JP6166927B2 - 直噴インジェクタユニットの組付方法及び組付装置 - Google Patents

直噴インジェクタユニットの組付方法及び組付装置 Download PDF

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Description

本発明は、直噴インジェクタユニットをシリンダヘッドに組み付ける直噴インジェクタユニットの組付方法及び組付装置に関する。
自動車などの車両に搭載される直噴式エンジンでは、シリンダヘッドに形成された複数のインジェクタ取付孔に直噴インジェクタユニットのインジェクタが圧入されて組み付けられ、燃焼室へ燃料が直接噴射される。直噴インジェクタユニットは、少なくとも気筒数と同数の複数のインジェクタと、該複数のインジェクタが固定されるフューエルパイプと、から構成されており、各インジェクタは、その燃料入口側端部が、フューエルパイプの周囲に形成された接続部に嵌め合わされて、フューエルパイプに接続される。このため、インジェクタとフューエルパイプとの嵌め合わせに起因して、各インジェクタの先端部の姿勢にばらつきが生じやすく、また、インジェクタ取付孔の製造誤差などにより、インジェクタをシリンダヘッドのインジェクタ取付孔に圧入する際、インジェクタの先端部がインジェクタ取付孔に接触して、インジェクタの先端部に取り付けられたシールリングが損傷してしまうおそれがある。
このような問題に対処するため、従来、インジェクタ挿入用のガイド工具を用いることが知られている(例えば、特許文献1参照。)。特許文献1では、図9に示すように、シリンダヘッド101のねじ孔102に螺合させて設置したガイド工具103を、デリバリパイプ(フューエルパイプ)104の通孔105に挿通し、該ガイド工具103でガイドしながらインジェクタ106をシリンダヘッド101側へ移動させる。その際、インジェクタ106の先端部がインジェクタ孔に接近したとき、一旦、インジェクタユニット107の移動を止めて、ガイド工具103に取り付けられるストッパ部材108を利用してインジェクタのインジェクタ孔に対する姿勢を修正し、修正終了後、再びインジェクタユニット107の移動でインジェクタの先端部をインジェクタ孔へ導入しながら組み付けることで、作業者の負担を軽減しつつ、インジェクタユニット107の組付けを行なうようにした組付方法及びガイド工具が開示されている。
特開2010−19132号公報
しかしながら、特許文献1に記載の組立方法によれば、事前に組付用のガイド工具103及びストッパ部材108の取り付けが必要であり、取付け工数や取外しの工数が増大して生産性が低下するという問題があった。また、作業者がインジェクタユニット107をガイド工具103へ挿入したり、ストッパ部材108を取り外したりする必要があり、作業者の負担が大きかった。また、作業者の治具取扱い技量の差による組付け精度のばらつきなど、製品品質を一定に維持し難い課題があった。
また、インジェクタの先端部に取り付けられたシールリングの損傷を防止するための方法として、インジェクタ取付孔7に油を注入することも考えられるが、工数がかかる上、作業場が汚れてしまうという課題があった。
一方で、サーボモータ等を搭載した大型の組付装置によりインジェクタの挿入速度やシールリングに作用する荷重を管理することもできるが、装置の導入コストが高く製造コストが嵩むという課題があった。また、大型の組付装置により自動で行う場合、シールリングの損傷を検出するセンサが必要となる。
本発明は、前述した課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、組立工数を削減できるとともに、作業者の熟練度に関わらず、高精度に直噴インジェクタユニットをシリンダヘッドに組付けることができ、良好な品質を確保することができる直噴インジェクタユニットの組付方法及び組付装置を提供することにある。
上記目的を達成するために、請求項1に係る発明は、
