JP2016056623A - 防護柵等のための仮設用足場及びその仮設用足場を用いた防護柵等の構築方法 - Google Patents

防護柵等のための仮設用足場及びその仮設用足場を用いた防護柵等の構築方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2016056623A
JP2016056623A JP2014185065A JP2014185065A JP2016056623A JP 2016056623 A JP2016056623 A JP 2016056623A JP 2014185065 A JP2014185065 A JP 2014185065A JP 2014185065 A JP2014185065 A JP 2014185065A JP 2016056623 A JP2016056623 A JP 2016056623A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
protective fence
temporary
scaffold
precast block
fence
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2014185065A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5863131B1 (ja
Inventor
国夫 村上
Kunio Murakami
国夫 村上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
K Con Co Ltd
Original Assignee
K Con Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by K Con Co Ltd filed Critical K Con Co Ltd
Priority to JP2014185065A priority Critical patent/JP5863131B1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5863131B1 publication Critical patent/JP5863131B1/ja
Publication of JP2016056623A publication Critical patent/JP2016056623A/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Abstract

【課題】本発明は、仮設用足場を地盤面上や擁壁に沿って新設或いは再設する必要のない防護柵等を構築するための仮設用足場及びその防護柵等の構築方法を提供するものである。【解決手段】単管、線状・帯状部材又は枠組足場部材或いはそれらを組み立てて形成した仮設用足場の一方側、又は該仮設用足場に設けた移動手段により移動自在に取着した仮設用足場の一方側を、既設の防護柵用プレキャストブロックに着脱自在に固定し、他方側は、新設する防護柵用プレキャストブロックの設置側へ延設してなることを特徴とする防護柵等のための仮設用足場。【選択図】図3

