JP6167771B2 - 液体塗布装置 - Google Patents

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Description

本発明は、液体塗布装置に関する。
ガラス表面では、空気中の水素イオンとガラスのアルカリ成分であるナトリウムイオンのイオン交換が起こる。そして、ガラス表面に溶出したナトリウムイオンが空気中の水酸化物イオンや炭酸イオンと反応し、ガラス表面で水酸化ナトリウムや炭酸ナトリウムの微結晶を生成する。この、水酸化ナトリウムや炭酸ナトリウムの微結晶は、ガラス表面での白色層や白色固着物となり、「焼け」と呼ばれている。
従来、このような焼けを防止するために、薬液をガラス表面に塗布する処理が行われている。この場合、一般にスプレー法やロールコート法が用いられている(特許文献1参照)。
特開平5−213635号公報
しかし、スプレー法を用いる場合には、スプレーの周りを囲むフードやダクトで結露し、またフード等に付着したミストが成長して液滴となった薬液が、ガラス表面に落下して、ガラスを汚してしまうという問題がある。
また、ロールコート法の場合は、ロールがガラスに接触するため、ガラス表面にキリコなどがあった場合に、それがロールに押され、ガラスに傷をつけたり、ロールにくっついたりし、ガラスに傷を付けるという問題がある。
本発明の課題は、ガラスに汚れや傷をつけずに、液体をガラス表面に塗布する塗布装置を提供することである。
本発明は、以下のような解決手段により前記課題を解決する。なお、理解を容易にするために、本発明の実施形態に対応する符号を付して説明するが、これに限定されるものではない。
請求項1に記載の発明は、塗布対象物に液体が塗布される塗布位置に向けて、前記液体を噴霧するノズル(121)と、前記ノズル(121)の液体噴霧領域(4)の周辺部において下方または下側方に向かって開放した吸気口(145,192)を備える第1フード部(140,150)と、前記吸気口(145,192)の下方領域及び、上方に設けられた構造体に凝着して落下する前記液体を受ける液受け部(160,170)と、を備えること、を特徴とする液体塗布装置(100)である。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の液体塗布装置(100)であって、前記液受け部(160,170)は、前記液体噴霧領域(4)側の面に第1吸液性部材(162C,174)を有すること、を特徴とする液体塗布装置(100)である。
請求項3に記載の発明は、請求項1または2に記載の液体塗布装置(100)であって、前記液受け部(160,170)は、前記液受け部(160,170)に保持された前記液体を吸引して排出する第1吸液装置(162P,172)を有すること、を特徴とする液体塗布装置(100)である。
請求項4に記載の発明は、請求項1〜3のいずれか1項に記載の液体塗布装置(100)であって、前記液受け部(160,170)は、落下した液体が流れる液受け面(162A,171)と、前記液受け面(162,171)の液体噴霧領域(4)側の端部に設けられ、前記液受け面(162A,171)から上側に延びる壁部(162B,174)と、を有すること、を特徴とする液体塗布装置(100)である。
請求項5に記載の発明は、請求項4に記載の液体塗布装置(100)であって、前記第1フード部(140,150)よりも前記ノズル(121)側に配置され、前記ノズル(121)側の一端は前記ノズル(121)の側部に位置し、前記第1フード(140,150)側の他端は前記一端よりも下方に位置する板状体(131,132)と、前記板状体(131,132)の前記液体噴霧領域(4)側の面に配置された第2吸液性部材(133,134)と、を有する第2フード部(130)を備えること、を特徴とする液体塗布装置(100)である。
請求項6に記載の発明は、請求項5に記載の液体塗布装置(100)であって、前記第2フード部(130)は、前記第2吸液性部材(133,134)が吸液した前記液体を吸引して排出する第2吸液装置(135,136)を有すること、を特徴とする液体塗布装置(100)である。
請求項7に記載の発明は、請求項1から6のいずれか1項に記載の液体塗布装置(100)において、前記吸気口(192)と排気ダクト(191)とを接続するエルボ(190)を備え、前記液受け部(170)は、落下した前記液体が流れる液受け面(171)を有し、前記エルボ(190)の前記液受け面(171)側の下内側面は、前記液受け面(171)に沿って延びていること、を特徴とする液体塗布装置(100)である。
