JP6171626B2 - 真空断熱材 - Google Patents

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Description

本発明は、建物などの断熱に用いられる真空断熱材に係り、特にコア材(芯材)を外皮シートで気密に被包し、内部を真空に減圧したパネル状の真空断熱材に関する。
建物などの断熱材として用いられるパネル状の真空断熱材は、コア材(芯材)を外皮シートで気密に被包し、内部を真空に減圧したものである(特許文献1、2)。
特許文献1では、無機質発泡粉末を紙また布等の通気性の中袋に充填し、該中袋の開口部端面をテープ又は接着剤等で封止してコア材とし、このコア材をプレス等により型決めした後に乾燥を施し、その後非通気性の外袋に挿入した後、この内部を減圧すると共に外袋の開口部端面をシールして真空断熱材を構成している。特許文献1の第1図には、外袋の開口部端面をシールするときに、コア材の封止部が外袋の該開口部端面に挟み込まれないようにするために、封止部(耳部)を折り返すことが示されている。
特許文献2には、2枚のアルミラミネートフィルムの一方にコア材収容用凹部を設けておき、このコア材収容用凹部にコア材を収容した後、他方の平坦なアルミラミネートフィルムで覆い、減圧雰囲気下で、凹部周囲においてアルミラミネートフィルム同士を接着させて封止し、真空断熱材を製造することが記載されている。
特公平2−33918 特開2011−163415
特許文献1のように、コア材の封止部(耳部)を折り返した場合、折り返し縁の両端側に角ばった突角部が生じる。この突角部がアルミラミネートフィルムなどの外袋を突き破ると、真空断熱材の真空がブレークする。第1発明は、このような真空ブレークが確実に防止される真空断熱材を提供することを目的とする。
また、特許文献1のように耳部を折り返したコア材をアルミラミネートフィルムのコア材収容用凹部に収容する場合、耳部がコア材の上面側に折り返されていると、コア材から手を離したときに耳部が原形状に復元するように開き出し、アルミラミネートフィルム同士の間に挟み込まれ易い。第2発明は、このような耳部の復元が防止され、製造が容易となる真空断熱材を提供することを目的とする。
第1発明の真空断熱材は、コア材を外皮シートで被包した真空断熱材であって、該コア材は、盤状の本体部と、該本体部から張り出す耳部とを有し、該耳部が該本体部に重なるように折り返されており、該外皮シートの周縁部が封着されている真空断熱材において、該コア材のコーナー部が、非突角状となるように折り畳まれていることを特徴とする。
第1発明の一態様では、前記耳部の長手方向両端側の少なくとも一部が、耳部と前記本体部との間に折り込まれている。
第1発明の別の一態様では、前記耳部が前記本体部に重なるように折り返された後、耳部の長手方向両端側の少なくとも一部が、該コア材の側辺に対し斜交する折り返し線に沿って折り返されている。
第1発明では、前記外皮シートとして、コア材の前記本体部を収容したコア材収容部と、該コア材収容部から張り出すフランジ部とを有した第1の外皮シートと、該第1の外皮シートに被さる第2の外皮シートとを備えており、前記コア材の耳部は、該コア材収容部の底面側に折り返されていることが好ましい。
第2発明の真空断熱材は、コア材を外皮シートで被包した真空断熱材であって、該コア材は、盤状の本体部と、該本体部から張り出す耳部とを有し、該耳部が該本体部に重なるように折り返されており、該外皮シートの周縁部が封着されている真空断熱材において、前記外皮シートとして、コア材の前記本体部を収容したコア材収容部と、該コア材収容部から張り出すフランジ部とを有した第1の外皮シートと、該第1の外皮シートに被さる第2の外皮シートとからなり、前記コア材の耳部は、該コア材収容部の底面側に折り返されていることを特徴とする。
本発明の一態様では、前記コア材は、シート状素材よりなる中袋と、該中袋内に充填された充填物とを備えており、前記耳部において、該シート状素材が重ね合わされ、この重なり合ったシート状素材同士が接合手段により接合されており、該接合手段によるシート状素材同士の接合部分は、該耳部の前記本体部からの張出方向の先端側から該本体部側に離隔して設けられている。