Description

本発明は、高い位置の道路や切り立った崖上の擁壁等の構造物を構築又はそれらの改修等を行う際に、その縁部側に設けられる墜落防止用防護柵等を構築するための仮設用足場及びその仮設用足場を用いた防護柵等の構築方法に関するものである。
周囲の地盤面より高い位置の道路や切り立った崖上の擁壁等の構造物を構築する場合、該道路上を走行する車両やその他の物が墜落或いは落下するおそれがあり、それらを防止するために縁部側に墜落防止用防護柵や擁壁等を設けることがある。その墜落防止用防護柵を構築或いはそれらを改修する場合、一般的にそれらの工事は高所での構造物の基盤を構築する土工事とは分離され、舗装工事の一環として行われている。従って、その舗装工事の時点では、土工事は終了しており、その土工事のための仮設用足場は既に撤去されている。また、土工事によっては、その下部の構造物や法面土等により足場を必要としない方法で構築される場合もある。
舗装工事の一環として行う高所での墜落防止用防護柵や擁壁等を構築する場合、現場コンクリート打ちでの構築或いはプレキャストブロックを設置しての構築等があるが、いずれの場合においても、それら高所での作業現場から作業員が墜落することを防止するために仮設用足場を設置或いは再設置して工事を行っている。仮設用足場としては、擁壁面に沿って地盤面より枠組み足場や単管足場を組み立てて設置している。
図15は、地盤面より擁壁Aに沿って枠組み足場Bを構築し、プレキャストブロック製の防護柵Cをクレーンにより吊り上げて設置し、それを該枠組み足場B上の作業員が作業している図を示している。また、図16は、擁壁Aの外側面の上方部に三角形状に組み立てた枠Dを固定し、その枠D上を作業員の作業場所となるように仮設用足場を構築している。
上記いずれの仮設用足場も、防護柵を構築するために新たに或いは再度、仮設用足場を設置しなければならず、仮設用足場の設置や撤去に多額の費用がかかり、且つ、そのために多くの施工日数を必要とした。
また、下記する特許文献1のように、橋梁・高架道路等の補修用の移動式吊足場があるが、該移動式吊足場は、橋の路盤の両サイドに立設した擁壁に跨って移動できるように左右1組の台車とその各々の台車を連結させた吊足場とを備え、該台車は擁壁の内側に位置する垂下脚と、この両脚の上端間を結ぶ両脚連結部材とからなる「脚ユニット」を備え、この脚ユニットを移動式吊足場として利用するものである。上記移動式吊足場は、橋梁・高架道路等の補修を目的としているものであり、新設する防護柵等における作業員の墜落防止を目的とするものではなく、従って、新設する防護柵等に順次仮設足場を設けるための構成ではなかった。
特開2005−232773号公報
本発明は、上記欠点を解決したもので、仮設用足場を地盤面上や擁壁に沿って新設或いは再設する必要のない防護柵等を構築するための仮設用足場及びその防護柵等の構築方法を提供するものである。
本発明は、単管、線状・帯状部材又は枠組足場部材或いはそれらを組み立てて形成した仮設用足場の一方側、又は該仮設用足場に設けた移動手段により移動自在に取着した仮設用足場の一方側を、既設の防護柵用プレキャストブロックに着脱自在に固定し、他方側は、新設する防護柵用プレキャストブロックの設置側へ延設してなる防護柵等のための仮設用足場を特徴とする。
また、仮設用足場の一方側は、既設の防護柵用プレキャストブロックに予め取り付けた固定金物と着脱自在に固定してなる防護柵等のための仮設用足場を特徴とする。
更に、仮設用足場の他方側は、防護柵用プレキャストブロックの背面壁に取り付けた固定手段に着脱自在とした単管、線状・帯状部材或いは枠組足場部材を、該防護柵用プレキャストブロックの単体横幅長より長く延設し、該単管又は線状・帯状部材を墜落防止手段とした防護柵等のための仮設用足場を特徴とする。
また、仮設用足場の一方側は、防護柵用プレキャストブロックの背面壁に取り付けた固定手段と施工側となる側の所定間隔離れた他のブロックの背面壁に取り付けた固定手段とを単管、線状・帯状部材或いは枠組足場部材により連結し、該単管、線状・帯状部材或いは枠組足場部材を墜落防止手段とした防護柵等のための仮設用足場を特徴とする。
更に、仮設用足場の一方側は、防護柵用プレキャストブロックの立ち上がり部に嵌合自在とする単管、線状・帯状部材又はそれらを組み立てた足場部材或いは枠組足場としてなる防護柵等のための仮設用足場を特徴とする。
また、上記枠組足場は、前方側係止部、背面側係止部及び頂部側連結部よりなる複数の断面コ字型型枠を前面側係止部相互は短尺連結部材で連結し、背面側係止部相互は長尺連結部材で連結し、該長尺連結部材を防護柵用プレキャストブロックの単体長より長く延設した単管、線状・帯状部材或いは枠組足場部材としてなる防護柵等のための仮設用足場を特徴とする。
更に、頂部側連結部の下部及びその前方又は/及び背面側内側に設けた移動手段を該防護柵用プレキャストブロックと接触する位置とし、その移動手段により枠組足場を移動自在とした防護柵等のための仮設用足場を特徴とする。
また、上記枠組足場の防護柵用プレキャストブロックと対面する頂部側連結部の下部及びその前方又は/及び背面側内側に養生手段を取着してなる防護柵等のための仮設用足場を特徴とする。
更に、仮設用足場の一方側を、既設の防護柵用プレキャストブロックに設けた固定手段により着脱自在に固定し、又は該仮設用足場に設けた移動手段により移動自在に取着し、他方側は、新設する防護柵用プレキャストブロックの設置側へ延設し、上記既設の防護柵用プレキャストブロックに隣接する新設の防護柵用プレキャストブロックを据え付け、その後、仮設用足場を新設する防護柵用プレキャストブロック側へ移動して据え付け、該仮設用足場により墜落防止を図りながら順次防護柵用プレキャストブロックを所定位置に据え付けてなる防護柵等の構築方法を特徴とする。
道路や切り立った崖上の擁壁等の構築物の縁部側に据え付ける防護柵用プレキャストブロックに仮設用足場を着脱自在に固定又は移動自在に取着することにより、地盤面より新たな仮設用足場を組み立てる必要がなく、そのための設置、撤去を省くことができ、多額の費用を割愛することが可能となった。
また、防護柵用プレキャストブロックに仮設用足場を簡単に固定又は移動自在に取着すること及び撤去することができるので、仮設用足場の構築及び撤去のための所定の日数が必要なくなった。
本発明の防護柵等のための仮設用足場及びその仮設用足場を用いた防護柵等の構築方法を示す側面図。 (a)本発明の防護柵等のための仮設用足場及びその仮設用足場を用いた防護柵等の構築方法を示す所定の設置位置での側面図、(b)本発明の防護柵等のための仮設用足場及びその仮設用足場を用いた防護柵等の構築方法によって設置された墜落防止用防護柵の解体を示す側面図。 本発明の防護柵等のための仮設用足場及びその仮設用足場を用いた防護柵等の構築方法の他の実施例の斜視図。 (a)本発明の防護柵等のための仮設用足場及びその仮設用足場を用いた防護柵等の構築方法の他の実施例の斜視図、(b)本発明の防護柵等のための仮設用足場及びその仮設用足場を用いた防護柵等の構築方法の他の実施例の斜視図、(c)本発明の仮設用足場の固定状態を示す側面図、(d)本発明の仮設用足場の固定状態を示す他の実施例の側面図。 本発明の防護柵等のための仮設用足場及びその仮設用足場を用いた防護柵等の構築方法の他の実施例の側面図。 (a)本発明の防護柵等のための仮設用足場の斜視図、(b)本発明の仮設用足場の他の実施例の斜視図。 本発明の防護柵等のための仮設用足場及びその仮設用足場を用いた防護柵等の構築方法を示す他の実施例の斜視図。 本発明の防護柵等のための仮設用足場及びその仮設用足場を用いた防護柵等の構築方法を示す他の実施例の斜視図。 本発明の仮設用足場の頂部側連結部にローラー部を設けた側面図。 本発明の仮設用足場の頂部側連結部にローラー部を設けた他の実施例の側面図。 (a)本発明の仮設用足場の頂部側連結部にローラー部を設けた他の実施例の側面図、(b)本発明の仮設用足場の頂部側連結部にローラー部を設けた他の実施例の側面図、(c)本発明の仮設用足場にローラー部を設けた他の実施例の側面図、(d)キャスター付クランプの正面図、(e)ジャッキ付キャスターの側面図。 本発明の防護柵等のための仮設用足場及びその仮設用足場を用いた防護柵等の構築方法を示す他の実施例の側面図。 本発明の防護柵等のための仮設用足場及びその仮設用足場を用いた防護柵等の構築方法を示す他の実施例の斜視図。 L字型防護柵等以外の他の防護柵を示す側面図。 従来の防護柵のための仮設用足場の側面図。 従来の防護柵のための他の仮設用足場の側面図。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1乃至3は、本発明の防護柵等のための仮設用足場及びその仮設用足場を用いた防護柵等の構築方法を示すもので、防護柵用プレキャストブロック1の複数個を連結し、道路の縁部側長手方向に連続して設置することにより車両等の防護柵となるものである。
擁壁状の構築物の上に防護柵等を設ける手段として、プレキャストブロックの複数個を連結しながら長手方向に連続していく方法があるが、該プレキャストブロックはクレーン等で吊り上げて道路の縁部側の所定位置へ設置することになる。その各々の防護柵用プレキャストブロック1を製造する際、その背面側となる背面壁2の上方部の左右及び下方部の左右に各々が水平となる位置にインサート金物3、4を予め埋め込んでおく。該インサート金物3、4は、防護柵用プレキャストブロック1に埋設固定される固定部5、6と該防護柵用プレキャストブロック1の背面壁2より外方へ突出するリング状の単管固定部7、8とより構成している。
