JP6168254B2 - 電圧検出回路、送電装置および電力伝送システム - Google Patents

電圧検出回路、送電装置および電力伝送システム Download PDF

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Description

本発明は、交流電圧を検出する電圧検出回路、それを備え、ワイヤレスで受電装置に電力伝送する送電装置、および、それを備えた電力伝送システムに関する。
特許文献1には、磁界結合を利用した電力伝送システムであって、送電側の結合用コイルに対して異物が載置されているか否かを検出する電力伝送システムが開示されている。特許文献1に記載の電力伝送システムでは、その送電装置において、結合用コイルにかかる電圧を検出し、検出電圧の変動に基づいて、異物の有無を検出する。
特開2006−60909号公報
特許文献1に記載の送電装置は差動回路であって、結合用コイルの電圧を検出するため、電力伝送ラインの片方とグランドとの間に分圧抵抗を設け、電圧を検出している。この場合、差動電圧が非対称となった場合、特許文献1に記載の電圧検出方法では、結合用コイルの両端にかかる実際の電圧との間に誤差が生じ、検出精度が低いといった問題がある。また、特許文献1に記載の電圧検出方法では、電力伝送ラインの片方のみの電位しか検出できず、結合用コイルの両端にかかる差動電圧を測定できないといった問題もある。
そこで、本発明の目的は、電力伝送ラインの電位に関わらず、高い検出感度で交流電圧を検出する電圧検出回路、送電装置および電力伝送システムを提供することにある。
本発明に係る電圧検出回路は、交流電圧を入力する入力端子対と、前記入力端子対に接続された1次側インダクタと、前記1次側インダクタと磁界結合する2次側インダクタと、前記2次側インダクタに並列接続され、前記2次側インダクタと共に2次側共振回路を構成する2次側キャパシタと、前記2次側共振回路からの出力電圧を検出する出力電圧検出部と、を備えることを特徴とする。
この構成では、1次側インダクタに交流電圧が印加されると、2次側インダクタに電圧が誘起し、その電圧を検出することで、1次側インダクタに印加された交流電圧を推定(算出)できる。2本の電力伝送ライン間の電位差(差動電圧)を検出する場合、2本の電力伝送ライン間に1次側インダクタを接続することで、1次側インダクタに印加される交流電圧(差動電圧)を推定できる。回路の基準電位(グランド)を基準にして2本の電力伝送ラインそれぞれの電位を検出したうえで、減算等の処理をする必要が無く、2本の電力伝送ライン間の電位差(差動電圧)を直接検出可能である。また、基準電位(グランド)との電位差を検出する場合、信号ラインと基準電位との間に1次側インダクタを接続することで、1次側インダクタに印加される交流電圧を推定できる。すなわち、本発明に係る電圧検出回路は、差動ラインであるか否か(電力伝送ラインの片側が接地されているか否か)にかかわらず、同じ構成で電圧検出が可能である。また、2次側共振回路の共振周波数を、検出する交流電圧の周波数に近づけることで、2次側共振回路からの出力電圧を高くでき、電圧の検出感度を高めることができる。
本発明において、前記2次側共振回路の共振周波数は、前記入力端子対から入力される交流電圧の周波数であることが好ましい。
この構成では、誤差要因になる高調波成分を低減でき、測定精度を高めることができる。
本発明に係る電圧検出回路は、前記1次側インダクタに並列接続された1次側キャパシタを備え、前記1次側インダクタおよび前記1次側キャパシタは、1次側共振回路を構成する、ことが好ましい。
この構成では、1次側キャパシタを設けることで、安定的に電圧を検出できる。
本発明に係る電圧検出回路において、前記1次側共振回路の共振周波数は、前記入力端子対に入力される交流電圧の周波数である、ことが好ましい。
この構成では、2次側インダクタに高い電圧を誘起させることができる。
本発明に係る電圧検出回路において、前記1次側共振回路の共振周波数は、前記2次側共振回路の共振周波数と同じである、ことが好ましい。
この構成では、複合共振を利用して、駆動周波数近傍の周波数特性を平坦化させることができる。
