JP6165084B2 - ナビゲーションシステム及びコンピュータプログラム - Google Patents
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Description
図1に、本実施形態に係るナビゲーションシステム100の構成を示す。
図示するように、ナビゲーションシステム100は、制御装置1と、交通情報放送受信機2と、路車間通信装置3と、操作部4と、表示装置5と、車両状態センサ6と、GPS受信機7と、カメラ8とを備えて構成される。ここで、車両状態センサ6は、角加速度センサや地磁気センサなどである方位センサや、車速パルスセンサなどである車速センサなどの、車両の各種状態を検出するセンサ群である。
そして、ナビゲーションシステム100の路車間通信装置3が受信する交差点情報の交通信号情報には、当該ナビゲーションシステム100が搭載された自動車が走行中の道路を自方路、自方路と交差する道路を他訪路として、自方路の信号機の赤青黄の切り替えの時間パターン(各階梯の時間)と、他方路の信号機の赤青黄の切り替えの時間パターン(各階梯の時間)と、現時点が各切り替えの時間パターン上の、どの時点に相当するかの情報等が含まれる。
すなわち、現在状態算出部11は、車両状態センサ6やGPS受信機7の出力から推定される現在位置に対して、記憶装置13から読み出した地図データが示す、地図とのマップマッチング処理などを施して、現在位置として最も確からしい座標と、現在の進行方向として最も確からしい方向とを、それぞれ現在位置、現在進行方位として算出し、メモリ15にセットする。
すなわち、制御部16は、メモリ15にセットされた現在進行方位、または、北方向が上になるように表示方位に決定し、予め成されたユーザ設定や初期設定に応じて地図縮尺を決定し、現在位置を基準とした現在位置周辺の、決定した表示方位と決定した地図縮尺とに応じて定まる所定の大きさの地理的範囲を地図表示範囲として決定する。
図3に、このようにして表示装置5に表示される案内画像を示す。
図示するように案内画像300は、現在位置周辺の範囲である地図表示範囲内の地図を表す地図画像301上に、現在位置を表す現在位置マーク302や、誘導ルートを表す誘導ルート図形303が表示されたものとなる。
以下、このような走行中ルート設定処理の詳細について説明する。
まず、走行中ルート設定処理の第1の実施例について説明する。
図4に、第1の実施例に係る走行中ルート設定処理の手順を示す。
図示するように、この処理では、まず、直進して最初に到達する交差点である前方直近交差点までの距離がしきい値Th1(Th1はたとえば300m)より大きいかどうかを調べる(ステップ402)。
ここで、ステップ410における警告の出力は、地図データのレーン情報の規制情報が前方直近交差点の直前区間に専用レーンが設定されていることを表していない場合には、たとえば、「車線変更できない場合は直進して下さい」といったメッセージを表示装置5に表示したり音声出力することにより行う。また、ステップ410における警告の出力は、地図データのレーン情報の規制情報が前方直近交差点の直前区間に専用レーンが設定されていることを表している場合には、たとえば、「車線変更禁止区間がありますのでご注意ください」といったメッセージを表示装置5に表示したり音声出力することにより行う。
ところで、以上の走行中ルート設定処理の第1の実施例のステップ406の判定は、自動車の前方直近交差点への到達予測時刻に交通信号機自方路の交通信号機が青信号でなく、かつ、前方直近交差点への到達予測時刻の直後(たとえば、3秒以内)に前方直近交差点の自方路の交通信号機が青信号に変化しない場合に、前方直近交差点で交通信号機による交通整理に従って停車すると判定し、他の場合に、前方直近交差点で交通信号機による交通整理に従って停車しないと判定する処理としてもよい。
図6に、第2の実施例に係る走行中ルート設定処理の手順を示す。
図示するように、この処理では、まず、直進して最初に到達する交差点である前方直近交差点までの距離がしきい値Th1(Th1はたとえば300m)より大きいかどうかを調べる(ステップ602)。
