JP6163026B2 - 光学装置 - Google Patents

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本発明は、光学装置に関する。
従来から、光を用いたセンサーが知られている(たとえば特許文献1参照)。同文献に開示のセンサーは、赤外発光ダイオードと、赤外受光素子と、ケースと、を備えている。赤外発光ダイオードおよび赤外受光素子は、ケースに配置されている。赤外発光ダイオードからは、赤外光が、感光体上の所定領域に付着したトナーに向けて照射される。そして、トナーにて反射した赤外光は、赤外受光素子によって受光される。赤外受光素子の出力に基づいて、トナーの濃度が検出される。
特開平09−89769号公報
このようなセンサーを用いる際に、トナーにて拡散した光を受光することにより、トナーの濃度をより的確に検出することが考えられている。このような考えのもと、新たなセンサーの開発が求められている。
本発明は、上記した事情のもとで考え出されたものであって、トナーの濃度をより的確に検出できる小型の光学装置を提供することをその主たる課題とする。
本発明の第1の側面によると、発光素子と第1受光素子と第2受光素子と基板とを備え、前記発光素子と前記第1受光素子と前記第2受光素子とは、前記基板上にて、一直線上に配列されており、前記発光素子は、前記基板の面内方向における第1方向側に向かって光を放ち、前記第1受光素子は、前記発光素子から放たれ、前記基板に対して前記第1方向側に配置された対象体にて反射した光を受光し、前記第2受光素子は、前記発光素子から放たれ、前記対象体にて散乱した光を受光する、光学装置が提供される。
好ましくは、前記基板は長矩形状であり、前記発光素子と前記第1受光素子と前記第2受光素子とは、前記基板の短手方向の一端側に配置されている。
好ましくは、前記発光素子と前記第1受光素子と前記第2受光素子とは、前記基板の長手方向に沿って配列されている。
好ましくは、前記第1受光素子は、前記発光素子および前記第2受光素子の間に配置されている。
好ましくは、前記第1受光素子と前記第2受光素子との離間距離は、前記第1受光素子と前記発光素子との離間距離よりも、小さい。
好ましくは、前記基板に配置されたケースを更に備え、前記ケースは、前記発光素子と前記第1受光素子との間に介在する第1隔壁を含む。
好ましくは、前記ケースは、前記第1受光素子と前記第2受光素子との間に介在する第2隔壁を含む。
好ましくは、前記第2隔壁は、第1壁部を含み、前記第1壁部は、前記第1受光素子と前記第2受光素子との間に位置しており、且つ、前記基板の厚さ方向視において、前記第1方向に向かうにつれて、前記基板の長手方向において前記発光素子に近づくように、前記基板の短手方向に対し傾斜するように、延びている。
好ましくは、前記第2隔壁は、第2壁部を含み、前記第2壁部は、前記第1壁部よりも前記第1方向側に位置しており、且つ、前記第1壁部につながっており、前記第2壁部は、前記基板の厚さ方向視において、前記第1壁部から離れるにつれて、前記基板の長手方向において前記発光素子に近づくように、前記第1壁部の延びる方向に対して傾斜するように、延びている。
好ましくは、前記ケースは、前記発光素子の光を通過させる出射窓と、前記第1受光素子への光を通過させる第1入射窓と、を有し、前記出射窓は、前記発光素子の前記第1方向側に位置しており、前記第1入射窓は、前記第1受光素子の前記第1方向側に位置している。
好ましくは、前記出射窓の開口面積は、前記第1入射窓の開口面積よりも小さい。
好ましくは、前記ケースには、前記第2受光素子への光を通過させる第2入射窓が形成され、前記第2入射窓は、前記第2受光素子の第1方向側に位置している。
好ましくは、前記第2入射窓の開口面積は、前記第1入射窓の開口面積よりも小さい。
好ましくは、前記ケースには、入射用穴が形成されており、前記入射用穴は、前記第1入射窓と、前記第2入射窓と、につながっている。
好ましくは、前記ケースに配置された透光部材を更に備え、前記透光部材は、前記第1方向視において、前記出射窓および前記第1入射窓に重なっている。
好ましくは、前記透光部材は、基部と、前記基部から前記発光素子に向かって膨らむ膨出部を含み、前記膨出部は、前記第1方向視において、前記出射窓に重なっている。
好ましくは、前記発光素子は、発光素子用基板と、LEDチップと、発光素子用レンズと、を含み、前記LEDチップは、前記発光素子用基板上、且つ、前記発光素子用基板と前記発光素子用レンズとの間に配置されており、前記発光素子用基板は、前記基板に対して起立している。
好ましくは、前記第1受光素子は、第1受光素子用基板と、第1受光チップと、第1受光素子用レンズと、を含み、前記第1受光チップは、前記第1受光素子用基板上、且つ、前記第1受光素子用基板と前記第1受光素子用レンズとの間に配置されており、前記第1受光素子用基板は、前記基板に対して起立している。
好ましくは、前記基板は、基板表面および基板裏面を有し、前記基板表面に形成された表面配線パターンと、前記表面配線パターンを覆う表面保護層と、を更に備え、前記表面保護層は、黒色である。