本発明では、前記入力端子対に入力される交流電圧の周波数は、前記1次側共振回路および前記2次側共振回路により定まる二つの共振周波数と同じ、またはその間の周波数である、ことが好ましい。
この構成では、広い周波数帯域で交流電圧を安定して電圧検出できる。
本発明は、前記二つの共振周波数が高調波周波数と異なるように、前記1次側インダクタと前記2次側インダクタとの間の結合度が設定されてもよい。
この構成では、高調波を減衰させて、高調波による誤差を低減でき、測定精度を高めることができる。
本発明に係る電圧検出回路は、前記入力端子対および前記1次側インダクタの間に直列接続されるインピーダンス素子を備えることが好ましい。
この構成では、直列インピーダンスに入力端子対間の電圧を分担させることによって、より高い電圧を測定できる。
本発明に係る電圧検出回路では、前記インピーダンス素子はキャパシタであることが好ましい。
この構成では、キャパシタを用いることで、入力端子対に接続される主線路と、電圧検出回路との直流的な絶縁性を保つことができる。1次側インダクタと2次側インダクタとの間に直流電圧が印加されないため、直流電圧によるストレスを低減でき、インダクタ間の絶縁信頼性を高めることができる。
本発明は、送電結合部を備え、受電装置が有する受電結合部と前記送電結合部とを電界または磁界の少なくとも一方により結合させて、前記受電装置へ電力を伝送する送電装置において、直流電圧を交流電圧に変換し、前記送電結合部へ出力するインバータ回路と、前記送電結合部を含み、前記インバータ回路と前記送電結合部との間に設けられた共振回路と、前記インバータ回路と前記送電結合部との間に設けられた、本発明の電圧検出回路と、前記電圧検出回路が検出した電圧に基づいて、前記送電結合部側の状態を検出する状態検出部と、を備えたことを特徴とする。
この構成では、例えば、受電装置の送電装置への搭載有無、搭載位置、負荷変動状態、異常状態有無などの状態検出、および、状態判定などを行うことができる。
本発明に係る送電装置は、前記電圧検出回路が検出した電圧に基づいて、前記インバータ回路から送電結合部を視たインピーダンスを検出するインピーダンス検出部を備え、前記状態検出部は、前記インピーダンス検出部が検出したインピーダンスに基づいて、前記送電結合部側の状態を検出することが好ましい。
この構成では、検出したインピーダンスの値(変動)に基づいて、例えば、受電装置の送電装置への搭載有無、搭載位置、負荷変動状態、異常状態有無などの状態検出、および、状態判定などを行うことができる。
本発明に係る送電装置において、前記電圧検出回路は差動ライン(平衡線路)間の電圧を検出する、ことが好ましい。
本発明に係る送電装置において、前記送電結合部は、前記受電結合部と磁界結合するコイルであることが好ましい。
本発明に係る電力伝送システムは、本発明に係る送電装置と、電界または磁界の少なくとも一方により前記送電結合部と結合する前記受電結合部、および、前記受電結合部に誘起される電圧を整流平滑し、負荷へ出力する整流平滑回路を有する受電装置とを備えたことを特徴とする。
この構成では、受電装置の送電装置への搭載有無、搭載位置、負荷変動状態、異常状態有無などの状態検出、および、状態判定などを行うことができる。
本発明によれば、差動ラインであるか否か(電力伝送ラインの片側が接地されているか否か)にかかわらず、同じ構成で電圧検出が可能である。また、2次側共振回路の共振周波数を、検出する交流電圧の周波数に近づけることで、電圧の検出感度を高めることができる。
図1は、実施形態1に係る電圧検出回路の回路図である。 図2は、2次側の出力電圧の周波数特性を示す図である。 図3は、共振を用いない場合における、2次側の出力電圧の周波数特性を示す図である。 図4は、電圧利得の周波数特性を示す図である。 図5は、結合係数を異ならせた場合の電圧利得の周波数特性を示す図である。 図6は、結合係数に対する電圧利得の関係を示す図である。 図7は、結合係数が0.682のときの電圧利得の周波数特性を示す図である。 図8(A)および図8(B)は整流回路の変形例を示す図である。 図9(A)および図9(B)は整流回路の変形例を示す図である。 図10は、実施形態2に係る電力伝送システムの回路図である。 図11は、制御回路が有する機能を示すブロック図である。 図12(A)および図12(B)は、別の位置に電圧検出回路を設けた例を示す図である。
