JP2003328900A - 燃料噴射装置 - Google Patents

燃料噴射装置

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JP2003328900A
JP2003328900A JP2002140391A JP2002140391A JP2003328900A JP 2003328900 A JP2003328900 A JP 2003328900A JP 2002140391 A JP2002140391 A JP 2002140391A JP 2002140391 A JP2002140391 A JP 2002140391A JP 2003328900 A JP2003328900 A JP 2003328900A
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Mikihiko Suzuki
幹彦 鈴木
Tetsuji Kondo
哲治 近藤
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Mitsubishi Electric Corp
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    • F02M55/02Conduits between injection pumps and injectors, e.g. conduits between pump and common-rail or conduits between common-rail and injectors
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    • F02MSUPPLYING COMBUSTION ENGINES IN GENERAL WITH COMBUSTIBLE MIXTURES OR CONSTITUENTS THEREOF
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    • F02M61/14Arrangements of injectors with respect to engines; Mounting of injectors

Abstract

(57)【要約】 【課題】 燃料噴射弁、ストッパー部材、および燃料分
配管を能率よく組み立て得る燃料噴射装置を提供するこ
とを課題とするものである。 【解決手段】 燃料噴射弁2とストッパー部材3と燃料
分配管1とは、予め所定の位置関係に結合され、その際
に好ましくは、燃料噴射弁2とストッパー部材3、およ
び燃料噴射弁2燃料分配管1とは所定の位置関係に位置
決めされた状態で結合され、樹脂製ホルダ部材5や金属
板製ホルダ部材6などにより支持固定される。この結
果、燃料噴射弁2とストッパー部材3と燃料分配管1と
は、一つの部品として取り扱いが可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、燃料噴射装置に関
し、詳しくはガソリンエンジンなどの内燃機関の燃焼室
内に燃料を噴射供給する燃料噴射弁を備えた燃料噴射装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば特開平11−351095号公報
に開示されているように、内燃機関は複数のシリンダー
ヘッドを有し、各シリンダーヘッドのそれぞれに燃料噴
射弁がストッパー部材により固定された状態で装着され
ており、且つ各燃料噴射弁には一本の燃料分配管から当
該分配管の分岐部を介して燃料が供給される構造を有す
る。図14は、かかる部材間の接続状況を説明する分解
斜視図であって、1は燃料分配管、11(一点鎖線で囲
まれた個所)は燃料分配管1の分岐部、2は燃料噴射
弁、3はストッパー部材、4は内燃機関、41は内燃機
関4のシリンダーヘッドである。なお図14における各
矢印は、いずれも燃料噴射装置の組み立て時における各
部材の組み立てのための移動方向を示す。後記する図1
以下においても同様である。
【0003】ストッパー部材3は、ボルト挿通孔31お
よび燃料噴射弁2を把持する把持部32を有し、ボルト
412がボルト挿通孔31を挿通し、且つシリンダーヘ
ッド41に設けられたネジ孔411に螺着されることに
よりシリンダーヘッド41に固定されている。燃料噴射
弁2は、かくシリンダーヘッド41に固定されたストッ
