JP4201208B2 - 車用傘収納装置 - Google Patents

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Description

本発明は、自動車などの内部に配置する傘収納装置に関する。
一般に、雨天時の走行においては、傘を車内に収納し、シートの脇やシートとドアの間のサイドシル部や、あるいは足元の床上に置いている。しかし、車を運転すると、振動により傘が移動して、ドライバーの注意が散漫となったり、場合によってはドライバーの足元に転がって、安全運転に支障をきたす恐れがある。そこで、従来より、車内に傘を固定して収納するための装置がいろいろと提案されている。例えば、特許文献1には、傘を収納する収納ケースをドライバー側シートのシートレッグ前縁に沿って旋回可能に配置した車用傘収納装置が記載されている。
特開2005−306209号公報
しかしながら、特許文献1に記載の車用傘収納装置は、筒状に形成した傘収納ケースをシートレッグ前縁に沿って横向きに配置し、長さ方向の一端部に収納口を設け、この収納口から傘の先端を差し込んで収納するので、傘を収納するには車の外から差し込まなければならず、車に乗り込むのに時間がかかり、雨にも濡れてしまうという問題があった。
本発明は、このような問題に基づきなされたものであり、簡単に傘を収納することができる車用傘収納装置を提供することを目的とする。
本発明の車用傘収納装置は、傘を内部に収納可能であり、傘を横向きの状態で取り込めるように互いに直行する2方向の一方が他方よりも長く形成された収納口を有する傘収納筐体と、収納口に位置し、下部に移動することにより、傘を傘収納筐体の内部に収納することが可能な傘支持台と、傘支持台が下部へ移動するのに連動して収納口を覆うように移動する蓋とを備えたものである。
本発明の車用傘収納装置によれば、収納口が傘を横向きの状態で取り込めるように形成された傘収納筐体と、収納口から下部に移動することにより傘を傘収納筐体の内部に収納することが可能な傘支持台とを備えるようにしたので、車の内部においても傘を容易に収納することができる。よって、車に乗り込む時間を短くすることができ、雨にも濡れにくくすることができる。また、傘支持台が下部へ移動するのに連動して収納口を覆うように移動する蓋を備えるようにすれば、車の振動により傘が傘収納筐体から飛び出したり、濡れた傘に接触して服が濡れてしまうことを防止することができる。更に、傘支持台と連動しているので、少ない動作で簡単に傘を収納することができる。
また、傘支持台を下部に移動させるための移動スイッチを備えるようにすれば、簡単に傘を傘収納筐体の内部に収納することができる。
更に、傘支持台と傘収納筐体との間に弾性体を配置し、弾性力を利用して傘支持台を傘収納筐体の下部から収納口に移動させるようにすれば、傘を容易に取り出しやすくすることができる。
加えて、傘支持台を下部に移動した状態で固定する固定部材と、傘支持台の固定を解除する固定解除スイッチとを備えるようにすれば、傘を安定して収納することができ、かつ、傘の取り出しをより容易とすることができる。
加えてまた、傘収納筐体の対向する側壁に沿ってそれぞれ配置され、傘支持台と連動して側壁から収納口に向かって対向方向に移動可能な第1の可動板と第2の可動板とを有するようにすれば、蓋を側壁に配置しつつ側壁の高さを低くすることができる。よって、車用傘収納装置により制限される空間を少なくすることができ、車内をより広く使用することができる。
更にまた、第1の可動板および第2の可動板のうちの少なくとも一方は、収納口に移動した際に互いに当接する位置にクッション部材を有するようにすれば、第1の可動板と第2の可動板との間に手などが挟まった場合の安全性を向上させることができ、傘が挟まった場合にも傘の損傷を防止することができる。
加えてまた、蓋に内部を見ることができる窓を設けるようにすれば、傘をいちいち取り出さなくても傘を確認することができ、傘の取り間違いや傘の取り忘れを防止することができる。
更にまた、傘収納筐体の突出口の外側に傘のハンドル部を支えるハンドル支持台を備え、ハンドル支持台の支持面が傘収納筐体の下部に固定された状態における傘支持台の支持面よりも高くなるように設定するようにすれば、傘を綺麗に畳まない状態で収納しても、ハンドル部を持って回す事により、容易に傘を畳むことができる。また、ハンドル部を外部に出して傘を収納することにより、長さの異なる様々な傘の収納および取り出しを容易とすることができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。
