JP6190932B1 - 伝送線路 - Google Patents

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Abstract

【課題】広帯域に亘って反射損失が低い強固な伝送線路を提供する。【解決手段】伝送線路1は、誘電体基板11の両面に形成された第1導体層12a及び第2導体層12bと誘電体基板11に形成されたポスト壁13とによって囲まれる領域を導波領域とするポスト壁導波路10と、側壁に形成された開口部OPを覆うように第1導体層12aが接続され、管内が第1導体層12aに形成された開口Hを介して導波領域に連通する中空方形状の導波管20と、一端が開口Hの内部に配されるよう誘電体基板11に形成されたブラインドビア30と、ブラインドビア30に接続される柱部材41及び支持部材42を有し、柱部材41がブラインドビア30と同軸となるように導波管20内に配置されるポール部材40と、を備える。【選択図】図2

Description

本発明は、伝送線路に関する。
従来から、マイクロ波帯(0.3〜30[GHz])からミリ波帯(30〜300[GHz])の高周波信号を伝送する伝送線路として、導波管が用いられている。また、近年では、このような高周波信号を伝送する伝送線路として、ポスト壁導波路(PWW:Post-Wall Waveguide)も用いられている。ポスト壁導波路は、誘電体基板の両面に形成された一対の導体層と、誘電体基板を貫通するよう形成された複数の導体ポストが2列に配列されてなる一対のポスト壁とによって形成される方形状の導波路である。
上述した導波管及びポスト壁導波路は、単体で使用されることもあるが、組み合わせて使用されることもある。例えば、通信モジュールにおいては、送受信回路とアンテナとの間における伝送線路として、導波管とポスト壁導波路とが組み合わされた伝送線路が用いられる。このような通信モジュールでは、例えば送受信回路から出力される高周波信号は、ポスト壁導波路によって伝送された後に導波管に導かれ、導波管によって伝送された後にアンテナから送信される。
以下の特許文献1〜7には、種類の異なる伝送線路が組み合わされた従来の伝送線路が開示されている。例えば、以下の特許文献1〜5には、導波管とポスト壁導波路とが組み合わされた従来の伝送線路が開示されている。以下の特許文献6には、導波管とプリント基板とが組み合わされた従来の伝送線路が開示されている。以下の特許文献7には、マイクロストリップ線路とポスト壁導波路とが組み合わされた従来の伝送線路が開示されている。
特許第5885775号公報 特開2015−80100号公報 特開2015−226109号公報 特開2012−195757号公報 特許第4395103号公報 特許第4677944号公報 特許第3464104号公報
ところで、近年においては、Eバンド(70〜90[GHz]帯)を利用した通信が注目されている。このような通信では、例えばダイプレクサ(アンテナに接続されて2つの周波数域を分離する3ポートのフィルタ素子)のコモンポート(アンテナ接続端子)には、71〜86[GHz]帯の広帯域の高周波信号が入出力される。従って、このような高周波信号を伝送する伝送線路には、71〜86[GHz]帯の広帯域に亘って反射損失が低いこと(例えば、反射損失が−15[dB]以下であること)が要求される。
ここで、例えば上述した特許文献1に開示された伝送線路(導波管とポスト壁導波路とが組み合わされた伝送線路)は、反射損失が低くなる帯域が、例えば57〜67[GHz]帯である。このように、上述した特許文献1に開示された伝送線路では、反射損失が低くなる帯域が10[GHz]程度であり、上述した71〜86[GHz]帯という広帯域に亘る高周波信号を伝送するには、帯域が不十分であるという問題がある。