図1、図2(a)に示すように、該防護柵用プレキャストブロック1をクレーン等により吊り上げて所定位置に設置するが、所定位置に据え付ける前に、該インサート金物3、4の単管固定部7、8へ長尺単管9、10又は他の棒状部材や細い板状部材よりなる線状・帯状部材(以下、単に単管という)を挿入或いは固定しておく。
図3に示すように、該単管9、10は、上方部の左右のインサート金物3a、3b及び下方部の左右のインサート金物4a、4bに側方から挿入固定し、後工程で設置する側となる側方側へ該防護柵用プレキャストブロック1の側壁11より大幅に突出させ、その突出長は、少なくとも後工程で設置される他の防護柵用プレキャストブロック1の長手方向の長さ或いはそれを越える長さとする。
図3に示すように、先に設置した防護柵用プレキャストブロック1のインサート金物3、4に挿入された単管9、10は、単管クランプ12により該インサート金物3、4の位置から該単管9、10が左右方向へ移動することを阻止することができる。該単管9、10は、防護柵用プレキャストブロック1の側壁11より大幅に突出しているが、その突出部と、後工程で設置される防護柵用プレキャストブロック1のインサート金物3、4の位置とが一致しないようにする。該インサート金物3、4の固定位置は、背面壁2の上方部の左右及び下方部の左右位置であるが、隣接して連続することになる他の防護柵用プレキャストブロック1において、その固定位置を該上方部又は下方部と、その上下方向へずらした位置とし、両者が直線上に一致しない位置とする。少なくとも該インサート金物3、4のリング外縁部の位置より離れた寸法の位置に両者の該インサート金物3、4を固定することになる。
上記防護柵用プレキャストブロック1に単管9、10を突出させた状態で該防護柵用プレキャストブロック1をクレーン等で再度吊り上げ、所定位置に移動して据え付け固定することになる。
図2(a)に示すように、作業員が防護柵用プレキャストブロック1の側壁側に位置し、微妙な設置位置調整をクレーン操作員に指示し、所定の位置に該防護柵用プレキャストブロック1を設置する。また、設置後の作業時には、図2(b)に示すように、簡易足場をクレーン等で吊って、該簡易足場上で単管9、10を取り除く等の解体作業をすることが可能である。
図3に示すように、先に設置した防護柵用プレキャストブロック1から大幅に突出した単管9、10は、後工程で設置する防護柵用プレキャストブロック1の背面壁に近接した状態でその外方に位置することになるので、相互の背面壁面を長手方向に揃えながら作業する際に、その側壁での作業において、作業員が墜落するのを防止することができる。上記仮設用足場を使用することにより、次の防護柵用プレキャストブロック1の設置には、他の仮設用足場同様に設置されることになるので、この操作を繰り返すことにより安全な作業で長手方向に揃った防護柵を構築することが可能となる。
上記側壁側での作業員の作業において、該単管9、10に命綱を掛け渡し、他方側を作業員と連結することにより、より安全に作業をすることができる。その際、単管9、10の端部側に単管クランプ12等の単管径より太くなる手段を固定しておくことにより命綱の側方側への停止手段となり、脱落するのを防止することができる。
図4(a)は、本発明の防護柵等のための仮設用足場及びその仮設用足場を用いた防護柵等の構築方法の他の実施例を示すもので、先に設置した防護柵用プレキャストブロック21の背面壁22にインサート金物23、24を予め固定しておき、他方、後工程で構築する複数個の防護柵用プレキャストブロック21を設置する所定の間隙寸法分を想定し、前方側に予め設置された他の防護柵用プレキャストブロック25或いは他の形状のブロック25の背面壁26にインサート金物27、28を固定しておき、上記防護柵用プレキャストブロック21側のインサート金物23とブロック25側のインサート金物27及び同ブロック21側のインサート金物24とブロック25側のインサート金物28間に各々墜落防止手段として棒状や板状のものを細くした帯状或いは紐状の長尺となる単管又は線状・帯状部材29、30を架け渡している。
図4(b)は、上記先に設置した防護柵用プレキャストブロック21の背面壁22に予め固定したインサート金物23、24に替えて、後述する実施例3に示す枠組仮設用足場23aとしたものである。該枠組仮設用足場23aは、図4(c)に示すように、下記する図5と同様、先に設置した防護柵用プレキャストブロック21の上方部の前面壁及び背面壁に架け渡すための線状部材又は1枚の鋼板を折り曲げて製造した帯状のものが使用される。例えば、線状部材や帯状部材の場合、各々左右2箇所の前方側係止部と背面側係止部及び両者間を結ぶ頂部側連結部とよりなるコ字型型枠と、該コ字型型枠の前方側係止部相互を連結する短尺連結部材、該背面側係止部相互を連結する長尺連結部材や筋交い部材等とによって枠組を形成している。上記背面側係止部を該線状・帯状部材29、30の一端部側に固定することにより、該線状・帯状部材29、30を墜落防止手段とすることができる。
また、図4(d)に示すように、前方側係止部に重量部材Wを保持するための載置部を形成し、該載置部に重量部材Wを載置することにより枠組仮設用足場23aに重量を付加させることができ、これにより線状・帯状部材29、30の安定した固定手段とすることができる。更に、該線状・帯状部材29、30をH型鋼のような重量のある部材で形成することにより、上記同様、安定した固定手段とすることができる。
作業員は、実施例1と同様、防護柵用プレキャストブロック21の側壁側で作業することができる。また、長尺となる線状・帯状部材29、30が墜落防止の役割を達成することができるので、外方側に突出した作業用足場を構築する必要がない。また、該線状・帯状部材29、30と命綱を掛け渡して作業員を連結しておくことにより安全性を一層高めて作業をすることができる。
また、上記図2(b)と同様、解体時には簡易足場をクレーン等で吊って該簡易足場上から線状・帯状部材29、30等を取り除く解体作業をすることが可能である
図5乃至7は、本発明の防護柵等のための仮設用足場及びその仮設用足場を用いた防護柵等の構築方法の他の実施例を示すもので、図6(a)、(b)に示すように、単管或いは線状部材等或いは1枚又は複数枚の鋼板等を加工した帯状部材等を組み立てて防護柵用プレキャストブロック31に取り付けるための枠組仮設用足場32を予め形成する。
該枠組仮設用足場32は、防護柵用プレキャストブロック31の上方部の前面壁及び背面壁に架け渡す各々左右2箇所の前方側係止部33、34と背面側係止部35、36及び両者間を結ぶ頂部側連結部37、38とよりなるコ字型型枠と、該コ字型型枠の前方側係止部33、34相互を連結する短尺連結部材39、該背面側係止部35、36相互を連結する長尺連結部材40、41とによって枠組を形成し、該長尺連結部材40、41は、下方部へ延設した延長部に対して直角方向へ延設し、他端部側には柱部材42等を構成している。
2箇所の該コ字型型枠は、所定間隔を有して防護柵用プレキャストブロック31の上方部に平行に架け渡され、図5に示すように、前方側係止部33、34を該防護柵用プレキャストブロック31の前面壁に固定したインサート金物43、44と固定する。また、該防護柵用プレキャストブロック31の天端側に位置する頂部側連結部37、38を該天端部に固定したインサート金物45、46と固定する。
上記インサート金物43、44、45、46による固定は、防護柵用プレキャストブロック31の前面壁側又は天端部側のいずれかでもよい。また、場合によっては、図7に示すように、枠組仮設用足場32を防護柵用プレキャストブロック31の立ち上がり本体の上方部にコ字型型枠を落とし込んだだけでもよい。更に、前記実施例2で示した重量部材Wの付加或いは部材そのものをH型鋼のような重量のある部材とすることにより安定した固定手段とすることができる。
該長尺連結部材40、41の他端部側に立設した柱部材42は、その立設箇所において固定されるので、図6(a)、(b)に示すように、端部側を道路側となる内側へ折り曲げることにより該柱部材42を道路の縁部側より内側に折曲して下端部を固定或いは、図6(b)に示すように、柱部材42の下端部に移動を容易とするために固定手段付キャスター42aとすることができ、作業員の作業空間を確保及び枠組仮設用足場32の移動が可能となる。該コ字型型枠と該柱部材42間に線状・帯状部材となる長尺連結部材40、41が架け渡されることになり、作業員の墜落防止のための枠組仮設用足場32となる。
図8乃至11は、本発明の防護柵等のための仮設用足場及びその仮設用足場を用いた防護柵等の構築方法の他の実施例を示すもので、実施例3ではインサート金物により枠組仮設用足場を防護柵用プレキャストブロックに固定していたが、工事の進捗状況に従って該枠組仮設用足場の固定を外し、クレーン等により次の施工場所へ移動させ、再度インサート金物により固定する必要があり、作業時間が増加するおそれがあった。そこで本実施例4では、工事の進捗状況に合わせて該枠組仮設用足場を自由に移動させることを可能としたものである。
単管或いは線状・帯状部材等を組み立てて防護柵用プレキャストブロック51に取り付けるための枠組仮設用足場52を予め形成する。該枠組仮設用足場52は、該防護柵用プレキャストブロック51の上方部の前後に架け渡す少なくとも2箇所の前方側係止部53、54と背面側係止部55、56及び頂部側連結部57、58とよりなるコ字型型枠と、該コ字型型枠の前方側係止部相互を連結する短尺連結部材59、該背面側係止部55、56相互に連結し、他方側へ直交方向へ延設してなる長尺連結部材60、61及び他端部側の柱部材62とより構成している。