その後、前方直近交差点の通過を待ち(ステップ614)、通過したならば、現在位置が第1ルートと第2ルートの双方より逸脱していないかどうか、すなわち、現在位置が第1ルートか第2ルートのいずれか上に進行しているかどうかを調べ(ステップ616)、逸脱していなければ、現在位置が進行したルートを誘導ルートに設定する(ステップ618)。すなわち、ステップ618では、現在位置が第1のルート上に進行していれば第1ルートを誘導ルートに設定し、現在位置が第2ルート上に進行していれば第2ルートを誘導ルートに設定する。
以上、走行中ルート設定処理の第2の実施例について説明した。
このような走行中ルート設定処理の第2の実施例によれば、たとえば、図7aに示すように、走行中ルート設定処理を開始した時点の現在位置Pから、前方直近交差点X1までの距離が、しきい値Th1以下と比較的小さく、前方直近交差点X1において交通信号機の交通整理により停車することが予測される場合には、前方直近交差点X1を右左折する経路を含む任意の経路のうちで、目的地Gまでの経路として最適なルートが探索されて第1ルートR1として設定されると共に、前方直近交差点X1を直進する経路のうちで、目的地Gまでの経路として最適なルートが第2ルートR2として設定され、第1ルートR1と第2ルートR2が、案内画像300の地図画像301上に表示されユーザに案内される。
図8に、第5の実施例に係る走行中ルート設定処理の手順を示す。
図示するように、この処理では、まず、直進して最初に到達する交差点である前方直近交差点までの距離がしきい値Th1(Th1はたとえば300m)より大きいかどうかを調べる(ステップ802)。
以上、走行中ルート設定処理の第3の実施例について説明した。
このような走行中ルート設定処理の第3の実施例によれば、たとえば、図9aに示すように、走行中ルート設定処理を開始した時点の現在位置Pから、前方直近交差点X1までの距離が、しきい値Th1以下と比較的小さく、前方直近交差点X1において交通信号機の交通整理により停車することが予測される場合に、前方直近交差点X1を右左折する経路を含む任意の経路のうちで、目的地Gまでの経路として最適なルートが候補ルートR0として探索される。そして、走行中車線を走行して、前方直近交差点X1を候補ルート方向に通過できる場合には、候補ルートR0が、そのまま誘導ルートRとして設定される。
Claims (18)
- 自動車に搭載されるナビゲーションシステムであって、
現在位置を算出する現在位置算出部と、
路側機と通信し、前記路側機から送信される、自車前方の交差点に設置されている信号機の表示状態を表す信号情報を受信する路車間通信装置と、
目的地まで誘導ルートを設定する誘導ルート設定部と、
前記現在位置と誘導ルートとを地図上に表した案内画像を表示する誘導ルート案内部とを有し、
前記誘導ルート設定部は、
前記自動車の走行中における誘導ルートの設定を行う場合に、直進して次に到達する交差点である前方直近交差点までの距離が所定のレベルより小さいときに、前記路車間通信装置が路側機から受信した前方直近交差点の信号機の信号情報に基づいて、前記自動車が当該前方直近交差点で信号機に従って停車するかどうかを予測し、
停車しないと予測された場合に、前記現在位置から前方直近交差点を直進して目的地まで進む経路のうちで目的地までの経路として最適な経路を探索して誘導ルートに設定し、
停車すると予測された場合に、前記現在位置から目的地まで進む経路のうちで目的地までの経路として最適な経路を探索して誘導ルートに設定することを特徴とするナビゲーションシステム。 - 請求項1記載のナビゲーションシステムであって、
前記誘導ルート設定部は、前記停車すると予測し、前記現在位置から目的地まで進む経路のうちで目的地までの経路として最適な経路を探索して誘導ルートに設定した場合に、車線変更に留意するように喚起する警告を出力することを特徴とするナビゲーションシステム。 - 自動車に搭載されるナビゲーションシステムであって、
現在位置を算出する現在位置算出部と、
路側機と通信し、前記路側機から送信される、自車前方の交差点に設置されている信号機の表示状態を表す信号情報を受信する路車間通信装置と、
目的地まで誘導ルートを設定する誘導ルート設定部と、
前記現在位置と誘導ルートとを地図上に表した案内画像を表示する誘導ルート案内部とを有し、
前記誘導ルート設定部は、
前記自動車の走行中における誘導ルートの設定を行う場合に、直進して次に到達する交差点である前方直近交差点までの距離が所定のレベルより小さいときに、前記路車間通信装置が路側機から受信した前方直近交差点の信号機の信号情報に基づいて、前記自動車が当該前方直近交差点で信号機に従って停車するかどうかを予測し、
停車しないと予測された場合に、前記現在位置から前方直近交差点を直進して目的地まで進む経路のうちで目的地までの経路として最適な経路を探索して誘導ルートに設定し、
停車すると予測された場合に、前記現在位置から目的地まで進む経路のうちで目的地までの経路として最適な経路を第1のルートとして探索し、前記現在位置から前方直近交差点を直進して目的地まで進む経路のうちで目的地までの経路として最適な経路を第2のルートとして探索し、探索した第1のルートと第2のルートとを提示し、前記自動車が前記前方直近交差点を通過して、前記第1のルートと前記第2のルートのいずれかのルート上に進行したならば、当該進行したルートを誘導ルートに設定することを特徴とするナビゲーションシステム。 - 自動車に搭載されるナビゲーションシステムであって、
現在位置を算出する現在位置算出部と、
路側機と通信し、前記路側機から送信される、自車前方の交差点に設置されている信号機の表示状態を表す信号情報を受信する路車間通信装置と、
目的地まで誘導ルートを設定する誘導ルート設定部と、
前記現在位置と誘導ルートとを地図上に表した案内画像を表示する誘導ルート案内部と、
前記自動車が走行中の車線を認識する車線認識部と、
各道路の各道路区間の車線構成を表すレーン情報を記憶した記憶部とを有し、
前記誘導ルート設定部は、
前記自動車の走行中における誘導ルートの設定を行う場合に、直進して次に到達する交差点である前方直近交差点までの距離が所定のレベルより小さいときに、前記路車間通信装置が路側機から受信した前方直近交差点の信号機の信号情報に基づいて、前記自動車が当該前方直近交差点で信号機に従って停車するかどうかを予測し、
停車しないと予測された場合に、前記現在位置から前方直近交差点を直進して目的地まで進む経路のうちで目的地までの経路として最適な経路を探索して誘導ルートに設定し、
停車すると予測された場合に、前記現在位置から目的地まで進む経路のうちで目的地までの経路として最適な経路を候補ルートとして探索し、前記自動車が、前記車線認識部が認識した走行中の車線が当該車線を進んで、前記候補ルート方向へ前記前方直近交差点を通過できるかどうかを前記レーン情報に基づいて判定し、通過できる場合に前記候補ルートを前記誘導ルートとして設定することを特徴とするナビゲーションシステム。 - 請求項4記載のナビゲーションシステムであって、
前記誘導ルート設定部は、前記候補ルートを探索した場合において、前記自動車が、前記車線認識部が認識した走行中の車線が当該車線を進んで、前記候補ルート方向へ前記前方直近交差点を通過できないと判定した場合に、現在位置から前記前方直近交差点までの距離が所定距離より大きい場合には、前記候補ルートを前記誘導ルートとして設定し、現在位置から前記前方直近交差点までの距離が前記所定距離より大きくない場合には、前記現在位置から前方直近交差点を直進して目的地まで進む経路のうちで目的地までの経路として最適な経路を探索して誘導ルートに設定することを特徴とするナビゲーションシステム。 - 請求項4記載のナビゲーションシステムであって、
前記誘導ルート設定部は、前記候補ルートを探索した場合において、前記自動車が、前記車線認識部が認識した走行中の車線が当該車線を進んで、前記候補ルート方向へ前記前方直近交差点を通過できないと判定した場合に、前記走行中の車線が車線変更可能な車線である場合には、前記候補ルートを前記誘導ルートとして設定し、前記走行中の車線が車線変更可能な車線でない場合には、前記現在位置から前方直近交差点を直進して目的地まで進む経路のうちで目的地までの経路として最適な経路を探索して誘導ルートに設定することを特徴とするナビゲーションシステム。 - 請求項1、2、3、4、5または6記載のナビゲーションシステムであって、
前記誘導ルート設定部は、前記路車間通信装置が路側機から受信した前方直近交差点の信号機の信号情報に基づいて、前記自動車の前記前方直近交差点における信号機に従った停車時間を推定し、推定した停車時間が所定値より小さい場合に、当該自動車は前記前方直近交差点において信号機に従って停車しないと予測し、推定した停車時間が所定値より大きい場合に、当該自動車は前記前方直近交差点において信号機に従って停車すると予測することを特徴とするナビゲーションシステム。 - 請求項1、2、3、4、5、6または7記載のナビゲーションシステムであって、
前記誘導ルート設定部は、設定されている誘導ルートから前記現在位置が逸脱したときに、前記自動車の走行中における誘導ルートの設定を行うことを特徴とするナビゲーションシステム。 - 請求項1、2、3、4、5、6または7記載のナビゲーションシステムであって、
各道路区間の渋滞発生状況を表す渋滞情報を受信する渋滞情報受信装置を備え、
前記誘導ルート設定部は、前記誘導ルートが設定されている状態において、受信した前記渋滞情報が表す渋滞発生状況が変化したとき、または、定期的に、前記自動車の走行中における誘導ルートの設定を行い、前記最適な経路は、受信した渋滞情報が表す各道路区間の渋滞発生状況を考慮して探索されるものであることを特徴とするナビゲーションシステム。 - 路側機と通信し、前記路側機から送信される、自車前方の交差点に設置されている信号機の表示状態を表す信号情報を受信する路車間通信装置を備えた、自動車に搭載されるコンピュータによって読み取られ実行されるコンピュータプログラムであって、当該コンピュータプログラムは、前記コンピュータを、
現在位置を算出する現在位置算出部と、
目的地まで誘導ルートを設定する誘導ルート設定部と、
前記現在位置と誘導ルートとを地図上に表した案内画像を表示する誘導ルート案内部として機能させ、
前記誘導ルート設定部は、
前記自動車の走行中における誘導ルートの設定を行う場合に、直進して次に到達する交差点である前方直近交差点までの距離が所定のレベルより小さいときに、前記路車間通信装置が路側機から受信した前方直近交差点の信号機の信号情報に基づいて、前記自動車が当該前方直近交差点で信号機に従って停車するかどうかを予測し、
停車しないと予測された場合に、前記現在位置から前方直近交差点を直進して目的地まで進む経路のうちで目的地までの経路として最適な経路を探索して誘導ルートに設定し、
停車すると予測された場合に、前記現在位置から目的地まで進む経路のうちで目的地までの経路として最適な経路を探索して誘導ルートに設定することを特徴とするコンピュータプログラム。 - 請求項10記載のコンピュータプログラムであって、
前記誘導ルート設定部は、前記停車すると予測し、前記現在位置から目的地まで進む経路のうちで目的地までの経路として最適な経路を探索して誘導ルートに設定した場合に、車線変更に留意するように喚起する警告を出力することを特徴とするコンピュータプログラム。 - 路側機と通信し、前記路側機から送信される、自車前方の交差点に設置されている信号機の表示状態を表す信号情報を受信する路車間通信装置を備えた、自動車に搭載されるコンピュータによって読み取られ実行されるコンピュータプログラムであって、当該コンピュータプログラムは、前記コンピュータを、
現在位置を算出する現在位置算出部と、
路側機と通信し、前記路側機から送信される、自車前方の交差点に設置されている信号機の表示状態を表す信号情報を受信する路車間通信装置と、
目的地まで誘導ルートを設定する誘導ルート設定部と、
前記現在位置と誘導ルートとを地図上に表した案内画像を表示する誘導ルート案内部として機能させ、
前記誘導ルート設定部は、
前記自動車の走行中における誘導ルートの設定を行う場合に、直進して次に到達する交差点である前方直近交差点までの距離が所定のレベルより小さいときに、前記路車間通信装置が路側機から受信した前方直近交差点の信号機の信号情報に基づいて、前記自動車が当該前方直近交差点で信号機に従って停車するかどうかを予測し、
停車しないと予測された場合に、前記現在位置から前方直近交差点を直進して目的地まで進む経路のうちで目的地までの経路として最適な経路を探索して誘導ルートに設定し、
停車すると予測された場合に、前記現在位置から目的地まで進む経路のうちで目的地までの経路として最適な経路を第1のルートとして探索し、前記現在位置から前方直近交差点を直進して目的地まで進む経路のうちで目的地までの経路として最適な経路を第2のルートとして探索し、探索した第1のルートと第2のルートとを提示し、前記自動車が前記前方直近交差点を通過して、前記第1のルートと前記第2のルートのいずれかのルート上に進行したならば、当該進行したルートを誘導ルートに設定することを特徴とするコンピュータプログラム。 - 路側機と通信し、前記路側機から送信される、自車前方の交差点に設置されている信号機の表示状態を表す信号情報を受信する路車間通信装置を備えた、自動車に搭載されるコンピュータによって読み取られ実行されるコンピュータプログラムであって、当該コンピュータプログラムは、前記コンピュータを、
現在位置を算出する現在位置算出部と、