(実施形態1)
図1は、実施形態1に係る電圧検出回路1の回路図である。
電圧検出回路1は、交流信号が流れる2本の電力伝送ライン2A,2Bの電位差(差動電圧)VACを検出する。電圧検出回路1は、接続部10A,10Bを備えている。接続部10Aは、電力伝送ライン2Aに接続される。接続部10Bは、電力伝送ライン2Bに接続される。電圧検出回路1には、接続部10A,10Bから電力伝送ライン2A,2Bに生じる交流電圧が入力される。電圧検出回路1は、入力された交流電圧を検出することで、電力伝送ライン2A,2Bの差動電圧VACを検出(推定)する。接続部10A,10Bは、本発明に係る「入力端子対」の一例である。なお、電圧検出回路1は、片側が接地されている場合であっても電力伝送ライン2A,2B間に生じる電位差の交流成分を同様に検出できる。
電圧検出回路1は、キャパシタC41,C42を備えている。キャパシタC41,C42は、接続部10A,10Bの間に直列接続されている。また、キャパシタC41,C42のキャパシタンスは同じであり、接続部10A,10Bから入力される交流電圧を分圧する。キャパシタC41,C42は、本発明に係る「インピーダンス素子」の一例である。
電圧検出回路1は、1次側共振回路11および2次側共振回路12を備えている。1次側共振回路11は、キャパシタC41,C42の間に設けられている。なお、1次側共振回路11と電力伝送ライン2A,2Bとの間にキャパシタC41,C42が設けられることで、1次側共振回路11と電力伝送ライン2A,2Bとの間が分離、絶縁され、共振回路11,12による電力伝送ライン2A,2Bへの影響が低減される。後に詳述するが、共振回路11,12は、電力伝送ライン2A,2Bに生じる交流電圧の周波数と一致するように定数設定されていて、結合共振(複合共振)する。接続部10A,10Bから入力され、キャパシタC41,C42により分圧された交流電圧が1次側共振回路11に入力された場合、磁界結合により、2次側共振回路12に交流電圧が誘起される。2次側共振回路12には、ダイオードD1およびキャパシタC3の整流平滑回路が接続されている。2次側共振回路12から出力される交流電圧は、整流平滑回路により整流平滑され、負荷R1へ印加される。
電圧検出回路1は、電圧検出部13を備えている。電圧検出部13は、負荷R1の両端電圧VDCを検出する。そして、両端電圧VDCから、電力伝送ライン2A,2B間の差動電圧VACの大きさを検出する。適宜、差動電圧VACと両端電圧VDCの相関を利用して、補正・換算を行い処理する。電圧検出部13は、本発明に係る「出力電圧検出部」の一例である。
以下に、1次側共振回路11および2次側共振回路12について、詳述する。
1次側共振回路11は、キャパシタC1およびインダクタL1を有している。キャパシタC1は、キャパシタC41,C42の間に設けられている。インダクタL1は、キャパシタC1に対し並列接続されている。キャパシタC1は、本発明に係る「1次側キャパシタ」の一例である。インダクタL1は、本発明に係る「1次側インダクタ」の一例である。
インダクタL1の接続ラインは、直流的に基準電位から浮いているため、図1では、インダクタL1を基準電位に接続している。なお、図1ではキャパシタC1の一端を基準電位に接続しているが、キャパシタC1を2分割して、その中点を基準電位に接続してもよい。1次側回路を対称にすることができ、平衡回路のバランスを保つことができる。また、インダクタL1は、分圧容量のリアクタンスに対して高い抵抗(例えば100kΩ)、インダクタL1の中点等を介して基準電位に接続されてもよい。これにより、インダクタL1を構成する導体が帯電することによる影響を回避できる。
2次側共振回路12は、インダクタL2およびキャパシタC2を有している。インダクタL2は、インダクタL1と磁界結合する。キャパシタC2は、インダクタL2に対し並列接続されている。キャパシタC2は、本発明に係る「2次側キャパシタ」の一例である。インダクタL2は、本発明に係る「2次側インダクタ」の一例である。