該コ字型型枠は、少なくとも2箇所にわたって所定間隔を有して垂直方向に架け渡すようにし、防護柵用プレキャストブロック51の天端部の位置となる頂部側連結部57、58の下部に天端部上を移動する可動手段を設けることにより枠組仮設用足場52が防護柵用プレキャストブロック51の長手方向に沿って自由に移動できるようにしている。
可動手段としては、図9、10に示すように、頂部側連結部57、58の下部に軸着したローラー63を装着し、該コ字型型枠を横方向へ自由に移動できるようにしている。また、ストッパーを設けることにより、所定位置で停止固定できるようにしている。
また、他の可動手段として、図11(a)、(b)に示すように、2個のローラー64、65又は2個のキャスター66、67を設けて移動できるようにすることができる。また、図11(c)に示すように、前方側係止部53、54、背面側係止部55、56及び/又は頂部側連結部57、58に、防護柵用プレキャストブロック51の頂部、前方壁及び/又は背面壁上を移動自在とした図11(d)に示すキャスター付クランプ68をそれらの内側に取着することにより、単管や枠組等と該防護柵用プレキャストブロック51とが接触することを避けることができ、該防護柵用プレキャストブロック51を傷付けることなく仮設用足場を移動自在とすることができる。
更に、上記キャスター付クランプ68に換えて、移動することに支障を生じない摩擦抵抗の少ないスポンジ、ゴム、布等の弾性部材等による養生部材を取着することにより該防護柵用プレキャストブロック51を傷付けることなく仮設用足場を移動自在とすることができる。
また、図11(e)に示すように、停止手段付のジャッキ付キャスター69を前方側係止部53、54の下端部に取着することにより、仮設用足場の移動を一層スムーズに行うことが可能となる。
図12、13は、本発明の防護柵等のための仮設用足場及びその仮設用足場を用いた防護柵等の構築方法の他の実施例を示すもので、作業員が防護柵用プレキャストブロック71に乗り、PC緊張等の作業を行うに際しての枠組仮設用足場72である。
単管或いは線状・帯状部材等を組み立てて防護柵用プレキャストブロック71に取り付けるため、その上方部の前後に架け渡す前方側係止部73、74、背面側係止部75、76及び頂部側連結部77、78とよりなる少なくとも2箇所のコ字型型枠と、該コ字型型枠の前方側係止部73、74及び背面側係止部75、76相互を連結する短尺連結部材79、80と、該背面側係止部75、76を上方へ延長した延設部材81、82と、該延設部材81、82相互を直交方向で連結した上部短尺連結部材83、84とにより仮設用足場を形成し、該仮設用足場を防護柵用プレキャストブロック71の上方部の左右及び天端部に予め固定しておいたインサート金物85、86と連結する。
また、上記インサート金物85、86に替えて前方側係止部73、74側に図4(d)に示した重量部材Wを配設することにより移動防止手段とすることができる。
更に、上記実施例4で示したキャスター付クランプや停止手段付のジャッキ付キャスターを使用することにより移動防止と新設工事側への移動とを容易とすることが可能である。図13では固定側の仮設用足場の形状を示しているが、新設側の防護柵等の手段は、上記実施例と同様とすることができる。
作業員は、道路側の車両や作業床等を利用して防護柵用プレキャストブロック71上に乗って作業しても上記コ字型型枠により墜落することを防止することができる。命綱等を使用することは上記他の実施例と同様である。
図14は、上記実施例で示したL字型防護柵用プレキャストブロックに換えて他の形状の防護柵でも上記各実施例で示した仮設用足場を使用することができることを示すもので、I字型防護柵用プレキャストブロックYを示している。その他、橋梁の壁高の端部位置での仮設用足場として、防護柵用プレキャストブロックの他の形状のものであっても上記各実施例と同様の仮設用足場を使用することができる。
本発明は、上記各実施例に限定されるものではなく、それら各実施例のものに周知の技術を付加したもの或いはそれら各実施例のものを組み合わせたもの等、様々な形態のものを含むことは言うまでもない。
1、21、31、51、71 防護柵用プレキャストブロック
2、22、26、 背面壁
3、4、23、24、27、28、43、44、
45、46、85、86、87 インサート金物
5、6 固定部
7、8 単管固定部
9、10 単管
11 側壁
12 単管クランプ
25 ブロック
29、30 線状・帯状部材
32、52、72 枠組仮設用足場
33、34、53、54、73、74 前方側係止部
35、36、55、56、75、76 背面側係止部
37、38、57、58、77、78 頂部側連結部
39、59、79、80 短尺連結部材
40、41、60、61 長尺連結部材
42、62 柱部材
63、64、65 ローラー
66、67 キャスター
68 キャスター付クランプ
69 ジャッキ付キャスター
81、82 延設部材
83、84 上部短尺連結部材
本発明は、高い位置の道路や切り立った崖上の擁壁等の構造物を構築又はそれらの改修等を行う際に、その縁部側に設けられる墜落防止用防護柵等を構築するための仮設用足場及びその仮設用足場を用いた防護柵等の構築方法に関するものである。
周囲の地盤面より高い位置の道路や切り立った崖上の擁壁等の構造物を構築する場合、該道路上を走行する車両やその他の物が墜落或いは落下するおそれがあり、それらを防止するために縁部側に墜落防止用防護柵や擁壁等を設けることがある。その墜落防止用防護柵を構築或いはそれらを改修する場合、一般的にそれらの工事は高所での構造物の基盤を構築する土工事とは分離され、舗装工事の一環として行われている。従って、その舗装工事の時点では、土工事は終了しており、その土工事のための仮設用足場は既に撤去されている。また、土工事によっては、その下部の構造物や法面土等により足場を必要としない方法で構築される場合もある。
舗装工事の一環として行う高所での墜落防止用防護柵や擁壁等を構築する場合、現場コンクリート打ちでの構築或いはプレキャストブロックを設置しての構築等があるが、いずれの場合においても、それら高所での作業現場から作業員が墜落することを防止するために仮設用足場を設置或いは再設置して工事を行っている。仮設用足場としては、擁壁面に沿って地盤面より枠組み足場や単管足場を組み立てて設置している。
図15は、地盤面より擁壁Aに沿って枠組み足場Bを構築し、プレキャストブロック製の防護柵Cをクレーンにより吊り上げて設置し、それを該枠組み足場B上の作業員が作業している図を示している。また、図16は、擁壁Aの外側面の上方部に三角形状に組み立てた枠Dを固定し、その枠D上を作業員の作業場所となるように仮設用足場を構築している。
上記いずれの仮設用足場も、防護柵を構築するために新たに或いは再度、仮設用足場を設置しなければならず、仮設用足場の設置や撤去に多額の費用がかかり、且つ、そのために多くの施工日数を必要とした。
また、下記する特許文献1のように、橋梁・高架道路等の補修用の移動式吊足場があるが、該移動式吊足場は、橋の路盤の両サイドに立設した擁壁に跨って移動できるように左右1組の台車とその各々の台車を連結させた吊足場とを備え、該台車は擁壁の内側に位置する垂下脚と、この両脚の上端間を結ぶ両脚連結部材とからなる「脚ユニット」を備え、この脚ユニットを移動式吊足場として利用するものである。上記移動式吊足場は、橋梁・高架道路等の補修を目的としているものであり、新設する防護柵等における作業員の墜落防止を目的とするものではなく、従って、新設する防護柵等に順次仮設足場を設けるための構成ではなかった。
特開2005−232773号公報
本発明は、上記欠点を解決したもので、仮設用足場を地盤面上や擁壁に沿って新設或いは再設する必要のない防護柵等を構築するための仮設用足場及びその防護柵等の構築方法を提供するものである。
本発明は、単管、線状・帯状部材又は枠組足場部材を水平方向に延設した仮設用足場部材の一方側、或いは単管、線状・帯状部材又は枠組足場部材に移動手段取着した水平方向に延設した仮設用足場部材の一方側を、既設の防護柵用プレキャストブロックに着脱自在に配設し、他方側は、防護柵用プレキャストブロックの端部側の側壁より突出延設させ、該突出延設側は該仮設用足場部材のみとし、該仮設用足場部材と該既設の防護柵用プレキャストブロックとからなる仮設用足場を特徴とする。
また、仮設用足場部材の一方側は、既設の防護柵用プレキャストブロックに予め取り付けた固定金物と着脱自在に配設してなる防護柵等のための仮設用足場を特徴とする。
更に、仮設用足場部材の一方側は、既設の防護柵用プレキャストブロックの立ち上がり部に嵌合することにより着脱自在に配設してなる防護柵等のための仮設用足場を特徴とする。
また、仮設用足場部材の他方側となる突出延設側は、既設の防護柵用プレキャストブロックの部材単体の横幅長より長く延設し、その延設した単管、線状・帯状部材又は枠組足場部材を墜落防止手段とした防護柵等のための仮設用足場を特徴とする。
更に、上記枠組足場部材は、前方側係止部、背面側係止部及び頂部側連結部よりなる複数の断面コ字型型枠を前面側係止部相互は短尺連結部材で連結し、背面側係止部相互は長尺連結部材で連結し、該長尺連結部材を既設の防護柵用プレキャストブロックの端部側の側壁より突出延設してなる防護柵等のための仮設用足場を特徴とする。
また枠組足場部材の頂部側連結部の下部及びその前方又は/及び背面側内側移動手段を設け、移動手段は既設の防護柵用プレキャストブロックと接触する位置とし、移動手段により移動自在とした防護柵等のための仮設用足場を特徴とする。
更に、上記枠組足場部材の頂部側連結部の下部及びその前方又は/及び背面側内側に養生手段を取着してなる防護柵等のための仮設用足場を特徴とする。