請求項8に記載の発明は、請求項5から7のいずれか1項に記載の液体塗布装置(100)において、前記液受け面(162,171)の上方において、前記第2フード部(130)の側部に上端を有し、前記液受け面(162A,171)の前記液体噴霧領域(4)側の端部よりも前記液受け面(162A,171)側に下端を有し、上部より落下する液滴を受けて、前記液受け面(162A,171)上に導いて落下させる仕切り板(143,151C)を備えること、を特徴とする液体塗布装置(100)である。
請求項9に記載の発明は、請求項3から8のいずれか1項に記載の液体塗布装置(100)において、第1吸液装置(162P,172)は、それぞれ前記液受け板(162A,171)の下側に凸設して取り付けられていること、を特徴とする液体塗布装置(100)である。
請求項10に記載の発明は、請求項2から9のいずれか1項に記載の液体塗布装置(100)において、前記第1フード部(140)と排気ダクト(184)とを接続する接続筒(180,182)を備え、前記接続筒(180,182)は、前記第1フード部(140)から延びる曲管部(181)と、前記曲管部(181)と前記排気ダクト(180)との間に接続された鉛直筒部(182)と、有すること、を特徴とする液体塗布装置(100)である。
なお、符号を付して説明した構成は、適宜改良してもよく、また、少なくとも一部を他の構成物に代替してもよい。
ガラスに汚れや傷をつけずに、液体をガラス表面に塗布する塗布装置を提供することができる。
本発明における液体塗布装置の一実施形態の概念構成を示す図である。 液体塗布装置の拡大断面図である。 スプレーヘッダ部分の拡大断面図である。 上流側排気フード部分の拡大断面図である。 下流側排気フード部分の拡大断面図である。 吸引装置の説明図である。
以下、図面等を参照して、本発明の一実施形態について説明する。図1は、本発明の一実施形態である液体塗布装置100の概念構成図であり、(a)は板ガラスGの搬送方向下流側から見た図,(b)は(a)のB−B断面に相当する平面図,(c)は(a)のC−C断面図である。図2は、液体塗布装置100の拡大断面図である。図3は、液体塗布装置100におけるスプレーヘッダ120部分の拡大断面図である。図4は、上流側排気フード部分の拡大断面図である。図5は、下流側排気フード部分の拡大断面図である。図6は、吸引装置300の説明図である。
液体塗布装置100は、フロート法等によって板状に成形された板ガラスG(図1(c))の表面に、その上面側から焼け防止のための薬液をスプレーして塗布する装置である。
以下、図1(c)において矢印で示す板ガラスGの搬送方向に対して、搬送されて来る側を上流方向(側)または前側、搬送されて行く側を下流方向(側)または後側、これと直交する方向を幅方向として説明する。
板ガラスGは、図1(c)に示すように、ローラコンベア2によって上流側から搬送され、液体塗布装置100の下方の塗布位置3を通過する際に、薬液が塗布される。
液体塗布装置100は、図2に示すように、フレーム110と、スプレーヘッダ120と、スプレーフード130と、上流側排気フード140と、下流側排気フード150と、上流側液受け部160と、下流側液受け部170と、を備えている。これらは、図1(a),(b)に示すように幅方向全域に亘って構成されている。
フレーム110は、上下流方向に所定間隔で対向して配置された一対のL形鋼111,112と、それらのL形鋼111,112によって保持された支持板113とを備える。
支持板113の上流側は、下向きに直角に屈曲して垂下部113Fとなっており、ここで後述する上流側排気フード140の内面板142に固定され、当該内面板142を延長するように垂下して上流側排気フード140の一部(仕切板143)を構成している。
同様に、支持板113の下流側の端部は、下向きに直角に屈曲して垂下部113Fとなっており、ここで後述するダミーフード151の内面板151Bに固定され、当該内面板151Bを延長するように垂下してダミーフード151の一部(仕切板151C)を構成している。
スプレーヘッダ120は、断面形状長方形のヘッダ筐体122の下面に突設されたスプレーノズル121を備えており、フレーム110の上面に取付金具114で固定されている。スプレーノズル121は、支持板113の下側に突出している。