パー部材3の把持部32によりその胴部が掴まれ、且つ
当該噴射弁2の先端部がシリンダーヘッド41の燃料噴
射弁装着孔413に装着されることによりシリンダーヘ
ッド41に固定されている。また、燃料分配管1は、そ
の分岐部11が各燃料噴射弁2の他端と接続されてい
る。しかして燃料は、燃料分配管1から分岐部11を経
由して各燃料噴射弁2に供給され、各燃料噴射弁2の先
端に設けられた噴射孔から内燃機関4の燃焼室内に噴射
される。
【0004】ところで燃料噴射装置の工場での組み立て
作業においては、従来から燃料分配管1、燃料噴射弁
2、およびストッパー部材3は、互いに個別の部品の状
態で上記工場に供給されてきており、それら個別の部品
は、上記工場内において半製品の内燃機関に組み付けら
れていた。その場合、必要な軸調整や部品間の位置決め
が良好に達成されることが要求されるが、近時における
内燃機関の小型化や一層の高性能化などに伴う組み立て
スペース上の制約のために、ストッパー部材3を外部か
ら所定個所に挿入設置が困難となる問題、燃料噴射弁2
の燃料噴霧形状が内燃機関4の燃焼性能上の要求から軸
対称になっていない場合や内燃機関4の周辺形状の制約
により、特定の方向からしか燃料噴射弁2に電気接続コ
ネクタ(図示せず)を接続できない問題、燃料噴射弁2を
内燃機関4と燃料分配管1に対して特定の角度で固定す
る必要性の問題、などの諸問題があるために、従来の現
場での個別組み立て方法は実施が困難となっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、近時の斯界
における如上の現況に鑑みて、燃料噴射弁、ストッパー
部材、および燃料分配管を能率よく組み立て得る燃料噴
射装置を提供することを課題とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に係る
燃料噴射装置は、内燃機関のシリンダーヘッドに装着さ
れて上記内燃機関の燃焼室内に燃料を噴射する燃料噴射
弁、上記燃料噴射弁を上記シリンダーヘッドに固定する
ストッパー部材、および分岐部を有すると共に上記分岐
部を介して上記燃料噴射弁に燃料を供給する燃料分配管
を備えた燃料噴射装置であって、上記燃料噴射弁と上記
ストッパー部材と上記燃料分配管とを所定の結合状態で
一体化するホルダ部材を備えたことを特徴とするもので
ある。
【0007】本発明の請求項2に係る燃料噴射装置は、
請求項1において、上記燃料噴射弁と上記ストッパー部
材と上記燃料分配管とが上記ホルダ部材により一体化さ
れた状態において、上記分岐部と上記燃料噴射弁との相
対位置を特定する位置決め手段を有することを特徴とす
るものである。
【0008】本発明の請求項3に係る燃料噴射装置は、
請求項1において、上記燃料噴射弁と上記ストッパー部
材と上記燃料分配管とが上記ホルダ部材により一体化さ
れた状態において、上記燃料噴射弁と上記ストッパー部
材との相対位置を特定する位置決め手段を有することを
特徴とするものである。
【0009】本発明の請求項4に係る燃料噴射装置は、
請求項1において、上記ホルダ部材は、上記内燃機関の
吸気ポートの側壁と上記側壁に近接した位置に配置され
た上記燃料噴射弁との間に位置することを特徴とするも
のである。
【0010】本発明の請求項5に係る燃料噴射装置は、
請求項1〜請求項4のいずれか一項において、上記ホル
ダ部材は、可撓性材料で形成されていることを特徴とす
るものである。
【0011】本発明の請求項6に係る燃料噴射装置は、
請求項5において、上記可撓性材料は、樹脂または金属
板であることを特徴とするものである。
【0012】本発明の請求7に係る燃料噴射装置は、請
求項1において、上記ストッパー部材は、上記燃料噴射
弁の胴部をその半周を超えて把持する把持部を有するこ
とを特徴とするものである。
【0013】
【発明の実施の形態】つぎの実施の形態1では、前記図
14における部位と同じ部位に就いては同じ符号を付
し、また実施の形態1に後続する諸実施の形態では、先
行する実施の形態における部位と同じ部位に就いては同
じ符号を付して説明を省略することがある。
【0014】実施の形態1.図1〜図5は、本発明の燃
料噴射装置における実施の形態1を説明するものであっ
て、図1は実施の形態1の組み立て前における関係部材
の配置を示す斜視図、図2は同組み立て前における関係
部材の、図1とは異なる角度から見た配置を示す斜視
図、図3は上記関係部材を組み立てて得た組み立物の且