図1および図2は本発明の一実施の形態に係る車用傘収納装置10の外観構成を表すものである。図3から図5は車用傘収納装置10のI−I線に沿った断面構造を表すものである。図6は車用傘収納装置10のII−II線に沿った断面構造を表すものである。図7は車用傘収納装置10の一部を分解して表すものである。図8は車用傘収納装置10のIII−III線に沿った断面構造を表すものである。
車用傘収納装置10は、車の内部に設置されて用いられるものであり、図1に示したように、例えばほぼ直方体状に形成され、内部に傘Mを収納可能な傘収納筐体11を有している。傘収納筐体11の例えば上面には、傘Mを横向きの状態で内部に取り込めるように、互いに直行する2方向の一方が他方よりも長く形成された例えば長方形の収納口11aが設けられている。収納口11aが大きくなり、傘Mを収納しやすいからである。傘収納筐体11の長手方向の一端部には傘Mのハンドル部を突出させるための突出口11bが設けられており、他端部は閉鎖されている。
車用傘収納装置10は、また、図1および図3から図5に示したように、傘収納筐体11の収納口11aに位置し、下部に移動することにより、傘Mを傘収納筐体11の内部に収納することが可能な傘支持台12を有している。傘支持台12に傘Mを置くことにより傘支持台12を支えにして容易に傘Mを収納することができるからである。なお、図3は傘支持台12が収納口11aに位置する状態の断面構造を示したものであり、図4は傘支持台12が傘収納筐体11の下部に移動している途中の状態の断面構造を示したものであり、図5は傘支持台12が傘収納筐体11の下部に移動した状態の断面構造を示したものである。また、図2は傘支持台12が傘収納筐体11の下部に移動した状態の外観構成を表すものである。
傘支持台12と傘収納筐体11との間には、ばねなどの弾性体13が配置されていることが好ましい。傘支持台12を支持すると共に、弾性力を利用して下部に移動した傘支持台12を収納口11aに復位させることができるからである。弾性体13は、傘収納筐体11の長手方向に複数設けられていることが好ましい。傘支持台12を水平に安定して支持しつつ、上下移動させることができるからである。
傘支持台12には、例えば図6および図7に示したように、傘Mを乗せて傘収納筐体11の下部に移動させるための移動スイッチ14が取り付けられていることが好ましい。簡単に傘Mを傘収納筐体11の内部に収納することができるからである。移動スイッチ14は、例えば、一端部が傘支持台12の底部に取り付けられており、他端部が傘収納筐体11の側壁11cに設けられた貫通孔11dを通して傘収納筐体11の外側に突出し、押圧部14aとなっている。貫通孔11dは、移動スイッチ14を上下に移動させることができるように形成されている。このように移動スイッチ14の押圧部14aを長手方向に延長された側壁11cに設けるようにすれば、傘Mを傘支持台12に置いたのち、連続した動作で移動スイッチ14を操作することができるので好ましい。
また、移動スイッチ14には、押圧部14aよりも幅広に形成されたフランジ部14bが設けられており、傘収納筐体11の側壁11cには、フランジ部14bを勘合させるための溝11eが設けられていることが好ましい。移動スイッチ14をより安定して移動させることができるからである。
車用傘収納装置10は、また、例えば図7に示したように、傘支持台12を傘収納筐体11の下部に移動した状態で固定する固定部材15を備えていることが好ましい。傘Mを安定して傘収納筐体11の内部に収納することができるからである。固定部材15は、例えば、移動スイッチ14の近傍において傘収納筐体11の側壁11cに設けられており、移動スイッチ14のフランジ部14bに設けられた切欠部14cに勘合して移動スイッチ14を係止する突部15aを有している。
また、固定部材15には、傘支持台12の固定を解除する固定解除スイッチ16が取り付けられていることが好ましい。ワンタッチで簡単に傘Mを取り出すことができるからである。固定解除スイッチ16は、例えば、押圧することにより突部15aを傘収納筐体11の内側に移動させて切欠部14cから取り外すことができるように構成されている。固定解除スイッチ16は、移動スイッチ14と同様に、長手方向に延長された側壁11cに設けられていることが好ましい。固定解除スイッチ16を押した後、手をそのまま広げて待っていれば、傘支持台12の固定が解除されて収納口11aに移動してきた傘Mを簡単に手に取ることができるからである。
車用傘収納装置10は、更に、例えば図2から図5に示したように、傘支持台12が下部へ移動するのに連動して収納口11aを覆うように移動する蓋17を備えていることが好ましい。車の振動により傘Mが傘収納筐体11から飛び出したり、濡れてた傘Mに接触して服が濡れてしまうことを防止することができるからである。また、傘支持台12と連動させるようにすれば、例えば移動スイッチ14を押すだけで傘Mを傘収納筐体11の内部に収納すると同時に、収納口11aを蓋17で覆うことができ、少ない動作で簡単に傘を収納することができるからである。
蓋17は、例えば、傘収納筐体11の対向する側壁11cに沿ってそれぞれ配置され、傘収納筐体11の側壁11cから収納口11aに向かって互いに対向する方向に移動可能な第1の可動板17aと第2の可動板17bとを有していることが好ましい。蓋17を側壁11cに配置しつつ側壁11cの高さを低くすることができるからである。第1の可動板17aおよび第2の可動板17bは、例えば、傘収納筐体11の長手方向に延長された側壁11cと、その内側に設けられたガイド板11fとの間の隙間に配置されている。ガイド板11fは、例えば、傘収納筐体11の長さ方向において複数に分断されており、各ガイド板11fの間には、第1の可動板17aまたは第2の可動板17bと、傘支持台12とを連結するワイヤなどの連結部材18aが配設されている。連結部材18aはガイドローラー18bなどにより案内されており、第1の可動板17aおよび第2の可動板17bは傘支持台12の動きに連動して側壁11cとガイド板11fとの間の隙間を移動するようになっている。
第1の可動板17aと第2の可動板17bとは、収納口11aに移動した際に互いに当接して収納口11aを覆うようになっている。第1の可動板17aおよび第2の可動板17bのうちの少なくとも一方には、互いに当接する位置にクッション部材17cが配設されていることが好ましい。第1の可動板17aと第2の可動板17bとの間に手などが挟まってしまった場合にも安全性を高めることができ、傘Mが挟まった場合も傘Mの損傷を防止することができるからである。
蓋17には、また、傘収納筐体11の内部を見ることができる窓17dが設けられていることが好ましい。傘Mをいちいち取り出さなくても傘Mを確認することができるからである。なお、本実施の形態においては、第2の可動板17bが長さ方向において移動スイッチ14が設けられている箇所で分割されており、この分割部分の隙間が窓17dとなっている。このように構成すれば、簡単な構成で、車用傘収納装置10の厚みを厚くすることなく移動スイッチ14を設けることができ、かつ、その隙間を窓17dとして利用することができるので好ましい。
車用傘収納装置10は、加えて、例えば図2および図8に示したように、傘収納筐体11の突出口11bの外側に、傘Mのハンドル部を支えるハンドル支持台19が設けられていることが好ましい。傘Mを綺麗に畳まない状態で収納しても、ハンドル部を持って回す事により、容易に傘Mを畳むことができ、また、ハンドル部を外部に出して傘Mを収納することにより、長さの異なる様々な傘Mの収納および取り出しを容易とすることができるからである。ハンドル支持台19の支持面19aは、傘支持台12が傘収納筐体11の下部に固定された状態において、傘支持台12の支持面12aよりも高くなるように設定されていることが好ましい。
なお、この車用傘収納装置10は、車の内部に設置されることが好ましく、例えば、シートとドアの間のサイドシル部、シートとシートの間の空間、またはシートレッグ前縁などどこに置かれてもよい。中でも、シートとドアの間のサイドシル部に設置するようにすれば、ドライバーの足元の空間を広く確保することができるので好ましい。また、車用傘収納装置10は、前方シート側、後方シート側のどちらに設けてもよく、車の内部に複数設置してもよい。
この車用傘収納装置10は、例えば、次のようにして用いられる。図9は車用傘収納装置10の動作を表すものである。まず、図9(A)に示したように、車用傘収納装置10の傘支持台12の上に傘Mを置き、そのまま連続した動作で、移動スイッチ14の押圧部14aを手で押して傘支持台12を下部に下げる。これにより、図9(B)に示したように、傘Mは傘収納筐体11の内部に収納され、傘収納筐体11の収納口11aは、傘支持台12と連動して傘収納筐体11の側壁11cから移動してきた第1の可動板17aと第2の可動板17bとにより覆われる。傘支持台12は、固定部材14により傘収納筐体11の下部に固定される。