共振回路11,12の共振周波数は、電力伝送ライン2A,2Bに生じる交流電圧の周波数と一致するよう設定されている。ここで、「一致する」とは、完全一致に限らない。共振回路11,12の共振周波数と、交流電圧の周波数とが近い場合、電圧検出部13による電圧検出感度は増大する。この電圧検出感度は、共振回路11,12を用いない場合と比べて、約2倍となることが好ましい。詳しくは、共振回路11,12の共振周波数は、交流電圧の周波数に対して±25%の範囲内に含まれていることが好ましく、この場合、二つの周波数は「一致する」ものとみなす。
なお、キャパシタC41,C42のキャパシタンスは、共振回路11,12の共振特性に影響を及ぼさないよう、小さいことが好ましい。例えば、キャパシタC41,C42のキャパシタンスを共振回路11のキャパシタC1の1/5以下とする。また、共振回路11と共振回路12を分離、絶縁するために、共振回路11と共振回路12の間の寄生容量を低くすることが望ましい。
磁界結合する共振回路11,12を複合共振させて、1次側から入力された電圧を2次側で検出することで、高い電圧検出感度を得られつつ、広い周波数帯域で交流電圧を安定して検出できる。
図2は、2次側の出力電圧の周波数特性を示す図である。図3は、共振を用いない場合における、2次側の出力電圧の周波数特性を示す図である。図3は、図2の対比として示している。図2および図3の横軸は周波数、縦軸は、感度(1次側の電圧を100Vとした場合の2次側の電圧)である。また、1次側共振回路11および2次側共振回路12の共振周波数は、6.78MHz(以下、この周波数を基本波という)である。
図2および図3を比較すると、共振周波数6.78MHz近傍では、複合共振を利用した図2の方が、高い感度を得られることが判る。すなわち、複合共振を利用した方が、2次側の電圧(出力電圧)は高い。また、1次側共振回路11および2次側共振回路12を複合共振させた場合、図2に示すように、5.8MHzおよび7.8MHz近傍に2つの共振点が存在する。この2つの共振点の間(6.2MHzと7.4MHzとの間)では、感度は略一定である。このため、この周波数帯域を利用して、検出する交流電圧の周波数が変動する場合であっても、駆動周波数(6.78MHz)近傍の周波数特性を平坦化させることができ、安定して電圧を検出することができる。
なお、図2では、交流電圧の位相特性を破線で示している。位相特性も同様に、2つの共振点の間(6.2MHzと7.4MHzとの間)では略一定である。すなわち、本実施形態に係る回路構成を用いることで、位相検出精度も高くすることができる。
1次側共振回路11および2次側共振回路12を複合共振させる場合、複合共振周波数(二つの共振周波数)は、高調波周波数と異なるように設定する。詳しくは、複合共振周波数は、何れも2次高調波未満(13.56MHz)であって、誤差要因による高調波成分(2次高調波、3次高調波、、)を増幅させないことが条件である。それを以下に説明する。
図4は、電圧利得の周波数特性を示す図である。電圧利得は、1次側の入力電圧と2次側の出力電圧との比である。この例では、1次側インダクタと2次側インダクタとの間の結合度(結合係数)は約0.4である。この場合、2次高調波(13.56MHz)の電圧利得(約−40dB)は、基本波(6.78MHz)の電圧利得(約−20dB)よりも約20dB低い。すなわち、複合共振による周波数特性が高調波を減衰させるフィルタとして機能し、高調波による誤差を低減でき、測定精度を高めることができる。
この複合共振周波数は、1次側インダクタと2次側インダクタとの間の結合度によって設定できる。図5は、結合係数を異ならせた場合の電圧利得の周波数特性を示す図である。図5では、結合係数が、0.4、0.6、0.8の場合の周波数特性を示す。この図から、結合係数が大きいと、複合共振周波数の高周波側の共振周波数は高くなっていることが判る。また、それに伴い、高調波周波数(2次高調波2f0、3次高調波3f0)での電圧利得も高くなっていることが判る。
図6は、結合係数に対する電圧利得の関係を示す図である。図7は、結合係数が0.682のときの電圧利得の周波数特性を示す図である。これらの図から、結合係数が約0.682のとき、基本波(6.78MHz)での電圧利得と、2次高調波(13.56MHz)での電圧利得とはほぼ一致していることが読み取れる。
すなわち、基本波(6.78MHz)での電圧利得が、2次高調波(13.56MHz)での電圧利得よりも高くなるように、1次側インダクタと2次側インダクタとの間の結合係数は、0.682よりも小さく設定することが望ましい。
このように、電圧検出回路1は、共振を利用して2次側共振回路12の出力電圧を高くすることで、2次側の電圧の検出感度を高くすることができる。このため、検出感度を高くするために2次側共振回路12の後段に電圧増幅回路を設ける必要がない。また、検出感度が高いため、1次側共振回路11への入力電圧は低くてもよく、キャパシタC41,C42のインピーダンスを大きくすることができる。その結果、キャパシタC41,C42が接続されても、電力伝送ライン2A,2Bに生じる交流電圧、または、電力伝送ライン2A,2Bに流れる交流電流への影響を軽減できる。
さらに、共振を利用することで、電力伝送ライン2A,2Bに生じる交流電圧の波形に歪がある場合であっても、基本波成分のみを抽出できる。よって、電圧検出回路1による基本波成分の電圧検出精度を高くすることができる。
なお、本実施形態では、複合共振する1次側共振回路11および2次側共振回路12を備えているが、電圧検出回路1の構成は、これに限定されない。例えば、キャパシタC1を備えず、1次側共振回路11を構成していなくてもよい。この場合、キャパシタC41,C42の間にはインダクタL1のみが設けられた構成となる。この構成であっても、2次側共振回路12により、高い検出電圧感度を得ることができる。
また、図1に示した電圧検出回路1の回路図では、2次側共振回路12の後段に整流平滑回路を設け、電圧検出部13は直流電圧を検出している。電圧検出部13は、2次側共振回路12が出力する交流電圧を直接検出し、その検出結果から電力伝送ライン2A,2Bの差動電圧VACを測定してもよい。
さらに、電圧検出回路1は、キャパシタC41,C42を備えなくてもよい。この場合、電圧検出回路と電力伝送ライン2A,2Bとの間それぞれに分圧用のキャパシタを別途接続し、二つのキャパシタの間に電圧検出回路を設けるようにしてもよい。
本実施形態では、2つの電力伝送ライン2A,2Bの間に電圧検出回路1を設け、差動電圧を検出する場合について説明したたが、電力伝送ラインと基準電位(グランド)との間に電圧検出回路1を設け、基準電位からの電力伝送ラインの電位を検出するようにしてもよい。
なお、整流回路は、図1に示す構成に限定されない。以下、整流回路の変形例について説明する。
図8(A)、図8(B)、図9(A)および図9(B)は整流回路の変形例を示す図である。
図8(A)に示す整流回路は、キャパシタC31,C32、ダイオードD2および抵抗R2から構成されている。図8(B)に示す整流回路は、ダイオードD31,D34およびキャパシタC33から構成される整流回路と、ダイオードD32,D33およびキャパシタC34から構成される整流回路とを含む。この場合、負荷R31,R32それぞれの両端電圧により、2次側共振回路12が出力する交流電圧を半波ずつ、個別に電圧を検出することができる。
図9(A)に示す整流回路は、2倍の整流電圧を出力する半波倍電圧整流回路であり、キャパシタC35,C32およびダイオードD2,D4から構成されている。図9(B)に示す整流回路は、2倍の整流電圧を出力する両波倍電圧整流回路であり、キャパシタC33,C36,C37およびダイオードD5,D6から構成されている。
(実施形態2)
図10は、実施形態2に係る電力伝送システム100の回路図である。
電力伝送システム100は、実施形態1に係る電圧検出回路1を有する送電装置101と、受電装置201とを備えている。受電装置201は負荷回路211を備えている。この負荷回路211は充電回路および二次電池を含む。なお、二次電池は受電装置201に対し着脱式であってもよい。そして、受電装置201は、その二次電池を備えた、例えば携帯電子機器である。携帯電子機器としては携帯電話機、PDA(Personal Digital Assistant)、携帯音楽プレーヤ、ノート型PC、デジタルカメラなどが挙げられる。送電装置101は、載置された受電装置201の二次電池を充電するための充電台である。
