JP6163400B2 - 車両のトレー構造 - Google Patents
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Description
しかし、この車両は、ドライバシートおよびパッセンジャシート間でトレーを折り畳んだ状態において、折り畳まれたトレーが各シート間に配置されている。このため、ドライバシートおよびパッセンジャシート間の空間を十分に広く確保する工夫が要求される。
ここで、特許文献1に備えた引出自在のトレーをドライバシートおよびパッセンジャシート間に配置することが考えられる。これにより、ドライバシートおよびパッセンジャシート間から折畳み可能なトレーを除去して各シート間の空間を十分に広く確保することが可能になる。
インストルメントパネルから引き出したトレーを、ドライバシートやパッセンジャシートに着座した乗員に対して使い勝手のよい高さに位置決めすることが難しい。
請求項4は、前記取手は、車体前方へ上り勾配の傾斜状に突出していることを特徴とする。
請求項5は、前記トレーは、前記収納位置から前記引出位置まで平行移動することを特徴とする。
請求項6は、前記カップホルダーは、前記トレーの後端から引き出されることを特徴とする。
これにより、ドライバシートおよびパッセンジャシート間の空間を、ウォークスルー可能(通抜け可能)に十分に広く確保することができる。
よって、トレーを引き出す際にガイド手段で確実に上り勾配に案内することができる。一方、トレーを収納する際にガイド手段で確実に下り勾配に案内することができる。これにより、トレーの引出操作や収納操作を確実におこなうことができ、使い勝手を向上させることができる。
なお、車両のトレー構造20を、以下「トレー構造20」と略記して説明する。
図1、図2に示すように、車両10は、車室11内の前部に設けられたインストルメントパネル13と、インストルメントパネル13(右半部13a)の車体後方に設けられたドライバシート(運転席)15と、インストルメントパネル13(左半部13b)の車体後方に設けられたパッセンジャシート(助手席)16と、インストルメントパネル13に設けられたトレー構造20とを備えている。
このトレー構造20は、インストルメントパネル13の中央後面13dに対して車幅方向に僅かに突出されている。
すなわち、左外壁32、右外壁33および底部34でトレー収納部31が箱状に形成されている。
前ベース壁41、左ベース壁42および右ベース壁43でベース部材22が平面視略U字状(コ字状)に形成されている。
一対の前ストッパ片41a、後ストッパブラケット42a,43aは、トレーユニット23を収納位置P1や引出位置P2に位置決めするための部材である。
ベース部材22にトレーユニット23が支持されている。
図4、図5に戻って、トレーユニット23は、ベース部材22の内部に移動自在に収納された移動体45と、移動体45に連結されたトレー体46と、トレー体46に収納自在に設けられたカップホルダー47(図3参照)とを備えている。
上連結部材54に一対の前ストッパ部材54aが設けられている。
一対の前ストッパ部材54aは、一対の前ストッパ片41aに当接することにより、トレーユニット23を収納位置P1に位置決めするための部材である。
後ストッパ部材51a,52aは、後ストッパブラケット42a,43aに当接することにより、トレーユニット23を引出位置P2に位置決めするための部材である。
これにより、取手61の裏面61cに指を掛けてトレーユニット23を車体後方に向けて斜め上向きに引き上げることができる。
左カバー55、右カバー56、後カバー57、下カバー58およびトレー59でトレー体46が箱状に形成され、移動体45に連結されている。
さらに、トレー体46の後カバー57には、ロック手段26の操作ボタン77が設けられている。
カップホルダー47は、開口部64に摺動自在に差し込まれることにより、ホルダー収納部63に引出自在に収納される。
ガイド手段24は、ベース部材22に設けられた左右のレール(レール)66,67と、左右のレール66,67にスライド自在(摺動自在)に連結された左右のスライダ(スライダ)68,69(右スライダ69は図示せず)とを備えている。
左レール66および右レール67は左右対称に形成されている。
右スライダ69(図示せず)は、左スライダ68と同様に、右レール67にスライド自在(摺動自在)に連結され、かつ、トレーユニット23の移動体45に設けられている。
左スライダ68および右スライダ69が左右対称に形成されている。
さらに、トレーユニット23を引き出す際にガイド手段24で上り勾配に案内することができる。
これにより、トレーユニット23の引出操作や収納操作を確実におこなうことができ、使い勝手を向上させることができる。
この付勢手段25は、前端部25aが前ブラケット74を介して前ベース壁41の下端部に取り付けられ、後端部25bが後ブラケット75を介して移動体45の下連結部材53に取り付けられている。
よって、付勢手段25がガイド手段24に沿って傾斜状に配置されている。
一方、操作ボタン77の押圧を解除することにより、左右のロックピン78,79を移動体45の外側に矢印Bの如く移動させることができる。
左右のロックピン78,79をベース部材22の収納係止部に係止することにより、トレーユニット23を付勢手段25の付勢力に抗して収納位置P1に保持できる。
左右のロックピン78,79をベース部材22の収納係止部に係止することにより、トレーユニット23を付勢手段25の付勢力に抗して引出位置P2に保持できる。
この状態において、トレーユニット23をガイド手段24に沿って車体前後方向に移動させることができる。
ここで、ベース部材22およびトレーユニット23間において、ガイド手段24の下方に沿ってダンパ手段82が備えられている。これにより、トレーユニット23を付勢手段25の付勢力で移動させる際に、トレーユニット23の移動速度を好適に抑えることができる。
これにより、トレーユニット23を斜め上向きに円滑に移動させることができる。
トレーユニット23が収納位置P1から引出位置P2に移動することにより、トレー59の高さ位置がH1からH2に上昇する。すなわち、トレーユニット23が引出位置P2に保持された状態において、トレー59は高さ位置H2まで上昇した位置に保持される。
すなわち、カップホルダー47が引出位置P4に保持された状態において、カップホルダー47は高さ位置H4まで上昇した位置に保持される。
取手85に手を掛けることによりカップホルダー47を引き出すことができる。さらに、保持手段でカップホルダー47を収納位置P3や引出位置P4に保持することができる。
これにより、トレー59として使用するだけでなく、飲み物などを入れた容器83やカップ84をカップホルダー47の乗せ部86に乗せる(置く)ことができるので、使い勝手を向上させることができる。
ここで、トレー59の前端部59a上方に端子収容部36が設けられている。端子収容部36には複数の端子87(図6参照)が設けられている。各端子87は端子カバー88で覆われている。
よって、トレー59に乗せた携帯端末や音楽プレーヤなどを端子87に接続させて充電などをおこなうことも可能である。
また、使用位置まで引き出されたカップホルダー47には、飲料水が入った容器83やカップ84を乗せる(置く)ことができる。
これにより、ドライバシート15やパッセンジャシート16に着座した乗員がトレー59を使用する場合に、着座した乗員に対して使い勝手のよい高さにトレー59を保持できる。
これにより、ドライバシート15やパッセンジャシート16に着座した乗員がカップホルダー47を使用する場合に、着座した乗員に対して使い勝手のよい高さにカップホルダー47を保持できる。
よって、トレー59を使用しない場合に、トレーユニット23をインストルメントパネル13に収納することにより、ドライバシート15およびパッセンジャシート16間の空間17からトレー59(すなわち、トレーユニット23)やカップホルダー47を除去できる。
これにより、ドライバシート15およびトレーユニット23間の空間18を乗員が矢印Dの如く良好にウォークスルーすることができる(通り抜けることができる)。
例えば、前記実施例では、ベース部材22に左右のレール66,67を設け、トレーユニット23に左右のスライダ68,69を設けた例について説明したが、これに限らないで、ベース部材22に左右のスライダ68,69を設け、トレーユニット23に左右のレール66,67を設けることも可能である。
Claims (6)
- 車両のインストルメントパネルのうちドライバシートおよびパッセンジャシート間に対応する部位に引出自在に収納されると共に、収納位置と引出位置とのどちらにおいても上面が車室側に開口しているトレーと、
該トレーの上面の後端から上方に突出する取手と、
前記トレーを所定位置に保持するロック手段と、
該ロック手段の操作ボタンと、
該トレーを引き出す際に上り勾配に案内するガイド手段と、
該ガイド手段に沿って前記トレーを車体後方に向けて付勢する付勢手段と、を備え、
前記操作ボタンは前記取手の下方に設けられていることを特徴とする車両のトレー構造。 - 前記インストルメントパネルの内部に設けられ、前記トレーを支持するベース部材を備え、
前記ガイド手段は、
前記ベース部材および前記トレーの一方に、車体後方に向けて上り勾配に設けられたレールと、
前記ベース部材および前記トレーの他方に設けられ、前記レールにスライド自在(摺動自在)に連結されたスライダと、を備え、
前記ベース部材に前記トレーが前記ガイド手段で連結されたことを特徴とする請求項1記載の車両のトレー構造。 - 前記トレーの下部にホルダー収納部が設けられ、
該ホルダー収納部に引出自在に収納されるカップホルダーを備えたことを特徴とする請求項2記載の車両のトレー構造。 - 前記取手は、車体前方へ上り勾配の傾斜状に突出していることを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれか1項記載の車両のトレー構造。
- 前記トレーは、前記収納位置から前記引出位置まで平行移動することを特徴とする請求項1に記載の車両のトレー構造。
- 前記カップホルダーは、前記トレーの後端から引き出されることを特徴とする請求項3に記載の車両のトレー構造。
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