また、仮設用足場部材の一方側を、既設の防護柵用プレキャストブロック着脱自在に配設し、又は仮設用足場部材に設けた移動手段により移動自在となるように着脱自在に配設し、他方側は、既存の防護柵用プレキャストブロックの端部側の側壁より突出延設させ、上記既設の防護柵用プレキャストブロックに隣接する位置に新設の防護柵用プレキャストブロックを据え付け、その後、仮設用足場部材を新設した防護柵用プレキャストブロック側へ移動して上記同様に一方側は着脱自在に配設し、他方側はその防護柵用プレキャストブロックの端部側の側壁より突出延設させてなり、該仮設用足場部材により墜落防止を図りながら順次防護柵用プレキャストブロックを所定位置に据え付けてなる防護柵等の構築方法を特徴とする。
道路や切り立った崖上の擁壁等の構築物の縁部側に据え付ける防護柵用プレキャストブロックに仮設用足場部材を着脱自在に固定又は移動自在に取着することにより、地盤面より新たな仮設用足場部材を組み立てる必要がなく、そのための設置、撤去を省くことができ、多額の費用を割愛することが可能となった。
また、防護柵用プレキャストブロックに仮設用足場部材を簡単に固定又は移動自在に取着すること及び撤去することができるので、仮設用足場の構築及び撤去のための所定の日数が必要なくなった。
本発明の防護柵等のための仮設用足場及びその仮設用足場を用いた防護柵等の構築方法を示す側面図。 (a)本発明の防護柵等のための仮設用足場及びその仮設用足場を用いた防護柵等の構築方法を示す所定の設置位置での側面図、(b)本発明の防護柵等のための仮設用足場及びその仮設用足場を用いた防護柵等の構築方法によって設置された墜落防止用防護柵の解体を示す側面図。 本発明の防護柵等のための仮設用足場及びその仮設用足場を用いた防護柵等の構築方法の他の実施例の斜視図。 (a)本発明の防護柵等のための仮設用足場及びその仮設用足場を用いた防護柵等の構築方法の他の実施例の斜視図、(b)本発明の防護柵等のための仮設用足場及びその仮設用足場を用いた防護柵等の構築方法の他の実施例の斜視図、(c)仮設用足場部材の固定状態を示す側面図、(d)仮設用足場部材の固定状態を示す他の実施例の側面図。 本発明の防護柵等のための仮設用足場及びその仮設用足場を用いた防護柵等の構築方法の他の実施例の側面図。 (a)防護柵等のための仮設用足場部材の斜視図、(b)仮設用足場部材の他の実施例の斜視図。 本発明の防護柵等のための仮設用足場及びその仮設用足場を用いた防護柵等の構築方法を示す他の実施例の斜視図。 本発明の防護柵等のための仮設用足場及びその仮設用足場を用いた防護柵等の構築方法を示す他の実施例の斜視図。 仮設用足場部材の頂部側連結部にローラー部を設けた側面図。 仮設用足場部材の頂部側連結部にローラー部を設けた他の実施例の側面図。 (a)仮設用足場部材の頂部側連結部にローラー部を設けた他の実施例の側面図、(b)仮設用足場部材の頂部側連結部にローラー部を設けた他の実施例の側面図、(c)仮設用足場部材にローラー部を設けた他の実施例の側面図、(d)キャスター付クランプの正面図、(e)ジャッキ付キャスターの側面図。 本発明の防護柵等のための仮設用足場及びその仮設用足場を用いた防護柵等の構築方法を示す他の実施例の側面図。 本発明の防護柵等のための仮設用足場及びその仮設用足場を用いた防護柵等の構築方法を示す他の実施例の斜視図。 L字型防護柵等以外の他の防護柵を示す側面図。 従来の防護柵のための仮設用足場の側面図。 従来の防護柵のための他の仮設用足場の側面図。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1乃至3は、本発明の防護柵等のための仮設用足場及びその仮設用足場を用いた防護柵等の構築方法を示すもので、防護柵用プレキャストブロック1の複数個を連結し、道路の縁部側長手方向に連続して設置することにより車両等の防護柵となるものである。
擁壁状の構築物の上に防護柵等を設ける手段として、プレキャストブロックの複数個を連結しながら長手方向に連続していく方法があるが、該プレキャストブロックはクレーン等で吊り上げて道路の縁部側の所定位置へ設置することになる。その各々の防護柵用プレキャストブロック1を製造する際、その背面側となる背面壁2の上方部の左右及び下方部の左右に各々が水平となる位置にインサート金物3、4を予め埋め込んでおく。該インサート金物3、4は、防護柵用プレキャストブロック1に埋設固定される固定部5、6と該防護柵用プレキャストブロック1の背面壁2より外方へ突出するリング状の単管固定部7、8とより構成している。
図1、図2(a)に示すように、該防護柵用プレキャストブロック1をクレーン等により吊り上げて所定位置に設置するが、所定位置に据え付ける前に、該インサート金物3、4の単管固定部7、8へ長尺単管9、10又は他の棒状部材や細い板状部材よりなる線状・帯状部材(以下、単に単管という)を挿入或いは固定しておく。
図3に示すように、該単管9、10は、上方部の左右のインサート金物3a、3b及び下方部の左右のインサート金物4a、4bに側方から挿入固定し、後工程で設置する側となる側方側へ該防護柵用プレキャストブロック1の側壁11より大幅に突出させ、その突出長は、少なくとも後工程で設置される他の防護柵用プレキャストブロック1の長手方向の長さ或いはそれを越える長さとする。
図3に示すように、先に設置した防護柵用プレキャストブロック1のインサート金物3、4に挿入された単管9、10は、単管クランプ12により該インサート金物3、4の位置から該単管9、10が左右方向へ移動することを阻止することができる。該単管9、10は、防護柵用プレキャストブロック1の側壁11より大幅に突出しているが、その突出部と、後工程で設置される防護柵用プレキャストブロック1のインサート金物3、4の位置とが一致しないようにする。該インサート金物3、4の固定位置は、背面壁2の上方部の左右及び下方部の左右位置であるが、隣接して連続することになる他の防護柵用プレキャストブロック1において、その固定位置を該上方部又は下方部と、その上下方向へずらした位置とし、両者が直線上に一致しない位置とする。少なくとも該インサート金物3、4のリング外縁部の位置より離れた寸法の位置に両者の該インサート金物3、4を固定することになる。
上記防護柵用プレキャストブロック1に単管9、10を突出させた状態で該防護柵用プレキャストブロック1をクレーン等で再度吊り上げ、所定位置に移動して据え付け固定することになる。
図2(a)に示すように、作業員が防護柵用プレキャストブロック1の側壁側に位置し、微妙な設置位置調整をクレーン操作員に指示し、所定の位置に該防護柵用プレキャストブロック1を設置する。また、設置後の作業時には、図2(b)に示すように、簡易足場をクレーン等で吊って、該簡易足場上で単管9、10を取り除く等の解体作業をすることが可能である。
図3に示すように、先に設置した防護柵用プレキャストブロック1から大幅に突出した単管9、10は、後工程で設置する防護柵用プレキャストブロック1の背面壁に近接した状態でその外方に位置することになるので、相互の背面壁面を長手方向に揃えながら作業する際に、その側壁での作業において、作業員が墜落するのを防止することができる。上記仮設用足場を使用することにより、次の防護柵用プレキャストブロック1の設置には、他の仮設用足場同様に設置されることになるので、この操作を繰り返すことにより安全な作業で長手方向に揃った防護柵を構築することが可能となる。
上記側壁側での作業員の作業において、該単管9、10に命綱を掛け渡し、他方側を作業員と連結することにより、より安全に作業をすることができる。その際、単管9、10の端部側に単管クランプ12等の単管径より太くなる手段を固定しておくことにより命綱の側方側への停止手段となり、脱落するのを防止することができる。
図4(a)は、本発明の防護柵等のための仮設用足場及びその仮設用足場を用いた防護柵等の構築方法の他の実施例を示すもので、先に設置した防護柵用プレキャストブロック21の背面壁22にインサート金物23、24を予め固定しておき、他方、後工程で構築する複数個の防護柵用プレキャストブロック21を設置する所定の間隙寸法分を想定し、前方側に予め設置された他の防護柵用プレキャストブロック25或いは他の形状のブロック25の背面壁26にインサート金物27、28を固定しておき、上記防護柵用プレキャストブロック21側のインサート金物23とブロック25側のインサート金物27及び同ブロック21側のインサート金物24とブロック25側のインサート金物28間に各々墜落防止手段として棒状や板状のものを細くした帯状或いは紐状の長尺となる単管又は線状・帯状部材29、30を架け渡している。
図4(b)は、上記先に設置した防護柵用プレキャストブロック21の背面壁22に予め固定したインサート金物23、24に替えて、後述する実施例3に示す枠組仮設用足場部材23aとしたものである。該枠組仮設用足場部材23aは、図4(c)に示すように、下記する図5と同様、先に設置した防護柵用プレキャストブロック21の上方部の前面壁及び背面壁に架け渡すための線状部材又は1枚の鋼板を折り曲げて製造した帯状のものが使用される。例えば、線状部材や帯状部材の場合、各々左右2箇所の前方側係止部と背面側係止部及び両者間を結ぶ頂部側連結部とよりなるコ字型型枠と、該コ字型型枠の前方側係止部相互を連結する短尺連結部材、該背面側係止部相互を連結する長尺連結部材や筋交い部材等とによって枠組を形成している。上記背面側係止部を該線状・帯状部材29、30の一端部側に固定することにより、該線状・帯状部材29、30を墜落防止手段とすることができる。