本発明では、前記耳部のうち、少なくとも前記本体部からの張出方向の途中部から先端側の部分は、該先端側ほど該耳部の長手方向の両端部が該長手方向の中間側に接近した形状となっていてもよい。
第1発明の真空断熱材にあっては、耳部を折り畳んだコア材のコーナー部がいずれも非突角状となっており、コア材に角ばった角部は存在せず、この角部によって外皮シートが突き破られることはない。このため、真空断熱材5の真空がブレークすることが防止される。
なお、本発明において、非突角状となるように折り畳まれるコア材のコーナー部とは、耳部を本体部側へ折り返してなる折り返し縁の長手方向の両端側の部分をいう。本発明において、コーナー部を非突角状となるように折り畳むとは、耳部の長手方向の両端側の縁部がコア材の本体部の外面に折り重なった状態、又は、耳部の長手方向の両端側の縁部の少なくとも一部が他の部分によって隠蔽された状態となるようにコーナー部を折り畳むことをいう。このように折り畳むことにより、耳部の長手方向の両端側が実質的にコア材の本体部の外方へ突出しないものとなるため、この耳部の両端側が外皮シートに接触することにより該外皮シートが破れることをより確実に防止することができる。
本発明において、外皮シートの周縁部とは、外皮シートのうち、コア材の本体部及びこの本体部に重なった耳部を被包した部分よりも該本体部の外方に配置された部分をいう。具体的には、後述の図5,6,11の各実施の形態においては、外皮シート6のフランジ部6f及び外皮シート7のうち該フランジ部6fに重なった部分が外皮シートの周縁部に相当する。図12の実施の形態においては、外皮シート6’,7のうち、真空断熱材5’の外周に近接したコア材3からさらに該真空断熱材5’の外周側へ張り出した部分、及び、隣り合うコア材3,3同士の間に配置された部分が外皮シートの周縁部に相当する。外皮シートの周縁部の外周側とは、この外皮シートの周縁部のうち、コア材の本体部から離隔した領域をいう。なお、図12の実施の形態のように共通の外皮シート6’上に複数個のコア材3が配列された場合には、便宜上、外皮シート6’,7のうち、隣り合うコア材3,3同士の間に配置された部分の中間付近も、外皮シートの周縁部の外周側と同様に扱うことができるものとする。
コア材の耳部の長手方向とは、この耳部が連なる本体部の外面に沿う該耳部の延在方向(あるいは、耳部の本体部からの張出方向及び厚み方向の双方と直交する方向)をいう。
第2発明の真空断熱材では、耳部をコア材収容部の底面側に折り返すので、耳部がコア材本体部で押えつけられる。そのため、コア材から手を離しても耳部が復元して広がることが防止される。これにより、耳部がヒートシール等の封止部分に入り込むことが防止され、封止作業性が向上すると共に、外皮シートを強固に気密に封着することができる。
コア材の耳部において、該コア材の中袋を構成するシート状素材が重ね合わされ、この重なり合ったシート状素材同士が接合手段により接合されている場合、この接合部分で耳部が硬くなる傾向がある。そのため、この接合手段によるシート状素材同士の接合部分は、耳部のコア材本体部からの張出方向の先端側(以下、単に先端側ということがある。)から該本体部側に離隔して設けられていることが好ましい。即ち、耳部におけるシート状素材同士の接合部分は、耳部の先端部にまで及んでいないことが好ましい。このようにすることにより、外皮シートに耳部の硬い端部が接触することがなくなるため、耳部の端部の接触により外皮シートが破れることをより確実に防止することができる。
仮に、耳部の長手方向の両端部の先端側の角部が鋭角ないし直角の尖角状となっている場合、この角部が外皮シートに接触したときに、外皮シートが破れやすくなるおそれがあるが、耳部のうち、少なくともコア材本体部からの張出方向の途中部から先端側の部分を、該先端側ほど耳部の長手方向の両端部が該長手方向の中間側に接近した形状とすることにより、耳部の長手方向の両端部の先端側の角部が鈍角状などの外皮シートに負荷を掛けにくい形状となるため、この角部の接触により外皮シートが破れることをより確実に防止することができる。
実施の形態に係る真空断熱材に用いられるコア材の構成図である。 コア材の耳部の折り畳み方法を示す斜視図である。 コア材の耳部の折り畳み方法を示す斜視図である。 耳部が折り畳まれたコア材を示す斜視図である。 実施の形態に係る真空断熱材の製造方法を示す断面図である。 実施の形態に係る真空断熱材の断面図である。 別の実施の形態に係る真空断熱材のコア材耳部の折り畳み方法を示す斜視図と平面図である。 コア材の耳部の折り畳み方法を示す斜視図と平面図である。 コア材の耳部の折り畳み方法を示す斜視図である。 耳部を折り返したコア材を示す斜視図である。 図10のコア材を用いた真空断熱材の製造方法を示す斜視図と平面図である。 さらに別の実施の形態に係る真空断熱材の断面図である。 コア材の耳部の他の形状例を示す平面図である。
図1〜6を参照して第1の実施の形態について説明する。
図1は第1発明の実施の形態に係る真空断熱材に用いられるコア材の製造方法及びその耳部の折り畳み方法を示すものである。なお、図1(c)は図1(b)のC−C線断面図である。まず、(a)図のように、1枚の不織布、紙など通気性を有したシート状素材よりなる素材シート1を筒状に巻き、巻き方向の両端を重ね合わせ、この合わせ部1aを接着剤やヒートシールなどの接合手段によって接合して筒状体とする。次に、この筒状体の一方の開口部を接着剤やヒートシールなどの接合手段で封じ、袋状とした後、粉状、繊維状などの充填物2を充填し、他方の開口部を接着剤やヒートシールなどの接合手段によって封止する。これにより、開口部が封止された中袋が構成されると共に、該中袋内に充填物2が封入される。次いで、この充填物2が封入された中袋を必要に応じてプレス及び乾燥して、(b)図に示す方形盤状のコア材3とする。
このコア材3は、充填物2が充填された、所定厚みを有した盤状の本体部3bと、該本体部3bの両辺から耳状に張り出した耳部3aとを有する。この耳部3aは、本体部3bの辺に沿って延在する細長い長方形状となっている。
この実施の形態では、耳部3aのうち本体部3bに沿う部分にヒートシール部3e(素材シート1同士の前記接合手段による接合部分)が形成されている。このヒートシール部3eは、耳部3aの張出方向の先端部から該本体部3b側に離隔して形成されていることが好ましく、特に耳部3aの張出方向の基端部から途中部にかけて形成されていることが好ましい。耳部3aの張出方向におけるヒートシール部3eの幅(以下、単にヒートシール部3eの幅ということがある。)は、完成した真空断熱材の厚み(以下、単に真空断熱材の厚みということがある。)の1/2の寸法〜該真空断熱材の厚みと同寸法であることが好ましい。ヒートシール部3eの幅が真空断熱材の厚みの1/2の寸法よりも小さいと、このヒートシール部3eによる素材シート1同士の間の封止が不十分となり、該素材シート1同士の間から充填物2が漏れやすくなるおそれがある。ヒートシール部3eの幅が真空断熱材の厚みよりも大きいと、耳部3aを本体部3bの上面側又は下面側(この上下方向は、図1(c)における上下方向をいう。以下、同様。)に折り返す場合に、耳部3aのうち本体部3bの上面又は下面に重なる部分までヒートシール部3eによって硬くなっているため、耳部3aが本体部3bの上面又は下面から離反しやすく、コア材3を後述の外皮シート6のコア材収容部6aに挿入する際の作業性が悪化するおそれがある。ただし、本発明は、耳部3aの全体にヒートシールが施されることを否定するものではない。
上記の充填物2としては、シリカ粉などのセラミック粒子や、繊維集合体、発泡樹脂など各種のものを用いることができる。
図1(b)のように、耳部3aは平たく延在しているのに対し、本体部3bは充填物2が充填されて膨らんでいるため、耳部3aの長手方向の長さは本体部3bの該方向の長さよりも大きい。そのため、単に耳部3aを本体部3b側に折り返したのでは後述の図7(a),(b)及び図10のようにコア材3の4個のコーナー部が側方に突出する。そして、このコーナー部は、ヒートシールによる硬いヒートシール部3eで構成されるため、外皮フィルムを突き破り易い。
そこで、この実施の形態では、コア材のコーナー部が丸みを帯びるように耳部3aを折り畳む。すなわち、図1(d)及び図2に示すように、耳部3aを約90°折り立てた後、本体部3bの側面のうち耳部3aの近傍を指Fや押圧部材によって押さえる。そして、図1(e)及び図3のように、耳部3aの長手方向両端部3sを本体部3bの側面に沿うように折る。この状態から耳部3aの長手方両端部3sを矢印m方向にさらに折り返して耳部3aに重ね、この耳部3a及び両端部3sを本体部3b上に重ねるように図3の矢印θのように折り重ね、図4の折り畳み完了状態とする。このように耳部3aを折り畳んだコア材3は、図4の通り、4個のコーナー部がいずれも丸みを帯びたものとなる。
なお、特に本発明を限定するものではないが、コア材3の耳部3aの張出方向の幅W(図1(c))は、真空断熱材の厚みの1/2以上の寸法、特に真空断熱材の厚みの1/2〜3倍程度の寸法であることが好ましい。このように構成することにより、コア材3を後述の外皮シート6のコア材収容部6aに挿入する際に、耳部3aを本体部3bの上面側又は下面側に折り重ねて挿入することができるので、コア材3を容易にコア材収容部6aに挿入することが可能となる。
耳部3aを本体部3bに重なるように折り返した後、接着剤等により耳部3aを本体部3bの上面側又は下面側に仮留めすることが好ましい。このようにすることにより、コア材3を一層容易にコア材収容部6aに挿入することが可能となる。
仮に耳部3aの長手方向の両端部3sの先端側の角部が鋭角ないし直角の尖角状となっている場合、この角部が外皮シート6,7に接触したときに、外皮シート6,7が破れやすくなるおそれがある。そのため、例えば図13のように、耳部3aのうち、少なくとも本体部3bからの延出方向の途中部から先端側の部分を、該先端側ほど耳部3aの長手方向の両端部3sが該長手方向の中間側に接近した形状とすることが好ましい。図13では、耳部3aの長手方向の両端部3sを斜めにカットされた形状としている。このように構成することにより、耳部3aの長手方向の両端部3sの先端側の角部が鈍角状などの外皮シート6,7に負荷を掛けにくい形状となるので、この角部の接触により外皮シート6,7が破れることをより確実に防止することができる。なお、図13では、耳部3aの長手方向の両端部3sは、本体部3bの直近部分から斜めにカットされているが、それよりも先端側の部分から斜めにカットされてもよい。また、図13では、耳部3aの長手方向の両端部3sは直線状にカットされているが、円弧状等の曲線状にカットされてもよい。
このコア材3を外皮シートで被包し、減圧下でシールして真空断熱材を製造する。
図6は、このコア材3を用いた真空断熱材5の断面図、図5は真空断熱材5の製造方法を示す断面図である。
この真空断熱材5は、方形の浅い凹所形状のコア材収容部6a及びフランジ部6fを有した外皮シート6と、平たいシート状の外皮シート7とによって減圧雰囲気下でコア材3を被包したものである。
真空断熱材5を製造するには、外皮シート6のコア材収容部6aにコア材3を収容する。この際、耳部3aが本体部3bの下側となるように(即ち、図4とは天地逆となるように)コア材3をコア材収容部6aに入れ、耳部3aが復元することを防止する。次いで、上側外皮シート7を重ね、減圧雰囲気下で外皮シート6,7の合わせ部をヒートシール(融着)、溶接、圧着、接着など(この実施の形態ではヒートシール機8によるヒートシール)によって封止して真空断熱材5を製造する。
外皮シート6としては、樹脂シート、金属ラミネート樹脂シート、アルミなどの金属シートなど各種の非通気性のものを用いることができるが、この実施の形態では、ヒートシール可能な熱可塑性樹脂シート、又は金属ラミネート熱可塑性樹脂シート(好ましくはアルミラミネートフィルム)が用いられている。図6の符号5aは、このヒートシールによる付着部を示している。
このように構成された真空断熱材5にあっては、耳部3aを折り畳んだコア材3の4個のコーナー部がいずれも丸みを帯びており、コア材3に角ばった角部は存在せず、この角部によって外皮シート6,7が突き破られることはない。このため、真空断熱材5の真空がブレークすることが防止される。
この実施の形態では、図5の通り、耳部3aを本体部3bの下側にした状態でコア材3をコア材収容部6aに収容するので、耳部3aが本体部3bで押えつけられる。そのため、コア材3から手を離しても耳部3aが復元して広がることが防止される。これにより、耳部3aがヒートシール部分に入り込むことが防止され、ヒートシールの作業性が向上すると共に、外皮シート6,7を強固に気密に封着することができる。
[コア材3のコーナー部の折り畳み方法の他の例]
コア材3の4個のコーナー部に丸みがつくように耳部3aを折り畳む別の方法について図7〜9を参照して説明する。
[図7のコア材3の折り畳み方法]
まず、図7(a),(b)のように、耳部3aを本体部3b上に重ねるように折り返す。この状態では、前述の通り、耳部3aの長手方向の両端部3sが本体部3bから側方に突出している。そこで、この実施の形態では、この耳部3aの長手方向の両端部3sのコーナー側を斜めの折り返し線3kに沿って本体部3bの盤央側へ折り返す。折り返し線3kは耳部3aの長手方向及び本体部3bの側辺方向のいずれに対しても、約30〜60°特に40〜50°程度の角度で斜交している。この折り返し線3kに沿う折り返しは、折り畳みが完了したときに耳部3aの両端部3sが実質的に本体部3bの外方へ突出しない状態となるのであれば、該両端部3sの全体を本体部3bの盤央側へ折り返すものであってもよく、該両端部3sの一部を本体部3bの盤央側へ折り返すものであってもよい。
このように耳部3aの長手方向の両端部3sのコーナー側を盤央側へ折り返すことにより、コア材3の4個のコーナー部が丸みを帯びた形状となるので、このコア材3を前記図5のように外皮シート6のコア材収容部6aに収容し、外皮シート6,7同士を減圧下でヒートシールして真空断熱材を製造する。なお、この場合も、折り返した耳部3aが本体部3bの下側となるようにコア材3をコア材収容部6aに収容するのが好ましい。
[図8のコア材3の折り畳み方法]
図8(a)〜(c)のように、耳部3aを本体部3b上に重ねる際に、耳部3aと本体部3bとの境界部3cの延在方向の両端側の該耳部3aから本体部3bにかけての領域を、部分的に該境界部3cの延在方向の中間側へ折り返し、該耳部3aと本体部3bとの間に挟み込む。これにより、コア材3の4個のコーナー部は、それぞれ、斜めに面取りされた如き形状の非突角状となる。なお、この折り畳み方法においても、コア材3の各コーナー部の折り返し線3k’は、耳部3aの長手方向及び本体部3bの側辺方向のいずれに対しても約30〜60°特に40〜50°程度の角度で斜交していることが好ましい。この折り返し線3k’に沿う折り返しは、折り畳みが完了したときに耳部3aの両端部3sが実質的に本体部3bの外方へ突出しない状態となるのであれば、該両端部3sの全体を境界部3cの延在方向の中間側へ折り返すものであってもよく、該両端部3sの一部を境界部3cの延在方向の中間側へ折り返すものであってもよい。
[図9のコア材3の折り畳み方法]
まず、図1(d)、図2及び図3で説明した折り方と同様の手順で図9(a)のように折る。なお、便宜上、耳部3aを本体部3bの上面側(以下、上下方向は、図9(a)〜(c)における上下方向と合致するものとする。)へ約90°折り立てた後、耳部3aの長手方向の両端部3sを本体部3bの側面に沿うように折ったときの折り線を3tで示す。
次に、図9(b)のように、耳部3aの先端側を本体部3bの上面に重ね合わせる。その際、本体部3bの側面に沿って折り立てられた耳部3aの両端部3sのうち、本体部3bの上面と同高さ付近に位置する該耳部3aの張出方向の途中部分3pを、それよりも上方に位置する該張出方向の先端側部分3qの下側に折り重ねつつ、折り線3tに沿う折りを解くように該先端側部分3qを側方へ広げる。途中部分3pよりも下方に位置する該張出方向の基端側部分3rは本体部3bの側面に重なったままとする。このとき、該途中部分3pと基端側部分3rとの間を折り線3mに沿って谷折りすると共に、該途中部分3pと先端側部分3qとの間を折り線3nに沿って山折りする。なお、この山折りとは、折り線3tに沿う折りを解く方向に凸に折ることをいい、谷折りとは、これと反対方向に凸に折ることをいう。折り線3mと折り線3nとは、折り線3tから離隔するほど両者の間隔が広くなるように斜めに延在しており、該折り線3t側において、本体部3bの上面と略同高さで交わっている。この折り線3mと折り線3nとのなす角は15〜75°特に30〜60°であることが好ましい。
その後、図9(c)のように、該先端側部分3qを、本体部3bの側面に沿う折り線3t’に沿って下方へ折り返し、本体部3bの側面に重ねる。このように折り畳むことにより、耳部3aの長手方向の両端部3sは、本体部3bの側面に折り重なった状態となるため、該両端部3sの硬い部分が本体部3bの外方へ突出せず、コア材3の4個のコーナー部がそれぞれ非突角状となる。
上記第1発明では、コア材3の4個のコーナー部に丸みをつけているが、第2発明は、耳部3aを単に本体部3bの下側に折り返したものである。この実施の形態について図10を参照して説明する。
図10のように、コア材3の耳部3aを本体部3bの下側に折り重ねた状態とし、このコア材3を下側外皮シート3のコア材収容部6a(図10では図示略)に収容する。この実施の形態でも、耳部3aが本体部3bの下側となるので、コア材3から手を離しても耳部3aが広がらない。
上記の下側外皮シート6のコア材収容部6aは、平坦なシート状素材に熱プレス加工を施すことにより形成されることが好ましい。
熱プレス加工によってコア材収容部6aを形成した外皮シート6にあっては、図11(a),(b)のように、コア材収容部6aの隣接する側壁部6w同士が交わるコーナー部6rは、丸みを帯びている。また、前述の図1(b)のように、耳部3aは平たく延在しているのに対し、本体部3bは充填物が充填されて膨らんでいるため、耳部3aの長手方向の長さは、充填物2が充填された本体部3bの該方向の長さよりも若干大きい。そのため、耳部3aの長手方向の両端は本体部3bから少しだけ耳部3aの長手方向に張り出している。このため、耳部3aを折り返した図10のコア材3は、コーナー部が側方に張り出している。そして、この図10のコア材3の耳部3aの長手方向両端側には、硬くて角張った突角状部E(図11)が生じる。そこで、図10のコア材3については、図11のように、この耳部3aの長手方向両端側を、湾曲したコーナー部6rに乗せ、この状態で、上側外皮シート7(図11では図示略)を被せ、外皮シート6,7をヒートシールし、真空断熱材を製造するのが好ましい。このようにして製造された真空断熱材にあっては、耳部3aを折り返すことにより形成されたコア材3の硬い突角状部Eが外皮シート6,7に挟まれているので、この硬い突角状部Eが外皮シート6,7を突き破ることがない。
上記実施の形態では1枚の下側外皮シート6に1個のコア材収容部6aが設けられているが、図12に示す真空断熱材5’のように、1枚の下側外皮シート6’に複数個のコア材収容部6aが設けられてもよい。
図示の実施の形態はいずれも本発明の一例であり、本発明は図示以外の形態とされてもよい。外皮シート6,7は別体であってもよく、一連であってもよい。
上記実施の形態では、コア材3の中袋は、1枚の素材シート1を筒状に巻き、巻き方向の両端の合わせ部1aを接合して筒状体とし、次いでこの筒状体の一方の開口部を封止して袋状とした後、充填物2を充填し、他方の開口部を封止したものであり、該巻き方向と直交する方向の両端側にそれぞれ耳部3aが形成されたものとなっているが、中袋の構成はこれに限定されない。例えば、中袋は、1枚の素材シート1を二つ折りしてその間に充填物2を配置し、該素材シート1の折り目以外の3辺の合わせ部を接合したものであってもよい。この場合、該素材シート1の3辺に沿って耳部3aが形成される。中袋は、複数枚の素材シート1で充填物2を被包したものであってもよい。具体的には、例えば外皮シート6,7と同様に、2枚の素材シート1,1の間に充填物2を配置し、この素材シート1,1の4辺の合わせ部を接合したものであってもよい。この場合、該素材シート1,1の4辺に沿って耳部3aが形成される。なお、中袋は、3枚以上の素材シート1で充填物2を被包したものであってもよい。素材シート1は、初めから筒状又は袋状に成形されたものであってもよい。
1 素材シート
1a 合わせ部
2 充填物
3 コア材
3a 耳部
3b 本体部
5,5’ 真空断熱材
5a 封着部
6 下側外皮シート
6a コア材収容部
7 上側外皮シート
8 ヒートシール機

Claims (7)

  1. コア材を外皮シートで被包した真空断熱材であって、
    該コア材は、盤状の本体部と、該本体部から張り出す耳部とを有し、該耳部が該本体部に重なるように折り返されており、
    該外皮シートの周縁部が封着されている真空断熱材において、
    該コア材のコーナー部が、非突角状となるように折り畳まれていることを特徴とすると共に、
    前記外皮シートとして、コア材の前記本体部を収容したコア材収容部と、該コア材収容部から張り出すフランジ部とを有した第1の外皮シートと、該第1の外皮シートに被さる第2の外皮シートとを備えており、
    前記コア材の耳部は、該コア材収容部の底面側に折り返されていることを特徴とする真空断熱材。
  2. 請求項1において、前記耳部の長手方向両端側の少なくとも一部が、耳部と前記本体部との間に折り込まれていることを特徴とする真空断熱材。
  3. 請求項1において、前記耳部が前記本体部に重なるように折り返された後、耳部の長手方向両端側の少なくとも一部が、該コア材の側辺に対し斜交する折り返し線に沿って折り返されていることを特徴とする真空断熱材。
  4. コア材を外皮シートで被包した真空断熱材であって、
    該コア材は、盤状の本体部と、該本体部から張り出す耳部とを有し、該耳部が該本体部に重なるように折り返されており、
    該外皮シートの周縁部が封着されている真空断熱材において、
    該コア材のコーナー部が、非突角状となるように折り畳まれていることを特徴とすると共に、
    前記コア材は、シート状素材よりなる中袋と、該中袋内に充填された充填物とを備えており、
    前記耳部において、該シート状素材が重ね合わされ、この重なり合ったシート状素材同士が接合手段により接合されており、
    該接合手段によるシート状素材同士の接合部分は、該耳部の前記本体部からの張出方向の先端側から該本体部側に離隔して設けられていることを特徴とする真空断熱材。
  5. コア材を外皮シートで被包した真空断熱材であって、
    該コア材は、盤状の本体部と、該本体部から張り出す耳部とを有し、該耳部が該本体部に重なるように折り返されており、
    該外皮シートの周縁部が封着されている真空断熱材において、
    該コア材のコーナー部が、非突角状となるように折り畳まれていることを特徴とすると共に、
    前記耳部のうち、少なくとも前記本体部からの張出方向の途中部から先端側の部分は、該先端側ほど該耳部の長手方向の両端部が該長手方向の中間側に接近した形状となっていることを特徴とする真空断熱材。
  6. コア材を外皮シートで被包した真空断熱材であって、
    該コア材は、盤状の本体部と、該本体部から張り出す耳部とを有し、該耳部が該本体部に重なるように折り返されており、
    該外皮シートの周縁部が封着されている真空断熱材において、
    前記外皮シートとして、コア材の前記本体部を収容したコア材収容部と、該コア材収容部から張り出すフランジ部とを有した第1の外皮シートと、該第1の外皮シートに被さる第2の外皮シートとを備えており、
    前記コア材の耳部は、該コア材収容部の底面側に折り返されていることを特徴とすると共に、
    前記コア材は、シート状素材よりなる中袋と、該中袋内に充填された充填物とを備えており、
    前記耳部において、該シート状素材が重ね合わされ、この重なり合ったシート状素材同士が接合手段により接合されており、
    該接合手段によるシート状素材同士の接合部分は、該耳部の前記本体部からの張出方向の先端側から該本体部側に離隔して設けられていることを特徴とする真空断熱材。
  7. コア材を外皮シートで被包した真空断熱材であって、
    該コア材は、盤状の本体部と、該本体部から張り出す耳部とを有し、該耳部が該本体部に重なるように折り返されており、
    該外皮シートの周縁部が封着されている真空断熱材において、
    前記外皮シートとして、コア材の前記本体部を収容したコア材収容部と、該コア材収容部から張り出すフランジ部とを有した第1の外皮シートと、該第1の外皮シートに被さる第2の外皮シートとを備えており、
    前記コア材の耳部は、該コア材収容部の底面側に折り返されていることを特徴とすると共に、
    前記耳部のうち、少なくとも前記本体部からの張出方向の途中部から先端側の部分は、該先端側ほど該耳部の長手方向の両端部が該長手方向の中間側に接近した形状となっていることを特徴とする真空断熱材。
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