スプレーヘッダ120は、図1(b)に示すように、複数のスプレーノズル121を所定間隔で直列に備えており、そのスプレーノズル121の配列方向を幅方向として設けられている。 本実施形態では、板ガラスGの幅方向における中央に6個のスプレーノズル121を備えるスプレーヘッダ120が2組配置され、さらにその両側にそれぞれ3個のスプレーノズル121を備えるスプレーヘッダ120が配置されている。これにより、幅方向に所定間隔で18個のスプレーノズル121が配置され、4m程度の幅の板ガラスGに対応し得るようになっている。
スプレーヘッダ120には、図1(a)に示すように、薬液供給管210、圧縮空気供給管220およびノズル洗浄用軟水供給管230が接続されている。圧縮空気供給管220は、パイロットエア供給管221と、噴霧エア供給管222とに分岐して、それぞれスプレーヘッダ120に接続されている。
そして、スプレーヘッダ120は、薬液供給管210によって供給される薬液を、噴霧エア供給管222によって供給される圧縮空気でスプレーノズル121から所定角度で下側に噴霧する。以後、スプレーノズル121から薬液が噴霧される領域を噴霧領域4という。
スプレーフード130は、図3に示すように、噴霧領域4を挟んで上流側と下流側とに対称に配置されたフード板131,132と、その下面にそれぞれ装着された吸液性部材133,134と、を備えている。
フード板131,132は、ステンレス鋼板等の板材によって、それぞれフレーム110における支持板113の下面に固定されたスプレーフード吸引パイプ135,136と一体に形成されている。
スプレーフード吸引パイプ135,136は、矩形断面のパイプである。
上流側のスプレーフード吸引パイプ135の上面にはボルトが固定されている。そのボルトがフレーム110を下側から上側に貫通し、その突出した上端にナットが螺合している。これにより、スプレーフード吸引パイプ135は、支持板113の下側の、後述する上流側排気フード140との隅部に固定されている。
同様に、下流側のスプレーフード吸引パイプ136の上面にはボルトが固定されている。そのボルトがフレーム110を下側から上側に貫通し、その突出した上端にナットが螺合している。これにより、スプレーフード吸引パイプ136は、支持板113の下側の、後述するダミーフード151との隅部に固定されている。
フード板131,132は、スプレーフード吸引パイプ135,136の下側のスプレーヘッダ120に近い側の角部から、スプレーノズル121に向かって所定角度で傾斜し、その先端は支持板113の下面のスプレーノズル121から所定間隔離れた位置に接している。
上記のような構成により、スプレーフード130は、スプレーノズル121を挟んで前後対称に配置されたフード板131,132によって、スプレーノズル121から所定角度で塗布位置に向かって広がる形状に形成されている。
スプレーフード130の下面(噴霧領域4側)には、吸液性部材133,134が設けられている。
吸液性部材133,134は、微細な連続気泡を有して毛細管現象等によって液体を吸蔵することのできる素材、たとえば、熱硬化性樹脂を原料としたスポンジ等によって、所定厚さの板状に形成されている。
吸液性部材133は、上流側のフード板131とスプレーフード吸引パイプ135の下面とを覆うように、接着等によって装着されている。同様に、吸液性部材134は、下流側のフード板132とスプレーフード吸引パイプ136の下面とを覆うように、接着剤等によって装着されている。
ここで、スプレーフード吸引パイプ135,136は、その下面に所定径の吸引孔135H,136Hが、長手方向に所定間隔で複数開口形成されており、この吸引孔135H,136Hが吸液性部材133,134の表面とスプレーフード吸引パイプ135,136の内部とを連通させている。
また、スプレーフード吸引パイプ135,136は、図6に示すように、それぞれその端部に装着された吸引装置300によって内部が吸引されるようになっている。吸引装置300は、たとえば、圧縮空気が供給されると、スプレーフード吸引パイプ135,136の内部の空気を吸引するエジェクタである。
上記構成のスプレーフード130では、吸引装置300によってスプレーフード吸引パイプ135,136の内部を吸引することで、その吸引力は吸引孔135H,136Hを介して吸液性部材133,134に及ぶ。これにより、吸液性部材133,134が含む液体を吸引することができるようになっている。
吸引装置300の駆動によって吸引された液体は、ブレードホース301を介して図示しない回収タンクに回収されるようになっている。
図4に示すように、上流側排気フード140は、ステンレス鋼板等の板材によって、断面形状が所定長さの縦長の矩形で下面側は吸気口145が開放する形状に形成されている。上流側排気フード140は、その下流側の面でフレーム110の前面に装着されている。
