JPS5925990B2 - 車両用ドツプラスピ−ドメ−タ - Google Patents
車両用ドツプラスピ−ドメ−タInfo
- Publication number
- JPS5925990B2 JPS5925990B2 JP49139106A JP13910674A JPS5925990B2 JP S5925990 B2 JPS5925990 B2 JP S5925990B2 JP 49139106 A JP49139106 A JP 49139106A JP 13910674 A JP13910674 A JP 13910674A JP S5925990 B2 JPS5925990 B2 JP S5925990B2
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- JP
- Japan
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- antenna
- directional coupler
- vehicle
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- mixer
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Description
【発明の詳細な説明】
本発明は車両用または移動体用のスピードメータに関し
、とくにマイクロ波ドツプラ効果によるスピードメータ
に関するものである。
、とくにマイクロ波ドツプラ効果によるスピードメータ
に関するものである。
従来から自動車用スピードメータは車輪の回転数全電気
信号に変換して、これを計数してスピードを計測すると
いう方法がとられてきた。
信号に変換して、これを計数してスピードを計測すると
いう方法がとられてきた。
ただし車輪のスリップがあると正しいスピードを示さな
い。
い。
そこで、正確なスピードを測定するため、マイクロ波ド
ツプラ効果を用いたスピードメータを装置することが考
えられている。
ツプラ効果を用いたスピードメータを装置することが考
えられている。
しかし、車両にドッグラスピードセンサを取付けた場合
、当然路面との相対速度を測るのであるから、放射波ば
ある角度をもって斜めに放出される。
、当然路面との相対速度を測るのであるから、放射波ば
ある角度をもって斜めに放出される。
こうすることによって車両のスピードを測定することが
できるが、車両の上下動によるドツプラ波も必然的に混
入し誤差となる。
できるが、車両の上下動によるドツプラ波も必然的に混
入し誤差となる。
ドツプラスピードメータを実用化するためには、この欠
点を除去する必要がある。
点を除去する必要がある。
本発明の目的は、車両に上下動があっても正しい走行ス
ピードを検出し5るドツプラスピードメータを提供する
にある。
ピードを検出し5るドツプラスピードメータを提供する
にある。
本発明によれば、進行方向と逆方向に互いに対称的な送
受波器を設け、双方のドツプラ信号を電気回路的に処理
することによって、上下動によるドツプラ波を相殺し正
しい走行スピードを測定することができる。
受波器を設け、双方のドツプラ信号を電気回路的に処理
することによって、上下動によるドツプラ波を相殺し正
しい走行スピードを測定することができる。
以下図面を用いて詳細に説明する。
一般にドツプラ信号SDy、次に示すごとく(1)式で
表わされる。
表わされる。
v
S D= A cos (±−(7)Ot ) −
(1)ただし、A:振巾 V:移動体の相対速度 C:光速 ω0:送信送信波数 ドツプラ信号を利用して車両速度を測定しようとする場
合、車両に取り付けられるアンテナは地面に対しである
角度θをもだせて取り付けなければならない。
(1)ただし、A:振巾 V:移動体の相対速度 C:光速 ω0:送信送信波数 ドツプラ信号を利用して車両速度を測定しようとする場
合、車両に取り付けられるアンテナは地面に対しである
角度θをもだせて取り付けなければならない。
これは地面に対して垂直または水平に取り付けろと原理
的にドツプラ信号が得られないことから明らかである。
的にドツプラ信号が得られないことから明らかである。
したがって、い1走行速度v1に比例するアンテナ軸方
向の速度成分v′1、上下速度v2に比例するアンテナ
軸方向の速度成分ヲV′2′とするならば、ドツプラ信
号は(2)式で示すように2周波検出され波形が歪み誤
差となる。
向の速度成分v′1、上下速度v2に比例するアンテナ
軸方向の速度成分ヲV′2′とするならば、ドツプラ信
号は(2)式で示すように2周波検出され波形が歪み誤
差となる。
2v1ω。
5D=A’C03(±−t)+PICO82vらω。
(±−t) ・・・・・・・・・(2)ただし、A’
、B’は振巾係数 本発明は上式のv′2によるドツプラ信号を除去し誤差
全低減させようとするものである。
、B’は振巾係数 本発明は上式のv′2によるドツプラ信号を除去し誤差
全低減させようとするものである。
第1図は、本発明の一実施例を示す。
