JP6169982B2 - ナノ粒子及び周期構造を有するoled光取り出しフィルム - Google Patents

ナノ粒子及び周期構造を有するoled光取り出しフィルム Download PDF

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Description

有機発光ダイオード(OLED)デバイスは、陰極と陽極との間に挟まれたエレクトロルミネセント有機材料の薄膜を含み、これらの電極の一方又は両方は透明な伝導体である。電圧がデバイスを横切って印加されると、電子及び正孔は、それぞれ対応する電極から注入されて、放射性励起子の中間生成物を介してエレクトロルミネセント有機材料内に再結合する。
OLEDデバイスにおいて、生成した光の70%以上がデバイス構造体内のプロセスのために典型的には失われる。より高い屈折率の有機層及び酸化インジウムスズ(ITO)層とより低い屈折率の基板層の間のインターフェースでの光の捕捉が、この取り出し効率が悪い主な原因である。放出された光の比較的少量のみが、透明な電極を通って「有用な光」として現われる。光の大半は内部反射し、これはデバイスの端部からの光の放出となるか、あるいはデバイス内で捕捉され、また繰り返されるパスを作った後、最終的にはデバイス内で吸収されて失われる。
光取り出しフィルムは、デバイス内の導波の損失を避けるためにナノ構造内部を使用する。フォトニック結晶又は線形格子等の規則的な特徴からなるナノ構造内部は、強い光の取り出しを提供する一方で、回折に関連する角度の変化及び放出光の分光分布を生成する傾向があり、これは最終用途で望ましくない場合がある。したがって、ナノ構造によって光取り出し効率を高めると同時に、光の出力において望ましくない輝度及び色の角度の非均一性も低減する光取り出しフィルムの必要性が存在する。
本発明と一致する光取り出しフィルムは、実質的に透明な基板、基板上の低屈折率の周期構造、及び周期構造の上を覆って適用された高屈折率の平坦化バックフィル層を含む。光散乱ナノ粒子は、周期構造の上を覆って単層若しくは準単層のどちらかで適用される、又はバックフィル層に含まれる。
周期構造と光散乱ナノ粒子との組み合わせは、より均一した輝度及び分光分布で向上した光取り出しを提供する。
添付の図面は、本明細書に組み込まれて本明細書の一部をなすものであって、説明文と併せて本明細書の利点と原理を説明するものである。これらの図面では、
周期構造の上を覆って準単層で適用されたナノ粒子を有する光取り出しフィルムの線図。 バックフィル層全体にわたって分散したナノ粒子を有する光取り出しフィルムの線図。 一次元周期構造の斜視図。 二次元周期構造の斜視図。 光取り出しフィルムのOLEDデバイスへの積層を図示する線図。 光取り出しフィルムのOLEDデバイスへの積層を図示する線図。 1D構造のフィルムに被覆したナノ粒子の画像。 2D構造のフィルムに被覆したナノ粒子の画像。 1D構造のフィルム上のナノ粒子の頂面図の画像。 1D構造のフィルム上のナノ粒子の横断面図の画像。 2D構造のフィルム上のナノ粒子の画像。 ナノ粒子を有する2D構造のフィルム及びナノ粒子無しの2D構造のフィルムで作製した試料の極角(polar angle)の関数としての輝度。 平坦なフィルム上のナノ粒子を用いて作製した試料の極角の関数としての輝度。 ナノ粒子を有する1D構造のフィルム及びナノ粒子無しの1D構造のフィルムで作製した試料、並びにナノ粒子もナノ構造も無いガラス基板を用いて作製した試料の、極角の関数としての輝度。 1D構造によって部分的に規則配置したナノ粒子の画像。
本発明の実施形態は、光取り出しフィルム及びOLEDデバイスのためのその使用に関する。光取り出しフィルムの実施例は、米国特許出願公開第2009/0015757号及び同第2009/0015142号で説明され、双方の公開は完全に記載されたかのように参照することによって本明細書に組み込まれる。
図1は、周期構造を有し、ナノ粒子がその周期構造上に配置された光取り出しフィルム10の構造の線図である。光取り出しフィルム10は、実質的に透明な基板12(フレキシブル、リジッド、又はウィンドウ層で)、低屈折率の周期構造14、周期構造14の上を覆う表面層の方法で分散させたナノ粒子16、並びに周期構造14及びナノ粒子16の上を覆って実質的に平坦な表面19を形成する高屈折率の平坦化バックフィル層18を含む。用語「実質的に平坦な表面」は、バックフィル層が下にある層を平面にすることを意味するが、わずかな表面のばらつきが実質的に平坦な表面に存在してもよい。
図2は、周期構造及びナノ粒子を有する別の光取り出しフィルム20の構造の線図である。光取り出しフィルム20は、実質的に透明な基板22(フレキシブル、リジッド、又はウィンドウ層で)、低屈折率の周期構造24、ナノ粒子26、並びに周期構造24及びナノ粒子26の上を覆って実質的に平坦な表面29を形成する高屈折率の平坦化バックフィル層28を含む。この実施形態では、ナノ粒子26は、光取り出しフィルム10用に示されるような表面層の方法ではなく、バックフィル層28全体にわたって、例えば、体積配分などで分散される。