続いて、傘Mを取り出す際には、固定解除スイッチ16を手で押すと、固定部材14による傘支持台12の固定が解除され、弾性体13の働きにより傘支持台12が傘収納筐体11の収納口11aに復位する。また、傘支持台12の移動と連動して、第1の可動板17aおよび第2の可動板17bは収納口11aから傘収納筐体11の側壁11cに移動する。これにより、図9(A)に示したように、傘Mが傘収納筐体11の上に取り出される。それを、固定解除スイッチ16を押した後、そのまま待っていた手でつかむ。
このように、本実施の形態に係る車用傘収納装置10によれば、収納口11aが傘Mを横向きの状態で取り込めるように形成された傘収納筐体11と、収納口11aから下部に移動することにより傘Mを傘収納筐体11の内部に収納することが可能な傘支持台12とを備えるようにしたので、車の内部においても傘Mを容易に収納することができる。よって、車に乗り込む時間を短くすることができ、雨にも濡れにくくすることができる。
また、傘支持台12に下部に移動させるための移動スイッチ14を取り付けるようにすれば、簡単に傘Mを傘収納筐体11の内部に収納することができる。特に、移動スイッチ14の押圧部14aを傘収納筐体11の側壁11cに設けるようにすれば、傘Mを傘支持台12に置いたのち、連続した動作で移動スイッチ14を操作することができ、傘Mを円滑に収納することができる。
更に、傘支持台12と傘収納筐体11との間に弾性体13を配置し、弾性力を利用して傘支持台12を傘収納筐体11の下部から収納口11aに移動させるようにすれば、傘Mを容易に取り出しやすくすることができる。
加えて、傘支持台12を下部に移動した状態で固定する固定部材15と、傘支持台12の固定を解除する固定解除スイッチ16とを備えるようにすれば、傘Mを安定して収納することができ、かつ、傘Mの取り出しをより容易とすることができる。特に、固定解除スイッチ16を傘収納筐体11の側壁11cに設けるようにすれば、固定解除スイッチ16を押した後、手をそのまま広げて待っていれば、固定が解除されて収納口11aに移動してきた傘Mを簡単に手に取ることができる。
更にまた、傘支持台12が下部へ移動するのに連動して収納口11aを覆うように移動する蓋17を備えるようにすれば、車の振動により傘Mが傘収納筐体11から飛び出したり、濡れた傘Mに接触して服が濡れてしまうことを防止することができる。また、傘支持台12と連動しているので、少ない動作で簡単に傘Mを収納することができる。
加えてまた、傘収納筐体11の対向する側壁11c沿ってそれぞれ配置され、傘支持台12と連動して側壁11cから収納口11aに向かって対向方向に移動可能な第1の可動板17aと第2の可動板17bとを有するようにすれば、蓋17を傘収納筐体11の側壁11cに配置しつつ側壁11cの高さを低くすることができる。よって、車用傘収納装置10により制限される空間を少なくすることができ、車内をより広く使用することができる。
更にまた、第1の可動板17aおよび第2の可動板17bのうちの少なくとも一方は、収納口11aに移動した際に互いに当接する位置にクッション部材17cを有するようにすれば、第1の可動板17aと第2の可動板17bとの間に手などが挟まった場合の安全性を向上させることができ、傘Mが挟まった場合にも傘Mの損傷を防止することができる。
加えてまた、蓋17に傘収納筐体11の内部を見ることができる窓17dを設けるようにすれば、傘Mをいちいち取り出さなくても傘Mを確認することができ、傘Mの取り間違いや傘Mの取り忘れを防止することができる。特に、第2の可動板17bを長さ方向において移動スイッチ14が設けられている箇所で分割するようにすれば、この分割部分の隙間を窓17dとして利用することができ、かつ、簡単な構成で、車用傘収納装置10の厚みを厚くすることなく移動スイッチ14を設けることができる。
更にまた、傘収納筐体11の突出口11bの外側に傘Mのハンドル部を支えるハンドル支持台19を備え、ハンドル支持台19の支持面19aが傘収納筐体11の下部に固定された状態における傘支持台12の支持面12aよりも高くなるように設定するようにすれば、傘Mを綺麗に畳まない状態で収納しても、ハンドル部を持って回す事により、容易に傘Mを畳むことができる。また、ハンドル部を外部に出して傘Mを収納することにより、長さの異なる様々な傘Mの収納および取り出しを容易とすることができる。
以上、実施の形態を挙げて本発明を説明したが、本発明は上記実施の形態に限定されるものではなく、種々変形可能である。例えば、上記実施の形態では、傘収納筐体11をほぼ直方体状に形成する場合について説明したが、円柱状などの他の形状としてもよい。
また、上記実施の形態では、移動スイッチ14、固定部材15、固定解除スイッチ16および蓋17の構造または機構について具体的に説明したが、他の構造または他の機構を有するように構成してもよい。例えば、移動スイッチは、駆動装置を利用して機械的に傘支持台を移動させるようにしてもよい。