また、図4(d)に示すように、前方側係止部に重量部材Wを保持するための載置部を形成し、該載置部に重量部材Wを載置することにより枠組仮設用足場部材23aに重量を付加させることができ、これにより線状・帯状部材29、30の安定した固定手段とすることができる。更に、該線状・帯状部材29、30をH型鋼のような重量のある部材で形成することにより、上記同様、安定した固定手段とすることができる。
作業員は、実施例1と同様、防護柵用プレキャストブロック21の側壁側で作業することができる。また、長尺となる線状・帯状部材29、30が墜落防止の役割を達成することができるので、外方側に突出した作業用足場を構築する必要がない。また、該線状・帯状部材29、30と命綱を掛け渡して作業員を連結しておくことにより安全性を一層高めて作業をすることができる。
また、上記図2(b)と同様、解体時には簡易足場をクレーン等で吊って該簡易足場上から線状・帯状部材29、30等を取り除く解体作業をすることが可能である
図5乃至7は、本発明の防護柵等のための仮設用足場及びその仮設用足場を用いた防護柵等の構築方法の他の実施例を示すもので、図6(a)、(b)に示すように、単管或いは線状部材等或いは1枚又は複数枚の鋼板等を加工した帯状部材等を組み立てて防護柵用プレキャストブロック31に取り付けるための枠組仮設用足場部材32を予め形成する。
該枠組仮設用足場部材32は、防護柵用プレキャストブロック31の上方部の前面壁及び背面壁に架け渡す各々左右2箇所の前方側係止部33、34と背面側係止部35、36及び両者間を結ぶ頂部側連結部37、38とよりなるコ字型型枠と、該コ字型型枠の前方側係止部33、34相互を連結する短尺連結部材39、該背面側係止部35、36相互を連結する長尺連結部材40、41とによって枠組を形成し、該長尺連結部材40、41は、下方部へ延設した延長部に対して直角方向へ延設し、他端部側には柱部材42等を構成している。
2箇所の該コ字型型枠は、所定間隔を有して防護柵用プレキャストブロック31の上方部に平行に架け渡され、図5に示すように、前方側係止部33、34を該防護柵用プレキャストブロック31の前面壁に固定したインサート金物43、44と固定する。また、該防護柵用プレキャストブロック31の天端側に位置する頂部側連結部37、38を該天端部に固定したインサート金物45、46と固定する。
上記インサート金物43、44、45、46による固定は、防護柵用プレキャストブロック31の前面壁側又は天端部側のいずれかでもよい。また、場合によっては、図7に示すように、枠組仮設用足場部材32を防護柵用プレキャストブロック31の立ち上がり本体の上方部にコ字型型枠を落とし込んだだけでもよい。更に、前記実施例2で示した重量部材Wの付加或いは部材そのものをH型鋼のような重量のある部材とすることにより安定した固定手段とすることができる。
該長尺連結部材40、41の他端部側に立設した柱部材42は、その立設箇所において固定されるので、図6(a)、(b)に示すように、端部側を道路側となる内側へ折り曲げることにより該柱部材42を道路の縁部側より内側に折曲して下端部を固定或いは、図6(b)に示すように、柱部材42の下端部に移動を容易とするために固定手段付キャスター42aとすることができ、作業員の作業空間を確保及び枠組仮設用足場部材32の移動が可能となる。該コ字型型枠と該柱部材42間に線状・帯状部材となる長尺連結部材40、41が架け渡されることになり、作業員の墜落防止のための枠組仮設用足場部材32となる。
図8乃至11は、本発明の防護柵等のための仮設用足場及びその仮設用足場を用いた防護柵等の構築方法の他の実施例を示すもので、実施例3ではインサート金物により枠組仮設用足場部材を防護柵用プレキャストブロックに固定していたが、工事の進捗状況に従って該枠組仮設用足場部材の固定を外し、クレーン等により次の施工場所へ移動させ、再度インサート金物により固定する必要があり、作業時間が増加するおそれがあった。そこで本実施例4では、工事の進捗状況に合わせて該枠組仮設用足場部材を自由に移動させることを可能としたものである。
単管或いは線状・帯状部材等を組み立てて防護柵用プレキャストブロック51に取り付けるための枠組仮設用足場部材52を予め形成する。該枠組仮設用足場部材52は、該防護柵用プレキャストブロック51の上方部の前後に架け渡す少なくとも2箇所の前方側係止部53、54と背面側係止部55、56及び頂部側連結部57、58とよりなるコ字型型枠と、該コ字型型枠の前方側係止部相互を連結する短尺連結部材59、該背面側係止部55、56相互に連結し、他方側へ直交方向へ延設してなる長尺連結部材60、61及び他端部側の柱部材62とより構成している。
該コ字型型枠は、少なくとも2箇所にわたって所定間隔を有して垂直方向に架け渡すようにし、防護柵用プレキャストブロック51の天端部の位置となる頂部側連結部57、58の下部に天端部上を移動する可動手段を設けることにより枠組仮設用足場部材52が防護柵用プレキャストブロック51の長手方向に沿って自由に移動できるようにしている。
可動手段としては、図9、10に示すように、頂部側連結部57、58の下部に軸着したローラー63を装着し、該コ字型型枠を横方向へ自由に移動できるようにしている。また、ストッパーを設けることにより、所定位置で停止固定できるようにしている。
また、他の可動手段として、図11(a)、(b)に示すように、2個のローラー64、65又は2個のキャスター66、67を設けて移動できるようにすることができる。また、図11(c)に示すように、前方側係止部53、54、背面側係止部55、56及び/又は頂部側連結部57、58に、防護柵用プレキャストブロック51の頂部、前方壁及び/又は背面壁上を移動自在とした図11(d)に示すキャスター付クランプ68をそれらの内側に取着することにより、単管や枠組部材等と該防護柵用プレキャストブロック51とが接触することを避けることができ、該防護柵用プレキャストブロック51を傷付けることなく仮設用足場部材を移動自在とすることができる。
更に、上記キャスター付クランプ68に換えて、移動することに支障を生じない摩擦抵抗の少ないスポンジ、ゴム、布等の弾性部材等による養生部材を取着することにより該防護柵用プレキャストブロック51を傷付けることなく仮設用足場部材を移動自在とすることができる。
また、図11(e)に示すように、停止手段付のジャッキ付キャスター69を前方側係止部53、54の下端部に取着することにより、仮設用足場部材の移動を一層スムーズに行うことが可能となる。
図12、13は、本発明の防護柵等のための仮設用足場及びその仮設用足場を用いた防護柵等の構築方法の他の実施例を示すもので、作業員が防護柵用プレキャストブロック71に乗り、PC緊張等の作業を行うに際しての枠組仮設用足場部材72である。
単管或いは線状・帯状部材等を組み立てて防護柵用プレキャストブロック71に取り付けるため、その上方部の前後に架け渡す前方側係止部73、74、背面側係止部75、76及び頂部側連結部77、78とよりなる少なくとも2箇所のコ字型型枠と、該コ字型型枠の前方側係止部73、74及び背面側係止部75、76相互を連結する短尺連結部材79、80と、該背面側係止部75、76を上方へ延長した延設部材81、82と、該延設部材81、82相互を直交方向で連結した上部短尺連結部材83、84とにより仮設用足場部材を形成し、該仮設用足場部材を防護柵用プレキャストブロック71の上方部の左右及び天端部に予め固定しておいたインサート金物85、86と連結する。
また、上記インサート金物85、86に替えて前方側係止部73、74側に図4(d)に示した重量部材Wを配設することにより移動防止手段とすることができる。
更に、上記実施例4で示したキャスター付クランプや停止手段付のジャッキ付キャスターを使用することにより移動防止と新設工事側への移動とを容易とすることが可能である。図13では固定側の仮設用足場部材の形状を示しているが、新設側の防護柵等の手段は、上記実施例と同様とすることができる。
作業員は、道路側の車両や作業床等を利用して防護柵用プレキャストブロック71上に乗って作業しても上記コ字型型枠により墜落することを防止することができる。命綱等を使用することは上記他の実施例と同様である。
図14は、上記実施例で示したL字型防護柵用プレキャストブロックに換えて他の形状の防護柵でも上記各実施例で示した仮設用足場部材を使用することができることを示すもので、I字型防護柵用プレキャストブロックYを示している。その他、橋梁の壁高の端部位置での仮設用足場部材として、防護柵用プレキャストブロックの他の形状のものであっても上記各実施例と同様の仮設用足場部材を使用することができる。
本発明は、上記各実施例に限定されるものではなく、それら各実施例のものに周知の技術を付加したもの或いはそれら各実施例のものを組み合わせたもの等、様々な形態のものを含むことは言うまでもない。
1、21、31、51、71 防護柵用プレキャストブロック
2、22、26、 背面壁
3、4、23、24、27、28、43、44、
45、46、85、86、87 インサート金物
5、6 固定部
7、8 単管固定部
9、10 単管
11 側壁
12 単管クランプ
25 ブロック
29、30 線状・帯状部材
32、52、72 枠組仮設用足場部材
33、34、53、54、73、74 前方側係止部
35、36、55、56、75、76 背面側係止部
37、38、57、58、77、78 頂部側連結部
39、59、79、80 短尺連結部材
40、41、60、61 長尺連結部材
42、62 柱部材
63、64、65 ローラー
66、67 キャスター
68 キャスター付クランプ
69 ジャッキ付キャスター
81、82 延設部材
83、84 上部短尺連結部材