また、上述した特許文献1に開示された伝送線路は、ポスト壁導波路をなす誘電体基板に対して導波管が垂直に取り付けられた構成であり、高周波信号の伝送方向が直交するようにされている。このため、上述した特許文献1に開示された伝送線路は、例えば導波管に外力が加わると、モーメントが発生してポスト壁導波路に対する導波管の取り付け箇所に大きな力が作用する。ポスト壁導波路をなす誘電体基板が、ガラス等の脆い材料で形成されている場合には、強度面での問題がある。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、広帯域に亘って反射損失が低い強固な伝送線路を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の伝送線路(1)は、一対のポスト壁(13a、13b)が形成された誘電体基板(11)、及び該誘電体基板を介して互いに対向する第1導体層(12a)及び第2導体層(12b)を有し、前記一対のポスト壁と前記第1導体層及び前記第2導体層とによって囲まれる領域を導波領域とするポスト壁導波路(10)と、側壁(21b)に形成された開口部(OP)を覆うように前記第1導体層が接続され、管内が前記第1導体層に形成された開口(H)を介して前記導波領域に連通する中空方形状の導波管(20)と、一端が前記開口の内部に配されるよう前記誘電体基板に形成されたブラインドビア(30)と、前記ブラインドビアに接続される柱部材(41)、及び該柱部材を支持する支持部材(42)を有し、前記柱部材が前記ブラインドビアと同軸となるように前記導波管内に配置されるポール部材(40)と、を備える。
また、本発明の伝送線路は、前記ブラインドビア及び前記柱部材が、導電性接続部材(50)によって接続される。
また、本発明の伝送線路は、前記ブラインドビアの一端には、前記ブラインドビアよりも大径であり、前記導電性接続部材が配されるランド(L1)が形成されており、前記柱部材の前記ブラインドビア側に配置される一端には、前記柱部材よりも大径であり、前記導電性接続部材が配されるランド(L2)が形成されている。
また、本発明の伝送線路は、前記導電性接続部材が、表面にハンダ層が形成された球状部材である。
また、本発明の伝送線路は、前記ブラインドビアが、前記開口側から前記誘電体基板の途中まで形成された孔の内壁に沿って形成され、有底の円筒形状を有する。
また、本発明の伝送線路は、前記第1導体層上において、前記支持部材を複数箇所で支持する複数のバンプ(BP)を備える。
また、本発明の伝送線路は、前記支持部材が、前記導波管の軸方向に直交する方向の長さが、前記導波管の軸方向における長さよりも短い直方体形状である。
また、本発明の伝送線路は、前記導波管の軸方向が、前記ポスト壁導波路の前記導波領域が延びる方向と同じ方向である。
本発明によれば、ポスト壁導波路の第1導体層に形成された開口を介して、導波管の管内とポスト壁導波路の導波領域とが連通するようにポスト壁導波路と導波管とが接続され、ポスト壁導波路の誘電体基板には、一端が上記開口の内部に配されたブラインドビアが形成され、導波管の管内には、導体柱がブラインドビアと同軸となるようにされたポール部材が配置されている。これにより、広帯域に亘って反射損失が低い強固な伝送線路を得ることができる。
本発明の一実施形態による伝送線路の要部構成を示す斜視図である。 図1中のA−A線断面矢視図である。 図1中のB−B線端面図である。 本発明の一実施形態におけるブラインドビア及びポール部材を拡大して示す断面矢視図である。 本発明の一実施形態におけるブラインドビアの構成例を示す断面図である。 本発明の一実施形態による伝送線路の第1変形例を示す側面図である。 本発明の一実施形態による伝送線路の第2変形例を示す端面図である。 実施例に係る伝送線路によって伝送される高周波信号の電界強度分布のシミュレーション結果を示す図である。 実施例に係る伝送線路の反射特性及び透過特性のシミュレーション結果を示す図である。
以下、図面を参照して本発明の一実施形態による伝送線路について詳細に説明する。尚、以下では理解を容易にするために、図中に設定したXYZ直交座標系(原点の位置は適宜変更する)を必要に応じて参照しつつ各部材の位置関係について説明する。また、以下で参照する図面では、理解を容易にするために、必要に応じて各部材の寸法を適宜変えて図示している。
図1は、本発明の一実施形態による伝送線路の要部構成を示す斜視図である。図2は、図1中のA−A線断面矢視図である。図3は、図1中のB−B線端面図である。これら図1〜図3中のXYZ直交座標系は、X軸が伝送線路1の長手方向(前後方向)に設定されており、Y軸が伝送線路1の幅方向(左右方向)に設定されており、Z軸が伝送線路1の高さ方向(上下方向)に設定されている。
図1〜図3に示す通り、伝送線路1は、ポスト壁導波路10、導波管20、ブラインドビア30、及びポール部材40を備えており、伝送線路1の長手方向(X方向)に沿って高周波信号を伝送する。尚、本実施形態では、理解を容易にするために、伝送線路1が、−X側から+X側に向かう方向に高周波信号を伝送する場合を例に挙げて説明するが、伝送線路1は、+X側から−X側に向かう方向に高周波信号を伝送することも可能である。また、伝送線路1によって伝送される高周波信号は、例えばEバンド(70〜90[GHz]帯)の高周波信号である。
ポスト壁導波路10は、誘電体基板11、第1導体層12a、第2導体層12b、及びポスト壁13を備えており、第1導体層12a及び第2導体層12bと、ポスト壁13とによって囲まれる領域を導波領域とする導波路である。誘電体基板11は、例えばガラス、樹脂、セラミックス、又はこれらの複合体等の誘電体で形成された平板状の基板である。第1導体層12a及び第2導体層12bは、例えば、銅、アルミニウム等の金属、又はこれらの合金等の導電体によって誘電体基板11の上面及び底面にそれぞれ形成された薄膜層であり、誘電体基板11を介して互いに対向するようにされている。尚、これら第1導体層12a及び第2導体層12bは、接地(グランド)電位となるように外部と接続可能にされている。
ポスト壁13は、誘電体基板11を貫通して第1導体層12aと第2導体層12bとの間を接続するように形成された複数の導体ポストPを配列することによって形成される壁部材である。ここで、導体ポストPは、例えば誘電体基板11を厚み方向(Z軸に沿う方向)に貫通する孔部(スルーホール)に、銅等の金属めっきを施すことによって形成される。尚、ポスト壁導波路10は、プリント回路基板(PCB:Print Circuit Board)のような両面銅張積層板を加工して作製することもできる。
ポスト壁13は、ポスト壁導波路10の長手方向(X方向)に平行に延びる一対の第1ポスト壁13a,13bと、ポスト壁導波路10の幅方向(Y方向)に延びる第2ポスト壁13c(ショート壁)とを有する。一対の第1ポスト壁13a,13bは、複数の導体ポストPが幅方向に予め規定された間隔をもって長手方向に沿って2列に配列されることによって形成されている。第2ポスト壁13cは、一対の第1ポスト壁13a,13bの+X側の端部の間に、複数の導体ポストPが1列に配列されることによって形成されている。
前述の通り、ポスト壁導波路10では、第1導体層12a及び第2導体層12bと、ポスト壁13とによって囲まれる領域が導波領域とされる。このため、ポスト壁13を構成する各導体ポストPの間隔は、導波領域を伝播する高周波信号が、ポスト壁導波路10の外部に漏洩しない間隔に設定される。例えば、互いに隣接する導体ポストPの間隔(中心間距離)は、導体ポストPの直径の2倍以下に設定されるのが望ましい。
ここで、ポスト壁導波路10の一部を構成する第1導体層12aには、例えば平面視形状が円形形状の開口Hが形成されている。尚、開口Hの平面視形状は、円形形状以外の形状(例えば、矩形形状)であっても良い。この開口Hは、一対の第1ポスト壁13a,13bの間であって、第2ポスト壁13cから−X側に予め規定された距離だけ離間した位置に形成されている。尚、開口Hは、幅方向における一対の第1ポスト壁13a,13bの各々との距離が等しくなる位置に形成されているのが望ましい。
導波管20は、上下一対の広壁21a,21b、左右一対の狭壁21c,21d、及び一端部(−X側の端部)における狭壁21eを備える中空方形状の部材である。この導波管20は、その一端部において広壁21bが切り欠かれており、広壁21bには開口部OP(図2,図3参照)が形成されている。例えば、広壁21bは、幅方向の中央部においてポスト壁導波路10の幅と同程度の幅をもって切り欠かれており、長手方向には少なくとも第1導体層12aに形成された開口H及びポール部材40を管内に収容可能な長さの分だけ切り欠かれており、上下方向には少なくとも導波管20の管内が外部に露出するように切り欠かれている。
導波管20には、広壁21bに形成された開口部OPを覆い、且つ導波管20の軸方向とポスト壁導波路10の導波領域が延びる方向とが同じ方向となるように、ポスト壁導波路10の第1導体層12aが接続されている。これにより、導波管20は、ポスト壁導波路10の導波領域が延びる方向と同じ方向(X方向)に延び、第1導体層12aに形成された開口Hを介してポスト壁導波路10の導波領域に連通した状態になっている。
具体的に、ポスト壁導波路10は、図2に示す通り、端部(第2ポスト壁13cに近接する端部)が広壁21bに当接し、第1導体層12aが広壁21bの内壁と面一になるように導波管20に取り付けられる。ポスト壁導波路10の第1導体層12aは、図2及び図3に示す通り、導波管20の左右一対の狭壁21c,21dと一端部における狭壁21eとによって、開口Hの三方が取り囲まれるように狭壁21c,21d,21eにハンダ付けされる。
導波管20の管内の幅は、図3に示す通り、一対の第1ポスト壁13a,13bの間隔よりも僅かに広く設定されており、導波管20の管内の高さは、図2,図3に示す通り、ポール部材40の高さ(正確には、導電性接続部材50を含めた高さ)よりも高く設定されている。また、上述の通り、狭壁21eが第1導体層12aにハンダ付けされていることから、導波管20の管内は、狭壁21eから+X方向に延びるようにされている。尚、導波管20の管内の幅及び高さは、伝送線路1の特性に応じて適宜設定される。
ブラインドビア30は、一端が開口Hの内部に配され、他端が誘電体基板11の内部に配されるように形成された上下方向に延びるビアである。このブラインドビア30は、一端が開口Hの中心部に配されるよう形成されているのが望ましい。ブラインドビア30の長さは、厳密に予め規定された長さに設定されている。図4は、本発明の一実施形態におけるブラインドビア及びポール部材を拡大して示す断面矢視図である。尚、図4は、図2の一部を拡大した図である。
図4に示す通り、ブラインドビア30の一端には、ブラインドビア30よりも大径のランドL1が形成されている。このランドL1の上部には、ポール部材40の接続に用いられる導電性接続部材50が配される。ランドL1は、導電性接続部材50との接触面積を増大させて、ポール部材40との接続強度を高めるために設けられる。上述のブラインドビア30及びランドL1は、例えばポスト壁導波路10に形成された導体ポストPと同様に、例えば銅等の金属めっきを施すことによって形成される。尚、ランドL1と第1導体層12aとの間には、円形リング形状を有するアンチパッドAPが形成される。
図5は、本発明の一実施形態におけるブラインドビアの構成例を示す断面図である。ブラインドビア30は、図5(a)に示す通り、例えば開口H側から誘電体基板11の途中まで形成された孔11aの内壁に沿って形成され、有底の円筒形状を有する部材である。或いは、ブラインドビア30は、図5(b)に示す通り、例えば開口H側から誘電体基板11の途中まで形成された孔11aを埋めるように形成された円柱形状の部材である。
ブラインドビア30は、図5(a),(b)の何れの構成であっても、ランドL1とともに形成される。また、ブラインドビア30は、図5(a),(b)の何れの構成であっても、孔11aの内壁に下地層(チタンやタングステン等で形成された下地層)を形成してから形成されるが、図5(a),(b)では下地層の図示を省略している。尚、ブラインドビア30の形状は、有底の円筒形状(或いは、円柱形状)以外の形状(例えば、四角筒形状、或いは四角柱形状)であっても良い。
ポール部材40は、導体柱41(柱部材)及び支持部材42を備える直方体形状の部材であり、導体柱41がブラインドビア30と同軸となるように、導波管20の管内に配置される。導体柱41は、例えば銅、アルミニウム等の金属、又はこれらの合金等によって形成され、径がブラインドビア30と同径(或いは、同程度の径)にされた円柱形状又は円筒形状の部材であり、導電性接続部材50によってブラインドビア30に接続される。この導体柱41の長さは、ブラインドビア30と同様に、厳密に予め規定された長さに設定されている。尚、導体柱41の形状は、円柱形状又は円筒形状以外の形状(例えば、四角柱形状又は四角筒形状)であっても良い。
図4に示す通り、導体柱41の一端(ブラインドビア30側に配置される一端)には、導体柱41よりも大径のランドL2が形成されている。このランドL2の底部には、ブラインドビア30との接続に用いられる導電性接続部材50が配される。ランドL2は、ランドL1と同径(或いは、同程度の径)であり、導電性接続部材50との接触面積を増大させて、ブラインドビア30との接続強度を高めるために設けられる。
支持部材42は、ガラス又は樹脂等によって形成された直方体形状の部材であり、導体柱41を支持するとともに、導体柱41の実装(ポスト壁導波路10上への実装)を容易にするために設けられる。上述の導体柱41は、例えば支持部材42の中心(重心)を通るように、支持部材42に埋め込まれている。この導体柱41は、ランドL2が形成された端部を除いて、全体が支持部材42の内部に埋め込まれている。つまり、支持部材42は、導体柱41のランドL2が形成された端部を除いて、導体柱41を取り囲むように設けられている。
ここで、支持部材42は、幅方向における長さが長手方向における長さよりも短くされているのが望ましい。これは、以下の理由による。つまり、導波管20の管内を伝播する高周波信号は、導波管20の左右一対の狭壁21c,21dによって反射されながら長手方向(導波管20の軸方向)に伝播する。高周波信号は、支持部材42の内部を伝播するときは、導波管20の管内を伝播するときに比べて波長が短くなるため、支持部材42の幅方向における長さが長いと、余計な位相回転が生じて悪影響が生ずることがある。このような余計な位相回転を極力少なくするために、支持部材42は、幅方向における長さが長手方向における長さよりも短くされているのが望ましい。
導電性接続部材50は、ブラインドビア30とポール部材40の導体柱41とを接続するために用いられる部材である。具体的に、導電性接続部材50は、ブラインドビア30と導体柱41とを電気的に接続し、且つブラインドビア30の一端と導体柱41の一端とを固着するために用いられる。この導電性接続部材50としては、例えばハンダ、銀ペースト等の導電性接着剤、表面にハンダ層が形成された球状部材(例えば、銅製の球状部材)等を用いることができる。
ここで、図5(a)に示す構成のブラインドビア30の場合に、導電性接続部材50として例えばハンダを用いると、加熱により溶融したハンダがブラインドビア30の内部に流れ込んでしまい、接続不良が生ずる可能性が考えられる。そこで、図5(a)に示す構成のブラインドビア30の場合には、ブラインドビア30の内径よりも大きな径を有する上記の球状部材を用いることが望ましい。このような接続部材を用いれば、ブラインドビア30の一端(上端)に球状部材が留まった状態で、球状部材の表面に形成されたハンダによって球状部材がブラインドビア30の一端にハンダ付けされるため、上述した接続不良が防止される。
上記構成における伝送線路1において、−X側からポスト壁導波路10に導かれた高周波信号は、ポスト壁導波路10の第1導体層12a及び第2導体層12bと、ポスト壁13とによって囲まれる導波領域を−X側から+X側に向かう方向に伝播する。ポスト壁導波路10の導波領域を伝播する高周波信号がブラインドビア30の形成位置に達すると、高周波信号は、ブラインドビア30と導電性接続部材50によって接続されたポール部材40とによって導波管20の管内に導かれる。ポール部材40に導かれた高周波信号は、導波管20の管内において突出した状態に配置された導体柱41から導波管20の管内に放射され、導波管20の管内を−X側から+X側に向かう方向に伝播する。
以上の通り、本実施形態では、ポスト壁導波路10の第1導体層12aに形成された開口Hを介して、導波管20の管内とポスト壁導波路10の導波領域とが連通するようにポスト壁導波路10と導波管20とが接続されている。そして、ポスト壁導波路10の誘電体基板11には、一端が開口Hの内部に配されたブラインドビア30が形成されており、導波管20の管内には、導体柱41及び支持部材42を有し、導体柱41がブラインドビア30と同軸となるようにされたポール部材40が配置されている。
ここで、誘電体基板11に形成されたブラインドビア30は、ポスト壁導波路10の導波領域を伝播する高周波信号のモードを一旦解除してから、ポスト壁導波路10の外部に導く機能を担っていると考えられる。また、導波管20の管内において突出した状態に配置された導体柱41は、ブラインドビア30によってポスト壁導波路10の外部に導かれた高周波信号の、導波管20内におけるモードを形成するための起点としての機能を担っていると考えられる。これらの機能により、本実施形態では、広帯域に亘って反射損失を低くすることができると考えられる。
また、本実施形態では、導波管20の軸方向とポスト壁導波路10の導波領域が延びる方向とが同じ方向となるように、ポスト壁導波路10の第1導体層12aと導波管20とが接続されている。このため、例えばポスト壁導波路10及び導波管20の底部を支持するようにすれば、従来の構成(ポスト壁導波路をなす誘電体基板に対して導波管が垂直に取り付けられた構成)よりも強固にすることができる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に制限されることなく、本発明の範囲内で自由に変更が可能である。例えば、以下の第1〜第4変形例が考えられる。
〈第1変形例〉
図6は、本発明の一実施形態による伝送線路の第1変形例を示す側面図である。尚、図6においては、図4に示した部材と同じ部材には同一の符号を付してある。上述した実施形態では、ポール部材40は、ポスト壁導波路10上において導電性接続部材50のみによって支持されている構成であった。しかしながら、ポール部材40は、図6に示す通り、ポスト壁導波路10上において、複数箇所で支持されていても良い。
図6に示す通り、本変形例では、ポール部材40の一部をなす支持部材42の底部の四隅にランドL20が形成されている。このランドL20は、例えば銅等の金属めっきを施すことによって形成されており、例えば平面視形状が円形形状の部材である。尚、ランドL20の平面視形状は、円形形状以外の形状(例えば、四角形状)であっても良い。
また、ポスト壁導波路10上には4つのランドL10が形成されている。これらランドL10は、導体柱41がブラインドビア30と同軸となるように、ポール部材40がポスト壁導波路10上に配置された状態において、ランドL20の各々に対向する位置に形成されている。ランドL10は、例えばランドL20と同じ材質によって形成され、ランドL20と同じ形状の部材である。尚、ランドL10は、ランドL20と異なる材質に形成されていても良く、ランドL20と異なる形状であってもよい。
対向するランドL10とランドL20との間には、それぞれバンプBPが設けられている。このバンプBPは、ポスト壁導波路10上において、ポール部材40の底部を支持する球形状の部材である。このバンプBPとしては、例えば球形状のハンダ(所謂、ハンダボール)、或いは導電性接続部材50と同様に、表面にハンダ層が形成された球状部材等を用いることができる。尚、バンプBPの形状は、球形状以外の形状であっても良い。
尚、図6に示すポール部材40では、導体柱41が支持部材42の底面から上面まで延びるように形成されており、支持部材42の上面には、導体柱41よりも大径のランドL3が形成されている。ランドL3は、支持部材42の底面に形成されたランドL2と同じ材質によって形成され、ランドL2と同じ形状の部材である。尚、ランドL3は、ランドL2と異なる材質に形成されていても良く、ランドL2と異なる形状であってもよい。更に、ランドL3は省略されていても良い。