更に、上記実施の形態では、蓋17の第2の可動板17bを2つに分割する場合について説明したが、分割せずに1枚で構成するようにしてもよく、3以上に分割してもよい。また、第1の可動板17aについても複数に分割するようにしてもよい。
加えて、上記実施の形態では、蓋17に窓17dを設ける場合について説明したが、傘収納筐体11の側壁11cなどの他の位置に窓を設けるようにしてもよい。また、窓17dを開口するようにしたが、透明または半透明などの窓部材を取り付けるようにしてもよい。
種々の傘を車内部に収納する収納装置の分野に用いることができる。
本発明の車用傘収納装置の外観図である。 本発明の車用傘収納装置の他の外観図である。 図1に示した車用傘収納装置のI−I線に沿った断面図である。 図1に示した車用傘収納装置のI−I線に沿った他の断面図である。 図1に示した車用傘収納装置のI−I線に沿った他の断面図である。 図1に示した車用傘収納装置のII−II線に沿った断面図である。 図1に示した車用傘収納装置の部分分解図である。 図1に示した車用傘収納装置のIII−III線に沿った断面図である。 図1に示した車用傘収納装置の動作を順に表す斜視図である。
符号の説明
10…車用傘収納装置、11…傘収納筐体、11a…収納口、11b…突出口、11c…側壁、11d…貫通孔、11e…溝、11f…ガイド板、12…傘支持台、12a…支持面、13…弾性体、14…移動スイッチ、14a…押圧部、14b…フランジ部、14c…切欠部、15…固定部材、15a…突部、16…固定解除スイッチ、17…蓋、17a…第1の可動板、17b…第2の可動板、17c…クッション部材、17d…識別窓、18a…連結部材、18b…ガイドローラー、19…ハンドル支持部、19a…支持面、M…傘。

Claims (8)

  1. 傘を内部に収納可能であり、傘を横向きの状態で取り込めるように互いに直行する2方向の一方が他方よりも長く形成された収納口を有する傘収納筐体と、
    前記収納口に位置し、下部に移動することにより、傘を前記傘収納筐体の内部に収納することが可能な傘支持台と
    前記傘支持台が下部へ移動するのに連動して前記収納口を覆うように移動する蓋と
    を備えたことを特徴とする車用傘収納装置。
  2. 前記傘支持台を下部に移動させるための移動スイッチを
    更に備えたことを特徴とする請求項1記載の車用傘収納装置。
  3. 前記傘支持台と前記傘収納筐体との間に配置され、弾性力を利用して前記傘支持台を前記傘収納筐体の下部から収納口に移動させる弾性体を
    更に備えたことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の車用傘収納装置。
  4. 前記傘支持台を前記傘収納筐体の下部に移動した状態で固定する固定部材と、
    この固定部材による前記傘支持台の固定を解除する固定解除スイッチと
    を更に備えたことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1に記載の車用傘収納装置。
  5. 前記蓋は、前記傘収納筐体の対向する側壁に沿ってそれぞれ配置され、前記傘支持台と連動して前記傘収納筐体の側壁から収納口に向かって互いに対向する方向に移動可能な第1の可動板と第2の可動板とを有する
    ことを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか1に記載の車用傘収納装置。
  6. 前記第1の可動板および第2の可動板のうちの少なくとも一方は、前記収納口に移動した際に互いに当接する位置にクッション部材が配設された
    ことを特徴とする請求項記載の車用傘収納装置。
  7. 前記蓋は、内部を見ることができる窓を有する
    ことを特徴とする請求項から請求項のいずれか1に記載の車用傘収納装置。
  8. 前記傘収納筐体は、長手方向の一端部に傘のハンドル部を突出させるための突出口を有し、
    この突出口の外側には、傘のハンドル部を支えるハンドル支持台が設けられ、
    このハンドル支持台の支持面は、前記傘支持台が前記傘収納筐体の下部に固定された状態で、前記傘支持台の支持面よりも高くなるように設定されている
    ことを特徴とする請求項1から請求項のいずれか1に記載の車用傘収納装置。
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