Claims (9)

  1. 単管、線状・帯状部材又は枠組足場部材或いはそれらを組み立てて形成した仮設用足場の一方側、又は該仮設用足場に設けた移動手段により移動自在に取着した仮設用足場の一方側を、既設の防護柵用プレキャストブロックに着脱自在に固定し、他方側は、新設する防護柵用プレキャストブロックの設置側へ延設してなることを特徴とする防護柵等のための仮設用足場。
  2. 仮設用足場の一方側は、既設の防護柵用プレキャストブロックに予め取り付けた固定金物と着脱自在に固定してなることを特徴とする請求項1記載の防護柵等のための仮設用足場。
  3. 仮設用足場の他方側は、防護柵用プレキャストブロックの背面壁に取り付けた固定手段に着脱自在とした単管、線状・帯状部材或いは枠組足場部材を、該防護柵用プレキャストブロックの単体横幅長より長く延設し、該単管又は線状・帯状部材を墜落防止手段としたことを特徴とする請求項1又は2記載の防護柵等のための仮設用足場。
  4. 仮設用足場の一方側は、防護柵用プレキャストブロックの背面壁に取り付けた固定手段と施工側となる側の所定間隔離れた他のブロックの背面壁に取り付けた固定手段とを単管、線状・帯状部材或いは枠組足場部材により連結し、該単管、線状・帯状部材或いは枠組足場部材を墜落防止手段としたことを特徴とする請求項1又は2記載の防護柵等のための仮設用足場。
  5. 仮設用足場の一方側は、防護柵用プレキャストブロックの立ち上がり部に嵌合自在とする単管、線状・帯状部材又はそれらを組み立てた足場部材或いは枠組足場としてなることを特徴とする請求項1又は2記載の防護柵等のための仮設用足場。
  6. 枠組足場は、前方側係止部、背面側係止部及び頂部側連結部よりなる複数の断面コ字型型枠を前面側係止部相互は短尺連結部材で連結し、背面側係止部相互は長尺連結部材で連結し、該長尺連結部材を防護柵用プレキャストブロックの単体長より長く延設した単管、線状・帯状部材或いは枠組足場部材としてなることを特徴とする請求項5記載の防護柵等のための仮設用足場。
  7. 頂部側連結部の下部及びその前方又は/及び背面側内側に設けた移動手段を該防護柵用プレキャストブロックと接触する位置とし、その移動手段により枠組足場を移動自在としたことを特徴とする請求項6記載の防護柵等のための仮設用足場。
  8. 枠組足場の防護柵用プレキャストブロックと対面する頂部側連結部の下部及びその前方又は/及び背面側内側に養生手段を取着してなることを特徴とする請求項6又は7記載の防護柵等のための仮設用足場。
  9. 仮設用足場の一方側を、既設の防護柵用プレキャストブロックに設けた固定手段により着脱自在に固定し、又は該仮設用足場に設けた移動手段により移動自在に取着し、他方側は、新設する防護柵用プレキャストブロックの設置側へ延設し、上記既設の防護柵用プレキャストブロックに隣接する新設の防護柵用プレキャストブロックを据え付け、その後、仮設用足場を新設する防護柵用プレキャストブロック側へ移動して据え付け、該仮設用足場により墜落防止を図りながら順次防護柵用プレキャストブロックを所定位置に据え付けてなることを特徴とする防護柵等の構築方法。
JP2014185065A 2014-09-11 2014-09-11 防護柵等のための仮設用足場及びその仮設用足場を用いた防護柵等の構築方法 Expired - Fee Related JP5863131B1 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014185065A JP5863131B1 (ja) 2014-09-11 2014-09-11 防護柵等のための仮設用足場及びその仮設用足場を用いた防護柵等の構築方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014185065A JP5863131B1 (ja) 2014-09-11 2014-09-11 防護柵等のための仮設用足場及びその仮設用足場を用いた防護柵等の構築方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP5863131B1 JP5863131B1 (ja) 2016-02-16
JP2016056623A true JP2016056623A (ja) 2016-04-21

