JP6167008B2 - 導波管との接続構造 - Google Patents
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Description
前記誘電体基板は、前記ポスト壁導波路の伝搬方向においては前記導波管の中空部に対向する前記ポスト壁導波路の端部と前記モード変換器との間であって、前記ポスト壁導波路における前記一対の接地導体層と前記一対のポスト壁で囲まれる内部に、ポストを有してもよい。
前記誘電体基板の上には、前記伝送線路に接続された半導体素子が実装されていてもよい。
前記ポスト壁導波路の周囲には、少なくとも前記ポスト壁導波路の底面と両側面を覆う金属製の治具が設けられ、前記金属製の治具と前記導波管が連結されていることが好ましい。
前記伝送線路と前記誘電体基板との間に、前記一対の接地導体層に対して前記伝送線路を電気的に絶縁する誘電体層が設けられていてもよい。
前記一対の接地導体層のうち一方の接地導体層は、前記誘電体基板において前記伝送線路と同一の面に形成され、他方の接地導体層は、前記誘電体基板において前記伝送線路と反対の面に形成され、前記モード変換器は、前記伝送線路と前記一方の接地導体層とが連続した導体パターンとして形成されることにより構成されていてもよい。
図1は、伝送線路と導波管との接続構造の一例を示す概念的な斜視図である。図2はE面における断面図、図3は伝搬方向に垂直な面における断面図、図4はH面における断面図である。図1に示すように、導波管30は、誘電体基板24の片面に形成された伝送線路11に対し、それぞれの伝搬方向と平行な軸方向(X軸方向)に沿って対向している。伝送線路11は、平面回路により、例えばマイクロストリップ線路、コプレーナ線路、ストリップ線路等から構成されている。導波管30のE面は狭壁31,31に平行であり、H面は広壁32,33に平行である。
高周波信号としては、ミリ波が挙げられるが、導波管構造による伝搬が可能であれば、テラヘルツ波(サブミリ波)等の更に高い周波数を有する信号でもよい。
ポスト壁導波路の全部が導波管の外にあっても、一部が導波管の中にあってもよい。ポスト壁導波路の外面と導波管の内面との間に、金属などの導体からなる治具や閉鎖導体を介在させることもできる。
導波管としてWR−15(内側寸法が広壁側で3.76mm、狭壁側で1.88mmの方形導波管)を想定し、ポスト壁導波路の誘電体基板として厚さ0.85mm、幅3.76mmの石英を想定し、ポスト壁導波路の幅を2.0mmと想定して、ポスト壁導波路と導波管の間のモード変換に関し、電磁界シミュレーションを行った。ポスト壁導波路と導波管の隙間(約0.85mmと1.88mmとの差で、Z軸方向に約1mm)は、金属の部材で閉鎖した。
Claims (8)
- 平面回路からなる伝送線路と導波管との接続構造であって、
平面回路からなる伝送線路が設けられた誘電体基板にポスト壁導波路が形成され、
前記ポスト壁導波路は、前記誘電体基板の対向する両面に形成された一対の接地導体層と、前記一対の接地導体層を接続するように前記誘電体基板を貫通するポストからなる一対のポスト壁とから構成され、
前記伝送線路と前記ポスト壁導波路との間は、前記誘電体基板に形成されたモード変換器により接続され、
導波管の中空部が前記ポスト壁導波路の端部に対向して、前記ポスト壁導波路と前記導波管とが伝搬方向を互いに平行にして連結され、
前記ポスト壁導波路と前記導波管との隙間が導体により閉鎖されていることを特徴とする、導波管との接続構造。 - 前記一対のポスト壁の間隔は、前記導波管の狭壁の間隔よりも狭く、前記誘電体基板の内部又は前記ポスト壁と平行な外面には、前記一対のポスト壁の間隔と前記導波管の狭壁の間隔との間を埋める導体が設けられていることを特徴とする、請求項1に記載の導波管との接続構造。
- 前記誘電体基板は、前記ポスト壁導波路の伝搬方向においては前記導波管の中空部に対向する前記ポスト壁導波路の端部と前記モード変換器との間であって、前記ポスト壁導波路における前記一対の接地導体層と前記一対のポスト壁で囲まれる内部に、ポストを有することを特徴とする、請求項1又は2に記載の導波管との接続構造。
- 前記誘電体基板の上には、前記伝送線路に接続された半導体素子が実装されていることを特徴とする、請求項1〜3のいずれか1項に記載の導波管との接続構造。
- 前記ポスト壁導波路の周囲には、少なくとも前記ポスト壁導波路の底面と両側面を覆う金属製の治具が設けられ、前記金属製の治具と前記導波管が連結されていることを特徴とする、請求項1〜4のいずれか1項に記載の導波管との接続構造。
- 前記モード変換器は、前記伝送線路から前記誘電体基板の内部に向けて形成されたピン構造を有することを特徴とする、請求項1〜5のいずれか1項に記載の導波管との接続構造。
- 前記伝送線路と前記誘電体基板との間に、前記一対の接地導体層に対して前記伝送線路を電気的に絶縁する誘電体層が設けられていることを特徴とする、請求項6に記載の導波管との接続構造。
- 前記一対の接地導体層のうち一方の接地導体層は、前記誘電体基板において前記伝送線路と同一の面に形成され、他方の接地導体層は、前記誘電体基板において前記伝送線路と反対の面に形成され、
前記モード変換器は、前記伝送線路と前記一方の接地導体層とが連続した導体パターンとして形成されることにより構成されていることを特徴とする、請求項1〜5のいずれか1項に記載の導波管との接続構造。
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