JP6161238B2 - 適用装置 - Google Patents

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Description

本発明は適用装置及び適用方法に関する。
特許文献1には、紙オムツや生理用ナプキン等の吸収性物品の肌触り、風合い等を改善するために、ローション、柔軟剤、水溶性抗菌剤などの低粘度の液体を、吸収性物品を構成するシートに適用する方法が開示されている。
特開2004−229959号公報
シートに液体を適用する場合、シートに適切な量の液体を適用する必要がある。このため、シートに実際に適用された液体量を検出することが必要である。
しかしながら、特許文献1では、このことについて何ら言及されていない。
したがって、本発明の目的は、吸収性物品の製品、半製品又は素材に実際に適用された液体量を検出することができる適用装置及び適用方法を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明によれば、
搬送装置によって搬送されている吸収性物品の製品、半製品又は素材に対して、0.05〜4Pa・sの範囲の粘度を有する液体を適用する適用装置であって、
前記液体を収容するタンクと、
前記液体を前記製品、半製品又は素材に対して適用するノズルと、
前記タンク内の液体を、チューブを介して前記ノズルに供給するポンプと、
前記ポンプから前記ノズルに供給される液体の量を検出するために、前記ポンプと前記ノズルとの間の前記チューブに配置された液量計と、
を具備する、
適用装置が提供される。
さらに、前記液量計によって検出された液体の量に基づいて、ポンプの供給量を制御すると好ましい。吸収性物品の製品、半製品又は素材に実際に適用される液体の量を適切に制御することができるからである。
さらに、前記液量計によって検出された液体の量が目標範囲内にあるか否かを判断する判断装置をさらに具備すると好ましい。吸収性物品の製品、半製品又は素材に実際に適用される液体の量が目標範囲内にあるか否かをユーザが認知することができるからである。
さらに、前記目標範囲は第一の目標範囲を含み、前記判断装置により、前記液量計によって検出された液体の量が前記第一の目標範囲外であると判断されたときに、前記液量計によって検出された液体の量が前記第一の目標範囲内になるように、前記ポンプの供給量を制御する制御装置をさらに備えると好ましい。吸収性物品の製品、半製品又は素材に、第一の目標範囲内の量の液体を適用することができるからである。
さらに、前記目標範囲は第二の目標範囲を含み、前記判断装置により、前記液量計によって検出された液体の量が前記第二の目標範囲外であると判断されたときに、前記適用装置の適用作用を停止させる適用停止装置をさらに備えると好ましい。吸収性物品の製品、半製品又は素材に第二の目標範囲外の量の液体が適用されるのを防ぐことができるからである。
さらに、前記判断装置により、前記液量計によって検出された液体の量が前記第二の目標範囲外であると判断されたときに、前記搬送装置を停止させる搬送停止装置をさらに備えると好ましい。吸収性物品の製品、半製品又は素材への液体の適用が停止されたときに、吸収性物品の製品、半製品又は素材の無駄な搬送を防ぐことができるからである。
さらに、前記目標範囲は第三の目標範囲を含み、前記判断装置により、前記液量計によって検出された液体の量が前記第三の目標範囲外であると判断されたときに、警報器を作動させる警報装置をさらに備えると好ましい。吸収性物品の製品、半製品又は素材に実際に適用された液体の量が第三の目標範囲外であることを、ユーザが認知できるからである。
さらに、前記目標範囲が、前記搬送装置の搬送速度に応じて定められると好ましい。吸収性物品の製品、半製品又は素材の搬送速度に応じた量の液体を吸収性物品の製品、半製品又は素材に適用できるからである。
さらに、上記課題を解決するために、本発明によれば、
搬送装置によって搬送されている吸収性物品の製品、半製品又は素材に対して、0.05〜4Pa・sの範囲の粘度を有する液体を適用する方法であって、
前記液体を収容するタンクと、
前記液体を前記製品、半製品又は素材に対して適用するノズルと、
前記タンク内の液体を、チューブを介して前記ノズルに供給するポンプと、
前記ポンプからノズルに供給される液体の量を検出するために、前記ポンプと前記ノズルとの間のチューブに配置された液量計と、
を具備する、