路側機と通信し、前記路側機から送信される、自車前方の交差点に設置されている信号機の表示状態を表す信号情報を受信する路車間通信装置と、
目的地まで誘導ルートを設定する誘導ルート設定部と、
前記現在位置と誘導ルートとを地図上に表した案内画像を表示する誘導ルート案内部と、
前記自動車が走行中の車線を認識する車線認識部と、
各道路の各道路区間の車線構成を表すレーン情報を記憶した記憶部として機能させ、
前記誘導ルート設定部は、
前記自動車の走行中における誘導ルートの設定を行う場合に、直進して次に到達する交差点である前方直近交差点までの距離が所定のレベルより小さいときに、前記路車間通信装置が路側機から受信した前方直近交差点の信号機の信号情報に基づいて、前記自動車が当該前方直近交差点で信号機に従って停車するかどうかを予測し、
停車しないと予測された場合に、前記現在位置から前方直近交差点を直進して目的地まで進む経路のうちで目的地までの経路として最適な経路を探索して誘導ルートに設定し、
停車すると予測された場合に、前記現在位置から目的地まで進む経路のうちで目的地までの経路として最適な経路を候補ルートとして探索し、前記自動車が、前記車線認識部が認識した走行中の車線が当該車線を進んで、前記候補ルート方向へ前記前方直近交差点を通過できるかどうかを前記レーン情報に基づいて判定し、通過できる場合に前記候補ルートを前記誘導ルートとして設定することを特徴とするコンピュータプログラム。 - 請求項13記載のコンピュータプログラムであって、
前記誘導ルート設定部は、前記候補ルートを探索した場合において、前記自動車が、前記車線認識部が認識した走行中の車線が当該車線を進んで、前記候補ルート方向へ前記前方直近交差点を通過できないと判定した場合に、現在位置から前記前方直近交差点までの距離が所定距離より大きい場合には、前記候補ルートを前記誘導ルートとして設定し、現在位置から前記前方直近交差点までの距離が前記所定距離より大きくない場合には、前記現在位置から前方直近交差点を直進して目的地まで進む経路のうちで目的地までの経路として最適な経路を探索して誘導ルートに設定することを特徴とするコンピュータプログラム。 - 請求項13記載のコンピュータプログラムであって、
前記誘導ルート設定部は、前記候補ルートを探索した場合において、前記自動車が、前記車線認識部が認識した走行中の車線が当該車線を進んで、前記候補ルート方向へ前記前方直近交差点を通過できないと判定した場合に、前記走行中の車線が車線変更可能な車線である場合には、前記候補ルートを前記誘導ルートとして設定し、前記走行中の車線が車線変更可能な車線でない場合には、前記現在位置から前方直近交差点を直進して目的地まで進む経路のうちで目的地までの経路として最適な経路を探索して誘導ルートに設定することを特徴とするコンピュータプログラム。 - 請求項10、11、12、13、14または15記載のコンピュータプログラムであって、
前記誘導ルート設定部は、前記路車間通信装置が路側機から受信した前方直近交差点の信号機の信号情報に基づいて、前記自動車の前記前方直近交差点における信号機に従った停車時間を推定し、推定した停車時間が所定値より小さい場合に、当該自動車は前記前方直近交差点において信号機に従って停車しないと予測し、推定した停車時間が所定値より大きい場合に、当該自動車は前記前方直近交差点において信号機に従って停車すると予測することを特徴とするコンピュータプログラム。 - 請求項10、11、12、13、14、15または16記載のコンピュータプログラムであって、
前記誘導ルート設定部は、設定されている誘導ルートから前記現在位置が逸脱したときに、前記自動車の走行中における誘導ルートの設定を行うことを特徴とするコンピュータプログラム。 - 請求項10、11、12、13、14、15または16記載のコンピュータプログラムであって、
前記コンピュータは、各道路区間の渋滞発生状況を表す渋滞情報を受信する渋滞情報受信装置を備え、
前記誘導ルート設定部は、前記誘導ルートが設定されている状態において、受信した前記渋滞情報が表す渋滞発生状況が変化したとき、または、定期的に、前記自動車の走行中における誘導ルートの設定を行い、前記最適な経路は、受信した渋滞情報が表す各道路区間の渋滞発生状況を考慮して探索されるものであることを特徴とするコンピュータプログラム。
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