上流側排気フード140の上流側の面を形成する外面板141は所定高さの位置から所定角度で下流側に向けて折り曲げられている。
上流側排気フード140の下流側の面を形成する内面板142には、フレーム110における支持板113の垂下部113Fが接合されて、内面板142を延長するように垂下している。
垂下部113Fは、外面板141の屈曲部より所定量高い位置から上流側に向けて折り曲げられて、仕切板143を形成している。
仕切板143の下縁は、外面板141の下縁より所定量低く設定されており、これにより、上流側排気フード140の下部は、前後非対称の先すぼまりの形状で下側やや下流側に向かって開口している。
上流側排気フード140の上面には、上流側排気ダクト180が接続されている。この上流側排気ダクト180は、図1(b)に示すように、上流側排気フード140の長手方向(幅方向)に所定間隔で複数配置されている。
上流側排気ダクト180は、上流側排気フード140の上面への接続部から所定の半径の曲管部181で上流側に90°屈曲し、水平な状態で鉛直部182に接続している。鉛直部182は、所定長さの有底の円筒状で、曲管部181はその底部より所定高い位置に接続されている。鉛直部182における曲管部181の接続部位より下側(底側)は液溜となっており、底部には溜まった薬液を排出するためのドレンプラグ183が設けられている。
上流側排気ダクト180の上端にはフレキシブルダクト184が接続され、このフレキシブルダクト184は、図1(c)に示すように、排気チャンバ200に接続されている。排気チャンバ200には、統合排気ダクト201が接続されている。
上記のように構成された上流側排気フード140は、図示しない排気装置の駆動によって、統合排気ダクト201、排気チャンバ200、フレキシブルダクト184、上流側排気ダクト180を介して、下部開口部から近傍の雰囲気を吸引する。
図5に示すように、下流側排気フード150は、スプレーノズル121を挟んで前述した上流側排気フード140と全く対称に形成されたダミーフード151に、ブラケット152を介して支持されている。
ブラケット152は、ダミーフード151の上部に係合する係合部から下流側において垂下するアーム部152Aの先端で、下流側排気フード150を支持している。
下流側排気フード150は、上面板150Uと下面板150Lとが背面板150Bで連続した、上流側に吸気口192が開口するコ字状の断面形状に形成されている。
下流側排気フード150は、背面板150Bでブラケット152のアーム部152Aの下端部152Bに装着されている。下端部152Bは下流側に向けて所定角度で傾斜しており、下流側排気フード150は上流側開口部が下向きとなる所定角度で傾斜して設けられている。
下流側排気フード150の上面板150Uの先端は、ダミーフード151の下流側を形成する外面板151Aの先端と、略一致している。
下面板150Lの先端は、上面板150Uの先端より所定量前方(上流側)に突出しており、この突出部分はダミーフード151の真下に位置し、ここが下流側液受け部170となっている。この下流側液受け部170については、後に詳述する。
下流側排気フード150の背面には、直角に屈曲するエルボ管190が他端を上向きとして接続されており、その他端にフレキシブルダクト191が接続されている。フレキシブルダクト191の他端は、図1(c)に示すように、排気チャンバ200に接続されている。
上記のように構成された下流側排気フード150は、前述した上流側排気フード140と同様に、図示しない排気装置の駆動によって、統合排気ダクト201、排気チャンバ200、フレキシブルダクト91、エルボ管190を介して、上流側開口部から近傍の雰囲気を吸引する。
なお、排気フードの形状としては、液滴の飛散という面からすると、下流側排気フード150のほうが好ましい。これは、ダクト上方から落下した液滴は、下流側においては、まず、エルボ190の側面に衝突し、衝突により飛散した液滴はエルボ190の外部まで飛散しにくいからである。
しかし、上流側排気フード140の場合は、横方向にスペースをとらないという利点がある。
図4に示すように、上流側液受け部160は、上流側排気フード140に、ブラケット金具160Bを介して支持されている。
ブラケット金具160Bは、上流側排気フード140の上部に係合する係合部から上流側において垂下し、その先端で上流側液受け部160を支持している。
上流側液受け部160は、ブラケット金具160Bの垂下部に固定される鉛直に取り付けられている。