適用装置によって、
前記吸収性物品の製品、半製品又は素材に前記液体を適用する段階と、
前記液量計によって検出された液体の量に基づいて、ポンプの供給量を制御する段階と、
を含む、
方法が提供される。
本発明により、低粘度の液体を吸収性物品の製品、半製品又は素材に適用するときに、どれだけの量の液体を実際に適用したかを検出することができる。
本発明の実施例の適用装置の概略図。 適用装置の作用を説明するタイムチャート。 シートの搬送速度が変化したときの適用装置の作用を説明するタイムチャート。 適用制御を実行するフローチャート。 適用制御を実行するフローチャート。
これより、図1〜5を用いて、本発明の実施例を説明する。
図1は、搬送装置3によって搬送されている対象物5に対して、低粘度の液体を適用する適用装置1を示している。対象物5は、吸収性物品の製品、半製品又は素材である。吸収性物品は、紙オムツや生理用ナプキン等を含む。本発明の実施例では、対象物5は、生理用ナプキンのトップシートを形成するシートから構成される。
図1に示すように、適用装置1は、液体を収容するタンク11と、液体をシート5に適用するノズル13を備える。適用装置1はさらに、タンク11に収容されている液体を、チューブ15を介してノズル13に供給するポンプ17を具備する。ポンプ17の供給量は変更可能である。タンク11はポンプ17よりも高い位置に配置される。その結果、タンク11内の液体は、液体の自重によってポンプ17に達する。また、タンク11とポンプ17との間のチューブ15には、液体に混入している不純物を除去するためのフィルタ19が配置される。
ポンプ17とノズル13との間のチューブ15の部分に液量計21が配置される。液量計21は、チューブ15内を流通する液体の量、すなわちシート5に実際に適用された液体の量を検出する。したがって、シート5に実際に適用された液体の量を簡単に検出することができる。
本発明の実施例では、ノズル13は、液体噴出路(図示しない)と、液体噴出路を開放又は閉鎖する、空気圧駆動式のノズル弁(図示しない)と、空気室(図示しない)とをその内部に備える。すなわち、ノズル13の空気室に空気圧が印加されると、ノズル弁が開弁され、液体が液体流通路から噴出される。これに対し、空気室への空気圧の印加が停止されると、ノズル弁が閉弁され、液体の噴出が停止される。
適用装置1はさらに第一のコンプレッサ23を備える。ノズル13の空気室及び第一のコンプレッサ23は、第一のエアチューブ25を介して接続される。この例では、ノズル13と第一のコンプレッサ23との間の第一のエアチューブ25にノズル弁開閉用電磁弁27が配置される。このノズル弁開閉用電磁弁27が開弁されると、ノズル13に空気圧が印加されてノズル弁が開弁される。ノズル弁開閉用電磁弁27が閉弁されると、ノズル弁が閉弁される。
また、ノズル13は、液体流通路に連通して又は隣接して、空気流通路(図示しない)を備える。
適用装置1はさらに第二のコンプレッサ29を備える。ノズル13の空気流通路は第二のエアチューブ31を介して第二のコンプレッサ29に接続される。第二のエアチューブ31には別の電磁弁33と、第二のエアチューブ31内の空気圧を調節するためのレギュレータ35が取り付けられている。電磁弁33が開弁されると、空気流通路から圧縮空気が噴出され、したがって液体流通路から噴出される液体がシート5に微粒化して適用される。電磁弁33が閉弁されると、空気流通路への圧縮空気の供給が停止される。
別の実施例では、圧縮空気を使用しないで、液体がノズル13から噴出される。更に別の実施例では、例えばハケやローラ等によって液体がシート5に塗布される。
本発明の実施例では、液体は適用装置1からシート5に不連続に適用される。別の実施例では、液体は適用装置1から連続的にシート5に適用される。
一方、搬送装置3は、シート5をほぼ水平方向に搬送するために、駆動ローラ3a及び従動ローラ3bを含む。本発明の実施例では、上述のノズル13はシート5の下方に配置されている。
また、この実施例の搬送装置3は、シート5の搬送速度を検出するための速度計37を備える。
この実施例では、液体は、少なくともシート5に適用される時点において、0.05〜4Pa・sの範囲の粘度を有する。例えば、液体は、20〜25℃、1気圧において、0.05〜4Pa・sの範囲の粘度を有する。
なお、液体の粘度は以下のように検出される。所望の温度において、JIS K 2283に準じてキャノン−フェンスケ粘度計により動粘度を検出し、さらにJIS K 2249に準じて振動式密度計により密度を検出する。上記結果より、以下の式を用いてその温度における粘度を算出する。
粘度(Pa・s)=動粘度(m/s)×密度(kg/m
この実施例において、液体は、経血をトップシートから吸収体へ速やかに移行させるための改質剤である。しかしながら、別の実施例では、スキンケア剤、PH調整剤、抗菌剤、芳香剤、香料等である。
この実施例の適用装置1において、適用装置1からシート5に供給される液体量はかなり少なく、10ml/分程度である。このために、この実施例で使用される液量計21はコリオリ式流量計である。コリオリ式流量計は、こうした少ない液体の量を計測するのに適している。しかしながら、別の実施例では、液量計21は、他の形式である。
コリオリ式流量計は、コリオリの力の原理を利用した流量計である。すなわち、例えばU字形又は直線状のチューブ内に測定対象の液体を流通させつつチューブを振動させると、チューブに歪が生ずる。この歪の大きさはチューブ内を流通する液体流量に依存する。したがって、チューブの歪の大きさを検出すれば、液体流量を検出することができる。
更に、適用装置1は警報器41を備える。警報器41は、音、光又は振動を発生することによって、ユーザに警報を発する。
適用装置1はさらに制御器39を備える。制御器39は例えば、CPU(マイクロプロセッサ)、メモリ、入力ポート、及び出力ポートを備えたコンピュータから構成される。制御器39の入力ポートには、液量計21及び搬送装置3の速度計37が接続される。制御器39の出力ポートには、搬送装置3の駆動ローラ3a、ポンプ17、ノズル弁開閉用電磁弁27、及び警報器41が接続される。搬送装置3、ポンプ17、電磁弁27及び警報器41は制御器39からの信号に基づいて制御される。
本発明の実施例では、液量計21によって検出された液体量に基づいてポンプ17の供給量が制御される。
具体的には、液体量が第一の目標範囲内、第二の目標範囲内、第三の目標範囲内にあるか否かが判断される。その上で、液体量が第一の目標範囲外にあると判断されたときには、液体量が第一の目標範囲内になるようにポンプ17の供給量が制御される。その結果、液体量を最適に維持できる。液体量が第一の目標範囲内にあると判断されたときには、ポンプ17の供給量は維持される。
液体量が第二の目標範囲外であると判断されたときには、シート5への液体の適用が停止される。すなわち、ノズル13のノズル弁が閉弁され、ポンプ17が停止される。また、シート5の搬送が停止される。すなわち、搬送装置3の駆動ローラ3aが停止される。その結果、液体及びシート5の無駄を省くことができる。液体量が第二の目標範囲内であると判断されたときには、シート5の搬送が継続され、シート5への液体の適用が継続される。
液体量が第三の目標範囲外であると判断されたときには、警報器41が作動される。その結果、液体量が第三の目標範囲外であることをユーザが簡単に知ることができる。液体量が第三の目標範囲内であると判断されたときには警報器41が非作動にされる。
第一の目標範囲、第二の目標範囲、第三の目標範囲は、シート5に対して適用すべき液体の種類、液体が適用される対象物、シート5の搬送速度などのパラメータ、どの程度の液体量の誤差を許容できるかに関する品質管理上の理由などによって決定される。この実施例では、各目標範囲は、搬送装置3のシート5の搬送速度に応じて決定される。すなわち、シート5の搬送速度が高くなるにつれて、各目標範囲の上限値及び下限値は大きくなる。なお、各目標範囲と、シート5の搬送速度との関係はあらかじめマップの形で制御器39のメモリに記憶されている。別の実施例では、各目標範囲は一定である。
なお、この実施例では、第二の目標範囲は、第一の目標範囲よりも広い。すなわち、第二の目標範囲の上限値は第一の目標範囲の上限値よりも大きく、第二の目標範囲の下限値は第一の目標範囲の下限値よりも小さい。また、第三の目標範囲は、第一の目標範囲よりも広く、第二の目標範囲よりも狭い。すなわち、第三の目標範囲の上限値は、第一の目標範囲の上限値よりも大きく、第二の目標範囲の上限値よりも小さい。また、第三の目標範囲の下限値は、第一の目標範囲の下限値よりも小さく、第二の目標範囲の下限値よりも大きい。別の実施例では、第三の目標範囲の上限値は、第一の目標範囲の上限値以下であり、第二の目標範囲の上限値以上である。また、第三の目標範囲の下限値は、第一の目標範囲の下限値以上であり、第二の目標範囲の下限値以下である。
なお、適用装置1による液体の適用が開始されてから、あらかじめ定められた立ち上がり時間が経過するまでは、液体量が第二の目標範囲内及び第三の目標範囲内にあるかの判断は行われない。液体の適用が開始された直後に、適用作用を停止させ又は警報器を作動させるのは好ましくないからである。
図2は、本発明の実施例を説明するタイムチャートである。
まず、時点T1において液体の適用が開始される。この時点T1において、搬送装置3の搬送速度に応じた第一の目標範囲R1、第二の目標範囲R2及び第三の目標範囲R3が決定される。ここでは、第一の目標範囲R1よりも液体量が少ないので、ポンプ17の供給量が増加され、液体量が徐々に増加される。
次いで、時点T2になると、立ち上り時間が終了する。
次いで、時点T3において、液体量が第一の目標範囲R1内に入ると、ポンプ17の供給量が一定にされる。次いで、時点T4において、何らかの原因により、液体量が第一の目標範囲R1の上限値よりも多くなると、ポンプ17の供給量が減少される。その後、時点T5において、液体量が第一の目標範囲R1内に戻ると、ポンプ17の供給量が再び一定にされる。続いて、時点T6において、何らかの原因により、液体量が第一の目標範囲R1よりも少なくなると、ポンプ17の供給量が増加される。次いで、時点T7において、液体の適用量が第一の目標範囲R1内に戻ると、ポンプ17の供給量が再び一定にされる。このようにして、液体量が第一の目標範囲R1内に維持されるように、ポンプ17の供給量が制御される。なお、ポンプの供給量の増量分及び減量分は任意に決定することができる。
その後、時点T8において、液体の適用量が再び第一の目標範囲R1の上限値よりも多くなると、ポンプ17の供給量が減少される。しかしながら、液体量が減少せず、時点T9において液体量が第三の目標範囲R3外に達すると、警報器41が作動される。その後、時点T10において、何らかの原因により、液体の適用量が第三の目標範囲R3内に戻ると、警報器41が停止される。次いで、時点T11において、液体の適用量が第一の目標範囲R1内に戻ると、ポンプ17の供給量が再び一定にされる。
続いて、時点T12において、再び液体量が再び第一の適用内意R1の下限値よりも少なくなると、ポンプ17の供給量が増加される。しかしながら、液体量が増加せず、時点T13において、液体量が第三の目標範囲R3外に達すると、警報器41が再び作動される。続く時点T14において、液体量が第二の目標範囲R2外に達すると、液体の適用が停止される。すなわち、ノズル弁開閉用電磁弁27が閉弁されてノズル弁が閉鎖されると共にポンプ17による液体の供給が停止される。同時に、搬送装置3によるシート5の搬送が停止される。
上述したように、各目標範囲R1,R2,R3はシート5の搬送速度に応じて決定される。図3は、シート5の搬送速度が変化し、したがって第一の目標範囲R1がR11からR12に変化した場合を示している。
図3を参照すると、t1において液体の適用が開始され、搬送装置3の搬送速度に応じた第一の目標範囲R11が決定される。その結果、図2において説明されたように、液体量が第一の目標範囲R11内に維持されるように、ポンプ17の供給量が制御される。その後、時点t2において、搬送装置3の搬送速度が変更され、それに伴って第一の目標範囲がR12に変更される。その後、液体の適用量が、別の第一の目標範囲R12内になるように、ポンプ17の供給量が制御される。以上のように、搬送装置3の搬送速度が変更されても、適切に液体の適用量が制御される。別の実施例では、搬送速度が変更されると、再度立ち上り時間が設定される。すなわち、搬送速度が変更された直後は、液体量が第二の目標範囲R2内及び第三の目標範囲R3内にあるかの判断は行われない。
上述したように、この実施例の適用装置1において、適用装置1からシート5に供給される液体量は、10ml/分程度である。しかしながら、第一の目標範囲R1、第二の目標範囲R2及び第三の目標範囲R3が、1〜20ml/分の液体量の範囲内に包含されるのが好ましい。すなわち、各目標範囲R1,R2,R3の下限値が1ml/分以上に設定され、上限値が20ml/分以下に設定されるのが好ましい。液体量が1ml/分よりも少ないと、改質剤による効果を得ることができないおそれがあるからである。また、液体の量が少なすぎて液体を均等にシート5に適用することができず、液体の分布ムラが生じて品質が安定しないおそれがあるからである。更に、液体量が20ml/分よりも多いと、シート5に適用された液体が、シート5の表面に留まらずに、後の工程の装置等に液体が付着しこれらを汚染してしまうおそれがあるからである。