複数のインジェクタ(例えば、後述の実施形態におけるインジェクタ2A〜2D)と、該複数のインジェクタがその軸線方向に直交する平面内で所定方向に並んで固定されたフューエルパイプ(例えば、後述の実施形態におけるフューエルパイプ4)と、を備える直噴インジェクタユニット(例えば、後述の実施形態における直噴インジェクタユニット1)を、組付装置(例えば、後述の実施形態における組付装置10)を用いてシリンダヘッド(例えば、後述の実施形態におけるシリンダヘッド8)に組み付ける直噴インジェクタユニットの組付方法であって、
前記フューエルパイプには、穴部(例えば、後述の実施形態における穴部17,18)が形成されたフランジ部(例えば、後述の実施形態におけるフランジ部6)を上部に有する接続部(例えば、後述の実施形態におけるカップ部5)が所定の間隔で形成され、該接続部にクリップ部(例えば、後述の実施形態におけるクリップ部60)が嵌合することで前記インジェクタが取り付けられており、
前記シリンダヘッドには、前記軸線方向に延びるように少なくとも2本のスタッドボルト(例えば、後述の実施形態におけるスタッドボルト85)が予め取り付けられており、
前記組付装置は、前記シリンダヘッドを所定の姿勢で載置するヘッド載置台(例えば、後述の実施形態におけるヘッド載置台11)と、
前記直噴インジェクタユニットを保持する保持部材と、
前記保持部材を少なくとも前記軸線方向に移動させる移動機構(例えば、後述の実施形態における移動ユニット13)と、
前記スタッドボルトにナット(例えば、後述の実施形態におけるナット19)を締め付ける締付装置と、を備え、
前記保持部材は、上面に前記直噴インジェクタユニットを保持するユニット保持台(例えば、後述の実施形態におけるユニット保持台12A)と、前記直噴インジェクタユニットを保持した状態で前記フランジ部の上方に位置する保持爪(例えば、後述の実施形態における保持爪26,27)と、を有し、
前記保持部材には、前記フランジ部を前記保持爪の下面に向かって近接させるように前記フューエルパイプと接触して前記フューエルパイプを押圧する押圧機構(例えば、後述の実施形態におけるボールプランジャ40)が設けられており、
前記直噴インジェクタユニットを前記ユニット保持台に保持させる際に、前記押圧機構により前記フランジ部を前記保持爪の下面(例えば、後述の実施形態における下面26a)に向かって近接させる工程と、
前記直噴インジェクタユニットを前記シリンダヘッドに組み付ける際に、前記穴部(例えば、後述の実施形態における穴部18)に前記スタッドボルトを挿通させることで、前記直噴インジェクタユニットを位置決めする工程と、
前記スタッドボルトにナット(例えば、後述の実施形態におけるナット19)を締め付けることで前記フランジ部に対し締付軸力を発生させ、それにより前記クリップ部に押付力を発生させて前記シリンダヘッドのインジェクタ取付孔に対する前記複数のインジェクタの位置を調整する工程と、を備えることを特徴とする。
請求項2に係る発明は、請求項1の構成に加えて、
前記ナットを締め付ける際、締付トルクと回転数の少なくとも一つを制御することで、前記インジェクタの先端に作用する負荷を抑制することを特徴とする。
上記目的を達成するために、請求項3に係る発明は、
複数のインジェクタ(例えば、後述の実施形態におけるインジェクタ2A〜2D)と、該複数のインジェクタがその軸線方向に直交する平面内で所定方向に並んで固定されたフューエルパイプ(例えば、後述の実施形態におけるフューエルパイプ4)と、を備える直噴インジェクタユニット(例えば、後述の実施形態における直噴インジェクタユニット1)を、シリンダヘッド(例えば、後述の実施形態におけるシリンダヘッド8)に組み付ける直噴インジェクタユニットの組付装置(例えば、後述の実施形態における組付装置10)であって、
前記フューエルパイプには、穴部(例えば、後述の実施形態における穴部17,18)が形成されたフランジ部(例えば、後述の実施形態におけるフランジ部6)を上部に有する接続部(例えば、後述の実施形態におけるカップ部5)が所定の間隔で形成され、該接続部にクリップ部(例えば、後述の実施形態におけるクリップ部60)が嵌合することで前記インジェクタが取り付けられており、
前記シリンダヘッドには、前記軸線方向に延びるように少なくとも2本のスタッドボルト(例えば、後述の実施形態におけるスタッドボルト85)が予め取り付けられており、
前記組付装置は、前記シリンダヘッドを所定の姿勢で載置するヘッド載置台(例えば、後述の実施形態におけるヘッド載置台11)と、
前記直噴インジェクタユニットを保持する保持部材(例えば、後述の実施形態におけるユニット保持台12及び保持爪26,27)と、
前記保持部材を少なくとも前記軸線方向に移動させる移動機構(例えば、後述の実施形態における移動ユニット13)と、
前記スタッドボルトにナット(例えば、後述の実施形態におけるナット19)を締め付ける締付装置と、を備え、
前記保持部材は、上面に前記直噴インジェクタユニットを保持するユニット保持台(例えば、後述の実施形態におけるユニット保持台12A)と、該ユニット保持台を保持した状態で前記フランジ部の上方に位置する保持爪(例えば、後述の実施形態における保持爪26,27)と、を有し、
前記保持部材には、前記フランジ部を前記保持爪の下面(例えば、後述の実施形態における下面26a)に向かって近接させるように前記フューエルパイプと接触して前記フューエルパイプを押圧する押圧機構(例えば、後述の実施形態におけるボールプランジャ40)が設けられており、
前記穴部に前記スタッドボルトを挿通させて前記直噴インジェクタユニットを位置決めした状態で、前記スタッドボルトに前記ナットを締め付けることで前記フランジ部に対し締付軸力を発生させ、それにより前記クリップ部に押付力を発生させて前記シリンダヘッドのインジェクタ取付孔に対する前記複数のインジェクタの位置を調整することを特徴とする。
請求項4に係る発明は、請求項3の構成に加えて、
前記ナットを締め付ける際、締付トルクと回転数の少なくとも一つを制御することで、前記複数のインジェクタの先端に作用する負荷を抑制する制御機構をさらに備えることを特徴とする。
請求項5に係る発明は、請求項3又は4の構成に加えて、
前記移動機構は、前記保持部材を前記軸線方向に直交する平面内で前記ヘッド載置台に対して近接、離間する方向にも移動させることができ、
前記保持部材の一部(例えば、後述の実施形態における保持爪27)を座面として前記スタッドボルトに前記ナットを締め付けることを特徴とする。
請求項1及び請求項3の発明によれば、作業者は、直噴インジェクタユニットを組付装置にセットし、シリンダヘッドに設けられていたスタッドボルトにナットを締め付け・取り外しするだけでよく、組立工数を削減できるとともに、インジェクタ取付孔の製造誤差、インジェクタ先端部の姿勢のばらつき、作業者の熟練度に関わらず、高精度で直噴インジェクタユニットをシリンダヘッドに組付けることができる。
また、インジェクタを圧入するに際しナットを回転させることのできる締付装置があれば十分であり、大掛かりな押圧装置や各インジェクタを押圧するクランプを不要とし、作業者の負担を軽減しつつ安価に組み付けを行うことができる。
さらに、押圧機構によりフューエルパイプの保持部材に対する位置決めを正確に行えるため、シリンダヘッドに対する直噴インジェクタユニットの組付精度を向上させることができる。
請求項2及び請求項4の発明によれば、作業者の熟練度に関わらず、ナット締付トルクを簡単に管理するだけで、インジェクタの先端部に取り付けられたシールリングの損傷を抑制することができる。
請求項5の発明によれば、ナットの締め付け・取り外しに際し、ナットがフランジ部に直接接触することを回避することができる。
(a)は本発明の直噴インジェクタユニットの組付方法が適用される一実施形態の組付装置の側面図であり、(b)は(a)のIB部の拡大断面図である。 図1に示す組付装置の正面図である。 シリンダヘッドを載置した図1に示す組付装置の部分斜視図である。 直噴インジェクタユニットのナット締め付け前の部分斜視図である。 直噴インジェクタユニットのナット締め付け時の部分斜視図である。 直噴インジェクタユニットのナット締め付け時の部分断面図である。 変形例に係るユニット保持台に搭載された直噴インジェクタユニットの斜視図である。 図7のユニット保持台に設けられたプランジャの作用を説明する断面図である。 従来の直噴インジェクタユニット組付装置の斜視図である。
以下、本発明の一実施形態に係る直噴インジェクタユニットの組付方法及び組付装置について、図面を参照して詳細に説明する。
本実施形態においてシリンダヘッドに組み付けられる直噴インジェクタユニット1は、図1〜図3に示すように、複数(本実施形態では4個)のインジェクタ2A〜2Dと、複数のインジェクタ2A〜2Dがその軸線方向に直交する平面内で所定方向に並んで固定されたフューエルパイプ4と、を備える。複数のインジェクタ2A〜2Dの燃料入口側端部3は、直線状に延びるフューエルパイプ4の周囲に所定の間隔で形成されたカップ部5に嵌合している。各カップ部5には、その上部に略三角形状のフランジ部6が設けられている。フランジ部6には、各インジェクタ2A〜2Dの軸線から略等距離の位置に2つの穴部17,17が形成されている。また、各インジェクタ2A〜2Dには、カップ部5の下部に、各インジェクタ2A〜2Dをシリンダヘッド8に押し付けるための板状スプリングであるクリップ部60(図6参照)が設けられている。クリップ部60により各インジェクタ2A〜2Dはカップ部5に緩く嵌合することで、シリンダヘッド8への組付け時に製造誤差等を吸収できるように構成されている。
さらに、各インジェクタ2A〜2Dには、シリンダヘッド8に挿入した際に、各インジェクタ2A〜2Dをシリンダヘッド8側の着座面にフローティングさせるための座金であるトレランスリング61がはめ込まれている。トレランスリング61は、図1(b)に示すように、各インジェクタ2A〜2Dのテーパ状の外周面62と当接する曲面61aを有し、また、インジェクタ2A〜2Dに対して径方向にスライドが許容されている。そして、各インジェクタ2A〜2Dがシリンダヘッド8に挿入されると、トレランスリング61は、シリンダヘッド8の着座面と当接し、シリンダヘッド8に対して各インジェクタ2A〜2Dが傾いて挿入された際の偏荷重を吸収する。
さらに、各インジェクタ2A〜2Dには、先端部にシールリング9が取り付けられており、シリンダヘッド8への組み付けによりインジェクタ取付孔7に接触して、シリンダヘッド8と各インジェクタ2A〜2Dとの隙間を封止する。
このような直噴インジェクタユニット1は、各インジェクタ2A〜2Dがシリンダヘッド8のインジェクタ取付孔7にそれぞれ圧入されてシリンダヘッド8に組み付けられる。本実施形態では、複数のインジェクタ2A〜2Dは、該インジェクタ2A〜2Dの軸線方向を上下方向に(以下、「Z方向」と称す)向けた状態で、フューエルパイプ4に取り付けられている。また、複数のインジェクタ2A〜2Dは、図2の左から順に第1〜第4インジェクタ2A〜2Dとも称する。
直噴インジェクタユニットの組付装置10は、シリンダヘッド8を所定の姿勢で載置するヘッド載置台11と、直噴インジェクタユニット1を保持するユニット保持台12と、このユニット保持台12に保持された直噴インジェクタユニット1を移動させる移動ユニット13と、ナットを締め付ける締付装置(不図示)と、を有する。
ヘッド載置台11は、複数のインジェクタ取付孔7が水平面内での基準方向(以下、「X方向」と称す)に並ぶと共に、各インジェクタ取付孔7をZ方向に向けた姿勢で、シリンダヘッド8を載置するように構成されている。シリンダヘッド8には、複数のインジェクタ取付孔7のうちの第1インジェクタ2Aと第3インジェクタ2Cを挿入するインジェクタ取付孔7近傍に、スタッドボルト85(合わせて2本)が予め取り付けられている。なお、このスタッドボルト85は、インジェクタ2A〜2Dを組み付けるために取り付けられるものではなく、インジェクタ2A〜2Dの組み付け後においても取り外すものではない。従って、直噴インジェクタユニット1をシリンダヘッド8に組み付ける作業者は、スタッドボルト85の取り外しを行う必要がない。
移動ユニット13は、基台21に対してユニット保持台12をZ方向及びZ方向とX方向に直交する方向であるY方向(以下、シリンダヘッド8に近づく方向をY方向前方、シリンダヘッド8から離れる方向をY方向後方とする。)に移動させる、不図示のリニアガイドと駆動装置とを備える。