つ内燃機関に装着前における斜視図、図4は上記ホルダ
部材の一例としての樹脂製ホルダ部材の斜視図、図5は
上記組み立物を内燃機関に装着した状態の斜視図であ
る。
【0015】図1〜図5において、5は樹脂製ホルダ部
材であって、樹脂製ホルダ部材5は、長尺で広幅の板材
から構成された部位51、短尺で小幅の板材から構成さ
れた部位52、中尺で中幅の板材から構成された部位5
3、突起状の部位54、突起状の部位55、中尺で中幅
の板材から構成された部位56、および突起状の部位5
7とから一体的に構成されており、また部位54と部位
57には、それぞれ窪み541、窪み571が設けられ
ている。
【0016】図1および図2に示す複数の燃料噴射弁2
(図では3基)、燃料分配管1、およびストッパー部材
3の組み立てにおいては、各燃料噴射弁2と燃料分配管
1の各分岐部11とは特定の相対位置関係となるように
接続され、ついで燃料噴射弁2の胴部にストッパー部材
3の把持部32が嵌め込まれ、燃料噴射弁2とストッパ
ー部材3とが特定の相対位置関係に接続された状態に齎
らされる。ついで樹脂製ホルダ部材5を適用して、燃料
噴射弁2が樹脂製ホルダ部材5の部位54、部位55、
および部位56により当該ホルダ部材5に支持固定され
る。その際、燃料噴射弁2の外壁に存在する位置決め部
材(図示せず)が窪み541内に嵌り込んで燃料噴射弁
2と樹脂製ホルダ部材5とが位置決めされるようにする
ことが好ましい。なお燃料噴射弁2の上記位置決め部材
は、特別に設けてもよく、あるいは燃料噴射弁2の外壁
に通常存在する適当な突起物であってもよい。その場合
には、窪み541は当該突起物が存在する位置に予め設
けておくとよい。ストッパー部材3は、部位56と部位
57とにより当該ホルダ部材5に支持固定され、その際
にストッパー部材3の把持部32の外面が部位57の窪
み571内に嵌り込んで樹脂製ホルダ部材5と位置決め
される。燃料噴射弁2と分岐部11とは、両者の接続個
所の外面形状に沿うように樹脂製ホルダ部材5の部位5
1〜53を変形させて両者の上記した相対位置関係を維
持した状態で固定される。かくして図3に示す組み立物
が得られる。
【0017】図3に示す組み立物は、燃料分配管1、燃
料噴射弁2、およびストッパー部材3の間における特定
の相対位置関係を保持した状態で樹脂製ホルダ部材5に
より支持固定されているので、それを内燃機関4の上に
置いて(図1、図2参照)、燃料噴射弁2の先端部をシ
ール部材を介してシリンダーヘッド41の燃料噴射弁装
着孔413に装着し、一方、ボルト412をストッパー
部材3のボルト挿通孔31挿通してシリンダーヘッド4
1に設けられたネジ孔411に螺着することにより、図
5に示す通りに内燃機関4に取り付けることができる。
【0018】実施の形態2.図6〜図8は、本発明の燃
料噴射装置における実施の形態2を説明するものであっ
て、図6は実施の形態2の組み立て前における関係部材
の配置を示す斜視図、図7は図6において用いられてい
るストッパー部材3の斜視図、図8は図6のVIII−VIII
線に沿った断面図である。なお燃料噴射弁2は、通常、
複数基が用いられるところ、図6においては1基のみを
代表的に示し、また図8においては、燃料噴射弁2はそ
の円形の胴部の外周のみを示し、その内部の詳細構造は
省略している。図6において、111は分岐部11に設
けられた位置決め用の突起であり、58は樹脂製ホルダ
部材5に設けられた位置決め用の孔である。図7および
図8において、Cは燃料噴射弁2の中心軸、321およ
び322はストッパー部材3の把持部32の先端、θは
上記中心軸Cと当該両先端321、322を結ぶ角度で
ある。実施の形態2で用いられる分岐部11と樹脂製ホ
ルダ部材5とは、それぞれ突起111および孔58が設
けられている点において実施の形態1で用いられたそれ
らと異なり、その他の構成は同じである。一方、実施の
形態2で用いられるストッパー部材3は、上記角度θが
180°より大きい点において実施の形態1で用いられ
たそれと異なり、その他の構成は同じである。
【0019】燃料分配管1の分岐部11、燃料噴射弁
2、ストッパー部材3、および樹脂製ホルダ部材5は、
前記実施の形態1の場合と同様に互いに特定の相対位置
関係となるように接続されるが、その際に分岐部11の
突起111が樹脂製ホルダ部材5の孔58に嵌合され
る。この嵌合により分岐部11と燃料噴射弁2との位置
決めが実施の形態1の場合より一層確実となる。また上
記角度θが180°より大きいと、燃料噴射弁2の胴部