上流側液受け部160は、垂下部に固定された鉛直部161と、その鉛直部161の下側より連続して水平より所定角度下向きに屈曲された、前後方向に所定長さを有する上流側液受け板162Aと、上流側吸引パイプ162Pと、上流側堰き止め板162Bと、吸液性部材162Cと、を備える。
上流側液受け板162Aの先端は、上流側排気フード140における内面板142の先端より連続する仕切板143よりも下流側(スプレーヘッダ120寄り)に設定されている。また、上流側液受け板162Aの下面には、L形鋼による固定金具162Dが固定されている。
上流側吸引パイプ162Pは、矩形断面のパイプである。上流側吸引パイプ162Pは、その上流側の面の所定位置に固定されたナット板に固定金具162Dを貫通して螺合したボルトによって固定金具162Dに固定され、上流側液受け板162Aの下面に、その先端縁に沿って配置されている。
上流側吸引パイプ162Pの上面は、上流側液受け板162Aの裏面に密着し、下流側の面(スプレーノズル121側の面)は、上流側液受け板162Aの端縁より所定量突出している。
上流側吸引パイプ162Pの下流側の面および下面には、それぞれ所定径の吸引孔162Hが開口形成されている。吸引孔162Hは、上流側吸引パイプ162Pの長手方向に沿って所定間隔で複数配置されている。
また、上流側吸引パイプ162Pは、図6に示すように、その端部に装着された吸引装置300によって内部が吸引されるようになっている。
上流側堰き止め板162Bは、薄板状であって、上流側吸引パイプ162Pの下流側の面に固定され、上縁は上流側液受け板162Aの上面より所定量高く設定されている。
吸液性部材162Cは、微細な連続気泡を有して毛細管現象等によって液体を吸蔵することのできる素材、たとえば、熱硬化性樹脂を原料としたスポンジ等によって、所定厚さの板状に形成されている。吸液性部材162Cは、上流側吸引パイプ162Pの下面と、上流側堰き止め板162Bのスプレーノズル121側の面の全面に、接着等によって装着されている。
上流側吸引パイプ162Pの下流側の面および下面の吸引孔162Hは、吸液性部材162Cの表面と上流側吸引パイプ162Pの内部とを連通させている。
これにより、吸引装置300によって上流側吸引パイプ162Pの内部を吸引することで、その吸引力は吸引孔162Hを介して吸液性部材162Cに及び、吸液性部材162Cが含む液体を吸引するようになっている。
前述したように、吸引装置300の吸引によって吸引された液体は、ブレードホース301を介して図示しない回収タンクに回収される。
なお、上流側吸引パイプ162P及び下流側吸引パイプ172は、それぞれ上流側液受け板162A及び下流側液受け板171の下側に凸設して取り付けられている。このため、吸引パイプ162P,172よりも外側にはミストが回りにくくなっている。
図5に示すように、下流側液受け部170は、下流側排気フード150における下面板150Lの上面板150Uより突出する先端部分である下流側液受け板171と、下流側吸引パイプ172と、下流側堰き止め板173と、吸液性部材174と、を備える。なお、この下流側液受け部170は、スプレーノズル121を挟んで上流側の液受け部162と対称に構成されている。
下流側液受け板171の先端(下面板150Lの先端)は、ダミーフード151における内面板151Bから延びる仕切板151Cの先端より、上流側(スプレーヘッダ120寄り)に設定されている。
また、下流側液受け板171の下面には、L形鋼による固定金具175が固定されている。
下流側吸引パイプ172は、矩形断面のパイプであって、その下流側の面の所定位置に固定されたナット板に固定金具175を貫通して螺合したボルトによって固定金具175に固定され、下流側液受け板171の下面に、その先端縁に沿って配置されている。
下流側吸引パイプ172の上面は、下流側液受け板171の裏面に密着し、上流側の面(スプレーノズル121側の面)は、液受け板171の端縁より所定量突出している。
下流側吸引パイプ172の上流側の面および下面には、それぞれ所定径の吸引孔172Hが開口形成されている。吸引孔172Hは、下流側吸引パイプ172の長手方向に沿って所定間隔で複数配置されている。
また、下流側吸引パイプ172は、図6に示すように、その端部に装着された吸引装置300によって内部が吸引されるようになっている。
下流側堰き止め板173は、薄板状であって、下流側吸引パイプ172の下流側の面に固定され、上縁は下流側液受け板171の上面より所定量高く設定されている。
吸液性部材174は、微細な連続気泡を有して毛細管現象等によって液体を吸蔵することのできる素材、たとえば、熱硬化性樹脂を原料としたスポンジ等によって、所定厚さの板状に形成されている。吸液性部材174は、下流側吸引パイプ172の下面と、下流側堰き止め板173のスプレーノズル121側の面の全面に、接着等によって装着されている。
下流側吸引パイプ172の上流側の面および下面の吸引孔172Hは、吸液性部材174の表面と下流側吸引パイプ172の内部とを連通させている。
これにより、吸引装置300によって下流側吸引パイプ172の内部を吸引することで、その吸引力は吸引孔172Hを介して吸液性部材174に及び、吸液性部材174が含む液体を吸引するようになっている。
前述したように、吸引装置300の吸引によって吸引された液体は、ブレードホース301を介して図示しない回収タンクに回収される。
そして、上記のように構成された液体塗布装置100は、ローラコンベア2によって搬送される板ガラスGが塗布位置3に来たときに、その表面に、スプレーヘッダ120のスプレーノズル121から薬剤の水溶液である薬液を所定角度でスプレーして塗布する。
この塗布時において、排気装置を駆動して、上流側排気フード140および下流側排気フード150から、スプレーノズル121の近傍領域におけるスプレーによる薬液のミストや気化した薬剤を吸入して排気する。
ここで、上流側液受け部160は、薬液のミスト等が上流側排気フード140の内面,その上側の上流側排気ダクト180の内面および上流側排気フード140の下部外面、に凝着して落下する液滴を受け止め、ガラス板の表面に落下することを防ぐ。
すなわち、上流側排気フード140が吸入した薬液のミスト等が、上流側排気フード140およびその上側の上流側排気ダクト180の内面に凝着し、液滴となって下部開口部から落下することがある。
上流側液受け部160における上流側液受け板162Aは、その先端が上流側排気フード140の下部開口部(仕切板143の下端縁)より下流側に位置するため、その下部開口部から滴下する液滴を全て受け止めることができる。
上流側液受け板162Aの先端には上流側堰き止め板162Bが設けられており、上流側液受け板162Aの上面に溜まった薬液が先端からガラス板上にこぼれ落ちることは無い。
同様に、下流側液受け部170は、薬液のミスト等が下流側排気フード150の内面,エルボ管190の内面およびダミーフード151の下部内外面、に凝着して滴下する液滴を受け止め、ガラス板の表面に落下することを防ぐ。
下流側排気フード150は、水平に近い姿勢で設けられているため、凝着した薬液は内面に沿って流下して、下流側液受け部170における下流側液受け板171の上面に、下流側堰き止め板173によって堰き止められてガラス板上にこぼれ落ちること無く溜まる。
また、下流側液受け部170における下流側液受け板171は、その先端がダミーフード151の下部開口部(仕切板151Cの下端縁)より下流側に位置するため、その下部開口部から滴下する液滴を受け止めることができる。
また、スプレーノズル121との間に障壁が無く、且つ、下側に向いた面には、スプレーノズル121からスプレーされた薬液のミストが直接、または回り込んでかかり、ミストがその表面に凝着する。
すなわち、スプレーフード130の下面、上流側液受け部160における上流側吸引パイプ162Pの下面、上流側堰き止め板162Bの前面(下流側に向かう面)、下流側液受け部170における下流側吸引パイプ172の下面、および、下流側堰き止め板173の前面(上流側に向かう面)には、ミストが凝着する。
これらの面には、吸液性部材133,134,162C,174が装着されており、その表面に凝着したミストは、これら吸液性部材133,134,162C,174に、毛細管現象によって吸収されて保持される。その保持された薬液は、スプレーフード吸引パイプ135,136、上流側吸引パイプ162P、下流側吸引パイプ172によって吸引回収される。
これにより、これらの表面に凝着した薬剤の液滴が、ガラス板の表面に落下することを防ぐことができる。
以上、本実施形態によると、以下の効果を有する。
(1)本実施形態は、上流側排気フード140の下側に、上流側液受け部160を備えている。上流側液受け部160は、薬液のミスト等が、上流側排気フード140の内面,その上側の上流側排気ダクト180の内面および上流側排気フード140の下部外面、に凝着して落下する液滴を受け止め、ガラス板の表面に落下することを防ぐ。これにより、液滴がガラス板の表面に落下してシミを作ることによる塗布不良の発生を減らすことができる。