図において、1は発振器、2は分配器、3および4は方
向性結合器、5および6は移相器、7および8はサーキ
ュレータ、9および10はミクサ、11はミクサ出力端
子、12および13はアンテナ、14は車体、15は路
面、vlは車両の走行速度、v′1はvlのアンテナ軸
方向成分、v2は上下方向の速度、v′2はv2のアン
テナ軸方向成分、θはアンテナの取付角である。
向性結合器、5および6は移相器、7および8はサーキ
ュレータ、9および10はミクサ、11はミクサ出力端
子、12および13はアンテナ、14は車体、15は路
面、vlは車両の走行速度、v′1はvlのアンテナ軸
方向成分、v2は上下方向の速度、v′2はv2のアン
テナ軸方向成分、θはアンテナの取付角である。
発振器1からの出力信号は分配器2によって左右等分に
分配される。
分配される。
分配された後の右側の信号は、方向性結合器3を経て、
移相器5によって位相を〜々進められ、さらにサーキュ
レータを通りアンテナ12によシ路面に向って放射され
る。
移相器5によって位相を〜々進められ、さらにサーキュ
レータを通りアンテナ12によシ路面に向って放射され
る。
方向性結合器3によって分流した出力は、局発信号とし
てミクサ9に加えられる。
てミクサ9に加えられる。
一方、左側に分配された信号も、図に示す通り左右対称
な回路であるので、右側同様の経路をたどり、信号の大
部分はアンテナ13により路面に放射され、かつ方向性
結合器4によって分流した出力は局発信号としてミクサ
ー0に加えられる。
な回路であるので、右側同様の経路をたどり、信号の大
部分はアンテナ13により路面に放射され、かつ方向性
結合器4によって分流した出力は局発信号としてミクサ
ー0に加えられる。
ただし、右側に対して異るところは、アンテナ13から
放射される出力信号が移相器6によってい遅らされてい
ることおよび放射方向が正反対であることである。
放射される出力信号が移相器6によってい遅らされてい
ることおよび放射方向が正反対であることである。
いま、上記の回路を車載した車体14が速度V、上下動
v2で第1図に示すごとく走行すると(車体14の実際
の移動方向v1の矢印と反対方向)アンテナ12および
13の取付角θは同−角であるので、アンテナ12およ
び13によって受信される速度成分は第1図に示すよう
な関係すなわちv/1は互いに逆方向、V′2は同一方
向のベクトルとしてとり出される。
v2で第1図に示すごとく走行すると(車体14の実際
の移動方向v1の矢印と反対方向)アンテナ12および
13の取付角θは同−角であるので、アンテナ12およ
び13によって受信される速度成分は第1図に示すよう
な関係すなわちv/1は互いに逆方向、V′2は同一方
向のベクトルとしてとり出される。
したがって、アンテナに近づく速度成分を正、アンテナ
から遠ざかる速度成分を負と規定すると、局発信号の位
相は両者同相であるから、ミクサ9および10にて得ら
れろドツプラ信号SD9および5DtOはそれぞれ次式
(3)および(4)で表わされる。
から遠ざかる速度成分を負と規定すると、局発信号の位
相は両者同相であるから、ミクサ9および10にて得ら
れろドツプラ信号SD9および5DtOはそれぞれ次式
(3)および(4)で表わされる。
π 2vI
S DI9= A’C08(−十一ωot )十B’C
O8C π 2V’ (−±−ωot) ・・・・・・・・・(3)C π−2vr SDlo−A′C08(−一十一ωOt)+B′CO8
C 6−死士膠−8t) 、−−−−1(4)2に の信号SD9と5Dtok合成波として端子11にてと
り出すと、第2項は互いに打消してあって第1項の成分
だけが加算されて出力される。
O8C π 2V’ (−±−ωot) ・・・・・・・・・(3)C π−2vr SDlo−A′C08(−一十一ωOt)+B′CO8
C 6−死士膠−8t) 、−−−−1(4)2に の信号SD9と5Dtok合成波として端子11にてと
り出すと、第2項は互いに打消してあって第1項の成分
だけが加算されて出力される。
すなわち、上下動によるv′2成分を除去し、走行速度
成分v′、だけのドツプラ信号が得られる。
成分v′、だけのドツプラ信号が得られる。
第2図は、アンテナの構成および放射方式を変えた場合
の実施例を示す。
の実施例を示す。
図において21は垂直偏波用のアンテナ、22は水平偏
波用のアンテナである。
波用のアンテナである。
アンテナの構成以外を第1図に示す回路構成とすると、
第2図に示すベクトル成分の関係から、第1図と全と同
一の結果が得られることが分る。
第2図に示すベクトル成分の関係から、第1図と全と同
一の結果が得られることが分る。
第2図では2つのアンテナが向いあっているが、両方の
アンテナの偏波型式を違えているため、互いに他のアン
テナから放射される電波には干渉されない。
アンテナの偏波型式を違えているため、互いに他のアン
テナから放射される電波には干渉されない。
したがって、2つのアンテナからの放射波を同じ地点に
おいて反射させることができるので、路面に多少の凹凸
があっても両者の相対的な受信レベル差は少なくなり、
よシ誤差のない実用的なものとなる。
おいて反射させることができるので、路面に多少の凹凸
があっても両者の相対的な受信レベル差は少なくなり、
よシ誤差のない実用的なものとなる。
以上詳細に説明したように本発明によれば、上下動によ
シ発生する誤差が極めて少いドッグラスピードメータを
得ることができる。
シ発生する誤差が極めて少いドッグラスピードメータを
得ることができる。
第1図および第2図はそれぞれ本発明の実施例を示す。
図において、1は発振器、2は分配器、3および4は方
向性結合器、5および6は移相器、7および8はサーキ
ュレータ、9および10はミフサ、11はミクサ出力端
子、12および13はアンテナ、14は車体、15は路
面、vlは車両の走行速度、v′1はvlのアンテナ軸
方向成分、v2は上下方向の速度、v′2はv2のアン
テナ軸方向成分、θはアンテナの取付角、21は垂直偏
波アンテナ、22は水平偏波アンテナである。
向性結合器、5および6は移相器、7および8はサーキ
ュレータ、9および10はミフサ、11はミクサ出力端
子、12および13はアンテナ、14は車体、15は路
面、vlは車両の走行速度、v′1はvlのアンテナ軸
方向成分、v2は上下方向の速度、v′2はv2のアン
テナ軸方向成分、θはアンテナの取付角、21は垂直偏
波アンテナ、22は水平偏波アンテナである。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 車両の進行方向にある俯角をもって設けた第1のア
ンテナと、これと対称に逆進行方向に設けた第2のアン
テナと、発振源の出力を等分に分配する分配器と、分配
された一方の出力から局発信号を分流する第1の方向性
結合器と、それに連なる第1のミクサと、第1の方向性
結合器の出力の位相をlり進ませる第1の移相器と、そ
れに連なる第1のサーキュレータと、かつ分配された他
方の出力から局発信号を分流する第2の方向性結合器と
、それに連なる第2のミクサと、第2の方向性結合器の
出力の位相k g/2遅らせる第2の移相器と、それに
連なる第2のサーキュレータと、前記第1と第2のミク
サ出力を合成する手段とから成ることを特徴とする車両
用ドツプラスピードメータ。 2、特許請求の範囲1に記載した装置において第1のア
ンテナと第2のアンテナの偏波型式をそれぞれ異る型式
とし、かつ電波の照射点を同一点にしたこと全特徴とす
る車両用ドッグラスピードメータ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP49139106A JPS5925990B2 (ja) | 1974-12-03 | 1974-12-03 | 車両用ドツプラスピ−ドメ−タ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP49139106A JPS5925990B2 (ja) | 1974-12-03 | 1974-12-03 | 車両用ドツプラスピ−ドメ−タ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5165678A JPS5165678A (ja) | 1976-06-07 |
JPS5925990B2 true JPS5925990B2 (ja) | 1984-06-22 |
Family
ID=15237612
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP49139106A Expired JPS5925990B2 (ja) | 1974-12-03 | 1974-12-03 | 車両用ドツプラスピ−ドメ−タ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5925990B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02290583A (ja) * | 1989-04-28 | 1990-11-30 | Mazda Motor Corp | 対地速度検出装置 |
JP2837981B2 (ja) * | 1991-09-18 | 1998-12-16 | 日本無線株式会社 | 車載用センサ |
JPH08160129A (ja) * | 1994-12-05 | 1996-06-21 | Uniden Corp | 速度検出装置 |
JP6172900B2 (ja) * | 2012-07-23 | 2017-08-02 | 日本信号株式会社 | 列車速度計測装置 |
-
1974
- 1974-12-03 JP JP49139106A patent/JPS5925990B2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5165678A (ja) | 1976-06-07 |
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