する、請求項1又は請求項2記載の列車速度計測装置。
  4. 直線区間及び曲線区間での偏倚発生状態で前記一対の電磁波送信部による電磁波照射範囲に前記レールが含まれる、請求項1から請求項3のいずれか1つに記載の列車速度計測装置。
  5. 前記一対の電磁波送信部それぞれが送信した電磁波の反射波をそれぞれに受信する一対の反射波受信部を備える、請求項1から請求項4のいずれか1つに記載の列車速度計測装置。
  6. 前記一対の電磁波送信部は、左右一対のレール間に配置される、請求項2記載の列車速度計測装置。
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