(2)下流側排気フード150の先端部に、下流側液受け部170を備えている。下流側液受け部170は、薬液のミスト等が、下流側排気フード150の内面,エルボ管190の内面およびダミーフード151の下部内外面、に凝着して滴下する液滴を受け止め、ガラス板の表面に落下することを防ぐ。また、下流側液受け部170における下流側液受け板171は、ダミーフード151の下部開口部の下側に位置するため、その下部開口部から滴下する液滴を受け止め、ガラス板の表面に落下することを防ぐ。
(3)下流側排気フード150は、その背面に排気を吸引するエルボ管190が接続されている。このため、排気系の下流側からの液滴の落下距離が短く、さらに、下流側液受け部170まで距離も有り、液滴のガラス板の表面への落下を防止できる。
(4)スプレーフード130の下面、上流側液受け部160における上流側吸引パイプ162Pの下面、上流側堰き止め板162Bの前面(下流側に向かう面)、下流側液受け部170における下流側吸引パイプ172の下面、および、下流側堰き止め板173の前面(上流側に向かう面)には、吸液性部材133,134,162C,174が装着されている。
その表面に凝着したミストは、これら吸液性部材133,134,162C,174に、毛細管現象によって吸収されて保持される。
吸液性部材133,134,162C,174に保持された薬液は、スプレーフード吸引パイプ135,136、上流側吸引パイプ162P、下流側吸引パイプ172によって吸引回収される。
これにより、これらの表面に凝着した薬剤の液滴が、ガラス板の表面に落下することを防ぐことができる。
(5)上記(1)〜(3)により、薬剤の液滴が、ガラス板の表面に落下することを防ぐことができるため、上流側排気フード140および下流側排気フード150からの排気吸引力を強くして液滴の落下を防ぐ必要が無くなる。これにより、薬液の噴霧量を少なくしても十分な量の薬液をガラス板の表面への塗布でき、合理的な塗布作業が可能となる。
(6)上流側液受け部160の先端部には、所定高さの上流側堰き止め板162Bが設けられている。この上流側堰き止め板162Bは、上流側液受け板162Aの上面に落下した液滴が跳ねて、その飛沫がガラス板の表面に落下することを抑制する。
また、下流側液受け部170における下流側液受け板171の先端部には、所定高さの下流側堰き止め板173が設けられている。この下流側堰き止め板173は、下流側液受け板171の上面に落下した液滴が跳ねて、その飛沫がガラス板の表面に落下することを防ぐ。
(7)上流側排気フード140は、その下流側の面を形成する内面板142の下端部に、上流側に向けて折曲された仕切板143を備えている。これにより、仕切板143を伝って流下する液滴の落下位置を、上流側液受け部160の上流側液受け板162Aの先端部より奥まった位置(上流側)に設定できる。
その結果、上流側液受け板162Aの上面で跳ねた液滴の飛沫が、上流側堰き止め板162Bを超えてガラス板の表面に落下することを抑制できる。
(8)上流側排気フード140の上面に接続される上流側排気ダクト180は、上流側排気フード140への接続部から曲管部181で上流側に90°屈曲し、水平な状態で鉛直部182に接続している。
このため、鉛直部182および鉛直部182に繋がる下流側の排気系からの液滴が上流側排気ダクト180内に落下することがない。
(9)上流側吸引パイプ162Pは、上流側液受け部160の上流側液受け板162Aの下面側先端部に設けられている。
これにより、この上流側吸引パイプ162Pが、薬液ミストが上流側に回り込むことを防ぎ、上流側液受け板162Aの下面への薬液の凝着を抑制することができる。
同様に、下流側液受け部170における下流側吸引パイプ172は、下流側液受け板171の下面先端部に設けられている。
これにより、この下流側吸引パイプ172が、薬液ミストが下流側に回り込むことを防ぎ、下流側液受け板171の下面への薬液の凝着を抑制することができる。
(変形形態)
以上、説明した実施形態に限定されることなく、以下に示すような種々の変形や変更が可能であり、それらも本発明の範囲内である。
(1)上記実施形態では、スプレーノズル121を挟んで、ガラス板の搬送方向上流側と下流側とで(上流側排気フード140と下流側排気フード150とで)排気フードの構成が異なる。しかし、両者を同じ構成としても良い。その場合、液受けの構成も対応したものとする。
(2)上記実施形態では、スプレーフード130、上流側液受け部160、下流側液受け部170に設けられた吸液性部材133,134,162C,174は、スポンジであり、剛性基板に接着によって固定されている。
しかし、吸液性部材は、スポンジに限らず、たとえば、超高分子量ポリエチレンによる多孔質プラスチック成形板等、毛細管現象によって液体を吸蔵し得ると共にそれ自体が所定の剛性を有する素材を用い、構造体を兼ねる構成としても良い。