送電装置101は、直流電圧を出力する直流電源Vinを備えている。直流電源Vinは、商用電源に接続されるACアダプタである。直流電源Vinには、インバータ回路111および送電側共振結合部113が順次接続されている。インバータ回路111は、直流電圧を交流電圧に変換する。なお、インバータ回路には、高調波成分、電力伝送周波数より高い高周波成分を除去するフィルタ回路が含まれる場合がある。送電側共振結合部113は、1次コイルN1およびキャパシタC51,C52を含む。1次コイルN1は、本発明に係る「送電結合部」の一例である。
送電装置101は制御回路112を備えている。制御回路112は、送電装置101から受電装置201へ電力伝送する際、インバータ回路111を最適なスイッチング周波数でスイッチング制御する。また、制御回路112は、送電側共振結合部113側の状態を検出する。制御回路112については、後述する。
受電装置201は、受電側共振結合部213を備えている。受電側共振結合部213は、2次コイルN2およびキャパシタC6を含む。2次コイルN2は、送電装置101の送電側共振結合部113の1次コイルN1と磁界結合する。この結合を介して、送電装置101から受電装置201へワイヤレスで電力が伝送される。2次コイルN2は、本発明に係る「受電結合部」の一例である。
受電側共振結合部213には受電側回路212が接続されている。受電側回路212は、2次コイルN2に誘起された電圧を整流および平滑し、安定化された所定電圧に変換して、負荷回路211へ供給する。受電側回路212は、本発明に係る「整流平滑回路」の一例である。
以下に、制御回路112について詳述する。図11は、制御回路112が有する機能を示すブロック図である。制御回路112は、スイッチング制御部112A、電流検出部112B、電圧検出部112C、インピーダンス検出部112Dおよび状態検出部112Eを備えている。
スイッチング制御部112Aは、所定のスイッチング周波数(例えば、ISM帯の6.78MHz、13.56MHzなどの高周波を利用する。)でインバータ回路111をスイッチング制御する。送電側共振結合部113および受電側共振結合部213それぞれの共振周波数がスイッチング周波数の近傍になるよう共振回路の定数が設定される。
電流検出部112Bは、インバータ回路111から出力される交流電流の大きさを検出する。図10に示すように、インバータ回路111および送電側共振結合部113間の電力伝送ラインには、カレントトランスCTおよび抵抗R4が設けられている。抵抗R4の両端には、整流・平滑回路(図示せず)が接続されている。電流検出部112Bには、抵抗R4の両端電圧の大きさに比例した直流電圧が入力される。これにより、電流検出部112Bは、インバータ回路111から出力される交流電流の大きさを検出する。
なお、カレントトランスCTに代えて、既知のインピーダンスを直列接続し、電流検出部112Bは、その両端電圧を検出し、その検出結果から交流電流の大きさを得る構成であってもよい。なお、ここでいう交流電流の大きさは振幅、実効値(rms)等の位相情報を含まない値の何れかである。
電圧検出部112Cは、インバータ回路111から出力される交流電圧の大きさを検出する。図10に示すように、インバータ回路111の出力側には、実施形態1で説明した電圧検出回路1が設けられている。電圧検出回路1は、負荷R1の両端電圧を検出し、負荷R1の両端電圧から差動電圧の大きさを検出する。電圧検出回路1が検出する差動電圧の大きさは、インバータ回路111から出力された交流電圧の大きさである。電圧検出部112Cには、電圧検出回路1が検出した、差動電圧の大きさ、すなわち、インバータ回路111から出力された交流電圧の大きさが入力される。これにより、電圧検出部112Cは、インバータ回路111から出力された交流電圧の大きさを検出する。
実施形態1で説明したように、電圧検出回路1により電圧検出感度を高くすることができるため、キャパシタC41,C42のインピーダンスを大きくできる。その結果、インバータ回路111および送電側共振結合部113間の信号ラインへの影響を軽減できるため、電力伝送効率は低減されない。また、送電側共振結合部113へ印加される電圧が差動ライン(平衡線路)間の電圧であっても、電圧検出のために基準電位(グランド)に接続する必要がない。さらに、電圧検出回路1は複合共振を利用しているため、広い周波数帯域で、インバータ回路111からの交流電圧の大きさを安定して検出できる。