これにより、ユニット保持台12をZ方向下方に移動させることで、ユニット保持台12に保持された複数のインジェクタ2A〜2Dをシリンダヘッド8のインジェクタ取付孔7に配置することができる。また、複数のインジェクタ2A〜2Dがシリンダヘッド8のインジェクタ取付孔7に挿入された後、ユニット保持台12をY方向後方に移動させ、さらにZ方向上方に移動させることで、ユニット保持台12を直噴インジェクタユニット1から離して初期位置に戻すことができる。
ユニット保持台12には、シリンダヘッド8とY方向に対向する先端面からさらにシリンダヘッド8側(Y方向前方)に突出する2本の保持爪26,26が4組、複数のインジェクタ2A〜2Dに対応する位置に形成されている。本実施形態では、ユニット保持台12及び保持爪26により直噴インジェクタユニット1を保持する保持部材を構成している。
直噴インジェクタユニット1を保持部材に位置決めすると、第1インジェクタ2Aの上方に位置するフランジ部6に形成された2つの穴部17,17のうち、一方(図中、左側)の穴部17の真下にシリンダヘッド8に予め取り付けられた一方のスタッドボルト85が位置し、第3インジェクタ2Cの上方に位置するフランジ部6に形成された2つの穴部17,17のうち、他方(図中、右側)の穴部17の真下にシリンダヘッド8に予め取り付けられた他方のスタッドボルト85が位置する(図3参照)。なお、図中、符号18は、スタッドボルト85が挿入される穴部17を示している。
複数の保持爪26のうち、この2つの穴部18,18に対応する保持爪26,26(図中、この保持爪を符号27で示す。)は、他の保持爪26よりもX方向幅が広く後述するナット19の径寸法より大きく形成されている。また、穴部18,18に対応する位置に切り欠き28(図4参照)が形成されている。この2つの保持爪27,27は、インジェクタ2A、2Cを保持する機能と、ナット締め付け時の座面としての機能とを有する。
移動ユニット13によりユニット保持台12を下降させることで、2本のスタッドボルト85,85の上方に位置していた穴部18,18にスタッドボルト85,85が挿入される。これにより、複数のインジェクタ2A〜2Dがシリンダヘッド8に対し位置決めされる。複数のインジェクタ2A〜2Dがシリンダヘッド8に位置決めされたとき、各インジェクタ2A〜2Dの先端部に取り付けられたシールリング9は、図6に示すように、インジェクタ取付孔7の内壁面に接触した状態となり、シリンダヘッド8と各インジェクタ2A〜2Dとを封止する。
この状態で、2本のスタッドボルト85,85に締付装置を用いてナット19を締め付けることで、保持爪27,27を介してフランジ部6に対し締付軸力が発生する。フランジ部6に対する締付軸力は、クリップ部60に押付力を発生させる。これによりシリンダヘッド8のインジェクタ取付孔7に対するインジェクタ2A〜2Dの位置の最終的な微調整が行われる。
仮にシールリング9が損傷した際には、インジェクタ2A〜2Dが正しく着座しないため、シールリング9の損傷を目視で判断することができる。また、使用者が締付装置を手動で操作するため、シールリング9の損傷を感覚的に認識することができる。
ナット19を締め付ける締付装置は、締付トルクと回転数の少なくとも一つを制御する制御機構を備えることが好ましい。ナット19を締め付ける締付トルクを管理することで、シールリング9が損傷する荷重を検出することができる。従って、シールリング9に該荷重が作用するのを回避する締付トルクを設定することで、確実に品質保証を行うことができる。また、ナット19を締め付ける回転数を制御することで、インジェクタ2A〜2Dの挿入速度も管理することができる。従って、ガイド工具103を用いて作業者が組み付を行っていた従来の組付方法に比べて、品質レベルが格段に向上する。
次に、組付装置10を用いた直噴インジェクタユニット1の組付方法について説明する。
先ず、シリンダヘッド8をヘッド載置台11に搭載するとともに、初期位置に位置するユニット保持台12に直噴インジェクタユニット1をセットする。各インジェクタ2A〜2Dがそれぞれ対応する保持爪26,26に保持されるように配置し、フューエルパイプ4をY方向後方側に押し付けることでフランジ部6近傍がユニット保持台12の先端面に当接し、ユニット保持台12上に複数のインジェクタ2A〜2Dが取り付けられたフューエルパイプ4が所定の位置に位置決めされる。