(3)吸液性部材の配置箇所は、上記実施形態に限らず、適宜変更可能である。たとえば、図4中に二点鎖線で示すように、上流側液受け部160の上流側液受け板162Aの上面に設けても良い。
これにより、図4中矢印で示すように、上流側排気フード140の上側から長い距離を落下して来る液滴が、上流側液受け板162Aの上面で跳ね、その飛沫が上流側堰き止め板162Bを飛び越えて落下することを抑制できる。
これは、下流側液受け部170における下流側液受け板171の上面においても同様であるが、下流側排気フード150は、背面側から排気する構成であって、液滴の落下距離が比較的短いため、上流側液受け部160より効果は小さい。
なお、実施形態及び変形形態は、適宜組み合わせて用いることもできるが、詳細な説明は省略する。また、本発明は以上説明した実施形態によって限定されることはない。
G:板ガラス、1:液体塗布装置、3:塗布位置、4:噴霧領域、110:フレーム、113:支持板、121:スプレーノズル、130:スプレーフード、133:吸液性部材、134:吸液性部材、135:スプレーフード吸引パイプ、135H:吸引孔、136:スプレーフード吸引パイプ、136H:吸引孔、140:上流側排気フード、150:下流側排気フード、151:ダミーフード、152:ブラケット、160:上流側液受け部、162:上流側液受け板、162A:上流側液受け板、162C:吸液性部材、162H:吸引孔、162P:上流側吸引パイプ、170:下流側液受け部、171:下流側液受け板、172:下流側吸引パイプ、172H:吸引孔、174:吸液性部材、180:上流側排気ダクト

Claims (8)

  1. 塗布対象物に液体が塗布される塗布位置に向けて、前記液体を噴霧するノズルと、
    前記ノズルの液体噴霧領域の周辺部4において下方または下側方に向かって開放した吸気口を備える第1フード部と、
    前記吸気口の下方領域及び、上方に設けられた構造体に凝着して落下する前記液体を受け、落下した前記液体が流れる液受け面を有する液受け部と、
    前記第1フード部よりも前記ノズル側に配置され、前記ノズル側の一端は前記ノズルの側部に位置し、前記第1フード側の他端は前記一端よりも下方に位置する板状体、及び前記板状体の前記液体噴霧領域側の面に配置された第2吸液性部材を有する第2フード部と、
    前記液受け面の上方おいて、前記第2フード部の側部に上端を有し、前記液受け面の前記液体噴霧領域側の端部よりも前記液受け面側に下端を有し、上部より落下する液滴を受けて、前記液受け面上に導いて落下させる仕切り板と、を備えること、を特徴とする液体塗布装置。
  2. 請求項1に記載の液体塗布装置であって、
    前記液受け部は、前記液体噴霧領域側の面に第1吸液性部材を有すること、
    を特徴とする液体塗布装置。
  3. 請求項1または2に記載の液体塗布装置であって、
    前記液受け部は、前記液受け部に保持された前記液体を吸引して排出する第1吸液装置を有すること、
    を特徴とする液体塗布装置。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項に記載の液体塗布装置であって、
    前記液受け部は、
    記液受け面の液体噴霧領域側の端部に設けられ、前記液受け面から上側に延びる壁部を有すること、
    を特徴とする液体塗布装置。
  5. 請求項に記載の液体塗布装置であって、
    前記第2フード部は、前記第2吸液性部材が吸液した前記液体を吸引して排出する第2吸液装置を有すること、
    を特徴とする液体塗布装置。
  6. 請求項1からのいずれか1項に記載の液体塗布装置において、
    前記吸気口と排気ダクトとを接続するエルボを備え、
    前記エルボの前記液受け面側の下内側面は、前記液受け面に沿って延びていること、
    を特徴とする液体塗布装置。
  7. 請求項3からのいずれか1項に記載の液体塗布装置において、
    第1吸液装置は、それぞれ前記液受け板の下側に凸設して取り付けられていること、
    を特徴とする液体塗布装置。
  8. 請求項からのいずれか1項に記載の液体塗布装置において、
    前記第1フード部と排気ダクトとを接続する接続筒を備え、
    前記接続筒は、前記第1フード部から延びる曲管部と、
    前記曲管部と前記排気ダクトとの間に接続された鉛直筒部と、を有すること、
    を特徴とする液体塗布装置。
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