以上の通り、本変形例では、ポスト壁導波路10上において、ポール部材40を導電性接続部材50と複数のバンプBPとによって支持するようにしている。このため、上述した実施形態よりも、ポスト壁導波路10上においてポール部材40を安定且つ強固に支持することができる。
〈第2変形例〉
図7は、本発明の一実施形態による伝送線路の第2変形例を示す端面図である。上述した実施形態では、導波管20の幅はポスト壁導波路10の幅よりも広く設定されていたが(図3参照)、図7に示す通り、導波管20の幅とポスト壁導波路10の幅とを同じ(或いは、ほぼ同じ)にしても良い。図7と図3とを比較すると、本変形例では、導波管20の左右一対の狭壁21c,21dの厚みが減じられて、導波管20の幅とポスト壁導波路10の幅とが同じにされている。尚、導波管20の管内を伝播する高周波信号が外部に漏洩しなければ、導波管20の幅をポスト壁導波路10の幅よりも狭く設定することも可能である。
〈第3変形例〉
上述した実施形態で説明した伝送線路1は、ポスト壁導波路10の導波領域が延びる方向と導波管20の軸方向とが同じ方向であった。しかしながら、ポスト壁導波路10の導波領域が延びる方向と導波管20の軸方向とは、平面視で交差(例えば、直交)していても良い。ポスト壁導波路10及び導波管20の底部を支持するようにすれば、ポスト壁導波路10の導波領域が延びる方向と導波管20の軸方向とが平面視で交差していても、上述した実施形態(ポスト壁導波路10の導波領域が延びる方向と導波管20の軸方向とが同じ方向である形態)と同様に、従来の構成よりも強固にすることができる。
〈第4変形例〉
また、上述した実施形態では、導波管20の管内に配されるポール部材40の一部をなす支持部材42が、直方体形状である場合を例に挙げて説明した。しかしながら、支持部材42は、直方体形状に限定される訳ではなく、他の形状(例えば、球形状)であっても良い。
本出願の発明者は、上述した構成の伝送線路を実際に設計してシミュレーションを行い、伝送線路によって伝送される高周波信号の強度分布、並びに伝送線路の反射特性及び透過特性を求めた。シミュレーションを行った伝送線路1の設計パラメータは以下の通りである。
・ポスト壁導波路10
誘電体基板11の厚み:520[μm]
誘電体基板11の比誘電率:3.82
第1ポスト壁13a,13bの間隔(中心間距離):1540[μm]
第2ポスト壁13cとブラインドビア30との間隔(中心間距離):480[μm]
開口H(アンチパッドAP)の直径:340[μm]
・導波管20
管内の高さ:1149[μm]
管内の幅:2500[μm]
導体柱41の中心から狭壁21eまでの距離:985[μm]
・ブラインドビア30
直径:100[μm]
長さ:420[μm]
ランドL1の直径:200[μm]
・ポール部材40
長手方向の長さ:1000[μm]
幅:970[μm]
高さ:700[μm]
導体柱41の直径:100[μm]
ランドL2の直径:200[μm]
・導電性接続部材50
高さ:100[μm]
図8は、実施例に係る伝送線路によって伝送される高周波信号の電界強度分布のシミュレーション結果を示す図である。図8に示すシミュレーション結果は、ある周波数(例えば、80[GHz])の高周波信号を紙面右側からポスト壁導波路10に導いて紙面左方向に伝送させた場合のものである。尚、ポスト壁導波路10に導かれた高周波信号は、導波管20に導かれた後に導波管20の管内を紙面左方向に伝送される。
図8を参照すると、ポスト壁導波路10の紙面右側部分では、紙面右側から紙面左側に向かう方向(伝送方向)において、高周波信号の電界強度が縞状に変化している。これにより、ポスト壁導波路10に導かれた高周波信号は、ポスト壁導波路10の内部をあるモードで伝送方向に伝送されることが分かる。同様に、導波管20の紙面左側部分においても、伝送方向において高周波信号の電界強度が縞状に変化している。これにより、導波管20の管内に導かれた高周波信号は、導波管20の管内をあるモードで伝送方向に伝送されることが分かる。