光取り出しフィルム10及び20用の周期構造は、実施例で図示するように基板と一体的に、又は基板に適用する層で、形成することができる。例えば、周期構造は、低屈折率の材料を基板に適用し、続いて材料をパターン化することで基板上に形成することができる。更に、周期構造はナノ構造又は微細構造で実行することができる。ナノ構造は、少なくとも1つの寸法、例えば、幅が1マイクロメートル未満である構造である。微細構造は、少なくとも1つの寸法、例えば、幅が1マイクロメートルと1ミリメートルとの間である構造である。光取り出しフィルム10及び20用の周期構造は、1つの寸法のみに周期的である意味の一次元(1D)であり得る。すなわち、最近傍の特徴は、直交方向に沿ってではなく、表面に沿って1つの方向に等しい間隔を置く。1Dのナノ周期構造の場合には、隣接した周期的特徴間の間隔は1マイクロメートル未満である。一次元の構造としては、例えば、連続的若しくは細長いプリズム若しくはリッジ、又は線形格子が挙げられる。図3は、基板30上に、1D周期構造32、この例ではリニアプリズム、を図示する斜視図である。
光取り出しフィルム10及び20用の周期構造はまた、2つの寸法に周期的である意味の二次元(2D)であり得る。すなわち、最近傍の特徴は、表面に沿って2つの異なる方向に等しい間隔を置く。2Dのナノ構造の場合には、両方の方向の間隔が1マイクロメートル未満である。2つの異なる方向の間隔は異なってもよいことに留意されたい。二次元の構造としては、例えば、レンズレット、ピラミッド、台形、丸形若しくは角形の柱、又はフォトニック結晶構造が挙げられる。二次元の構造の他の例としては、米国特許出願公開第2010/0128351号で説明される湾曲側面を有する円錐構造が挙げられ、同公開は完全に記載されたかのように参照することによって本明細書に組み込まれる。図4は、基板34上の2D周期構造36、この実施例ではピラミッド、を図示する斜視図である。
光取り出しフィルム10及び20用のナノ粒子は、サブマイクロメートル粒子とも呼ばれ、ナノ構造の範囲内のサイズを有し、ある特定のフィルムに対してその範囲内の同じサイズ又は異なるサイズであり得る。以下で詳しく説明し実施例で図示するように、ナノ粒子が特定のサイズの範囲内でありバックフィル層とは異なる屈折率を有している場合、ナノ粒子は光散乱でもある。例えば、ナノ粒子は100nm〜1,000nmの範囲の直径を有し得る。あるいはナノ粒子は10nm〜300nmの範囲の直径を有し、100nm〜1,000nmの範囲のサイズで凝集を形成し得る。更にナノ粒子は、例えば、300nmのナノ粒子と440nm又は500nmのナノ粒子との混合等の大小のナノ粒子が混ざり合った混合したサイズの粒子で実行することができ、その結果対応する光取り出しフィルムのスペクトル感度が増加し得る。特定の用途次第では、ナノ粒子はナノ構造の範囲外のサイズを有してもよい。例えば、光取り出しフィルムがディスプレイではなくOLED照明に使用されるのであれば、そのときナノ粒子は、最大数マイクロメートルまでの直径を有し得る。ナノ粒子は、有機材料で構成されても他の材料で構成されてもよく、規則的又は不規則的な、任意の粒子形状を有し得る。あるいは、ナノ粒子は、多孔質粒子で実行し得る。光取り出しフィルムで使用されるナノ粒子の例は、米国特許出願公開第2010/0150513号で説明され、同公開は完全に記載されたかのように参照することによって本明細書に組み込まれる。
表面層の方法で分散させたナノ粒子16を有する光取り出しフィルム10用に、ナノ粒子の層は、ナノ粒子が凝集した層の状態の単層で又は多層でナノ粒子を実行することができる。ナノ粒子は結合剤を使わないで被覆させることができ、それによってナノ粒子の凝集を生じさせ得る。好ましい実施形態では、実施例で図示するように、ナノ粒子は周期構造によって少なくとも部分的に規則配置するように、ナノ粒子16は、例えば、直径が周期構造14のピッチに実質的に等しい、又はピッチよりわずかに小さい(例えば、ピッチの4分の1〜1倍の)サイズを有する。少なくとも部分的な規則配置は、実施例で図示するように、粒子が周期構造内で配列すること又は集まることによって起こり得る。周期構造のピッチは、隣接する構造間の距離、例えば、隣接するプリズムの頂点間の距離を指す。例えば、ピッチ600nmの周期構造と440nmのナノ粒子、又はピッチ500nmの周期構造と300nmのナノ粒子等のサイズの整合を使用して少なくとも部分的な規則配置が達成できる。更に、サイズの整合及びナノ粒子の部分的な規則配置を決定する際に周期構造の形状及びアスペクト比が因数になり得る。
光取り出しフィルム10及び20用の平坦化バックフィル層は、周期構造及び粒子の被膜の上を覆って適用され、それらを平坦化し屈折率差を提供する。高屈折率のバックフィル層を備える低屈折率の周期構造は、バックフィル層が周期構造より高い屈折率を有し、バックフィル層及び周期構造が光取り出しフィルムとの光通信でOLEDデバイスの光取り出しを高めるために、屈折率に十分な差、好ましくは0.2以上の差があることを意味する。光取り出しフィルムは、バックフィル層の平坦な表面がOLEDデバイスの光出力表面に、直接置かれる、又は別の層を通して置かれるのどちらかによって、OLEDデバイスと光通信することができる。平坦化バックフィル層は、必要に応じて、光取り出しフィルムをOLEDデバイスの光出力表面に結合させる接着剤で実行することができる。光取り出しフィルム用の高屈折率のバックフィル層の例は、米国特許出願公開第2010/0110551号で説明され、同公開は完全に記載されたかのように参照することによって本明細書に組み込まれる。
光取り出しフィルム10及び20用の基板の材料、低屈折率の周期構造、高屈折率のバックフィル層、及びナノ粒子は、上述の公表された特許出願で提供される。例えば、基板は、ガラス、PET、ポリイミド、TAC、PC、ポリウレタン、PVC、又は可撓性ガラスで実行することができる。光取り出しフィルム10及び20を作る工程もまた、上述の公表された特許出願で提供される。必要に応じて、光取り出しフィルムを組み入れるデバイスを湿気又は酸素から守るために、基板はバリアフィルムを備えて実行することができる。バリアフィルムの例は、米国特許出願公開第2007/0020451号及び米国特許第7,468,211号に開示され、双方はそれらの全体が記載されたかのように参照することによって本明細書に組み込まれる。
図5及び6は、光取り出しフィルムをOLEDデバイスに光結合させ電位的に付着させるための光結合層の使用を図示する。図5に示すように、光結合層42を、光取り出しフィルム44のバックフィル層の平坦な表面48に適用し、次に、OLEDデバイス40の光出力表面46に積層することができる。光結合層は接着剤で実行することができ、OLEDデバイスの光出力表面と光取り出しフィルムのバックフィル層との間に光結合を提供する。積層工程と共に、接着剤を光結合層として使用することは、光取り出しフィルムをOLEDデバイスに付着させ、光取り出しフィルムとOLEDデバイスとの間のエアギャップを取り除く働きもする。OLEDデバイスのバックプレーンのモルフォロジーは、画素ウェル47によって表わされるように、典型的には非平面で、光結合層42は、画素ウェルの幾何学形状に順応する、又は膨張することが予想され、光取り出しフィルム44とOLEDデバイス40との間のギャップを埋める。
あるいは、図6に示すように、光結合層52をOLEDデバイス50の光出力表面56に適用し、次に、光取り出しフィルム54のバックフィル層の平坦な表面58をOLEDデバイス50に積層する。図6に示すように、光取り出しフィルムを積層する前に粘着性の光結合層をOLEDデバイスに適用する場合、光結合層はOLEDデバイスの光出力表面を平坦化する働きをすることもできる。例えば、画素ウェル57によって表わされるように、頂部から発光するアクティブマトリックス型OLEDディスプレイのバックプレーンは必ずしも高度の平面性を有さず、その場合には、光取り出しフィルムを積層する前に、光結合層を陰極、又はOLEDスタックの任意の他の頂部層の上にあらかじめ蒸着することができる。そのように光結合層をあらかじめ蒸着することは、バックプレーン及びデバイスの非平面性を低減することができ、光取り出しフィルムのその後の積層を可能にする。この場合の光結合層は、OLED表示装置の上に溶液堆積法で被覆することができる。例えば、液剤からOLEDの全面積に適用することができるが、その場合には、光取り出しフィルムの積層後に、必要に応じてUV硬化法又は熱硬化法を使用して硬化させることができる。光結合層は、OLEDデバイスに面するライナーを前もって取り除いた状態で2つのライナー間に別個に提供される光結合フィルムとして積層することもでき、その場合には、光結合層は画素ウェルの中に順応すること又は膨張することが予想される。光結合層を適用した後、図6に示すようにバックプレーンのモルフォロジーの上を覆って十分な平坦化が生成される。
バックプレーンのモルフォロジーは取り出し素子(ナノ粒子及び周期構造)とOLEDデバイスとの間の距離を決定するので、光結合層の材料はOLEDの有機層及び無機層(例えば、ITO)の屈折率に匹敵する高屈折率(例えば、1.6〜2.2)を有することが必要とされる。そのような材料としては、TiO及びSiN等の無機酸化物及び窒化物、トリアリールアミン等の有機材料(例えば、Hodogaya Chemical Co.(Japan)からのEL022T)、並びに無機成分と有機成分との双方(例えば、熱硬化性樹脂又はUV硬化性樹脂に分散されたTiOナノ粒子)を含む配合物が挙げられる。
別個の光結合層の代替としては、バックフィルの光学機能及び平坦化機能、並びに粘着性の光結合層の接着機能が同じ層で行なわれるように、高屈折率のバックフィル層自体が高屈折率の接着剤からなってもよい。
実施例に記載する部、百分率、比率等はすべて、別段の指定がない限り重量による。使用する溶剤及び他の試薬は、別段の指定がない限りSigma−Aldrich Chemical Company(Milwaukee,WI)から入手した。
Figure 0006169982
調製例
A−174修飾された200nmシリカの調製
500mLのフラスコで凝縮器及び温度計を設けたものに151.8gのTX13112コロイド溶液と180gの1−メトキシ−2−プロパノールとを急速撹拌で混合した。次に、1.48gのSILQUEST A−174を加えた。混合液を16時間80℃に加熱した。次に、更に150gの1−メトキシ−2−プロパノールを加えた。得られた溶液を室温に冷却した。水と1−メトキシプロパノールとの溶液のほとんどを60℃の水浴中で回転式蒸発器を用いて取り除き、1−メトキシ−2−プロパノール中に分散した59.73重量パーセントのA−174修飾された200nmシリカを得た。
A−174修飾された440nmシリカの調製
500mLのフラスコで凝縮器及び温度計を設けたものに200gのMP4540Mコロイド溶液と200gの1−メトキシ−2−プロパノールとを急速撹拌で混合した。次に、0.6gのSILQUEST A−174を加えた。混合液を16時間80℃に加熱した。次に、更に150gの1−メトキシ−2−プロパノールを加えた。得られた溶液を室温に冷却した。水と1−メトキシプロパノールとの溶液のほとんどを60℃の水浴中で回転式蒸発器を用いて取り除き、1−メトキシ−2−プロパノール中に分散した49.5重量パーセントのA−174修飾された440nmシリカを得た。
D510安定した50nm TiOナノ粒子分散の調製
およそ52%重量パーセントのTiOで分散したTiOナノ粒子をSOLPLUS D510と1−メトキシ−2−プロパノールとの存在下で、粉砕工程を用いて調製した。SOLPLUS D510をTiOの重量に基づいて25重量パーセントの量で加えた。混合物を10分間DISPERMATミキサー(Paul N.Gardner Company,Inc.(Pompano Beach,FL))を用いてあらかじめ混合し、次に、NETZSCH MiniCer Mill(NETZSCH Premier Technologies,LLC.(Exton,PA))を4300rpm、0.2mm YTZ粉砕媒体、250mL/分の流量の条件で用いた。1時間の粉砕後、1−メトキシ−2−プロパノール中に分散した白いペースト状のTiOを得た。粒径は、Malvern Instruments ZETASIZER Nano ZS(Malvern Instruments Inc(Westborough,MA))を用いて50nm(Z−平均粒子径)であると判定された。
200nm光学ナノ粒子溶液の調製(溶液A):
5gのA−174修飾された200nmシリカと、0.746gのSR833Sと、68.8gのイソプロピルアルコールと、0.06gのIRGACURE 127と、を混合して、均一な被覆溶液を作った(溶液A)。
440nm光学ナノ粒子溶液の調製(溶液B):
6.4gのA−174修飾された440nmシリカと、0.792gのSR833Sと、72gのイソプロピルアルコールと、0.07gのIRGACURE 127と、を混合して、均一な被覆溶液を作った(溶液B)。
440nm光学ナノ粒子を有する高屈折率バックフィルの調製(溶液C):
10gのD510安定した50nm TiO溶液と、1.5566gのA−174処理済み440nmシリカと、1.5567gのSR833Sと、14.5gの1−メトキシ−2−プロパノールと、22.5gの2−ブタノンと、0.05gのIRGACURE 127と、を混合して、被覆配合物を作った(溶液C)。
高屈折率バックフィル溶液(HI−BF)の調製:
20gのD510安定した50nm TiO溶液と、2.6gのSR833Sと、0.06gのIRGACURE 127と、25.6gの1−メトキシ−2−プロパノールと、38.4gの2−ブタノンと、を混合して、均一の高屈折率バックフィル溶液を作った。
ナノ構造の格子フィルムの製造:600nmの1D構造
まず、米国特許第7,140,812号で説明するように集束イオンビーム(FIB)粉砕を用いて複数の先端を有するダイヤモンド工具を作ることで、600nmの「のこぎり波形」の格子フィルムを製造した。次に、ダイヤモンド工具を用いて微小複製ロールを作製し、そのロールを用いて0.5%(2,4,6トリメチルベンゾイル)ジフェニルホスフィンオキシドを75:25ブレンドのPHOTOMER 6210とSR238とに混合して作った重合可能な樹脂を利用する連続鋳造及び硬化工程で、PETフィルム上に600nmの1D構造を作製した。
実施例1A及び1B:1D構造のフィルム及び2D構造のフィルム上の200nmのSiOナノ粒子
溶液A(200nmのSiOナノ粒子)を、600nmの1D構造(実施例1A)を有するフィルムと500nmの2D構造(実施例1B)を有するフィルムとに、#5線巻ロッド(RD Specialties(Webster,NY)から入手)を用いて被覆した。次に、得られたフィルムを10分間空気乾燥させてから、Fusion UV−Systems Inc.(Gaithersburg,Maryland)製のH−電球装備のLight−Hammer 6UVプロセッサ(生産ライン速度9.1m/分(30フィート/分)、シングルパス、100%ランプ電力、窒素雰囲気下で作動)を用いて硬化させた。
HI−BF溶液を、ナノ粒子の1D構造のフィルム及び2D構造のフィルムに、#10線巻ロッド(RD Specialties(Webster,NY)から入手)を用いて被覆した。次に、得られたフィルムを10分間空気乾燥させてから、上述と同じ条件下でFusion UV−Systems Inc.のLight−Hammer 6UVを用いて硬化させた。
図7及び図8はそれぞれ、1D構造のフィルム及び2D構造のフィルムに被覆した200nmのSiOナノ粒子のSEM画像を示す。図7は可視光の波長の順に長さ尺度にクラスタ化したナノ粒子を示し、図8は下にある2D構造に関連してナノ粒子の局所密度の変動を示す。ナノ粒子を有する1D構造と2D構造との両方において、バックフィル被覆工程後、構造化した表面は非常に良好に平坦化されていた。1D構造では、ナノ粒子の被覆率は目標より高かったが、多くの介在する空隙と共に、200nmのナノ粒子が凝集して800nm〜1,000nmのより大きな粒子を形成したことが判明した。
バックフィル付きの200nmのシリカ−ナノ粒子で被覆した1Dパターンは、次に、プラズマ化学蒸着法(PECVD、モデルPLASMALAB System100、Oxford Instruments(Yatton,UK)から入手可能)による厚さ100nmの窒化ケイ素の層でオーバーコートした。PECVD工程で使用するパラメーターを下の表1に説明する。
Figure 0006169982
Metricon Model 2010 Prism Coupler(Metricon Corporation(Pennington,NJ))を使用して、窒化ケイ素層の屈折率を測定し、1.78であることが判明した。
上記の基板へのOLED加工は、5mm×5mmのピクセル化した(pixilated)シャドウマスクを通して、厚さほぼ110nmのITOをバックフィルで被覆したナノ粒子/1D構造のフィルムに蒸着し、陽極の幾何学形状を画定することで始まった。続いて、単一の緑色有機発光層と陰極とを蒸着し、OLEDを完成させた。OLEDは、約10−6トル(0.13mPa)のベース圧力で真空系中の標準熱蒸着で加工した。次のOLED構造を蒸着した:HIL(300nm)/HTL(40nm)/緑EML(30nm)/ETL(20nm)/LiF(1nm)/Al(200nm)。完成後、SAESゲッターを乾燥剤として用い、封入フィルムとOLED陰極との間に脱酸素剤を入れて、OLEDを封入バリアフィルムで封止した。
比較用に、ナノ粒子無しの1D構造のフィルムを用いてOLEDを組み立てた。コノスコープ測定は、1D構造のフィルムで作った試料が、比較的高い強度を有する小領域と、比較的低い強度の領域に囲まれたより低い強度を有するやや大きめの領域と、を生成したことを示した。対照的に、200nmのナノ粒子を被覆した1D構造のフィルムで作製した試料のコノスコープデータは、はるかに均一した強度分布を示した。このデータは、ナノ粒子無しの1D構造のフィルムに比べて、1D構造のフィルム上に被覆した200nmのナノ粒子は、OLEDデバイスの角度の均一性を著しく改善させたことを実証した。
実施例2A及び2B:1D構造のフィルム及び2D構造のフィルム上の440nmのSiOナノ粒子
溶液B(440nmのSiOナノ粒子)を、600nmの1D構造(実施例2A)を有するフィルムと500nmの2D構造(実施例2B)を有するフィルムとに#5線巻ロッド(RD Specialties(Webster,NY)から入手)を用いて被覆した。実施例1Aで説明するように、得られたフィルムを10分間空気乾燥させてからUV硬化させた。HI−BF溶液を、ナノ粒子を被覆した1D構造のフィルム及び2D構造のフィルム上に、#10線巻ロッド(RD Specialties(Webster,NY)から入手)を用いて被覆した。実施例1Aで説明するように、得られたフィルムを10分間空気乾燥させてからUV硬化させた。比較用に、被覆溶液Bを、非構造のPETフィルム上に同様に被覆した。図9A及び9Bは、1D構造のフィルム上の440nmのSiOナノ粒子の頂面図及び横断面図を示す。図10は、2D構造のフィルム上の440nmのSiOナノ粒子を示す。これらの図は、ナノ粒子がこれらの実施例で部分的に規則配置していることを示す。対照的に、ナノ粒子が平坦面上に被覆されるとき、ナノ粒子の分布は典型的にはランダムである。
実施例1Aで説明するように、100nmの窒化ケイ素層と、100nmのITO層と、OLED層と、を1D構造のフィルム(比較例)、2D構造のフィルム(比較例)、ガラス基板(比較例)、1D構造のフィルム上の440nmのナノ粒子(実施例2A)、及び2D構造のフィルム上の440nmのナノ粒子(実施例2B)、の上に蒸着させた。
コノスコープ測定を1D構造のフィルム上にナノ粒子を有するOLEDデバイス及び比較用試料に行った。ガラスの対照試料は、比較的均一であるが、比較的低い強度分布を示した。1D構造のフィルムの試料は、比較的高い強度を有する小領域と、比較的低い強度の領域に囲まれたより低い強度を有するやや大きめの領域と、を生成した。1D構造のフィルム上の440nmのナノ粒子から作製した試料は、均一かつ高い強度分布を示した。非構造のフィルム上の440nmのナノ粒子から作製した試料は、コノスコーププロットの中心近くに、比較的高い強度領域に囲まれた比較的低い強度領域を生成した。コノスコープ結果は、1D構造のフィルム上の440nmの自己組織化ナノ粒子は、ナノ粒子無しの1D構造のフィルムと比較して、又は非構造のフィルム上に被覆した440nmのナノ粒子と比較して、OLEDデバイスの角度の均一性を著しく改善させたことを示した。集積利得(integrated gain)は、実施例2Aの方が比較例の試料より著しく高いことが分かった。
同様に、440nmのナノ粒子を被覆した2D構造のフィルム(実施例2B)上に形成したOLEDデバイス、及び比較用にナノ粒子無しの2D構造のフィルム上に形成したOLEDデバイスに対して、コノスコープのデータを得た。ナノ粒子無しの2D構造のフィルムを用いて作製した試料のコノスコープのデータは、より低い強度領域に囲まれた比較的高い強度の帯状を示した。440nmのナノ粒子を有する2D構造のフィルムでの試料は、強度がはるかに均一であったが、2Dパターンの比較的高い強度領域は完全には除去されなかった。集積利得は、実施例2Bの方が比較例の試料より著しく高いことが分かった。コノスコープのデータから判定した輝度を図11A及び11Bに示す。図11Aは、ナノ粒子を有する2D構造のフィルム及びナノ粒子無しの2D構造のフィルムで作製した試料の、2D構造の軸に関する0度の方位角に沿った極角の関数としての輝度を示し、図11Bは、平坦なフィルム上のナノ粒子を用いて作製した試料の、極角の関数としての輝度を示す。
実施例3:1D構造上のバックフィルと混合した440nmのSiOナノ粒子
溶液C(440nmのSiOナノ粒子)を、600nmの1D構造のフィルムに、#5及び#10の線巻ロッド(RD Specialties(Webster,NY)から入手)を用いて被覆した。実施例1Aで説明するように、得られたフィルムを次に10分間空気乾燥させてからUV硬化させた。Metricon Model 2010 Prism Couplerを使用して、バックフィルと混合した440nmのナノ粒子の層の屈折率を測定し、1.83であることが判明した。
100nmの窒化ケイ素層及びOLED層を、ガラスの対照(比較例)の上、ナノ粒子無しの1D構造のフィルム(比較例)の上、及び実施例1Aのようにバックフィル中に440nmのナノ粒子を有する1D構造のフィルム(実施例3)の上、に蒸着させた。コノスコープのデータを、実施例3のOLEDデバイス並びに比較例の試料に対して得た。1D構造のフィルム上のバックフィル中の440nmのナノ粒子は、OLEDデバイスの角度の均一性及び集積利得の両方を改善させた。図12は、ナノ粒子を有する1D構造のフィルム及びナノ粒子無しの1D構造のフィルムで作製した試料、並びにナノ粒子もナノ構造も無いガラス基板を用いて作製した試料の、1D構造の方向に関する0度の方位角に沿った極角の関数としての輝度を示す。
実施例4及び5:ハイブリッド光取り出しフィルム用のロール・ツー・ロールプロセス
2ステッププロセス(実施例4)
溶液B(440nmのSiOナノ粒子)を、ロール・ツー・ロール被覆プロセスを用いて、3.0m/分(10フィート/分)のウェブ速度及び4.7cc/分の分散吐出速度で、600nmの1D構造を有するフィルム上に被覆した。被覆を室温で空気乾燥させ、その後82℃(180°F)で更に乾燥させてから、Fusion UV−Systems Inc.(Gaithersburg,Maryland)製のH−電球装備のLight−Hammer 6UVプロセッサを、生産ライン速度3.0m/分(10フィート/分)、75%ランプ電力、窒素雰囲気下で作動させて硬化させた。得られたナノ粒子被覆のSEM写真を図13に示す。同図では440nmのSiOナノ粒子が600nmの1D構造によって部分的に規則配置しているのが見られる。
HI−BF溶液を、ロール・ツー・ロール被覆プロセスを用いて、3.0m/分(10フィート/分)のウェブ速度及び2.28cc/分の分散吐出速度で、ナノ粒子を被覆した1D構造のフィルム上に被覆した。被覆を室温で空気乾燥させ、その後82℃(180°F)で更に乾燥させてから、Fusion UV−Systems Inc.(Gaithersburg,Maryland)製のH−電球装備のLight−Hammer 6UVプロセッサを生産ライン速度3.0m/分(10フィート/分)、75%ランプ電力、窒素雰囲気下で作動させて硬化させた。
1ステッププロセス(実施例5)
溶液C(440nmのSiOナノ粒子)を、ロール・ツー・ロール被覆プロセスを用いて、4.6m/分(15フィート/分)のウェブ速度及び7.29cc/分の分散吐出速度で、600nmの1D構造を有するフィルム上に被覆した。被覆を室温で空気乾燥させ、その後82℃(180°F)で更に乾燥させてから、Fusion UV−Systems Inc.(Gaithersburg,Maryland)製のH−電球装備のLight−Hammer 6UVプロセッサを生産ライン速度4.6m/分(15フィート/分)、75%ランプ電力、窒素雰囲気下で作動させて硬化させた。得られた600nmの1D構造のフィルム上のバックフィルに混ざった440nmのナノ粒子のSEM画像は、バックフィルが1D構造を有効に平坦化したことを示した。比較用に、被覆溶液Cを、非構造のPETフィルム上に同様に被覆した。
OLEDデバイス及びコノスコープの結果
100nmの窒化ケイ素層と、100nmのITO層と、OLED層と、を、1D構造のフィルム上の440nmのナノ粒子(実施例4)、1D構造のフィルム上のバックフィル中の440nmのナノ粒子(実施例5)、非構造のPETフィルム上のバックフィル中の440nmのナノ粒子(比較例)、及びガラス基板(比較例)上に蒸着させた。実施例1Aで説明するように、緑色発光OLEDを作製した。赤色OLEDを同様に、しかし、HIL(300nm)/HTL(40nm)/赤色EML(30nm)/ETL(20nm)/LiF(1nm)/Al(200nm)のOLED層と共に組み立てた。
複数の試料に対してコノスコープ測定を行った。コノスコープ結果は、1D構造のフィルム上の440nmの自己組織化ナノ粒子(実施例4)は、ナノ粒子無しの1D構造のフィルム、又は非構造のフィルム上に被覆した440nmのナノ粒子と比較して、OLEDデバイスの角度の均一性を著しく改善したことを示した。表2は、実施例4及び5の緑色OLED及び赤色OLED、並びに非構造のフィルム上のナノ粒子を用いて作製したOLED(比較例)の軸上利得(on-axis gain)及び合計(集積)利得の要約を示す。表2に報告する利得は、取り出し特徴を有しないガラス基板を用いて作製した試料が1の集積利得を有するように正規化した。
Figure 0006169982
本発明の実施態様の一部を以下の項目[1]−[27]に記載する。
[1]
ナノ粒子と周期構造とを有する光取り出しフィルムであって、
実質的に透明な基板と、
前記実質的に透明な基板上の周期構造と、
前記周期構造の上を覆う表面層として適用された光散乱ナノ粒子と、
前記周期構造と前記ナノ粒子との上を覆って適用され実質的に平坦な表面を形成する平坦化バックフィル層と、を含み、
前記バックフィル層の屈折率が、前記周期構造の屈折率より高い、光取り出しフィルム。
[2]
前記周期構造が一次元である、項目1に記載の光取り出しフィルム。
[3]
前記周期構造がリニアプリズムを含む、項目2に記載の光取り出しフィルム。
[4]
前記周期構造が二次元である、項目1に記載の光取り出しフィルム。
[5]
前記周期構造がピラミッドを含む、項目4に記載の光取り出しフィルム。
[6]
前記周期構造がフォトニック結晶構造又は線形格子を含む、項目1に記載の光取り出しフィルム。
[7]
前記ナノ粒子が、前記周期構造によって少なくとも部分的に規則配置される、項目1に記載の光取り出しフィルム。
[8]
前記ナノ粒子が、100nm〜1,000nmの範囲で直径を有する、項目1に記載の光取り出しフィルム。
[9]
前記周期構造が前記基板と一体的に形成される、項目1に記載の光取り出しフィルム。
[10]
前記バックフィル層の前記実質的に平坦な表面に適用される粘着性の光結合層を更に含む、項目1に記載の光取り出しフィルム。
[11]
前記平坦化バックフィル層が、前記光取り出しフィルムをOLEDデバイスの光出力表面に結合させるための接着剤を含む、項目1に記載の光取り出しフィルム。
[12]
前記光散乱ナノ粒子が前記周期構造によって配列される、項目1に記載の光取り出しフィルム。
[13]
ナノ粒子と周期構造とを有する光取り出しフィルムであって、
実質的に透明な基板と、
前記実質的に透明な基板上の周期構造と、
前記周期構造の上を覆って適用され実質的に平坦な表面を形成する平坦化バックフィル層と、
前記バックフィル層全体にわたって分散した光散乱ナノ粒子と、を含み、
前記バックフィル層の屈折率が、前記周期構造の屈折率より高い、光取り出しフィルム。
[14]
前記周期構造が一次元である、項目13に記載の光取り出しフィルム。
[15]
前記周期構造がリニアプリズムを含む、項目14に記載の光取り出しフィルム。
[16]
前記周期構造が二次元である、項目13に記載の光取り出しフィルム。
[17]
前記周期構造がピラミッドを含む、項目16に記載の光取り出しフィルム。
[18]
前記周期構造がフォトニック結晶構造又は線形格子を含む、項目13に記載の光取り出しフィルム。
[19]
前記ナノ粒子が、100nm〜1,000nmの範囲で直径を有する、項目13に記載の光取り出しフィルム。
[20]
前記ナノ粒子が10nm〜300nmの範囲で直径を有し、100nm〜1,000nmの範囲のサイズで凝集を形成する、項目13に記載の光取り出しフィルム。
[21]
前記周期構造が前記基板と一体的に形成される、項目13に記載の光取り出しフィルム。
[22]
前記バックフィル層の前記実質的に平坦な表面に適用された粘着性の光結合層を更に含む、項目13に記載の光取り出しフィルム。
[23]
前記平坦化バックフィル層が、前記フィルムをOLEDデバイスの光出力表面に結合させるための接着剤を含む、項目13に記載の光取り出しフィルム。
[24]
光を出力する表面を有する有機発光ダイオード(OLED)デバイス上の光取り出しフィルムを提供する方法であって、
光取り出しフィルムであって、
実質的に透明な基板と、
前記実質的に透明な基板上の周期構造と、
前記周期構造の上を覆う表面層として適用された光散乱ナノ粒子と、
前記周期構造と前記ナノ粒子との上を覆って適用され実質的に平坦な表面を形成する平坦化バックフィル層と、を含み、
前記バックフィル層の屈折率が、前記周期構造の屈折率より高い、光取り出しフィルムを提供する工程と、
前記バックフィル層の前記実質的に平坦な表面に接着剤を適用する工程と、
前記バックフィル層の前記実質的に平坦な表面が、前記OLEDデバイスの前記光出力表面に接して位置するように、前記光取り出しフィルムを前記OLEDデバイスに積層する工程と、を含み、
前記接着剤が、前記OLEDデバイスの光出力表面と前記バックフィル層との間に光結合を提供する、方法。
[25]
光を出力する表面を有する有機発光ダイオード(OLED)デバイス上の光取り出しフィルムを提供する方法であって、
光取り出しフィルムであって、
実質的に透明な基板と、
前記実質的に透明な基板上の周期構造と、
前記周期構造の上を覆う表面層として適用された光散乱ナノ粒子と、
前記周期構造と前記ナノ粒子との上を覆って適用され実質的に平坦な表面を形成する平坦化バックフィル層と、を含み、
前記バックフィル層の屈折率が、前記周期構造の屈折率より高い、光取り出しフィルムを提供する工程と、
前記OLEDデバイスの前記光出力表面に接着剤を適用する工程と、
前記バックフィル層の前記実質的に平坦な表面が前記OLEDデバイスの前記光出力表面に接して位置する(located against)ように、前記光取り出しフィルムを前記OLEDデバイスに積層する工程と、を含み、
前記接着剤が、前記OLEDデバイスの光出力表面と前記バックフィル層との間に光結合を提供する、方法。
[26]
光を出力する表面を有する有機発光ダイオード(OLED)デバイス上の光取り出しフィルムを提供する方法であって、
光取り出しフィルムであって、
実質的に透明な基板と、
前記実質的に透明な基板上の周期構造と、
前記周期構造の上を覆って適用され実質的に平坦な表面を形成する平坦化バックフィル層と、
前記バックフィル層全体にわたって分散した光散乱ナノ粒子と、を含み、
前記バックフィル層の屈折率が、前記周期構造の屈折率より高い、光取り出しフィルムを提供する工程と、
前記バックフィル層の前記実質的に平坦な表面に接着剤を適用する工程と、
前記バックフィル層の前記実質的に平坦な表面が前記OLEDデバイスの前記光出力表面に接して位置するように、前記光取り出しフィルムを前記OLEDデバイスに積層する工程と、を含み、
前記接着剤が、前記OLEDデバイスの光出力表面と前記バックフィル層との間に光結合を提供する、方法。
[27]
光を出力する表面を有する有機発光ダイオード(OLED)デバイス上の光取り出しフィルムを提供する方法であって、
光取り出しフィルムであって、
実質的に透明な基板と、
前記実質的に透明な基板上の周期構造と、
前記周期構造の上を覆って適用され実質的に平坦な表面を形成する平坦化バックフィル層と、
前記バックフィル層全体にわたって分散した光散乱ナノ粒子と、を含み、
前記バックフィル層の屈折率が、前記周期構造の屈折率より高い、光取り出しフィルムを提供する工程と、
前記OLEDデバイスの前記光出力表面に接着剤を適用する工程と、
前記バックフィル層の前記実質的に平坦な表面が、前記OLEDデバイスの前記光出力表面に接して位置する(located against)ように、前記光取り出しフィルムを前記OLEDデバイスに積層する工程と、を含み、
前記接着剤が、前記OLEDデバイスの光出力表面と前記バックフィル層との間に光結合を提供する、方法。

Claims (2)

  1. ナノ粒子と周期構造とを有する光取り出しフィルムであって、
    実質的に透明な基板と、
    前記実質的に透明な基板上の一次元周期構造と、
    ナノ粒子の単層として前記周期構造の上を覆う表面層として適用された光散乱ナノ粒子と、
    前記周期構造と前記ナノ粒子との上を覆って適用され実質的に平坦な表面を形成する平坦化バックフィル層と、を含み、
    前記光散乱ナノ粒子が前記周期構造内に配列されており、前記バックフィル層の屈折率が、前記周期構造の屈折率より高く、
    前記ナノ粒子の直径が周期構造のピッチの4分の1〜1倍に実質的に等しい、光取り出しフィルム。
  2. 前記光散乱ナノ粒子が前記周期構造によって配列される、請求項1に記載の光取り出しフィルム。
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