続いて、移動ユニット13によりユニット保持台12を下降させることで、シリンダヘッド8に予め取り付けられた2本のスタッドボルト85がフランジ部6に形成された2つの穴部18,18に挿通し、シリンダヘッド8に対し直噴インジェクタユニット1が位置決めされる。このとき、各インジェクタ2A〜2Dの先端部に取り付けられたシールリング9は、インジェクタ取付孔7の内壁面に接触した状態となり、シリンダヘッド8と各インジェクタ2A〜2Dとを封止する。最後に、2本のスタッドボルト85,85に締付装置によりナット19,19を締め付ける。スタッドボルト85,85にナット19,19を締め付けることで、保持爪27を介してフランジ部6に対し締付軸力を発生させ、それによりクリップ部60に押付力を発生させる。これにより、シリンダヘッド8のインジェクタ取付孔7に対するインジェクタ2A〜2Dの位置の最終的な微調整が行われる。
インジェクタ2A〜2Dを圧入した後は、締付装置を用いてナット19,19をスタッドボルト85,85から外し、移動ユニット13によりユニット保持台12をY方向後方に移動させた後、上昇させることで、初期位置に戻す。
以上説明したように、本実施形態によれば、作業者は、直噴インジェクタユニット1を組付装置10にセットし、シリンダヘッド8に設けられていたスタッドボルト85にナット19を締め付けるだけで、保持爪27を介してフランジ部6に対し締付軸力を発生させ、それによりクリップ部60に押付力を発生させてインジェクタ取付孔7に対するインジェクタ2A〜2Dの位置を調整することができる。従って、組立工数を削減できるとともに、インジェクタ取付孔7の製造誤差、インジェクタ先端部の姿勢のばらつき、作業者の熟練度に関わらず、高精度で直噴インジェクタユニット1をシリンダヘッド8に組付けることができる。
また、インジェクタ2A〜2Dを圧入するに際しナット19を回転させることのできる締付装置があれば十分であり、大掛かりな押圧装置や各インジェクタを押圧するクランプを不要とし、作業者の負担を軽減しつつ安価に組み付けを行うことができる。
また、作業者の熟練度に関わらず、締付トルクを管理するだけで、インジェクタ2A〜2Dの先端部に取り付けられたシールリング9の損傷を抑制することができる。仮に、適切な締付トルクが分からない場合に、過大な荷重がシールリング9に作用しシールリング9が損傷した場合も、シールリング9の損傷を目視で又は感覚的に認識することができ、センサを不要とすることができる。
また、保持爪27を、インジェクタ2A、2Cを保持する機能と、ナット締め付け時の座面としての機能を持たせることにより、ナット19がフランジ部6に直接接触することを回避することができる。
続いて、本発明の変形例の直噴インジェクタユニットの組付装置について図7及び図8を参照して説明する。なお、変形例の直噴インジェクタユニットの組付装置は、ユニット保持台の構成が上記実施形態と異なる以外は同一又は同等の構成を有するので、同一又は同等の構成については同一の符号を付してその説明を省略する。
本変形例のユニット保持台12Aでは、第2インジェクタ2Bの2つの穴部17,17のうち、一方(図中、左側)の穴部17に対応する保持爪26のX方向幅が広く、隣り合う第1インジェクタ2Aの2つの穴部17,17の他方(図中、右側)の穴部17近傍まで延びている。同様に、第3インジェクタ2Cの2つの穴部17,17のうち、他方(図中、右側)の穴部18に対応する保持爪27のX方向幅が広く、隣り合う第4インジェクタ2Dの2つの穴部17,17の一方(図中、左側)の穴部17近傍まで延びている。
このX方向幅が広く形成された2つの保持爪26,27とユニット保持台12との境界部近傍には、その上面12aにボールプランジャ40が設けられており、不図示の弾性体に付勢されたボール41が上面12aから露出している。2つのボールプランジャ40は、第1インジェクタ2Aと第2インジェクタ2Bとの中間部、及び、第3インジェクタ2Cと第4インジェクタ2Dとの中間部に配置されることが好ましい。