これより、図4及び図5を参照しつつ、この実施例の適用装置1による、液体の適用を制御するルーチンを説明する。
最初に、ステップ101では、制御器39が搬送装置3の搬送速度が速度計37から取得される。続くステップ103では、上述のように取得された搬送装置3の搬送速度に基づいて第一、第二及び第三の目標範囲R1,R2,R3が決定される。次いで、ステップ105では、液量計21によって検出された液体量、つまりシート5への液体の適用量が取得される。続いて、ステップ106では、図2において説明された立ち上り時間が経過しているか否かが判断される。立ち上り時間が経過していなければ、ステップ117に進む。ステップ106において、立ち上り時間が経過していればステップ107に進む。
ステップ107では、液体量が第三の目標範囲R3内にあるか否かが判断される。液体量が第三の目標範囲R3内にないならば、ステップ109に進む。ステップ109では、警報器41が作動される。次いで、ステップ117に進む。ステップ107において、液体の適用量が第三の目標範囲R3内あるならば、ステップ110に進み、警報器41が非作動にされる。次いでステップ111に進む。
ステップ111では、液体が第二の目標範囲R2内にあるか否かが判断される。液体量が第二の目標範囲R2内にないならば、ステップ113に進む。ステップ113では、ノズル13のノズル弁が閉鎖されかつポンプ17の動作が停止され、シート5に対する液体の適用が停止される。続くステップ115では、搬送装置3が停止される。その後このルーチンが終了される。ステップ111において、液体量が第二の目標範囲R2内であるならば、ステップ117に進む。
続くステップ117では、液体量が第一の目標範囲R1の上限値よりも多いか否かが判断される。液体量が第一の目標範囲R1の上限値よりも多ければ、ステップ119に進み、ポンプ17の液体の供給量が減少され、さらにステップ125に進む。ステップ117において、液体量が第一の目標範囲R1の上限値よりも多くなければ、ステップ121に進む。ステップ121では、液体量が第一の目標範囲R1の下限値よりも少ないか否かが判断される。液体量が第一の目標範囲R1の下限値よりも少なければ、ステップ123に進み、ポンプ17の液体の供給量が増加され、さらにステップ125に進む。ステップ121において、液体量が第一の目標範囲R1の下限値よりも少なくなければ、ステップ125に進む。ステップ125では、液体をノズル13からシート5に適用するために、ノズル13のノズル弁が開放される。
最後にステップ127において、吸収性物品の生産が終了されるか否かが判断される。吸収性物品の生産が終了されるならば、このルーチンが終了される。生産が続行されるのであればステップ101に戻って上述のステップが繰り返される。
別の実施例では、流量計21により検出された液体量、液体量が目標範囲内にあるか否かの判断結果、及び液体量のうち少なくとも1つが、制御器39の出力ポートと接続されたディスプレイ(図示しない)に表示される。この場合、ユーザは、ディスプレイの表示に基づいて、手動でポンプ17の供給量を制御することができる。
これまで述べてきた実施例では、おおまかに言うと、液体量が第一の目標範囲R1内にあるかの判断及びその判断結果に基づく制御、液体量が第二の目標範囲R2内にあるかの判断及びその判断結果に基づく制御、並びに液体量が第三の目標範囲R3内にあるかの判断及びその判断結果に基づく制御が行われる。別の実施例では、これら3つのうち少なくとも1つが行われる。
本発明の実施例では、制御器39は、液量計21によって検出された流量が目標範囲内にあるか否かを判断する判断装置と、判断装置により、液量計21によって検出された液体の量が第一の目標範囲R1外であると判断されたときに、液量計21によって検出された液体の量が第一の目標範囲R1内になるように、ポンプ17の供給量を制御する制御装置と、判断装置により、液量計によって検出された液体の量が第二の目標範囲R2外であると判断されたときに、適用装置1の適用作用を停止させる適用停止装置と、液量計21によって検出された液体の量が第二の目標範囲R2外であると判断されたときに、搬送装置3を停止させる搬送停止装置と、判断装置により、液量計21によって検出された液体の量が第三の目標範囲R3外であると判断されたときに、警報器41を作動させる警報装置と、を構成する。