好ましくは、前記表面配線パターンと前記発光素子との間に介在し、前記表面配線パターンと前記発光素子とを接合する第1接合部と、前記表面配線パターンと前記第1受光素子との間に介在し、前記表面配線パターンと前記第1受光素子とを接合する第2接合部と、前記表面配線パターンと前記第2受光素子との間に介在し、前記表面配線パターンと前記第2受光素子とを接合する第3接合部と、を更に備える。
好ましくは、前記基板裏面に形成された裏面配線パターンと、前記裏面配線パターンを覆う裏面保護層と、を更に備え、前記裏面保護層は、黒色である。
好ましくは、前記基板には、前記基板の厚さ方向視において、前記発光素子と前記第1受光素子との間に位置する空隙が形成され、前記ケースは、前記空隙に配置された部分を有する。
好ましくは、前記空隙と、前記ケースにおける前記空隙に配置された部分は、前記基板の厚さ方向視において長手状に互いに同一方向に延びている。
本発明のその他の特徴および利点は、添付図面を参照して以下に行う詳細な説明によって、より明らかとなろう。
本発明の第1実施形態にかかる光学装置の平面図である。 本発明の第1実施形態にかかる光学装置の底面図である。 図1のIII方向の矢視図である。 図3のIV−IV線に沿う断面図である。 図4から透光部材を省略した図である。 図4のVI−VI線に沿う断面図である。 図5からケースを省略した図である。 図2からケースおよび透光部材を省略した図である。 図1に示した発光素子の斜視図である。 図9のX−X線に沿う断面図である。 図1に示した第1受光素子および第2受光素子の斜視図である。 図11のXII−XII線に沿う断面図である。 図1のIII方向視におけるケースのみを示した図である。 図13に示したケースの反対側から見た図である。 図13、図14に示したケースの底面図である。 図4に示した透光部材の図である。 図16の手前側から見た図である。 図16のXVIII−XVIII線に沿う断面図である。
以下、本発明の実施の形態につき、図面を参照して具体的に説明する。
<第1実施形態>
図1〜図18を用いて、本発明の第1実施形態について説明する。
図1は、本発明の第1実施形態にかかる光学装置の平面図である。図2は、本発明の第1実施形態にかかる光学装置の底面図である。図3は、図1のIII方向の矢視図である。図4は、図3のIV−IV線に沿う断面図である。図6は、図4のVI−VI線に沿う断面図である。
光学装置100は、対象体891(図4参照)に付着したトナーの濃度を検出するためのものである。
光学装置100は、基板1と、表面配線パターン21(図1〜図4では適宜省略、図6参照)と、表面保護層23(図1〜図4では適宜省略、図6参照)と、裏面配線パターン26(図1〜図4では適宜省略、図6参照)と、裏面保護層28(図1〜図4では適宜省略、図6参照)と、発光素子31と、第1受光素子33と、第2受光素子35と、電気素子41と、電気素子43と、ケース6と、透光部材7と、コネクタ8と、を備える。図6では、発光素子31、第1受光素子33、および第2受光素子35を、ハッチングを付して示しており、内部構造を省略している。
図5は、図4から透光部材を省略した図である。図7は、図5からケースを省略した図である。図8は、図2からケースおよび透光部材を省略した図である。
図1〜図8に示す基板1は、発光素子31と、第1受光素子33と、第2受光素子35と、を配置するためのものである。本実施形態では、基板1は一方向に沿って延びる長手状である。基板1の短手方向の一方を第1方向X1としており、基板1の短手方向の他方を第2方向X2としている。
本実施形態では、基板1は、絶縁性の材料よりなる。基板1は、たとえば、ガラス繊維入りエポキシ基板である。本実施形態とは異なり、基板1が絶縁性の材料よりなる場合に、基板1が、セラミックよりなっていてもよい。セラミックとしては、たとえば、Al23、SiC、または、AlNが挙げられる。
基板1は、基板表面11と、基板裏面12と、第1基板側面13と、第2基板側面14と、第1基板端面15と、第2基板端面16と、を有する。
図6に示すように、基板表面11および基板裏面12は互いに反対側を向いている。基板表面11は、厚さ方向Zの一方を向いている。基板表面11は平坦である。一方、基板裏面12は、厚さ方向Zの他方を向いている。基板裏面12は平坦である。
図3、図4に示すように、第1基板側面13と、第2基板側面14と、第1基板端面15と、第2基板端面16と、はいずれも、基板1の厚さ方向Zに交差する方向を向いている。第1基板側面13と、第2基板側面14と、第1基板端面15と、第2基板端面16と、はいずれも、基板表面11および基板裏面12につながっている。第1基板側面13および第2基板側面14は、基板1の長手方向において互いに反対側に位置している。第1基板側面13は、基板1の長手方向の一端に位置している。第2基板側面14は、基板1の長手方向の他端に位置している。第1基板端面15および第2基板端面16は、基板1の短手方向において互いに反対側に位置している。第1基板端面15は、基板1の第1方向X1側に位置している。第2基板端面16は、基板1の第2方向X2側に位置している。
図7、図8に示すように、基板1には、孔19Aと、孔19Bと、空隙19Cとが形成されている。
本実施形態では、孔19Aおよび孔19Bは円形状の貫通孔であり、空隙19Cは、第1基板端面15から基板1の中央側に向かう切欠きである。
図6に示すように、表面配線パターン21は基板表面11に形成されている。表面配線パターン21は、発光素子31へ給電する機能を果たす。表面配線パターン21は、厚さ方向Z視において所定のパターン形状となっている。表面配線パターン21のパターン形状は適宜変更可能である。表面配線パターン21は導電材料よりなる。このような導電材料としては、たとえば、NiやCuやAuやAgが挙げられる。
表面配線パターン21は、2つの発光素子用パッド211と、2つの第1受光素子用パッド212と、2つの第2受光素子用パッド213と、を含む。
2つの発光素子用パッド211は、互いに離間して配置されている。2つの第1受光素子用パッド212は、互いに離間して配置されている。2つの第2受光素子用パッド213は、互いに離間して配置されている。
表面保護層23は基板表面11に形成されている。表面保護層23は絶縁性の材料よりなる。表面保護層23は、たとえば、レジスト層と称されるものである。本実施形態では、表面保護層23は黒色である。表面保護層23は、表面配線パターン21の一部を覆っている。
表面保護層23からは、表面配線パターン21の一部が露出している。具体的には、表面保護層23からは、発光素子用パッド211と、第1受光素子用パッド212と、第2受光素子用パッド213とが露出している。
図6に示すように、裏面配線パターン26は基板裏面12に形成されている。裏面配線パターン26は、発光素子31へ給電する機能を果たす。裏面配線パターン26は、厚さ方向Z視において所定のパターン形状となっている。裏面配線パターン26のパターン形状は適宜変更可能である。裏面配線パターン26は導電材料よりなる。このような導電材料としては、たとえば、NiやCuやAuやAgが挙げられる。
裏面保護層28は基板裏面12に形成されている。裏面保護層28は絶縁性の材料よりなる。裏面保護層28は、たとえば、レジスト層と称されるものである。本実施形態では、裏面保護層28は黒色である。裏面保護層28は、裏面配線パターン26を覆っている。
図4〜図7等に示す発光素子31は、基板1の基板表面11に配置されている。発光素子31は、光991(図4参照、本実施形態では赤外光)を発する。具体的には、発光素子31は、基板1の面内方向における第1方向X1側(図4では、上側)に向かって、光991を放つ。発光素子31から放たれた光991は、基板1の厚さ方向Z視において、第1基板端面15を横切って、対象体891へと向かう。本実施形態では、発光素子31は、基板1の面内方向に沿って光を照射するサイドビュータイプの素子である。
図9は、図1に示した発光素子の斜視図である。図10は、図9のX−X線に沿う断面図である。
発光素子31は、発光素子用基板311と、LEDチップ313と、発光素子用レンズ315と、を含む。
発光素子用基板311は板状の部材であり、たとえば絶縁材料よりなる。発光素子用基板311はたとえば、ガラス繊維入りエポキシ基板である。本実施形態では、発光素子用基板311は基板1に起立している。
LEDチップ313は、ベアチップLEDである。本実施形態においてLEDチップ313は赤外光を発する。LEDチップ313は、n型半導体層と、活性層と、p型半導体層と、を有する。上記n型半導体層は上記活性層に積層されている。上記活性層は上記p型半導体層に積層されている。活性層は、n型半導体層とp型半導体層との間に位置する。n型半導体層、活性層、およびp型半導体層は、たとえば、GaNよりなる。LEDチップ313は、発光素子用基板311に搭載されている。
発光素子用レンズ315は、発光素子用基板311に配置されている。発光素子用レンズ315と発光素子用基板311との間に、LEDチップ313が配置されている。発光素子用レンズ315は、発光素子31から放たれる、一方向に向かう光の強度を高める機能を果たす。発光素子用レンズ315は、発光素子用基板311からLEDチップ313に向かう方向に膨らむ膨出面を有する。この膨出面から、LEDチップ313に放たれた光が出射される。なお、発光素子31からの光は、発光素子用レンズ315の光軸L31に沿って進行する。
図4〜図7等に示す第1受光素子33は、基板1の基板表面11に配置されている。第1受光素子33は、第2方向X2側に進行してきた光を受光する。具体的には、第1受光素子33は、発光素子31から放たれ、基板1に対して第1方向X1側に配置された対象体891にて反射した光992(本実施形態では赤外光)を受光する。第1受光素子33は、対象体891にて反射して、基板1の面内方向における第2方向X2側(図4では、下側)に向かってきた光992を、受光する。第1受光素子33は、受光した光に応じた電流を発生する。本実施形態では、第1受光素子33は、基板1の面内方向に沿って進行してきた光を受光する、サイドビュータイプの素子である。
図11は、図1に示した第1受光素子33および第2受光素子35の斜視図である。図12は、図11のXII−XII線に沿う断面図である。
第1受光素子33は、第1受光素子用基板331と、第1受光チップ333と、第1受光素子用レンズ335と、を含む。
第1受光素子用基板331は板状の部材であり、たとえば絶縁材料よりなる。第1受光素子用基板331はたとえば、ガラス繊維入りエポキシ基板である。本実施形態では、第1受光素子用基板331は基板1に起立している。
第1受光チップ333は、フォトダイオードあるいはフォトトランジスタである。本実施形態において第1受光チップ333は赤外光を受光することにより、電流を発生する。第1受光チップ333は、第1受光素子用基板331に搭載されている。
第1受光素子用レンズ335は、第1受光素子用基板331に配置されている。第1受光素子用レンズ335と第1受光素子用基板331との間に、第1受光チップ333が配置されている。第1受光素子用レンズ335は、第1受光素子33に受光される光の強度を高める機能を果たす。第1受光素子用レンズ335は、第1受光素子用基板331から第1受光チップ333に向かう方向に膨らむ膨出面を有する。この膨出面から入射した光は、第1受光チップ333に至る。第1受光素子用レンズ335の光軸は、光軸L33である。
図4〜図7等に示す第2受光素子35は、基板1の基板表面11に配置されている。第2受光素子35は、第2方向X2側に進行してきた光を受光する。具体的には、第2受光素子35は、発光素子31から放たれ、基板1に対して第1方向X1側に配置された対象体891にて散乱または拡散した光(本実施形態では赤外光)を受光する。第2受光素子35は、対象体891にて反射して、基板1の面内方向における第2方向X2側(図4では、下側)に向かってきた光993を、受光する。第2受光素子35は、受光した光に応じた電流を発生する。本実施形態では、第2受光素子35は、基板1の面内方向に沿って進行してきた光を受光する、サイドビュータイプの素子である。
図4、図11、図12等に示すように、第2受光素子35は、第2受光素子用基板351と、第2受光チップ353と、第2受光素子用レンズ355と、を含む。
第2受光素子用基板351は板状の部材であり、たとえば絶縁材料よりなる。第2受光素子用基板351はたとえば、ガラス繊維入りエポキシ基板である。本実施形態では、第2受光素子用基板351は基板1に起立している。
第2受光チップ353は、フォトダイオードあるいはフォトトランジスタである。本実施形態において第2受光チップ353は赤外光を受光することにより、電流を発生する。第2受光チップ353は、第2受光素子用基板351に搭載されている。
第2受光素子用レンズ355は、第2受光素子用基板351に配置されている。第2受光素子用レンズ355と第2受光素子用基板351との間に、第2受光チップ353が配置されている。第2受光素子用レンズ355は、第2受光素子35に受光される光の強度を高める機能を果たす。第2受光素子用レンズ355は、第2受光素子用基板351から第2受光チップ353に向かう方向に膨らむ膨出面を有する。この膨出面から入射した光は、第2受光チップ353に至る。第2受光素子用レンズ355の光軸は、光軸L35である。
図4、図5、図7に示すように、発光素子31と、第1受光素子33と、第2受光素子35は、基板1上にて一直線上に配列されている。発光素子31と、第1受光素子33と、第2受光素子35は、基板1の長手方向に沿って配列されている。発光素子31と、第1受光素子33と、第2受光素子35は、基板1の短手方向の一端側(第1基板端面15の位置する側)に配置されている。第1受光素子33と第2受光素子35との離間距離は、第1受光素子33と発光素子31との離間距離よりも、小さい。第1受光素子33は、発光素子31と第2受光素子35との間に配置されている。本実施形態とは異なり、たとえば発光素子31が、第1受光素子33と第2受光素子35との間に配置されていてもよい。
図4等に示す電気素子41および電気素子43は、基板1の基板表面11に配置されている。電気素子41はたとえばICチップであり、電気素子43はたとえばチップ抵抗器である。
図6に示す第1接合部51は発光素子31および表面配線パターン21を接合している。第1接合部51は、発光素子31および表面配線パターン21の間に介在している。第1接合部51は、発光素子31および表面配線パターン21のいずれにも直接接している。具体的には、第1接合部51は、表面配線パターン21のうち、発光素子用パッド211に直接接している。第1接合部51は導電性材料よりなる。第1接合部51を構成する導電性材料としては、ハンダもしくはAgが挙げられる。本実施形態とは異なり、第1接合部51は絶縁性材料よりなっており、発光素子31がワイヤ接続されていてもよい。
図6に示す第2接合部52は第1受光素子33および表面配線パターン21を接合している。第2接合部52は、第1受光素子33および表面配線パターン21の間に介在している。第2接合部52は、第1受光素子33および表面配線パターン21のいずれにも直接接している。具体的には、第2接合部52は、表面配線パターン21のうち、第1受光素子用パッド212に直接接している。第2接合部52は導電性材料よりなる。第2接合部52を構成する導電性材料としては、ハンダもしくはAgが挙げられる。本実施形態とは異なり、第2接合部52は絶縁性材料よりなっており、第1受光素子33がワイヤ接続されていてもよい。
図6に示す第3接合部53は第2受光素子35および表面配線パターン21を接合している。第3接合部53は、第2受光素子35および表面配線パターン21の間に介在している。第3接合部53は、第2受光素子35および表面配線パターン21のいずれにも直接接している。具体的には、第3接合部53は、表面配線パターン21のうち、第2受光素子用パッド213に直接接している。第3接合部53は導電性材料よりなる。第3接合部53を構成する導電性材料としては、ハンダもしくはAgが挙げられる。本実施形態とは異なり、第3接合部53は絶縁性材料よりなっており、第2受光素子35がワイヤ接続されていてもよい。
図1〜図6等に示すケース6は、基板1に配置されている。ケース6は基板1に対し、たとえば熱圧着によって取り付けられていたり、あるいは、接着剤によって取り付けられている。ケース6は絶縁材料よりなる。ケース6を構成する絶縁材料としては、ABS樹脂、ポリスチレン、ポリエチレンが挙げられる。ケース6は、たとえば黒色よりなり、赤外線を透過させない。ケース6は、発光素子31と、第1受光素子33と、第2受光素子35と、を収容している。
図13は、図1のIII方向視におけるケースのみを示した図である。図14は、図13に示したケースの反対側から見た図である。図15は、図13、図14に示したケースの底面図である。
図4、図6、図15によく表れているように、ケース6には、第1収容空間611と、第2収容空間612と、第3収容空間613と、が形成されている。
第1収容空間611には発光素子31が収容されている。第2収容空間612には第1受光素子33が収容されている。第3収容空間613には第2受光素子35が収容されている。
図4、図6、図15に示すように、ケース6は、周壁621と、第1隔壁623と、第2隔壁624と、天板626と、を含む。
天板626は、厚さ方向Z視において、発光素子31と、第1受光素子33と、第2受光素子35と、に重なっている。天板626は、基板1に平行に配置された板状である。
周壁621は、厚さ方向Z視において、発光素子31と、第1受光素子33と、第2受光素子35と、を囲む形状である。周壁621は、基板1から起立した形状である。周壁621は、天板626につながっており、基板1に形成された表面保護層23に直接接している。
第1隔壁623は、発光素子31および第1受光素子33の間に介在している。第1隔壁623は、発光素子31から放たれた光が、第1受光素子33に直接至ることを防止する。第1隔壁623は、厚さ方向Z視において、発光素子31と第1受光素子33と第2受光素子35とが配列された直線に対し傾斜する方向に延びている。本実施形態では、第1隔壁623は、X1−X2方向に延びている。第1隔壁623は、基板1から起立した形状である。第1隔壁623は、天板626につながっており、基板1に形成された表面保護層23に直接接している。第1隔壁623と、周壁621と、天板626とによって、第1収容空間611が形成されている。
図5、図6、図15に示すように、第2隔壁624は、第1受光素子33および第2受光素子35の間に介在している。第2隔壁624は、厚さ方向Z視において、発光素子31と第1受光素子33と第2受光素子35とが配列された直線に対し傾斜する方向に延びている。本実施形態では、第2隔壁624は、第1隔壁623が延びる方向に対して傾斜しており、図5では、右斜め上に向かうように第1隔壁623が延びる方向に対し傾斜している。第2隔壁624は、基板1から起立した形状である。第2隔壁624は、天板626につながっており、基板1に形成された表面保護層23に直接接している。第1隔壁623と、第2隔壁624と、周壁621と、天板626と、によって、第2収容空間612が形成されている。また、第2隔壁624と、周壁621と、天板626とによって、第3収容空間613が形成されている。
図5、図15に示すように、第2隔壁624は、第1壁部624Aと、第2壁部624Bと、を有する。
第1壁部624Aは、厚さ方向Z視において、一方向に沿って延びている。具体的には、第1壁部624Aは、基板1の厚さ方向Z視において、第1方向X1に向かうにつれて、基板1の長手方向において発光素子31に近づくように、基板1の短手方向(X1−X2方向)に対し傾斜するように、延びている。第2壁部624Bは、第1壁部624Aよりも第1方向X1側に位置しており、且つ、第1壁部624Aにつながっている。第2壁部624Bは、基板1の厚さ方向Z視において、第1壁部624Aから離れるにつれて、基板1の長手方向において発光素子31に近づくように、第1壁部624Aの延びる方向に対して傾斜するように、延びている。
図5、図13、図15に示すように、周壁621には、出射用穴621Aと、入射用穴621Bと、光通過穴621Cとが形成されている。出射用穴621Aと、入射用穴621Bと、光通過穴621Cはいずれも、ケース6における第1方向X1側に形成されている。
出射用穴621Aは、第1収容空間611につながっている。本実施形態では、出射用穴621Aは、断面が円形状の穴である。入射用穴621Bは、第2収容空間612および第3収容空間613につながっている。本実施形態では、入射用穴621Bの断面は、長矩形状である。光通過穴621Cは、ケース6の外部につながっている。光通過穴621Cは、出射用穴621Aと、入射用穴621Bとにもつながっている。本実施形態においては、光通過穴621Cの断面は、入射用穴621Bの断面よりも大きな長矩形状である。
図4、図13、図15に示すように、ケース6には、出射窓641と、第1入射窓642と、第2入射窓643とが形成されている。図13では、理解の便宜上、出射窓641と、第1入射窓642と、第2入射窓643とを、ハッチングを付して示している。
出射窓641は第1収容空間611に通じている。出射窓641を通って、発光素子31からの光991が対象体891へと向かう。本実施形態では、出射窓641は、出射用穴621Aによって構成されている。また、出射窓641は、円形状であり、光軸L31上に位置している。
第1入射窓642は第2収容空間612に通じている。第1入射窓642を通って、対象体891からの光992が第1受光素子33へと向かう。本実施形態では、第1入射窓642は、入射用穴621Bによって構成されており、具体的には、第2壁部624Bの一部と、周壁621の一部とによって構成されている。本実施形態では、第1入射窓642は、矩形状であり、光軸L33上に位置している。図13に示すように、第1入射窓642の開口面積よりも、出射窓641の開口面積の方が小さい。
第2入射窓643は第3収容空間613に通じている。第2入射窓643を通って、対象体891からの光993が第2受光素子35へと向かう。本実施形態では、第2入射窓643は、入射用穴621Bによって構成されており、具体的には、第2壁部624Bの一部と、周壁621の一部とによって構成されている。本実施形態では、第2入射窓643は、矩形状である。第2入射窓643は、光軸L35上には位置しておらず、光軸L35からずれた位置に配置されている。図13に示すように、第2入射窓643の開口面積は、第1入射窓642の開口面積よりも小さい。
図13〜図15に示すように、ケース6は、部分69Aと、部分69Bと、部分69Cとを有する。
部分69Aおよび部分69Bはピンであり、周壁621につながっている。図2に示すように、部分69Aおよび部分69Bはそれぞれ、基板1に形成された孔19Aおよび孔19Bに挿入されている。
図6、図13〜図15に示すように、部分69Cは、第1隔壁623につながっている。部分69Cは、厚さ方向Z視において、発光素子31および第1受光素子33の間に配置されている。部分69Cは板状であり、厚さ方向Zにおいて部分69Cの延びる方向は、第1隔壁623の延びる方向に一致している。図2に示すように、部分69Cは、基板1に形成された長状の空隙19Cに配置されている。部分69Cの延びる方向と、空隙19Cの延びる方向とは、互いに同一である。部分69Cが基板1に形成された長状の空隙19Cに配置されていることにより、発光素子31から放たれた光の一部が、基板1の内部を経由して第1受光素子33ヘ進行することを、遮断する。これにより、発光素子31から放たれた光の一部が、基板1内部を経由して、不当に第1受光素子33に至ることを防止できる。
図4等に示す透光部材7は、発光素子31からの光を透過させる材料よりなる。そのため、本実施形態では、赤外光を透過させる材料よりなる。透光部材7はケース6に取り付けられており、具体的には、ケース6における光通過穴621C等に配置されている。なお、透光部材7における爪(図示略)が、ケース6と係合することにより透光部材7はケース6に取り付けられている。透光部材7は、発光素子31と、第1受光素子33と、第2受光素子35とに対して、第1方向X1側に位置している。透光部材7は、第1方向X1視において、出射窓641と、第1入射窓642と、第2入射窓643と、に重なっている。
図16は、図4に示した透光部材の図である。図17は、図16の手前側から見た図である。図18は、図16のXVIII−XVIII線に沿う断面図である。
透光部材7は、基部71と、膨出部73と、突出部75と、を含む。
基部71は、長手状の延びる部材である。基部71は、第1方向X1視において、出射窓641と、第1入射窓642と、第2入射窓643と、に重なっている。基部71は、光通過穴621Cに配置されている。基部71の第1方向X1側の面からは、発光素子31からの光が出射される。また、基部71の第1方向X1側の面に、対象体891からの光が入射する。
膨出部73は、基部71につながっている。膨出部73は基部71から発光素子31に向かって膨らんでいる。膨出部73は、出射用穴621Aに配置されており、光軸L31上に位置している。膨出部73には、発光素子31からの光が入射する。
突出部75は、基部71につながっている。突出部75は基部71から第2方向X2側に向かって突出している。突出部75は入射用穴621Bに配置されており、光軸L33上に位置しているが、光軸L35上には位置していない。突出部75からは、基部71に入射した光が、第1受光素子33あるいは第2受光素子35に向かって出射される。
図1等に示すコネクタ8は、基板1に配置されている。コネクタ8を介して、光学装置100の外部から発光素子31に電力が供給される。またコネクタ8を介して、第1受光素子33からの電流や、第2受光素子35からの電流が、光学装置100の外部に伝わる。
次に、本実施形態の作用効果について説明する。
本実施形態においては、発光素子31と第1受光素子33と第2受光素子35が設けられている。本実施形態においては、発光素子31と第1受光素子33と第2受光素子35とを用いると、対象体891に付着したトナーをより的確に検出できる。また、本実施形態においては、発光素子31と第1受光素子33と第2受光素子35とは、基板1上にて、一直線上に配列されている。このような構成によると、発光素子31と、第1受光素子33と、第2受光素子35の、配列された方向とは直交する方向(本実施形態では第1方向X1)における、基板1のスペースを小さくすることができる。その結果、対象体891に付着したトナーをより的確に検出することができる小型の光学装置100が提供される。
本実施形態においては、基板1は長矩形状であり、発光素子31と、第1受光素子33と、第2受光素子35と、は、基板1の短手方向の一端側に配置されている。このような構成は、基板1の短手方向の寸法を小さくするのに適する。
本実施形態においては、第1受光素子33と第2受光素子35との離間距離は、第1受光素子33と発光素子31との離間距離よりも、小さい。このような構成によると、出射窓641の開口面積を小さくできる。これにより、透光部材7における光通過面781に付着した汚れによって、第2受光素子35に至る光993が少なくなることを防止できる。その結果、更に的確に対象体891に付着したトナーを検出できる。
本発明は、上述した実施形態に限定されるものではない。本発明の各部の具体的な構成は、種々に設計変更自在である。
100 光学装置
1 基板
11 基板表面
12 基板裏面
13 第1基板側面
14 第2基板側面
15 第1基板端面
16 第2基板端面
19A 孔
19B 孔
19C 空隙
21 表面配線パターン
211 発光素子用パッド
212 第1受光素子用パッド
213 第2受光素子用パッド
23 表面保護層
26 裏面配線パターン
28 裏面保護層
31 発光素子
311 発光素子用基板
313 LEDチップ
315 発光素子用レンズ
33 第1受光素子
331 第1受光素子用基板
333 第1受光チップ
335 第1受光素子用レンズ
35 第2受光素子
351 第2受光素子用基板
353 第2受光チップ
355 第2受光素子用レンズ
41 電気素子
43 電気素子
51 第1接合部
52 第2接合部
53 第3接合部
6 ケース
611 第1収容空間
612 第2収容空間
613 第3収容空間
621 周壁
621A 出射用穴
621B 入射用穴
621C 光通過穴
623 第1隔壁
624 第2隔壁
624A 第1壁部
624B 第2壁部
626 天板
641 出射窓
642 第1入射窓
643 第2入射窓
69A 部分
69B 部分
69C 部分
7 透光部材
71 基部
73 膨出部
75 突出部
781 光通過面
8 コネクタ
891 対象体
991 光
992 光
993 光
L31 光軸
L33 光軸
L35 光軸
X1 第1方向
X2 第2方向
Z 厚さ方向

Claims (18)

  1. 発光素子と第1受光素子と第2受光素子と基板とを備え、
    前記発光素子と前記第1受光素子と前記第2受光素子とは、前記基板上にて、一直線上に配列されており、
    前記発光素子は、前記基板の面内方向における第1方向側に向かって光を放ち、
    前記第1受光素子は、前記発光素子から放たれ、前記基板に対して前記第1方向側に配置された対象体にて反射した光を受光し、
    前記第2受光素子は、前記発光素子から放たれ、前記対象体にて散乱した光を受光し、
    前記第1受光素子は、前記発光素子および前記第2受光素子の間に配置されており、
    前記基板に配置されたケースを更に備え、
    前記ケースは、前記発光素子と前記第1受光素子との間に介在する第1隔壁を含み、
    前記ケースは、前記第1受光素子と前記第2受光素子との間に介在する第2隔壁を含み、
    前記第2隔壁は、第1壁部を含み、
    前記第1壁部は、前記第1受光素子と前記第2受光素子との間に位置しており、且つ、前記基板の厚さ方向視において、前記第1方向に向かうにつれて、前記基板の長手方向において前記発光素子に近づくように、前記基板の短手方向に対し傾斜するように、延びており、
    前記ケースには、前記第1受光素子への光を通過させる第1入射窓と、前記第2受光素子への光を通過させる第2入射窓と、が形成され、前記第2入射窓の開口面積は、前記第1入射窓の開口面積よりも小さく、
    前記第1受光素子は、第1受光チップを含み、前記第2受光素子は、第2受光チップと、第2受光素子用レンズと、を含み、
    前記第2受光素子用レンズの光軸は、前記基板の厚さ方向視において、前記第2受光素子と重なり、
    前記第2入射窓は、前記前記第2受光素子用レンズの前記光軸からずれた位置に配置されており、且つ、前記基板の厚さ方向視において前記光軸に対し前記発光素子側に配置されている、光学装置。
  2. 前記基板は長矩形状であり、
    前記発光素子と前記第1受光素子と前記第2受光素子とは、前記基板の短手方向の一端側に配置されている、請求項1に記載の光学装置。
  3. 前記発光素子と前記第1受光素子と前記第2受光素子とは、前記基板の長手方向に沿って配列されている、請求項1または請求項2に記載の光学装置。
  4. 前記第1受光素子と前記第2受光素子との離間距離は、前記第1受光素子と前記発光素子との離間距離よりも、小さい、請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の光学装置。
  5. 前記第2隔壁は、第2壁部を含み、
    前記第2壁部は、前記第1壁部よりも前記第1方向側に位置しており、且つ、前記第1壁部につながっており、
    前記第2壁部は、前記基板の厚さ方向視において、前記第1壁部から離れるにつれて、前記基板の長手方向において前記発光素子に近づくように、前記第1壁部の延びる方向に対して傾斜するように、延びている、請求項1に記載の光学装置。
  6. 前記ケースは、前記発光素子の光を通過させる出射窓有し、
    前記出射窓は、前記発光素子の前記第1方向側に位置しており、
    前記第1入射窓は、前記第1受光素子の前記第1方向側に位置している、請求項1ないし請求項5のいずれかに記載の光学装置。
  7. 記出射窓の開口面積は、前記第1入射窓の開口面積よりも小さい、請求項6に記載の光学装置。
  8. 前記第2入射窓は、前記第2受光素子の第1方向側に位置している、請求項6または請求項7に記載の光学装置。
  9. 前記ケースには、入射用穴が形成されており、前記入射用穴は、前記第1入射窓と、前記第2入射窓と、につながっている、請求項8に記載の光学装置。
  10. 前記ケースに配置された透光部材を更に備え、
    前記透光部材は、前記第1方向視において、前記出射窓および前記第1入射窓に重なっている、請求項6に記載の光学装置。
  11. 前記透光部材は、基部と、前記基部から前記発光素子に向かって膨らむ膨出部を含み、
    前記膨出部は、前記第1方向視において、前記出射窓に重なっている、請求項1に記載の光学装置。
  12. 前記発光素子は、発光素子用基板と、LEDチップと、発光素子用レンズと、を含み、
    前記LEDチップは、前記発光素子用基板上、且つ、前記発光素子用基板と前記発光素子用レンズとの間に配置されており、
    前記発光素子用基板は、前記基板に対して起立している、請求項1ないし請求項1のいずれかに記載の光学装置。
  13. 前記第1受光素子は、第1受光素子用基板と、1受光素子用レンズと、を含み、
    前記第1受光チップは、前記第1受光素子用基板上、且つ、前記第1受光素子用基板と前記第1受光素子用レンズとの間に配置されており、
    前記第1受光素子用基板は、前記基板に対して起立している、請求項1ないし請求項1のいずれかに記載の光学装置。
  14. 前記基板は、基板表面および基板裏面を有し、
    前記基板表面に形成された表面配線パターンと、前記表面配線パターンを覆う表面保護層と、を更に備え、前記表面保護層は、黒色である、請求項1ないし請求項1のいずれかに記載の光学装置。
  15. 前記表面配線パターンと前記発光素子との間に介在し、前記表面配線パターンと前記発光素子とを接合する第1接合部と、
    前記表面配線パターンと前記第1受光素子との間に介在し、前記表面配線パターンと前記第1受光素子とを接合する第2接合部と、
    前記表面配線パターンと前記第2受光素子との間に介在し、前記表面配線パターンと前記第2受光素子とを接合する第3接合部と、を更に備える、請求項1に記載の光学装置。
  16. 前記基板裏面に形成された裏面配線パターンと、前記裏面配線パターンを覆う裏面保護層と、を更に備え、前記裏面保護層は、黒色である、請求項1または請求項1に記載の光学装置。
  17. 前記基板には、前記基板の厚さ方向視において、前記発光素子と前記第1受光素子との間に位置する空隙が形成され、前記ケースは、前記空隙に配置された部分を有する、請求項1に記載の光学装置。
  18. 前記空隙と、前記ケースにおける前記空隙に配置された部分は、前記基板の厚さ方向視において長手状に互いに同一方向に延びている、請求項1に記載の光学装置。
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