Family

ID=55305532

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014185065A Expired - Fee Related JP5863131B1 (ja) 2014-09-11 2014-09-11 防護柵等のための仮設用足場及びその仮設用足場を用いた防護柵等の構築方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5863131B1 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101709044B1 (ko) * 2016-10-14 2017-02-21 (주)태웅기업 조립형이동로가 구비된 식생보강토블록 및 이의 시공방법

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN111663454A (zh) * 2020-07-06 2020-09-15 中国建筑第四工程局有限公司 一种桥梁施工用模板移动装置

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0656324U (ja) * 1992-12-28 1994-08-05 國宏 手島 仮設足場用の安全網
JP2004156336A (ja) * 2002-11-07 2004-06-03 Kanto Regional Development Bureau Ministry Of Land Infrastructure & Transport 落石防護仮設方法及び構成要素
JP5688040B2 (ja) * 2012-03-08 2015-03-25 ケイコン株式会社 仕切り構造体

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101709044B1 (ko) * 2016-10-14 2017-02-21 (주)태웅기업 조립형이동로가 구비된 식생보강토블록 및 이의 시공방법

Also Published As

Publication number Publication date
JP5863131B1 (ja) 2016-02-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5422075B1 (ja) 足場または支保工の支柱用鋼管
JP5863131B1 (ja) 防護柵等のための仮設用足場及びその仮設用足場を用いた防護柵等の構築方法
JP3181041U (ja) 橋梁用足場取付け部材
AU2015316606B2 (en) Trench wall support
JP2012193558A (ja) 橋面施工方法、及び該方法に使用される仮柵設置装置
KR101811001B1 (ko) 작업 발판을 구비하는 원형 강관 버팀보
KR20120057363A (ko) 터널형 구조물 작업용 사다리 조립체
JP2017137688A (ja) 山留め工法及び支保工システム
WO2020075511A1 (ja) 移動用足場の設置方法
CN204662929U (zh) 一种跨线行走式防护操作装置
JP6375141B2 (ja) 足場装置、及び、その足場装置を用いたコンクリート躯体の施工方法
CN202023149U (zh) 建筑用挂篮
JP2011206245A (ja) 橋梁工事用移動式安全帯取付装置
KR100808291B1 (ko) 거더타입 교량용 안전장치
JP2013100653A (ja) 足場材及び吊り足場
KR20170017114A (ko) 안전대 거치구조물
JP5172525B2 (ja) 建設用移動足場
JP3208100U (ja) 地中構造物構築用の足場装置
KR100901016B1 (ko) 건축물의 외벽 비계 안전 브라켓
JP2015101822A (ja) コンクリート打設方法
KR101143422B1 (ko) 피시빔 교량용 작업로 구축장치
JP3180356U (ja) 養生設備用移動架台
KR101311785B1 (ko) 터널용 트러스 구조물
JP7358818B2 (ja) 線状構造物構築作業システム及び線状構造物の構築方法
JP6172659B2 (ja) 仮設車庫

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20151126

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20151218

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20151218

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5863131

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees