JP6172659B2 - 仮設車庫 - Google Patents

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本発明は、土木用工事車両や大型輸送車両等の重車両を一時的に遮蔽する仮設車庫に関するものである。
一時的に設置される仮設車庫として、従来から、組み立て式の壁材や屋根材から構成されるものが知られている。
こうした従来の仮設車庫を用いて、大型重機を収容可能な大空間を形成する場合には、一般的に基礎工事を行うことが前提とされている。
一方、基礎工事を行うことなく土台を構築し、壁材を安定的に保持することのできる仮設車庫に関連する構成として、例えば特許文献1には、支柱入れを取り付けた底面付き枠内に重量物を置き、これを固定するとともに、支柱入れに支柱を取り付け、屋根を取り付けることで、基礎工事が不要である車庫用簡易土台装置が記載されている。
また、特許文献2には、簡易かつ堅固に構築しうる仮設車庫であって、所望の場所に囲壁付分割底板を運んで両者を突合わせて連結し、アンカーボルトの上に所望の部材を建築する仮設建物用コンクリート台が記載されている。
また、仮設車庫に関する技術ではないが、特許文献3には、重車両の可動領域に敷設する建設重機可動用の防振マットであって、バックホウ等の大型重機が建物を解体する動作時や、移動時に発生する振動を抑制するために、繰り返し転用が可能で地盤に直に敷き並べられる大型重機用の防振マットが記載されている。
特開平09−105241号公報 実開昭63−045852号公報 特開平07−279443号公報
しかし、特許文献1および2に記載されている仮設車庫に関連する技術は、整地のされていない場所で大型車両を収納する際に用いられることを想定したものではない。
例えば、紛争地における救助や支援活動等に先んじて行われる一時的な通行路の施工やそれに伴う物資の運搬に際して、土木工事用重車両や大型輸送車両が用いられる場合には、妨害行為を避けるため等の理由により、一時的に車両を遮蔽するとともに、当該遮蔽を行う車庫等の遮蔽物自体も隠す必要が生じることがある。
また、豪雪地帯における積雪災害における救助時に、積雪状況等から被災地に到達できる災害救助用の各種大型車両の数に制限のある場合には、これらの車両が雪に埋もれないよう仮設車庫を用いることが想定されるが、当該仮設車庫自体が大量の雪に埋もれ使用不可能になることを防止する必要がある。
こうした目的に用いられる仮設車庫は、大型の車両を収容できるとともに、迅速に組み立てと解体を行うことが可能であり、かつ、仮設車庫自体が土砂や雪等の被覆物で覆われる場合には、これらの荷重に耐えうる強度を有することが要求される。
また、仮設車庫の組み立てに際して、クレーン等の重機を用いてもよいが、人力で全てを組み立て、解体できる構成であればより望ましい。
しかし、これらの要求を満たす仮設車庫に関する先行技術は無い。仮に、上記特許文献1および2について部材を大型化し、大型の車両を収容できるようにしても、これらの要求を満たすものにはならない。
これは、紛争地や、積雪災害時の救助活動等に用いられる仮設車庫は、役目を終えて解体された後も、また紛争や災害救助の進行状況に応じて別の移動先で再設置されることが多くあるため、運搬性に優れ、輸送中の振動による衝撃に対する耐性を有することが要求されるからである。
上記特許文献1に記載されているような、車両搭載部に重量物を用いる構成は、運搬性が悪く、また、組み立てや解体を迅速に行うことができないため、上記目的に用いられる場合には不適当である。
また、特許文献2に記載されているように、車両搭載部にコンクリート製の囲壁付分割底板を用いる構成は、重量がかさみ不適当であり、また、コンクリートが振動に弱いため、運搬時の振動によりクラックや欠けが生じる恐れがあり、同様に上記目的に用いられる場合には不適当である。
また、特許文献3に記載されているような重車両用のマットを、大型の仮設車庫の床材に適用することも考えられるが、どのようにして基礎工事をすることなく、壁材を安定的に保持し、また、被覆物による上載荷重が加わった場合においても仮設車庫の左右の壁材が倒壊することを防止するのかについては不明である。
また、上記マットは、特許文献1および2に記載されている車両搭載部の重量物等よりは軽量であるものの、1個あたりの重量が250kg程度もあり、運搬性や組み立て性、解体性は悪い。また、こうしたマットを人力のみで敷設することは不可能であり、クレーン等の重機が必要となる。
本発明は、上述した問題点に鑑みて案出されたものであり、土木工事用の重車両や大型輸送車両等を一時的に遮蔽することを可能にする仮設車庫であって、土砂等の被覆物により覆われ上載荷重が加わった場合でも壁材が安定的に保持されると共に、各構成部材が軽量であり、建設用の重機を用いなくても組み立てと解体とを容易に行うことができ、かつ、再組み立てが可能な仮設車庫を提供することを目的とする。
本発明者は、上述した課題を解決するために、土砂等の被覆物により覆われ上載荷重が加わった場合でも壁材が安定的に保持されると共に、構成部材が軽量であり、人力でも組み立てと解体を容易に行うことができ、再組み立てが可能な仮設車庫を発明した。
第1発明に係る仮設車庫は、車庫外殻と前記車庫外殻の内部の車両用路床とが再組み立て可能に構成されている仮設車庫であって、前記車庫外殻として鋼製の板状部材を組み合わせた左右の横外壁が地盤に載置され、左右の前記横外壁の下部には、左右の前記横外壁部同士を連結する幅保持材が間隔を空けて複数配置され、前記左右の横外壁の上部には鋼製の部材を組み合わせた屋根が取り付けられて前記車庫外壁が形成され、面材が取り付けられたフレーム材により硬質発泡樹脂マットの上部を覆って形成された矩形状の床材が、複数の前記幅保持材の間に嵌め込まれ、前記幅保持材と前記床材とにより前記車両用路床が形成され、前記床材の上面の長手方向両端部に鍔部が形成され、複数の前記幅保持材の間に前記床材が嵌め込まれた状態で、前記幅保持材の上面と前記床材の前記鍔部の下面との間が離間した状態である、ことを特徴とする。
発明に係る仮設車庫は、第1発明に係る仮設車庫において、前記床材の前記面材は、表面に滑り防止構造が形成されていることを特徴とする。
発明に係る仮設車庫は、第1発明又は第2発明に係る仮設車庫において、前記車庫外殻は後方外壁を更に備え、左右の前記横外壁の一方の側端部同士が前記後方外壁で連結されていることを特徴とする。
発明に係る仮設車庫は、第1〜第発明の何れか1つに係る仮設車庫において、前記床材の長手方向端部かつ前記フレーム材の側部には、前記床材の長手方向に進退可能に設けられた突出部を有する突出可動部を更に備え、前記幅保持材に挿し入れられて前記突出部が突出した状態となることを特徴とする。
上述した構成からなる本発明によれば、土砂等の被覆物により覆われ上載荷重が加わった場合でも壁材が安定的に保持されると共に、構成部材が軽量であり、再組み立てが可能な仮設車庫を提供することができる。
本発明の実施形態に係る仮設車庫を示す斜視図である。 図1の仮設車庫の正面図である。 図1の仮設車庫の側面図である。 仮設車庫に用いられる床材を示す斜視図である。 図4の床材の要部側面図である。 本発明の仮設車庫の変形例に関する図である。
以下、本発明の実施形態に係る仮設車庫について詳細に説明する。
図1は、本発明の実施形態に係る仮設車庫1を示す斜視図であり、図2、図3はそれぞれ図1の仮設車庫の正面図および側面図である。
仮設車庫1は、車庫外殻2と、幅保持材3と、床材4とを備えて構成される、土木用工事車両や大型輸送車両等の重車両を一時的に遮蔽するための、人力での組み立て、解体および再組み立てが可能な仮設車庫である。
車庫外殻2は、トンネル形をしていて、鋼板で形成された波板であるライナープレート21を複数用いて構成されている。なお、図面では、ライナープレートの波形形状を省略して、簡略化された形で描かれている。
車庫外殻2を形成するライナープレート21には、左右(+Y、−Y方向)に位置する横外壁および奥側(−X方向)に位置する後方外壁を構成する平板21aと、屋根を構成する湾曲板21bと、の2種類のライナープレート21が含まれている。横外壁の下側(−Z方向)の端部と、後方外壁の下側の端部は、それぞれ直接又はH形綱等の形鋼を介して地盤に載置または埋設されている。
そして、左右の横外壁の奥側(−X方向)の側端部同士は、後方外壁で連結されているとともに、左右の横外壁の上部には屋根が取り付けられている。
ライナープレート21間の固定は、図示しない固定部材により行われている。この固定部材としては、固定と解体を、手作業により簡易かつ廃棄物を生じることなく行えるものであれば特に制限は無い。そのため、ライナープレート21同士の当接位置にそれぞれ設けられた図示しない孔を介するボルトとナットによる締結や、断面コ字状のピン部材による締結等を採用することができる。
幅保持材3は、断面H形のH形綱よりなる柱状の部材であり、車庫外殻2の対向する横外壁同士を、その下端部において連結している。この連結は、横外壁の下端部の複数個所において行われている。
幅保持材3とライナープレート21(平板21a)間の連結も、ライナープレート21間の固定と同様に、固定と解体とを、手作業により簡易に、そして廃棄物を生じることなく行える方法であれば、特に制限無く採用することができる。
幅保持材3は、仮設車庫1を設置する際、車両外殻2の下端部を土中に埋没したり、あるいは仮設車庫1が土砂等の被覆物により覆われたりする際に、車庫外殻2の横外壁に対して外部から加わる圧力に抵抗し、仮設車庫1の変形や破損を防止するために設けられている。
しかし、車庫外殻2と幅保持材3のみにより仮設車庫1を構成した場合には、仮設車庫1に対する車両、特に重車両の進退時、車両がこの幅保持材3に直接乗り上げ、幅保持材3の破損を招いてしまう。
こうした幅保持材3の破損を防止する方法として、例えば複数の幅保持材3の間を土砂やコンクリート等で充填することが考えられるが、これでは仮設車庫1の組み立て及び解体の際の作業量が大幅に増加してしまい、迅速な組み立てと解体とを行うことができなくなってしまう。
そこで、本実施形態に係る仮設車庫1では、以下に説明するように、幅保持材3とともに車両用の路床を形成する部材であり、幅保持材3よりも高さを有する矩形状の床材4が、複数の前記幅保持材の間に嵌め込まれている。そして、車両がその車輪やキャタピラ等を床材4上に載せて進退する態様とすることで、幅保持材3の破損を効果的に防止している。
図4は、仮設車庫1に用いられる床材4を示す斜視図であり、図5は、床材4の要部側面図である。
床材4は、硬質発泡樹脂マット41の上部を金属製のフレーム材42で覆うことで形成されている。
硬質発泡樹脂マット41は、硬質ポリウレタンフォームや硬質ポリスチレンフォーム等の硬質発泡樹脂を矩形状に加工して形成される、機械的強度が高くかつ軽量のマット材である。なお、硬質発泡樹脂マット41は、硬質発泡樹脂単体で形成される他、紫外線による硬質発泡樹脂の劣化を防止するため、周囲を遮光シートで覆う等した態様であっても良い。
フレーム材42は、硬質発泡樹脂マット41の上部を覆う枠状の構成であり、フレーム材42の上部(+Z方向)に、滑り防止構造としてエキスパンドメタルよりなる面材47が取り付けられているとともに、左右(+Y、−Y方向)側面には、それぞれ作業員が運搬時に把持するため、取手43が2つずつ設けられている。
なお、本実施形態に係る仮設車庫1において、フレーム材42の面材47としてエキスパンドメタルが採用されているが、本発明においてはこれに限らず、パンチングメタルや縞鋼板等の表面に細かな突起が形成された金属板等、所定の機械的強度を有すると共に、車両の車輪等の滑りを防止できる構造であれば好適に採用することができる。
また、フレーム材42には、その長手方向(+X、−X方向)の両端面44の上部から突出して、鍔部45が設けられている。
この鍔部45は、図5に示すように、その下面が幅保持材3のウェブ31から車両の進退方向(+X、−X方向)に伸びる上側フランジ32の上面と離間しつつ、上側フランジ32の上面を覆う高さに位置するように設けられている。
このように、幅保持材3の上側フランジ32と鍔部45とが離間した態様とすることで、床材4上を車両が移動する際に幅保持材3に車重が加わることが無くなり、幅保持材3の変形や破損を効果的に防止することができる。
なお、本発明においてはこれに限らず、上側フランジ32と鍔部45とが接触する態様を採用することもできる。この場合には、車重が幅保持材3にも加わってしまうが、上側フランジ32と鍔部45の2つの構成により車重を受けることになるため、幅保持材3単体で車重を受ける場合と比較し機械的強度を増すことができ、幅保持材3の破損を抑制することができる。
このようにして形成されている床材4は、軽量であるため建設用の重機を用いずとも作業員による手作業で持ち運ぶことができ、また、敷設の際には基礎工事を行う必要が無く、土砂やコンクリート等による固定を行う必要も無いため、敷設と撤去とを、迅速かつ容易に、廃棄物を生じることなく行うことができる。
なお、上述した実施形態においては、床材4の+X方向の先頭部分は、他の床材4の長手方向端部とは異なり、スロープが設けられている。このような態様とすることで、車両が床材4に乗り上げ易くなっている。ただし、本発明では、このスロープを設けず、全ての床材4が同一の形状である構成であっても良い。
上述した実施形態に係る仮設車庫1によると、土砂等の被覆物により覆われ上載荷重が加わった場合でも壁材を安定的に保持できると共に、構成部材が軽量であり、人力でも組み立てと解体、再組み立てを迅速かつ容易に行うことができる。
なお、本発明においては上述した実施形態に限定されること無く、同一の作用効果を奏する範囲内で種々の変形を行うことが可能である。
図6は、本発明の仮設車庫の変形例に関する図で、仮設車庫に用いられる床材の要部側面図である。図6を用いて以下に説明する変形例において、上述した実施形態に係る仮設車庫と同一の部材については同一の符号を付すとともに、その説明を省略する。
図6に示す変形例では、床材4のフレーム材42の左右(+Y、−Y方向)側部であって、床材4の長手方向(+X、−X方向)の両端部において、当該長手方向に進退可能に設けられた突出部52を有する突出可動部5が設けられている他は、上述した実施形態に係る仮設車庫1と同様の構成を備えている。
突出可動部5は、それぞれ4つのリング部材53と、リング部材53の内部を進退可能な突出部52と、を備えて構成されている。
リング部材53は、床材4のフレーム材42の左右(+Y、−Y方向)側部であって、床材4の長手方向(+X、−X方向)の端部近傍に、溶接等により4つで1セットとして取り付けられている、環状の金属部材である。1セットのリング部材53は、内部空洞が互いに連通するようにして併設されているため、1セットのリング部材53の全体で、1つの挿入孔が形成されている。
また、4つのリング部材53のうち、内側に位置する2つのリング部材53の側部には、突出部52のつまみ51が通過可能な幅を有する切欠き部54が設けられている。
突出部52は、上記挿入孔に挿入可能な径を有している金属製の円柱状の部材であり、この長手方向と垂直な方向に突出する、同じく円柱状のつまみ51を有して構成されている。
そして、仮設車庫1の組立時には、作業者がつまみ51を把持し、つまみ51をリング部材53の切欠き部54を通過させ、突出位置Aに移動させることで、突出部52が突出し、幅保持材3の上側フランジ32の下部に挿し入れられる。
なお、つまみ51が突出位置Aに移動した後、つまみ51を押し下げることで、つまみ51は2つのリング部材53により挟み込まれ、X方向への動作が規制される。これにより、突出部52が突出した状態を保つことができる。
そして、車両が床材4の突出可動部5が設けられている側とは反対側の鍔部45に乗り上げた場合、床材4の突出可動部5が設けられている側が持ち上がることがある。
しかし、突出部52が突出し、上側フランジ32の下部に位置している場合には、こうした持ち上がりが生じた際に突出部52が上側フランジ32の下面に当接することで、これ以上の持ち上がりを防止することができる。
また、仮設車庫1の解体時等、床材4を持ち上げ移動する必要が生じた場合には、作業者がつまみ51を把持し、つまみ51を持ち上げ切欠き部54を通過させ、突出位置Aから退避位置Bに移動させることで、突出部52を上側フランジ32下部から退避させることができ、床材4の持ち上げが可能となる。
また、つまみ51が退避位置Bに移動した後、つまみ51を押し下げることで、つまみ51は2つのリング部材53により挟み込まれ、X方向への動作が規制される。これにより、不使用時等において突出部52が退避した状態を保つことができ、床材4の収納に要するスペースを削減することができるとともに、突出部52の破損を防止することができる。
なお、本発明は仮設車庫に関する発明であるが、例えば後方外壁を除いた態様とすることで、後方外壁の無い仮設車庫や、仮設トンネルとすることもできる。これらの仮設車庫や仮設トンネルも、本発明と同様に、土砂等の被覆物により覆われ上載荷重が加わった場合でも幅保持材で支えられて壁材が安定的に保持されると共に、構成部材が軽量であり、人力でも組み立てと解体を容易に行うことができ、再組み立てが可能なものとなる。
1 仮設車庫
2 車庫外殻
3 幅保持材
4 床材
5 突出可動部
21a 平板
21b 湾曲板
31 ウェブ
32 上側フランジ
41 硬質発泡樹脂マット
42 フレーム材
43 取手
44 端面
45 鍔部
47 面材
51 つまみ
53 リング部材
54 切欠き部
A 突出位置
B 退避位置

Claims (4)

  1. 車庫外殻と前記車庫外殻の内部の車両用路床とが再組み立て可能に構成されている仮設
    車庫であって、
    前記車庫外殻として鋼製の板状部材を組み合わせた左右の横外壁が地盤に載置され、
    左右の前記横外壁の下部には、左右の前記横外壁部同士を連結する幅保持材が間隔を空けて複数配置され、前記左右の横外壁の上部には鋼製の部材を組み合わせた屋根が取り付けられて前記車庫外壁が形成され、
    面材が取り付けられたフレーム材により硬質発泡樹脂マットの上部を覆って形成された矩形状の床材が、複数の前記幅保持材の間に嵌め込まれ、前記幅保持材と前記床材とにより前記車両用路床が形成され、前記床材の上面の長手方向両端部に鍔部が形成され、
    複数の前記幅保持材の間に前記床材が嵌め込まれた状態で、前記幅保持材の上面と前記
    床材の前記鍔部の下面との間が離間した状態である
    ことを特徴とする仮設車庫。
  2. 前記床材の前記面材は、表面に滑り防止構造が形成されていることを特徴とする請求項1記載の仮設車庫。
  3. 前記車庫外殻は後方外壁を更に備え、左右の前記横外壁の一方の側端部同士が前記後方外壁で連結されていることを特徴とする請求項1又は2記載の仮設車庫。
  4. 前記床材の長手方向端部かつ前記フレーム材の側部には、前記床材の長手方向に進退可能に設けられた突出部を有する突出可動部を更に備え、前記幅保持材に挿し入れられて前記突出部が突出した状態となることを特徴とする請求項1乃至の何れか1項記載の仮設車庫。
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