はその半周を超えてストッパー部材3の把持部32によ
り把持されるので、燃料噴射弁2はストッパー部材3か
ら径方向に外れ難くなってストッパー部材3による把持
が一層確実となる。
【0020】実施の形態3.図9は、本発明の燃料噴射
装置における実施の形態3を説明するものであり、実施
の形態3において用いられて、前記ホルダ部材の他の例
としての金属板製ホルダ部材6の斜視図である。金属板
製ホルダ部材6は、背板61、背板61上部から左右の
両側に延びる長尺帯状の板材から構成された部位62お
よび部位63、背板61の中部に設けられた半容器状の
部位64、背板61の下部に設けられた中尺帯状の板材
から構成された部位65および突起状の部位66から、
且つ一体的に構成されており、また背板61には孔61
1が、部位66には窪み661がそれぞれ設けられてい
る。
【0021】部位62および部位63は、前記樹脂製ホ
ルダ部材5の部位51〜53と同様に燃料噴射弁2と分
岐部11とを結合し、部位64は、前記樹脂製ホルダ部
材5の部位54〜56と同様に燃料噴射弁2を固定し、
部位65および部位66は前記樹脂製ホルダ部材5の部
位56および部位57と同様に燃料噴射弁2とストッパ
ー部材3とを固定する。また孔611は、前記実施の形
態2における樹脂製ホルダ部材5の孔58と同様に分岐
部に設けられた突起を嵌合せしめて、分岐部と燃料噴射
弁とを位置決めし、部位66の窪み661は前記実施の
形態1における樹脂製ホルダ部材5の窪み571と同様
に、ストッパー部材3を位置決めする機能をなす。
【0022】実施の形態4.図10〜図13は、本発明
の燃料噴射装置における実施の形態4を説明するもので
あって、図10は実施の形態4の組み立て前における関
係部材の配置を示す斜視図、図11は上記関係部材を組
み立てて得た組み立物を内燃機関に装着した状態の一部
斜視図、図12は図11のXII−XII線に沿った断面図、
図13は図11のXIII−XIII線に沿った断面図である。
図10〜図13において、42は内燃機関4の吸気ポー
ト、42は吸気ポートの側壁、5は前記実施の形態2で
用いられた樹脂製ホルダ部材5と同じ構造のものであ
る。燃料噴射弁2は、内燃機関4の吸気ポート42の側
壁43に近接する位置に配置されており、また樹脂製ホ
ルダ部材5は、図示する通り側壁43と燃料噴射弁2と
の間に位置せしめられている。この結果、内燃機関4の
長期にわたる実用に基づく樹脂製ホルダ部材5の化学的
劣化により弾性保持力の低下や変形があっても燃料噴射
弁2などからの脱落が防止される。
【0023】以上、本発明を実施の形態1〜4により詳
細に説明したが、本発明はかかる実施の形態に制限され
るものではなく、本発明の課題並びに解決手段の精神に
沿った種々の変形形態をも包含する。例えば上記ホルダ
部材は、前記図4や図9に示した構造のものに限らず、
さらに樹脂や金属板以外の可撓性材料で構成されていて
もよい。要は、燃料分配管と燃料噴射弁とストッパー部
材とを各所定の位置関係に支持固定して、それらを一つ
の部品として内燃機関の製造上で取り扱えるようにでき
る機能を奏し得るものであればよい。
【0024】
【発明の効果】本発明の燃料噴射装置は、内燃機関のシ
リンダーヘッドに装着されて上記内燃機関の燃焼室内に
燃料を噴射する燃料噴射弁、上記燃料噴射弁を上記シリ
ンダーヘッドに固定するストッパー部材、および分岐部
を有すると共に上記分岐部を介して上記燃料噴射弁に燃
料を供給する燃料分配管を備えた燃料噴射装置であっ
て、上記燃料噴射弁と上記ストッパー部材と上記燃料分
配管とを所定の結合状態で一体化するホルダ部材を備え
たことを特徴とするものであって、燃料分配管、燃料噴
射弁、およびストッパー部材は、特定の相対位置関係を
保持した状態でホルダ部材により支持固定され、かくし
て得られる一体化物は、内燃機関への取り付け作業にお
いては、一つの部品として取り扱いが可能となって上記
の取り付け作業の能率が大きく向上する効果がある。
【0025】また上記燃料噴射弁と上記ストッパー部材
と上記燃料分配管とが上記ホルダ部材により一体化され
た状態において、上記分岐部と上記燃料噴射弁との相対
位置を特定する位置決め手段を有し、あるいは上記燃料
噴射弁と上記ストッパー部材との相対位置を特定する位
置決め手段を有すると、前記した内燃機関への取り付け
作業時において、内燃機関や関係部品との位置決め作業
が不要となって取り付け作業の能率が一層向上する効果
がある。
【0026】また上記ホルダ部材は、上記内燃機関の吸