また、これまで述べてきた実施例では、適用装置1が備えるノズル13は1つのみである。しかしながら、別の例では、適用装置1は複数のノズル13を備える。この場合、適応装置1は、ノズル13の数に対応する数の液量計21を備えることができる。更に別の例では、複数のノズル13に対し共通の1つの液量計21を設けることもできる。
ところで、製造された生理用ナプキンが3つ又は4つに折りたたまれて個別に包装される場合がある。この場合、生理用ナプキンのトップシートとバックシートとが互いに接触する。一方、生理用ナプキンのバックシートには生理用ナプキンとショーツとを接着するための接着剤が通常適用されている。このため、トップシートを構成するシート5への液体の適用量が過剰であると、この液体が、シート5に留まらずにバックシートの接着剤に到達し、接着剤の接着力を低下させるおそれがある。したがって、製造対象となる吸収性物品が生理用ナプキンである場合には、製造対象となる吸収性物品が紙オムツである場合よりも、液体量がさらに厳密に管理される必要がある。
なお、本明細書、図面及び特許請求の範囲から当業者によって理解されることのできるような全ての特徴は、これらの特徴が特定の他の特徴に関連してのみ組み合わされて説明されたとしても、それらの特徴が明確に除外されない限り、又は技術的な態様が不可能な若しくは意味のない組み合わせにならない限りにおいて、独立して、またさらに、ここで開示された他の特徴又は特徴の複数の群と任意に組み合わせて、結合されることができるものとする。
1 適用装置
3 搬送装置
5 シート
11 タンク
13 ノズル
15 チューブ
17 ポンプ
21 液量計

Claims (6)

  1. 搬送装置によって搬送されている生理用ナプキンのトップシートに対して、0.05〜4Pa・sの範囲の粘度を有する液体を適用する適用装置であって、
    前記液体を収容するタンクと、
    前記液体を前記製品、半製品又は素材に対して離れた位置から噴出して微粒化して適用するノズルと、
    前記タンク内の液体を、チューブを介して前記ノズルに供給するポンプと、
    前記ポンプから前記ノズルに供給される液体の量を検出するために、前記ポンプと前記ノズルとの間の前記チューブに配置された液量計と、
    前記生理用ナプキンが折り畳まれて包装されて、前記生理用ナプキンのバックシートと前記トップシートとが互いに接触するとき、前記トップシートに適用された前記液体が前記バックシートの接着剤に到達しないような適用量となる目標範囲内に、前記液量計によって検出された流量が入っているか否かを判断する判断装置と、
    前記判断装置により、前記液量計によって検出された液体の量が前記目標範囲に含まれる第一の目標範囲外であると判断されたときに、前記液量計によって検出された液体の量が前記第一の目標範囲内になるように、前記ポンプの供給量を制御する制御装置と、
    を具備し、
    前記液量計はコリオリ式流量計であり、
    前記液体の適用量が1〜20ml/分である、
    適用装置。
  2. 前記液量計によって検出された液体の量に基づいて、ポンプの供給量を制御する、
    請求項1に記載の適用装置。
  3. 前記目標範囲は第二の目標範囲を含み、
    前記判断装置により、前記液量計によって検出された液体の量が前記第二の目標範囲外であると判断されたときに、前記適用装置の適用作用を停止させる適用停止装置をさらに備える、
    請求項1又は2のいずれか1項に記載の適用装置。
  4. 前記判断装置により、前記液量計によって検出された液体の量が前記第二の目標範囲外であると判断されたときに、前記搬送装置を停止させる搬送停止装置をさらに備える、
    請求項3に記載の適用装置。
  5. 前記目標範囲は第三の目標範囲を含み、
    前記判断装置により、前記液量計によって検出された液体の量が前記第三の目標範囲外であると判断されたときに、警報器を作動させる警報装置をさらに備える、
    請求項1乃至4のいずれか1項に記載の適用装置。
  6. 前記目標範囲が、前記搬送装置の搬送速度に応じて定められる、
    請求項1乃至5のいずれか1項に記載の適用装置。
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