ユニット保持台12に直噴インジェクタユニット1を保持させるためには、先ず、ユニット保持台12に向かって直噴インジェクタユニット1をY方向前方から後方に向かって移動させる。この際、Z方向において、保持爪26,27が直噴インジェクタユニット1のフューエルパイプ4とフランジ部6との間に位置するように、且つ、X方向において、対応する保持爪26,27間又は保持爪26,26に第1〜第4インジェクタ2A〜2Dがそれぞれ位置するようにして、直噴インジェクタユニット1を移動させる。
フューエルパイプ4が2つのボール41に当接し、ボール41に作用するZ方向の力が不図示の弾性体の不勢力に勝ると、ボール41が押し下げられる。フューエルパイプ4がボール41を乗り越えて、フューエルパイプ4とフランジ部6との接続部が保持爪26,27間又は保持爪26,26間のユニット保持台12の先端面に当接すると、図8に示すように、ボール41がフューエルパイプ4に当接し、フューエルパイプ4が位置決めされる。このとき、ボール41とフューエルパイプ4とが点接触して、ボール41がフューエルパイプ4の中心に向かってフューエルパイプ4を押圧する。
このボール41による押圧力Fは、フューエルパイプ4をY方向後方に押圧するY方向押圧力Fyと、フューエルパイプ4をZ方向上方に押圧するZ方向押圧力Fzに分解することができる。フューエルパイプ4はY方向押圧力FyによりY方向後方に押圧される。また、フューエルパイプ4はZ方向押圧力FzによりZ方向上方に押圧され、フランジ部6を保持爪26の下面26aに向かって近接させる。これにより、フランジ部6と保持爪26の下面26aとの間に隙間が空くのが抑制される。なお、X方向については、保持爪26,27又は保持爪26,26により位置決めされる。
従って、直噴インジェクタユニット1はX,Y,Z方向全てにおいて位置決めされることとなり、これにより、フューエルパイプ4に対しフランジ部6がロウ付けされた場合であっても、重心バランスの悪い直噴インジェクタユニット1の保持部材に対する位置決めを正確に行えるため、シリンダヘッド8に対する直噴インジェクタユニット1の組付精度を向上させることができる。
尚、本発明は、前述した実施形態に限定されるものではなく、適宜、変形、改良等が可能である。
本実施形態の直噴インジェクタユニットでは、4つのインジェクタが設けられているが、インジェクタの数はこれに限定されず、エンジンの気筒数に対応して設けられる。
また、本実施形態では、インジェクタ取付孔7を上下方向に向けた姿勢で、シリンダヘッド8を配置しているが、これに限定されず、インジェクタ取付孔7が斜めに指向した姿勢で、シリンダヘッド8が配置されてもよい。この場合、ユニット保持台12や移動ユニット13も、複数のインジェクタ2A〜2Dを該インジェクタ取付孔7の指向方向と平行に保持して、複数のインジェクタ2A〜2Dを該インジェクタ取付孔7に該指向方向に沿って挿入するように構成すればよい。
さらに、インジェクタ2A〜2Dの構成は、本実施形態のものに限定されるものでなく、例えば、トレランスリング61を有しない構成であってもよい。
また、必ずしも保持爪27を台座として使用する必要はない。この場合、移動ユニット13は、基台21に対してユニット保持台12をZ方向にのみ移動させることができればよい。
1 直噴インジェクタユニット
2A〜2D インジェクタ
4 フューエルパイプ
5 カップ部(接続部)
6 フランジ部
7 インジェクタ取付孔
8 シリンダヘッド
10 直噴インジェクタユニットの組付装置
11 ヘッド載置台
12 ユニット保持台(保持部材)
13 移動ユニット
17、18 穴部
19 ナット
26、27 保持爪(保持部材)
60 クリップ部
85 スタッドボルト

Claims (5)

  1. 複数のインジェクタと、該複数のインジェクタがその軸線方向に直交する平面内で所定方向に並んで固定されたフューエルパイプと、を備える直噴インジェクタユニットを、組付装置を用いてシリンダヘッドに組み付ける直噴インジェクタユニットの組付方法であって、
    前記フューエルパイプには、穴部が形成されたフランジ部を上部に有する接続部が所定の間隔で形成され、該接続部にクリップ部が嵌合することで前記インジェクタが取り付けられており、
    前記シリンダヘッドには、前記軸線方向に延びるように少なくとも2本のスタッドボルトが予め取り付けられており、