気ポートの側壁と上記側壁に近接した位置に配置された
上記燃料噴射弁との間に位置すると、内燃機関の長期に
わたる実用に基づくホルダ部材の化学的劣化により弾性
保持力の低下や変形があっても、ホルダ部材の燃料噴射
弁などからの脱落が防止される。
【0027】また上記ホルダ部材は、樹脂または金属板
などの可撓性材料で構成されていると、燃料分配管、燃
料噴射弁、およびストッパー部材のホルディング作業が
容易且つ確実となる。
【0028】また上記ストッパー部材は、上記燃料噴射
弁の胴部をその半周を超えて把持する把持部を有する
と、燃料噴射弁2はストッパー部材から径方向に外れ難
くなってストッパー部材による把持が一層確実となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施の形態1の組立前における関係部材の配
置状態の斜視図。
【図2】 実施の形態1の組立前における関係部材の、
他の角度から見た配置状態の斜視図。
【図3】 上記関係部材を組立て得た組立物の、且つ内
燃機関への装着前における斜視図。
【図4】 実施の形態1において用いられた樹脂製ホル
ダ部材の斜視図。
【図5】 図3の組立物を内燃機関に装着した状態の斜
視図。
【図6】 実施の形態2の組立前における関係部材の配
置状態の斜視図。
【図7】 図6において用いられているストッパー部材
の斜視図。
【図8】 図6のVIII−VIII線に沿った断面図。
【図9】 実施の形態3において用いられた金属板製ホ
ルダ部材の斜視図。
【図10】 実施の形態4の組立前における関係部材の
配置状態の斜視図。
【図11】 上記関係部材を組立て得た組立物を内燃機
関に装着した状態の一部斜視図。
【図12】 図11のXII−XII線に沿った断面図。
【図13】 図11のXIII−XIII線に沿った断面図。
【図14】 従来のこの種関係部材の組立前の配置状態
を示す斜視図。
【符号の説明】
1 燃料分配管、11 分岐部、2 燃料噴射弁、3
ストッパー部材、31 ボルト挿通孔、32 把持部、
4 内燃機関、41 シリンダーヘッド、411 ネジ
孔、412 ボルト、413 燃料噴射弁装着孔、5
樹脂製ホルダ部材、6 金属板製ホルダ部材。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内燃機関のシリンダーヘッドに装着され
    て上記内燃機関の燃焼室内に燃料を噴射する燃料噴射
    弁、上記燃料噴射弁を上記シリンダーヘッドに固定する
    ストッパー部材、および分岐部を有すると共に上記分岐
    部を介して上記燃料噴射弁に燃料を供給する燃料分配管
    を備えた燃料噴射装置であって、上記燃料噴射弁と上記
    ストッパー部材と上記燃料分配管とを所定の結合状態で
    一体化するホルダ部材を備えたことを特徴とする燃料噴
    射装置。
  2. 【請求項2】 上記燃料噴射弁と上記ストッパー部材と
    上記燃料分配管とが上記ホルダ部材により一体化された
    状態において、上記分岐部と上記燃料噴射弁との相対位
    置を特定する位置決め手段を有することを特徴とする請
    求項1記載の燃料噴射装置。
  3. 【請求項3】 上記燃料噴射弁と上記ストッパー部材と
    上記燃料分配管とが上記ホルダ部材により一体化された
    状態において、上記燃料噴射弁と上記ストッパー部材と
    の相対位置を特定する位置決め手段を有することを特徴
    とする請求項1記載の燃料噴射装置。
  4. 【請求項4】 上記ホルダ部材は、上記内燃機関の吸気
    ポートの側壁と上記側壁に近接した位置に配置された上
    記燃料噴射弁との間に位置することを特徴とする請求項
    1記載の燃料噴射装置。
  5. 【請求項5】 上記ホルダ部材は、可撓性材料で形成さ
    れていることを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれ
    か一項記載の燃料噴射装置。
  6. 【請求項6】 上記可撓性材料は、樹脂または金属板で
    あることを特徴とする請求項5記載の燃料噴射装置。
  7. 【請求項7】 上記ストッパー部材は、上記燃料噴射弁
    の胴部をその半周を超えて把持する把持部を有すること
    を特徴とする請求項1記載の燃料噴射装置。
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