インピーダンス検出部112Dは、電流検出部112Bが検出した交流電流の大きさと、電圧検出部112Cが検出した交流電圧の大きさとから、入力インピーダンスを検出する。入力インピーダンスは、インバータ回路111から送電側共振結合部113側を視たときのインピーダンスであり、送電側共振結合部113を含んでいる。
状態検出部112Eは、インピーダンス検出部112Dが検出した入力インピーダンスから、送電側共振結合部113側の状態検出を行う。状態検出の一例として、異常状態の検出方法について述べる。なお、異常状態の検出方法は一例であるため、これに限らない。
状態検出部112Eは、正常状態と見なせるインピーダンスの範囲を保持(記憶)している。状態検出部112Eは、算出した入力インピーダンスが、記憶している正常時での入力インピーダンスの範囲と比較して、送電側共振結合部113側が異常状態であるか否かを判定する。
状態検出部112Eが、送電装置101に異物が載置されているなど、送電側共振結合部113側が異常状態であると判定した場合、制御回路112は、例えば、伝送電力を低下させ、または、電力伝送動作を停止させる。また、ランプの点灯、警告音等によって異常を報知することもできる。
なお、異常状態検出以外の状態検出、例えば、受電装置201の送電装置101への搭載有無、搭載位置、負荷変動状態なども、同様に入力インピーダンスの値、または、その変動態様により検出できる。受電装置201の搭載位置がずれている場合には、送電側共振結合部113および受電側共振結合部213それぞれの共振周波数がずれるため、電力伝送効率が低下し、電流、電圧の振幅が上昇し、または、発熱する。その場合、安全のために送電電力を低下させることができる。
上述のように、送電装置101では、電圧検出回路1により、インバータ回路111からの交流電圧を感度よく検出でき、また、広い周波数帯域で安定して検出できる。このため、入力インピーダンスの検出精度も高く、送電側共振結合部113側の状態を精度よく検出できる。
なお、電流検出部112Bおよび電圧検出部112Cは、整流平滑回路を用いず、位相を含めた交流電流および交流電圧を検出してもよい。そして、高速演算処理により、インピーダンス検出部112Dは、位相を含めた入力インピーダンス(R+jX)を検出してもよい。この場合、状態検出部112Eは、算出した入力インピーダンスが、例えば、実部Rがしきい値を超えているか否か、または、虚部Xが正常時での入力インピーダンスと異なるか否かによって、送電側共振結合部113側の状態を検出してもよい。
なお、本実施形態では、電流検出部112Bおよび電圧検出部112Cを備えて、送電側共振結合部113側をみた入力インピーダンスを検出し、送電側共振結合部113側の状態を検出したが、電圧検出部112Cが検出する交流電圧のみで送電側共振結合部113側の状態を検出できる場合もある。例えば、インバータ回路111の出力が電流源である場合、または、インバータ回路111の出力インピーダンスの影響により出力電圧が一定とならない場合などでは、交流電圧のみで送電側共振結合部113側の状態を検出してもよい。
また、本実施形態では、電力伝送システム100は、送電装置101と受電装置201とを磁界結合させて電力伝送を行っているが、電界結合または電磁界結合(電界結合および磁界結合)させて電力伝送を行うようにしてもよい。
なお、本実施形態では、インバータ回路111の直後に電圧検出回路1を設けて、差動ライン(平衡線路)間の電圧を検出しているが、電圧検出回路1を設ける位置は、図10に示す位置に限定されず、測定対象は差動ライン間の電圧に限られない。
図12(A)および図12(B)は、別の位置に電圧検出回路1を設けた例を示す図である。
図12(A)は、キャパシタC51の両端に電圧検出回路1を設けた例である。この場合、キャパシタC51の両端電圧を検出して電流を検出することで、電圧検出回路1を大電流の測定に用いることができる。図12(B)は、1次コイルN1の両端に電圧検出回路1を設けた例である。この場合、最も高い電圧が印加される1次コイルN1の両端電圧を測定できる。
C1…キャパシタ
C2…キャパシタ
C3,C31,C32,C33,C34,C35,C36,C37…キャパシタ
C41,C42…キャパシタ
C51,C52…キャパシタ
C6…キャパシタ
CT…カレントトランス
D1,D2,D31,D32,D33,D34,D4,D5,D6…ダイオード