    前記組付装置は、前記シリンダヘッドを所定の姿勢で載置するヘッド載置台と、
    前記直噴インジェクタユニットを保持する保持部材と、
    前記保持部材を少なくとも前記軸線方向に移動させる移動機構と、
    前記スタッドボルトにナットを締め付ける締付装置と、を備え、
    前記保持部材は、上面に前記直噴インジェクタユニットを保持するユニット保持台と、前記直噴インジェクタユニットを保持した状態で前記フランジ部の上方に位置する保持爪と、を有し、
    前記保持部材には、前記フランジ部を前記保持爪の下面に向かって近接させるように前記フューエルパイプと接触して前記フューエルパイプを押圧する押圧機構が設けられており、
    前記直噴インジェクタユニットを前記ユニット保持台に保持させる際に、前記押圧機構により前記フランジ部を前記保持爪の下面に向かって近接させる工程と、
    前記直噴インジェクタユニットを前記シリンダヘッドに組み付ける際に、前記穴部に前記スタッドボルトを挿通させることで、前記直噴インジェクタユニットを位置決めする工程と、
    前記スタッドボルトにナットを締め付けることで前記フランジ部に対し締付軸力を発生させ、それにより前記クリップ部に押付力を発生させて前記シリンダヘッドのインジェクタ取付孔に対する前記複数のインジェクタの位置を調整する工程と、を備えることを特徴とする直噴インジェクタユニットの組付方法。
  2. 前記ナットを締め付ける際、締付トルクと回転数の少なくとも一つを制御することで、前記インジェクタの先端に作用する負荷を抑制することを特徴とする請求項1に記載の直噴インジェクタユニットの組付方法。
  3. 複数のインジェクタと、該複数のインジェクタがその軸線方向に直交する平面内で所定方向に並んで固定されたフューエルパイプと、を備える直噴インジェクタユニットを、シリンダヘッドに組み付ける直噴インジェクタユニットの組付装置であって、
    前記フューエルパイプには、穴部が形成されたフランジ部を上部に有する接続部が所定の間隔で形成され、該接続部にクリップ部が嵌合することで前記インジェクタが取り付けられており、
    前記シリンダヘッドには、前記軸線方向に延びるように少なくとも2本のスタッドボルトが予め取り付けられており、
    前記組付装置は、前記シリンダヘッドを所定の姿勢で載置するヘッド載置台と、
    前記直噴インジェクタユニットを保持する保持部材と、
    前記保持部材を少なくとも前記軸線方向に移動させる移動機構と、
    前記スタッドボルトにナットを締め付ける締付装置と、を備え、
    前記保持部材は、上面に前記直噴インジェクタユニットを保持するユニット保持台と、前記直噴インジェクタユニットを保持した状態で前記フランジ部の上方に位置する保持爪と、を有し、
    前記保持部材には、前記フランジ部を前記保持爪の下面に向かって近接させるように前記フューエルパイプと接触して前記フューエルパイプを押圧する押圧機構が設けられており、
    前記穴部に前記スタッドボルトを挿通させて前記直噴インジェクタユニットを位置決めした状態で、前記スタッドボルトに前記ナットを締め付けることで前記フランジ部に対し締付軸力を発生させ、それにより前記クリップ部に押付力を発生させて前記シリンダヘッドのインジェクタ取付孔に対する前記複数のインジェクタの位置を調整することを特徴とする直噴インジェクタユニットの組付装置。
  4. 前記ナットを締め付ける際、締付トルクと回転数の少なくとも一つを制御することで、前記複数のインジェクタの先端に作用する負荷を抑制する制御機構をさらに備えることを特徴とする請求項3に記載の直噴インジェクタユニットの組付装置。
  5. 前記移動機構は、前記保持部材を前記軸線方向に直交する平面内で前記ヘッド載置台に対して近接、離間する方向にも移動させることができ、
    前記保持部材の一部を座面として前記スタッドボルトに前記ナットを締め付けることを特徴とする請求項3又は4に記載の直噴インジェクタユニットの組付装置。
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