また、図8を参照すると、ポスト壁導波路10のブラインドビア30が設けられた位置では、高周波信号の電界強度が縞状に変化してはおらず、高周波信号の電界強度は、ブラインドビア30の他端とポスト壁導波路10の底面(第2導体層12b)との間において著しく強められている。このような電界強度は、ポスト壁導波路10の導波領域を伝播する高周波信号のモードが、ブラインドビア30によって一旦解除されることによって得られるものであると考えられる。
また、図8を参照すると、ポール部材40とポスト壁導波路10との間においても高周波信号の電荷強度が著しく高められている。具体的には、円形リング形状のアンチパッドAPが形成された部分(図4参照)の上方の部分において高周波信号の電荷強度が著しく高められている。このような電界強度が得られることで、ポール部材40に設けられた導体柱41を起点としたモードの形成が行われていると考えられる。
図9は、実施例に係る伝送線路の反射特性及び透過特性のシミュレーション結果を示す図である。図9において、符号Rを付した曲線が伝送線路の反射特性を示す曲線であり、符号Tを付した曲線が伝送線路の透過特性を示す曲線である。図9中の曲線Rを参照すると、Sパラメータが−15[dB]以下となる帯域(反射損失が低い帯域)は、約73〜90[GHz]である。このように、本実施例に係る伝送線路は、広帯域に亘って反射損失が低く、例えばEバンド(70〜90[GHz]帯)の高周波信号を低損失で伝送することが可能であることが分かった。
1…伝送線路、10…ポスト壁導波路、11…誘電体基板、12a…第1導体層、12b…第2導体層、13a,13b…第1ポスト壁、20…導波管、21b…広壁、30…ブラインドビア、40…ポール部材、41…導体柱、42…支持部材、50…導電性接続部材、BP…バンプ、H…開口、L1,L2…ランド、OP…開口部

Claims (8)

  1. 一対のポスト壁が形成された誘電体基板、及び該誘電体基板を介して互いに対する第1導体層及び第2導体層を有し、前記一対のポスト壁と前記第1導体層及び前記第2導体層とによって囲まれる領域を導波領域とするポスト壁導波路と、
    側壁に形成された開口部を覆うように前記第1導体層が接続され、管内が前記第1導体層に形成された開口を介して前記導波領域に連通する中空方形状の導波管と、
    一端が前開口の内部に配されるよう前記誘電体基板に形成されたブラインドビアと、
    前記ブラインドビアに接続される柱部材、及び該柱部材を支持する支持部材を有し、前記柱部材が前記ブラインドビアと同軸となるように前記導波管内に配置されるポール部材と、
    を備える伝送線路。
  2. 前記ブラインドビアと前記柱部材とが導電性接続部材によって接続される、請求項1記載の伝送線路。
  3. 前記ブラインドビアの一端には、前記ブラインドビアよりも大径であり、前記導電性接続部材が配されるランドが形成されており、
    前記柱部材の前記ブラインドビア側に配置される一端には、前記柱部材よりも大径であり、前記導電性接続部材が配されるランドが形成されている、
    請求項2記載の伝送線路。
  4. 前記導電性接続部材は、表面にハンダ層が形成された球部材である、請求項2又は請求項3記載の伝送線路。
  5. 前記ブラインドビアは、前記開口側から前記誘電体基板の途中まで形成された孔の内壁に沿って形成され、有底の円筒形を有する、請求項1から請求項4の何れか一項に記載の伝送線路。
  6. 前記第1導体層上において、前記支持部材を複数箇所で支持する複数のバンプを備える、請求項1から請求項5の何れか一項に記載の伝送線路。
  7. 前記支持部材は、前記導波管の管軸方向に直交する方向の長さが、前記導波管の管軸方向における長さよりも短い直方体形状である、請求項1から請求項6の何れか一項に記載の伝送線路。
  8. 前記導波管の管軸方向は、前記ポスト壁導波路の前記導波領域が延びる方向と同じ方向である、請求項1から請求項7の何れか一項に記載の伝送線路。
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