L1,L2…インダクタ
N1…1次コイル
N2…2次コイル
R1…負荷
R2…抵抗
R31,R32…負荷
R4…抵抗
VAC…差動電圧
VDC…両端電圧
Vin…直流電源
1…電圧検出回路
2A,2B…電力伝送ライン
10A,10B…接続部
11…1次側共振回路
12…2次側共振回路
13…電圧検出部
100…電力伝送システム
101…送電装置
111…インバータ回路
112…制御回路
112A…スイッチング制御部
112B…電流検出部
112C…電圧検出部
112D…インピーダンス検出部
112E…状態検出部
113…送電側共振結合部
201…受電装置
211…負荷回路
212…受電側回路
213…受電側共振結合部

Claims (13)

  1. 交流電圧を入力する入力端子対と、
    前記入力端子対に接続された1次側インダクタと、
    前記1次側インダクタと磁界結合する2次側インダクタと、
    前記2次側インダクタに並列接続され、前記2次側インダクタと共に2次側共振回路を構成する2次側キャパシタと、
    前記2次側共振回路からの出力電圧を検出する出力電圧検出部と、
    前記1次側インダクタに並列接続された1次側キャパシタと、を備え、
    前記1次側インダクタおよび前記1次側キャパシタは、1次側共振回路を構成する、
    電圧検出回路。
  2. 前記2次側共振回路の共振周波数は、前記入力端子対から入力される交流電圧の周波数である、
    請求項1に記載の電圧検出回路。
  3. 前記1次側共振回路の共振周波数は、前記入力端子対に入力される交流電圧の周波数である、
    請求項1または2に記載の電圧検出回路。
  4. 前記1次側共振回路の共振周波数は、前記2次側共振回路の共振周波数と同じである、
    請求項1から3のいずれかに記載の電圧検出回路。
  5. 前記入力端子対に入力される交流電圧の周波数は、前記1次側共振回路および前記2次側共振回路により定まる二つの共振周波数と同じ、またはその間の周波数である、
    請求項に記載の電圧検出回路。
  6. 前記二つの共振周波数が高調波周波数と異なるように、前記1次側インダクタと前記2次側インダクタとの間の結合度が設定される、
    請求項に記載の電圧検出回路。
  7. 前記入力端子対および前記1次側インダクタの間に直列接続されるインピーダンス素子、
    を備える請求項1からのいずれかに記載の電圧検出回路。
  8. 前記インピーダンス素子はキャパシタである、請求項に記載の電圧検出回路。
  9. 送電結合部を備え、受電装置が有する受電結合部と前記送電結合部とを電界または磁界の少なくとも一方により結合させて、前記受電装置へ電力を伝送する送電装置において、
    直流電圧を交流電圧に変換し、前記送電結合部へ出力するインバータ回路と、
    前記送電結合部を含み、前記インバータ回路と前記送電結合部との間に設けられた共振回路と、
    前記インバータ回路と前記送電結合部との間に設けられた、請求項1からのいずれかに記載の電圧検出回路と、
    前記電圧検出回路が検出した電圧に基づいて、前記送電結合部側の状態を検出する状態検出部と、
    を備えた、送電装置。
  10. 前記電圧検出回路が検出した電圧に基づいて、前記インバータ回路から前記送電結合部を視たインピーダンスを検出するインピーダンス検出部、
    を備え、
    前記状態検出部は、
    前記インピーダンス検出部が検出したインピーダンスに基づいて、前記送電結合部側の状態を検出する、
    請求項に記載の送電装置。
  11. 前記電圧検出回路は差動電圧を検出する、
    請求項10に記載の送電装置。
  12. 前記送電結合部は、前記受電結合部と磁界結合するコイルである、
    請求項から11のいずれかに記載の送電装置。
  13. 請求項から12のいずれかに記載の送電装置と、
    電界または磁界の少なくとも一方により前記送電結合部と結合する前記受電結合部、および、前記受電結合部に誘起される電圧を整流平滑し、負荷へ出力する整流平滑回路を有する受電装置と、
    を備えた電力伝送システム。
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